JPH0696917B2 - 増築方法 - Google Patents
増築方法Info
- Publication number
- JPH0696917B2 JPH0696917B2 JP27732890A JP27732890A JPH0696917B2 JP H0696917 B2 JPH0696917 B2 JP H0696917B2 JP 27732890 A JP27732890 A JP 27732890A JP 27732890 A JP27732890 A JP 27732890A JP H0696917 B2 JPH0696917 B2 JP H0696917B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- balcony
- extension
- cantilever
- reinforcing
- building
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Working Measures On Existing Buildindgs (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、パネル工法の建物においてバルコニーを撤去
して、バルコニーを設けた部分に増築する方法に関す
る。
して、バルコニーを設けた部分に増築する方法に関す
る。
［従来例の技術］ 従来のパネル工法の建物においては基本的には柱を用い
ることなく、連結金具を介して壁パネル同士、壁パネル
と床パネルとを連結し、また、バルコニーを形成する場
合にはこの連結金具にバルコニー片持梁の後端部を取付
けて施工していた。
ることなく、連結金具を介して壁パネル同士、壁パネル
と床パネルとを連結し、また、バルコニーを形成する場
合にはこの連結金具にバルコニー片持梁の後端部を取付
けて施工していた。
［発明が解決しようとする課題］ そして、上記のような壁パネル工法の建物において増築
しようとする場合、新たに増築用の架構体を形成する必
要があるが、この場合、既設の建物側にも架構体を形成
する必要があって作業が煩雑となるという問題がある。
しようとする場合、新たに増築用の架構体を形成する必
要があるが、この場合、既設の建物側にも架構体を形成
する必要があって作業が煩雑となるという問題がある。
本発明は上記した従来例の問題点に鑑みて発明したもの
であって、その目的とするところは、パネル工法の建物
においてバルコニーを撤去して増築する際に増築用の補
強梁を簡単に取付けることができて増築作業が簡略化で
きる増築方法を提供するにある。
であって、その目的とするところは、パネル工法の建物
においてバルコニーを撤去して増築する際に増築用の補
強梁を簡単に取付けることができて増築作業が簡略化で
きる増築方法を提供するにある。
［課題を解決するための手段］ 本発明の増築方法は、パネル工法の建物５において複数
の外壁パネル１に沿って前方に向けてバルコニー２を形
成するに当たって外壁パネル１間に補強用柱３を立設す
ると共に補強用柱３にバルコニー用片持梁４の後端部を
固着した既存の建物５のバルコニー２を撤去して増築す
るに当たり、バルコニー用片持梁４を補強用柱３から取
り外し、補強用柱３のバルコニー用片持梁４を取り外し
た跡の取付け部６に増築用の補強梁７の後端を取付ける
ことを特徴とするものである。
の外壁パネル１に沿って前方に向けてバルコニー２を形
成するに当たって外壁パネル１間に補強用柱３を立設す
ると共に補強用柱３にバルコニー用片持梁４の後端部を
固着した既存の建物５のバルコニー２を撤去して増築す
るに当たり、バルコニー用片持梁４を補強用柱３から取
り外し、補強用柱３のバルコニー用片持梁４を取り外し
た跡の取付け部６に増築用の補強梁７の後端を取付ける
ことを特徴とするものである。
［作用］ しかして、パネル工法の建物５において補強用柱３を設
けておくことで、増築に当たり、バルコニー用片持梁４
を補強用柱３から取り外し、補強用柱３のバルコニー用
片持梁４を取り外した跡の取付け部６に増築用の補強梁
７の後端を取付けることで、増築用の補強梁７を簡単に
取付けることができるようになったものである。
けておくことで、増築に当たり、バルコニー用片持梁４
を補強用柱３から取り外し、補強用柱３のバルコニー用
片持梁４を取り外した跡の取付け部６に増築用の補強梁
７の後端を取付けることで、増築用の補強梁７を簡単に
取付けることができるようになったものである。
［実施例］ 以下本発明を添付図面に示す実施例に基づいて詳述す
る。
る。
第１図（ａ）（ｂ）に示すようにバルコニー２を有する
パネル工法の既設の建物５のバルコニー２を除去して増
築部分８を形成することにより増築するものである。そ
して、本発明においては、増築すべきパネル工法の建物
５は外壁パネル１同士、床パネル同士、外壁パネル１と
床パネルとをそれぞれ連結金具により連結して構成して
あるが、この場合、複数の外壁パネル１に沿って前方に
向けてバルコニー２を形成するに当たって外壁パネル１
間に補強用柱３が立設してあり、この補強用柱３部分に
おいては補強用柱３の外面に設けた取付け部６にバルコ
ニー用片持梁４の後端部がボルトにより固着してある。
パネル工法の既設の建物５のバルコニー２を除去して増
築部分８を形成することにより増築するものである。そ
して、本発明においては、増築すべきパネル工法の建物
５は外壁パネル１同士、床パネル同士、外壁パネル１と
床パネルとをそれぞれ連結金具により連結して構成して
あるが、この場合、複数の外壁パネル１に沿って前方に
向けてバルコニー２を形成するに当たって外壁パネル１
間に補強用柱３が立設してあり、この補強用柱３部分に
おいては補強用柱３の外面に設けた取付け部６にバルコ
ニー用片持梁４の後端部がボルトにより固着してある。
しかして、増築に当たっては、第２図（ａ）に示すよう
に、バルコニー用片持梁４を補強用柱３の取付け部６か
ら取り外し、次に第２図（ｂ）に示すように補強用柱３
のバルコニー用片持梁４を取り外した跡の取付け部６に
増築用の補強梁７の後端部をボルト９により取付けるも
のである。ここで、補強用柱３の外面に設けた取付け部
６には下端部に受け用突部10が突設してあり、この受け
用突部10に増築用の補強梁７の後端部を載置した状態で
補強梁７の後端部の固定プレート11の孔12からボルト９
を挿入して取付け部６のネジ孔13に螺合するものであ
る。このようにして取付けられた増築用の補強梁７の前
端部は増築部分８の新設の外壁パネル14間に介在されて
新設の外壁パネル14同士を連結する連結金具15の補強梁
取付け部16にボルト17により取付けられるものである。
そして、上記増築用の補強梁７には増築部分８の屋根パ
ネルが取付けられる。
に、バルコニー用片持梁４を補強用柱３の取付け部６か
ら取り外し、次に第２図（ｂ）に示すように補強用柱３
のバルコニー用片持梁４を取り外した跡の取付け部６に
増築用の補強梁７の後端部をボルト９により取付けるも
のである。ここで、補強用柱３の外面に設けた取付け部
６には下端部に受け用突部10が突設してあり、この受け
用突部10に増築用の補強梁７の後端部を載置した状態で
補強梁７の後端部の固定プレート11の孔12からボルト９
を挿入して取付け部６のネジ孔13に螺合するものであ
る。このようにして取付けられた増築用の補強梁７の前
端部は増築部分８の新設の外壁パネル14間に介在されて
新設の外壁パネル14同士を連結する連結金具15の補強梁
取付け部16にボルト17により取付けられるものである。
そして、上記増築用の補強梁７には増築部分８の屋根パ
ネルが取付けられる。
［発明の効果］ 本発明にあっては、叙述のようにパネル工法の建物にお
いて複数の外壁パネルに沿って前方に向けてバルコニー
を形成するに当たって外壁パネル間に補強用柱を立設す
ると共に補強用柱にバルコニー用片持梁の後端部を固着
した既存の建物のバルコニーを撤去して増築するに当た
り、バルコニー用片持梁を補強用柱から取り外し、補強
用柱のバルコニー用片持梁を取り外した跡の取付け部に
増築用の補強梁の後端を取付けるので、バルコニー用片
持梁を取付けて支持するために壁パネル工法の建物に設
けた補強用柱を利用して、バルコニー用片持梁を取り外
した跡に新しく増築する増築用の補強梁を簡単に取付け
ることができるものである。
いて複数の外壁パネルに沿って前方に向けてバルコニー
を形成するに当たって外壁パネル間に補強用柱を立設す
ると共に補強用柱にバルコニー用片持梁の後端部を固着
した既存の建物のバルコニーを撤去して増築するに当た
り、バルコニー用片持梁を補強用柱から取り外し、補強
用柱のバルコニー用片持梁を取り外した跡の取付け部に
増築用の補強梁の後端を取付けるので、バルコニー用片
持梁を取付けて支持するために壁パネル工法の建物に設
けた補強用柱を利用して、バルコニー用片持梁を取り外
した跡に新しく増築する増築用の補強梁を簡単に取付け
ることができるものである。
第１図（ａ）（ｂ）は建物の増築順序を示す説明のため
の概略斜視図及び概略平面図、第２図（ａ）（ｂ）は同
上の増築に当たってバルコニー用片持梁を取り外した状
態の斜視図及び増築用補強梁を取付ける状態の斜視図で
あって、１は外壁パネル、２はバルコニー、３は補強用
柱、４はバルコニー用片持梁、５は建物、６は取付け
部、７は増築用の補強梁である。
の概略斜視図及び概略平面図、第２図（ａ）（ｂ）は同
上の増築に当たってバルコニー用片持梁を取り外した状
態の斜視図及び増築用補強梁を取付ける状態の斜視図で
あって、１は外壁パネル、２はバルコニー、３は補強用
柱、４はバルコニー用片持梁、５は建物、６は取付け
部、７は増築用の補強梁である。
Claims (1)
- 【請求項１】パネル工法の建物において複数の外壁パネ
ルに沿って前方に向けてバルコニーを形成するに当たっ
て外壁パネル間に補強用柱を立設すると共に補強用柱に
バルコニー用片持梁の後端部を固着した既存の建物のバ
ルコニーを撤去して増築するに当たり、バルコニー用片
持梁を補強用柱から取り外し、補強用柱のバルコニー用
片持梁を取り外した跡の取付け部に増築用の補強梁の後
端を取付けることを特徴とする増築方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27732890A JPH0696917B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 増築方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP27732890A JPH0696917B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 増築方法 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04153466A JPH04153466A (ja) | 1992-05-26 |
| JPH0696917B2 true JPH0696917B2 (ja) | 1994-11-30 |
Family
ID=17581998
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP27732890A Expired - Lifetime JPH0696917B2 (ja) | 1990-10-15 | 1990-10-15 | 増築方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0696917B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07317152A (ja) * | 1994-05-25 | 1995-12-05 | Natl House Ind Co Ltd | 柱と梁の接合構造および梁 |
| KR100575057B1 (ko) * | 2004-05-12 | 2006-04-28 | 주식회사 도화구조 | 캔틸레버 구조를 응용한 건축물 증축 방법 |
-
1990
- 1990-10-15 JP JP27732890A patent/JPH0696917B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04153466A (ja) | 1992-05-26 |
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