JP2602012B2 - 数値制御自動プログラミング装置 - Google Patents
数値制御自動プログラミング装置Info
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- JP2602012B2 JP2602012B2 JP61135028A JP13502886A JP2602012B2 JP 2602012 B2 JP2602012 B2 JP 2602012B2 JP 61135028 A JP61135028 A JP 61135028A JP 13502886 A JP13502886 A JP 13502886A JP 2602012 B2 JP2602012 B2 JP 2602012B2
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は数値制御自動プログラミング装置に関する。
[従来の技術] 第7図(a)は従来の数値制御自動プログラミング装
置の概略構成図である。
置の概略構成図である。
図において、(101)は工作機械部、(102)は工作機
械部(1)を制御する数値制御装置(NC装置)、(10
5)は自動プログラミングのソフトを実行するCPU、(10
6)は工程タイプ及び加工順序による工程要素記号が格
納されたROM、(107)はキーボード、(108)はキーボ
ード(107)により入力されたデータを格納する入力用
メモリ、(109)はCPU(105)により一時データが格納
されるワーキングメモリ、(110)はNC装置(102)にCP
U(105)からの演算結果を出力する出力装置、(111)
は表示部である。
械部(1)を制御する数値制御装置(NC装置)、(10
5)は自動プログラミングのソフトを実行するCPU、(10
6)は工程タイプ及び加工順序による工程要素記号が格
納されたROM、(107)はキーボード、(108)はキーボ
ード(107)により入力されたデータを格納する入力用
メモリ、(109)はCPU(105)により一時データが格納
されるワーキングメモリ、(110)はNC装置(102)にCP
U(105)からの演算結果を出力する出力装置、(111)
は表示部である。
第7図(b)は従来の数値制御自動プログラミング装
置によって、座ぐり加工について加工工程展開を行なう
場合のフローチャートである。
置によって、座ぐり加工について加工工程展開を行なう
場合のフローチャートである。
(1)ステップ1 座ぐり加工に必要な寸法諸元を入力する。寸法諸元は
第8図に示すように直径D、深さL、面取りCの各値で
ある。
第8図に示すように直径D、深さL、面取りCの各値で
ある。
(2)ステップ2 入力された直径D及び深さLに基づいて、下穴ドリル
加工が必要か否かを判断する。この判断がプログラマが
行なう場合とシステムがアルゴリズムを組んで行う場合
とがある。
加工が必要か否かを判断する。この判断がプログラマが
行なう場合とシステムがアルゴリズムを組んで行う場合
とがある。
(3)ステップ3 下穴ドリル加工が必要であっても不要であっても、入
力された面取りCに基づいて、面取り加工が必要か否か
を判断する。通常、面取りCが0であれば面取り加工は
不要であり、面取りCが0でなければ面取り加工は必要
である。
力された面取りCに基づいて、面取り加工が必要か否か
を判断する。通常、面取りCが0であれば面取り加工は
不要であり、面取りCが0でなければ面取り加工は必要
である。
(4)ステップ4 面取り加工が必要であっても不要であっても、ステッ
プ2で下穴ドリル加工が必要であると判断したときは、
センタドリル加工が必要か否かを判断する。センタドリ
ル加工は下穴ドリルの位置決め精度を向上させるために
行なうものである。この判断はプログラマが行なう場合
とシステムがアルゴリズムを組んで行なう場合とがあ
る。
プ2で下穴ドリル加工が必要であると判断したときは、
センタドリル加工が必要か否かを判断する。センタドリ
ル加工は下穴ドリルの位置決め精度を向上させるために
行なうものである。この判断はプログラマが行なう場合
とシステムがアルゴリズムを組んで行なう場合とがあ
る。
(5)ステップ5 最終的な加工工程を決定し、各工程に必要な工具を選
択する。即ち、下穴ドリル加工も面取り加工も不要であ
るときは工程タイプ1、下穴ドリル加工のみ必要で、面
取り加工もセンタドリル加工も不要であるときは工程タ
イプ2、下穴ドリル加工及びセンタドリル加工が必要
で、面取り加工が不要であるときは工程タイプ3、下穴
ドリル加工が不要で、面取り加工が必要であるときは工
程タイプ4、下穴ドリル加工及び面取り加工が必要で、
センタドリル加工が不要であるときは工程タイプ5、下
穴ドリル加工、面取り加工及びセンタドリル加工が必要
であるときは工程タイプ6をそれぞれ選択することにな
る。
択する。即ち、下穴ドリル加工も面取り加工も不要であ
るときは工程タイプ1、下穴ドリル加工のみ必要で、面
取り加工もセンタドリル加工も不要であるときは工程タ
イプ2、下穴ドリル加工及びセンタドリル加工が必要
で、面取り加工が不要であるときは工程タイプ3、下穴
ドリル加工が不要で、面取り加工が必要であるときは工
程タイプ4、下穴ドリル加工及び面取り加工が必要で、
センタドリル加工が不要であるときは工程タイプ5、下
穴ドリル加工、面取り加工及びセンタドリル加工が必要
であるときは工程タイプ6をそれぞれ選択することにな
る。
第9図は上述した各工程タイプ1〜6について行われ
るべき加工を示したものである。第10図に示すように、
第9図におけるCD、DL、DC及びEZはCDがセンタドリル、
DLがドリル、DCが面取り、EZが座ぐりを意味する。
るべき加工を示したものである。第10図に示すように、
第9図におけるCD、DL、DC及びEZはCDがセンタドリル、
DLがドリル、DCが面取り、EZが座ぐりを意味する。
また、加工工程展開とは、オペレータが所望する加工
を行うために必要な工程の組み合わせを作ることであ
り、例えばM12タップの加工をする場合に、 (1)10.3φドリル工具によるドリリング加工(下穴加
工) (2)16.0φ面取り加工 (3)M12タップ工具によるタッピング加工をするが、
もし素材に対して下穴加工が行われている場合は(1)
は不要であり、(1)〜(3)の順序でシステムが展開
したらオペレータは不満である。
を行うために必要な工程の組み合わせを作ることであ
り、例えばM12タップの加工をする場合に、 (1)10.3φドリル工具によるドリリング加工(下穴加
工) (2)16.0φ面取り加工 (3)M12タップ工具によるタッピング加工をするが、
もし素材に対して下穴加工が行われている場合は(1)
は不要であり、(1)〜(3)の順序でシステムが展開
したらオペレータは不満である。
従って、上記のような場合には、オペレータは(1)
を省いた加工工程展開としたいが、実際には予め決まっ
ている組み合わせの中から選択するか、システムがアル
ゴリズムを組んで組み合わせを決めるかの手段しか選択
できない。
を省いた加工工程展開としたいが、実際には予め決まっ
ている組み合わせの中から選択するか、システムがアル
ゴリズムを組んで組み合わせを決めるかの手段しか選択
できない。
[発明が解決しようとする問題点] ところが、上記構成の従来の数値制御自動プログラミ
ング装置は、加工工程展開の方法が一義的であり、既定
の組み合わせ以外の工程タイプを使用することができな
かった。既定の組み合わせ以外の工程タイプを使用する
ためには、必要な加工工程を追加するとともに、追加し
た加工工程を選択するためのアルゴリズムを追加しなけ
ればならず、システムが膨大になるという問題があっ
た。
ング装置は、加工工程展開の方法が一義的であり、既定
の組み合わせ以外の工程タイプを使用することができな
かった。既定の組み合わせ以外の工程タイプを使用する
ためには、必要な加工工程を追加するとともに、追加し
た加工工程を選択するためのアルゴリズムを追加しなけ
ればならず、システムが膨大になるという問題があっ
た。
本発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、加工工程展開の組み合わせを利用者に開放し、利用
者自ら所望の組み合わせの工程展開ができる数値制御自
動プログラミング装置を提供することを目的とする。
で、加工工程展開の組み合わせを利用者に開放し、利用
者自ら所望の組み合わせの工程展開ができる数値制御自
動プログラミング装置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明に係る数値制御自動プログラミング装置は、加
工プログラムの複数の加工工程に基づいて、工作機器を
制御する数値制御装置の数値制御自動プログラミング装
置において、複数の加工工程に対してそれぞれ複数種類
の工程タイプを設け、その工程タイプの種類毎に、工程
要素による加工順位の番号に対応させた工程展開テーブ
ルを、加工工程ごとに加工工程の加工に必要な複数種の
工程要素からなる工程要素表と共に表示する表示制御手
段と、表示制御手段により表示された工程展開テーブル
の工程タイプの種類と加工順序によって特定される領域
が指定されると共に、工程要素表の工程要素のいずれか
が指定されると、その指定された工程要素を選択し指定
された領域に表示して、工程展開テーブルを作成する工
程展開テーブル作成手段と、工程展開テーブル作成手段
により工程展開テーブルの作成が終了したことが知らせ
られると、その工程展開テーブルを作成工程展開テーブ
ルとして登録する工程展開テーブル登録手段と、工程展
開テーブル登録手段により登録された工程展開テーブル
のいずかの工程タイプが選択されると、その選択された
工程タイプの加工順位に対応する領域の工程要素に基づ
いて、加工プログラムの加工工程の加工順序を作成する
加工プログラム作成手段とを有するものである。
工プログラムの複数の加工工程に基づいて、工作機器を
制御する数値制御装置の数値制御自動プログラミング装
置において、複数の加工工程に対してそれぞれ複数種類
の工程タイプを設け、その工程タイプの種類毎に、工程
要素による加工順位の番号に対応させた工程展開テーブ
ルを、加工工程ごとに加工工程の加工に必要な複数種の
工程要素からなる工程要素表と共に表示する表示制御手
段と、表示制御手段により表示された工程展開テーブル
の工程タイプの種類と加工順序によって特定される領域
が指定されると共に、工程要素表の工程要素のいずれか
が指定されると、その指定された工程要素を選択し指定
された領域に表示して、工程展開テーブルを作成する工
程展開テーブル作成手段と、工程展開テーブル作成手段
により工程展開テーブルの作成が終了したことが知らせ
られると、その工程展開テーブルを作成工程展開テーブ
ルとして登録する工程展開テーブル登録手段と、工程展
開テーブル登録手段により登録された工程展開テーブル
のいずかの工程タイプが選択されると、その選択された
工程タイプの加工順位に対応する領域の工程要素に基づ
いて、加工プログラムの加工工程の加工順序を作成する
加工プログラム作成手段とを有するものである。
[作用] 本発明において、表示制御手段により、複数の加工工
程に対してそれぞれ複数種類の工程タイプが設けられ、
その工程タイプの種類毎に、工程要素による加工順位の
番号に対応させた工程展開テーブルが、加工工程ごとに
加工工程の加工に必要な複数種の工程要素からなる工程
要素表と共に表示され、工程展開テーブル作成手段によ
り、表示制御手段により表示された工程展開テーブルの
工程タイプの種類と加工順序によって特定される領域が
指定されると共に、工程要素表の工程要素のいずれかが
指定されると、その指定された工程要素が選択され指定
された領域に表示されて、工程展開テーブルが作成さ
れ、工程展開テーブル登録手段により、工程展開テーブ
ル作成手段により工程展開テーブルの作成が終了したこ
とが知らせられると、その工程展開テーブルが作成工程
展開テーブルとして登録され、加工プログラム作成手段
により、工程展開テーブル登録手段により登録された工
程展開テーブルのいずれかの工程タイプが選択される
と、その選択された工程タイプの加工順位に対応する領
域の工程要素に基づいて、加工プログラムの加工工程の
加工順序が作成される。
程に対してそれぞれ複数種類の工程タイプが設けられ、
その工程タイプの種類毎に、工程要素による加工順位の
番号に対応させた工程展開テーブルが、加工工程ごとに
加工工程の加工に必要な複数種の工程要素からなる工程
要素表と共に表示され、工程展開テーブル作成手段によ
り、表示制御手段により表示された工程展開テーブルの
工程タイプの種類と加工順序によって特定される領域が
指定されると共に、工程要素表の工程要素のいずれかが
指定されると、その指定された工程要素が選択され指定
された領域に表示されて、工程展開テーブルが作成さ
れ、工程展開テーブル登録手段により、工程展開テーブ
ル作成手段により工程展開テーブルの作成が終了したこ
とが知らせられると、その工程展開テーブルが作成工程
展開テーブルとして登録され、加工プログラム作成手段
により、工程展開テーブル登録手段により登録された工
程展開テーブルのいずれかの工程タイプが選択される
と、その選択された工程タイプの加工順位に対応する領
域の工程要素に基づいて、加工プログラムの加工工程の
加工順序が作成される。
[実施例] 以下、本発明の一実施例を添付図面を参照して詳細に
説明する。
説明する。
第1図は本発明に係る数値制御自動プログラミング装
置のブロック図である。
置のブロック図である。
図において、(101)〜(111)は上記第7図(a)と
同様なものであり、(115)は工程要素入力手段、(11
6)は加工プログラム作成手段、(121)は工程展開テー
ブル、(122)は工程要素記号表、(123)は工程タイプ
の項目である。
同様なものであり、(115)は工程要素入力手段、(11
6)は加工プログラム作成手段、(121)は工程展開テー
ブル、(122)は工程要素記号表、(123)は工程タイプ
の項目である。
同図は工程要素入力手段(115)が工程タイプを構成
する複数の工程要素を入力し、入力された工程要素につ
いて必要なデータと工程要素入力手段(115)により入
力された工程要素及び入力されたデータに基づいて、加
工プログラム作成手段(116)が加工プログラムを作成
するものである。
する複数の工程要素を入力し、入力された工程要素につ
いて必要なデータと工程要素入力手段(115)により入
力された工程要素及び入力されたデータに基づいて、加
工プログラム作成手段(116)が加工プログラムを作成
するものである。
次に、本発明に係る数値制御自動プログラミング装置
の動作について説明する。本発明に係る数値制御自動プ
ログラミング装置は、工程展開テーブルを作成する処理
と工程タイプを入力する処理とを行なうものであり、初
めに工程展開テーブルを作成する処理について、第2図
に示したフローチャートを参照して説明する。
の動作について説明する。本発明に係る数値制御自動プ
ログラミング装置は、工程展開テーブルを作成する処理
と工程タイプを入力する処理とを行なうものであり、初
めに工程展開テーブルを作成する処理について、第2図
に示したフローチャートを参照して説明する。
(1)ステップ10 CPUは工程タイプの番号を示す「工程タイプt」をゼ
ロクリアする。
ロクリアする。
(2)ステップ11 CPUは加工順序を示す「加工順序n」をゼロクリアす
る。
る。
(3)ステップ12 CPUは「工程タイプt」に1を加える。
(4)ステップ13 CPUは「加工順序n」に1を加える。
(5)ステップ14 CPUはプログラマに対して工程要素記号を入力させ
る。工程要素記号の入力は第3図に示すようにCRTの表
示画面に、「設問・工程要素記号= 」及び工程要素
記号表を表示する。工程要素記号表はセンタドリル加工
の記号CD、ドリル加工の記号DL、面取り加工の記号DC、
タップ加工の記号TP、リーマ加工の記号RM、座ぐり加工
の記号EZ及びボーリング加工の記号BO等がある。
る。工程要素記号の入力は第3図に示すようにCRTの表
示画面に、「設問・工程要素記号= 」及び工程要素
記号表を表示する。工程要素記号表はセンタドリル加工
の記号CD、ドリル加工の記号DL、面取り加工の記号DC、
タップ加工の記号TP、リーマ加工の記号RM、座ぐり加工
の記号EZ及びボーリング加工の記号BO等がある。
プログラマが設間に従って工程要素記号、例えば「D
L」を入力すると、CRTに表示されている工程展開テーブ
ルに入力された工程要素記号を表示する。いま、「工程
タイプt」が1、「加工順序n」が1なので、「工程タ
イプ1」、「加工順序1」に入力された工程要素記号
「DL」を表示する。
L」を入力すると、CRTに表示されている工程展開テーブ
ルに入力された工程要素記号を表示する。いま、「工程
タイプt」が1、「加工順序n」が1なので、「工程タ
イプ1」、「加工順序1」に入力された工程要素記号
「DL」を表示する。
(6)ステップ15 CPUは工程要素記号の入力が終了するまで、ステップ1
3〜14を繰り返し実行する。即ち、加工順序2、3、4
及び5についてそれぞれ工程要素記号を入力させ、入力
された工程要素記号を表示し、工程展開テーブルを作成
する。
3〜14を繰り返し実行する。即ち、加工順序2、3、4
及び5についてそれぞれ工程要素記号を入力させ、入力
された工程要素記号を表示し、工程展開テーブルを作成
する。
加工順序5の工程要素記号の入力が終了し、プログラ
マがファンクションキーF1を押下すると、CPUは入力す
べき「工程タイプ2」、「加工順序1」に工程要素記号
が入力されるのを待つ。
マがファンクションキーF1を押下すると、CPUは入力す
べき「工程タイプ2」、「加工順序1」に工程要素記号
が入力されるのを待つ。
(7)ステップ16 工程要素記号の入力が終了すると、CPUは工程タイプ
の入力が終了したか否かを判断し、工程タイプの入力が
終了するまで、ステップ11〜15を繰り返し実行する。プ
ログラマが必要と認める最後の工程タイプの最後の加工
順位の入力が終了し、プログラマがファンクションキー
F2を押下すると、CPUは工程展開テーブルの作成を終了
する。なお、工程展開テーブルはCRTに表示されている
が、メモリにも記憶されている。
の入力が終了したか否かを判断し、工程タイプの入力が
終了するまで、ステップ11〜15を繰り返し実行する。プ
ログラマが必要と認める最後の工程タイプの最後の加工
順位の入力が終了し、プログラマがファンクションキー
F2を押下すると、CPUは工程展開テーブルの作成を終了
する。なお、工程展開テーブルはCRTに表示されている
が、メモリにも記憶されている。
以上のようにして、各工程タイプ1〜4を構成する工
程要素を工程要素記号により入力する。
程要素を工程要素記号により入力する。
次に、工程タイプ1〜4の工程要素に必要なデータの
入力について第4図に示したフローチャートを参照して
説明する。
入力について第4図に示したフローチャートを参照して
説明する。
(1)ステップ31 CPUはプログラマに「工程タイプt」を入力させる。C
PUは第5図に示すようにCRTの表示画面に、「設問・工
程タイプ= 」及び作成した工程展開テーブルを表示
する。プログラムが設問に従って工程タイプを入力する
と、CPUは入力された工程タイプを表示し、入力された
工程タイプに必要な入力項目を表示する。例えば、工程
タイプ1が入力されると、第6図に示すように、工程タ
イプ1に必要な入力項目を表示する。即ち、工程タイプ
1は「座ぐり深さL=( )」、「ドリル径D1=
( )」、「座ぐり径D2=( )」の入力を必
要とする。
PUは第5図に示すようにCRTの表示画面に、「設問・工
程タイプ= 」及び作成した工程展開テーブルを表示
する。プログラムが設問に従って工程タイプを入力する
と、CPUは入力された工程タイプを表示し、入力された
工程タイプに必要な入力項目を表示する。例えば、工程
タイプ1が入力されると、第6図に示すように、工程タ
イプ1に必要な入力項目を表示する。即ち、工程タイプ
1は「座ぐり深さL=( )」、「ドリル径D1=
( )」、「座ぐり径D2=( )」の入力を必
要とする。
又、工程タイプ2が入力されたときは、工程要素DL即
ち面取り加工に必要な入力項目「面取り寸法C=(
)」が表示される。
ち面取り加工に必要な入力項目「面取り寸法C=(
)」が表示される。
(2)ステップ32 CPUは「加工順序n」をゼロクリアする。
(3)ステップ33 CPUは「加工順序n」に1を加える。
(4)ステップ34 CPUはプログラマが入力した「工程タイプ」であっ
て、「加工順序n」の工程要素を工程展開テーブルから
検索する。
て、「加工順序n」の工程要素を工程展開テーブルから
検索する。
(5)ステップ35 CPUはステップ34で検索した工程要素に応じたデータ
の入力をプログラマに要求する。データはCRTの表示画
面の下部に「設問・座ぐり深さ= 」から「設問・座
ぐり径D2= 」まで順次表示して、入力を促す。
の入力をプログラマに要求する。データはCRTの表示画
面の下部に「設問・座ぐり深さ= 」から「設問・座
ぐり径D2= 」まで順次表示して、入力を促す。
(6)ステップ36 プログラマがCPUの要求に従いデータを入力すると、C
PUは入力されたデータを工程展開テーブルに対応するメ
モリに記憶する。
PUは入力されたデータを工程展開テーブルに対応するメ
モリに記憶する。
(7)ステップ37 CPUはステップ31で入力した工程タイプの全ての加工
順位について上述した処理を終了するまで、ステップ33
〜36を繰り返し実行する。
順位について上述した処理を終了するまで、ステップ33
〜36を繰り返し実行する。
なお、本実施例では座ぐり加工について説明したが、
その他の加工、例えばドリル加工、タップ加工、リーマ
加工、ボーリング加工、フライス加工及び輪郭加工等に
ついても適用でき、座ぐり加工と同様の効果を奏する。
その他の加工、例えばドリル加工、タップ加工、リーマ
加工、ボーリング加工、フライス加工及び輪郭加工等に
ついても適用でき、座ぐり加工と同様の効果を奏する。
[発明の効果] 以上のように本発明によれば、表示制御手段により、
複数の加工工程に対してそれぞれ複数種類の工程タイプ
を設け、その工程タイプの種類毎に、工程要素による加
工順位の番号に対応させた工程展開テーブルを、加工工
程ごとに加工工程の加工に必要な複数種の工程要素から
なる工程要素表と共に表示し、工程展開テーブル作成手
段により、表示制御手段により表示された工程展開テー
ブルの工程タイプの種類と加工順序によって特定される
領域が指定されると共に、工程要素表の工程要素のいず
れかが指定されると、その指定された工程要素を選択し
指定された領域に表示して、工程展開テーブルを作成
し、工程展開テーブル登録手段により、工程展開テーブ
ル作成手段により工程展開テーブルの作成が終了したこ
とが知らせられると、その工程展開テーブルを作成工程
展開テーブルとして登録し、加工プログラム作成手段に
より、工程展開テーブル登録手段により登録された工程
展開テーブルのいずれかの工程タイプが選択されると、
その選択された工程タイプの加工順位に対応する領域の
工程要素に基づいて、加工プログラムの加工工程の加工
順序を作成するようにしたので、加工工程の展開方法を
利用者が任意に変更でき、システムを拡張せずに多様な
加工の種類に応じた複数の加工工程をもつ加工プログラ
ムを作成することができ、さらに、1つの加工工程に対
して考えられる複数種類の工程タイプを設定できるの
で、各々の工程タイプに予め素材の各種状態を想定した
工程を設定しておくことにより、複数種類の工程タイプ
が一括表示されている工程展開テーブルから、加工に最
適な工程タイプを即座に選択・指定することができ、オ
ペレータの負担を低減することができるという効果を有
する。
複数の加工工程に対してそれぞれ複数種類の工程タイプ
を設け、その工程タイプの種類毎に、工程要素による加
工順位の番号に対応させた工程展開テーブルを、加工工
程ごとに加工工程の加工に必要な複数種の工程要素から
なる工程要素表と共に表示し、工程展開テーブル作成手
段により、表示制御手段により表示された工程展開テー
ブルの工程タイプの種類と加工順序によって特定される
領域が指定されると共に、工程要素表の工程要素のいず
れかが指定されると、その指定された工程要素を選択し
指定された領域に表示して、工程展開テーブルを作成
し、工程展開テーブル登録手段により、工程展開テーブ
ル作成手段により工程展開テーブルの作成が終了したこ
とが知らせられると、その工程展開テーブルを作成工程
展開テーブルとして登録し、加工プログラム作成手段に
より、工程展開テーブル登録手段により登録された工程
展開テーブルのいずれかの工程タイプが選択されると、
その選択された工程タイプの加工順位に対応する領域の
工程要素に基づいて、加工プログラムの加工工程の加工
順序を作成するようにしたので、加工工程の展開方法を
利用者が任意に変更でき、システムを拡張せずに多様な
加工の種類に応じた複数の加工工程をもつ加工プログラ
ムを作成することができ、さらに、1つの加工工程に対
して考えられる複数種類の工程タイプを設定できるの
で、各々の工程タイプに予め素材の各種状態を想定した
工程を設定しておくことにより、複数種類の工程タイプ
が一括表示されている工程展開テーブルから、加工に最
適な工程タイプを即座に選択・指定することができ、オ
ペレータの負担を低減することができるという効果を有
する。
第1図は本発明に係る数値制御自動プログラミング装置
のブロック図、第2図及び第4図は第1図に示した数値
制御自動プログラミング装置の動作を示すフローチャー
ト、第3図、第5図及び第6図は第1図に示した数値制
御自動プログラミング装置のCRTの表示画面の説明図、
第7図(a)は従来の数値制御自動プログラミング装置
の概略構成図、第7図(b)は従来の数値制御自動プロ
グラミング装置の動作を示すフローチャート、第8図は
座ぐり加工の説明図、第9図は各工程タイプについて行
われるべき工程要素の説明図、第10図は第9図に示した
各工程要素記号の説明図である。 図において、(101)は工作機械部、(102)はNC装置、
(105)はCPU、(106)はROM、(107)はキーボード、
(108)は入力用メモリ、(109)はワーキングメモリ、
(110)は出力装置、(111)は表示部、(115)は工程
要素入力手段、(116)は加工プログラム作成手段、(1
21)は工程展開テーブル、(122)は工程要素記号表、
(123)は工程タイプの項目である。
のブロック図、第2図及び第4図は第1図に示した数値
制御自動プログラミング装置の動作を示すフローチャー
ト、第3図、第5図及び第6図は第1図に示した数値制
御自動プログラミング装置のCRTの表示画面の説明図、
第7図(a)は従来の数値制御自動プログラミング装置
の概略構成図、第7図(b)は従来の数値制御自動プロ
グラミング装置の動作を示すフローチャート、第8図は
座ぐり加工の説明図、第9図は各工程タイプについて行
われるべき工程要素の説明図、第10図は第9図に示した
各工程要素記号の説明図である。 図において、(101)は工作機械部、(102)はNC装置、
(105)はCPU、(106)はROM、(107)はキーボード、
(108)は入力用メモリ、(109)はワーキングメモリ、
(110)は出力装置、(111)は表示部、(115)は工程
要素入力手段、(116)は加工プログラム作成手段、(1
21)は工程展開テーブル、(122)は工程要素記号表、
(123)は工程タイプの項目である。
Claims (1)
- 【請求項1】加工プログラムの複数の加工工程に基づい
て、工作機器を制御する数値制御装置の数値制御自動プ
ログラミング装置において、 前記複数の加工工程に対してそれぞれ複数種類の工程タ
イプを設け、その工程タイプの種類毎に、工程要素によ
る加工順位の番号に対応させた工程展開テーブルを、加
工工程ごとに前記加工工程の加工に必要な複数種の工程
要素からなる工程要素表と共に表示する表示制御手段
と、 前記表示制御手段により表示された工程展開テーブルの
工程タイプの種類と加工順序によって特定される領域が
指定されると共に、前記工程要素表の工程要素のいずれ
かが指定されると、その指定された工程要素を選択し前
記指定された領域に表示して、前記工程展開テーブルを
作成する工程展開テーブル作成手段と、 前記工程展開テーブル作成手段により前記工程展開テー
ブルの作成が終了したことが知らせられると、その工程
展開テーブルを作成工程展開テーブルとして登録する工
程展開テーブル登録手段と、 前記工程展開テーブル登録手段により登録された工程展
開テーブルのいずれかの工程タイプが選択されると、そ
の選択された工程タイプの加工順位に対応する領域の工
程要素に基づいて、前記加工プログラムの加工工程の加
工順序を作成する加工プログラム作成手段と を有することを特徴とする数値制御自動プログラミング
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61135028A JP2602012B2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 数値制御自動プログラミング装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP61135028A JP2602012B2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 数値制御自動プログラミング装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62293311A JPS62293311A (ja) | 1987-12-19 |
JP2602012B2 true JP2602012B2 (ja) | 1997-04-23 |
Family
ID=15142250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP61135028A Expired - Lifetime JP2602012B2 (ja) | 1986-06-12 | 1986-06-12 | 数値制御自動プログラミング装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2602012B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01321505A (ja) * | 1988-06-24 | 1989-12-27 | Fanuc Ltd | 穴加工用ncデータ作成方法 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58143941A (ja) * | 1982-02-18 | 1983-08-26 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御加工方式 |
JPS58178405A (ja) * | 1982-04-12 | 1983-10-19 | Toyoda Mach Works Ltd | 自動プログラミング機能を備えた数値制御装置 |
-
1986
- 1986-06-12 JP JP61135028A patent/JP2602012B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62293311A (ja) | 1987-12-19 |
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