JP2774077B2 - あかすり具 - Google Patents

あかすり具

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、一方の面で身体のあ
かすりが行え、他方の面でマッサージが行えるあかすり
具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、入浴に際し、浴室で身体を洗っ
てあか落とし等する場合には、湯水等で濡らしたタオル
に石鹸を塗布し、これで身体をこすることが行われてい
る。また、シャワー中に身体にボディシャンプーをつけ
ボディブラシやボディスポンジ等で身体をこすり、身体
の洗浄をすることもある。一方、入浴に際し、もしくは
シャワー中に身体をマッサージすると、血行を促進する
等健康上大きな効果が得られることがよく知られてい
る。このため、身体の洗浄,主にあか落としとマッサー
ジの両方を行うことのできるものが多く開発され市場に
出回っている。
【0003】このようなものとして、本出願人はすでに
実開平5−56130号公報に示すボディマッサージ具
を提案している。このものは、図18に示すように、絹
製の布地43と綿のパイル地46を重ね合わせたものの
外周縁をその後端縁を除いた状態で縫い合わせることで
形成された後部開口47付き袋状体41と、表面に皮膚
に押圧刺激を与える複数の円錐状突起45が分布形成さ
れたゴム板42とで構成されている。図において、44
はマジックテープであり、上記袋状体41の開口47を
開閉自在にしている。
【0004】このボディマッサージ具を用い、身体のマ
ッサージと洗浄を行う場合には、まず、袋状体41を湯
水に浸して濡らし、これに石鹸を塗布する。ついで、こ
の袋状体41の内部にゴム板42をその表面の円錐状突
起45が絹布地43側に向くように収容し、マジックテ
ープ44同士を合わせて袋状体41を閉じる。また、図
19に示すように、袋状体41のベルト部48に手指を
通して持ち、絹布地43を皮膚に圧接させた状態で袋状
体41を動かすことが行われる。これにより、袋状体4
1の内部に収容されたゴム板42の円錐状突起45が絹
布地43を介して皮膚に押圧刺激を与えながら皮膚を摩
擦し、身体の洗浄とマッサージとが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ボ
ディマッサージ具では、使用時にゴム板42を洗浄する
ために袋状体41から取出したり、次回の使用時にゴム
板42を袋状体41に収容したりしなければならず、そ
の作業が煩雑である。しかも、このものでは、身体の洗
浄が、単に皮膚を絹布地43の表面で摩擦することによ
り行われるため、古い角質や毛穴の脂肪等の垢を完全に
とることができず、いわゆるあかすりの効果が得られな
い。さらに、マッサージの際には、上記円錐状突起45
が袋状体41の絹布地43を介して皮膚を押圧するよう
にしているため、押圧刺激が絹布地43によって弱めら
れ、充分なマッサージ効果が得られないという問題もあ
る。そのうえ、上記袋状体41は、内部に収容された円
錐状突起45の先端部が当接する絹布地43の部分が集
中的に繰り返し摩擦されるため、早期に擦り切れ、耐久
性に劣るという問題もある。そのうえ、洗浄とマッサー
ジとを同じ部分(絹布地43の表面)で行うようにして
いるため、洗浄によって身体の汚れが付着した部分をそ
のままマッサージにも使用しなけらばならず、衛生上好
ましくないという問題もある。
【0006】この発明は、このような事情に鑑みなされ
たもので、充分なあかすり効果を得ることができ、しか
も、あかすりとマッサージとの両方を行うことができ、
さらに、耐久性に優れ、衛生的なあかすり具の提供をそ
の目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、この発明のあかすり具は、上下に相対向する状態で
配設された2枚の弾性板状部材と、これら両弾性板状部
材の左右両側部を一体的に連結する左右の弾性側壁部材
と、上記両弾性板状部材の後端部の間に形成される手指
挿入用の開口部とを備え、一方の弾性板状部材の外側面
に多数のマッサージ用突起が分布形成され、他方の弾性
板状部材の外側面に多数のあかすり用突起が分布形成す
るという構成をとる。
【0008】
【作用】すなわち、この発明のあかすり具は、上下に相
対向する状態で配設された2枚の弾性板状部材と、これ
ら両弾性板状部材の左右両側部を一体的に連結する左右
の弾性側壁部材と、上記両弾性板状部材の後端部の間に
形成される手指挿入用の開口部とを備えている。そし
て、一方の弾性板状部材の外側面に多数のマッサージ用
突起を分布形成し、他方の弾性板状部材の外側面に多数
のあかすり用突起を分布形成するようにしている。この
ように、この発明のあかすり具は、相対向する2枚の弾
性板状部材の一方に多数のマッサージ用突起が分布形成
され、他方に多数のあかすり用突起が分布形成されてい
るため、あかすり具自体の洗浄作業が簡単で、また洗浄
後は、従来例のようにゴム板42を袋状体41に収容す
るような作業が不要であり、使い勝手がよい。しかも、
単に身体を洗浄するだけではなく、多数のあかすり用突
起による摩擦で、従来例の絹布地43ではとれにくかっ
た古い角質や毛穴の脂肪等の汚れや垢を擦りとり、充分
なあかすり効果を得ることができるようになる。さら
に、マッサージ用突起で直接皮膚表面を押圧することに
より、強い押圧刺激摩擦が得られるため、皮膚表面の血
流が増加し充分なマッサージ効果が得られるとともに、
皮膚表面に対する血流の増加分だけエネルギーが消費さ
れ痩身効果をも得ることができるうえ、従来例のように
袋状体41が擦り切れるようなことがなく、長期間使用
することができて耐久性に優れる。そのうえ、このあか
すり具では、あかすり用突起をあかすり用に、マッサー
ジ用突起をマッサージ用に使い分けることで、マッサー
ジ用突起にあかすりによって生じた汚れが付着すること
がなく、常に衛生的な状態でマッサージを行うことがで
きる。
【0009】また、この発明のあかすり具において、あ
かすり用突起を、高さの異なる複数種類の突起で構成し
た場合には、あかすり具の皮膚への押圧力を調整しなく
ても上記あかすり用突起の皮膚への当たりの強弱が得ら
れ、適度な摩擦により効果的なあかすりを行うことがで
きるようになる。また、マッサージ用突起が分布形成さ
れた弾性板状部材の外側面につぼ押さえ用突起を突設し
た場合には、マッサージを行う際に、それと同時につぼ
を押圧刺激することにより指圧効果を得ることができ、
肩,腰等のこりをほぐすことができるようになる。ま
た、マッサージ用突起およびつぼ押さえ用突起の先端部
に凹部を形成した場合には、マッサージの際にこの凹部
が身体の汚れを吸い出すための吸盤として作用し、毛穴
の脂肪等の汚れを吸着して取り除くことができるように
なる。また、マッサージ用突起を仮想円周上に位置する
ように分布形成した場合には、身体の表面にらせんや円
弧を描くようにあかすり具を動かすことにより効果的に
マッサージを行うことができるようになる。
【0010】つぎに、この発明を実施例にもとづいて詳
しく説明する。
【0011】
【実施例】図1は、この発明の一実施例を示すあかすり
具10である。この実施例では、上記あかすり具10
は、合成ゴムで一体形成されており、上下に偏平でやや
先端幅が狭く形成された略四角形状の筒体に形成されて
いる。また、この筒体の後端側の開口(図2参照)は、
手指挿入口12として形成され、先端側の開口は、前面
指出し部11として形成されている。そして、このあか
すり具10の上面には、多数のマッサージ用突起1が分
布配設されており、先端側の上面には3個のつぼ押さえ
用突起2が並設されている。一方、あかすり具10の下
面には多数のあかすり用突起3が突出形成されている。
図において、15はあかすり具10を壁面等に設けられ
たフック等に引っかけるための引掛部である。
【0012】より詳しく説明すると、上記あかすり具1
0は、図3および図4に示すように、その上側板10a
および下側板10bとは平面視で両側部がやや外向きに
湾曲する先すぼまり状に形成されており、先端縁と後端
縁とは円弧状に形成されている。これら上側板10aお
よび下側板10bとは、図5〜図7に示すように、相対
向状に配置されており、その両側の前後部分の4個所が
側壁10cにより一体的に連結されている。上記あかす
り具10の後端側は、上記上側板10aおよび下側板1
0bの円弧状の後端縁に沿って開口し、この開口が使用
の際に手指が挿入される手指挿入口12として形成され
ている。また、上記あかすり具10の先端側も開口して
おり、この開口が上記手指挿入口12から挿入された手
指の指先(特に中指や人指し指)を突出させ開口端縁に
その指先を引っかけてあかすり具10を把持するための
前面指出し部11として形成されている。そして、左右
両側の側壁10cの中央部には、上記前面指出し部11
と同様の作用をする長円状の側面指出し部13が形成さ
れている。また、上記両側壁10cには、その外側面の
側面指出し部13の前後部分に上下方向に延びる滑り止
め用の3条の突条14がそれぞれ形成されている。
【0013】上記マッサージ用突起1は、図8〜11に
示すように、平面視でややくの字状に屈曲した丸みのあ
る略二等辺三角形状に形成され、側面視で先端に丸みを
有する山形状に形成されている。上記二等辺三角形の底
辺に相当する部分から上方へ向かって延びる面は、上り
傾斜の傾斜面1aに形成されており、この傾斜面1aは
ゆるやかな凹曲面に形成されている。上記傾斜面1aに
略対向する他の2面は上側板10aの上面に対して垂直
面1bに形成されている。そして、先端部分は凸面状に
形成されており、この先端には凹部5が形成されてい
る。
【0014】上記つぼ押さえ用突起2は、図12〜15
に示すように、平面視で丸みのある略菱形状に形成さ
れ、側面視で先端に丸みを有する山形状に形成されてい
る。この菱形の各辺に相当する部分から上方へ向かって
延びる面は、上側板10aの上面に対して垂直面2aに
形成されている。また、中央部には、左右方向に延びる
V字状溝2bが形成されており、このV字状溝2bによ
って先端部分が2分割されており、各先端部分は凸面状
に形成され、それぞれの先端には凹部5が形成されてい
る。
【0015】上記マッサージ用突起1は(図3に戻
る)、あかすり具10の上側板10aの上面に、先端の
凹部5が同心状に描かれた5個の仮想円周A,B,C,
D,E(図では鎖線で示している)上に位置し、それぞ
れの傾斜面1aが外側を向く状態で、等間隔で一体的に
分布配設されている。一方、つぼ押さえ用突起2は、上
記上側板10aの上面の先端寄り部に、一方の先端の凹
部5が上記仮想円周E上に位置し、他方の先端が上記仮
想円周Eを挟んで対極に位置する(すなわち、V字状溝
2bが上記仮想円周Eに沿った)状態で3個等間隔で一
体的に並設されている。
【0016】上記あかすり用突起3は、図16および図
17に示すように、四角錘状に形成されており、上記四
角錐の底面積を等しくし高さ寸法がそれぞれ異なる3種
類(高いものから順に3a,3b,3c)に形成されて
いる。
【0017】上記あかすり用突起3は(図4に戻る)、
あかすり具10の下側板10bの下面に、一体的に分布
垂設されている。また、前後方向に並ぶ各列において、
寸法が中の突起3bが1本おきに配設され、これら寸法
が中の突起3b同士の間に寸法が高い突起3aおよび寸
法が低い突起3cが交互に配設されている(図17参
照)。このように、多数の寸法が中の突起3bの中に、
所定数の寸法が高い突起3aおよび寸法が低い突起3c
がまんべんなく配置されている。また、上記下側板10
bには、その周側縁の下側に液状のボディーシャンプー
等を吐出した際に流れ落ちにくくするための縁取り部1
6が全周にわたって形成されている。
【0018】このように構成されたあかすり具10を用
い、つぎのようにして身体を洗浄することができる。す
なわち、まず、あかすり具10を片手で把持して湯水に
浸して濡らし、後端の手指挿入口12から下側板10b
(あかすり用突起3が形成された面)が掌側に位置する
状態で片手を挿入する。ついで、前面指出し部11から
人指し指,中指および薬指を、左右の側面指出し部13
から親指および小指を、それぞれ略第1関節のあたりま
で突出させ、下側板10bの端縁部に引っかけてあかす
り具10を把持し、片手の手首から先の部分を略包む状
態に装着する。つぎに、あかすり用突起3が形成された
面を上方に向け、この面上に液状のボディシャンプーを
適量吐出する。そののち、あかすり用突起3を皮膚に圧
接させた状態であかすり具10を動かして皮膚を摩擦す
ることが行われる。これにより、四角錘状に形成された
あかすり用突起3が撓みながら皮膚に押しつけられ、そ
の尖った先端部分および横側の稜線部分が皮膚と摩擦さ
れ、角質や垢が擦り取られる。さらに、寸法の高い突起
3aは強く皮膚に押しつけられ、主に横側の稜線部分が
皮膚と摩擦し、古い角質等を擦りとり、寸法の低い突起
3cは主に尖った先端部が皮膚と接触し、毛穴の脂肪等
を除去する。このように、特にあかすり具10の押圧力
を調整しなくても、あかすり用突起3の皮膚への当たり
の強弱が得られ、適度な摩擦により効果的なあかすりを
行うことができる。
【0019】また、このあかすり具10を用い、つぎの
ようにしてマッサージを行うことができる。すなわち、
まず、あかすり具10を手から抜き取り、上記と同様に
上側板10a(マッサージ用突起1が形成された面)が
掌側に位置するように装着する。ついで、マッサージ用
突起1を皮膚に圧接させた状態であかすり具10を動す
ことが行われる。このとき、マッサージ用突起1が、そ
の表面は弾性を持ち、しかも全体には剛性を保った状態
で皮膚に圧接し、皮膚に押圧刺激を与えながら皮膚を摩
擦する。その結果、皮膚の血管が刺激されて血流がよく
なり、痩身,美容効果が発現する。このとき、上記マッ
サージ用突起1は平面視で略二等辺三角形に形成されて
いることより、突起全体の剛性が大きく(すなわち撓み
が少なく)、皮膚に対する押圧刺激が強いため、強いマ
ッサージ効果が得られる。また、上記上側板10aは柔
軟性を有する合成ゴムで形成されているため、身体の丸
みに沿わせてマッサージを行うことができる。また、こ
のあかすり具10を用いてつぼを押圧刺激する場合に
は、あかすり具10をそのまま装着した状態でつぼ押さ
え用突起2をつぼ部分の皮膚に圧接させ、指圧する。こ
れにより、マッサージを行うのと同時に指圧効果を得る
ことができ、肩,腰等のこりをほぐすことができる。こ
のとき、前面指出し部11から指を突出させているた
め、指に力が入りやすく効果的に指圧をすることができ
る。また、上記つぼ押さえ用突起2は、平面視で略菱形
に形成されていることより、上記マッサージ用突起1の
場合と同じく、突起全体の剛性が大きく、強い指圧効果
が得られる。さらに、上記つぼ押さえ用突起2は、先端
部が2分割されているため、つぼをその周囲の2個所か
ら同時に押圧刺激することができ、単に1個所だけを押
圧する場合よりもさらに効果的に指圧を行うことができ
る。
【0020】このように、上記あかすり具10では、従
来例では必要であった、ゴム板42を袋状体41から取
り出したり、収容したりする作業が不要であり、使い勝
手がよい。また、単に身体を洗浄するだけではなく、多
数のあかすり用突起3による摩擦で、とれにくかった古
い角質や毛穴の脂肪等の汚れや垢を擦りとり、充分なあ
かすり効果を得ることができる。また、マッサージ用突
起1が直接皮膚表面を押圧するようにしており、強い押
圧刺激摩擦が得られるため、皮膚表面の血流が増加し充
分なマッサージ効果が得られるとともに、痩身,美容効
果をも得ることができる。さらに、強い摩擦が繰り返さ
れても従来例のように袋状体41が擦り切れるようなこ
とはなく、あかすり用突起3およびマッサージ用突起1
は耐久性に優れるため長期間使用でき、あかすり効果お
よびマッサージ効果が衰えるようなこともない。また、
このあかすり具10では、あかすりとマッサージを、あ
かすり具10の別々の面に設けたあかすり用突起3およ
びマッサージ用突起1で行うようにしているため、この
マッサージ用突起1にあかすりによって生じた汚れが付
着することがなく、常に衛生的な状態でマッサージを行
うことができる。
【0021】また、このあかすり具10では、あかすり
用突起3を、高さの異なる3種類の突起3a,3b,3
cで構成しているため、あかすり具10の皮膚への押圧
力を調整しなくても上記あかすり用突起3の皮膚への当
たりの強弱が得られ、適度な摩擦によって効果的なあか
すりを行うことができるようになる。また、マッサージ
用突起1が分布形成された上側板10aの外側面につぼ
押さえ用突起2を突設しているため、マッサージを行う
際に、同時につぼを押圧刺激することにより指圧効果を
得ることができ、肩,腰等のこりをほぐすことができる
ようになる。また、マッサージの際には、マッサージ用
突起1およびつぼ押さえ用突起2の先端部に形成された
凹部5が身体の汚れを吸い出すための吸盤としての作用
をし、毛穴に付着した垢や脂肪等の汚れを吸着して取り
除くことができる。また、上記マッサージ用突起1を仮
想円周A,B,C,D,E上に位置するように分布形成
しているため、身体の表面にらせんや円弧を描くように
あかすり具を動かしてマッサージする際には、あかすり
具10をスムーズに動かすことができ、効果的にマッサ
ージを行うことができる。
【0022】
【発明の効果】以上のように、この発明のあかすり具に
よれば、相対向する2枚の弾性板状部材の一方に多数の
マッサージ用突起が分布形成され、他方に多数のあかす
り用突起が分布形成されているため、あかすり具自体の
洗浄作業が簡単で、また洗浄後は、従来例のように、ゴ
ム板42を袋状体41に収容するような作業が不要であ
り、使い勝手がよい。また、単に身体を洗浄するだけで
はなく、多数のあかすり用突起による摩擦で、従来例の
絹布地43ではとれにくかった古い角質や毛穴の脂肪等
の汚れや垢を擦りとり、充分なあかすり効果を得ること
ができるようになる。また、マッサージ用突起で直接皮
膚表面を押圧することにより、強い押圧刺激摩擦が得ら
れるため、皮膚表面の血流が増加し充分なマッサージ効
果が得られるとともに、皮膚表面に対する血流の増加分
だけエネルギーが消費され痩身効果をも得ることができ
るうえ、従来例のように袋状体41が擦り切れるような
ことがなく、長期間使用することができて耐久性に優れ
る。また、このあかすり具では、あかすり用突起をあか
すり用に、マッサージ用突起をマッサージ用に使い分け
ることで、マッサージ用突起にあかすりによって生じた
汚れが付着しないようにできるため、常に衛生的な状態
でマッサージを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例のあかすり具を示す斜視図
である。
【図2】上記あかすり具を示す側面図である。
【図3】上記あかすり具を示す平面図である。
【図4】上記あかすり具を示す底面図である。
【図5】上記あかすり具を示す正面図である。
【図6】上記あかすり具を示す横断面図である。
【図7】上記あかすり具を示す縦断面図である。
【図8】上記あかすり具のマッサージ用突起を示す斜視
図である。
【図9】上記マッサージ用突起を示す平面図である。
【図10】上記マッサージ用突起を示す側面図である。
【図11】上記マッサージ用突起を示す縦断面図であ
る。
【図12】上記あかすり具のつぼ押さえ用突起を示す斜
視図である。
【図13】上記つぼ押さえ用突起を示す平面図である。
【図14】上記つぼ押さえ用突起を示す側面図である。
【図15】上記つぼ押さえ用突起を示す縦断面図であ
る。
【図16】上記あかすり具のあかすり用突起を示す平面
図である。
【図17】上記あかすり用突起を示す縦断面図である。
【図18】従来例のボディマッサージ具を示す説明図で
ある。
【図19】上記ボディマッサージ具を裏面側から見た図
である。
【符号の説明】
1 マッサージ用突起 3 あかすり用突起 10a 上側板 10b 下側板 10c 側壁
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−185158(JP,A) 実開 昭55−54114(JP,U) 実開 昭58−28631(JP,U) 実開 昭60−155529(JP,U) 実開 昭61−200033(JP,U) 実開 平5−56130(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A61H 7/00 300 A61H 37/00 A47K 7/02

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下に相対向する状態で配設された2枚
    の弾性板状部材と、これら両弾性板状部材の左右両側部
    を一体的に連結する左右の弾性側壁部材と、上記両弾性
    板状部材の後端部の間に形成される手指挿入用の開口部
    とを備え、一方の弾性板状部材の外側面に多数のマッサ
    ージ用突起が分布形成され、他方の弾性板状部材の外側
    面に多数のあかすり用突起が分布形成されたことを特徴
    とするあかすり具。
  2. 【請求項2】 あかすり用突起が、高さの異なる複数種
    類の突起で構成されている請求項1記載のあかすり具。
  3. 【請求項3】 マッサージ用突起が分布形成された弾性
    板状部材の外側面につぼ押さえ用突起が突設された請求
    項1記載のあかすり具。
  4. 【請求項4】 マッサージ用突起およびつぼ押さえ用突
    起の先端部に凹部が形成された請求項1記載のあかすり
    具。
  5. 【請求項5】 マッサージ用突起が、仮想円周上に位置
    するように分布形成された請求項1記載のあかすり具。
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