JPH0448797Y2 - - Google Patents

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JPH0448797Y2
JPH0448797Y2 JP1985168655U JP16865585U JPH0448797Y2 JP H0448797 Y2 JPH0448797 Y2 JP H0448797Y2 JP 1985168655 U JP1985168655 U JP 1985168655U JP 16865585 U JP16865585 U JP 16865585U JP H0448797 Y2 JPH0448797 Y2 JP H0448797Y2
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JP
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substrate
sponge
brush
auxiliary
curved
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JP1985168655U
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  • Cleaning Implements For Floors, Carpets, Furniture, Walls, And The Like (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 (利用分野及び考案の概要) 本考案は、摺擦具特に、基板に多数の毛束を植
毛したブラシとスポンジあるいは不織布等の柔軟
で且保水力の十分な補助摺擦体との組み合せから
なる摺擦具に関するものである。
この考案は、ブラシを屈曲可能にして、保水力
の十分な補助摺擦体から、洗剤や水を排出し易す
くするものである。すなわち、使用後の水切りを
容易ならしめるものである。
(従来技術及びその問題点) 家庭で用いられる摺擦具には、大きく分けて二
種類のものがある。一つは、摺擦効果において優
れているが保水性の低い摺擦具で、いわゆる、亀
の子たわしやステンレスたわしあるいはブラシが
これに含まれる。他の一つは、スポンジたわし等
のように、摺擦効果に劣るものの、保水性の十分
な摺擦具である。
これら二つのタイプは上記したように、共に一
長一短があり、家庭では、各タイプのものを各別
に用意して、対象物に応じてあるいは、洗浄の段
階に応じて使い分けているのが現状である。
一つの摺擦具に上記した二つのタイプの摺擦具
の特徴を兼備させれば、その使用範囲が拡大す
る。そこで、このような条件を満足するものとし
て、第4図に示すように、毛束11,11群を基
板10に植毛したブラシ1にスポンジ2を取付け
る形式のものが考えられる。
しかし、この形式のものでは、使用後に保水性
において優れているスポンジ2内の水や洗剤を排
出させにくいという問題が残る。
ブラシ1の基板10は、通常、剛性を有するこ
とから、スポンジのみからなるたわし、あるい
は、不織布とスポンジとの組み合せからなるたわ
しのように、スポンジ層内の水や洗剤を絞り出す
ことができないからである。全体を絞るように握
つたとしても基板10が抵抗力を発揮してスポン
ジ層を絞れないからである。
かかる不便を解消するものとして、実開昭58−
43364号公報や実開昭49−150553号公報に開示の
案が採用できる。この案によれば、スポンジ層が
二つ折れ可能な基板10に添設されるものである
から、ブラシの基板10を折畳むことによつて、
簡単にスポンジ層を絞れることとなる。
ところが、この先行技術のものでは、水きりの
際、基板10が二つ折れに屈曲するものであるか
ら、これを折畳んでスポンジ層を繰り替えして絞
るとスポンジ層に癖がつく。又、スポンジ層がそ
の折畳部で集中的に且強く加圧される。従つて、
長期に亙つて使用していると、スポンジ層が摺擦
以外の要因(前記水きりの繰返し)によつて損傷
する。
(技術的課題) 本考案は、『ブラシ1の植毛用の基板10の背
面側に、保水性において優れたスポンジ・不織布
等の柔軟な材質からなる補助摺擦体を具備させた
摺擦具』において、補助摺擦体に含まれた水や洗
剤等の含浸液を容易に排出できるように又無理な
く絞れるようにするため、補助摺擦体が、その全
域に亙つて且均一に、基板10とともに絞れるよ
うにすることをその技術的課題とする。
(技術的手段) 上記技術的課題を解決するために講じた本考案
の技術的手段は、『補助摺擦体の基板10の取付
け面を滑らかに湾曲させ、前記基板10を植毛部
と屈曲部とが前記湾曲面の湾曲方向に交互に連続
する構成とし、前記植毛部に毛束11,11を植
設し、前記屈曲部を上記湾曲面の湾曲方向に屈曲
自在とした』ことである。
(作用) 本考案の上記技術的手段は、次のように作用す
る。
摺擦体の一面にはブラシ1があり、他方の面に
は補助摺擦体がある。従つて、ブラシ1と補助摺
擦体を使い分けることによつて汚れの度合に応じ
た使い分けが可能となる。
また、摺擦後において、補助摺擦体に含まれる
液を絞つて水切りする場合には、ブラシ1の基板
10を屈曲させて補助摺擦体を圧縮する。このと
き、基板10は植毛部と屈曲部とが交互に連続
し、しかも、この取付け状態は、一方に湾曲した
ものであるから、屈曲させ易い。さらに、各屈曲
部が湾曲面の方向に屈曲するものであるから、補
助摺擦体は、ほぼ全域的に均一に圧縮されること
となる。
(効果) 本考案は上記構成であるから、次の各効果を同
時に発揮するとする特有の効果を有する。
汚れ度合に応じてブラシ1又は補助摺擦体を使
い分けることができる。
基板10を屈曲させることによつて補助摺擦体
の水切りが簡単に行える。
前記水切きりの際、補助摺擦体が全域にわたつ
て且均一に加圧されるものとなるから、従来のよ
うに、補助摺擦体が集中的に折畳まれることがな
く、繰り替えして水切りされたとしても補助摺擦
体が損傷する不都合が解消される。
ブラシ1を被摺擦面に対応させるとき、基板1
0が多数の個所で屈曲自在であるから、非摺擦面
が湾曲する場合であつても、この被摺擦面に倣つ
て変形することとなり、使い易い。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図〜第3図に基い
て説明する。
図面に示す実施例のものは、基板10を弾性を
具備する合成樹脂から構成し、植毛部を厚肉部1
5とし、屈曲部を薄肉部16としたものであり、
全体が一体的に形成されており、第1図のよう
に、補助摺擦体としてのスポンジ2の一面に接着
剤3によつて一体的に取付けられている。
前記スポンジ2における基板10の取付け面
は、この実施例では、外側に凸の湾曲面21とな
つており、滑らかな円弧状となつている。
前記湾曲面上では、厚肉部15,15及び薄肉
部16,16は第2図のように配列され、厚肉部
15,15は長い棒状となり、これらが湾曲面2
1の断面の湾曲方向に並列され、これら厚肉部1
5,15の間が薄肉部16となつている。そし
て、前記厚肉部15の長手方向に沿つて毛束1
1,11が一定間隔で植設されている。
従つて、基板10をその湾曲方向(基板10の
曲率が大きくなる方向)に屈曲させると、第3図
のようにスポンジ2の全体がほぼ基板10によつ
て包囲されるように圧縮されてスポンジ2の水切
りができることとなる。そして、このとき、スポ
ンジ2が全域的に且均一に圧縮されることとな
る。
又、基板10は薄肉部16において屈曲自在で
あるから、この基板10に植毛したブラシ1を用
いてこげ付部分を摺擦する場合、ブラシ1が被摺
擦面に倣つて変形することとなり、使い易いもの
となる。
上記実施例のものでは、基板10の屈曲方向を
一方向に設定しているが、これをスポンジ2方向
に屈曲可能にしてもよい。この場合には、基板1
0に形成する薄肉部16,16を交叉状に設ける
こととなる。
さらに、スポンジ2に代えて不織布を補助摺擦
体としてもよい。
尚、基板10に表裏に貫通する多数の透孔を配
設しておけば、ブラシ1を使用する際、補助摺擦
体に含浸された水や洗剤等が使用時において毛束
11,11側に随時供給され、使い易くなる。
又、補助摺擦体と基板10との接合は必ずしも
接着によるものでなくてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の断面図、第2図はそ
の平面図、第3図は水きりの際の説明図、第4図
は従来例の説明図であり、 図中、1……ブラシ、10……基板、21……
湾曲面、11,11……毛束、15……厚肉部、
16……薄肉部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 ブラシ1の植毛用の基板10の背面側に、保
    水性において優れたスポンジ・不織布等の柔軟
    な材質からなる補助摺擦体を具備させた摺擦具
    において、補助摺擦体の基板10の取付け面を
    滑らかに湾曲させ、前記基板10を植毛部と屈
    曲部とが前記湾曲面21の湾曲方向に交互に連
    続する構成とし、前記植毛部に毛束11,11
    を植設し、前記屈曲部を上記湾曲面21の湾曲
    方向に屈曲自在とした摺擦具。 基板10を表裏に貫通する多数の透孔を具備
    する構成とした実用新案登録請求の範囲第1項
    記載の摺擦具。
JP1985168655U 1985-10-31 1985-10-31 Expired JPH0448797Y2 (ja)

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JPS6276954U JPS6276954U (ja) 1987-05-16
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JPH068856Y2 (ja) * 1989-03-17 1994-03-09 安比古 久保田 柄付き束子
JP3199369U (ja) * 2015-06-08 2015-08-20 きく代 小川 清掃具
KR200489458Y1 (ko) * 2018-01-09 2019-06-20 황형철 돌기형 수세미

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5843364B2 (ja) * 1980-04-24 1983-09-27 株式会社ツムラ 液体浴剤の製造法

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JPS49150553U (ja) * 1973-04-21 1974-12-26
JPS5843364U (ja) * 1981-09-17 1983-03-23 寺本 正次 床面拭摺具

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