JP6800465B2 - 空調用レジスタ - Google Patents
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Description
なお、以下の記載においては、車両の進行方向(前進方向)を前方とし、後進方向を後方とし、高さ方向を上下方向として説明する。また、車幅方向(左右方向)については、車両を後方から見た場合を基準として方向を規定する。
リテーナ11は、空調装置の送風ダクト(図示略)と、インストルメントパネルに設けられた開口(図示略)とを繋ぐためのものである。リテーナ11の内部空間は、空調用空気A1の流路(以下「通風路20」という)を構成している。ここで、空調用空気A1の流れ方向に関し、空調装置に近い側を「上流」、「上流側」等といい、同空調装置から遠い側を「下流」、「下流側」等というものとする。
図10に示すように、左側の第1壁部13の下流部であって、互いに上下方向に離間した複数箇所(2箇所)には、同第1壁部13の内面及び下流端面において開口する凹部からなる被係止部17が形成されている。右側の第1壁部14の下流部であって、互いに上下方向に離間した複数箇所(2箇所)には、同第1壁部14を左右方向に貫通する孔からなる被係止部18が形成されている。各第1壁部13,14の下流端面であって、上下方向における中央部分には、下流側へ向けて突出する係合突起19が形成されている。各第1壁部13,14の上流部には、それぞれ軸孔21が左右方向へ貫通されている。右側の第1壁部14の外面であって、上記被係止部18の上流近傍には、右方へ向けて軸部22が突設されている。
風向き変更モジュール30は、複数のシム、複数のフィン、操作ノブ65及びフォーク68を備えている。
両第1シム31,32は、上記流れ方向よりも上下方向の寸法の大きな縦長の板状をなしている。両第1シム31,32は、通風路20に面し、かつ各第1壁部13,14に隣接した状態で配置されている。各第1シム31,32の下流部であって、上下方向に互いに離間した箇所には、軸孔36が左右方向に貫通されている。図11及び図17に示すように、各第1シム31,32の外面であって、互いに上下方向に離間した複数箇所には、突起からなる係止部37が形成されている。各第1シム31,32の外面の下流端部であって、上下方向における略中央部分には突部38が設けられ、ここに係合孔39が上記流れ方向に貫通されている。さらに、左側の第1シム31において軸孔36よりも上流側には、円弧状のガイド孔41が、左右方向に貫通されている。
各下流フィン51,52は、吹出口28から吹出す空調用空気A1の上下方向における向きを変更するためのものであり、左右方向及び流れ方向に延びる板状をなしている。複数の下流フィン51,52は、上下方向には略等間隔で互いに略平行に離間した状態で配置されている。各下流フィン51,52の左右方向の両端部には、フィン軸53がそれぞれ設けられている。そして、各フィン軸53が、対応する軸孔36に係入されることにより、各下流フィン51,52が、両第1シム31,32に対し傾動可能に支持されている。
補助連結構造105は、突片106及び嵌合部108を備えている。突片106は、左側の第1シム31の下端部から下側の第2シム34に向けて延びて、同第2シム34の左端部に対し下流側から重なっている。嵌合部108は、第2シム34の左端部から下流側へ突出する横長の突部によって構成されている。突片106には、被嵌合部として孔107が、上記流れ方向に貫通されている。孔107は、上記第2シム34の左端部に面して開口している。そして、この孔107に嵌合部108が上流側から嵌合されている。
図4、図7及び図10に示すように、シャットダンパ110は略矩形の平板状をなし、リテーナ本体12内の上流フィン56,57よりも上流に配置されている。シャットダンパ110の左端部であって、上記流れ方向における中央部分には、ダンパ軸111が形成されている。また、右側の第1壁部14の軸孔21にはダンパ軸112が挿通されており、これがシャットダンパ110の右端部であって、上記流れ方向における中央部分に装着されている。このダンパ軸112は、右隣の空調用レジスタ10におけるダンパ軸113と一体となっている。シャットダンパ110は、両ダンパ軸111,112により、両第1壁部13,14に支持されている。シャットダンパ110は、両ダンパ軸111,112を支点として、開位置と閉位置との間で傾動可能である。シャットダンパ110は、開位置では、両第2壁部15,16間の中央部分で、同両第2壁部15,16に対し平行又はそれに近い状態(図4の実線参照)となって、通風路20を全開にする。シャットダンパ110は、閉位置では、両第2壁部15,16に対し傾斜した状態(図4の二点鎖線参照)となって、通風路20を閉鎖する。
図3、図5及び図10に示すように、ダンパ駆動機構114は、操作ダイヤル115及び回動伝達部116を備えている。操作ダイヤル115は、上記軸部22により回動可能に支持されている。操作ダイヤル115にはシム120が装着されており、このシム120が軸部22に弾性的に接触されている。この形態の接触により、操作ダイヤル115が回動操作されたときにシム120と軸部22との間に摺動抵抗が発生し、適度な荷重が付与される。
上記のように構成された本実施形態の空調用レジスタ10では、図4において二点鎖線で示すように、シャットダンパ110が閉位置にあるときには、通風路20が同シャットダンパ110によって閉塞される。通風路20での空調用空気A1の流通が遮断され、吹出口28からの空調用空気A1の吹出しが停止される。
風向き変更モジュール30のリテーナ本体12への組付けは、例えば、次のようにして行なわれる。図10及び図11に示すように、風向き変更モジュール30を、右側の第1シム32が左側の第1シム31よりも上流側に位置するように、上記流れ方向に対し傾斜させた状態で、リテーナ本体12に対し、下流側から挿入する。右側の第1シム32における係止部37を、右側の第1壁部14の被係止部18(孔)に係入させ、その係入箇所を支点として、左側の第1シム31が上流側へ移動するように、風向き変更モジュール30の全体を回動させる。この回動が進むにつれて、左側の第1シム31における係止部37(図17参照)が、左側の第1壁部13の被係止部17に近づくとともに、両第2シム33,34の係止部43,44がリテーナ本体12内の下流部に入り込む。
・主連結構造75,85,95の設けられていない角部C3に補助連結構造105が設けられている。
・上流フィンとして、空調用空気A1の流れ方向及び左右方向に延びるものが用いられ、下流フィンとして、空調用空気A1の流れ方向及び上下方向に延びるものが用いられてもよい。
なお、3つの連結構造は、全てが主連結構造75,85,95によって構成されてもよいし、全てが補助連結構造105によって構成されてもよい。また、3つの連結構造は、その一部が、補助連結構造105によって構成され、残部が主連結構造75,85,95の少なくとも1つによって構成されてもよい。
例えば、第1シム31,32が連結側シムとされ、第2シム33,34が被連結側シムとされてもよい。この場合には、第1シム31,32の端部が連結側端部とされ、同連結側端部に連結部(延出部、腕部、爪部)が設けられる。第2シム33,34の端部が被連結側端部とされ、同被連結側端部に突出部及び被係合部が設けられる。
・上記実施形態において、孔107に代えて凹部が被嵌合部とされてもよい。この場合、凹部としては、突片106において、嵌合部108の設けられた第2シム34に面して開口するものが採用される。
前者の場合、被係止部は両第1壁部13,14にのみ設けられ、後者の場合、被係止部は両第2壁部15,16にのみ設けられてもよい。
・被係合部83,93,103が凹部に代えて、左右方向に貫通する孔によって構成されてもよい。
・上記空調用レジスタは、車室内においてインストルメントパネルとは異なる箇所に設けられる空調用レジスタにも適用可能である。
Claims (3)
- 空調用空気の通風路を有するリテーナの主要部を構成し、かつ前記通風路を取り囲む4つの壁部として、相対向する一対の第1壁部、及び相対向する一対の第2壁部を備えるリテーナ本体と、
前記通風路に面し、かつ各第1壁部に隣接した状態で配置される一対の第1シムと、
前記通風路に面し、かつ各第2壁部に隣接した状態で配置される一対の第2シムと、
両第1シムの対向する方向へ延び、かつ両端のフィン軸により両第1シムに傾動可能に支持される下流フィンと、
前記空調用空気の流れ方向における前記下流フィンよりも上流で両第2シムの対向する方向へ延び、かつ両端のフィン軸により両第2シムに傾動可能に支持される上流フィンとを備える空調用レジスタであって、
両第1シム及び両第2シムが四角枠体をなすように配置され、前記四角枠体の少なくとも3つの角部の各々には、隣り合う前記第1シム及び前記第2シムの端部同士を連結する連結構造が設けられ、前記四角枠体における両第1シムの外面及び両第2シムの外面のうち少なくとも一方に設けられた係止部が、両第1壁部及び両第2壁部のうち前記外面に隣接する壁部に設けられた被係止部に係止され、
前記連結構造は、隣り合う前記第1シム及び前記第2シムの端部同士を、前記第1シム及び前記第2シムの各長さ方向と前記流れ方向とへ撓むのを規制した状態で連結する主連結構造を備え、
前記主連結構造により、前記第1シムにおいて前記第2シムに連結される端部と、前記第2シムにおいて前記第1シムに連結される端部との一方を連結側端部とし、他方を被連結側端部とするとともに、前記第1シム及び前記第2シムのうち、前記連結側端部を有するものを連結側シムとし、前記被連結側端部を有するものを被連結側シムとした場合において、
前記主連結構造は、前記連結側端部に設けられた連結部と、前記被連結側端部に設けられた被連結部とを備え、
前記連結部は、前記連結側端部から前記連結側シムの長さ方向へ延びる延出部と、前記連結側端部に対し離間した状態で前記延出部の先端から前記流れ方向に延びる腕部と、前記腕部から前記連結側端部に向けて突出する爪部とを備え、
前記被連結部は、前記被連結側端部から前記被連結側シムの長さ方向へ突出する突出部と、前記突出部の前記爪部に対向する面において開口し、かつ前記腕部及び前記連結側端部の間に前記突出部が入り込んだ状態で前記爪部が係合される被係合部とを備える空調用レジスタ。 - 空調用空気の通風路を有するリテーナの主要部を構成し、かつ前記通風路を取り囲む4つの壁部として、相対向する一対の第1壁部、及び相対向する一対の第2壁部を備えるリテーナ本体と、
前記通風路に面し、かつ各第1壁部に隣接した状態で配置される一対の第1シムと、
前記通風路に面し、かつ各第2壁部に隣接した状態で配置される一対の第2シムと、
両第1シムの対向する方向へ延び、かつ両端のフィン軸により両第1シムに傾動可能に支持される下流フィンと、
前記空調用空気の流れ方向における前記下流フィンよりも上流で両第2シムの対向する方向へ延び、かつ両端のフィン軸により両第2シムに傾動可能に支持される上流フィンとを備える空調用レジスタであって、
両第1シム及び両第2シムが四角枠体をなすように配置され、前記四角枠体の4つの角部の各々には、隣り合う前記第1シム及び前記第2シムの端部同士を連結する連結構造が設けられ、前記四角枠体における両第1シムの外面及び両第2シムの外面のうち少なくとも一方に設けられた係止部が、両第1壁部及び両第2壁部のうち前記外面に隣接する壁部に設けられた被係止部に係止され、
前記連結構造は、隣り合う前記第1シム及び前記第2シムの端部同士を、前記第1シム及び前記第2シムの各長さ方向と前記流れ方向とへ撓むのを規制した状態で連結する主連結構造を備え、
前記主連結構造は、前記四角枠体における3つの角部に設けられ、
前記主連結構造の設けられていない1つの角部には、隣り合う前記第1シム及び前記第2シムの端部同士を、前記第1シム及び前記第2シムの各長さ方向へ撓むのを規制した状態で連結する補助連結構造が設けられており、
前記主連結構造及び前記補助連結構造により前記連結構造が構成されている空調用レジスタ。 - 前記補助連結構造は、
前記第1シムにおいて前記第2シムに連結される端部と、前記第2シムにおいて前記第1シムに連結される端部との一方の端部から他方の端部に向けて延びて、同他方の端部に対し、前記流れ方向における上流又は下流において重なる突片と、
前記他方の端部に設けられ、かつ前記突片に設けられた被嵌合部に対し、前記流れ方向における上流側又は下流側から嵌合される嵌合部とを備える請求項2に記載の空調用レジスタ。
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