JPH0655004B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents
ガス絶縁開閉装置Info
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- JPH0655004B2 JPH0655004B2 JP58245695A JP24569583A JPH0655004B2 JP H0655004 B2 JPH0655004 B2 JP H0655004B2 JP 58245695 A JP58245695 A JP 58245695A JP 24569583 A JP24569583 A JP 24569583A JP H0655004 B2 JPH0655004 B2 JP H0655004B2
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- container
- unit
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Description
【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、変電所等の電気所に設置されるガス絶縁開閉
装置に関するものである。
装置に関するものである。
[従来の技術] 従来広く用いられていたガス絶縁開閉装置は、遮断器や
断路器等の必要機器をそれぞれ別個の容器に収納して、
容器相互間を絶縁スペーサを介して接続していたが、こ
のような構成では多数の容器が接続されるため構造が複
雑になり、保守点検も行い難くなる欠点があった。そこ
で最近になって、複数の機器を比較的低圧のガスを充填
した共通の容器内に収納するようにした改良形のガス絶
縁開閉装置が提案された。
断路器等の必要機器をそれぞれ別個の容器に収納して、
容器相互間を絶縁スペーサを介して接続していたが、こ
のような構成では多数の容器が接続されるため構造が複
雑になり、保守点検も行い難くなる欠点があった。そこ
で最近になって、複数の機器を比較的低圧のガスを充填
した共通の容器内に収納するようにした改良形のガス絶
縁開閉装置が提案された。
[発明が解決しようとする課題] 上記の改良形のガス絶縁開閉装置によれば、容器の数が
少なくなるため構造が簡単になり、保守点検も容易にな
るが、従来提案されているこの種のガス絶縁開閉装置で
は、線路をケーブルで引込むか架空線で引込むかによっ
て容器内部の機器の配置や容器の構造を変更する必要が
あり、装置の各部の標準化が困難であった。
少なくなるため構造が簡単になり、保守点検も容易にな
るが、従来提案されているこの種のガス絶縁開閉装置で
は、線路をケーブルで引込むか架空線で引込むかによっ
て容器内部の機器の配置や容器の構造を変更する必要が
あり、装置の各部の標準化が困難であった。
本発明の目的は、容器の標準化を図り、同一の構造の容
器でケーブル引込みにもブッシング引込みにも対応する
ことができるようにしたガス絶縁開閉装置を提供するこ
とにある。
器でケーブル引込みにもブッシング引込みにも対応する
ことができるようにしたガス絶縁開閉装置を提供するこ
とにある。
[課題を解決するための手段] 本発明のガス絶縁開閉装置は、遮断器及び線路側断路器
を含む1回線分の受電側開閉回路を構成するために必要
な機器を主容器内に収納して構成した受電ユニットと、
母線及び母線側断路器を補助容器内に収納して構成した
少なくとも1組の母線ユニットとにより構成される。
を含む1回線分の受電側開閉回路を構成するために必要
な機器を主容器内に収納して構成した受電ユニットと、
母線及び母線側断路器を補助容器内に収納して構成した
少なくとも1組の母線ユニットとにより構成される。
上記主容器は長手方向を上下方向に一致させて配置され
た縦長の容器からなっていて、該主容器の側壁部には、
該主容器の長手方向の一端側及び他端側にそれぞれ位置
させて同じ側に開口した第1及び第2の機器取付用開口
部が設けられている。
た縦長の容器からなっていて、該主容器の側壁部には、
該主容器の長手方向の一端側及び他端側にそれぞれ位置
させて同じ側に開口した第1及び第2の機器取付用開口
部が設けられている。
主容器の側壁部にはまた、上記第1及び第2の機器取付
用開口部と反対の側に開口した第1及び第2の母線ユニ
ット接続用開口部が、該主容器の長手方向に間隔を開け
て設けられ、主容器の長手方向の一端及び他端にはそれ
ぞれ第1及び第2の端部開口部が設けられている。
用開口部と反対の側に開口した第1及び第2の母線ユニ
ット接続用開口部が、該主容器の長手方向に間隔を開け
て設けられ、主容器の長手方向の一端及び他端にはそれ
ぞれ第1及び第2の端部開口部が設けられている。
上記遮断器及び線路側断路器はそれぞれ主容器の第1及
び第2の機器取付用開口部を閉じるように設けられた蓋
板に支持され、母線ユニットは第1及び第2の母線接続
用開口部の内の少なくとも一方に取り付けられて該母線
ユニットの補助容器と前記主容器との間が絶縁スペーサ
によりガス区分されている。
び第2の機器取付用開口部を閉じるように設けられた蓋
板に支持され、母線ユニットは第1及び第2の母線接続
用開口部の内の少なくとも一方に取り付けられて該母線
ユニットの補助容器と前記主容器との間が絶縁スペーサ
によりガス区分されている。
主容器の第1及び第2の端部開口部は蓋板により気密に
閉じられていて、該第2の端部開口部を閉じる蓋板に線
路を引込むためのケーブルヘッドまたはブッシングが取
り付けられている。
閉じられていて、該第2の端部開口部を閉じる蓋板に線
路を引込むためのケーブルヘッドまたはブッシングが取
り付けられている。
[作用] 上記のように構成すると、主容器の第2の端部開口部を
下側にして設置して、該第2の端部開口部を閉じる蓋板
にケーブルヘッドを取り付けることにより、線路をケー
ブルで引込むことができ、また主容器の第2の端部開口
部を上側にして設置して、該第2の端部開口部を閉じる
蓋板にブッシングを取り付けることにより、線路をブッ
シングで引込むことができる。この場合、主容器内部の
機器の配置は変更する必要がないので、各部の標準化を
容易に図ることができ、ガス絶縁開閉装置のコストの低
減を図ることができる。
下側にして設置して、該第2の端部開口部を閉じる蓋板
にケーブルヘッドを取り付けることにより、線路をケー
ブルで引込むことができ、また主容器の第2の端部開口
部を上側にして設置して、該第2の端部開口部を閉じる
蓋板にブッシングを取り付けることにより、線路をブッ
シングで引込むことができる。この場合、主容器内部の
機器の配置は変更する必要がないので、各部の標準化を
容易に図ることができ、ガス絶縁開閉装置のコストの低
減を図ることができる。
[実施例] 以下添附図面を参照して本発明の実施例を説明する。
第1図及び第2図は本発明の第1の実施例を示したもの
で、この実施例の各相の電気的な構成は第3図に示す通
りである。第3図においてCHdはケーブルヘッド、D
S1は線路側断路器、CBは断路器、CTは変流器、L
Aは避雷器で、これらにより受電側ユニットが構成され
る。またDS21及びDS22はそれぞれ第1及び第2の母
線側断路器、BS1及びBS2はそれぞれ第1及び第2
の母線で、これらにより第1及び第2の母線ユニットが
構成される。第1図において1は遮断器CB及び線路側
断路器DS1を含む受電側開閉回路を構成する3相分の
機器を主容器2内に収納して構成した受電ユニット、3
は第1の3相母線BS1を構成する導体4u〜4wと3
相分の母線側断路器DS21とを補助容器5内に収納して
構成した第1の母線ユニット、6は3相母線BS2を構
成する導体4u〜4w及び3相分の母線側断路器DS22
を補助容器5内に収納して構成して第2の母線ユニット
であり、第1及び第2の母線ユニットは同一に構成され
ている。
で、この実施例の各相の電気的な構成は第3図に示す通
りである。第3図においてCHdはケーブルヘッド、D
S1は線路側断路器、CBは断路器、CTは変流器、L
Aは避雷器で、これらにより受電側ユニットが構成され
る。またDS21及びDS22はそれぞれ第1及び第2の母
線側断路器、BS1及びBS2はそれぞれ第1及び第2
の母線で、これらにより第1及び第2の母線ユニットが
構成される。第1図において1は遮断器CB及び線路側
断路器DS1を含む受電側開閉回路を構成する3相分の
機器を主容器2内に収納して構成した受電ユニット、3
は第1の3相母線BS1を構成する導体4u〜4wと3
相分の母線側断路器DS21とを補助容器5内に収納して
構成した第1の母線ユニット、6は3相母線BS2を構
成する導体4u〜4w及び3相分の母線側断路器DS22
を補助容器5内に収納して構成して第2の母線ユニット
であり、第1及び第2の母線ユニットは同一に構成され
ている。
更に詳細に述べると、主容器2は、長手方向を上下方向
(鉛直方向)に一致させた状態で配置された縦長の円筒
状に形成されていて、その側壁部には、該主容器の長手
方向の一端側及び他端側(図示の例では上端側及び下端
側)にそれぞれ位置させて同じ側に開口した第1及び第
2の機器取付用開口部201及び202が設けられてい
る。主容器2の側壁部にはまた、第1及び第2の機器取
付用開口部201及び202と反対の側に開口した第1
及び第2の母線ユニット接続用開口部203及び204
が、該主容器の長手方向に間隔を開けて設けられてい
る。
(鉛直方向)に一致させた状態で配置された縦長の円筒
状に形成されていて、その側壁部には、該主容器の長手
方向の一端側及び他端側(図示の例では上端側及び下端
側)にそれぞれ位置させて同じ側に開口した第1及び第
2の機器取付用開口部201及び202が設けられてい
る。主容器2の側壁部にはまた、第1及び第2の機器取
付用開口部201及び202と反対の側に開口した第1
及び第2の母線ユニット接続用開口部203及び204
が、該主容器の長手方向に間隔を開けて設けられてい
る。
第1の機器取付用開口部201及び第1の母線ユニット
接続用開口部203と、第2の機器取付用開口部202
及び第2の母線ユニット接続用開口部204とは、主容
器の軸線方向の中央の両側に対称に設けられている。
接続用開口部203と、第2の機器取付用開口部202
及び第2の母線ユニット接続用開口部204とは、主容
器の軸線方向の中央の両側に対称に設けられている。
上記の開口部201ないし204はそれぞれ主容器の管
壁を貫通させて設けた孔の周縁に短管201a乃至20
4aを溶接してこれらの短管の開口端にそれぞれ取付け
フランジ201b乃至204bを設けた構造を有してい
る。第1及び第2の機器取付用開口部201及び202
は径が同一に形成され、第1及び第2の母線ユニット接
続用開口部203及び204も径が同一に形成されてい
る。主容器2の長手方向の一端及び他端にはそれぞれ第
1及び第2の端部開口部205及び206が設けられ、
これらの開口部にもそれぞれ取付けフランジ204b及
び205bが設けられている。
壁を貫通させて設けた孔の周縁に短管201a乃至20
4aを溶接してこれらの短管の開口端にそれぞれ取付け
フランジ201b乃至204bを設けた構造を有してい
る。第1及び第2の機器取付用開口部201及び202
は径が同一に形成され、第1及び第2の母線ユニット接
続用開口部203及び204も径が同一に形成されてい
る。主容器2の長手方向の一端及び他端にはそれぞれ第
1及び第2の端部開口部205及び206が設けられ、
これらの開口部にもそれぞれ取付けフランジ204b及
び205bが設けられている。
図示してないが、各取付けフランジにはボルトを挿通す
るためのボルト挿通孔が所定の個数等ピッチで設けられ
ている。そして互いに径が等しい開口部に設けられた取
付けフランジのボルト挿通孔のピッチは等しく設定さ
れ、これにより取付けフランジの標準化が図られてい
る。
るためのボルト挿通孔が所定の個数等ピッチで設けられ
ている。そして互いに径が等しい開口部に設けられた取
付けフランジのボルト挿通孔のピッチは等しく設定さ
れ、これにより取付けフランジの標準化が図られてい
る。
本実施例では、上記主容器2が、第1の端部開口部20
5を上方に向けた状態で配置され、該主容器の第1及び
第2の端部開口部205及び206は蓋板11及び12
により気密に閉じられている。第2の端部開口部を閉じ
る蓋板12は設置ベース13の上に固定され、該設置ベ
ースの上に主容器が垂直に取付けられている。
5を上方に向けた状態で配置され、該主容器の第1及び
第2の端部開口部205及び206は蓋板11及び12
により気密に閉じられている。第2の端部開口部を閉じ
る蓋板12は設置ベース13の上に固定され、該設置ベ
ースの上に主容器が垂直に取付けられている。
本実施例では、主容器2の第1及び第2の機器取付用開
口部201及び202が設けられた側を主容器の前面側
(ガス絶縁開閉装置の前面側)とし、第1及び第2の母
線ユニット接続用開口部203及び204が設けられた
側を主容器の背面側(ガス絶縁開閉装置の背面側)とす
る。
口部201及び202が設けられた側を主容器の前面側
(ガス絶縁開閉装置の前面側)とし、第1及び第2の母
線ユニット接続用開口部203及び204が設けられた
側を主容器の背面側(ガス絶縁開閉装置の背面側)とす
る。
主容器の第1の機器取付用開口部201及び第2の機器
取付用開口部202をそれぞれ気密に閉じるように蓋板
15及び16が取付けられ、蓋板15には3つの(3相
分の)取付け孔15aが設けられている。この3つの取
付け孔15aは、三角配置してもよく、また第1図の紙
面と直角な方向に並べて設けてもよい。
取付用開口部202をそれぞれ気密に閉じるように蓋板
15及び16が取付けられ、蓋板15には3つの(3相
分の)取付け孔15aが設けられている。この3つの取
付け孔15aは、三角配置してもよく、また第1図の紙
面と直角な方向に並べて設けてもよい。
第1の機器取付用開口部202を閉じる蓋板15に設け
られた各取付け孔15aを貫通させて各相の遮断器CB
が主容器内に挿入され、各遮断器はその一端のフランジ
17aが取付け孔15aの周辺に気密に接続されて主容
器2に対して支持されている。各遮断器CBは遮断部と
消弧機構とをSF6の如き絶縁消弧ガスが充填された容
器17内に収納したガス遮断器で、容器17の先端には
遮断部の固定接触子につながる固定側端子18が設けら
れ、容器17の中間部には可動接触子につながる可動側
端子19が設けられている。フランジ17aには可動接
触子を操作する操作機構の端部を覆う機構カバー17b
が取付けられ、該カバーにより容器17が気密に閉じら
れている。この機構カバーは主容器の外部から取外すこ
とができようになっており、この機構カバーを取り外す
ことにより遮断器を主容器から取り外すことなく遮断器
の内部の点検を行い得るようになっている。各遮断器C
Bの操作機構を駆動する駆動軸(図示せず。)はカバー
17aを気密に貫通して外部に導出され、該駆動軸は主
容器2の前面に配置されて蓋板15及び16に支持され
た操作箱20内の操作器に図示しないリンク等を介して
接続されている。
られた各取付け孔15aを貫通させて各相の遮断器CB
が主容器内に挿入され、各遮断器はその一端のフランジ
17aが取付け孔15aの周辺に気密に接続されて主容
器2に対して支持されている。各遮断器CBは遮断部と
消弧機構とをSF6の如き絶縁消弧ガスが充填された容
器17内に収納したガス遮断器で、容器17の先端には
遮断部の固定接触子につながる固定側端子18が設けら
れ、容器17の中間部には可動接触子につながる可動側
端子19が設けられている。フランジ17aには可動接
触子を操作する操作機構の端部を覆う機構カバー17b
が取付けられ、該カバーにより容器17が気密に閉じら
れている。この機構カバーは主容器の外部から取外すこ
とができようになっており、この機構カバーを取り外す
ことにより遮断器を主容器から取り外すことなく遮断器
の内部の点検を行い得るようになっている。各遮断器C
Bの操作機構を駆動する駆動軸(図示せず。)はカバー
17aを気密に貫通して外部に導出され、該駆動軸は主
容器2の前面に配置されて蓋板15及び16に支持され
た操作箱20内の操作器に図示しないリンク等を介して
接続されている。
主容器2の第2の機器取付用開口部202を閉じる蓋板
16には線路側断路器DS1が支持されている。この断
路器DS1は略U字形の絶縁支持台22の両端に可動接
触子ユニット23と固定接触子ユニット24とを固定し
たもので、可動接触子ユニット23は直線変位する棒状
の可動接触子と該接触子を駆動する駆動機構とをシール
ドを兼ねるケース内に収納したものからなり、固定接触
子ユニット24は可動接触子が接離するチューリップコ
ンタクトをシールドを兼ねるケース内に収納したものか
らなっている。この断路器はその可動接触子ユニットを
遮断器側に向け、且つ可動接触子ユニット及び固定接触
子ユニットの軸線を主容器の軸線と平行させた状態で配
置され、各相の断路器の可動接触子ユニットの操作軸2
3aは図示しないリンク等を介して蓋板16に支持され
た操作器箱25内の操作器に連結されている。尚この場
合可動接触子ユニット23の操作軸と操作器とを接続す
るリンク類を主容器2内に配置して該リンク類を前記蓋
板15を貫通して操作器箱25内に導出するようにして
もよく、また操作軸23aを主容器2の外部に導出して
主容器の外部で操作軸23aと操作器箱25内の操作器
とを接続するようにしてもよい。
16には線路側断路器DS1が支持されている。この断
路器DS1は略U字形の絶縁支持台22の両端に可動接
触子ユニット23と固定接触子ユニット24とを固定し
たもので、可動接触子ユニット23は直線変位する棒状
の可動接触子と該接触子を駆動する駆動機構とをシール
ドを兼ねるケース内に収納したものからなり、固定接触
子ユニット24は可動接触子が接離するチューリップコ
ンタクトをシールドを兼ねるケース内に収納したものか
らなっている。この断路器はその可動接触子ユニットを
遮断器側に向け、且つ可動接触子ユニット及び固定接触
子ユニットの軸線を主容器の軸線と平行させた状態で配
置され、各相の断路器の可動接触子ユニットの操作軸2
3aは図示しないリンク等を介して蓋板16に支持され
た操作器箱25内の操作器に連結されている。尚この場
合可動接触子ユニット23の操作軸と操作器とを接続す
るリンク類を主容器2内に配置して該リンク類を前記蓋
板15を貫通して操作器箱25内に導出するようにして
もよく、また操作軸23aを主容器2の外部に導出して
主容器の外部で操作軸23aと操作器箱25内の操作器
とを接続するようにしてもよい。
蓋板16にはまた各断路器DS1の絶縁支持台22の基
部側方に位置させて接地装置ESWの可動電極ユニット
26が支持されている。一方前記断路器DS1の固定接
触子ユニット24には可動電極ユニット26とともに接
地装置ESWを構成する固定電極ユニット27が接続さ
れている。可動電極ユニット26は回動形の可動電極2
6aをシールド26bの内側に配置したもので、該可動
電極の操作軸は図示しないリンク類を介して、蓋板16
に支持された操作器箱28内の操作器に接続されてい
る。また固定電極ユニット27は上記可動電極26aが
接離するコンタクトをシールドを兼ねるケース内に収納
したもので、可動電極26aが固定電極に接触した時に
断路器DS1の固定接触子が接地されるようになってい
る。
部側方に位置させて接地装置ESWの可動電極ユニット
26が支持されている。一方前記断路器DS1の固定接
触子ユニット24には可動電極ユニット26とともに接
地装置ESWを構成する固定電極ユニット27が接続さ
れている。可動電極ユニット26は回動形の可動電極2
6aをシールド26bの内側に配置したもので、該可動
電極の操作軸は図示しないリンク類を介して、蓋板16
に支持された操作器箱28内の操作器に接続されてい
る。また固定電極ユニット27は上記可動電極26aが
接離するコンタクトをシールドを兼ねるケース内に収納
したもので、可動電極26aが固定電極に接触した時に
断路器DS1の固定接触子が接地されるようになってい
る。
主容器2の第2の端部開口部206を閉じる蓋板12に
は孔12aが3相分設けられ、各孔12aの周辺にケー
ブルヘッドCHdが取付けられている。各ケーブルヘッ
ドCHdは孔12aを通して蓋板12の下方に開口して
おり、蓋板12に臨むように設けられた地下のケーブル
ピット30の開口部を通して立ち上げられたケーブルC
の先端に取付けられたコネクタ31が主容器2の外部か
らケーブルヘッドCHdに抜き差し可能に接続されるよ
うになっている。このケーブルヘッドCHdの端子は導
体32を介して断路器DS1の固定接触子ユニットに接
続されている。
は孔12aが3相分設けられ、各孔12aの周辺にケー
ブルヘッドCHdが取付けられている。各ケーブルヘッ
ドCHdは孔12aを通して蓋板12の下方に開口して
おり、蓋板12に臨むように設けられた地下のケーブル
ピット30の開口部を通して立ち上げられたケーブルC
の先端に取付けられたコネクタ31が主容器2の外部か
らケーブルヘッドCHdに抜き差し可能に接続されるよ
うになっている。このケーブルヘッドCHdの端子は導
体32を介して断路器DS1の固定接触子ユニットに接
続されている。
蓋板12にはまた3相分の避雷器LAが支持されてい
る。各避雷器LAは該避雷器の上下方向への変位を許容
する適宜の支持機構により(例えばバネを介して)蓋板
12に対して支持されており、その上端に設けられた端
子33が、ケーブルヘッドCHdと断路器DS1とを接
続する導体32に設けられた固定電極34に接離可能に
接続されている。避雷器LAは主容器2の外部から操作
されて、端子33が固定電極34に接触する閉位置と端
子33が固定電極34から開離する開位置との間を上下
方向に変位し得るようになっている。図示の例では、蓋
板12を貫通させて設けた操作扞35により避雷器LA
を上下方向に変位させることができるようになってお
り、該操作扞を操作することにより避雷器LAを主回路
に投入したり、該避雷器を主回路から開放したりするこ
とができるようになっている。尚この操作扞をリンク機
構等を介して主容器の前面側に設けた操作器(図示せ
ず。)に連結することにより、主容器の前面側で避雷器
の開閉操作を行うようにすることができる。
る。各避雷器LAは該避雷器の上下方向への変位を許容
する適宜の支持機構により(例えばバネを介して)蓋板
12に対して支持されており、その上端に設けられた端
子33が、ケーブルヘッドCHdと断路器DS1とを接
続する導体32に設けられた固定電極34に接離可能に
接続されている。避雷器LAは主容器2の外部から操作
されて、端子33が固定電極34に接触する閉位置と端
子33が固定電極34から開離する開位置との間を上下
方向に変位し得るようになっている。図示の例では、蓋
板12を貫通させて設けた操作扞35により避雷器LA
を上下方向に変位させることができるようになってお
り、該操作扞を操作することにより避雷器LAを主回路
に投入したり、該避雷器を主回路から開放したりするこ
とができるようになっている。尚この操作扞をリンク機
構等を介して主容器の前面側に設けた操作器(図示せ
ず。)に連結することにより、主容器の前面側で避雷器
の開閉操作を行うようにすることができる。
主容器2の第1及び第2の機器取付用開口部201及び
202間に位置する壁部には、支持部材40を介して3
相分のブッシング41が取付けられ、各ブッシングに変
流器CTが装着されている。ブッシング41は垂直に配
置され、該ブッシングの中心導体の一端は導体42を介
して遮断器CBの可動側端子19に、他端は直接または
導体43を介して遮断器DS1の可動接触子ユニット2
3にそれぞれ接続されている。
202間に位置する壁部には、支持部材40を介して3
相分のブッシング41が取付けられ、各ブッシングに変
流器CTが装着されている。ブッシング41は垂直に配
置され、該ブッシングの中心導体の一端は導体42を介
して遮断器CBの可動側端子19に、他端は直接または
導体43を介して遮断器DS1の可動接触子ユニット2
3にそれぞれ接続されている。
主容器2の第1及び第2の母線ユニット接続用開口部2
03及び204にはそれぞれ絶縁スペーサ51を介して
第1及び第2の母線ユニット3及び6が取付けられてい
る。
03及び204にはそれぞれ絶縁スペーサ51を介して
第1及び第2の母線ユニット3及び6が取付けられてい
る。
更に詳細に述べると、第1の母線ユニット3の補助容器
5は有底の第1の管状体501と該第1の管状体501
と軸線が直交するように配置されて該第1の管状体の開
口端寄りの位置に接合された第2の管状体502とから
なる十字管の形に形成され、該補助容器の第1の管状体
501の開口部は蓋板503により閉塞されている。第
1の管状体501の底部寄りの位置に第1及び第2の管
状体501及び502の双方に対して直角な方向に伸び
る短管504が溶接され、該短管の端部に設けられた取
付けフランジに環状の取付け板52が気密に接続されて
いる。取付け板52の開口部52aの周辺には絶縁スペ
ーサ51が気密に接続され、該絶縁スペーサに母線側断
路器DS21が支持されている。そして第1の母線ユニッ
トの補助容器5はその第1の管状体の蓋板503側の端
部を上方に向けて配置され、取付け板52が第1の母線
ユニット接続用開口部203の取付けフランジ203b
に気密に接続されて主容器1に接続されている。
5は有底の第1の管状体501と該第1の管状体501
と軸線が直交するように配置されて該第1の管状体の開
口端寄りの位置に接合された第2の管状体502とから
なる十字管の形に形成され、該補助容器の第1の管状体
501の開口部は蓋板503により閉塞されている。第
1の管状体501の底部寄りの位置に第1及び第2の管
状体501及び502の双方に対して直角な方向に伸び
る短管504が溶接され、該短管の端部に設けられた取
付けフランジに環状の取付け板52が気密に接続されて
いる。取付け板52の開口部52aの周辺には絶縁スペ
ーサ51が気密に接続され、該絶縁スペーサに母線側断
路器DS21が支持されている。そして第1の母線ユニッ
トの補助容器5はその第1の管状体の蓋板503側の端
部を上方に向けて配置され、取付け板52が第1の母線
ユニット接続用開口部203の取付けフランジ203b
に気密に接続されて主容器1に接続されている。
上記第1の母線側断路器DS21は、絶縁スペーサ51を
気密に貫通させて設けた導体53に接続された可動接触
子ユニット54と、絶縁スペーサ51に支持された固定
接触子ユニット55とからなっている。これら可動接触
子ユニット及び固定接触子ユニットはそれぞれ線路側断
路器の可動接触子ユニット23及び固定接触子ユニット
24と同様に構成され、可動接触子ユニット54と固定
接触子ユニット55とは第1の管状体501の軸線方向
(上下方向)に対向するように配置されている。
気密に貫通させて設けた導体53に接続された可動接触
子ユニット54と、絶縁スペーサ51に支持された固定
接触子ユニット55とからなっている。これら可動接触
子ユニット及び固定接触子ユニットはそれぞれ線路側断
路器の可動接触子ユニット23及び固定接触子ユニット
24と同様に構成され、可動接触子ユニット54と固定
接触子ユニット55とは第1の管状体501の軸線方向
(上下方向)に対向するように配置されている。
このように断路器の可動接触子ユニットと固定接触子ユ
ニットとを共通の絶縁スペーサに支持するようにする
と、両ユニット間の位置決めを正確に行うことができ、
また容器の変形により可動接触子ユニットと固定接触子
ユニットとの間に変位が生じるのを防止することができ
る。
ニットとを共通の絶縁スペーサに支持するようにする
と、両ユニット間の位置決めを正確に行うことができ、
また容器の変形により可動接触子ユニットと固定接触子
ユニットとの間に変位が生じるのを防止することができ
る。
また第2の管状体502の両端を閉じるように絶縁スペ
ーサ56が取付けられ、該絶縁スペーサに第1の母線を
構成する母線導体4u乃至4wが支持されている。これ
らの母線導体は第2の管状体502内な三角配置されて
該第2の管状体の軸線と平行に伸びており、母線導体4
u乃至4wは導体57を介してそれぞれの相の断路器D
S21の固定接触子ユニット55に接続されている。可動
接触子ユニット54の操作機構の操作軸54aは第1の
管状体501の背面(ガス絶縁開閉装置の背面)に支持
された操作器箱58内の操作器に図示しないリンク等を
介して接続されている。各相の断路器DS21の可動接触
子ユニット54に機械的及び電気的に接続されている導
体53は絶縁スペーサ51を貫通して主容器2内に導出
され、各相の導体53は接続導体59を介して対応する
相の遮断器の固定側端子18に接続されている。
ーサ56が取付けられ、該絶縁スペーサに第1の母線を
構成する母線導体4u乃至4wが支持されている。これ
らの母線導体は第2の管状体502内な三角配置されて
該第2の管状体の軸線と平行に伸びており、母線導体4
u乃至4wは導体57を介してそれぞれの相の断路器D
S21の固定接触子ユニット55に接続されている。可動
接触子ユニット54の操作機構の操作軸54aは第1の
管状体501の背面(ガス絶縁開閉装置の背面)に支持
された操作器箱58内の操作器に図示しないリンク等を
介して接続されている。各相の断路器DS21の可動接触
子ユニット54に機械的及び電気的に接続されている導
体53は絶縁スペーサ51を貫通して主容器2内に導出
され、各相の導体53は接続導体59を介して対応する
相の遮断器の固定側端子18に接続されている。
第2の母線ユニット6は上記第1の母線ユニット3と全
く同様に構成されていてその取付け板52が第2の母線
ユニット接続用開口部204の取付けフランジ204b
に気密に接続され、該第2の母線ユニット内の母線導体
4u乃至4wにより第2の母線BS2が、また可動接触
子ユニット54及び固定接触子ユニット55により第2
の母線側断路器DS22がそれぞれ構成されている。そし
て本実施例では第1及び第2の母線ユニット3及び6が
上下対称に(両母線ユニットの上下を反対にして)配置
され、第2の母線側断路器DS22の可動接触子ユニット
54は絶縁スペーサ51に支持された導体53及び接続
導体59を介して対応する相の遮断器CBの固定側端子
18に接続されている。第2の母線側断路器DS22の可
動接触子ユニットの操作軸54aは第2の母線ユニット
6の補助容器5の背面に支持された操作器箱59内に配
置された操作器に図示しないリンク等を介して接続され
ている。
く同様に構成されていてその取付け板52が第2の母線
ユニット接続用開口部204の取付けフランジ204b
に気密に接続され、該第2の母線ユニット内の母線導体
4u乃至4wにより第2の母線BS2が、また可動接触
子ユニット54及び固定接触子ユニット55により第2
の母線側断路器DS22がそれぞれ構成されている。そし
て本実施例では第1及び第2の母線ユニット3及び6が
上下対称に(両母線ユニットの上下を反対にして)配置
され、第2の母線側断路器DS22の可動接触子ユニット
54は絶縁スペーサ51に支持された導体53及び接続
導体59を介して対応する相の遮断器CBの固定側端子
18に接続されている。第2の母線側断路器DS22の可
動接触子ユニットの操作軸54aは第2の母線ユニット
6の補助容器5の背面に支持された操作器箱59内に配
置された操作器に図示しないリンク等を介して接続され
ている。
上記主容器2と第1及び第2の母線ユニットの補助容器
5の内部にはSF6ガスの如き絶縁ガスが充填され、以
上の各部によりガス絶縁開閉装置GISが構成されてい
る。
5の内部にはSF6ガスの如き絶縁ガスが充填され、以
上の各部によりガス絶縁開閉装置GISが構成されてい
る。
本実施例では第2図に示すように同様に構成されたガス
絶縁開閉装置GISが2台横方向に並べて設置され、隣
合うガス絶縁開閉装置GISの第1及び第2の母線ユニ
ットの第2の管状体502どうしが絶縁スペーサを介し
て接続されて隣合うガス絶縁開閉装置の母線導体4u乃
至4wどうしが相互に接続されている。
絶縁開閉装置GISが2台横方向に並べて設置され、隣
合うガス絶縁開閉装置GISの第1及び第2の母線ユニ
ットの第2の管状体502どうしが絶縁スペーサを介し
て接続されて隣合うガス絶縁開閉装置の母線導体4u乃
至4wどうしが相互に接続されている。
上記実施例において、蓋板12における3相のケーブル
ヘッドCHd及び避雷器LAの配置は、例えば、第4図
に示すようにケーブルヘッド及び避雷器をそれぞれ向き
が異なる三角形の頂点に置く配置にすることができる。
また第5図に示すようにケーブルヘッド及び避雷器をそ
れぞれ向きが同一の三角形の頂点に置く配置にすること
もできる。
ヘッドCHd及び避雷器LAの配置は、例えば、第4図
に示すようにケーブルヘッド及び避雷器をそれぞれ向き
が異なる三角形の頂点に置く配置にすることができる。
また第5図に示すようにケーブルヘッド及び避雷器をそ
れぞれ向きが同一の三角形の頂点に置く配置にすること
もできる。
上記の各実施例ではケーブルヘッドによりケーブルを引
込んでいるが、本発明のガス絶縁開閉装置は気中ブッシ
ングで架空線を引込む場合にも容易に対応することがで
きる。第6図は気中ブッシングで架空線を引込む実施例
を示したもので、この実施例では、主容器2が第2の端
部開口部206を上方に向けて配置されている。第2の
端部開口部206を閉じる蓋板12に管台60を介して
3相の気中ブッシング61が取付けられ、各相の気中ブ
ッシングに架空線が接続されている。気中ブッシング6
1の中心導体62は蓋板12を気密に貫通したブッシン
グ63及び導体64を介して線路側断路器DS1の固定
接触子ユニット24に接続されている。所定の相間絶縁
距離を確保するため、3相の気中ブッシング61は蓋板
12の上面において三角形の頂点にぞれぞれ位置するよ
うに配置され、更に第7図に示すように両端の相のブッ
シング61を外側に傾斜させるように該両端の相のブッ
シングを支持する管台60として外側にくの字形に折れ
曲がった形状の管台が用いられている。
込んでいるが、本発明のガス絶縁開閉装置は気中ブッシ
ングで架空線を引込む場合にも容易に対応することがで
きる。第6図は気中ブッシングで架空線を引込む実施例
を示したもので、この実施例では、主容器2が第2の端
部開口部206を上方に向けて配置されている。第2の
端部開口部206を閉じる蓋板12に管台60を介して
3相の気中ブッシング61が取付けられ、各相の気中ブ
ッシングに架空線が接続されている。気中ブッシング6
1の中心導体62は蓋板12を気密に貫通したブッシン
グ63及び導体64を介して線路側断路器DS1の固定
接触子ユニット24に接続されている。所定の相間絶縁
距離を確保するため、3相の気中ブッシング61は蓋板
12の上面において三角形の頂点にぞれぞれ位置するよ
うに配置され、更に第7図に示すように両端の相のブッ
シング61を外側に傾斜させるように該両端の相のブッ
シングを支持する管台60として外側にくの字形に折れ
曲がった形状の管台が用いられている。
避雷器LAは第2の端部開口部206を閉じる蓋板12
に上下方向に変位可能な状態で支持され、その下端に設
けられた非接地側端子33が導体64に設けられた固定
電極34に接離可能に接続されている。また図示してな
いが主容器2の外部から避雷器LAを上下方向に変位さ
せる機構が設けられ、これにより主容器の外部から避雷
器LAを上下動させて該避雷器を主回路に投入したり主
回路から切り離したりすることができるようになってい
る。その他の点は第1図の実施例と同様である。
に上下方向に変位可能な状態で支持され、その下端に設
けられた非接地側端子33が導体64に設けられた固定
電極34に接離可能に接続されている。また図示してな
いが主容器2の外部から避雷器LAを上下方向に変位さ
せる機構が設けられ、これにより主容器の外部から避雷
器LAを上下動させて該避雷器を主回路に投入したり主
回路から切り離したりすることができるようになってい
る。その他の点は第1図の実施例と同様である。
上記の各実施例のように、第1及び第2の母線側断路器
DS21及びDS22の操作器を収納した操作器箱58及び
59をそれぞれ第1及び第2の母線ユニットの補助容器
5に取付けると、断路器DS21,DS22の操作軸を最短
距離で操作器に接続することができる。従って断路器D
S21,DS22をそれぞれの操作器に接続する機構を簡単
にすることができる。
DS21及びDS22の操作器を収納した操作器箱58及び
59をそれぞれ第1及び第2の母線ユニットの補助容器
5に取付けると、断路器DS21,DS22の操作軸を最短
距離で操作器に接続することができる。従って断路器D
S21,DS22をそれぞれの操作器に接続する機構を簡単
にすることができる。
上記の実施例では、主容器及び補助容器の基本的な形状
を円筒形としたが、これに限定されるものではなく、例
えばこれらの容器の基本形状を直方体状または立方体状
に形成することもできる。
を円筒形としたが、これに限定されるものではなく、例
えばこれらの容器の基本形状を直方体状または立方体状
に形成することもできる。
上記の各実施例では二重母線方式に構成されているが、
単母線方式の回路が用いられる場合にも同様に本発明を
適用することができる。単母線方式の回路を用いる場合
には主容器2の第1及び第2の母線ユニット接続用開口
部203及び204のいずれか一方に母線ユニットを接
続する。
単母線方式の回路が用いられる場合にも同様に本発明を
適用することができる。単母線方式の回路を用いる場合
には主容器2の第1及び第2の母線ユニット接続用開口
部203及び204のいずれか一方に母線ユニットを接
続する。
上記各実施例のように、各機器の操作器を全てガス絶縁
開閉装置の前面側及び背面側に配置すると、操作及び点
検を容易にすることができるだけでなく、複数台のガス
絶縁開閉装置を設置する場合に隣接する装置相互間の間
隔を小さくすることができ、設置面積の縮小を図ること
ができる。
開閉装置の前面側及び背面側に配置すると、操作及び点
検を容易にすることができるだけでなく、複数台のガス
絶縁開閉装置を設置する場合に隣接する装置相互間の間
隔を小さくすることができ、設置面積の縮小を図ること
ができる。
上記の各実施例では全ての機器を主容器の外部で組立て
て主容器の開口部から該主容器に取付けることができる
ようになっている。このように構成しておくと、装置の
組立て及び分解を容易にすることができる。
て主容器の開口部から該主容器に取付けることができる
ようになっている。このように構成しておくと、装置の
組立て及び分解を容易にすることができる。
上記の各実施例のように、第1及び第2の母線ユニット
を上下対称に設けて蓋板503を開くことにより両ユニ
ットの補助容器を上方及び下方に開口させ得るようにし
ておくと、補助容器内の機器を上下方向の空間より容易
に点検することができる。
を上下対称に設けて蓋板503を開くことにより両ユニ
ットの補助容器を上方及び下方に開口させ得るようにし
ておくと、補助容器内の機器を上下方向の空間より容易
に点検することができる。
上記の各実施例のように線路への接続を主容器の長手方
向の端部で行うようにすると、主容器の上下位置を入替
えることにより、ケーブル引き込みとブッシング引き込
みとの双方を行うことができる。また上記の各実施例の
ように径が大きい主容器の長手方向端部にケーブルヘッ
ドまたはブッシングを垂直に配設すると、避雷器の設置
スペースを容易に確保することができる。
向の端部で行うようにすると、主容器の上下位置を入替
えることにより、ケーブル引き込みとブッシング引き込
みとの双方を行うことができる。また上記の各実施例の
ように径が大きい主容器の長手方向端部にケーブルヘッ
ドまたはブッシングを垂直に配設すると、避雷器の設置
スペースを容易に確保することができる。
本発明において主容器及び補助容器に収納する機器は上
記実施例に限定されるものではなく、更に他の機器を収
納することができる。
記実施例に限定されるものではなく、更に他の機器を収
納することができる。
[発明の効果] 以上のように、本発明によれば、主容器の第2の端部開
口部を下側にして設置して該開口部を閉じる蓋板にケー
ブルヘッドを取り付けることにより線路をケーブルで引
込むことができ、また主容器の第2の端部開口部を上側
にして設置して、該開口部を閉じる蓋板にブッシングを
取り付けることにより、線路を気中ブッシングで引込む
ことができる。この場合、主容器内部の機器の配置は変
更する必要がないので、各部の標準化を容易に図ること
ができ、ガス絶縁開閉装置のコストの低減を図ることが
できる利点がある。
口部を下側にして設置して該開口部を閉じる蓋板にケー
ブルヘッドを取り付けることにより線路をケーブルで引
込むことができ、また主容器の第2の端部開口部を上側
にして設置して、該開口部を閉じる蓋板にブッシングを
取り付けることにより、線路を気中ブッシングで引込む
ことができる。この場合、主容器内部の機器の配置は変
更する必要がないので、各部の標準化を容易に図ること
ができ、ガス絶縁開閉装置のコストの低減を図ることが
できる利点がある。
第1図は本発明の一実施例を示した断面図、第2図は第
1図の縮小上面図、第3図は第1図の実施例の電気的な
構成を示した単線結線図、第4図及び第5図はそれぞれ
ケーブルヘッドと避雷器の配置の異なる例を示した平面
図、第6図は本発明の他の実施例を示した断面図、第7
図は第6図の実施例の気中ブッシング部分を横から見た
要部側面図である。 1……受電ユニット、2……主容器、201……第1の
機器取付用開口部、202……第2の機器取付用開口
部、203……第1の母線ユニット接続用開口部、20
4……第2の母線ユニット接続用開口部、3……第1の
母線ユニット、4u乃至4w……母線導体、5……補助
容器、6……第2の母線ユニット、CB……遮断器、D
S1……線路側断路器、DS21,DS22……母線側断路
器、CHd……ケーブルヘッド、LA……避雷器。
1図の縮小上面図、第3図は第1図の実施例の電気的な
構成を示した単線結線図、第4図及び第5図はそれぞれ
ケーブルヘッドと避雷器の配置の異なる例を示した平面
図、第6図は本発明の他の実施例を示した断面図、第7
図は第6図の実施例の気中ブッシング部分を横から見た
要部側面図である。 1……受電ユニット、2……主容器、201……第1の
機器取付用開口部、202……第2の機器取付用開口
部、203……第1の母線ユニット接続用開口部、20
4……第2の母線ユニット接続用開口部、3……第1の
母線ユニット、4u乃至4w……母線導体、5……補助
容器、6……第2の母線ユニット、CB……遮断器、D
S1……線路側断路器、DS21,DS22……母線側断路
器、CHd……ケーブルヘッド、LA……避雷器。
Claims (1)
- 【請求項1】遮断器及び線路側断路器を含む1回線分の
受電側開閉回路を構成するために必要な機器を主容器内
に収納して構成した受電ユニットと、母線及び母線側断
路器を補助容器内に収納して構成した少なくとも1組の
母線ユニットとを備えてなり、 前記主容器は長手方向を上下方向に一致させて配置され
た縦長の容器からなっていて、該主容器の側壁部には、
該主容器の長手方向の一端側及び他端側にそれぞれ位置
させて同じ側に開口した第1及び第2の機器取付用開口
部が設けられ、 前記主容器の側壁部にはまた、前記第1及び第2の機器
取付用開口部と反対の側に開口した第1及び第2の母線
ユニット接続用開口部が、該主容器の長手方向に間隔を
開けて設けられ、 前記主容器の長手方向の一端及び他端にはそれぞれ第1
及び第2の端部開口部が設けられ、 前記遮断器及び線路側断路器はそれぞれ前記主容器の第
1及び第2の機器取付用開口部を閉じるように設けられ
た蓋板に支持され、 前記母線ユニットは前記第1及び第2の母線接続用開口
部の内の少なくとも一方に取り付けられて該母線ユニッ
トの補助容器と前記主容器との間が絶縁スペーサにより
ガス区分され、 前記主容器の第1及び第2の端部開口部は蓋板により気
密に閉じられていて該第2の端部開口部を閉じる蓋板に
線路を引込むためのケーブルヘッドまたはブッシングが
取り付けられていることを特徴とするガス絶縁開閉装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58245695A JPH0655004B2 (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | ガス絶縁開閉装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP58245695A JPH0655004B2 (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | ガス絶縁開閉装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60141107A JPS60141107A (ja) | 1985-07-26 |
JPH0655004B2 true JPH0655004B2 (ja) | 1994-07-20 |
Family
ID=17137434
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP58245695A Expired - Lifetime JPH0655004B2 (ja) | 1983-12-28 | 1983-12-28 | ガス絶縁開閉装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0655004B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009136032A (ja) * | 2007-11-28 | 2009-06-18 | Nissin Electric Co Ltd | ガス絶縁開閉装置 |
-
1983
- 1983-12-28 JP JP58245695A patent/JPH0655004B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60141107A (ja) | 1985-07-26 |
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