JPH0696647B2 - 耐摩耗性ポリエステルフイルム及びその製法 - Google Patents

耐摩耗性ポリエステルフイルム及びその製法

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JPH0696647B2
JPH0696647B2 JP61004403A JP440386A JPH0696647B2 JP H0696647 B2 JPH0696647 B2 JP H0696647B2 JP 61004403 A JP61004403 A JP 61004403A JP 440386 A JP440386 A JP 440386A JP H0696647 B2 JPH0696647 B2 JP H0696647B2
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L67/00Compositions of polyesters obtained by reactions forming a carboxylic ester link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L67/02Polyesters derived from dicarboxylic acids and dihydroxy compounds
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、改良された寸法安定性、耐摩耗性、延伸性及
び滑り特性を有するポリエステルフイルムに関する。
二軸又は多軸延伸ポリエステルフイルム、例えば二軸延
伸ポリエチレンテレフタレートフイルムは良好な引張強
さ、引裂抵抗、弾性率、透明性及び耐化学性及び耐熱性
を有する。これらの特性に依り、ポリエステルフイルム
は、ビデオ、オーデイオ及びコンピユーターフイルム支
持体を含む種々の適用で、同様に包装及び電子複写製品
において広汎に使用されて来た。
ポリエステルフイルムは種々の適用のための特殊な要求
に応じなければならない。かかる要求の1つはフイルム
表面上の十分に低い摩擦係数である。フイルム表面が荒
ければそれ程、巻動作及び従つて製造収率が良い。低摩
擦係数及び良好な機械特性に加えて、磁気テープのため
のポリエステルフイルムは付加的に均一な表面のざらつ
き、良好な耐摩耗性、及び寸法安定性を持たなければな
らい。
これらの要求は、フイルム製造中のポリマー配合又は工
程パラメーターを調整することによつて応じ得る。磁気
テープベースフイルムのためのこれらの要求の1つを満
足するために表面の位相を調整することは次の2つの方
法のどちかにより達成される。
第一の方法は無機粒子をポリエステルに加えることより
なる。粒子は炭酸カルシウム、二酸化珪素、カオリン、
硫酸バリウム及び二酸化チタンよりなる群から選択され
て良い。
第二の方法は、ポリエステル合成中の触媒残留物及びポ
リエステルのモノマー又はオリゴマーの調整沈殿による
“内部粒子”の生成を伴なう。
無機粒子の使用は恐らく、マトリツクスが粒子から引き
裂かれる場所で延伸工程中で気孔形成に結びつくであろ
う。更にフイルム工程、例えばコーテイング中、表面に
近い場所でのポリマー被覆の部分がゆるみ、かつすりは
がれる。かかる摩擦によりひきおこされたポリエステル
フイルムの非均一性は磁気テープ適用にはフイルムを不
適当にする。
更に、無機粒子の多かれ少なかれ広汎な粒径分布は、同
様に骨のおれる製法にも抱らず凝集物形成への傾向は同
様にフイルム品質への否定的な効果を有する。
限定された寸法及び量のいわゆる“内部粒子”(触媒沈
殿物)の生成は、工業的製法の観点からは極めて困難で
ある。
従来の技術 フイルムの表面状態を改善するために加えられるポリマ
ー及び粒子の間の接着性を改善するために、米国特許第
4320207号明細書には、無機粒子の代りにポリエステル
中に、官能基及び狭い粒径分布を有する、超微粉砕され
た、架橋有機性、硬化有機性、球状の(西ドイツ国特許
公開公報第3313923号明細書参照)架橋有機球粒子を包
含することが記載されている。マトリツクス中のより良
好な接着のために、狭い粒径分布並びに官能基を有する
架橋球粒子を有するフイルムは、一定の粗面性を有し、
従つて良好な電磁特性を有する。なおその上に、これら
は良好な滑り及び少れた透明性をもつべきであるから、
これらは包装材料並びに工業的適用例えば写真用フイル
ム、磁気テープ等のためのベースフイルムとして好適で
なければならず、特にそれらの機械的特性が製造工程の
工程パラメーターを通して適応され得るからである。
しかしながら実際には、フイルムは不十分な摩耗特性並
びに不満足な寸法安定性を有し、従つて多くの最終使用
には不満足であることが示されて来た。
同様にすでに(西ドイツ国特許出願第P3434838号明細
書)、ポリエステルフイルムの寸法安定性及び耐摩耗性
が核剤の添加により改善されることが提案された。しか
しながらこの型のフイルムは最適な滑り特性を持たな
い。
発明が解決しようとする問題点 従つて、本発明の目的は、良好な滑り特性並びに優れた
耐摩耗性、改良された寸法安定性及び延伸性を有する極
めて均一の表面のポリエステルフイルムを作ることであ
る。
問題点を解決するための手段 1つの見地では、本発明は、ポリエスエルに共有結合
し、かつ本質的に均質に全体に分布し、粒度分布0.01〜
5.0μmを有し、その際重量平均粒径と数平均粒径とか
らの商は1.1又はそれ以下である架橋有機粒子0.005〜5.
0重量%(組成物の全重量に基づき)で化学的に変性さ
れ、付加的にエステルワツクスのアルカリ金属塩、エス
テルワツクスのアルカリ土類金属塩、部分的に鹸化され
たエステルワツクスのアルカリ金属塩、部分的に鹸化さ
れたエステルワツクスのアルカリ土類金属塩、エチレン
及びメタクリル酸のアルカリ金属塩とのイオン共重合
体、飽和又は不飽和脂肪酸のアルカリ金属又はアルカリ
土類金属塩、例えば油酸ナトリウム、フエノールスルホ
ン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属炭酸塩及びア
ルカリ土類金属酸化物よりなる群から選択された核剤0.
01〜10.0%(ポリエステルの重量に基づく)を含有する
化学的に変性されたポリエステルよりなる組成物から製
造される耐摩耗性ポリエステルフイルムに関する。
その他の見地では、本発明は、耐摩耗性ポリエステルフ
イルムの製法に関し、これは (i) (1)粒度分布0.01〜5.0μmを有し、かつ重
量平均粒径と数平均粒径とからの商が1.1又はそれ以下
である架橋有機粒子0.005〜5.0重量%(重合体の全重量
に基づき)で化学的に変性された溶融熱可塑性ポリエス
テルを、(2)エステルワツクスのアルカリ金属塩、エ
ステルワツクスのアルカリ土類金属塩、部分的に鹸化さ
れたエステルワツクスのアルカリ土類金属塩、部分的に
鹸化されたエステルワツクスのアルカリ金属塩、エチレ
ン及びメタクリル酸のアルカリ金属塩とのイオン共重合
体、フエノールスルホン酸のアルカリ金属塩、アルカリ
土類金属炭酸塩及びアルカリ土類金属酸化物よりなる群
から選択された核剤0.01〜10.0%(ポリエステルの重量
に対して)と混合し、それにより混合物を生成し、 (ii) 前記の混合物をスロツトダイを通して押出し、
それによりシート様押出物を成形し、 (iii)前記の押出物をチルローラーを用いて冷却し、
それにより流し込みシートを成形し、 (iv)前記の流れ込みシートを少なくとも1方向で延伸
し、それにより延伸フイルムを成形し、かつ (v)前記の延伸フイルムを温度150゜〜240℃で熱硬化
させることを特徴とする。
前に要約したように、本発明のポリエステルフイルム
は、0.01から5.0μmまでの範囲の狭い粒度分布を有す
る有機性の、有利に硬化又は架橋された粒子0.005〜5.0
重量%、並びにフイルムを形成する熱可塑性ポリエステ
ルの重量に対して0.01〜10重量%の量で核剤を含有す
る。
ポリエステルホモ重合体及び共重合体、異なつたポリエ
ステルの混合物、並びにポリエステルとその他の重合体
との混合物又は配合物は本発明における熱可塑性ポリエ
ステルとして考慮される。
ポリエステルの製造は、エステル交換法により、例えば
亜鉛、カルシウム、マンガン、リチウム又はゲルマニウ
ム塩の触媒作用で達成され得る。直接エステル化法を選
択的に使用して良い。
ポリエステルの例は、テレフタール酸、イソフタール
酸、又は2,6−ナフタレンジカルボン酸から炭素原子2
〜10個有するグリコールとのモノ−又はポリ縮合物、例
えばポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフ
タレート、ポリ−1,4−シクロヘキシレンジメチレンテ
レフタレート、ポリエチレン−2,6−ナフタレンジカル
ボキシレート又はポリエチレン−p−ヒドロキシベンゾ
エートである。
コポリエステルは、アジピン酸、セバシン酸、フタール
酸、イソフタール酸、5−スルホ−イソフタレートのナ
トリウム塩、多官能成分、例えばトリメリツト酸等を成
分として含有することもできる。ポリエステル混合物
は、例えばポリエチレンテレフタレート及びポリブチレ
ンテレフタレート又はポリエチレンテレフタレート及び
少なくとも1種のスルホン酸の誘導体、例えばスルホイ
ソフタール酸のアルカリ金属塩よりなることも可能であ
る。
ポリエステル中に加工される又は混合される重合体の例
は、ポリオレフインホモ重合体共重合体、例えばポリエ
チレン、ポリプロピレン、ポリ−4−メチルペンテン、
それ自体鹸化され得るエチレンビニルアセテート共重合
体、イオノマー、ポリアミド、ポリカルボネート、ポリ
テトラフルオロエチレン、ポリスルホン等である。
フイルム中に含有される硬化された有機粒子は、メラミ
ン/ホルムアルデヒド樹脂、ベンゾグアナミン/ホルア
ルデヒド樹脂、フエノール/ホルムアルデヒド樹脂、及
びエポキシ樹脂又はアクリレートより成つて良い。
架橋された有機粒子は成分として不飽和の非−イオン単
量体、例えばアクリル酸及びメタクリル酸のエステル、
例えばメタクリル酸メチル及びアクリル酸ブチル、不飽
和のジカルボン酸のエステル、例えばマレイ酸ジアルキ
ルエステル、不飽和のビニル化合物、例えばスチレン、
不飽和のニトリル、例えばアクリロニトリル、機能性単
量体、例えば不飽和カルボン酸、ヒドロキシル−含有の
単量体、例えばヒドロキシエチルメタクリルレート、エ
ポキシド基を有する単量体、例えばメタクリル酸グリシ
ジル、不飽和スルホン酸及びその他のものを含有して良
い。
架橋成分の例は、フタル酸ジアリル、ジビニルベンゼン
及びその他のものを包含する。
官能基を有し、ポリエステルマトリツクス及び架橋され
た粒子の間に共有結合を形成し得る為に粒子中で重合化
される成分は、ヒドロキシエチレンメタクリレート、ア
クリル酸及びメタクリル酸を包含する。
粒子が硬化されかつ架橋される程度は特に硬化及び架橋
成分の配合により非常に変えられ得る。
有機粒子が重合体合成中に溶解できず、かつ溶融でき
ず、かつ重合体の溶融中、特に成形粒子、例えばフイル
ムの製造中、又は屑フイルムの再生中に、完全にそのま
まで残ることは重要である。
有機粒子は公知方法を用いて、例えば乳化重合又は懸濁
重合により製造され得る。有機粒子は、水性又はグリコ
ール分散液の形で又は濃縮物で重合体製造中に重合体マ
トリツクスに加えられて良い。重合体合成中の添加は特
にマトリツクス中の良好な結合並びに重合体それ自体内
の良好な分布に結びつく。
有機粒子は、狭い粒度分布で、直径0.01〜5μm、有利
に0.02〜3.0μmを有する。粒径の重量平均(Dw)と粒
径(Dn)の数との比率は有利に1.1よりも少なくなくて
はならない。Dw及びDn決定については、ウツド(U.E.Wo
ods)、ドツジ(J.S.Dodge)、クリーガー(I.M.Kriege
r)、ピアース(P.Pierce)、ジャーナル オブ ペイ
ント テクノロジイ(Journal of Paint Technology)4
0巻、第527、第545頁(1968年)参照。
必要に応じて、均一の粒度の有機粒子のみを、又は粒度
が極めて近い粒子の混合物を使用することができる。
フイルムは前記の有機粒子をフイルムの重量に関して、
0.005〜5重量%、有利に0.02〜3重量%の量で含有す
る。
本発明で使用する核剤は有機性又は無機性であつて良
い。有機核剤は、エステルワツクス又は部分的に鹸化さ
れたエステルワツクス、例えばモンタン酸のアルカリ金
属塩又はアルカリ土類金属塩、エチレンとメタクリル酸
のアルカリ金属塩との共重合体、飽和又は不飽和脂肪酸
のアルカリ金属塩又はアルカリ土類金属塩、例えばオレ
イン酸ナトリウム、フエノールスルホン酸からのアルカ
リ金属塩、安息香酸塩又はステアリン酸塩からのアルカ
リ金属塩又はアルカリ土類金属塩及びソルビトール誘導
体であつて良い。
無機核剤はアルカリ土類金属炭酸塩及び酸化物、例えば
二酸化チタン及び酸化アルミニウム、タルク及び珪酸塩
及び窒化硼素である。
モンタン酸は酸混合物であり、これは主に、炭素原子26
及び23の間の鎖長を有する脂肪酸モノカルボン酸より成
る。適当なモンタンワツクス塩は主に、元素の周期律表
の第I〜第III主族の主なる金属、有利にリチウム、ナ
トリウム、カリウム、ベリリウム、マンガン、カルシウ
ム及びアルミニウムを陽イオンとして含有する。モンタ
ンナトリウムが有利である。モンタン酸と、アルカリ金
属水酸化物又は酸化物0.1〜1当量と、有利に水酸化ナ
トリウム0.25〜0.9当量との反応により製造される塩は
部分的に中和されたモンタンワツクス塩として使用され
る。
適当なモンタンワツクエステル塩は、モンタン酸を、ア
ルキレン基中に2〜4個の炭素原子を有する二価のアル
コール0.90当量まで、有利に0.5〜0.8当量で部分的エス
テル化し、かつ必要とされる金属の酸化物又は水酸化物
で引続き中和することにより得られる。特に適当である
ジオールは例えばエチレングリコール、1,2−プロパン
ジオール、1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオー
ル、及び1,4−ブタンジオールである。
モンタン酸に基づく核剤及びフイルム中のその使用は、
例えば特公昭56−139551号明細書に記載されている(同
様にケミカルアブストラクト(Chem.Abstracts)96:534
40g参照)。挙げた添加物で製造されたフイルムの透明
性及び摩擦係数はこの文献に記載されている。
しかしながら驚ろくべきことに、ポリエステル材料を硬
化又は架橋された有機粒子及び核剤の添加と共に使用す
ると、特に良好な耐摩耗性並びに改善された寸法安定性
及び延伸性を、同時に優れた透明性と共に有するフイル
ムが製造され得ることが示された。ポリエステルの重量
に関して有利に0.1〜5.0重量%の範囲の核剤は、ポリエ
ステル材料にその製造中又はその後に加えることができ
る。実際に、核剤をマスターバツチの形でか、又はそれ
を乾燥顆粒と混合して加えることが最適寸法安定性及び
耐摩耗性に関して有利であることが示された。
核剤に加えて、本発明におけるフイルムは滑り特性を最
適化するための試剤、例えばコロイド状の形で存在し得
る不活性の無機粒子、残留触媒粒子、同様にその他の常
用の添加物、例えば酸化防止剤、帯電防止剤、熱安定
剤、塗料等を含有することもできる。
本発明のフイルムは押出法を用いて製造され、それによ
り核剤を混合されたポリエステル材料は溶融され、キヤ
ストフイルムに押出され、かつ冷却ロール上で急冷され
る。続いてこのフイルムは、重合体のガラス転移点及び
160℃の間の温度で、及び有利に2.0〜6.0の範囲にある
延伸比で、縦方向(MD)及び/又は横方向(TD)で延伸
され、次いで熱は150℃〜240℃の温度にする。MD及びTD
延伸工程の数及び順序は予め決定されないが、フイルム
要求に応じて行なわれる。個々のMD及びTD延伸工程は、
1又はそれ以上の工程で行なわれて良い。同時のMD及び
TD延伸も可能である。延伸工程から得られるフイルムは
1方向のみの強度を有する(一軸延伸)、両方向に均等
である機械特性を有する(均等フイルム)又はTD及び/
又はMD方向に特別な強さを有する(引張又は超引張フイ
ルム)ことができる。
フイルムは2又はそれ以上の層を有することができ、そ
れにより異なる核形成又は配合を有するポリエステル材
料は同時押出又は貼合せにより多層フイルムに接合する
ことができる;更に、異なる核形成及び/又は配合を有
するポリエステル材料は、同じ方法で非核形成ポリエス
テル材料と接合することができる。種々の核形成剤及び
添加物の利点は、この積層構造の結果として、フイルム
の適用の個々の面に特に適用され得る。
同時押出フイルムの構成は対称又は非対称であつて良
い。
前記のような方法を使用した場合に、核剤の結果として
増加微結晶形成はポリエステル溶融物が冷却ロール上で
冷却される際には認められないことは特に驚異的なこと
である。キヤストフイルムの密度は1.34g/cm3よりも小
さく、従つてキヤストフイルムはその後の延伸工程を施
こすことができる。更に、核剤による否定的な影響も微
結晶の形成のための核によるそれも、フイルム延伸中に
は認められなかつた。それらの核は熱硬化法工程までい
かなる作用も及ぼさず、その工程でそれらの核はフイル
ムの収縮傾向を強く減少させる。
個々の延伸工程で、密度、延伸方向及び微結晶度及び/
又は数の間に一定の関係がある。この関係はフイルムへ
の核剤の添加により調整され得る。
驚異的にも、フイルムの機械特性側面は悪化されない。
フイルムの改善された耐摩耗特性、寸法安定性及び延伸
性に加えて、本発明のその他の利点は、核剤の添加に依
り、より高温でポリエステル顆粒を乾燥する際に、ポリ
エステル粒子の粘着傾向の減少が認められたことであ
る。この結果として、押出量はこの段階で増加され得
る。従つて本発明を用いて、より高い生産速度が同一の
フイルム品質で達成することができ、従つて採算性が改
善される。
表面特性及び粗面性は、溶液又は分散液でのフイルムの
付加的コーテイングにより影響され得る。かかる付加的
コーテイングは、とりわけ、架橋性、硬化性の又はすで
に硬化した又は架橋した物質及び/又は粒子を含有して
良い。このための例は、コポリエステル、ポリウレタ
ン、熱−硬化性アクリル酸誘導体、ポリシロキサン、ス
チレン−ブタジエン−ゴム又は前記のように重合体に加
えられ得る物質である。
分散液又は溶液は有機添加物、例えばモンタン酸ナトリ
ウム、脂肪酸エステル、シラン又はシロキサンカツプリ
ング剤、同様に無機添加物、例えばコロイド状の二酸化
珪素及び二酸化チタン粒子を、適用コーテイングの特性
を改善するために含有することができる。
コーテイングはインライン方法で延伸工程の間に、又は
延伸後に行なわれ得る。
実施例 本発明を次の実施例につき詳説するが、これに限定され
るものではない。アクリレートベースを有する微細に分
布された架橋された重合体粒子を含有し、乳化重合によ
り製造された、かつ狭い粒度分布を有する重合体を使用
する。これらはポリエステルの製造中に分散により重合
体中に加えられる。フイルムの摩耗特性は、一定の張力
(IN)を有する12.5mm巾のフイルムが先ずゴム洗浄ロー
ルを渡り、次いでカセツトから固定撓みピン上を越えて
延伸され、かつ続いて測定ロールとして用いられる2個
のゴムロールを渡つて導かれ、最後に巻き上げられる測
定装置を用いて測定した。ゴムロール上に残る摩耗され
た材料の量は1〜5の目盛り、又は“極めて良好”から
“劣る”に依り評価された。
例 I モンタン酸ナトリウム0.4重量%(ポリエステルの重量
に基づく)を、メタクリル酸メチル80重量部、アクリル
酸ブチル20重量部、アクリル酸ヒドロキシメチル5重量
部及びジビニルベンゼン2.5重量部よりなる架橋された
有機粒子1000ppmを有し、乳化重合により製造され、平
均粒径0.65μmを有するポリエチレンテレフタレート重
合体に加えた。混合物を溶融し、スロツトダイを用いて
フイルムに成形し、かつ高光沢磨きロール上で急冷して
非晶質フイルムにする。次いでキヤストフイルムを段階
的に二軸延伸し、表面延伸比λ=1.3が達成された。二
軸延伸された、約14.4μm厚さのフイルムを次いで195
℃で熱硬化させた。
比較例I 例Iにおける様に、段階的に二軸延伸されたフイルム
を、モンタン酸ナトリウムの添加なしに製造した。
例I及び比較例Iで製造したフイルムを収縮、伸び、耐
摩耗性及び曇りを包含する種々の特性について評価し
た。結果を表Iに挙げる。
例 II 例Iにおける様に、表面温度54℃を有する高光沢磨きロ
ール上でフイルムを成形した。次いで非晶質キヤストフ
イルムを段階的にMD方向で117℃及び表面延伸比λ=4.7
で、かつTD延伸比λ=3.6で95℃で延伸した;次いでこ
れを195℃で熱硬化させた。
比較例II 例IIにおける様に、段階的に二軸延伸されたフイルムを
モンタン酸ナトリウムの添加なしに製造した。
例II及び比較例IIで製造したフイルムを、収縮、耐摩耗
性、曇り及び動摩擦係数を包含する種々の特性について
評価した。結果を表IIに挙げる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 C08K 5/42 KKB 7242−4J C08L 67/02 LNZ 8933−4J LPA 8933−4J //(C08L 67/02 91:06 23:26) B29K 67:00 4F B29L 9:00 4F (72)発明者 ハルトムート・ヘンゼル ドイツ連邦共和国シユランゲンバート3・ アム・ローテンベルク 2

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ポリエステルに共有結合し、かつ本質的に
    均質に全体に分布し、粒度分布0.01〜5.0μmを有し、
    その際、重量平均粒径と数平均粒径とからの商が1.1又
    はそれ以下である架橋有機粒子0.005〜5.0重量%(組成
    物の全重量に基づき)で化学的に変性され、エステルワ
    ックスのアルカリ金属塩、エステルワックスのアルカリ
    土類金属塩、部分的に鹸化されたエステルワックスのア
    ルカリ金属塩、部分的に鹸化されたエステルワックスの
    アルカリ土類金属塩、エチレンとメタクリル酸のアルカ
    リ金属塩とのイオン共重合体、フェノールスルホン酸の
    アルカリ金属塩、アルカリ土類金属炭酸塩及びアルカリ
    土類金属酸化物よりなる群から選択された核剤0.01〜1
    0.0%(ポリエステルの重量に基づき)を付加的に含有
    するポリエステルよりなる組成物から製造された耐摩耗
    性ポリエステルフィルム。
  2. 【請求項2】ポリエステルは、粒度分布0.02〜3.0μm
    を有する架橋有機粒子0.02〜3.0重量%(組成物の全重
    量に基づく)で化学的に変性されており、かつ核剤は、
    モンタン酸ナトリウム及びエチレンとメタクリル酸のア
    ルカリ金属塩との共重合体よりなる群から選択されてい
    る、特許請求の範囲第1項記載のフィルム。
  3. 【請求項3】有機粒子は、メラミン/ホルムアルデヒド
    樹脂、ベンゾグアナミン/ホルムアルデヒド樹脂、フェ
    ノール/ホルムアルデヒド及びエポキシ樹脂又はアクリ
    レートよりなる群から選択された樹脂を基礎とする、特
    許請求の範囲第1項記載のフィルム。
  4. 【請求項4】有機粒子は、エポキシ樹脂又はアクリレー
    トを基礎とする、特許請求の範囲第3項記載のフィル
    ム。
  5. 【請求項5】有機粒子は架橋剤としてジビニルベンゼン
    を用いて架橋され、かつ製造されている、特許請求の範
    囲第4項記載のフィルム。
  6. 【請求項6】有機粒子は架橋剤としてフタル酸ジアリル
    を用いて架橋され、かつ製造された、特許請求の範囲第
    4項記載のフィルム。
  7. 【請求項7】有機粒子はメタクリル酸ヒドロキシエチ
    ル、アクリル酸又はメタクリル酸よりなる群から選択さ
    れた少なくとも1種の成分を使用して製造された、特許
    請求の範囲第5項記載のフィルム。
  8. 【請求項8】有機粒子は、メタクリル酸ヒドロキシエチ
    ル、アクリル酸及びメタクリル酸よりなる群から選択さ
    れた少なくとも1種の成分から製造された、特許請求の
    範囲第6項記載のフィルム。
  9. 【請求項9】ポリエステルフィルムは、テレフタル酸又
    はイソフタル酸と、炭素原子2〜10個を有するグリコー
    ルとのホモ−又は共重合体から製造されている、特許請
    求の範囲第1項記載のフィルム。
  10. 【請求項10】ポリエステルフィルムはポリエチレンテ
    レフタレートから製造されている、特許請求の範囲第1
    項記載のフィルム。
  11. 【請求項11】有機粒子は乳化又は懸濁重合を介して製
    造されている、特許請求の範囲第1項記載のフィルム。
  12. 【請求項12】ポリエステルは少なくとも2種の異なる
    ポリエステルより成る、特許請求の範囲第1項記載のフ
    ィルム。
  13. 【請求項13】ポリエステルに共有結合し、かつ本質的
    に均質に全体に分布し、粒度分布0.01〜5.0μmを有
    し、その際重量平均粒径と数平均粒径とからの商が1.1
    又はそれ以下である架橋有機粒子0.005〜5.0重量%(組
    成物の全重量に基づき)で化学的に変性され、エステル
    ワックスのアルカリ金属塩、エステルワックスのアルカ
    リ土類金属塩、部分的に鹸化されたエステルワックスの
    アルカリ金属塩、部分的に鹸化されたエステルワックス
    のアルカリ土類金属塩、エチレンとメタクリル酸のアル
    カリ金属塩とのイオン共重合体、フェノールスルホン酸
    のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属炭酸塩及びアルカ
    リ土類金属酸化物よりなる群から選択された核剤0.01〜
    10.0%(ポリエステルの重量に基づき)を付加的に含有
    するポリエステル、更に、ポリエチレン、ポリプロピレ
    ン、ポリ−4−メチルペンテン、エチレン酢酸ビニル共
    重合体、ポリアミド、ポリカルボネート、ポリスルホン
    及びポリテトラフルオロエチレンよりなる群から選択さ
    れた少なくとも1種のその他の熱可塑性重合体より成る
    組成物から製造された、耐摩耗性ポリエステルフィル
    ム。
  14. 【請求項14】ポリエステルに共有結合し、かつ本質的
    に均質に全体に分布し、粒度分布0.01〜5.0μmを有
    し、その際重量平均粒径と数平均粒径とからの商が1.1
    又はそれ以下である架橋有機粒子0.005〜5.0重量%(組
    成物の全重量に基づき)で化学的に変性され、エステル
    ワックスのアルカリ金属塩、エステルワックスのアルカ
    リ土類金属塩、部分的に鹸化されたエステルワックスの
    アルカリ金属塩、部分的に鹸化されたエステルワックス
    のアルカリ土類金属塩、エチレンとメタクリル酸のアル
    カリ金属塩とのイオン共重合体、フェノールスルホン酸
    のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属炭酸塩及びアルカ
    リ土類金属酸化物よりなる群から選択された核剤0.01〜
    10.0%(ポリエステルの重量に基づき)を付加的に含有
    するポリエステル、更に、炭酸カルシウム、二酸化珪
    素、カオリン、硫酸バリウム及び二酸化チタンよりなる
    群から選択された1種又はそれ以上の無機粒子よりなる
    組成物から製造された、耐摩耗性ポリエステルフィル
    ム。
  15. 【請求項15】ポリエステルに共有結合し、かつ本質的
    に均質に全体に分布し、粒度分布0.01〜5.0μmを有
    し、その際重量平均粒径と数平均粒径とからの商が1.1
    又はそれ以下である架橋有機粒子0.005〜5.0重量%(組
    成物の全重量に基づき)で化学的に変性され、エステル
    ワックスのアルカリ金属塩、エステルワックスのアルカ
    リ土類金属塩、部分的に鹸化されたエステルワックスの
    アルカリ金属塩、部分的に鹸化されたエステルワックス
    のアルカリ土類金属塩、エチレンとメタクリル酸のアル
    カリ金属塩とのイオン共重合体、フェノールスルホン酸
    のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属炭酸塩及びアルカ
    リ土類金属酸化物よりなる群から選択された核剤0.01〜
    10.0%(ポリエステルの重量に基づき)を付加的に含有
    するポリエステルよりなる組成物から成るフィルム層及
    び異なる核剤又は配合を有するフィルム少なくとももう
    1層から製造された、耐摩耗性ポリエステルフィルム。
  16. 【請求項16】第二層は第一層とは異なる熱可塑重合体
    より成る、特許請求の範囲第15項記載のフィルム。
  17. 【請求項17】層は同時に押出されている、特許請求の
    範囲第15項記載のフィルム。
  18. 【請求項18】更に、フィルムの少なくとも1主表面上
    に少なくとも1つの付加的な架橋性コーティング層を有
    する、特許請求の範囲第1項記載のフィルム。
  19. 【請求項19】ポリエステルに共有結合し、かつ本質的
    に均質に全体に分布し、粒度分布0.01〜5.0μmを有
    し、その際重量平均粒径と数平均粒径とからの商が1.1
    又はそれ以下である架橋有機粒子0.005〜5.0重量%(組
    成物の全重量に基づき)で化学的に変性され、エステル
    ワックスのアルカリ金属塩、エステルワックスのアルカ
    リ土類金属塩、部分的に鹸化されたエステルワックスの
    アルカリ金属塩、部分的に鹸化されたエステルワックス
    のアルカリ土類金属塩、エチレンとメタクリル酸のアル
    カリ金属塩とのイオン共重合体、フェノールスルホン酸
    のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属炭酸塩及びアルカ
    リ土類金属酸化物よりなる群から選択された核剤0.01〜
    10.0%(ポリエステルの重量に基づき)を付加的に含有
    するポリエステルよりなる組成物から製造された耐摩耗
    性ポリエステルフィルムを製造するために、 i)(1)粒度分布0.01〜5.0μmを有し、かつ重量平
    均粒径と数平均粒径とからの商が1.1又はそれ以下であ
    る架橋有機粒子0.005〜5.0重量%(重合体の全重量に基
    づき)で化学的に変性された溶融熱可塑性ポリエステル
    を、(2)エステルワックスのアルカリ金属塩、エステ
    ルワックスのアルカリ土類金属塩、部分的に鹸化された
    エステルワックスのアルカリ土類金属塩、部分的に鹸化
    されたエステルワックスのアルカリ金属塩、エチレンと
    メタクリル酸のアルカリ金属塩とのイオン共重合体、飽
    和又は不飽和脂肪酸のアルカリ金属塩又はアルカリ土類
    金属塩、例えばオレイン酸ナトリウム、フェノールスル
    ホン酸のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属炭酸塩及び
    アルカリ土類金属酸化物よりなる群から選択された核剤
    0.01〜10.0%(ポリエステルの重量に基づき)と混合
    し、それにより混合物を生成し、 ii)前記の混合物をスロットダイを通して押出し、それ
    によりシート様押出物を成形し、 iii)前記の押出物をチルローラーを用いて冷却し、そ
    れにより流し込みシートを形成させ、 iv)前記の流し込みシートを少なくとも1方向で延伸
    し、それにより延伸フィルムを形成させ、かつ v)前記の延伸フィルムを温度150゜〜240℃で熱硬化さ
    せることを特徴とする、耐摩耗性ポリエステルフィルム
    の製法。
  20. 【請求項20】キャストシートを2つの不連続工程で二
    軸延伸させる、特許請求の範囲第19項記載の方法。
  21. 【請求項21】キャストシートを単一の、同時の延伸工
    程で二軸延伸させる、特許請求の範囲第19項記載の方
    法。
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