JPH0710116A - 硬貨計数包装機 - Google Patents

硬貨計数包装機

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JPH0710116A
JPH0710116A JP5152001A JP15200193A JPH0710116A JP H0710116 A JPH0710116 A JP H0710116A JP 5152001 A JP5152001 A JP 5152001A JP 15200193 A JP15200193 A JP 15200193A JP H0710116 A JPH0710116 A JP H0710116A
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JP
Japan
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coin
wrapping
rotating rollers
wrapping paper
rollers
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Application number
JP5152001A
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English (en)
Inventor
Hironobu Takahashi
宏信 高橋
Masahiro Yajima
正浩 矢嶋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ueda Japan Radio Co Ltd
Musashi Engineering Co Ltd
Original Assignee
Ueda Japan Radio Co Ltd
Musashi Engineering Co Ltd
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Publication date
Application filed by Ueda Japan Radio Co Ltd, Musashi Engineering Co Ltd filed Critical Ueda Japan Radio Co Ltd
Priority to JP5152001A priority Critical patent/JPH0710116A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、特に、回転ローラ間での包装紙の
巻き込みを防止し、包装紙のジャミングが起きにくい硬
貨計数包装機を提供することを目的とする。 【構成】 本発明による硬貨計数包装機は、ターンテー
ブル(1)から送り出される硬貨(X)を移送・集積し
て予じめ決められた枚数を計数・搬送した後、硬貨
(X)を包装する硬貨包装部(26)と、硬貨を包囲す
るように硬貨包装部(26)内に配設した複数本の回転
ローラ(26〜28)とを備え、複数本の回転ローラ
(26〜28)の協働により、棒金(Y)を包装するよ
うに構成した硬貨計数包装機において、少なくとも2本
の回転ローラ(26,27)間に包装紙案内ベルト(5
1)を巻回させたことにより、包装紙が案内ベルトに沿
って送り出されるので、包装紙が第1回転ローラと第2
回転ローラとの隙間に入り込むことがなく、包装紙の巻
き込み及びジャミングを防止することができる構成であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、硬貨計数包装機に関
し、特に、複数本の回転ローラの協働により、棒金を包
装するようにした硬貨計数包装機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から一般的に利用されていたこの種
の硬貨計数包装機としては、実開平1−141206号
公報の構成が開示され、図5において、符号1で示すも
のは、硬貨Xを外部へ送り出すためのターンテーブルで
あり、このターンテーブル1に隣接する位置には、搬送
ベルト2等により構成された硬貨引込み部3が設けられ
ている。この硬貨引込み部3の下方には、装置用カバー
(図示せず)に設けられた金種設定ツマミ(図示せず)
に連動して、選別孔4の通路幅を決定する選別部5が配
設されている。前記選別部5の下流側には、星形歯車
6、ストッパ車7、ストッパ車保持体8及び硬貨計数セ
ンサ9等からなる計数機構部10が配設されている。な
お、11は材質センサである。
【0003】前記硬貨引込み部3の下流側には硬貨反転
部12が配設され、この硬貨反転部12は、ガイド板1
3と、三次元的な曲面形状を有する所定長さの反転ブロ
ック14と、所定間隔をもって離間すると共に90゜ の
位相角をもって配設された一対のプーリ15,16と、
プーリ15と16との間で巻回された搬送ベルト17と
を備えている。従って、硬貨反転部12を通過する硬貨
Xを、横状態から立位状態へ姿勢変換することができ
る。前記プーリ16の近傍にはプーリ18が配設され、
このプーリ18は、プーリ移動アーム20の一端に軸支
されていると共に、ベルト19を介してプーリ21に連
動可能に連結されている。また、プーリ移動アーム20
に他端は、プーリ移動用ソレノイド(図示せず)に連結
されている。そして、図6に示すように、プーリ18に
対峙する位置には、硬貨反転部12から送られてくる立
位状態の硬貨Xを、そのままの状態で水平方向に集積す
るための硬貨集積部22が設けられている。なお、ター
ンテーブル1から硬貨集積部22までの硬貨の搬送構造
は、実開平2−117303号公報に開示された構造を
採用することも可能である。
【0004】前記硬貨集積部22は、水平方向に延びる
硬貨集積スタッカー23を有し、この硬貨集積スタッカ
ー23は、スプリング24の付勢力に抗して摺動するス
ライダ25を有している。従って、硬貨Xは、硬貨集積
スタッカー23上において、プーリ18とスライダ25
との間で整列しつつ集積され、最終的に所定枚数の棒金
Yになる。なお、硬貨集積スタッカー23は、後述する
硬貨包装部26に棒金Yを送り込むための保持アーム2
3aの先端に固設され、この保持アーム23aは、カム
23cによって支軸23bを中心に回動自在に構成され
ている(図7参照)。
【0005】次に、硬貨包装部26の構成について説明
する。図7に示すように、硬貨包装部26には、この内
方側に位置すると共に上下方向に対をなす固定包装ロー
ラ、すなわち第1回転ローラ27及び第2回転ローラ2
8が配設されている。なお、これら第1及び第2回転ロ
ーラ27,28は、硬貨集積スタッカー23の下降時の
位置の前方に対峙するように配設されていると共に、図
示しない駆動源により、駆動用ベルト31を介して同一
方向に回転させることができる。更に、硬貨包装部26
には、外方側に位置する移動回転ローラとしての第3回
転ローラ29が配設され、この第3回転ローラ29は、
硬貨集積スタッカー23の下降時の位置の背部に対峙す
るように配設されている。なお、第3回転ローラ29
は、支軸30aを中心に揺動する移動アーム30の先端
に回転(フリー回転)自在に配設されている。従って、
第3回転ローラ29は、第1及び第2回転ローラ27,
28に向けて矢印A方向に回動し、駆動する第1及び第
2回転ローラ27,28とフリー回転する第3回転ロー
ラ29との協働により、棒金Yを包装する。
【0006】前記硬貨集積スタッカー23の下方には、
図7,図8に示すように、クランプ機構部33が配設さ
れている。このクランプ機構部33は、硬貨集積スタッ
カー23上で集積された硬貨を両側からクランプする一
対のクランプ爪34,35を有している。各クランプ爪
34,35は、支点40を中心に、包装領域32に向け
て矢印B方向に回動する支持アーム36,37の先端に
設けられている。これら支持アーム36,37は、平行
に配設された固定軸38と可動軸39に対して摺動自在
に配設されている。従って、図示しない駆動源によっ
て、支持アーム36,37は、固定軸38及び可動軸3
9に沿って摺動し、硬貨集積スタッカー23上の硬貨を
両側からクランプすることができると共に、支点40を
介して矢印B方向に回動させることができる。なお、前
記硬貨包装部26に隣接した位置には、包装後の棒金Y
の両端を加締めて端面処理するための端部加締機構(図
示せず)が配設されている。
【0007】前記硬貨包装部26には、紙送り機構部4
1から包装紙が供給される。この紙送り機構部41は、
第1回転ローラ27の近傍まで延在する給紙案内板42
を備え、この給紙案内板42の上流端には一対の繰出し
ローラ43,44が配設されている。更に、繰出しロー
ラ43,44の上方には、ロール状の包装紙45が着脱
自在に装填されている。従って、包装紙45は、繰出し
ローラ43,44により、給紙案内板42に沿って第1
回転ローラ27まで移送されると共に、給紙案内板42
の入口側と出口側に配設された用紙検出センサ(図示せ
ず)の出力に基づいて、通路途中に配置された紙切断部
(図示せず)によって所定長さに切断される。
【0008】次に、従来の硬貨計数包装機の動作につい
て説明する。先ず、電源スイッチを投入すると、各機構
を制御するためのプログラムの実行が開始され、ターン
テーブル1が回転する。そして、図5に示すように、タ
ーンテーブル1の遠心力によって送り出された各硬貨X
は、搬送ベルト2の押圧により硬貨通路を通り、硬貨計
数センサ9によって通過枚数が計数され、材質センサ1
1によって材質が検知された後、硬貨反転部12に送ら
れる。この硬貨反転部12において、最初は横状態で送
られた硬貨Xは90゜ 反転され、その後、図6に示すよ
うに、硬貨Xは立位状態でプーリ16とテンションロー
ラ50との間で挟持され、硬貨集積部22に送り込まれ
る。そして、この硬貨Xは、硬貨集積スタッカー23上
において、プーリ18とスライダ25との間で整列され
つつ集積し、最終的に所定枚数の棒金Yになる。
【0009】その後、支軸23bを中心に保持アーム2
3aを回動させながら硬貨集積スタッカー23を下降さ
せ、棒金Yの両端とクランプ爪34,35とを対峙させ
る。その後、支持アーム36,37を幅狭方向に移動さ
せ、クランプ爪34,35によって硬貨集積スタッカー
23上の棒金Yを両側から挟持する。このクランプ後、
支持アーム36,37を矢印B方向に回動させて、棒金
Yを第1及び第2回転ローラ27,28に当接させた
後、硬貨集積スタッカー23を元の位置に復帰させる。
【0010】その後、支軸30aを中心に移動アーム3
0が矢印A方向に回動し、図9に示すように、第3回転
ローラ29を棒金Yに当接させる。その結果、棒金Y
は、第1及び第2回転ローラ27,28と第3回転ロー
ラ29によって挟持された状態となる。その後、クラン
プ爪34,35を棒金Yから解放すると共に、その位置
に待機させる。その後、図示しない包装駆動用モータを
駆動させると、駆動プーリ27a,28aに巻回された
駆動用ベルト31を介して、第1及び第2回転ローラ2
7,28が回転を開始し、棒金Yの周面に対して所要回
数の包装紙45の巻回が行われる。
【0011】この場合、包装紙45の紙送りについて
は、保持アーム23aが下方に移動すると同時に、給紙
用モータ(図示せず)を一定時間駆動させて、給紙案内
板42に沿って、第2回転ローラ28上まで所定長さだ
け送り出して頭出しを行う。従って、第1及び第2回転
ローラ27,28と第3回転ローラ29とが回転を開始
すると、包装紙45の先端部45aが、先ず第1及び第
2回転ローラ27,28と棒金Yとの協働により送り出
され、その後、その先端部45aは第3回転ローラ29
と棒金Yとの協働により、棒金Yに巻き付くように送ら
れる。そして、包装紙45を所定長で切断した後、最終
的に包装紙45は所定回数だけ棒金Yに巻かれる。その
包装後、棒金Yの両端は端部加締機構(図示せず)によ
って端面処理されて、棒金Yの包装が完了する。
【0012】その後、第3回転ローラ29及び支持アー
ム36,37を元の位置に復帰させる。その原点復帰に
伴い、包装済棒金Yは、第1及び第2回転ローラ27,
28及び第3回転ローラ29の三者による挟持状態から
解放される。その結果、包装済棒金Yは、硬貨包装部2
6を離れ、その下方に配置されている硬貨排出シュート
(図示せず)上に自然落下し、このシュートの傾斜面を
滑動した後、排出棒(図示せず)を通って外部へ排出さ
れる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】従来の硬貨計数包装機
は、以上のように構成されていたため、次のような課題
が存在していた。すなわち、包装紙45を、第1及び第
2回転ローラ27,28と第3回転ローラ29との協働
により、棒金Yに巻回する場合、図9に示すように、包
装紙45の先端部45aが棒金Yに巻かれずに、第1回
転ローラ27と第2回転ローラ28との隙間に入り込ん
でしまう場合がある。このような事態が発生すると、包
装紙45がジャミングを引き起こすと共に、このように
ジャミングした包装紙45が、第1回転ローラ27と第
2回転ローラ28との間に挟まり、極めて抜き取りにく
い状態になってしまうといった課題があった。
【0014】本発明は、以上のような課題を解決するた
めになされたもので、特に、回転ローラ間での包装紙の
巻き込みを防止し、包装紙のジャミングが起きにくい硬
貨計数包装機を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明による硬貨計数包
装機は、ターンテーブルから送り出される硬貨を移送・
集積して予じめ決められた枚数を計数・搬送した後、硬
貨を包装する硬貨包装部と、前記硬貨を包囲するように
前記硬貨包装部内に配設した複数本の回転ローラとを備
え、前記複数本の回転ローラの協働により、棒金を包装
するように構成した硬貨計数包装機において、少なくと
も2本の前記回転ローラ間に包装紙案内ベルトを巻回さ
せた構成である。
【0016】さらに詳細には、前記包装紙案内ベルト
を、前記回転ローラのほぼ中央部に一定幅に亙って巻回
させた構成である。
【0017】
【作用】本発明による硬貨計数包装機においては、ター
ンテーブルから送り出された硬貨は、計数及び搬送さ
れ、硬貨包装部において所定枚数だけ並設され、その
後、例えば3本の回転ローラの協働により、棒金を包装
する。この時、包装紙の先端部は、回転ローラ間に巻回
した包装紙案内ベルトに沿って移動しつつ、棒金の周囲
に巻き付けられるので、回転ローラ間の隙間において、
包装紙の巻き込みや、ジャミングが起きにくくなる。
【0018】
【実施例】以下、図面と共に本発明による硬貨計数包装
機の好適な実施例について詳細に説明する。なお、従来
例と同一又は同等部分については、同一符号を用いて説
明する。そして、ターンテーブルから硬貨包装部までの
硬貨の搬送経路は、従来と同一であり、簡単な説明に留
どめると共に、必要に応じて図5,図6を参照する。
【0019】図1において、符号23で示すものは、硬
貨集積部22の硬貨集積スタッカーであり、この硬貨集
積スタッカー23は、後述する硬貨包装部26に棒金Y
を送り込むための保持アーム23aの先端に固設され、
この保持アーム23aは、カム23cによって支軸23
bを中心に回動自在に構成されている。
【0020】次に、前記硬貨包装部26には、この内方
側に位置すると共に上下方向に対をなす固定包装ロー
ラ、すなわち第1回転ローラ27及び第2回転ローラ2
8が配設されている。なお、これら第1及び第2回転ロ
ーラ27,28は、硬貨集積スタッカー23の下降時の
位置の前方に対峙するように配設されていると共に、図
示しない包装駆動用モータを駆動させると、駆動プーリ
27a,28aに巻回された駆動用ベルト31を介して
同一方向に回転させることができる。更に、硬貨包装部
26には、外方側に位置する移動回転ローラとしての第
3回転ローラ29が配設され、この第3回転ローラ29
は、硬貨集積スタッカー23の下降時の位置の背部に対
峙するように配設されている。なお、第3回転ローラ2
9は、支軸30aを中心に揺動する移動アーム30の先
端に回転(フリー回転)自在に配設されている。従っ
て、第3回転ローラ29は、第1及び第2回転ローラ2
7,28に向けて矢印A方向に回動し、駆動する第1及
び第2回転ローラ27,28とフリー回転する第3回転
ローラ29との協働により、棒金Yを包装する。
【0021】ここで、第1回転ローラ27と第2回転ロ
ーラ28とを連結するように、弾性ゴムからなる断面平
形の包装紙案内ベルト51が、第1及び第2回転ローラ
27,28のほぼ中央部に一定幅に亙って巻回されてい
る。また、この包装紙案内ベルト51は、第1回転ロー
ラ27の中央部に所定幅をもって環状に形成された切欠
き溝52と、第2回転ローラ28の中央部に所定幅をも
って環状に形成された切欠き溝53とに嵌合されてい
る。従って、前記包装紙案内ベルト51によって、第1
回転ローラ27と第2回転ローラ28との間隙54の一
部、好適には中央部を好適に塞ぐことができる。なお、
この包装紙案内ベルト51の幅や材質は適宜に応じて変
更されるものであるが、包装紙を確実に送る都合上、包
装紙案内ベルト51は、第1及び第2回転ローラ27,
28の表面より摩擦力の小さな材質であること、並びに
これらの表面と面一になること、更には、包装紙案内ベ
ルト51の幅や位置は、後述するクランプ爪34,35
や加締爪60,61が干渉しないことが好ましい。
【0022】前記硬貨集積スタッカー23の下方には、
クランプ機構部33が配設されている。このクランプ機
構部33は、硬貨集積スタッカー23上で集積された硬
貨を両側からクランプする一対のクランプ爪34,35
を備えている。各クランプ爪34,35は、支点40を
中心にして包装領域32に向けて矢印B方向に回動する
支持アーム36,37の先端に設けられている。
【0023】前記硬貨包装部26には、紙送り機構部4
1から包装紙が供給される。この紙送り機構部41は、
第1回転ローラ27の近傍まで延在する給紙案内板42
を備え、この給紙案内板42の上流端には一対の繰出し
ローラ43,44が配設されている。更に、繰出しロー
ラ43,44の上方には、ロール状の包装紙45が着脱
自在に装填されている。従って、包装紙45は、繰出し
ローラ43,44により、給紙案内板42に沿って第1
回転ローラ27まで移送されると共に、給紙案内板42
の入口側と出口側に配設された用紙検出センサ(図示せ
ず)の出力に基づいて、通路途中に配置された紙切断部
(図示せず)によって所定長さに切断される。
【0024】次に、本発明の硬貨計数包装機の動作につ
いて説明する。先ず、電源スイッチを投入すると、各機
構を制御するためのプログラムの実行が開始され、図5
に示すようにターンテーブル1が回転し、ターンテーブ
ル1の遠心力によって送り出された各硬貨Xは、搬送ベ
ルト2の押圧により硬貨通路を通り、硬貨計数センサ9
によって通過枚数が計数され、材質センサ11によって
材質が検知された後、硬貨反転部12に送られる。この
硬貨反転部12において、最初は横状態で送られた硬貨
Xは90゜ 反転され、その後、図6に示すように、硬貨
Xは立位状態でプーリ16とテンションローラ50との
間で挟持され、硬貨集積部22に送り込まれる。そし
て、この硬貨Xは、硬貨集積スタッカー23上におい
て、プーリ18とスライダ25との間で整列されつつ集
積し、最終的に所定枚数の棒金Yになる。
【0025】その後、支軸23bを中心に保持アーム2
3aを回動させながら硬貨集積スタッカー23を下降さ
せ、棒金Yの両端とクランプ爪34,35とを対峙させ
る。その後、支持アーム36,37を幅狭方向に移動さ
せ、クランプ爪34,35によって硬貨集積スタッカー
23上の棒金Yを両側から挟持する。このクランプ後、
支持アーム36,37を矢印B方向に回動させて、棒金
Yを、第1及び第2回転ローラ27,28並びに包装紙
案内ベルト51に当接させた後、硬貨集積スタッカー2
3を元の位置に復帰させる。
【0026】その後、支軸30aを中心に移動アーム3
0が矢印A方向に回動し、図4に示すように、第3回転
ローラ29が棒金Yに当接する。その結果、棒金Yは、
包装紙案内ベルト51に押し付けられると共に、第1及
び第2回転ローラ27,28と第3回転ローラ29と包
装紙案内ベルト51とによって挟持された状態となる。
その後、クランプ爪34,35を棒金Yから解放すると
共に、その位置に待機させる。その後、図示しない包装
駆動用モータを駆動させると、駆動プーリ27a,28
aに巻回された駆動用ベルト31を介して、第1及び第
2回転ローラ27,28が回転を開始する。その結果、
包装紙45の先端部45aは、第1回転ローラ27と第
2回転ローラ28との隙間54を、包装紙案内ベルト5
1に沿って案内されながら、第3回転ローラ29に向け
て搬送される。そして、包装紙45は、棒金Yの周面に
対して所要回数の包装紙45の巻回が行われる。
【0027】この場合、包装紙45の紙送りについて
は、保持アーム23aが下方に移動すると同時に、給紙
用モータ(図示せず)を一定時間駆動させて、給紙案内
板42に沿って、第1及び第2回転ローラ27,28上
へ所定長さだけ送り出して頭出しを行う。従って、第1
及び第2回転ローラ27,28と第3回転ローラ29と
が回転を開始すると、包装紙45の先端部45aは、先
ず第1回転ローラ27と棒金Yとの協働により送られ、
その後、包装紙案内ベルト51により案内されながら、
第2回転ローラ28を通過した後、第3回転ローラ29
と棒金Yとの協働により、棒金Yに巻き付くように送ら
れる。そして、包装紙45は所定長で山型に切断され、
最終的に包装紙45は所定回数だけ棒金Yに巻かれる。
その包装後、棒金Yの両端は端部加締機構の一対の加締
爪60,61によって端面処理されて、棒金Yの包装が
完了する。
【0028】その後、第3回転ローラ29及び支持アー
ム36,37を元の位置に復帰させる。その原点復帰に
伴い、包装済棒金Yは、第1及び第2回転ローラ27,
28及び第3回転ローラ29の三者による挟持状態から
解放される。その結果、包装済棒金Yは、硬貨包装部2
6を素早く離れ、その下方に配置されている硬貨排出シ
ュート(図示せず)上に自然落下し、このシュートの傾
斜面を滑動した後、排出棒(図示せず)を通って外部へ
排出される。
【0029】本発明は、前述した実施例に限定されな
い。例えば、第1〜第3回転ローラ27〜29は、前述
の実施例のように水平方向に延設した横型の場合に限定
されず、垂直方向に延設した縦型にしてもよいことは言
うまでもない。そして、第1及び第2回転ローラ27,
28に対する包装紙案内ベルト51の巻回位置は、第1
及び第2回転ローラ27,28の中央部に限定されず、
第1及び第2回転ローラ27,28の端部であってもよ
く、しかも包装紙案内ベルト51を複数本にしても、断
面丸形のベルトにしてもよいことは言うまでもない。
【0030】更に、前記回転ローラは、3本に限定され
ず4本以上であってもよく、また、包装紙案内ベルト5
1を巻回する回転ローラは適宜に選択され、例えば、各
回転ローラ間全てを1本の包装紙案内ベルトで巻回させ
てもよく、または、任意の回転ローラ間毎に包装紙案内
ベルトを巻回させるように構成してもよい。
【0031】
【発明の効果】本発明による硬貨計数包装機は、以上の
ように構成されているため、次のような効果を得ること
ができる。すなわち、回転ローラ間に包装紙案内ベルト
を巻回させたことにより、包装紙を包装紙案内ベルトの
表面に沿って送り出すことができるので、包装紙の先端
部が回転ローラ間に頭出しされた場合でも、回転ローラ
間の隙間に包装紙が入り込むことがなく、包装紙の巻き
込みを防止することができ、しかも、包装紙のジャミン
グも極めて起きにくい。そして、仮に、何等かの原因に
より包装紙にジャミングが発生しても、ジャミングした
包装紙が回転ローラ間に入り込むことがないので、この
不用な包装紙を外部から簡単に取出すことができるとい
った優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の硬貨計数包装機を示す側面図である。
【図2】本発明の要部である包装紙案内ベルトを示す斜
視図である。
【図3】本発明の要部である包装紙案内ベルトを示す正
面図である。
【図4】各ローラによる包装紙の巻回状態を示す断面図
である。
【図5】従来の硬貨計数包装機の硬貨反転部を示す斜視
図である。
【図6】硬貨集積部を示す平面図である。
【図7】従来の硬貨計数包装機の要部を示す側面図であ
る。
【図8】クランプ機構部を示す斜視図である。
【図9】従来の硬貨計数包装機の各ローラによる包装紙
の巻回状態を示す断面図である。
【符号の説明】
X 硬貨 Y 棒金 1 ターンテーブル 26 硬貨包装部 27 第1回転ローラ 28 第2回転ローラ 29 第3回転ローラ 51 包装紙案内ベルト

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ターンテーブル(1)から送り出される
    硬貨(X)を移送・集積して予じめ決められた枚数を計
    数・搬送した後、硬貨(X)を包装する硬貨包装部(2
    6)と、前記硬貨を包囲するように前記硬貨包装部(2
    6)内に配設した複数本の回転ローラ(26〜28)と
    を備え、前記複数本の回転ローラ(26〜28)の協働
    により、棒金(Y)を包装するように構成した硬貨計数
    包装機において、 少なくとも2本の前記回転ローラ(26,27)間に包
    装紙案内ベルト(51)を巻回させたことを特徴とする
    硬貨計数包装機。
  2. 【請求項2】 前記包装紙案内ベルト(51)を、前記
    回転ローラ(26,27)のほぼ中央部に一定幅に亙っ
    て巻回させたことを特徴とする請求項1記載の硬貨計数
    包装機。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104240377A (zh) * 2014-08-21 2014-12-24 浙江方泰电器有限公司 用于纸币清分机的模块化收钞装置
KR20220039223A (ko) * 2020-09-22 2022-03-29 (주) 세창실업 포장용기 실링기의 필름 피딩-와인딩 장치
KR20220039945A (ko) * 2020-09-22 2022-03-30 (주) 세창실업 포장용기 실링기의 필름 펀칭-융착-커팅 장치
KR20220039944A (ko) * 2020-09-22 2022-03-30 (주) 세창실업 밀폐형 자동 포장용기 실링기

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