JPH08117168A - モップの拭布取付台 - Google Patents

モップの拭布取付台

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JPH08117168A
JPH08117168A JP28263094A JP28263094A JPH08117168A JP H08117168 A JPH08117168 A JP H08117168A JP 28263094 A JP28263094 A JP 28263094A JP 28263094 A JP28263094 A JP 28263094A JP H08117168 A JPH08117168 A JP H08117168A
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JP
Japan
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wiping cloth
mounting base
cloth mounting
wiping
mop
Prior art date
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Pending
Application number
JP28263094A
Other languages
English (en)
Inventor
Shusuke Yamashita
下 修 右 山
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Azuma Industrial Co Ltd
Original Assignee
Azuma Industrial Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 モップの拭布取付台を、簡単な構成により勝
れた弾力性をもつように構成する。 【構成】 軟質合成樹脂からなる拭布取付台2の下面
に、弾力性を付与するための多数の突起10を一体成形
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、モップの拭布取付台に
関するものであり、更に詳しくは、勝れた弾力性を持つ
拭布取付台に関するものである。
【0002】
【従来の技術】例えば、柄棒の先端に取り付けた拭布取
付台に紙や不織布等からなる拭布を交換可能に巻き付
け、該拭布で床や家具等を清掃するようにしたモップ
は、従来より良く知られているところである。この種の
モップにおいては、一般に、上記拭布の肉厚が薄いた
め、それを取り付ける拭布取付台が硬いと、ごつごつと
した感触が直接手に伝わって手ごたえが悪く、清掃作業
を行いにくい。
【0003】このような問題は、拭布を厚くするか、又
は拭布取付台を弾力性のある構造にすることによって解
決することができるが、弾性を高めるためだけに拭布の
厚さを必要以上に厚くするのは、資源の無駄使いになる
と同時に、コスト高にもなるため、好ましいことではな
い。従って、拭布取付台を弾力性のある構造にするのが
望ましいが、弾力性を増すために該拭布取付台に弾性あ
る他の素材を別途付設する方法は、該拭布取付台の構造
が複雑化して製造が面倒になるばかりでなく、製造コス
トも高くなるため、好ましいとは言えず、他の簡単な方
法によって拭布取付台の弾力性を高めることが望まれて
いた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、モッ
プにおける拭布取付台を、簡単な構成により勝れた弾力
性をもつように構成することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明の拭布取付台は、軟質合成樹脂を素材とし、
少なくとも下面に弾力性を付与するための多数の突起を
一体成形してなることを特徴としている。本発明の好ま
しい態様によれば、上記拭布取付台の周囲に、壁や家具
等に接触した場合の緩衝性を付与するため、上方に立ち
上がった弾力性ある立壁か、屈伸自在に折り曲げられた
弾性部片が設けられている。また、上記拭布取付台に
は、装着した拭布を確実に保持させ得るように、上面の
左右複数か所に、弾力的に開閉可能な切込みにより形成
された係止部を設けておくことが望ましい。
【0006】
【作用】上記構成の拭布取付台は、拭布を巻き付けて清
掃する場合に、下面の突起によって適度の弾力性が付与
されるため、上記拭布が薄くても、ごつごつした硬い感
じが手に伝わることなく、使用感が非常に良好である。
また、上記拭布取付台を下面の突起と共に合成樹脂によ
って一体成形できるため、拭布取付台に別途弾性素材を
付設する場合に比べ、構造及び製造が簡単で、安価に得
ることができる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細
に説明するに、図1乃至図3は本発明の拭布取付台を用
いて構成したモップの一例を示すもので、このモップ
は、紙や不織布あるいは織布等からなる払掃用の拭布1
と、該拭布1を交換可能に装着するための上記拭布取付
台2と、該拭布取付台2に連結された操作用の柄棒3と
からなっている。
【0008】上記拭布取付台2は、適度の柔軟性を持っ
た軟質の合成樹脂により扁平で細長い板状に形成され、
その上下面の相対する位置には、幅方向の湾曲を助ける
ための2本の折溝5,5が所要の間隔をおいて長手方向
に形成され、上面の四隅に近い位置には、巻き付けた拭
布1の端部を係止させるための係止部6が形成され、上
面の中央部には、上記柄棒3を連結するための左右一対
の連結壁7,7が形成され、これらの連結壁7,7の間
に柄棒3の先端部が、ピン8で該拭布取付台2の長手方
向に回動自在なるように連結されている。
【0009】また、上記拭布取付台2の下面には、装着
した拭布1を適度の弾力をもって被清掃部位に押し付け
ることができるようにするため、所望の柔軟性を持った
多数の突起10が適宜間隔で一体に形成されている。こ
れらの突起10は、拭布取付台2の下面全体に均一に分
布させても良いが、適当なパターンで模様状に分布させ
ても良く、例えば、拭布取付台2の長手方向又は幅方向
に適当な間隔をおいて複数列を畝状に設けたり、格子状
に交叉させて設けたり、ブロック状に点在させて設ける
こともできる。
【0010】上記突起10の横断面形状は任意であっ
て、例えば円形、楕円形、矩形、その他の多角形など、
色々な形状とすることができる。また、該突起10は、
必ずしも拭布取付台2の下面に直立している必要はな
く、一部又は全部が適当な方向に傾斜していても、湾曲
あるいは屈曲していても良い。
【0011】上記係止部6は、図4からも分かるよう
に、拭布取付台2に上方に盛り上がった台状部分12を
形成して、この台状部分12の上面にY時状や十字状の
ような適宜形状をなす切り込み13を入れたもので、こ
の切り込み13の間に拭布1の端部を弾力的に押し込ん
で係止させることにより、該拭布1を装着状態に保持す
るものである。
【0012】上記拭布1は、紙や布帛(不織布又は織
布)などの任意の繊維シートにより形成することがで
き、所望により化学着塵剤を含浸することができる。上
記繊維シートに使用する繊維は、パルプやレーヨンなど
の天然繊維であっても、化学繊維であっても良く、ま
た、複数の繊維シートを積層して拭布1を形成すること
もでき、その際、天然繊維シートだけ、あるいは化学繊
維シートだけを積層しても良いが、天然繊維シートと化
学繊維シートを複合して積層することもできる。更に、
該織布には、見掛け厚みをまして使用時の弾力性を高め
るため、多数のひだを設けることもできる。また、上記
柄棒3は、合成樹脂パイプ又は金属パイプ等の任意の素
材により形成される。
【0013】上記構成を有するモップで床面を普通に拭
くときは、公知のモップと同様に、拭布1を取り付けた
拭布取付台2を横長の状態にし、柄棒3を持って前後動
させる。このとき、該柄棒3は拭布取付台2の幅方向に
傾斜しないが、該拭布取付台2が折溝5,5の位置で折
れ曲がるため、清掃に支障を来すことはない。また、上
記モップで、家具と家具との間又は家具と壁面との間の
狭い隙間を拭くときや、家具の下の床面を拭くとき等に
は、拭布取付台2を縦長となるように向けて使用する。
このとき、柄棒3は適当な角度に傾斜する。そして上記
清掃時に、拭布取付台2に装着した拭布1は、該拭布取
付台2の下面の突起10によって被清掃部位に適度の弾
力をもって押し付けられるため、柔軟性があり、該拭布
1が薄くてもごつごつした感じが手に伝わることがな
く、使用感が非常に良好である。また、上記拭布取付台
2と突起10とは、合成樹脂によって一体成形できるた
め、拭布取付台2の下面に別途弾性素材を付設する場合
に比べ、構造及び製造が簡単で、安価に得ることができ
る。
【0014】図5は拭布取付台の第2実施例を示すもの
で、この拭布取付台2Aは、その外周に上方に向けて立
ち上がった弾力性のある立壁15を有し、この立壁15
により、該拭布取付台2が壁や家具等に接触した場合の
緩衝性が付与されている。この立壁15は、垂直であっ
ても、上方が外方に向けてやや傾斜していても良く、ま
た、それを拭布取付台2の全周に設けることが望ましい
が、長手方向の両端部だけか、又は幅方向の両端部だけ
に設けることもできる。なお、長手方向の両端部に位置
する立壁15は、拭布取付台2の屈曲の妨げとならない
よう、折溝5,5の位置で切り離されていることが望ま
しい。また、上記突起10を立壁15の外面にも設ける
ことができる。
【0015】図6及び図7はそれぞれ、本発明の拭布取
付台の第3及び第4実施例を示すもので、これらの拭布
取付台2B,2Cは、屈伸自在に折り曲げられた弾性部
片16,17を外周に設けることにより、緩衝性を高め
たものである。即ち、図6に示す第3実施例の拭布取付
台2Bは、逆V字状に折り曲げられた弾性部片16を有
しており、図7に示す第4実施例の拭布取付台2Cは、
アコーディオン状に複数回折り曲げられた弾性部片17
を有している。これらの弾性部片16,17は、拭布取
付台2B,2Cの全周に設けることが望ましいが、長手
方向の両端部だけか、又は幅方向の両端部だけに設ける
こともでき、長手方向の両端部に位置する弾性部片1
6,17は、拭布取付台2B,2Cの屈曲の妨げとなら
ないよう、折溝5,5の位置で切り離されていることが
望ましい。また、弾性部片16,17の外周面に上記突
起10を設けても良い。
【0016】なお、上記第2乃至第4実施例の拭布取付
台2A,2B,2Cにおいて、上述した部分以外の構成
は実質的に第1実施例と同じであるから、主要な同一部
分に同一符合を付してその説明は省略する。また、本発
明の拭布取付台は、図示したような平面視長方形状では
なく、楕円形にすることもできる。
【0017】
【発明の効果】このように本発明の拭布取付台によれ
ば、下面の形成した突起によって適度の弾力性が付与さ
れるため、薄い拭布であっても被清掃面に柔軟性を持っ
て押し付けることができ、清掃時の使用感が非常に良好
である。また、上記拭布取付台を下面の突起と共に合成
樹脂によって一体成形できるため、拭布取付台に別途弾
性素材を付設する場合に比べ、構造及び製造が簡単で、
安価に得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る拭布取付台の第1実施例を、モッ
プとして組み立てた状態で示す要部断面図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】図1におけるA−A線での断面図である。
【図4】図2におけるB−B線での拡大断面図である。
【図5】本発明の拭布取付台の異なる実施例を示す図1
と同様の断面図である。
【図6】本発明の拭布取付台の更に異なる実施例を示す
要部断面図である。
【図7】本発明の拭布取付台の更に異なる実施例を示す
要部断面図である。
【符号の説明】
1 拭布 2,2A,2B,2
C 拭布取付台 6 係止部 10 突起 13 切り込み 15 立壁 16,17 弾性部片

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】軟質合成樹脂を素材とし、少なくとも下面
    に弾力性を付与するための多数の突起を一体成形してな
    ることを特徴とするモップの拭布取付台。
  2. 【請求項2】上方に立ち上がった弾力性ある立壁を周囲
    に有することを特徴とする請求項1に記載のモップの拭
    布取付台。
  3. 【請求項3】屈伸自在に折り曲げられた弾性部片を周囲
    に有することを特徴とする請求項1に記載のモップの拭
    布取付台。
  4. 【請求項4】上面の左右複数か所に、装着した拭布を係
    止させるための係止部を有し、該係止部が、弾力的に開
    閉可能な切込みにより形成されていることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれかに記載のモップの拭布取付
    台。
JP28263094A 1994-10-21 1994-10-21 モップの拭布取付台 Pending JPH08117168A (ja)

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