JPH0729255B2 - 旋削加工用のncデータ作成方式 - Google Patents
旋削加工用のncデータ作成方式Info
- Publication number
- JPH0729255B2 JPH0729255B2 JP62225382A JP22538287A JPH0729255B2 JP H0729255 B2 JPH0729255 B2 JP H0729255B2 JP 62225382 A JP62225382 A JP 62225382A JP 22538287 A JP22538287 A JP 22538287A JP H0729255 B2 JPH0729255 B2 JP H0729255B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- escape
- approach
- cutting start
- point
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B19/00—Programme-control systems
- G05B19/02—Programme-control systems electric
- G05B19/18—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form
- G05B19/4093—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by part programming, e.g. entry of geometrical information as taken from a technical drawing, combining this with machining and material information to obtain control information, named part programme, for the NC machine
- G05B19/40937—Numerical control [NC], i.e. automatically operating machines, in particular machine tools, e.g. in a manufacturing environment, so as to execute positioning, movement or co-ordinated operations by means of programme data in numerical form characterised by part programming, e.g. entry of geometrical information as taken from a technical drawing, combining this with machining and material information to obtain control information, named part programme, for the NC machine concerning programming of machining or material parameters, pocket machining
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/45—Nc applications
- G05B2219/45141—Turret lathe
-
- G—PHYSICS
- G05—CONTROLLING; REGULATING
- G05B—CONTROL OR REGULATING SYSTEMS IN GENERAL; FUNCTIONAL ELEMENTS OF SUCH SYSTEMS; MONITORING OR TESTING ARRANGEMENTS FOR SUCH SYSTEMS OR ELEMENTS
- G05B2219/00—Program-control systems
- G05B2219/30—Nc systems
- G05B2219/50—Machine tool, machine tool null till machine tool work handling
- G05B2219/50114—Select approach path as function of zone for tool slide
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P90/00—Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
- Y02P90/02—Total factory control, e.g. smart factories, flexible manufacturing systems [FMS] or integrated manufacturing systems [IMS]
Landscapes
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Geometry (AREA)
- Human Computer Interaction (AREA)
- Manufacturing & Machinery (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Automation & Control Theory (AREA)
- Numerical Control (AREA)
- Turning (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は旋削加工用のNCデータ作成方式に係り、特に旋
削加工におけるアプローチ用及び逃げ用のNCデータ作成
に適用して好適なNCデータ作成方式に関する。
削加工におけるアプローチ用及び逃げ用のNCデータ作成
に適用して好適なNCデータ作成方式に関する。
〈従来技術〉 旋盤による旋削加工においては、第10図を参照するとタ
レットTRの旋回位置(タレット旋回点)PTにおいて所望
の工具TLを選択し、ついで該工具を切削開始点PA迄アプ
ローチし(黒矢印通路参照)、アプローチ完了後工具を
指令通路に沿って移動させてワークWKに加工を施し、該
工具TLによる加工完了後は切削終了点(切削開始点と一
致する)PAより工具をタレット旋回位置PT迄逃がして
(白矢印参照)1工程の旋削加工サイクルを終了し、し
かる後次の工程の工具を選択して同様の動作を繰り返
し、最終的に所望の部品形状PFG(点線参照)を得る。
尚、第10図において、CHKはチャックである。また、切
削開始・終了点PTは部品形状PFGの始点PSから距離Δd
のポイントである。
レットTRの旋回位置(タレット旋回点)PTにおいて所望
の工具TLを選択し、ついで該工具を切削開始点PA迄アプ
ローチし(黒矢印通路参照)、アプローチ完了後工具を
指令通路に沿って移動させてワークWKに加工を施し、該
工具TLによる加工完了後は切削終了点(切削開始点と一
致する)PAより工具をタレット旋回位置PT迄逃がして
(白矢印参照)1工程の旋削加工サイクルを終了し、し
かる後次の工程の工具を選択して同様の動作を繰り返
し、最終的に所望の部品形状PFG(点線参照)を得る。
尚、第10図において、CHKはチャックである。また、切
削開始・終了点PTは部品形状PFGの始点PSから距離Δd
のポイントである。
〈発明が解決しようとしている問題点〉 かかる旋削加工における工具通路のうちアプローチ通路
については、(i)加工開始点(タレット旋回点)PTと
切削開始点PAをそれぞれ始点・終点とする早送り位置決
めにより直接アプローチする場合と(第1アプローチ通
路PTA1参照)、(ii)適当な経由点(たとえばポイント
PAAまたはPAS)を入力し該経由点を通過するようにアプ
ローチする場合(第2、第3アプローチ通路PTA2,PTA3
参照)とがあり、逃げ通路についても同様である。尚、
切削通路は部品形状を入力することにより自動的に決定
される。
については、(i)加工開始点(タレット旋回点)PTと
切削開始点PAをそれぞれ始点・終点とする早送り位置決
めにより直接アプローチする場合と(第1アプローチ通
路PTA1参照)、(ii)適当な経由点(たとえばポイント
PAAまたはPAS)を入力し該経由点を通過するようにアプ
ローチする場合(第2、第3アプローチ通路PTA2,PTA3
参照)とがあり、逃げ通路についても同様である。尚、
切削通路は部品形状を入力することにより自動的に決定
される。
さて、上記(i)の直接アプローチあるいは逃げる場合
はアプローチ距離及び逃げ距離が短くできるが機械固定
部、ワーク等の障害物に干渉するという問題がある。
はアプローチ距離及び逃げ距離が短くできるが機械固定
部、ワーク等の障害物に干渉するという問題がある。
又、(ii)の指定経由点を通過するようにアプローチあ
るいは逃げる場合には工具をワークに干渉しないように
できるが、アプローチや逃げが行われるたびに一々アプ
ローチ及び逃げのための経由点を指定しなければならず
面倒となる問題がある。
るいは逃げる場合には工具をワークに干渉しないように
できるが、アプローチや逃げが行われるたびに一々アプ
ローチ及び逃げのための経由点を指定しなければならず
面倒となる問題がある。
以上から本発明の目的は経由点を入力しなくても、簡単
に障害物に干渉しないアプローチ通路や逃げ通路を決定
できる旋削加工用のNCデータ作成方式を提供することで
ある。
に障害物に干渉しないアプローチ通路や逃げ通路を決定
できる旋削加工用のNCデータ作成方式を提供することで
ある。
〈問題点を解決するための手段〉 第1図は本発明のCNデータ作成方式の原理説明図であ
り、WKはワーク(素材)、PFG(点線参照)は部品形
状、ZSは素材長手方向における安全位置座標値、XSは素
材長手方向と直交する方向における安全位置座標値、PA
は切削開始・終点、PTはタレット旋回点、ZN0〜ZN3は領
域、LPSは素材長手方向に平行な面(長手面)、TPSは素
材端面に平行な面である。
り、WKはワーク(素材)、PFG(点線参照)は部品形
状、ZSは素材長手方向における安全位置座標値、XSは素
材長手方向と直交する方向における安全位置座標値、PA
は切削開始・終点、PTはタレット旋回点、ZN0〜ZN3は領
域、LPSは素材長手方向に平行な面(長手面)、TPSは素
材端面に平行な面である。
〈作用〉 素材長手方向における安全位置座標値ZSと長手方向と直
交する方向における安全位置座標値XSとにより特定され
るポイントQ(ZS,XS)を通る水平、垂直軸により区分
される領域ZN1〜ZN3のうちタレット旋回点PTが存在する
領域と、素材長手方向の面(長手面)LPSと長手方向に
直交する面(端面)TPSのうちいずれの面に切削開始・
終了点PAが属するかに応じる種々のアプローチ・逃げパ
ターンを登録しておく。そして、実際にタレット旋回点
PTが属する領域ZN2及び切削開始・終了点PAが属する面L
PSとの組み合わせに基づいて登録してあるアプローチ・
逃げパターンのうち所定のパターンを選択し、該選択し
たパターンを用いてアプローチ用NCデータ及び逃げ用NC
データを作成する。
交する方向における安全位置座標値XSとにより特定され
るポイントQ(ZS,XS)を通る水平、垂直軸により区分
される領域ZN1〜ZN3のうちタレット旋回点PTが存在する
領域と、素材長手方向の面(長手面)LPSと長手方向に
直交する面(端面)TPSのうちいずれの面に切削開始・
終了点PAが属するかに応じる種々のアプローチ・逃げパ
ターンを登録しておく。そして、実際にタレット旋回点
PTが属する領域ZN2及び切削開始・終了点PAが属する面L
PSとの組み合わせに基づいて登録してあるアプローチ・
逃げパターンのうち所定のパターンを選択し、該選択し
たパターンを用いてアプローチ用NCデータ及び逃げ用NC
データを作成する。
〈実施例〉 第2図は本発明にかかる旋削加工用のNCデータ作成方式
を次柘植する自動プログラミグシステムのブロック図で
あり、11はシステム本体で、11aはプロセッ(CPU)、11
bはローデイングプログラム等を記憶するプログラムメ
モリ(RPM)、11cはフロッピーはFLから読み込まれたNC
データ作成用のシステムプログラムやアプローチ・逃げ
パターン、その他処理結果等を記憶するRAMである。
を次柘植する自動プログラミグシステムのブロック図で
あり、11はシステム本体で、11aはプロセッ(CPU)、11
bはローデイングプログラム等を記憶するプログラムメ
モリ(RPM)、11cはフロッピーはFLから読み込まれたNC
データ作成用のシステムプログラムやアプローチ・逃げ
パターン、その他処理結果等を記憶するRAMである。
12はキーボード、13はグラフィックデイスプレイ装置、
14はデイスクコントローラ、15は作成したNCデータを外
部記憶媒体(NCテープ)NTに出力するNCデータ出力装置
である。フロッピーFLにはNCデータを作成するためのシ
ステムプログラムやアプローチ・逃げパターンデータ等
が記憶されている。
14はデイスクコントローラ、15は作成したNCデータを外
部記憶媒体(NCテープ)NTに出力するNCデータ出力装置
である。フロッピーFLにはNCデータを作成するためのシ
ステムプログラムやアプローチ・逃げパターンデータ等
が記憶されている。
第3図乃至第8図はアプローチ・逃げパターンの説明図
であり、タレット旋回点PTと切削開始・終了点PA応じて
それぞれ6つの場合があり、各場合について3種類のパ
ターンが設定されている。すなわち、素材長手方向にお
ける安全位置座標値ZSと長手方向と直交する方向におけ
る安全位置座標値XSとにより特定されるポイントQを通
る水平、垂直軸により区分される領域ZN1〜Z0のうちタ
レット旋回点PTが存在する領域と、素材長手方向の面
(長手面)LPSと長手方向に直交する面(端面)TPSのう
ちいずれの面に切削開始・終了点PAが属するかとに応じ
た6つの場合に対して、それぞれ第3図乃至第8図に示
すように3つのアプローチ・逃げパターンがフロッピー
FLに設定、登録されている。
であり、タレット旋回点PTと切削開始・終了点PA応じて
それぞれ6つの場合があり、各場合について3種類のパ
ターンが設定されている。すなわち、素材長手方向にお
ける安全位置座標値ZSと長手方向と直交する方向におけ
る安全位置座標値XSとにより特定されるポイントQを通
る水平、垂直軸により区分される領域ZN1〜Z0のうちタ
レット旋回点PTが存在する領域と、素材長手方向の面
(長手面)LPSと長手方向に直交する面(端面)TPSのう
ちいずれの面に切削開始・終了点PAが属するかとに応じ
た6つの場合に対して、それぞれ第3図乃至第8図に示
すように3つのアプローチ・逃げパターンがフロッピー
FLに設定、登録されている。
さて、第3図はタレット旋回点PTが第1領域ZN1に属
し、かつ切削開始・終了点PAが長手面LPSに属する場合
であり、(a)はアプローチ時タレット旋回点PTから水
平(長手方向)に、換言すれば−Z方向に切削開始・終
了点PAの真上迄早送りで工具を移動させ、しかる後切削
開始・終了点PA迄工具を下降させ、逃げ時にはアプロー
チと逆方向に逃がすパターンであり、(b)はアプロー
チ時タレット旋回点PTから切削開始・終了点PAの真上の
危険領域ZN0の境界点PD迄同時2軸の早送りで移動さ
せ、しかる後切削開始・終了点PA迄工具を下降させ、逃
げ時にはアプローチと逆方向に逃がすパターンであり、
(c)はアプローチ時タレット旋回点PTから危険領域ZN
Oの境界点PD′迄早送りで下降させ、ついで境界線に沿
って境界点PD迄早送りで移動させ、しかる後工具を切削
開始・終了点PA迄工具を下降させ、逃げ時にはアプロー
チと逆方向に逃がすパターンである。
し、かつ切削開始・終了点PAが長手面LPSに属する場合
であり、(a)はアプローチ時タレット旋回点PTから水
平(長手方向)に、換言すれば−Z方向に切削開始・終
了点PAの真上迄早送りで工具を移動させ、しかる後切削
開始・終了点PA迄工具を下降させ、逃げ時にはアプロー
チと逆方向に逃がすパターンであり、(b)はアプロー
チ時タレット旋回点PTから切削開始・終了点PAの真上の
危険領域ZN0の境界点PD迄同時2軸の早送りで移動さ
せ、しかる後切削開始・終了点PA迄工具を下降させ、逃
げ時にはアプローチと逆方向に逃がすパターンであり、
(c)はアプローチ時タレット旋回点PTから危険領域ZN
Oの境界点PD′迄早送りで下降させ、ついで境界線に沿
って境界点PD迄早送りで移動させ、しかる後工具を切削
開始・終了点PA迄工具を下降させ、逃げ時にはアプロー
チと逆方向に逃がすパターンである。
又、第4図はタレット旋回点PTが第2領域ZN2に属し、
かつ切削開始・終了点PAが長手面LPSに属する場合であ
り、第5図はタレット旋回点PTが第3領域ZN3に属し、
かつ切削開始・終了点PAが長手面LPSに属する場合であ
り、第6図はタレット旋回点PTが第1領域ZN1に属し、
かつ切削開始・終了点PAが端面TPSに属する場合であ
り、第7図はタレット旋回点PTが第2領域ZN2に属し、
かつ切削開始・終了点PAが端面TPSに属する場合であ
り、第8図はタレット旋回点PTが第3領域ZN3に属し、
かつ切削開始・終了点PAが端面TPSに属する場合であ
り、第4図〜第8図それぞれに対して第3図と同様に3
つのアプローチ・逃げパターンが設定されフロッピーFL
に登録されている。
かつ切削開始・終了点PAが長手面LPSに属する場合であ
り、第5図はタレット旋回点PTが第3領域ZN3に属し、
かつ切削開始・終了点PAが長手面LPSに属する場合であ
り、第6図はタレット旋回点PTが第1領域ZN1に属し、
かつ切削開始・終了点PAが端面TPSに属する場合であ
り、第7図はタレット旋回点PTが第2領域ZN2に属し、
かつ切削開始・終了点PAが端面TPSに属する場合であ
り、第8図はタレット旋回点PTが第3領域ZN3に属し、
かつ切削開始・終了点PAが端面TPSに属する場合であ
り、第4図〜第8図それぞれに対して第3図と同様に3
つのアプローチ・逃げパターンが設定されフロッピーFL
に登録されている。
第9図は本発明の処理の流れ図であり、以下この流れ図
に従って本発明にかかるNCデータ作成方式を説明する。
尚、既にROM11bに記憶されているローデイングプログラ
ムの制御により、フロッピーFLからシステムプログラム
やアプローチ・逃げパターンデータ、その他のデータが
RAM11cに転送、記憶されてあるものとする。
に従って本発明にかかるNCデータ作成方式を説明する。
尚、既にROM11bに記憶されているローデイングプログラ
ムの制御により、フロッピーFLからシステムプログラム
やアプローチ・逃げパターンデータ、その他のデータが
RAM11cに転送、記憶されてあるものとする。
旋削用NCデータ作成の起動により、Z方向(素材長手方
向)及びX方向における安全座標値の設問画面がグラフ
ィックデイスプレイ装置13に表示されるから、キーボー
ド12等から各軸方向の安全位置座標ZS,XS(第1図参
照)を入力する(ステップ101)。
向)及びX方向における安全座標値の設問画面がグラフ
ィックデイスプレイ装置13に表示されるから、キーボー
ド12等から各軸方向の安全位置座標ZS,XS(第1図参
照)を入力する(ステップ101)。
尚、この安全位置座標ZS,XSは次のような意味を持つも
のである。すなわち、切削開始・終了点PAが長手面LPS
に存在する場合にはZS,XSにより特定される危険領域ZN
0において垂直方向に該切削開始・終了点PAに向かって
移動しても、あるいは該切削開始・終了点PAから離れて
も工具は障害物に干渉せず、また切削開始・終了点PAが
端面TPSに存在する場合には危険領域ZN0において水平方
向に該切削開始・終了点PAに向かって移動してもあるい
は該切削開始・終了点PAから離れても工具は障害物に干
渉しない。
のである。すなわち、切削開始・終了点PAが長手面LPS
に存在する場合にはZS,XSにより特定される危険領域ZN
0において垂直方向に該切削開始・終了点PAに向かって
移動しても、あるいは該切削開始・終了点PAから離れて
も工具は障害物に干渉せず、また切削開始・終了点PAが
端面TPSに存在する場合には危険領域ZN0において水平方
向に該切削開始・終了点PAに向かって移動してもあるい
は該切削開始・終了点PAから離れても工具は障害物に干
渉しない。
安全位置の入力完了によりタレット旋回点PTが設問され
るから同様にその座標値(ZT,XT)を入力する(ステッ
プ103)。
るから同様にその座標値(ZT,XT)を入力する(ステッ
プ103)。
ついで、従来と同様に部品形状PFGや旋削加工条件や使
用工具データを入力する(ステップ105)。
用工具データを入力する(ステップ105)。
部品形状等の入力が完了すれば、プロセッサは各軸安全
位置座標値ZS,XS及びタレット旋回点PTの座標値ZT,XT
を考慮してタレット旋回点PTの属する領域を判別すると
共に(ステップ107)、部品形状PFGの始点PSより切削開
始・終了点PAが属する面を識別する(ステップ109)。
尚、部品形状PFGの始点PSがワークWKの長手面に存在す
る場合には切削開始・終了点PAは始点PSの真上で距離Δ
d(既知)の位置にあり、従って長手面LPSに属し、始
点PSがワークWKの端面に存在する場合には切削開始・終
了点PAは始点PSの水平方向で距離Δd′(既知)の位置
にあり、従って端面TPSに属する。
位置座標値ZS,XS及びタレット旋回点PTの座標値ZT,XT
を考慮してタレット旋回点PTの属する領域を判別すると
共に(ステップ107)、部品形状PFGの始点PSより切削開
始・終了点PAが属する面を識別する(ステップ109)。
尚、部品形状PFGの始点PSがワークWKの長手面に存在す
る場合には切削開始・終了点PAは始点PSの真上で距離Δ
d(既知)の位置にあり、従って長手面LPSに属し、始
点PSがワークWKの端面に存在する場合には切削開始・終
了点PAは始点PSの水平方向で距離Δd′(既知)の位置
にあり、従って端面TPSに属する。
しかる後、プロセッサ11aはステップ107、109において
識別したタレット旋回点PTが属する領域と切削開始・終
了点PAの属する面の組み合わせに応じた場合における第
1、第2、第3の3つのアプローチ・逃げパターン(例
えば第3図(a)〜(c))を描画し、どのパターンで
アプローチ及び逃げを行うかを入力される(ステップ11
1)。尚、必ずしもパターンを描画する必要はない。
識別したタレット旋回点PTが属する領域と切削開始・終
了点PAの属する面の組み合わせに応じた場合における第
1、第2、第3の3つのアプローチ・逃げパターン(例
えば第3図(a)〜(c))を描画し、どのパターンで
アプローチ及び逃げを行うかを入力される(ステップ11
1)。尚、必ずしもパターンを描画する必要はない。
ついで、ステップ111で入力されたアプローチ・逃げパ
ターンと、タレット旋回点PTの座標値(ZT,XT)と、安
全位置の座標値ZS,XSと、切削開始・終了点PAの座標値
を用いてプロセッサ11aは自動的にアプローチ用ののNC
データを作成し(ステップ113)、アプローチ用のNCデ
ータ作成後部品形状データや加工条件等を用いて切削通
路用のNCデータを作成し(ステップ115)、最後にアプ
ローチと逆方向に逃げ用のNCデータを作成して処理を終
了する(ステップ117)。
ターンと、タレット旋回点PTの座標値(ZT,XT)と、安
全位置の座標値ZS,XSと、切削開始・終了点PAの座標値
を用いてプロセッサ11aは自動的にアプローチ用ののNC
データを作成し(ステップ113)、アプローチ用のNCデ
ータ作成後部品形状データや加工条件等を用いて切削通
路用のNCデータを作成し(ステップ115)、最後にアプ
ローチと逆方向に逃げ用のNCデータを作成して処理を終
了する(ステップ117)。
尚、以上では部品形状の始点PSより所定距離の位置にあ
る切削開始・終了点PAの属する面を考慮して説明した
が、始点PSが属する面を考慮して同様にアプローチ・逃
げパターンを決定するようにしても良い。
る切削開始・終了点PAの属する面を考慮して説明した
が、始点PSが属する面を考慮して同様にアプローチ・逃
げパターンを決定するようにしても良い。
又、以上ではタレット旋回点と切削開始・終了点に応じ
た6つの各場合において、3つのアプローチ・逃げパタ
ーンが存在するものとして説明したが、本発明はこれに
限るものではなく1つパターンのみでもよい。
た6つの各場合において、3つのアプローチ・逃げパタ
ーンが存在するものとして説明したが、本発明はこれに
限るものではなく1つパターンのみでもよい。
〈発明の効果〉 以上本発明によれば、所定のポイントを通る水平、垂直
軸により区分される領域のうちどの領域にタレット旋回
点が存在するか及び素材長手面と端面のうちいずれの面
に切削開始・終了点が存在するかに応じて種々のアプロ
ーチ・逃げパターンを登録しておき、実際にタレット旋
回点が属する領域及び切削開始・終了点が属する面とに
基づいて前記登録してあるアプローチ・逃げパターンの
うち所定のパターンを用いてアプローチ用NCデータ及び
逃げ用NCデータを作成するように構成したから、従来の
ように一々障害物と干渉しないように経由点を決定して
入力しなくても、簡単に障害物に干渉しないアプローチ
通路や逃げ通路を決定できる。
軸により区分される領域のうちどの領域にタレット旋回
点が存在するか及び素材長手面と端面のうちいずれの面
に切削開始・終了点が存在するかに応じて種々のアプロ
ーチ・逃げパターンを登録しておき、実際にタレット旋
回点が属する領域及び切削開始・終了点が属する面とに
基づいて前記登録してあるアプローチ・逃げパターンの
うち所定のパターンを用いてアプローチ用NCデータ及び
逃げ用NCデータを作成するように構成したから、従来の
ように一々障害物と干渉しないように経由点を決定して
入力しなくても、簡単に障害物に干渉しないアプローチ
通路や逃げ通路を決定できる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明のNCデータ作成方式の原理説明図、 第2図は本発明方式を実現するシステムのブロック図、 第3図乃至第8図は種々の場合におけるアプローチ・逃
げパターン図、 第9図は本発明の処理の流れ図、 第10図は旋盤における通路説明図である。 WK……ワーク(素材)、PFG……部品形状、ZS……Z方
向における安全位置座標値、XS……X方向における安全
位置座標値、PA……切削開始・終了点、PT……タレット
旋回点、ZN0〜ZN3……領域、LPS……長手面、TPS……端
面
げパターン図、 第9図は本発明の処理の流れ図、 第10図は旋盤における通路説明図である。 WK……ワーク(素材)、PFG……部品形状、ZS……Z方
向における安全位置座標値、XS……X方向における安全
位置座標値、PA……切削開始・終了点、PT……タレット
旋回点、ZN0〜ZN3……領域、LPS……長手面、TPS……端
面
Claims (3)
- 【請求項1】旋削加工用のNCデータ作成方式において、 素材長手方向における安全位置座標値と長手方向と直交
する方向における安全位置座標値とにより特定されるポ
イントを通る水平、垂直軸により区分される領域のうち
どの領域にタレット旋回点が存在するか及び素材長手方
向の面と長手方向に直交する面のうちいずれの面に切削
開始・終了点が属するかに応じて種々のアプローチ・逃
げパターンを登録しておき、 タレット旋回点が実際に属する領域及び切削開始・終了
点が実際に属する面とに基づいて前記登録してあるアプ
ローチ・逃げパターンのうち所定のパターンを選択し、
該選択したパターン用いてアプローチ用NCデータ及び逃
げ用NCデータを作成することを特徴とする旋削加工用の
NCデータ作成方式。 - 【請求項2】長手方向における安全位置座標値と長手方
向に直交する方向における安全位置座標値とタレット旋
回位置とを入力し、 これら入力されたデータを用いてタレット旋回点が属す
る領域を判別すると共に、 部品形状データを入力し該部品形状データより切削開始
・終了点が属する面を判別することをを特徴とする特許
請求の範囲第1項記載の旋削加工用のNCデータ作成方
式。 - 【請求項3】タレット旋回点が属する領域と切削開始・
終了点が属する面の各組み合わせに対してそれぞれ2以
上のアプローチ・逃げパターンを登録しておき、 該2以上のアプローチ・逃げパターンのうちどのパター
ンを用いてアプローチ・逃げ用のNCデータを作成するか
入力し、 実際にタレット旋回点が属する領域と切削開始・終了点
が属する面と前記入力されたパターン選択データとから
アプローチ・逃げ用のNCデータ作成に用いるパターンを
選択することを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
旋削加工用のNCデータ作成方式
Priority Applications (5)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62225382A JPH0729255B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | 旋削加工用のncデータ作成方式 |
DE3854229T DE3854229T2 (de) | 1987-09-10 | 1988-09-08 | Verfahren zum vorbereiten der numerischen steuerungsdaten für ein schneidverfahren. |
EP88907770A EP0333865B1 (en) | 1987-09-10 | 1988-09-08 | Method of preparing nc data for cutting |
PCT/JP1988/000903 WO1989002340A1 (en) | 1987-09-10 | 1988-09-08 | Method of preparing nc data for cutting |
US07/348,037 US4998196A (en) | 1987-09-10 | 1988-09-08 | Method of creating NC data for turning |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62225382A JPH0729255B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | 旋削加工用のncデータ作成方式 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6471646A JPS6471646A (en) | 1989-03-16 |
JPH0729255B2 true JPH0729255B2 (ja) | 1995-04-05 |
Family
ID=16828479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62225382A Expired - Lifetime JPH0729255B2 (ja) | 1987-09-10 | 1987-09-10 | 旋削加工用のncデータ作成方式 |
Country Status (5)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US4998196A (ja) |
EP (1) | EP0333865B1 (ja) |
JP (1) | JPH0729255B2 (ja) |
DE (1) | DE3854229T2 (ja) |
WO (1) | WO1989002340A1 (ja) |
Families Citing this family (15)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07115277B2 (ja) * | 1988-11-29 | 1995-12-13 | ファナック株式会社 | 輪郭形状加工方式 |
JPH0698552B2 (ja) * | 1988-12-26 | 1994-12-07 | オ−クマ株式会社 | 数値制御情報作成装置における加工方法の決定方式 |
JPH02287802A (ja) * | 1989-04-28 | 1990-11-27 | Okuma Mach Works Ltd | 数値制御情報作成装置 |
JPH07104701B2 (ja) * | 1989-05-08 | 1995-11-13 | 三菱電機株式会社 | Cad/cam装置 |
US5341458A (en) * | 1991-09-11 | 1994-08-23 | Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha | Method of and system for generating teaching data for robots |
JP3574462B2 (ja) * | 1993-06-11 | 2004-10-06 | ファナック株式会社 | 領域指定方法 |
DE4331034A1 (de) * | 1993-09-13 | 1995-03-16 | Grundig Ag | Verfahren zur zweidimensionalen Arbeitsraumkonturermittlung für Drehmaschinen |
DE4336863C2 (de) * | 1993-10-28 | 1998-01-22 | Zeiss Carl Fa | Verfahren zur Steuerung von Koordinatenmeßgeräten |
JP3218530B2 (ja) * | 1994-06-30 | 2001-10-15 | 富士通株式会社 | 数値制御加工方法及び数値制御加工システム |
US5784281A (en) * | 1996-08-23 | 1998-07-21 | Qcam | Non-graphical automation of machine controls |
US6223095B1 (en) * | 1996-11-07 | 2001-04-24 | Okuma Corporation | Numeric control command generator and method |
JP3788539B2 (ja) * | 1997-03-14 | 2006-06-21 | コマツ工機株式会社 | 自由曲線部材のサイクル加工装置 |
US6311100B1 (en) * | 1998-09-14 | 2001-10-30 | Mass. Institute Of Technology | Tool path generator for computer aided manufacturing |
JP2002254273A (ja) * | 2001-02-23 | 2002-09-10 | Mori Seiki Co Ltd | 切削工機の制御装置、切削工機及びその切削方法 |
JP5026884B2 (ja) * | 2007-08-04 | 2012-09-19 | 株式会社森精機製作所 | 自動工具交換装置を有する工作機械 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5981707A (ja) * | 1982-10-30 | 1984-05-11 | Fanuc Ltd | Ncデ−タ自動作成方法 |
JPS59124544A (ja) * | 1982-12-29 | 1984-07-18 | Mitsubishi Electric Corp | 数値制御装置の加工方式 |
JPS59152043A (ja) * | 1983-02-17 | 1984-08-30 | Fanuc Ltd | 三次元工具通路決定方法 |
-
1987
- 1987-09-10 JP JP62225382A patent/JPH0729255B2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1988
- 1988-09-08 EP EP88907770A patent/EP0333865B1/en not_active Expired - Lifetime
- 1988-09-08 WO PCT/JP1988/000903 patent/WO1989002340A1/ja active IP Right Grant
- 1988-09-08 DE DE3854229T patent/DE3854229T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1988-09-08 US US07/348,037 patent/US4998196A/en not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
EP0333865B1 (en) | 1995-07-26 |
EP0333865A1 (en) | 1989-09-27 |
US4998196A (en) | 1991-03-05 |
EP0333865A4 (en) | 1993-02-24 |
DE3854229D1 (de) | 1995-08-31 |
JPS6471646A (en) | 1989-03-16 |
WO1989002340A1 (en) | 1989-03-23 |
DE3854229T2 (de) | 1996-01-11 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5150305A (en) | Numerical control system providing graphic machining simulation | |
JPH0729255B2 (ja) | 旋削加工用のncデータ作成方式 | |
US4513366A (en) | Menu programmed machine tool numerical controller with an interference checking function | |
US4703415A (en) | Method of approach in area cutting | |
JPH0158018B2 (ja) | ||
JPH0653335B2 (ja) | 数値制御プログラムの加工シミユレ−シヨン方式 | |
JPS6147652B2 (ja) | ||
JPH0452094A (ja) | レーザ加工機 | |
JPH08150540A (ja) | 工作機械の干渉防止装置 | |
JPH0421203B2 (ja) | ||
JPH0363761B2 (ja) | ||
JPS5981045A (ja) | 多工程ならい制御方式 | |
JPH0634921Y2 (ja) | 数値制御工作機械 | |
JP2985988B2 (ja) | 数値制御情報作成装置 | |
KR0155014B1 (ko) | 수치 제어 장치 | |
JPS62255046A (ja) | 4軸旋盤のncプログラム作成方法 | |
JP2751196B2 (ja) | アプローチ径路の自動作成方法 | |
JPS63192580A (ja) | 3次元加工装置 | |
JPH057132B2 (ja) | ||
JP3094131B2 (ja) | Nc加工装置の運転制御方法 | |
JPH073943U (ja) | Nc工作機械の制御装置 | |
JPH02178807A (ja) | レーザ加工機用数値制御装置 | |
JPS6289116A (ja) | 数値制御装置 | |
JPH0358858B2 (ja) | ||
JPS63293609A (ja) | 数値制御装置 |