JPS6135661Y2 - - Google Patents

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JPS6135661Y2
JPS6135661Y2 JP1978108579U JP10857978U JPS6135661Y2 JP S6135661 Y2 JPS6135661 Y2 JP S6135661Y2 JP 1978108579 U JP1978108579 U JP 1978108579U JP 10857978 U JP10857978 U JP 10857978U JP S6135661 Y2 JPS6135661 Y2 JP S6135661Y2
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JP
Japan
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roof
vehicle
columns
connecting rod
fixed
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JP1978108579U
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JPS5524493U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、簡易形の組立式車庫に関するもので
ある。
〔従来の技術〕
従来、この種組立式車庫として例えば実開昭48
−89135号公報で提案されたものがある。
かかる組立式車庫は左右に前後の支柱と縦材に
より略逆三角形状の枠体を形成し、該枠体同士を
前後の2本の横材により連結して前後枠体上に屋
根板を敷設している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら上記の組立式車庫では、次のよう
な問題があつた。
即ち、枠体が略逆三角形状をしており、前支柱
が上方に向かうに従つて前方へ突出しているため
支柱の安全性が悪く、また自動車(特にワゴン車
等の箱型の自動車)の出し入れに前支柱の上部が
邪魔になるという欠点があつた。
その上長尺な梁を枠体に取り付けるため強度的
に難点があり、また看者に不安定な感じを与える
ものであつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は上記の実情に留意して成されたもので
あつて、自動車の出し入れが容易で、安定した強
度のある組立式車庫を提供することを目的として
いる。
上記の目的を達成するために本考案は、収容す
べき自動車の全長に対して十分短い前後対向間隔
を有して平行に直立する前支柱、後支柱を屋根下
に収容される自動車の収容面の左、右各側部の中
央部にそれぞれ対向して立設し、前記左、右各側
部のうちすくなくとも一側部の前支柱、後支柱間
にブラケツトを介して物置を固定し、さらに前記
左、右各側部の前支柱、後支柱の上端部には前記
各前、後の支柱から各々前、後方向へ所望長さ突
出する接続桿を架設し、それら各接続桿上に該各
接続桿の前、後端から前後方向へ各々十分に長く
突出しかつ自動車の全長を覆う如くに突出する長
さの長尺の梁の長手方向略中央部をそれぞれ載置
固定し、前記梁に母屋を介して屋根板を敷設して
なる点に特徴を有する。
〔作 用〕
上記特徴構成によれば、支柱の邪魔がなく自動
車の出し入れを容易に行なえ、また前、後の支柱
間にできるデツドスペースを利用して物置を固定
することにより物置と支柱が相互に補強しあつ
て、強度的に強い組立式車庫となる。
その上接続桿を介して梁を支柱に取り付けるた
め梁の支持が確実で、接続桿が梁の補強材として
の機能を発揮するため梁の強度も増大できるもの
である。
〔実施例〕
以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明
する。
図中1は自動車収容面であり、この自動車収容
面1の両側中央部にそれぞれ前、後2本の支柱
2,3……を立設している。前、後の支柱2,3
……は、それぞれ角柱パイプ状のもので収容すべ
き自動車(不図示)の全長に対して十分短い間隔
を前後方向にあけて平行に直立され、その各下端
部は基礎穴内に挿入してコンクリート4で固めて
ある。なお、前後の支柱2,3の下端部間は、コ
ンクリート4で固める前にアングル材5で予め連
結しておく。18は前、後の支柱2,3間に配設
された小形物置である。物置18は車庫内部側に
扉を有し、L形ブラケツト19,19を介して上
記支柱2,3に固定されている。実施例では、一
側部に物置を固定しているが、左、右の両側部に
物置を固定してもよい。6は上記前、後の支柱
2,3……の上端部間に架設されかつ各前、後の
支柱2,3から前後方向へ十分な長さ(第1図,
第3図)突出する接続桿である。すなわち、この
接続桿6は各前、後の支柱2,3の対向間隔より
も長尺な角柱パイプ状又は、 状、 状(図面で
は 状を示す)のもので、支柱2,3の上端に、
鳥居状に載設して熔接、ボルト等により固着しそ
の接続部側面を補強板6b,6bによつて補強し
ている。7は上記各接続桿6上に、該各接続桿6
の前、後端から前、後方向へ自動車の全長を覆う
如くに突出すべく略中央部を載設した梁である。
すなわち、梁7,7はそれぞれ第4図に示すよう
に車庫内部側の垂直面部を開口した断面C字形の
本体部7aを有し、その開口部下縁から先端が下
方へ屈曲する水平片部7bを車庫内部方向へ延出
させたものであり、その本体部7aと水平片部7
bとは1枚の薄鋼板を折曲加工することにより一
体に成形されている。梁7と接続桿6との接続
は、接続桿6の上面に梁7の略中央部を載置し、
該接続桿6および梁7の本体部7aの底壁に貫通
させたボルト8、にナツト9、を螺着してまた接
続桿6と支柱2,3との接続は、接続桿6に支柱
2,3の上端を嵌合してボルト8を貫通してナ
ツト9で固定している。6cは接続桿6の前端
部および後端部に穿設したボルト8,8の挿
入孔である。10は上記梁7,7間に架設した母
屋である。母屋10は開口縁の一方を内側へV字
形に折曲してなる断面略コ字形のもので、前後方
向に所定の間隔をあけて複数本配設されている。
梁7と母屋10との接合は、母屋10の端部を梁
7の水平片部7b上に、その先端を梁7の開口部
に挿入した状態で載置し、上記水平片部7bおよ
び母屋10の底壁に貫通させたボルト11の貫通
端にナツト12を螺着して固定している。13は
上記母屋10上に敷設した屋根板である。屋根板
13は第3図に示すような波板状のもので、複数
枚の屋根板13を一部重合状態で敷設して屋根全
面を覆うようにしている。屋根板13と母屋10
との接合は、下端に鉤部14aを有し上端部にお
ねじ部14bを設けたJ字形の止着具14を用い
て行なわれている。すなわち、止着具14の鉤部
14aを母屋10のV字形折曲部10aに掛止す
るとともに、おねじ部14bを屋根板13に貫通
させ、その貫通端部にナツト15を螺合して締付
けることにより、屋根板13を母屋10上に固定
している。なお、支柱2,3上の接続桿6は水平
に対して若干傾斜させてあり、上記屋根板13…
…が前が高く後が低い片流れになるようにしてあ
る。16は梁7,7の前端間に架設され屋根板1
3……の前端を覆う鼻隠し、17は梁7,7の後
端間に架設され屋根板13……上を流れ落ちる雨
水を受ける樋である。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案による組立式車庫に
よれば、前、後の支柱2,3が収容すべき自動車
の全長に対して十分短い前後対向間隔を有して平
行に直立して自動車収容面1の左、右両側中央部
に立設されているので、従来の車庫のように、前
支柱が上方に向かうに従つて前方へ突出する略逆
三角形状の枠体を左、右両側中央部に設けたもの
に比して、前支柱2、の上部が邪魔になりにく
く、自動車の出し入れを容易に行なうことができ
る。また屋根の両側を梁7,7で支持し、その梁
7,7の長さ方向の略中央部をそれぞれ接続桿6
を介して支柱2,3で支持しているので、バラン
スがよく、前記従来例のように屋根板の略中央部
を略逆三角形状の枠体で支持するような不安定さ
は全くない。
また本考案は、前、後の平行に直立された支柱
間に小形物置を固定しているので、修理具や洗車
用品等を手軽に収納しておくことができるので便
利であり、しかも、小形物置の転倒を防止できる
とともに支柱2,3間にできるデツドスペースを
有効に利用できるものであり、さらに物置と支柱
2,3が相互に補強することになるという相乗効
果が得られる。
また本考案の支柱2,3は対向間隔を小さくし
て平行に直立されているので、前記従来構造の略
逆三角形状の枠体のように不安定なものに比し
て、立設工事が小規模にでき広い場所を必要とし
ない。
さらに支柱2,3の上端部間に架設されかつ支
柱2,3から前、後方向へ所望長さ突出する接続
桿6を設け、その接続桿6上、該接続桿6の前、
後端から前、後方向へ十分な長さ突出する梁7の
略中央部を載設するようにしているので、接続桿
による梁7の支持が確実であり、接続桿が梁の中
央部を補強する補強材としての機能を発揮する。
そのため梁の強度が増大するので、比較的細い梁
を用いても軽快な屋根構造にすることができると
いう実用上優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は本考案の一実施例を示し、第
1図は側面図、第2図は斜視図、第3図は要部を
示す分解した斜視図、第4図は梁と母屋との接合
部分を示す断面図、第5図は第4図におけるV−
V線断面図である。 1……自動車収容面、2……前支柱、3……後
支柱、6……接続桿、7……梁、10……母屋、
13……屋根板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 収容すべき自動車の全長に対して十分短い前後
    対向間隔を有して平行に直立する前支柱2、後支
    柱3を屋根下に収容される自動車の収容面1の
    左、右各側部の中央部にそれぞれ対向して立設
    し、前記左、右各側部のうちのすくなくとも一側
    部の前支柱2、後支柱3間にブラケツト19を介
    して物置18を固定し、さらに前記左、右各側部
    の前支柱2、後支柱3の上端部には前記各前、後
    の支柱2,3から各々前、後方向へ所望長さ突出
    する接続桿6を架設し、それら各接続桿6上に、
    該各接続桿6の前、後端から前後方向へ各々十分
    に長く突出しかつ自動車の全長を覆う如くに突出
    する長さの長尺の梁7の長手方向略中央部をそれ
    ぞれ載置固定し、前記梁7に母屋10を介して屋
    根板13を敷設してなることを特徴とする組立式
    車庫。
JP1978108579U 1978-08-07 1978-08-07 Expired JPS6135661Y2 (ja)

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JPS5524493U JPS5524493U (ja) 1980-02-16
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2014156729A (ja) * 2013-02-15 2014-08-28 Ykk Ap株式会社 カーポート

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