JPH0698552B2 - 数値制御情報作成装置における加工方法の決定方式 - Google Patents
数値制御情報作成装置における加工方法の決定方式Info
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- JPH0698552B2 JPH0698552B2 JP63328408A JP32840888A JPH0698552B2 JP H0698552 B2 JPH0698552 B2 JP H0698552B2 JP 63328408 A JP63328408 A JP 63328408A JP 32840888 A JP32840888 A JP 32840888A JP H0698552 B2 JPH0698552 B2 JP H0698552B2
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- cutting
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- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/4093—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by part programming, e.g. entry of geometrical information as taken from a technical drawing, combining this with machining and material information to obtain control information, named part programme, for the NC machine
- G05B19/40937—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by part programming, e.g. entry of geometrical information as taken from a technical drawing, combining this with machining and material information to obtain control information, named part programme, for the NC machine concerning programming of machining or material parameters, pocket machining
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- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
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- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/36—Nc in input of data, input key till input tape
- G05B2219/36263—Select cutting direction
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- G—PHYSICS
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- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/36—Nc in input of data, input key till input tape
- G05B2219/36288—Select machining method, parameters as function of dimensions of workpiece
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- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
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Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、数値制御(以下、単にNCとする)情報作成装
置における加工方法の決定方式に関する。
置における加工方法の決定方式に関する。
(従来の技術) NC工作機械においては、加工に先立ってNCのための情報
を予め入力する必要があるが、そのNC情報の作成の簡易
化を目的として対話形式で加工データを入力し、NC情報
を作成するNC情報作成装置が広く用いられている。かか
るNC情報作成装置を用いれば、素材材質の入力,素材形
状の入力及び加工方法(加工領域,切削方向,切削工
具,切削条件,加工順序等)の入力を行なうことによ
り、加工する為のNC情報を作成することができる。また
最近では、素材形状及び部品形状の入力を行なうことに
より、加工方法を自動的に決定してNC情報を作成するNC
情報作成装置も出現している。
を予め入力する必要があるが、そのNC情報の作成の簡易
化を目的として対話形式で加工データを入力し、NC情報
を作成するNC情報作成装置が広く用いられている。かか
るNC情報作成装置を用いれば、素材材質の入力,素材形
状の入力及び加工方法(加工領域,切削方向,切削工
具,切削条件,加工順序等)の入力を行なうことによ
り、加工する為のNC情報を作成することができる。また
最近では、素材形状及び部品形状の入力を行なうことに
より、加工方法を自動的に決定してNC情報を作成するNC
情報作成装置も出現している。
第8図は素材形状及び部品形状の一例を示す図であり、
上述の加工方法を自動的に決定するNC情報作成装置にお
いては、第8図に示すように下り切削を必要とする凹形
状(以下、凹部とする)に対する加工方法も決定するこ
とができる。ここにおいて、凹部とは、第9図に示す領
域E1〜E8の形状を包含するものである。尚、領域E1,
E4,E5,E8は長手凹部、領域E2,E3,E6,E7は端面凹部
である。
上述の加工方法を自動的に決定するNC情報作成装置にお
いては、第8図に示すように下り切削を必要とする凹形
状(以下、凹部とする)に対する加工方法も決定するこ
とができる。ここにおいて、凹部とは、第9図に示す領
域E1〜E8の形状を包含するものである。尚、領域E1,
E4,E5,E8は長手凹部、領域E2,E3,E6,E7は端面凹部
である。
次に、従来のNC情報作成装置が凹部の加工方法を決定す
る過程を、第11図のフローチャートを参照して説明す
る。
る過程を、第11図のフローチャートを参照して説明す
る。
第8図に示すような素材形状及び部品形状が入力される
と、双方の形状を比較することによって図形要素列
(l3,l4,l5,lW1)で形成された加工領域R0を決定す
る(ステップS100)。次に、この加工領域R0は外径に属
するので、切削方向は“←”であると決定する(ステッ
プS101)。この加工領域R0のうち、部品形状を形成する
図形要素列(l3,l4,l5)と切削方向“←”とを比較す
ることにより、下り切削が必要であるか否かを判定し、
下り切削が必要であれば長手凹部と判定する(ステップ
S102)。第8図の例では、図形要素l3が存在する為に長
手凹部と判定される。
と、双方の形状を比較することによって図形要素列
(l3,l4,l5,lW1)で形成された加工領域R0を決定す
る(ステップS100)。次に、この加工領域R0は外径に属
するので、切削方向は“←”であると決定する(ステッ
プS101)。この加工領域R0のうち、部品形状を形成する
図形要素列(l3,l4,l5)と切削方向“←”とを比較す
ることにより、下り切削が必要であるか否かを判定し、
下り切削が必要であれば長手凹部と判定する(ステップ
S102)。第8図の例では、図形要素l3が存在する為に長
手凹部と判定される。
次に、上記決定された切削方向と長手凹部であるとの情
報により切削工具を決定する(ステップS103)。たとえ
ば、第12図(A)のような工具が決定される。そして、
長手凹部の下り形状(第3図のl3)がZ軸となす角α
と、工具の副切刃がZ軸となす角β(以下、副切刃角と
する)とを比較することにより、下り形状の加工の際に
工具刃先が干渉するかしないかをチェックする(ステッ
プS105)。α<βならば干渉せず、その工具を使用して
下り形状を加工することができるが、第8図のαと第12
図(A)のβのようにα≧βの場合は、下り形状(第8
図の図形要素l3)を加工することができない。このよう
な場合は、第10図に示すように図形要素l3の始点Aを通
り、Z軸に対してβより大きい角度をなす図形要素lSを
生成し、かつ図形要素l4を図形要素lSの終点Bで図形要
素l4′及びl4″に分割し、加工領域R0を、図形要素列
(lS,l4″,l5,lW1)で形成された加工領域R1と図形
要素列(l3,l4′,0lS)で形成された加工領域R2とに分
割する(ステップS106)。このようにして分割された加
工領域R2に対して切削方向“→”を決定し(ステップS1
07)、第12図(B)に示すような工具を決定する(ステ
ップS108)。そして、切削条件,加工順序を決定し(ス
テップS109,S110)、加工方法の決定が完了する。
報により切削工具を決定する(ステップS103)。たとえ
ば、第12図(A)のような工具が決定される。そして、
長手凹部の下り形状(第3図のl3)がZ軸となす角α
と、工具の副切刃がZ軸となす角β(以下、副切刃角と
する)とを比較することにより、下り形状の加工の際に
工具刃先が干渉するかしないかをチェックする(ステッ
プS105)。α<βならば干渉せず、その工具を使用して
下り形状を加工することができるが、第8図のαと第12
図(A)のβのようにα≧βの場合は、下り形状(第8
図の図形要素l3)を加工することができない。このよう
な場合は、第10図に示すように図形要素l3の始点Aを通
り、Z軸に対してβより大きい角度をなす図形要素lSを
生成し、かつ図形要素l4を図形要素lSの終点Bで図形要
素l4′及びl4″に分割し、加工領域R0を、図形要素列
(lS,l4″,l5,lW1)で形成された加工領域R1と図形
要素列(l3,l4′,0lS)で形成された加工領域R2とに分
割する(ステップS106)。このようにして分割された加
工領域R2に対して切削方向“→”を決定し(ステップS1
07)、第12図(B)に示すような工具を決定する(ステ
ップS108)。そして、切削条件,加工順序を決定し(ス
テップS109,S110)、加工方法の決定が完了する。
尚、第11図のフローチャートのステップS102において長
手凹部でないと判定された場合は、切削方向に従って工
具が決定され(ステップS104)、ステップS109へジャン
プする。また、端面凹部に対しても同様な過程で加工方
法が決定される。
手凹部でないと判定された場合は、切削方向に従って工
具が決定され(ステップS104)、ステップS109へジャン
プする。また、端面凹部に対しても同様な過程で加工方
法が決定される。
(発明が解決しようとする課題) 上述したような従来の決定方式では、第9図に示す領域
E1〜E8のような凹部を加工する加工方法は自動的に決定
することが可能であるが、第3図に示すような長手凹部
と端面凹部とが重なり合った形状に対しては、加工方法
を自動的に決定することが不可能である。従って、この
ような形状を加工するNC情報を作成する為には、オペレ
ータが加工領域,切削方向,切削工具,加工順序を逐一
指定しなければならない。第3図のような形状では、加
工方法も複雑であるために前記データ入力の手数が多く
なり、オペレータに多大な負担がかかっていた。
E1〜E8のような凹部を加工する加工方法は自動的に決定
することが可能であるが、第3図に示すような長手凹部
と端面凹部とが重なり合った形状に対しては、加工方法
を自動的に決定することが不可能である。従って、この
ような形状を加工するNC情報を作成する為には、オペレ
ータが加工領域,切削方向,切削工具,加工順序を逐一
指定しなければならない。第3図のような形状では、加
工方法も複雑であるために前記データ入力の手数が多く
なり、オペレータに多大な負担がかかっていた。
すなわち、従来のNC情報作成装置においては、単純な凹
形状に対しては工具刃先の干渉をチェックして加工方法
を自動的に決定することが可能であった。しかしなが
ら、凹形状が重なった複雑な形状に対しては加工方法を
自動的に決定することが不可能であった。従って、オペ
レータは第3図のような形状を加工する場合は、マニュ
アルで加工方法を入力する必要があり、その入力に多大
の労力が必要であった。
形状に対しては工具刃先の干渉をチェックして加工方法
を自動的に決定することが可能であった。しかしなが
ら、凹形状が重なった複雑な形状に対しては加工方法を
自動的に決定することが不可能であった。従って、オペ
レータは第3図のような形状を加工する場合は、マニュ
アルで加工方法を入力する必要があり、その入力に多大
の労力が必要であった。
本発明は上述のような事情よりなされたものであり、本
発明の目的は、従来のNC情報作成装置では対応できなか
った長手凹部と端部凹部とが重なり合った形状に対して
も、加工方法を自動的に決定することを可能とする加工
方法の決定方式を提供し、オペレータの負担を軽減する
ことにある。
発明の目的は、従来のNC情報作成装置では対応できなか
った長手凹部と端部凹部とが重なり合った形状に対して
も、加工方法を自動的に決定することを可能とする加工
方法の決定方式を提供し、オペレータの負担を軽減する
ことにある。
(課題を解決するための手段) 本発明はNC情報作成装置における加工方法の決定方式に
関するもので、本発明の上記目的は、旋削加工用の数値
制御情報作成装置において、入力された部品形状の中の
長手凹形状と端面凹形状とが重なり合った状態で、前記
重なり合った長手凹形状及び端面凹形状と、入力された
素材形状とから認識される加工領域を、前記長手凹形状
及び端面凹形状が重複している加工領域と重複していな
い加工領域とに分割し、前記重複していない加工領域に
対して切削工具を決定し、前記切削工具で前記重複して
いる加工領域が切削可能か否かを判別し、前記判別の結
果切削可能であれば、前記重複している加工領域を前記
重複していない加工領域に合成して数値制御情報の作成
に用い、前記判別の結果切削不可であればその旨を表示
告知するようにすることによって達成される。
関するもので、本発明の上記目的は、旋削加工用の数値
制御情報作成装置において、入力された部品形状の中の
長手凹形状と端面凹形状とが重なり合った状態で、前記
重なり合った長手凹形状及び端面凹形状と、入力された
素材形状とから認識される加工領域を、前記長手凹形状
及び端面凹形状が重複している加工領域と重複していな
い加工領域とに分割し、前記重複していない加工領域に
対して切削工具を決定し、前記切削工具で前記重複して
いる加工領域が切削可能か否かを判別し、前記判別の結
果切削可能であれば、前記重複している加工領域を前記
重複していない加工領域に合成して数値制御情報の作成
に用い、前記判別の結果切削不可であればその旨を表示
告知するようにすることによって達成される。
(作用) 本発明では、凹形状が重なった加工領域を、凹形状が重
複している加工領域と、凹形状が重複していない加工領
域とに分割し、凹形状が重複していない加工領域に対し
て切削工具を決定し、その切削工具が凹形状が重複して
いる加工領域を切削可能か否か判別し、切削可能であれ
ば凹形状が重複している加工領域を凹形状が重複してい
ない加工領域に合成することにより実現している。これ
により、凹形状が重なった形状に対しても加工方法を自
動的に決定することができる。
複している加工領域と、凹形状が重複していない加工領
域とに分割し、凹形状が重複していない加工領域に対し
て切削工具を決定し、その切削工具が凹形状が重複して
いる加工領域を切削可能か否か判別し、切削可能であれ
ば凹形状が重複している加工領域を凹形状が重複してい
ない加工領域に合成することにより実現している。これ
により、凹形状が重なった形状に対しても加工方法を自
動的に決定することができる。
(実施例) 本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図は本発明に係るNC情報作成装置のブロック構成図
であり、第2図は本発明の動作例を示すフローチャート
である。ディスプレイ装置5及び操作盤6を介して予め
入力された素材形状及び部品形状は、素材形状/部品形
状記憶部3に記憶されている。ここでは、第3図に示す
ような素材形状及び部品形状が記憶されているものとす
る。
であり、第2図は本発明の動作例を示すフローチャート
である。ディスプレイ装置5及び操作盤6を介して予め
入力された素材形状及び部品形状は、素材形状/部品形
状記憶部3に記憶されている。ここでは、第3図に示す
ような素材形状及び部品形状が記憶されているものとす
る。
プロセッサ(CPU)1は制御部2より制御プログラムを
読出して装置の制御を行なう。先ずプロセッサ1は素材
形状/部品形状記憶部3より素材形状及び部品形状を読
出し、第3図に示す図形要素列(l4,l5,l6,l7,
lW2,lW1)で形成された加工領域RS0を決定し(ステッ
プS1)、この加工領域RS0を一時記憶部7に記憶する。
そして、上記決定された加工領域RS0は外径及び端面の
両方に属するので、切削方向はそれぞれ“←”及び
“↓”であると決定し(ステップS2)、これら切削方法
を一時記憶部7に記憶する。プロセッサ1は、次に一時
記憶部7から加工領域RS0のうち部品形状を形成する図
形要素列(l4,l5,l6,l7)及び切削方向“←”を読出
して比較することにより、下り切削が必要であるか否か
を判定する(ステップS3)。この例では図形要素l4が存
在する為、下り切削が必要であると判定される。すなわ
ち、長手凹部であると判定される。また同様に、プロセ
ッサ1は図形要素列(l4,l5,l6,l7)及び切削方向
“↓”を一時記憶部7から読出して比較することによ
り、下り切削が必要であるか否かを判定する(ステップ
S4)。この例では図形要素l7が存在する為、下り切削が
必要であると判定される。すなわち、端面凹部であると
判定される。従って、加工領域RS0は、切削方向“←”
及び切削方向“↓”のいずれに対しても凹部であると判
定されるので、長手凹部及び端面凹部が重なり合った形
状となる(以下、複合凹部とする)。
読出して装置の制御を行なう。先ずプロセッサ1は素材
形状/部品形状記憶部3より素材形状及び部品形状を読
出し、第3図に示す図形要素列(l4,l5,l6,l7,
lW2,lW1)で形成された加工領域RS0を決定し(ステッ
プS1)、この加工領域RS0を一時記憶部7に記憶する。
そして、上記決定された加工領域RS0は外径及び端面の
両方に属するので、切削方向はそれぞれ“←”及び
“↓”であると決定し(ステップS2)、これら切削方法
を一時記憶部7に記憶する。プロセッサ1は、次に一時
記憶部7から加工領域RS0のうち部品形状を形成する図
形要素列(l4,l5,l6,l7)及び切削方向“←”を読出
して比較することにより、下り切削が必要であるか否か
を判定する(ステップS3)。この例では図形要素l4が存
在する為、下り切削が必要であると判定される。すなわ
ち、長手凹部であると判定される。また同様に、プロセ
ッサ1は図形要素列(l4,l5,l6,l7)及び切削方向
“↓”を一時記憶部7から読出して比較することによ
り、下り切削が必要であるか否かを判定する(ステップ
S4)。この例では図形要素l7が存在する為、下り切削が
必要であると判定される。すなわち、端面凹部であると
判定される。従って、加工領域RS0は、切削方向“←”
及び切削方向“↓”のいずれに対しても凹部であると判
定されるので、長手凹部及び端面凹部が重なり合った形
状となる(以下、複合凹部とする)。
プロセッサ1は一時記憶部7より加工領域RS0を読出し
て、第4図に示すように図形要素lS1,lS2を生成して加
工領域RS1,RS2,RS3に分割し(ステップS5)、これら
加工領域RS1,RS2,RS3を一時記憶部7に記憶する。次
に、プロセッサ1は加工領域RS1に対しては従来の方式
と同様に、加工領域RS1を第5図に示すように加工領域R
S11と加工領域RS12とに分割して切削方向を決定し、加
工領域RS11及びRS12を切削する工具を、第6図(A)及
び(B)に示すようにT11及びT12に決定して一時記憶部
7に記憶する(ステップS6)。また、加工領域RS2に対
しても従来の方式と同様に、加工領域RS2を第5図に示
すように加工領域RS21と加工領域RS22とに分割して切削
方向を決定し、加工領域RS21及びRS22を切削する工具
を、第6図(C)及び(D)に示すようにT21及びT22に
決定して一時記憶部7に記憶する(ステップS7)。そし
て、残った加工領域RS3に対しては、加工領域RS3に隣接
した加工領域RS11,RS21を切削する工具T11,T21のいず
れかで切削可能か否かを判定する(ステップS8,S9)。
て、第4図に示すように図形要素lS1,lS2を生成して加
工領域RS1,RS2,RS3に分割し(ステップS5)、これら
加工領域RS1,RS2,RS3を一時記憶部7に記憶する。次
に、プロセッサ1は加工領域RS1に対しては従来の方式
と同様に、加工領域RS1を第5図に示すように加工領域R
S11と加工領域RS12とに分割して切削方向を決定し、加
工領域RS11及びRS12を切削する工具を、第6図(A)及
び(B)に示すようにT11及びT12に決定して一時記憶部
7に記憶する(ステップS6)。また、加工領域RS2に対
しても従来の方式と同様に、加工領域RS2を第5図に示
すように加工領域RS21と加工領域RS22とに分割して切削
方向を決定し、加工領域RS21及びRS22を切削する工具
を、第6図(C)及び(D)に示すようにT21及びT22に
決定して一時記憶部7に記憶する(ステップS7)。そし
て、残った加工領域RS3に対しては、加工領域RS3に隣接
した加工領域RS11,RS21を切削する工具T11,T21のいず
れかで切削可能か否かを判定する(ステップS8,S9)。
この判定方法は、第4図のd2Rと第6図(A)のdtとを
比較し(ステップS8)、d2R<dtならば加工領域RS23は
工具T11で切削可能であるので、加工領域RS3は加工領域
RS11と合成され(ステップS10)、第7図(A)に示す
ような加工領域RS13として一時記憶部7に記憶される。
但し、この際の加工順序は、加工領域RS21の加工が加工
領域RS13の加工より先に行なわれる。また、上記ステッ
プS8でd2R≧dtならば、第4図のd3Rと第6図(C)のdt
とを比較し(ステップS10)、d3R<dtならば加工領域R
S23は工具T21で切削可能であるので、加工領域RS3は加
工領域RS21と合成され(ステップS11)、第7図(B)
に示すような加工領域RS23として一時記憶部7に記憶さ
れる。但し、この際の加工順序は、加工領域RS11の加工
が加工領域RS23の加工より先に行なわれる。また、d3R
≧dtならば加工領域RS3は加工することが出来ないの
で、プロセッサ1はその旨をディスプレイ装置5に表示
してオペレータに知らせる(ステップS12)。
比較し(ステップS8)、d2R<dtならば加工領域RS23は
工具T11で切削可能であるので、加工領域RS3は加工領域
RS11と合成され(ステップS10)、第7図(A)に示す
ような加工領域RS13として一時記憶部7に記憶される。
但し、この際の加工順序は、加工領域RS21の加工が加工
領域RS13の加工より先に行なわれる。また、上記ステッ
プS8でd2R≧dtならば、第4図のd3Rと第6図(C)のdt
とを比較し(ステップS10)、d3R<dtならば加工領域R
S23は工具T21で切削可能であるので、加工領域RS3は加
工領域RS21と合成され(ステップS11)、第7図(B)
に示すような加工領域RS23として一時記憶部7に記憶さ
れる。但し、この際の加工順序は、加工領域RS11の加工
が加工領域RS23の加工より先に行なわれる。また、d3R
≧dtならば加工領域RS3は加工することが出来ないの
で、プロセッサ1はその旨をディスプレイ装置5に表示
してオペレータに知らせる(ステップS12)。
以上のようにして例えばd2R<dtの条件が成立し、加工
領域RS13が生成されていれば、一時記憶部7には加工領
域RS13に対しては切削方向“←”及び切削工具T11が記
憶され、加工領域RS12に対しては切削方向“→”及び切
削工具T12が記憶され、加工領域RS21に対しては切削方
向“↓”及び切削工具T21が記憶され、加工領域RS22に
対しては切削方向“↑”及び切削工具T22が記憶されて
おり、プロセッサ1は各々に対して切削条件,加工順序
を決定し(ステップS13,S14)、完了したら加工工程表
登録部4に加工領域,切削方向,切削工具,切削条件,
加工順序を登録する。
領域RS13が生成されていれば、一時記憶部7には加工領
域RS13に対しては切削方向“←”及び切削工具T11が記
憶され、加工領域RS12に対しては切削方向“→”及び切
削工具T12が記憶され、加工領域RS21に対しては切削方
向“↓”及び切削工具T21が記憶され、加工領域RS22に
対しては切削方向“↑”及び切削工具T22が記憶されて
おり、プロセッサ1は各々に対して切削条件,加工順序
を決定し(ステップS13,S14)、完了したら加工工程表
登録部4に加工領域,切削方向,切削工具,切削条件,
加工順序を登録する。
尚、第2図のフローチャートのステップS3で、切削方向
“←”に対して長手凹部でないと判定された場合は、ス
テップS15で切削方向“↓”に対して端面凹部かどうか
を判定し、端面凹部であれば加工領域RS0に対して従来
方式と同様の端面凹部の処理を行ない(ステップS1
6)、凹部でなければ従来方式と同様の凹部でない処理
を行なう(ステップS17)。また、第2図のフローチャ
ートのステップS4で端面凹部でないとで判定されれば、
加工領域RS0に対して従来方式と同様の長手凹部の処理
を行なう(ステップS16)。
“←”に対して長手凹部でないと判定された場合は、ス
テップS15で切削方向“↓”に対して端面凹部かどうか
を判定し、端面凹部であれば加工領域RS0に対して従来
方式と同様の端面凹部の処理を行ない(ステップS1
6)、凹部でなければ従来方式と同様の凹部でない処理
を行なう(ステップS17)。また、第2図のフローチャ
ートのステップS4で端面凹部でないとで判定されれば、
加工領域RS0に対して従来方式と同様の長手凹部の処理
を行なう(ステップS16)。
(発明の効果) 以上のような、本発明方式によれば、従来のNC情報作成
装置では加工方法を自動的に決定することができなかっ
た複合凹部に対して、加工方法を自動的に決定すること
が可能となる。従って、NC情報作成の為のデータ入力の
労力を大幅に削減することができる。
装置では加工方法を自動的に決定することができなかっ
た複合凹部に対して、加工方法を自動的に決定すること
が可能となる。従って、NC情報作成の為のデータ入力の
労力を大幅に削減することができる。
第1図は本発明方式を実現する装置のブロック構成図、
第2図はその動作例を示すフローチャート、第3図〜第
5図は加工状態を説明するための図、第6図(A)〜
(D)は工具の決定状態を説明するための図、第7図
(A),(B)は本発明方式により記憶される加工領域
の一例を示す図、第8図〜第10図は従来の加工状態を説
明するための図、第11図はその動作例を示すフローチャ
ート、第12図(A)及び(B)は工具の決定状態を説明
するための図である。 1……プロセッサ(CPU)、2……制御部、3……素材
形状/部品形状記憶部、4……加工工程表登録部、5…
…ディスプレイ装置、6……操作盤、7……一時記憶
部。
第2図はその動作例を示すフローチャート、第3図〜第
5図は加工状態を説明するための図、第6図(A)〜
(D)は工具の決定状態を説明するための図、第7図
(A),(B)は本発明方式により記憶される加工領域
の一例を示す図、第8図〜第10図は従来の加工状態を説
明するための図、第11図はその動作例を示すフローチャ
ート、第12図(A)及び(B)は工具の決定状態を説明
するための図である。 1……プロセッサ(CPU)、2……制御部、3……素材
形状/部品形状記憶部、4……加工工程表登録部、5…
…ディスプレイ装置、6……操作盤、7……一時記憶
部。
Claims (1)
- 【請求項1】旋削加工用の数値制御情報作成装置におい
て、入力された部品形状の中の長手凹形状と端面凹形状
とが重なり合った状態で、前記重なり合った長手凹形状
及び端面凹形状と、入力された素材形状とから認識され
る加工領域を、前記長手凹形状及び端面凹形状が重複し
ている加工領域と重複していない加工領域とに分割し、
前記重複していない加工領域に対して切削工具を決定
し、前記切削工具で前記重複している加工領域が切削可
能か否かを判別し、前記判別の結果切削可能であれば、
前記重複している加工領域を前記重複していない加工領
域に合成して数値制御情報の作成に用い、前記判別の結
果切削不可であればその旨を表示告知するようにしたこ
とを特徴とする数値制御情報作成装置における加工方法
の決定方式。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63328408A JPH0698552B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 数値制御情報作成装置における加工方法の決定方式 |
US07/457,166 US5107414A (en) | 1988-12-26 | 1989-12-26 | Method for determining a machining method in numerical control information generating apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63328408A JPH0698552B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 数値制御情報作成装置における加工方法の決定方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02172652A JPH02172652A (ja) | 1990-07-04 |
JPH0698552B2 true JPH0698552B2 (ja) | 1994-12-07 |
Family
ID=18209927
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63328408A Expired - Fee Related JPH0698552B2 (ja) | 1988-12-26 | 1988-12-26 | 数値制御情報作成装置における加工方法の決定方式 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US5107414A (ja) |
JP (1) | JPH0698552B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2753364B2 (ja) * | 1990-02-23 | 1998-05-20 | オークマ株式会社 | 数値制御情報作成装置 |
JP2654253B2 (ja) * | 1990-12-28 | 1997-09-17 | オークマ株式会社 | 数値制御情報作成装置 |
JP3574462B2 (ja) * | 1993-06-11 | 2004-10-06 | ファナック株式会社 | 領域指定方法 |
JPH1094945A (ja) * | 1996-09-19 | 1998-04-14 | Fanuc Ltd | 数値制御装置における加工リミット領域指定方法および手動加工方法 |
JP4256419B2 (ja) * | 2006-10-05 | 2009-04-22 | ファナック株式会社 | 旋削加工用のプログラム作成装置 |
EP4198660A1 (en) * | 2021-12-16 | 2023-06-21 | AB Sandvik Coromant | A method for generating a metal cutting tool path cycle |
Family Cites Families (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US4445182A (en) * | 1979-10-02 | 1984-04-24 | Daihatsu Motor Company, Limited | Method of control of NC machine tools |
JPS5976701A (ja) * | 1982-10-25 | 1984-05-01 | Fanuc Ltd | 櫛刃型旋盤の制御方法 |
JPS60101608A (ja) * | 1983-11-07 | 1985-06-05 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御装置 |
JPS60126710A (ja) * | 1983-12-14 | 1985-07-06 | Fanuc Ltd | 自動プログラミングにおける加工工程の決定方法 |
JPS62136340A (ja) * | 1985-12-10 | 1987-06-19 | Fanuc Ltd | 4軸旋盤用ncプログラムの修正方法 |
JPS62236650A (ja) * | 1986-04-01 | 1987-10-16 | Fanuc Ltd | 4軸旋盤のncプログラム作成方法 |
JPH0729255B2 (ja) * | 1987-09-10 | 1995-04-05 | ファナック株式会社 | 旋削加工用のncデータ作成方式 |
-
1988
- 1988-12-26 JP JP63328408A patent/JPH0698552B2/ja not_active Expired - Fee Related
-
1989
- 1989-12-26 US US07/457,166 patent/US5107414A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US5107414A (en) | 1992-04-21 |
JPH02172652A (ja) | 1990-07-04 |
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