JPH0697803B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JPH0697803B2
JPH0697803B2 JP62242456A JP24245687A JPH0697803B2 JP H0697803 B2 JPH0697803 B2 JP H0697803B2 JP 62242456 A JP62242456 A JP 62242456A JP 24245687 A JP24245687 A JP 24245687A JP H0697803 B2 JPH0697803 B2 JP H0697803B2
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和明 大石
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はガス絶縁開閉装置に係り、特に共通容器内に遮
断部および断路器を構成したガス絶縁開閉装置に関す
る。
〔従来の技術〕
一般にガス絶縁開閉装置は、気密な容器内に遮断部、断
路器等の内部機器を構成すると共に、絶縁性ガスを充填
し、その極間絶縁距離および容器と内部機器との間の対
地絶縁距離を縮小している。
このようなガス絶縁開閉装置として、例えば実開昭60−
108116号公報および実開昭60−119809号公報に記載され
たものがあり、これらの組立てについての詳述はない
が、前者は組立作業者が容器内に入つたり身体の一部を
容器内に入れたりして内部機器を組立て、また後者は容
器の側面に形成したマンホールから内部機器を搬入し、
内部に入つた組立作業者が組立作業を行なうものと思わ
れる。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のガス絶縁開閉装置は、いずれの場合も容器内に内
部機器を組立てて行う方式であつたため、遮断部、線路
側断路器および接地開閉器等の開閉装置は、容器内に絶
縁性ガスを充填する前に開閉試験を実施し、もし不具合
があれば、これに対処しなければならないが、この作業
は非常に煩しい。つまり調整の毎に閉ざされた狭い空間
を形成する容器内に作業者が入つたり、あるいはハンド
ホールからの作業が必要になるからである。
本発明の目的は、調整作業が容易で、かつコンパクトな
ガス絶縁開閉装置を提供するにある。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明は上述の目的を達成するために、少なくとも遮断
部、線路側断路器等の内部機器を収納するる共通容器
を、耐気密接続可能な筒状部と底板とから構成し、上記
底板へ上記内部機器を支持し、上記遮断部は、底板へ固
定した上下方向に延びる気密な容器内に構成し、上記線
路側断路器は、上記遮断部と並んで上下方向に配置する
と共に両接触子を上記気密な容器へ支持して構成し、共
通容器に接続される一対の主母線との接続は、上記遮断
部と並んで上下方向に延びると共に上記気密な容器に支
持された接続導体と、上記筒状部の上記接続導体と対向
する位置に上下方向に並んで形成された一対の開口の近
傍に上記接続導体の上下両端に接続された一対の第一の
接続部を有し、一対の主母線は、上記筒状部の一対の開
口の近傍にそれぞれ絶縁スペーサによって保持されて上
記一対の第一の接続部にそれぞれ電気的に接続される一
対の第二の接続部を有し、上記第一および第二の接続部
のいずれか一方に接触子を設けて構成したことを特徴と
する。
〔作用〕
本発明のガス絶縁開閉装置は上述の如き構成であるか
ら、先ず遮断部や線路側断路器を底板上に構成し、円筒
状部を設ける前に開閉試験を実施して必要な再調整を行
なうことができるので、この再調整は狭隘作業とならな
い。この開閉試験の後、筒状部を上方から被せて底板へ
耐気密接続すると共に、筒状部の上下方向に並んで形成
された一対の開口の近傍に位置する開閉装置側の一対の
第一の接続部と、筒状部の上記一対の開口の近傍に位置
する主母線側の一対の第二の接続部とを、これらのいず
れか一方に設けられた接触子を介して、接続することに
より、開閉装置と一対の主母線との接続を容易に行なう
ことができ、このようにして組立て作業、調整作業の全
体を容易に行なうことができる。また、遮断部は底板へ
固定した上下方向に延びる気密な容器内に構成し、線路
側断路器は遮断部と並んで上下方向に配置すると共に両
接触子を上記気密な容器へ支持して構成し、上記一対の
第一の接続部は遮断部と並んで上下方向に延びると共に
上記気密な容器に支持された接続導体の上下両端に設け
たので、共通容器内に構成される開閉装置や主母線との
接続構造をコンパクトにすることができる。
〔実施例〕
以下本発明の一実施例を図面によつて説明する。
第1図はガス絶縁開閉装置の縦断面側面図で、円筒状部
17と底板26間を耐気密接続して成る共通容器30内には、
絶縁性ガス31が充填されると共に、遮断部32、線路側断
路器16、接地開閉器33,34,35、ケーブルヘツド18が構成
されている。遮断部32は、底板26へ固定した支持絶縁物
15上に、遮断部の可動子側と接続した環状の端子28、遮
断部を収納した絶縁筒12、遮断部の固定子側と接続した
蓋を成す端子11を順次接続することによつて気密な容器
を形成している。この気密な容器内に遮断部が構成さ
れ、しかも遮断部は底板26の下方の機構ケース27内から
引出せるように構成されているので、共通容器30内の絶
縁性ガスを回収することなく遮断部の点検ができる。遮
断部32の操作は、機構ケース27内の機構部を介して操作
キユービクル25内の操作装置によつて行なわれる。
線路側断路器16は遮断部32に並置され、その固定子36は
サポート碍子13によつて遮断部32へ固定されている。ま
た可動子側の集電子37は端子28へ電気的および機械的に
固定され、固定子36と集電子37間を開路可能に橋絡する
可動子は絶縁ロツド21を介して機構ケース27内の操作装
置によつて操作される。固定子36と電気的に接続した導
体38はケーブルヘツド18を介して図示しないケーブルで
導出されている。従つて、遮断部32、線路側断路器16お
よびケーブルヘツド18は、いずれも底板26へ支持されて
いる。接地開閉器34の可動子23は図示しない操作装置に
よつて線路側断路器16の集電子37側を接地する。また接
地開閉器35の可動子20も図示しない操作装置によつて導
体38を接地する。
遮断部32の端子11には、遮断部32とほぼ平行に配置した
接続導体10の一端が電気的および機械的に連結されてお
り、この接続導体10の下端はサポート碍子14によつて遮
断部32へ支持されている。共通容器30の円筒状部17に
は、上下に並んで開口19,22が形成され、この開口19,22
の近傍に接続導体10の両端の第一の接続部10a、10bが形
成されている。接続導体10を接地する接地開閉器33は、
底板26へ支持されて図示しない操作装置によつて可動子
24を開閉するように構成されている。このようにして、
共通容器30内の内部機器は全て底板26へ支持されてい
る。
開口19,22を封じて円筒状部17に接続される主母線40,41
は母線導体1,4から成ると共に母線側断路器2,5を一体に
構成しており、この母線側断路器2,5の固定子側導体42,
43は共通容器30と主母線40,41間を気密に区分する絶縁
スペーサ7,8によつて支持され、その絶縁スペーサ7,8の
共通容器30側にはそれぞれ第二の接続部9,44が構成され
ている。この第二の接続部9,44は、詳細を後述する接続
導体10の第一の接続部と電気的に接続されている。
この構成の特徴について第2図および第3図を用いて説
明する。
組立ては、先ず第2図に示すように共通容器30内に構成
される各内部機器を底板26上へ支持する。前述したよう
に各内部機器は全て底板26へ支持する構成であるため、
円筒状部17の取付け前においても図示の状態を保つ。こ
の状態で、遮断部32、線路側断路器16、接地開閉器33,3
4,35の開閉試験を行ない、必要に応じて調整を行なう。
この作業は円筒状部17によつて制限されていないため、
非常に容易である。
この調整後、円筒状部17を遮断部32などの内部機器に被
せて底板26に取付け、第3図に示すように主母線40,41
を接続する。このとき接続導体10に設けられた第一の接
続部10a、10bは、開口19,22の近傍に位置しているの
で、絶縁スペーサ7,8で支持された第2の接続部9,44と
容易に接続することができる。第一の接続部10a、10bお
よび第2の接続部9,44のいずれか一方に接触子が取付け
られていて、両接続部間の電気的接続はこの接触子を介
して行なわれている。
尚、詳細な図示を省略したが、共通容器30内は三相一括
構成であり、第2図の各開閉装置の構成が三相分並置さ
れている。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、共通容器内の内
部機器を全て底板上に支持し、筒状部を被せる前に開閉
試験を行えるようにしたので、再調整作業が狭隘作業と
ならず、容易である。また、筒状部の上下方向に並んで
形成された一対の開口の近傍に位置する開閉装置側の一
対の第一の接続部と、筒状部の上記一対の開口の近傍に
位置する主母線側の一対の第二の接続部とを、これらの
いずれか一方に設けられた接触子を介して、接続するよ
うにしたので、主母線を筒状部の開口と位置合わせし、
第二の接続部を第一の接続部側に押圧して両接続部を接
続することにより、開閉装置と一対の主母線との接続を
容易に行なうことができる。さらに、線路側断路器を遮
断部と並んで上下方向に配置すると共にその両接触子を
遮断部の容器へ支持し、一対の第一の接続部は遮断部と
並んで上下方向に延びると共に遮断部の容器に支持され
た接続導体の上下両端に設けたので、線路側断路器の支
持構造や主母線との接続構造が簡単になり、共通容器内
に構成される開閉装置などをコンパクトにまとめること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例によるガス絶縁開閉装置の縦
断面側面図、第2図および第3図はその組立て途中状態
を示す縦断面側面図である。 7,8……絶縁スペーサ、9,44……第二の接続部、10a、10
b……第一の接続部、16……線路側断路器、17……円筒
状部、26……底板、30……共通容器、32……遮断部、3
3,34,35……接地開閉器、40,41……主母線。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】少なくとも遮断部、線路側断路器および接
    地開閉器から成る開閉装置と、遮断器の固定子と接続さ
    れるケーブルヘッドを共通容器内に構成し、上記共通容
    器に一対の主母線を接続して成るガス絶縁開閉装置にお
    いて、上記共通容器を耐気密接続可能な底板と筒状部と
    から構成し、上記底板へ上記開閉装置を支持し、上記遮
    断部は、上記底板へ固定した上下方向に延びる気密な容
    器内に構成し、上記線路側断路器は、上記遮断部に並ん
    で上下方向に配置すると共に両接触子を上記気密な容器
    へ支持して構成し、上記共通容器内の上記開閉装置は、
    上記一対の主母線との接続のために上記遮断部と並んで
    上下方向に延びると共に上記気密な容器に支持された接
    続導体と、上記筒状部の上記接続導体と対向する位置に
    上下方向に並んで形成された一対の開口の近傍に上記接
    続導体の上下両端にそれぞれ接続された一対の第一の接
    続部を有し、上記一対の主母線は、上記筒状部の一対の
    開口の近傍にそれぞれ絶縁スペーサによって保持されて
    上記一対の第一の接続部にそれぞれ電気的に接続される
    一対の第二の接続部を有し、上記第一および第二の接続
    部のいずれか一方に接触子を設けて構成したことを特徴
    とするガス絶縁開閉装置。
JP62242456A 1987-09-29 1987-09-29 ガス絶縁開閉装置 Expired - Lifetime JPH0697803B2 (ja)

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JPH0625229B2 (ja) * 1985-08-21 1994-04-06 三井東圧化学株式会社 熱可塑性樹脂の製造方法

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