JP3246759B2 - ガス絶縁開閉装置 - Google Patents

ガス絶縁開閉装置

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JP3246759B2
JP3246759B2 JP04324692A JP4324692A JP3246759B2 JP 3246759 B2 JP3246759 B2 JP 3246759B2 JP 04324692 A JP04324692 A JP 04324692A JP 4324692 A JP4324692 A JP 4324692A JP 3246759 B2 JP3246759 B2 JP 3246759B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はガス絶縁開閉装置に係
り、特に絶縁性ガスを充填すると共に遮断部を収納した
密閉容器に母線側密閉容器やキュ−ビクル等を連結して
成るガス絶縁開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般にガス絶縁開閉装置は、SF6 ガス
等の絶縁性ガスを充填した密閉容器内に遮断器等の各構
成機器を配置して構成され、密閉容器の構成を簡略化し
たり、遮断部等の点検時における絶縁性ガスの回収範囲
を制限するために、種々の提案がなされている。例え
ば、特開昭57−196812号公報には、箱型の共通
密閉容器内を隔壁で仕切り、仕切られたそれぞれの場所
に遮断器、主母線、ケ−ブルヘッド等を収納して構成し
たガス絶縁開閉装置が記載されており、また特開昭60
−96111号公報には、遮断器を収納した円筒状密閉
容器に、その中心線に対して直角方向に延びた円筒管を
溶接し、この円筒管に絶縁スペ−サを介して母線側密閉
容器やケ−ブルヘッドを収納して構成したガス絶縁開閉
装置が記載されている。更に、特開平3−82308号
公報には、箱型の共通密閉容器内にガス区画することな
く遮断器、主母線、ケ−ブルヘッド等を収納して構成し
たガス絶縁開閉装置が記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の特
開平3−82308号公報および特開昭57−1968
12号公報に示されたガス絶縁開閉装置は、全体を小型
に構成することができるが、前者は例えば遮断器を点検
する場合、共通密閉容器内の絶縁性ガスを全て回収しな
ければならないため、この共通密閉容器内の全ての機器
の運転を停止しなければならず、また後者のように箱型
の共通密閉容器内を隔壁で仕切って構成した場合も、任
意の機器を単独で解体し取り外したり、交換したりする
ことができず、これらに要する作業時間つまり停電時間
が長くなってしまう。この点、特開昭60−96111
号公報に記載されたガス絶縁開閉装置は、絶縁スペ−サ
を利用して各機器を単独で解体することができ、これに
よって停電時間を短縮することができるが、遮断器を構
成した円筒状密閉容器に、その中心線に対して直角方向
に延びた円筒管を溶接し、この円筒管に絶縁スペ−サを
介して母線側密閉容器等を接続しているため、この円筒
管の軸方向に大型化してしまう。本発明の目的は、遮断
器を構成した密閉容器における母線側密閉容器との接続
方向に小型化したガス絶縁開閉装置を提供することにあ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、内部に絶縁性ガスを充填すると共に遮断器
を構成した角形密閉容器に、絶縁スペ−サを介して母線
導体を収納した母線側密閉容器を連結し、上記密閉容器
の反母線側密閉容器側に、上記遮断器の開閉操作を行な
う操作器を収納したキュ−ビクルを備え、上記密閉容器
は、上記母線側密閉容器と上記キュ−ビクルとの対向側
に、少なくとも平坦部をそれぞれ構成し、この一方の平
坦部に直接形成したフランジに絶縁スペ−サを介して上
記母線側密閉容器を連結し、他方の平坦部に上記キュ−
ビクルを連結するとともに前記遮断器を前記角形密閉容
器からキュービクル内に引き出し可能に配置したガス絶
縁開閉装置であって、前記遮断器は角形密閉容器の前記
他方の平坦部に取り外し可能に取り付けた側壁の前記角
形容器側に取り付け、前記操作器は前記側壁のキュービ
クル側に取り付けたことを特徴とする
【0005】
【作用】本発明によるガス絶縁開閉装置は、上述のよう
に遮断器を構成した密閉容器の母線側密閉容器側を、ほ
ぼ平坦にして、その平坦面にフランジを形成し、このフ
ランジに絶縁スペ−サを介して母線側密閉容器を接続し
たため、従来、同部に必要とされた円筒管を省略してそ
の分だけ軸方向に縮小することができると共に、例えば
遮断器を点検する場合、絶縁スペ−サを利用して少なく
とも母線側密閉容器側を密封した状態で行なうことがで
きるので、点検等に要する作業時間を短縮することがで
きる。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面によって説明す
る。図2および図3は本発明の一実施例によるガス絶縁
開閉装置の正面図および平面図である。図2に示すよう
に、正面には箱型のキュ−ビクル17A,17B,17
Cが並置されて列盤構成となっており、キュ−ビクル1
7Aは受電用、またキュ−ビクル17Cは使用電力測定
器PCT用、またキュ−ビクル17Bは変圧器一次用で
ある。各キュ−ビクル17A,17B,17Cの背後に
は、平面図である図3に示すように、遮断器等を構成す
ると共に内部に絶縁性ガスを充填した角形の密閉容器3
2が連結され、その背面側の上部には絶縁スペ−サ22
を介して円筒管からなるT字形の母線側密閉容器29が
接続されている。この母線側密閉容器29は各キュ−ビ
クル17A,17B,17C毎に、その列盤方向に所定
の軸方向長を持って構成され、それらの間を連結して各
キュ−ビクル17A,17B,17Cの列盤方向に延び
た主母線4を構成している。要部である角形の密閉容器
32を有する各キュ−ビクル17A,17Bの構成はそ
れぞれほぼ同様であるから、キュ−ビクル17Aを代表
例にして、その詳細な構成を縦断面図である図1により
説明する。
【0007】図1に示すように、密閉容器32は、キュ
−ビクル17Aおよび主母線4との対向部側がそれぞれ
少なくとも平面的に形成されたほぼ断面長方形の角形で
あり、その下部はフレ−ム36によって支持されてい
る。この角形の密閉容器32の主母線4との対向部に
は、一体にあるいは溶接等によって直接フランジが形成
されおり、このフランジに絶縁スペ−サ22を介して母
線側密閉容器29が連結されている。主母線4を構成す
る母線側密閉容器29の左方部にはハンドホ−ル37が
形成され、このハンドホ−ル37は端蓋38によって常
時気密に封じられている。密閉容器32内には、遮断器
1、例えばパッファ−形遮断器が構成されており、この
遮断器1は絶縁ケ−ス12を介して密閉容器32の内壁
に固定されている。遮断器1の上方端子40にはチュ−
リップ形接触子42が取付けられ、遮断器1の下方端子
41にはチュ−リップ形接触子13が取付けられてい
る。チュ−リップ形接触子42には絶縁スペ−サ22の
埋込み導体43が接続されており、この埋込み導体43
の他端には、要部拡大図である図5に示すように、母線
側断路器3の可動子28がその回転を許すようにして常
時電気的に接続されて連結されている。可動子28は絶
縁物を介してリンク機構31に連結され、その後リンク
機構31は密閉容器29外へ導出され、更に密閉容器2
9の外部側方に設けた図示しないリンクにより図1に示
すキュ−ビクル17A内の操作器19Aに連結されてい
る。母線側密閉容器29の内部には、ポストスペ−サ1
5によって三相分の主母線導体10が支持されて主母線
4を構成しており、三相分の主母線導体10の分岐母線
導体26には、母線側断路器3の固定子27が接続され
ている。この固定子27に対向して上述した可動子28
が設けられており、こうして可動子28は、その操作器
19Aによって固定子27に接離するよう駆動される
が、その開離位置には接地開閉器47を構成する接地端
子48が設けられていてその開離位置で接地される。密
閉容器32を形成してキュ−ビクル17Aに位置する部
分には、取外し可能に成された側壁24があり、この側
壁24は常時気密を保持して他の部分に連結されてい
る。また密閉容器32の背面側の下部にはほぼ円筒形の
ケーブルヘッド収納容器39が接続されており、この収
納容器39の左端部には、常時端蓋25によって気密に
封じられたハンドホ−ル39aが形成されている。側壁
24における密閉容器32の内壁面には絶縁ケ−ス12
が取付けられ、主母線導体10の軸方向に並置した三相
分の遮断器1がこの絶縁ケ−ス12に取付けられてい
る。この遮断器1は縦型であり、その可動接触子を有す
る遮断部可動部分が下方に位置している。また側壁24
の背面側のキュ−ビクル17A内には遮断器用の操作器
18が取付られており、この操作装置18は遮断器1の
下側に配置したリンク機構33を介して遮断部可動部分
に連結されている。遮断器1の下方側端子には、チュ−
リップ型集電子13を介して接続導体16の一端が接続
され、また接続導体16の他端側は断路器44、導体4
5およびその電流容量によって複数設けられたケ−ブル
ヘッド7を介してケ−ブル55で収納容器39外へ導出
されている。接続導体16はポストスペ−サ34によっ
て収納容器39の適当な位置に支持固定され、その他端
には、断路器44の可動子46が可回転的に連結され、
この可動子46は絶縁物を介してリンク機構56の一端
に連結されている。リンク機構56の他端は密閉容器3
2外へ導出され、キュ−ビクル17A内の操作器19B
によって可動子46が開閉操作されるように連結されて
いる。この可動子46に対向する部分の導体45には、
固定子49が取付られており、こうして可動子45は、
操作器19Bの開閉操作によって固定子49に接離し、
またその開離位置には接地開閉器50を構成する接地端
子51が設けられているため、その開離位置で接地され
ることになる。更に導体45側には接地開閉器52と電
圧検出器53が構成されており、接地開閉器52はキュ
−ビクル17A内の操作器20によって可動子54を駆
動して導体45を接地するようにしている。収納容器3
9から導出したケ−ブル55には、貫通形変流器6が包
囲して設けられている。このような構成により、遮断器
1は側壁24と共に図示の右方へ引き出すと、チュ−リ
ップ型集電子13,42で分離され、一方、側壁24と
共に遮断器1を密閉容器32側へ挿入すると、遮断器1
はチュ−リップ型集電子13,42と電気的な接触を完
成することになる。
【0008】上述した構成のガス絶縁開閉装置によれ
ば、密閉容器32は、少なくとも主母線4と対向する反
キュービクル側を平面的に成した角形とし、この対向部
に直接フランジを形成し絶縁スペ−サを介して主母線容
器29を接続したため、従来のように同部の密閉容器3
2に形成していた円筒部は不要となり、その分だけ図1
の幅方向の寸法を縮小することができる。また密閉容器
32は、キュ−ビクル17Aとの対向部も平面的に構成
して両者を連結したため、上述の幅方向の寸法を更に縮
小することができる。また各開閉器の操作器18,19
a,19b,20は全てキュ−ビクル17A内に収納し
て構成したため、その点検は全てキュ−ビクル17A側
から行なうことができる。特に、遮断器1を側壁24と
共にキュ−ビクル17A側から図示の右方へ引き出す
と、チュ−リップ型集電子13,42による接続部で分
離され、一方、側壁24と共に遮断器1を密閉容器32
側へ挿入すると、遮断器1はチュ−リップ型集電子1
3,42と電気的な接触を完成することになり、遮断器
1の点検や部品交換が容易になる。更に、主母線4、母
線側断路器3、断路器44および接地開閉器52等の保
守点検は、上述したように全体の幅が縮小されているた
め、端蓋25,38を取外してハンドホ−ル39a,3
7から容易に行なうことができる。しかも、遮断器1を
構成した密閉容器32と、母線側密閉容器29との間に
絶縁スペ−サ22を介在する構成であるため、絶縁スペ
−サ22をいずれか一方側に取付けておいて絶縁性ガス
を充填したままの状態で、この一方側の機器の運転を継
続させながら他方を解体することができるので、停電時
間を短縮することができる。
【0009】図4は本発明の他の実施例によるガス絶縁
開閉装置の縦断面正面図である。この実施例は二重主母
線方式と呼ばれるもので、二つの母線側密閉容器29を
上下に並べてそれぞれほぼ水平に配置し、その内部にポ
ストスペ−サ15によって三相分の主母線導体10を支
持して主母線4,5を構成している。母線側密閉容器2
9の左方端には、先の実施例と同様に常時端蓋38によ
って気密に封じたハンドホ−ル37が形成され、また右
端側は絶縁スペ−サ23を介して母線側断路器3を構成
する断路器容器30に接続され、この断路器容器30の
反主母線側は絶縁スペ−サ22によって気密に封じられ
ている。絶縁スペ−サ23の三相分の中心導体は、三相
分の主母線導体10へ分岐母線導体26を介してそれぞ
れ接続され、また断路器容器30内においては固定子2
7に接続されている。この固定子27に対向して可動子
28が設けられ、この可動子28は絶縁ロッドを有する
リンク機構31によって断路器容器30外へ導出され、
更に断路器容器30の外部側方に設けた図示しないリン
クによりキュ−ビクル17A内の操作装置19aに連結
されており、この操作装置19aによって可動子28の
開閉操作が行なわれる。絶縁スペ−サ22の埋込み導体
の左方端は可動子28と可回転的に、また常時電気的に
接続されている。主母線5および母線側断路器2側の構
成も全く同様に構成されている。主母線4,5および母
線側断路器2,3の下方には密閉容器32が配置されて
おり、この密閉容器32における主母線側断路器2,3
およびキュ−ビクル17Aとの対向部は、少なくともそ
れぞれの対向部を平面的に成し、主母線側断路器2,3
との対向部に直接フランジを形成した垂直部32bがあ
る。また密閉容器32における主母線4,5の下方左端
部には、端蓋25によって常時気密に封じられたハンド
ホ−ル32aが形成されている。キュ−ビクル17A内
に位置して密閉容器32の一部を形成する側壁24は、
常時気密を保持して他の部分に連結されているが、キュ
−ビクル17A側から図の右方へ取り出せるよう取外し
可能に連結されている。この側壁24における密閉容器
32の内壁面には絶縁ケ−ス12が取付けられ、主母線
導体10の軸方向に並置した三相分の遮断器1がこの絶
縁ケ−ス12に取付けられている。この遮断器1は縦型
であり、その可動接触子を有する遮断部可動部分が下方
に位置している。また側壁24の背面側のキュ−ビクル
17A内には遮断器用の操作装置18が取付られてお
り、この操作装置18は遮断器1の下側に配置したリン
ク機構33を介して遮断部可動部分に連結されている。
このようにして遮断器1の上方部分は、密閉容器32の
垂直部32bのガス空間を介して密閉容器32の上壁と
対向して配置されている。垂直部32b内には各相毎に
垂直導体11がほぼ垂直に配置され、この垂直導体11
の上方端は絶縁スペ−サ22の埋込み導体を介して母線
側断路器2,3の可動子28と電気的に接続され、また
下方端はクリップ式集電子14を介して遮断器1の上方
端子に接続されている。遮断器1の下方側端子には、チ
ュ−リップ型集電子13を介して接続導体16の一端が
接続され、また接続導体16の他端はその電流容量によ
って複数設けられたケ−ブルヘッド7を介してケ−ブル
で密閉容器32外へ導出されている。この接続導体16
はポストスペ−サ34によって密閉容器32の適当な位
置に支持固定され、その中間に貫通形変流器6を有して
いる。従って、遮断器1を側壁24と共に図示の右方へ
引き出すと、垂直導体11の下端に設けたクリップ式集
電子14およびチュ−リップ型集電子13で分離され、
一方、側壁24と共に遮断器1を密閉容器32側へ挿入
すると、遮断器1はクリップ式集電子14およびチュ−
リップ型集電子13と電気的な接触を完成することにな
り、外部で遮断器1の保守点検を行なうことができる。
尚、先の実施例と同様に、密閉容器32の側壁24の背
面側にはキュ−ビクル17Aが構成されており、このキ
ュ−ビクル17A内に上述した遮断器1用の操作器や、
主母線側断路器2および3の操作器19aや、接地開閉
器8,9用の操作装置20,21や、更には各容器2
9,30,32内のガス圧力を監視する図示しない圧力
計等が収納されている。この接地開閉器8は遮断器1の
下方端子側を接地するもので、接続導体16とケ−ブル
ヘッド7間を接続導体35と接触可能に構成され、また
接地開閉器9は遮断器1の上方端子側を接地するもの
で、垂直導体11の上端部と接触可能に構成され、それ
ぞれ図示しないリンク機構を介して操作装置20,21
によって開閉操作される。
【0010】この実施例によるガス絶縁開閉装置は、先
の実施例と同様に密閉容器32の主母線側およびキュ−
ビクル17Aとの対向部を平面的にし、特に主母線との
対向部に直接構成したフランジを利用して主母線側に位
置する断路器容器30と連結したため、この連結方向の
長さを縮小することができ、また断路器容器30とキュ
−ビクル17Aとの間に接続する密閉容器32は、遮断
器1を下方にずらして垂直導体11のみを配置した垂直
部32bとしたため、更に上述の連結方向の長さを一層
短縮することができる。上述したいずれの実施例におい
ても、密閉容器の主母線側を平面的に構成し、同部に直
接フランジを形成して、このフランジに絶縁スペ−サを
介して他の密閉容器を連結したため、図示の幅方向を縮
小することができ、この結果として、主母線の左端部
と、ケ−ブルヘッドを収納した容器の左端部とをほぼ一
致させて、全体として小さな据付面積で効率的に構成す
ることができる。
【0011】図6は本発明の更に異なる実施例によるガ
ス絶縁開閉装置の要部縦断面図である。同図は図5に対
応するもので、同等物には同一符号を付けて詳細な説明
を省略し、その相違する部分についてのみ説明する。こ
の実施例における絶縁スペ−サ22の埋込み導体の左端
には、チュ−リップ形集電子60が取り付けられ、この
チュ−リップ形集電子60を介して主母線導体10の分
岐導体26が直接接続されている。つまり、図5と比較
すると母線側断路器3を省略した構成となっている。こ
のような構成のガス絶縁開閉装置にも本発明を適用する
ことができ、同様の効果を得ることができる。また図6
に示した構成によれば、図の左右方向の軸方向長を更に
縮小することができ、上述した密閉容器32の主母線4
との対向部を平面的にして同部に直接フランジを形成し
た構成と合わせて、ガス絶縁開閉装置の幅方向を更に縮
小することができる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、遮
断器を構成した密閉容器における主母線との対向部を少
なくとも平坦にして同部に直接フランジを形成し、この
フランジに主母線側の密閉容器を接続したため、遮断器
と主母線との接続方向における寸法を縮小することがで
きると共に、絶縁スペ−サを利用して少なくとも母線側
密閉容器側を密封した状態で点検を行なうことができる
ので、絶縁性ガスの回収部分を制限し点検等に要する時
間を短縮することができる。また、遮断器および該遮断
器の操作器を、前記角形密閉容器の平坦部に取り外し可
能に取り付けた側壁に取り付けるので遮断器の点検等に
要する時間をさらに短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるガス絶縁開閉装置の要
部を示す縦断面正面図である。
【図2】本発明の一実施例によるガス絶縁開閉装置の正
面図である。
【図3】図2に示すガス絶縁開閉装置の平面図である。
【図4】本発明の他の実施例によるガス絶縁開閉装置の
要部縦断面正面図である。
【図5】図1に示すガス絶縁開閉装置の要部拡大断面図
である。
【図6】本発明の更に他の実施例によるガス絶縁開閉装
置の要部拡大断面図である。
【符号の説明】
1 遮断器 2,3 母線側断路器 4,5 主母線 7 ケ−ブルヘッド 10 主母線導体 11 垂直導体 13,42 チュ−リップ形集電子 17A,17B,17C キュ−ビクル 22 絶縁スペ−サ 29 母線密閉容器 32 密閉容器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三和田 智 茨城県日立市国分町1丁目1番1号 株 式会社 日立製作所 国分工場内 (56)参考文献 特開 昭60−96111(JP,A) 実開 昭60−108116(JP,U) 実公 平5−45051(JP,Y2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H02B 13/02

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内部に絶縁性ガスを充填すると共に遮断
    器を構成した角形密閉容器に、絶縁スペ−サを介して母
    線導体を収納した母線側密閉容器を連結し、上記密閉容
    器の反母線側密閉容器側に、上記遮断器の開閉操作を行
    なう操作器を収納したキュ−ビクルを備え、上記密閉容
    器は、上記母線側密閉容器と上記キュ−ビクルとの対向
    側に、少なくとも平坦部をそれぞれ構成し、この一方の
    平坦部に直接形成したフランジに絶縁スペ−サを介して
    上記母線側密閉容器を連結し、他方の平坦部に上記キュ
    −ビクルを連結するとともに前記遮断器を前記角形密閉
    容器からキュービクル内に引き出し可能に配置したガス
    絶縁開閉装置であって、前記遮断器は角形密閉容器の前
    記他方の平坦部に取り外し可能に取り付けた側壁の前記
    角形容器側に取り付け、前記操作器は前記側壁のキュー
    ビクル側に取り付けたことを特徴とするガス絶縁開閉装
  2. 【請求項2】 請求項1記載のものにおいて、上記密閉
    容器は、その反キュ−ビクル側の上方部に絶縁スペ−サ
    を介して上記母線側密閉容器を連結すると共に、その反
    キュービクル側の下方部にケーブルヘッド収納容器を連
    結したことを特徴とするガス絶縁開閉装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載のものにおいて、上記母線
    側密閉容器およびケーブルヘッド収納容器の反密閉容器
    側端部にハンドホールを形成したことを特徴とするガス
    絶縁開閉装置。
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