JPH0688752B2 - エレベ−タの乗場三方枠 - Google Patents
エレベ−タの乗場三方枠Info
- Publication number
- JPH0688752B2 JPH0688752B2 JP59218213A JP21821384A JPH0688752B2 JP H0688752 B2 JPH0688752 B2 JP H0688752B2 JP 59218213 A JP59218213 A JP 59218213A JP 21821384 A JP21821384 A JP 21821384A JP H0688752 B2 JPH0688752 B2 JP H0688752B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- frame
- reinforcing member
- way
- sides
- floor
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Elevator Door Apparatuses (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明はエレベータ乗場三方枠の改良に関するもの
で、特に本体三方枠の破損や変形を防止するものに関す
る。
で、特に本体三方枠の破損や変形を防止するものに関す
る。
第６図乃至第10図によつて従来形乗場の三方枠を説明す
る。
る。
エレベータ乗場出入口部分を構成するエレベータ乗場の
三方枠４は側枠4a,4bと上枠4cおよび幕板4dが一体とな
り門形に構成される。そしてエレベータ乗場の三方枠の
据付は、建物の乗場床１に予め設けられた床凹所1aと壁
２に設けた出入口用の開口部３に敷居５を位置決めした
後、この上に三方枠４を一部上乗せ状態で中継ぎ金具5a
を介してねじ等で結合する。さらに壁２の鉄筋と側板4
a,4bに設けた取付金具4eを鉄棒６を介して溶接し所定位
置（芯出し）に固定する。
三方枠４は側枠4a,4bと上枠4cおよび幕板4dが一体とな
り門形に構成される。そしてエレベータ乗場の三方枠の
据付は、建物の乗場床１に予め設けられた床凹所1aと壁
２に設けた出入口用の開口部３に敷居５を位置決めした
後、この上に三方枠４を一部上乗せ状態で中継ぎ金具5a
を介してねじ等で結合する。さらに壁２の鉄筋と側板4
a,4bに設けた取付金具4eを鉄棒６を介して溶接し所定位
置（芯出し）に固定する。
しかしながら、工場から発送される三方枠４は第８図の
如く、ボルト８、ナツト９で敷枠７を固定しており、こ
のままで現場据付すれば敷枠７が中継金具5aに干渉す
る。このため現場では敷枠７を取外し後、第９図の状態
にて三方枠４の移動作業が行なわれる。この作業は工場
で敷枠７によつてＡ寸法、直角度等十分精度が確保され
ており、一度分解すると製品精度が損なわれる不具合い
が有り、また側枠4a,4bの下部が規制されずＸ方向、Ｙ
方向に動かされると上枠4c、幕板4dに捩れが加わる。従
って側枠4a,4b、上枠4c、幕板4dの各々を継目無し状と
するため一体組立後、塗装を施したもの（一体形塗装の
三方枠）は、上記の捩れが加わると、第10図の如く上枠
4cと幕板4dの接点内角部Ｑに塗膜亀裂が発生する不具合
が有つた。
如く、ボルト８、ナツト９で敷枠７を固定しており、こ
のままで現場据付すれば敷枠７が中継金具5aに干渉す
る。このため現場では敷枠７を取外し後、第９図の状態
にて三方枠４の移動作業が行なわれる。この作業は工場
で敷枠７によつてＡ寸法、直角度等十分精度が確保され
ており、一度分解すると製品精度が損なわれる不具合い
が有り、また側枠4a,4bの下部が規制されずＸ方向、Ｙ
方向に動かされると上枠4c、幕板4dに捩れが加わる。従
って側枠4a,4b、上枠4c、幕板4dの各々を継目無し状と
するため一体組立後、塗装を施したもの（一体形塗装の
三方枠）は、上記の捩れが加わると、第10図の如く上枠
4cと幕板4dの接点内角部Ｑに塗膜亀裂が発生する不具合
が有つた。
この発明は上記欠点を解消するもので三方枠の輸送枠を
取外すことなく据付でき、かつ工場セツト寸法をそのま
ま確保すると共に局部塗膜に不必要な外力を及ぼさない
ようにすることにある。
取外すことなく据付でき、かつ工場セツト寸法をそのま
ま確保すると共に局部塗膜に不必要な外力を及ぼさない
ようにすることにある。
従来から設けている三方枠下部の敷枠の他に、三方枠背
面部の上下位置等に補強部材を追加したものである。敷
居５〜の組込み時は、敷枠７のみ取り外し、背面部の補
強部材は取り付けたまま据付作業をするもので、据付作
業時のひねり、ねじれを防ぐものである。さらに背面部
の補強部材は三方枠の横置き時に置き台を兼用するもの
である。
面部の上下位置等に補強部材を追加したものである。敷
居５〜の組込み時は、敷枠７のみ取り外し、背面部の補
強部材は取り付けたまま据付作業をするもので、据付作
業時のひねり、ねじれを防ぐものである。さらに背面部
の補強部材は三方枠の横置き時に置き台を兼用するもの
である。
以下本発明の一実施例を図面にもとづいて説明する。第
１図乃至第５図において、図中第６乃至第10図と同符号
は従来に相当する部分を示す。
１図乃至第５図において、図中第６乃至第10図と同符号
は従来に相当する部分を示す。
そこで本発明は従来の側枠4a,4bと上部で結合する上枠4
cからなる門形の三方枠及びこれの下端部に取着した敷
枠７で構成する部分には変りなく、これに新たに付加し
た背面側、例えばＣ形形鋼からなる補強部材11を三方枠
の側枠4a,4b間に、しかも上部及び下部に渡し固定す
る。なお、上記補強部材11はＣ形状、コ字状、Ｌ形状及
び角パイプ等必要に応じ選択し使用するものとする。
cからなる門形の三方枠及びこれの下端部に取着した敷
枠７で構成する部分には変りなく、これに新たに付加し
た背面側、例えばＣ形形鋼からなる補強部材11を三方枠
の側枠4a,4b間に、しかも上部及び下部に渡し固定す
る。なお、上記補強部材11はＣ形状、コ字状、Ｌ形状及
び角パイプ等必要に応じ選択し使用するものとする。
ところで上記側枠4a,4bと補強部材11との結合部は三方
枠の美観及び化粧上細心の注意が必要で、側枠4a,4bに
損傷のないよう配慮しなければならない。そこで固定に
は外観上表面に出ない部分でしかも着脱自在をなすよう
締結部材方式が採用される。
枠の美観及び化粧上細心の注意が必要で、側枠4a,4bに
損傷のないよう配慮しなければならない。そこで固定に
は外観上表面に出ない部分でしかも着脱自在をなすよう
締結部材方式が採用される。
これは第３図及び第４図の如く補強部材11を側枠4a,4b
の背面に当がい端部に設けた取付穴と押え部材12とで側
枠4a,4bをはさんでねじ13、ナツト14で固定する。
の背面に当がい端部に設けた取付穴と押え部材12とで側
枠4a,4bをはさんでねじ13、ナツト14で固定する。
上記押れ部材12は第４図のようにコ字状に折り曲げられ
更に一端部が内側に折曲げられた比較的短片の補強部材
11の幅に近いものが用いられる。
更に一端部が内側に折曲げられた比較的短片の補強部材
11の幅に近いものが用いられる。
従つて輸送時は三方枠４に敷枠７と補強部材11を組込ん
だ状態とする。さらに上記品を敷居５に組込む際は、敷
枠７のみを取り外し補強部材11の組込まれた状態にて行
い、敷居５と壁２に固定作業終了後に補強部材11を除去
する。
だ状態とする。さらに上記品を敷居５に組込む際は、敷
枠７のみを取り外し補強部材11の組込まれた状態にて行
い、敷居５と壁２に固定作業終了後に補強部材11を除去
する。
以上の構成によれば三方枠と敷枠７による枠体の背面に
補強部材11を付加することにより全体としての剛性が向
上する。
補強部材11を付加することにより全体としての剛性が向
上する。
このことは輸送、横置き保管及び揚重等の搬入据付のと
き安全に取扱ができ、三方枠４の化粧部養生を極めて簡
易なもので済むこと又は養生なしでも保管、輸送及び搬
入据付が容易にできる。
き安全に取扱ができ、三方枠４の化粧部養生を極めて簡
易なもので済むこと又は養生なしでも保管、輸送及び搬
入据付が容易にできる。
加えて予め設定した正確な寸法の三方枠をそのまま据付
け可能にする他、据付工事中に側枠等が変形や塗装部の
損傷を起すことも防止できる。
け可能にする他、据付工事中に側枠等が変形や塗装部の
損傷を起すことも防止できる。
この結果、補強部材の取付は作用効果の他、据付作業性
を向上させると共に据付後の品質を従来に比して高める
ことができる。
を向上させると共に据付後の品質を従来に比して高める
ことができる。
第５図の如く、二方枠４の背面上下に取付けた補強部材
11に筋交15をねじ又は溶接等で取付けて三方枠４のゆが
みを阻止すると共に、補強部材11をいつそう剛性強化し
てもよい。
11に筋交15をねじ又は溶接等で取付けて三方枠４のゆが
みを阻止すると共に、補強部材11をいつそう剛性強化し
てもよい。
これによる効果も上記実施例と同様に得ることができ
る。
る。
第１図は本発明の三方枠正面図、第２図は第１図の側面
図、第３図は第１図のIII−III断面図、第４図は押え部
材の斜視図、第５図は本発明の他の実施例の三方枠正面
図、第６図は従来の乗場の三方枠正面図、第７図は第６
図のVII−VII断面図、第８図は第６図の三方枠の搬送状
態の下部敷枠部断面図、第９図は第６図の三方枠及敷枠
の斜視図、第10図は第６図のＸ−Ｘ断面図である。 ４……三方枠、4a,4b……側枠 4c……上枠、７……敷枠 11……補強部材、12……押え部材
図、第３図は第１図のIII−III断面図、第４図は押え部
材の斜視図、第５図は本発明の他の実施例の三方枠正面
図、第６図は従来の乗場の三方枠正面図、第７図は第６
図のVII−VII断面図、第８図は第６図の三方枠の搬送状
態の下部敷枠部断面図、第９図は第６図の三方枠及敷枠
の斜視図、第10図は第６図のＸ−Ｘ断面図である。 ４……三方枠、4a,4b……側枠 4c……上枠、７……敷枠 11……補強部材、12……押え部材
Claims (1)
- 【請求項１】エレベータの乗場出入口に設けられる上枠
と、この上枠の両側端に設けられる側枠と、この両側枠
の上下部に、両側枠を渡して固定する補強部材とを設
け、前記補強部材は、据付搬入時及び据付時は前記側枠
に固定され、据付後除去されることを特徴とするエレベ
ータの乗場三方枠。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59218213A JPH0688752B2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | エレベ−タの乗場三方枠 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP59218213A JPH0688752B2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | エレベ−タの乗場三方枠 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61101384A JPS61101384A (ja) | 1986-05-20 |
| JPH0688752B2 true JPH0688752B2 (ja) | 1994-11-09 |
Family
ID=16716388
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP59218213A Expired - Lifetime JPH0688752B2 (ja) | 1984-10-19 | 1984-10-19 | エレベ−タの乗場三方枠 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0688752B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4734976B2 (ja) * | 2005-03-11 | 2011-07-27 | 三菱電機株式会社 | エレベータの乗場装置及びその輸送方法 |
| JP5642141B2 (ja) * | 2012-12-07 | 2014-12-17 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの三方枠輸送用補強方法 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6146975U (ja) * | 1984-08-29 | 1986-03-28 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの三方枠装置 |
-
1984
- 1984-10-19 JP JP59218213A patent/JPH0688752B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61101384A (ja) | 1986-05-20 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |