JP2868220B2 - 出窓構造 - Google Patents

出窓構造

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JP2868220B2 JP1026231A JP2623189A JP2868220B2 JP 2868220 B2 JP2868220 B2 JP 2868220B2 JP 1026231 A JP1026231 A JP 1026231A JP 2623189 A JP2623189 A JP 2623189A JP 2868220 B2 JP2868220 B2 JP 2868220B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、建物の外壁に形成された窓用開口部と、該
窓用開口部に取り付けられる出窓の構造に関する。
(従来の技術) 従来一般の出窓構造としては、特公昭50−31383号公
報や実公昭55−43259号公報に示すようなものが知られ
ている。この従来構造は、コンクリート製外壁の窓用開
口部の室外側周囲に取付金具が取り付けられており、出
窓は、この取付金具に取り付けられる構造になってい
る。
しかしながら、このような従来一般の出窓構造にあっ
ては、出窓を室外側から窓用開口部に取り付けなければ
ならない。従って、二階以上の窓用開口部に出窓を取り
付ける場合には、外壁に沿って足場を組み立て、クレー
ン等を利用して出窓を吊り上げて室外側から取り付けな
ければならず、その作業が非常に面倒であると共に、危
険性を伴う等の問題があった。
そこで、このような問題を解決するものとしては、特
公昭63−62630号公報に示すようなものが知られてい
る。この従来の出窓構造は、窓用開口部の室内側に取付
金具を取り付けることにより、出窓を室内側から取り付
け可能としたものである。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、このような従来構造にあっては、出窓
と窓用開口部間の防水処理が、出窓と外壁の内周端との
間に施されているので、防水処理作業(気密材の装着及
びコーキング材の充填)は、出窓を窓用開口部に取り付
けた後、室外側から行わなければならない。
尚、気密材を予め出窓側に取り付けておいたとして
も、窓用開口部に出窓を挿入する際に、気密材が窓用開
口部に取り付けられている取付金具を載り越えなければ
ならないので、気密材の脱落及び位置ズレの恐れがあ
る。
本考案は、上記の問題に着目し、出窓を室内側から窓
用開口部に取り付けることができ、しかも出窓と窓用開
口部間の防水処理も室外側から行う必要のない出窓構造
を提供することを目的としている。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、建物の外壁に窓用開口部
が形成され、該窓用開口部の室内側周囲には出窓取付金
具が固定されており、前記窓用開口部に取り付けられる
出窓には、前記出窓取付金具と結合可能な取付部材が固
定され、かつ、前記出窓取付金具との結合状態で出窓取
付金具と対向する位置に沿って、防水パッキンが取り付
けられているものである。
(作用) 本発明において出窓を窓用開口部に取り付ける際に
は、室内側から出窓を窓用開口部に挿入する。この挿入
は、出窓に取り付けられている防水パッキンが窓用開口
部の室内側周囲に固定されている出窓取付金具に当るま
で行う。そして、出窓に固定されている取付部材と、前
記出窓取付金具とを結合する。
このようにして出窓の取り付けは完了し、また出窓の
取り付けに伴って窓用開口部と出窓間の防水処理も完了
する。
(実施例) 以下、本発明の実施例を第1図〜第4図に基づいて詳
述する。
尚、第1図及び第2図は取付前の出窓構造を示す断面
図で、第3図及び第4図は取付後の出窓構造を示す断面
図である。
まず、第1図及び第2図に基づいて、取付前の出窓構
造を説明する。
1は軽量発泡コンクリート等を素材とした外壁で、こ
の外壁1には、方形状の窓用開口部10が形成されてい
る。
この窓用開口部2の周縁の外壁1には、出窓取付用の
左右一対の縦窓枠11(特許請求の範囲における出窓取付
金具に対応する)と上横窓枠12及び下横窓枠13,13(特
許請求の範囲における出窓取付金具に対応する)が固定
されており、これらの窓枠11,12,13と前記外壁1との隙
間には、ガスケット14が介在されていると共に、コーキ
ング材15が外壁1側から充填されている。
また、前記各窓枠11,12,13は、室外側枠部材11a,12a,
13aと室内側枠部材11b,12b,13bの二部材を結合すること
で構成されており、室外側枠部材11a,12a,13aには室内
側枠部材11b,12b,13bより窓用開口部2側へ張り出した
張り出し部111,121,131が形成されている。
更に、前記縦窓枠11の室内側端面には、断面コの字形
の縦枠取付ブラケット16(特許請求の範囲における出窓
取付金具に対応する)がリベット19により固定され,前
記上横窓枠12及び下横窓枠13の室内側端面には、それぞ
れ断面Lの字形の上枠取付ブラケット17及び下枠取付ブ
ラケット18(特許請求の範囲における出窓取付金具に対
応する)がリベット19により固定されている。そして、
前記各取付ブラケット16,17,18は、開口側端面が前記窓
枠11,12,13の室内側枠部材11b,12b,13bとほぼ面一にな
るよう配置されている。
2は前記窓用開口部10に取り付けられる台形状の出窓
で、該出窓2の周囲に沿って、枠状の一次パッキン3
と、枠状の防水パッキン4とが取り付けられている。
この出窓2は、上庇21及び下庇22を有し、該上庇21と
下庇22の間には、左右一対の室外側縦框23,23と、左右
一対の室内側縦框24,24が立設されている。また、前記
左右の室外側縦框23,23は室外側上框25と室外側下框26
とで連結されており、前記左右の室内側縦框24,24は室
内側上框27と室内側下框28とで連結されている。また、
前記室外側縦框23と室内側縦框24とは、妻側上框29と妻
側下框30とで連結されている。そして、左右の室外側縦
框23,23と室外側上框25及び室外側下框26で囲まれた室
外側の枠内には、ガラス板31がパッキン32を介して嵌め
込まれている。更に、室外側縦框23と室内側縦框24と妻
側上框29及び妻側下框30とで囲まれた妻側の枠内には、
ガラス戸33と網戸34が嵌め込まれている。
前記上庇21の上面から下庇22の下面までの距離(出窓
2の高さ)は、前記上横窓枠12の張り出し部121から下
横窓枠13の張り出し部131までの距離(窓用開口部10の
上下幅)よりも狭く形成されており、前記左右の室内側
縦框24,24の外側端面間の距離(出窓2の幅)は前記左
右の縦窓枠11,11の張り出し部111,111間の距離(窓用開
口部10の横幅)よりも狭くなるように形成されている。
また、前記左右の室内側縦框24,24の室内側端面に
は、それぞれ縦取付アングル35,35(特許請求の範囲に
おける取付部材に対応する)がボルト38とナット39の締
め付けにより固定されており、また室内側上框27及び室
内側下框28の室内側端面には、それぞれ上取付アングル
36及び下取付アングル37(特許請求の範囲における取付
部材に対応する)が図示を省略した同様の固定手段によ
り固定されている。
前記縦取付アングル35は、一片が室内側縦框24に固定
される框側固定片35aに形成され、他片が窓用開口部10
の縦枠取付ブラケット16に固定される開口側固定片35b
に形成されている。また、前記上取付アングル36及び下
取付アングル37も同様に、一片が室内側上框27あるいは
室内側下框28に固定される框側固定片36a,37aに形成さ
れ、他片が窓用開口部10の上枠取付ブラケット17あるい
は下枠取付ブラケット18に固定される開口側固定片36b,
37bに形成されている。
また、縦取付アングル35は、開口側固定片35bが前記
室内側縦框24の外側端面よりも室外側へ突出するように
固定されている。また、上取付アングル36も開口側固定
片36bが前記室内側上框27の上端面よりも上方へ突出す
るように固定され、下取付アングル37も開口側固定片36
bが前記室内側下框28の下端面よりも下方へ突出するよ
うに固定されている。
そして、左右の縦取付アングル35,35の開口側固定片3
5a,35a間の幅は、左右の縦窓枠11,11の張り出し部111,1
11間の距離(窓用開口部10の横幅)よりも広く形成され
ており、上取付アングル36の開口側固定片36bから下取
付アングル37の開口側固定片37bまでの距離は、前記上
横窓枠12の張り出し部121から下横窓枠13の張り出し部1
31までの距離(窓用開口部10の上下幅)よりも広く形成
されている。
また、上庇21の室内側端部には、前記上取付アングル
36の窓側固定片36aの突出した部分に沿って折曲された
上向き折曲片211が形成されており、下庇22の室内側端
部には、前記下取付アングル37の窓側固定片37aの突出
部分に沿って折曲された下向き折曲片221が形成されて
いる。
また、室内側縦框24,24には、前記縦取付アンクール3
5の窓側固定片35aの突出した部分に沿って外向き片242
が形成されている。
そして、前記枠状の一次パッキン3は、ゴム,合成樹
脂発泡体等からなり、上下左右の部材によって四角い枠
状に形成されている。一次パッキン3の左右の部材は、
左右の室内側縦框24,24の室外側端面であって、前記各
取付アングル35,36,37が各取付ブラケット16,17,18に固
定された結合状態において前記縦窓枠11,11の張り出し
部111,111と対向する位置に取り付けられている。ま
た、一次パッキン3の上の部材は上庇21の後端部上面で
あって、上記結合状態において前記上窓枠12の張り出し
部121と対向する位置に取り付けられている。一次パッ
キン3の下の部材は、下庇22の後端部下面であって、上
記結合状態におい位前記下窓枠13の張り出し部131と対
向する位置に取り付けられている。
また、前記枠状の防水パッキン4は、ゴム.合成樹脂
発泡体等からなり、上下左右の部材によって四角い枠状
に形成されている。防水ッパッキン4の左右部材は、左
右の室内側縦框24,24の外向き片242であって、前記各取
付アングル35,36,37が各取付ブラケット16,17,18に固定
された結合状態において前記縦窓枠11,11の張り出し部1
11,111と対向する突出位置に取り付けられている。ま
た、防水パッキン4の上の部材は、上庇21の上面であっ
て、上記結合状態において前記上窓枠12の張り出し部12
1と対向する上向き折曲片211に沿って取り付けられてい
る。防水パッキン4の下の部材は、下庇22の下面であっ
て、上記結合状態において前記下窓枠13の張り出し部13
1と対向する下向き折曲片221に沿って取り付けられてい
る。
次に、前記窓用開口部1に前記出窓2を取り付ける場
合の手順について説明する。
出窓2を窓用開口部1に取り付ける際には、まず、室
内側から出窓2を窓用開口部1に挿入する。この挿入
は、出窓2に取り付けられている一次パッキン3が前記
窓枠11,12,13の張り出し部111,121,131に当接すると共
に、防水パッキン4が前記窓枠11,12,13の張り出し部11
1,121,131に当接するまで行う。
そして、出窓2に固定されている各取付アングル35,3
6,37と、各窓枠11,12,13に固定されている各取付ブラケ
ット16,17,18とを相互にモノボルト40で結合する。
最後に側面仕上材41,41、上面仕上材42、下面仕上材4
3で仕上げを行う。前記側面仕上材41,41は室内側縦框24
に形成された溝241に装着する。前記上面仕上材42は室
外側上框25に形成された溝251に装着し、下面仕上材43
は室外側下框26に形成された溝261に装着する。
このようにして出窓2の取り付けは完了し、また出窓
2の取り付けに伴って窓用開口部1と出窓2間の防水処
理も完了する(第3図及び第4図参照)。
以上のように、本実施例の出窓構造にあっては、窓用
開口部1に出窓2を室内側から取り付けることができる
ので、足場を組み立てたりする必要なく安全性を確保し
て取り付け作業を行うことができる。また、窓用開口部
1と出窓2間の防水処理も、室外側からの作業なしに出
窓2の取り付けに伴って効率良く完了するという効果が
得られる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述してきたが、
具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく本発
明の要旨を逸脱しない範囲の設計変更等があっても本発
明に含まれる。
例えば、実施例では、台形状の出窓を例にとって説明
したが、三角形状,円形状の出窓に適用してもよい。
また、窓用開口部に固定された取付ブラケット(出窓
取付金具)と出窓に固定された取付アングル(取付部
材)の結合手段はモノボルトに限らず、ボルト及びナッ
トやリベット等を用いてもよい。
(発明の効果) 以上説明してきたように、本発明の出窓構造にあって
は、窓用開口部に出窓を室内側から取り付けることがで
きるので、足場を組み立てたりする必要なしに安全性を
確保して取付作業を行うことができ、出窓と窓用開口部
間の防水処理も室外側からの作業なしに効率良く完了す
るという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の出窓構造の出窓取付前の状態を
示す横断面図、第2図は前記構造の出窓取付前の状態を
示す縦断面図、第3図は前記出窓構造の出窓取付後の状
態を示す横断面図、第4図は前記出窓構造の出窓取付後
の状態を示す縦断面図である。 1…外壁 10…窓用開口部 11,12,13…窓枠(出窓取付金具) 16,17,18…取付ブラケット(出窓取付金具) 2…出窓 35,36,37…取付アングル(取付部材) 4…防水パッキン
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭59−68489(JP,A) 実願 昭61−122239号(実開 昭63− 28781号)の願書に添付した明細書及び 図面の内容を撮影したマイクロフィルム (JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】建物の外壁に窓用開口部が形成され、該窓
    用開口部の室内側周囲には出窓取付金具が固定されてお
    り、前記窓用開口部に取り付けられる出窓には、前記出
    窓取付金具と結合可能な取付部材が固定され、かつ、前
    記出窓取付金具との結合状態で出窓取付金具と対向する
    位置に沿って、防水パッキンが取り付けられていること
    を特徴とする出窓構造。
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