JPH068856Y2 - 柄付き束子 - Google Patents

柄付き束子

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JPH068856Y2
JPH068856Y2 JP1989031311U JP3131189U JPH068856Y2 JP H068856 Y2 JPH068856 Y2 JP H068856Y2 JP 1989031311 U JP1989031311 U JP 1989031311U JP 3131189 U JP3131189 U JP 3131189U JP H068856 Y2 JPH068856 Y2 JP H068856Y2
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JP
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handle
rubbing
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rubbed
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JP1989031311U
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Inventor
安比古 久保田
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安比古 久保田
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Description

【考案の詳細な説明】 [利用分野及び考案の概要] 本考案は、トイレや風呂等の掃除に用いられる柄付き束
子に関するものであり、束子部分の先端に弾力をもたせ
ることにより、コーナ部等の摺擦しにくい部分の摺擦を
容易にするものである。
[従来技術及びその問題点] 従来の柄付き束子は、不織布を被覆させたり、又は、堅
い毛束を植毛させてブラシ状とした摺擦部から、柄を一
体的に延長させたものが一般的であり、柄を持つことに
より、手の届かない離れた所も摺擦できるとともに、摺
擦部に直接手が触れることがないから手が汚れることな
く衛生的である。
しかしながら、従来の柄付き束子では、浴槽等のコーナ
部や便器の周縁部近傍等の非平面部は摺擦しにくく磨き
残しができるという問題がある。
これは、従来の柄付き束子の摺擦部には弾力性がないた
め、柄を持って操作しても、摺擦部の摺擦面がうまく所
望の被摺擦部に当接しないからである。
[技術的課題] 本考案は、このような『柄(3)の先端に具備させた基板
(1)の少くとも一面に毛束や不織布等の摺擦手段を具備
させた柄付き束子』において、浴槽のコーナ部等のよう
に摺擦しにくい部分も容易に摺擦できるようにするた
め、摺擦手段を配設した摺擦部が、平面部を強く摺擦で
きると共に被摺擦部の曲面等に倣った態様で変形できる
ようにすることをその技術的課題とする。
[技術的手段] 上記技術的課題を解決するために講じた本考案の技術的
手段は、『基板(1)を、柄(3)に続く比較的剛性の高い主
体部(1a)と、この主体部の先端に連設され且比較的剛性
の低い弾性変形部(1b)とから構成し、この弾性変形部(1
b)を基板平面に対して直角方向に弾性湾曲可能にすると
共に、前記主体部(1a)と弾性変形部(1b)とが自由状態に
おいて一様な平面を構成するようにした』ことである。
[作用] 本考案の上記技術的手段は次のように作用する。
自由状態においては主体部(1a)と弾性変形部(1b)とは一
様な平面であるから、柄(3)を持ち、基板(1)の摺擦部を
被摺擦面に当接させると摺擦部全域が被摺擦面に当接す
る。この状態から基板(1)の先端部に力を加えて被摺擦
面に押付けると、基板(1)の先端部は弾性変形部(1b)と
なっおり、該弾性変形部(1b)は主体部(1a)に比べて剛性
が低いから、主体部(1a)に対して弾性変形部(1b)が基板
(1)の基板平面に対して直角方向へ屈曲し、弾性変形部
(1b)のみが被摺擦面に押付けられることとなる。
すなわち、この柄付き束子を使用するには、摺擦し易い
平面的な箇所を摺擦する時には通常の柄付き束子と同様
に使用すれば良く、浴槽のコーナ部や便器の周縁部等、
非平面的で摺擦しにくい箇所を摺擦するときには、基板
(1)の先端部に力を加えるようにして弾性変形部(1b)を
被摺擦部に押さえ付けて弾性変形部(1b)を基板(1)の背
方向へ屈曲させて、弾性変形部(1b)の全域又は一部を前
記非摺擦部に当接させて摺擦すれば良い。
この時、屈曲せしめられた弾性変形部(1b)は、その弾性
復帰力によって、元に戻ろうとする力が働き、これら弾
性復帰力によって、基板(1)の弾性変形部(1b)は強く被
摺擦面に当接することとなる。
さらに、該弾性変形部(1b)は屈曲自在であり、力の入れ
具合によってその屈曲度合を調節できるので、弾性変形
部(1b)は被摺擦部の形状に応じて弾性的に湾曲し、凹面
状の被摺擦部にも当接させることができる。
[効果] 本考案は上記構成であるから次の特有の効果を有する。
基板(1)の弾性変形部(1b)は、力の入れ具合により背方
向に弾性的に屈曲自在であり、基板(1)の付勢力により
強く被摺擦面に当接させることができるから、凹面状の
被摺擦部にも弾性変形分(1b)を確実に当接させることが
でき、その状態で摺擦することにより、浴槽のコーナ部
や便器の周縁部近傍のなどの従来の柄付き束子では摺擦
しにくい箇所も容易に摺擦することができ、磨き残しが
ない。
さらに、平面部の摺擦においては、基板(1)を自由状態
で摺擦すれば、基板(1)の主体部(1a)は剛性を有するか
ら、従来の柄付き束子と同様の摺擦効果がある。
[実施例] 以下、本考案の実施例を第1図から第4図に基いて説明
する。
第1図に示す第1実施例のものは、柄(3)及び直方体状
の基板(1)を比較的厚肉の弾性を有する合成樹脂により
一体に成型し、摺擦手段としては、該基板(1)の摺擦部
に毛束(12)(12)を整列するように植毛させて、ブラシ状
の摺擦部を形成したものである。
そして、前記基板(1)の中央から先端部にかけての範囲
を、毛束(12)と毛束(12)との間の非植毛部に薄肉部(11)
(11)を該基板(1)の長手方向に垂直で且等間隔に形成し
て弾性変形部(1b)とし、一方、基板(1)の基端部側に
は、薄肉部(11)を形成せず、一様な厚さを有する部分と
して、この部分を主体部(1a)としている。
すなわち、このものでは、柄(3)を手に持って被摺擦面
に基板(1)の毛束(12)(12)全域を当接させてから、該基
板(1)の先端部のみに力を入れて押さえ付けると、第2
図に示すように、最基端部の薄肉部(11)が屈曲し、基板
(1)の弾性変形部(1b)のみが前記被摺擦面に当接するこ
ととなる。
さらに、弾性変形部(1b)には、複数の薄肉部(11)(11)が
形成されているので、各薄肉部(11)(11)をすべて屈曲さ
せることにより、弾性変形部(1b)を湾曲させることもで
きる。よって、弾性変形部(1b)は凹面にでもその全面を
当接させることができることとなり、その状態で摺擦す
ることにより、従来摺擦しにくかった浴槽のコーナ部等
の曲面部も容易に摺擦できることとなる。(第2図、想
像線参照) 又、基板(1)は前記したように、合成樹脂から構成して
いるため、基板(1)自身に弾性復帰力があり、弾性変形
部(1b)を屈曲させるとこの弾性復帰力が毛束(12)(12)方
向に働き、弾性変形部(1b)は被摺擦面に強く押さえ付け
られることとなる。この状態で摺擦することによって、
弾性変形部(1b)で被摺擦面を強く摺擦することができ、
磨き残しもない。
さらに、基板(1)は弾性変形部(1b)に力を加えないかぎ
り一様な平面を構成するとともに、薄肉部(11)の形成さ
れていない主体部(1a)には剛性があるため、基板(1)は
平面部も強く摺擦することができる。
第3図に示す第2実施例のものも、基板(1)をブラシ状
に構成したものであるが、弾性変形部(1b)を主体部(1a)
と別体に構成し、主体部(1a)と弾性変形部(1b)とを、両
者の背部にインサートさせた板バネ(2)でもって接続さ
せたものである。
すなわち、このものでは、同図に示すように、弾性変形
部(1b)と主体部(1a)との間に板バネ(2)が露出している
態様となり、この露出てしいる板バネ(2)の弾性により
弾性変形部(1b)が第1実施例のものと同様に屈曲し、さ
らには、第1実施例のものと同様に形成した薄肉部(11)
(11)の屈曲により弾性変形部(1b)は被摺擦面に沿って湾
曲することとなる。
このものでは、板バネ(2)が直接作用するので、第1実
施例のものよりも屈曲度合が良く、さらに摺擦し易いも
のであると言える。
又、第1,第2両実施例において、基板(1)を第4図に
示すように、基板(1)本体に不織布(13)を被覆させた不
織布タワシとしても良いことは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例の斜視図,第2図はその屈曲
時の説明図,第3図は第2実施例の説明図,第4図は他
の実施例の説明図であり、図中, (1)……基板 (1a)……主体部 (1b)……弾性変形部 (3)……柄

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】柄(3)の先端に具備させた基板(1)の少くと
    も一面に毛束や不織布等の摺擦手段を具備させた柄付き
    束子において、基板(1)を、柄(3)に続く比較的剛性の高
    い主体部(1a)と、この主体部の先端に連設され且比較的
    剛性の低い弾性変形部(1b)とから構成し、この弾性変形
    部(1b)を基板平面に対して直角方向に弾性湾曲可能にす
    ると共に、前記主体部(1a)と弾性変形部(1b)とが自由状
    態において一様な平面を構成するようにした柄付き束
    子。
JP1989031311U 1989-03-17 1989-03-17 柄付き束子 Expired - Lifetime JPH068856Y2 (ja)

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JP1989031311U JPH068856Y2 (ja) 1989-03-17 1989-03-17 柄付き束子

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JPH02122652U JPH02122652U (ja) 1990-10-08
JPH068856Y2 true JPH068856Y2 (ja) 1994-03-09

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