JPH07100447B2 - 電動車 - Google Patents

電動車

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JPH07100447B2
JPH07100447B2 JP10721990A JP10721990A JPH07100447B2 JP H07100447 B2 JPH07100447 B2 JP H07100447B2 JP 10721990 A JP10721990 A JP 10721990A JP 10721990 A JP10721990 A JP 10721990A JP H07100447 B2 JPH07100447 B2 JP H07100447B2
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JP
Japan
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operation lever
control box
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lever
control
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JP10721990A
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義和 杉浦
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Sanyo Electric Co Ltd
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Sanyo Electric Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は、走行方向を操作レバーにより制御する電動車
に関し、ゴルフカート等に適用されるものである。
(ロ)従来の技術 ゴルフカートにおいては、本体内に、駆動モータ及び駆
動モータの電源となる蓄電池等が搭載され、駆動モータ
により駆動車輪である後輪を駆動すると共に、誘導車輪
である前輪をキャスタにより本体に対し回動自在に支持
しており、カーブ走行時には、キャディが本体に固定さ
れたハンドルを走行しようとする方向に押すことにより
キャスタの向きを変え、走行方向を変えるようになって
いる。
しかしながら、本体内に駆動モータ、蓄電池、ゴルフバ
ック等の重量物が搭載されており、本体が重くなるた
め、上述した走行方向を変える操作が重くなり、操作性
が非常に悪いものであった。
そこで、容易に走行方向を変えることができるゴルフカ
ートが市場より要望されており、この要望に答えるた
め、本出願人は、駆動モータを制御する制御ボックスに
操作レバーを回動自在に設け、この操作レバーによりキ
ャスタの角度を制御する角度制御モータを制御すること
を提案したが、操作レバーを操作する際、操作レバーを
押さえ付けるように操作するため、操作レバーと制御ボ
ックスとが接触し、その接触により制御ボックスに傷が
入り、見映えが悪くなる等の欠点があった。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、上記欠点を解決するためになされたもので、
操作レバーにより操作性を向上でき、制御ボックスの損
傷を防止できる電動車を提供することを課題とする。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明は、駆動モータ等を内蔵する本体と、本体に支持
され、駆動モータにより回転駆動される駆動車輪と、本
体に回動自在に支持されるキャスタに回転自在に装着さ
れる誘導車輪と、キャスタの本体に対する角度を制御す
る角度制御用モータと、本体に設けられ、駆動モータの
駆動を制御する制御ボックスと、制御ボックスに回動自
在に設けられ、角度制御用モータを制御する操作レバー
とを備え、操作レバーに略半球状の突出部を形成し、制
御ボックスの前記突出部と当接する部分に、操作レバー
の回動中心と同心状に操作レバーの回動範囲に亙り溝部
を形成したことを特徴とするものである。
(ホ)作用 操作レバーの回動操作により角度制御用モータを制御し
てキャスタの本体に対する向きが制御され、電動車が操
縦者の希望する方向に走行する。
この時、操作車は操作レバーを制御ボックスに押さえ付
けるようにして回動操作するが、操作レバーに形成され
た略半球状の突出部が制御ボックスに形成された溝部に
当接し、制御ボックスの他の部分に当接することはない
ので、他の部分が損傷することはない。
(ヘ)実施例 本発明の誘導式電動車を、ゴルフカートに適用した一実
施例に基づき以下に詳述する。
1は本体で、後方両側に駆動車輪(後輪)2が設けら
れ、内部には駆動車輪2を駆動する駆動モータ、その電
源としての鉛蓄電池及び制御回路基板等が搭載されてい
る。前記本体1の前方にはキャスタ部3の取付ステー4
が設けられ、このステー4にはキャスタ5の本体1に対
する角度制御モータ6が取りつけられ、そのモータ軸に
は第1プーリ7が、また取付ステー4に回動自在に支持
される軸には第2プーリ8が夫々取付ステー4上面に設
けられ、両プーリ間はタイミングベルト9にて連結され
ている。
10は前記取付ステー4に取りつけられたボリュームで、
その回動軸をタイミングベルト11を介して前記角度制御
モータ6のモータ軸に連結されている。
前記キャスタ部3は取付ステー4、即ち、本体1に対し
回動自在に取りつけられており、前記キャスタ5には誘
導車輪である前輪が回転自在に支持されている。また、
前記キャスタ5には前方に突出する支持板12が取りつけ
られ、この支持板12の先端左右には夫々中心から等距離
離間した一対の検出コイル13a、13bが夫々所定位置に取
り付けられている。この一対の検出コイル13a、13bは路
面に埋設された誘導線から放射する交番磁界を検出する
ものであり、その検出出力の偏差により本体1に対する
キャスタ5の角度制御用モータ6を制御するようになっ
ている。
14は前記本体1から後方に延設されたハンドルで、近傍
にブレーキレバー15が配設されている。
16は前記ハンドル14に設けられた合成樹脂製の制御ボッ
クスで、第5図に示す正面図から明らかなように、左側
に主操作部17を、右側に速度制御部18を配設している。
前記主操作部17は、電源スイッチ19、誘導線を埋設した
路面の近傍に、あらかじめ予定された停止点の目印とし
て埋設された磁石の磁力を図示しないセンサにより検出
してゴルフカートを停止せしめるステーション停止モー
ドとセンサ出力を無効としてステーションを通過させる
ステーション通過モードとを選択するステーション通過
選択スイッチ20、後述する操作レバー27による手動操舵
を行うか否かを選択するパワーハンドル選択スイッチ21
とを有しており、この主操作部17は蓋体22により開閉自
在に施蓋されている。
前記速度制御部18は、後述する操作レバー27による手動
操舵時に、前記駆動モータの出力を切り替える低速スイ
ッチ23、中速スイッチ24、高速スイッチ25を有してい
る。26は前記本体1の走行を始動せしめる始動スイッチ
である。
27は前記制御ボックス16上面に一端を支持された合成樹
脂製の操作レバーで、その遊端に合成樹脂製の操作部28
が回動自在に支持されており、操作部28を操縦者の手前
側の上方に向ける第1位置(第3図の実線及び第2図参
照)と、操作部28を操縦者から離れた制御ボックス17の
凹所29に嵌合させて操作レバー27の移動を阻止する第2
位置(第3図の破線及び第1図参照)との間を回動する
ようになっている。
また、前記操作レバー27は、前記第1位置において左右
に所定範囲揺動可能に支持されており、揺動により制御
ボックス16内部に配設されたボリュームを操作し、この
ボリュームの出力を、前記キャスタ5の角度を検出する
ボリューム10の出力と比較して、両出力が同じになるよ
うに角度制御モータ6を制御するようになっている。前
記操作レバー27は第1位置において左右への揺動力を解
除すると、中央位置に復帰するようになっている。
前記操作レバー27は、第2位置においては、操作部28を
制御ボックス16の凹所29に圧入させ、走行時の振動によ
り操作レバー27が振動するのを防止するようになってい
る。
前記操作レバー27には、第1位置に位置させた際に制御
ボックス16と対向する面及び第2位置に位置させた際に
制御ボックス16と対向する面に、磁石30を内蔵した合成
樹脂製のホルダー31が埋設されており、このホルダーの
操作レバー27から突出する部分を略半球状に形成してい
る。
32は前記制御ボックス16内に配設されたホールICで、前
記操作レバー27を第2位置に位置させた際にホルダー31
と対向する位置、及び操作レバー27を第1位置に位置さ
せて中央位置に中立させた際にホルダー31と対向する位
置に設けられており、前記操作レバー27を第1位置に移
動させることによりホールIC32が磁石30の磁力を検出
し、その検出出力によって手動操舵モードを選択し、操
作レバー27を第2位置に移動させることによりホールIC
32が磁石30の磁力を検出してその出力により誘導モード
を選択するようになっている。
前記制御ボックス16の上面には、前記操作レバー27が第
1位置で揺動する際に、ホルダー31の半球状突出部と当
接する位置に、操作レバー27の揺動中心を中心として円
弧状に、且つ操作レバー27の揺動範囲と亙って溝部33が
形成され、この溝部により操作レバー27を揺動操作した
際の制御ボックス16上面の損傷を防止している。
次に、動作を説明する。
操作レバー27を第2位置に回動すると、誘導モードが選
択され、この状態でスタートボタン26を操作すると、駆
動モータが駆動車輪2を駆動すると共に、検出コイル13
a、13bにより誘導線に発生する交番磁界を検出し、その
検出出力により角度制御モータ6を制御してキャスタ5
の本体1に対する角度を制御し、ゴルフカートを誘導線
に沿って走行させる。
この状態では、操作レバー27の操作部28が制御ボックス
16の凹所29に圧入されているので、走行時の振動によっ
て操作レバー27が振動することはなく、不快な騒音が発
生することはない。
操作レバー27を第1位置に回動すると、ホールIC32が磁
石30の磁力を検出し、その出力により手動操舵モードが
選択される。この状態でスタートボタン26を操作する
と、駆動モータが駆動して駆動車輪2を駆動する。そし
て、操作レバー27を希望する方向に揺動することによ
り、操作レバー27の操作に基づき角度制御用モータ6を
操作してキャスタ5の本体1に対する角度を制御し、ゴ
ルフカートを希望する方向に走行させる。
この手動操舵モードにおいて、操縦者は操作レバー27を
制御ボックス16に押さえ付けるようにして操作するが、
制御ボックス16には、操作レバー27に埋設されるホルダ
ー31の半球状突出部と当接する部分に、操作レバー27の
揺動範囲に亙り操作レバーの揺動中心を中心として円弧
状に溝部33を形成しているので、溝部33が操作レバー27
を揺動する際の案内となり、操作レバー27を操作性良く
案内することができると共に、操作レバー27を押さえ付
けるようにして揺動しても、ホルダー31の突出部と溝部
33との当接が接触し、制御ボックス16の他の部分が接触
することはないので、制御ボックス16の他の部分に傷が
つくことはなく、制御ボックス16の外観を長期間にわた
り維持することができる。
また、溝部33は操作レバー27の揺動範囲に亙って形成し
ているので、溝部33が操作レバー27の揺動範囲を示し、
操縦者が無理に操作レバー27を揺動範囲以上に揺動させ
るという誤操作が解消される。
さらに、ホールIC32は溝部33の下方に位置し、ホールIC
32を被う制御ボックス16が薄くなるので、ホールIC32が
磁石30とを近接させることができ、操作レバー27を第1
位置と第2位置に移動させることにより、磁石30の磁力
をホールIC32によって確実に検出することができ、誘導
モードと手動操舵モードとを確実に切り替えることがで
きる。
(ト)発明の効果 以上の如く本発明によれば、操作レバーの操作により電
動車の走行方向を制御でき、操縦性を向上することがで
きる。また、操作レバーは操縦者が押さえ付けるように
して操作するが、操作レバーの半球状の突出部と制御ボ
ックスの溝部とが当接し、制御ボックスの他の部分が当
接することはないので、制御ボックスの他の部分が傷付
くことはなく、従って、制御ボックスの外観を長期間に
わたり維持することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
図面はいづれも本発明をゴルフカートに適用した一実施
例を示し、第1図は誘導モード時の制御ボックスの斜視
図、第2図は手動操舵モード時の制御ボックスの斜視
図、第3図は制御ボックスの側面図、第4図は制御ボッ
クスの背面図、第5図は制御ボックスの上面図、第6図
は要部斜視図、第7図はゴルフカートの外観斜視図であ
る。 1……本体、2……駆動車輪、5……キャスタ、6……
駆動モータ、16……制御ボックス、27……操作レバー、
31……ホルダー、33……溝部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】駆動モータ等を内蔵する本体と、該本体に
    支持され、前記駆動モータにより回転駆動される駆動車
    輪と、前記本体に回動自在に支持されるキャスタに回転
    自在に装着される誘導車輪と、前記キャスタの本体に対
    する角度を制御する角度制御用モータと、前記本体に設
    けられ、前記駆動モータの駆動を制御する制御ボックス
    と、前記制御ボックスに回動自在に設けられ、前記角度
    制御モータを制御する操作レバーとを備え、前記操作レ
    バーに略半球状の突出部を形成し、前記制御ボックスの
    前記突出部と当接する部分に、前記操作レバーの回動中
    心と同心状に操作レバーの回動範囲に亙り溝部を形成し
    たことを特徴とする電動車。
JP10721990A 1990-04-23 1990-04-23 電動車 Expired - Lifetime JPH07100447B2 (ja)

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JPH045166A JPH045166A (ja) 1992-01-09
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH045166A (ja) 1992-01-09

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