JP3055047U - マッサージ機能を備えた垢擦り具 - Google Patents

マッサージ機能を備えた垢擦り具

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JP3055047U JP1998004366U JP436698U JP3055047U JP 3055047 U JP3055047 U JP 3055047U JP 1998004366 U JP1998004366 U JP 1998004366U JP 436698 U JP436698 U JP 436698U JP 3055047 U JP3055047 U JP 3055047U
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吉夫 奥村
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株式会社末広
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 肘,踵,膝などの硬い角質層を効果的に取り
除き、かつ、浴室内でのマッサージを可能な垢掏り具を
提供する。 【解決手段】 取付基板2に擦り部3となるサンドペー
パー4とマッサージ用の押圧凸部5とを設ける。押圧凸
部5は曲率半径の異なる着脱自在な半球面体9A,9
B,9Cで構成され、刺激するツボの位置に適した半球
面体9A,9B,9Cを取付基板2に取り付ける。そし
て、垢掏り具1に取り付けたサンドペーパー4で肘,
踵,膝等の堅い角質層を滑らかに研磨し、かつ、取付基
板2に取り付けた半球面体9A,9B,9Cのいずれか
をツボに押し当ててツボの刺激することによりマッサー
ジ効果が得られる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マッサージ機能を備えた垢擦り具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から入浴の際に使用する垢擦り具が知られているが、この種の垢擦り具と して例えば古くからはヘチマなどを利用したもの、あるいは化繊などの布製等、 種々のものが知られている。しかし、これらの垢擦り具は、肌の垢を擦るのに用 いるものであり、肘,踵,膝などの硬い角質部分を擦る場合、柔らかすぎて力が 入りづらく、使いにくい。また、入浴時にツボ等を刺激すれば入浴による温浴効 果とあいまってそのマッサージ効果は高くなるが、従来、入浴時を想定したマッ サージ器具がなかった。
【0003】 本考案は、このような問題点を解決しようとするもので、肘,踵,膝などの硬 い角質層を効果的に取り除くことができるとともに、浴室内で手軽にマッサージ を行うことができるマッサージ機能を備えた垢擦り具を提供することを目的とす る。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案の請求項1のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、取付基板に微細な凹 凸部を有する擦り部とツボを刺激するマッサージ用の押圧凸部とを設けたもので ある。このような構成を採用することにより、擦り部で肘,踵,膝等の硬い角質 層を擦ってざらついた肘,踵,膝を滑らに研磨できる。また、押圧凸部でツボを 刺激することにより、押圧凸部によるマッサージを行えば、入浴による温浴効果 と押圧凸部によるマッサージ効果とあいまって優れたマッサージ効果が得られる 。
【0005】 本考案の請求項2のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、請求項1記載のマッ サージ機能を備えた垢擦り具において、前記押圧凸部が半球面体であるから、取 付基板に取り付けた半球面体をツボに押し当てることにより、ツボを刺激してマ ッサージ効果が得られる。
【0006】 本考案の請求項3のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、請求項1記載のマッ サージ機能を備えた垢擦り具において、前記押圧凸部が断面ほぼ半円状の棒材で あり、かつ、この棒材が互いに平行して前記取付基板に取り付けられているから 、取付基板に取り付けた棒材を踏んで足の裏のツボを刺激し、主に足の疲れを軽 減することができる。
【0007】 本考案の請求項4のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、請求項2記載のマッ サージ機能を備えた垢擦り具において、曲率半径が異なる複数の半球面体を設け 、これら各半球面体をそれぞれ前記取付基板に着脱自在として取付基板に取り付 ける半球面体の大きさを変更可能としたものである。このような構成を採用する ことにより、ツボに適した曲率半径の半球面体を取付基板に取り付けることがで きる。
【0008】 本考案の請求項5のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、請求項3記載のマッ サージ機能を備えた垢擦り具において、曲率半径の異なる複数の棒材を設け、こ れら各棒材をそれぞれ前記取付基板に着脱自在として取付基板に取り付ける棒材 の大きさを変更可能とするとともに、曲率半径の異なる棒材を組み合わせて取付 基板に取り付け可能としたものであるから、取付基板に並設する複数の棒材を踏 むことで足の裏をツボを刺激して主に足も疲れを軽減することができる。さらに 、曲率半径の異なる棒材を簡単に交換できるとともに、曲率半径の異なる棒材の 組み合わせにより効果的なマッサージを行うことができる。
【0009】 本考案の請求項6のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、請求項1記載のマッ サージ機能を備えた垢擦り具において、前記取付基板の外形形状を概ね楕円型に 形成し、この取付基板の角部に湾曲状の押圧凸部を形成したものである。このよ うな構成を採用することにより、取付基板の角部に形成する湾曲状の押圧凸部で ツボを刺激することができ、別体で押圧凸部を形成する必要はなくなるから垢掏 り具の構造も簡略化できる。
【0010】 本考案の請求項7のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、請求項1記載のマッ サージ機能を備えた垢擦り具において、前記取付基板の断面形状を概ね楕円型に 形成し、この取付基板の縁部に湾曲状の押圧凸部を形成したものであるから、取 付基板の縁部に形成する湾曲状の押圧凸部でツボを刺激することができ、別体で 押圧凸部を形成する必要はなくなるから垢掏り具の構造も簡略化できる。
【0011】 本考案の請求項8のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、請求項1〜7のいず れか1項に記載のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、擦り部が耐水性を 備えたサンドペーパーであるから、取付基板にサンドペーパーを取り付けるだけ で肘,踵,膝等の硬い角質層を擦る擦り部を取付基板に簡単に形成することがで きる。
【0012】 本考案の請求項9のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、請求項8に記載のマ ッサージ機能を備えた垢擦り具において、前記取付基板に粗さ異なる複数のサン ドペーパーを取り付けたものである。このような構成を採用することにより、踵 ,膝等の硬い角質層を擦る際、荒研磨と仕上げ等のように目的に応じてサンドペ ーパーを使い分けることができる。
【0013】 本考案の請求項10のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、請求項8又は9記 載のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、前記サンドペーパーを前記取付 基板に着脱自在に取り付けたものである。このような構成を採用することにより 、サンドペーパーが摩耗した場合やサンドペーパーの粗さを変える場合等におい て、サンドペーパーを簡単に交換することができる。
【0014】 請求項11のマッサージ機能を備えた垢擦り具は、請求項1〜10のいずれか 1項に記載のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、前記取付基板が木材製 であるから、取付基板の加工が容易であるとともに、木特有に香りによって心理 的にリラックスするため、マッサージ効果も高まる。
【0015】
【考案の実施形態】
以下、本考案の実施例を添付図面を参照して説明する。図1及び図2は、本考 案の第1実施例を示し、同図において1は肘,踵,膝などの硬い角質部分を擦る 垢掏り具であり、例えば檜、バナナ、ポプラ等の木材製の取付基板2に擦り部3 となるサンドペーパー4とツボを刺激するマッサージ用の押圧凸部5を取り付け たものである。前記取付基板2は、円形部6から先細り状の把持部7が連設され ており、円形部6には前記サンドペーパー4が取り付けられ、このサンドペーパ ー4と近接して前記把持部7の基部に前記押圧凸部5が設けられている。なお、 前記サンドペーパー4は、耐水性の紙あるいは布にガラス,アルミナ,炭化ケイ 素等の粉末体を付着させて表面に微細な凹凸部8を形成した従来から周知の構造 であり、接着により前記円形部6に張り付けられている。また、押圧凸部5は前 記取付基板2と同じ木材から成り、それぞれが曲率半径が異なる複数の半球面体 9A〜9Cによって構成されている。これら半球面体9A〜9Cは、最小の半球 面体9Aの曲率半径がほぼ15mm、中間の半球面体9Bの曲率半径がほぼ20 mm、最大径の半球面体9Aの曲率半径はほぼ25mmである。また、各半球面 体9A〜9Cの下面中心には円柱状の嵌合突部10が突設され、この嵌合突部10を 取付基板4に形成する陥没状の嵌合凹部11に嵌め合わせることによって、マッサ ージするツボの位置等によって曲率半径の異なる3種類の半球面体9A〜9Cの いずれかを取付基板4に取り付けることが可能である。なお、図中12は把持部6 の先端に設けた吊り下げ用の孔である。
【0016】 以上のように構成される本考案の作用・効果について説明する。本考案の垢掏 り具1は把持部7を握って取付基板2の円形部6に接着したサンドペーパー4を 肘,踵,膝などに擦ることによって、サンドペーパー4の表面に形成する微細な 凹凸部8で角質化した肘,踵,膝などを効果的に取り除くことができる。また、 取付基板2に取り付けた押圧凸部5をツボに押し当ることによって優れたマッサ ージ効果が得られる。しかも、ツボに押し当てる押圧凸部5は、嵌合突部10と嵌 合凹部11の凹凸嵌合によって取付基板2に着脱自在に取り付けた3種類の半球面 体9A〜9Cによって構成され、これら各半球面体9A〜9Cの曲率半径を変え ることによってマッサージするツボに適した半球面体9A〜9Cを選択し、これ を取付基板2に取り付けることができる。このため、マッサージする部位に応じ た半球面体9A〜9Cによって効果的なマッサージを行うことができる。
【0017】 以上のように、本実施例では微細な凹凸部8を有するサンドペーパー4を肘, 踵,膝等に擦ることによって堅い角質部分を効果的に取り除くことができる。こ のとき、肘,踵,膝等に擦るサンドペーパー4が平板状の取付基板2に接着固定 されているため、サンドペーパー4を肘,踵,膝等に押し当てることができ、ま た、取付基板2には把持部7が形成されているので把持部7を握ってサンドペー パー4で肘,踵,膝等の硬い角質層を擦ることによって簡単かつ効果的にざらつ いた肘,踵,膝の硬い角質を擦り取ることができる。しかも、ツボを刺激するた めの押圧凸部5は、曲率半径の異なる3種類の着脱自在な半球面体9A〜9Cで 構成されているため、ツボに適した半球面体9A〜9Cを簡単に取り換えること ができる。このように垢掏り具1にツボを刺激する押圧凸部5を設けることによ り、入浴時にマッサージも行うことができ、入浴による温浴効果と押圧凸部5に よる指圧効果によって優れたマッサージ効果が得られる。さらに、取付基板2を 木材で形成することにより、木特有の香りによって心理的にリラックスするため 、マッサージ効果も高まる。
【0018】 図3及び図4は本考案の第2実施例を示しており、前記第1実施例と同一機能 を有する部分には同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0019】 本実施例の垢掏り具15は、前記第1実施例と同様、肘,踵,膝などの硬い角質 部分を研磨する擦り部3とツボを刺激するマッサージ用の押圧凸部5とを備え、 前記擦り部3は取付基板2の円形部6に接着したサンドペーパー4で構成されて いるが、押圧凸部5は断面半円形状に形成された三本の棒材16Aによって構成さ れている。このため、取付基板2はサンドペーパー4を取り付ける円形部6と、 この円形部6に連設した広巾部17とから成り、この広巾部17に沿って三本の棒材 16Aが相互に近接してそれぞれ平行に取り付けられている。そして、本実施例で は広巾部17に並設した棒材16Aを踏んで主に足の裏のツボを刺激するものである 。また、図4で示すように各棒材16Aは前記第1実施例と同様、裏面中央部に形 成する嵌合突部18を把持部3に形成する嵌合凹部19に嵌め入れて取付基板2に着 脱自在に取り付けられており、これら各棒材16Aが径大な各棒材16Bと交換可能 となっている。これにより、本実施例では各棒材16A又は棒材16Bのいずれかを 選択して取付基板2に並設することができ、また、図4中、一点鎖線で示すよう に曲率半径の異なる棒材16B,16Aを交互に並設させて取り付けることも可能と なる。
【0020】 以上のように本実施例の掏り具15は、微細な凹凸部8を有するサンドペーパー 4とツボを刺激する押圧凸部5とを取付基板2に取り付けることにより、前記第 1実施例と同様、肘,踵,膝などに硬い角質層を簡単、かつ容易に取り除くこと ができるとともに、取付基板2に並設する複数の棒材16Bあるいは棒材16Bを踏 むことで足の裏をツボを刺激して主に足も疲れを軽減することができる。さらに 、曲率半径の異なる棒材16B,16Bを簡単に交換でき、また、曲率半径の異なる 棒材16Bと棒材16Bを交互に組み合わせる等、種々のバリエーションが可能とな り、優れたマッサージ効果が得られる。
【0021】 図5〜図7は本考案の第3実施例を示し、前記第1、第2実施例と同一部分に は同一符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0022】 本実施例では、掏り具20の取付基板21は、手で握れるように小型のサイズに設 定され、かつ、外形形状が楕円型に成型されている。このように取付基板21を楕 円型に成型することにより、取付基板21の上下角部が湾曲状となり、この湾曲角 部22,23がツボに押し当てる押圧凸部24となる。また、取付基板21のほぼ中央部 には湾曲角部22,23をツボに押し当てる際、人差し指を挿入する指孔25が形成さ れ、この指孔25の上部に位置して取付基板21の表裏に粗さの異なるサンドペーパ ー26,27が接着されている。
【0023】 以上のように構成される本実施例では、取付基板21を楕円型に形成することに より、ツボに押し当てる押圧凸部23となる湾曲状角部22,23が形成され、前記第 1、第2実施例のように別体の半球面体9A〜9Cあるいは断面半円状の棒材16 A,16Bを成型する必要はなくなるから、垢掏り具20の構造を簡略化することが できる。また、図7に示すように、湾曲状角部22,23をツボに押し当てる際、指 孔25に人差し指を挿入することにより、湾曲状角部22,23をツボに押し当てる際 、手が滑ることなく、確実にツボを押圧することができる。しかも、取付基板21 に粗さの異なる2枚のサンドペーパー26,27を設けているから、荒研磨と仕上げ 等のように目的に応じてサンドペーパー26,27を使い分けることができ、便利で ある。
【0024】 図8〜図10は本考案の第4実施例を示し、前記各実施例と同一部分には同一 符号を付し、異なる部分についてのみ説明する。
【0025】 本実施例は掏り具30の取付基板31は、前記第3実施例と同様、手で握れるよう な小型化なサイズに設定され、かつ、全体に縦長な長方形であるが、その断面形 状を楕円状とし、取付基板31の左右両側が湾曲状縁部32,33となる。この湾曲縁 部32,33でツボに押し当てる押圧凸部34を構成する。また、本実施例では取付基 板31とサンドペーパー36にはそれぞれ面ファスナ38が設けられており、この面フ ァスナー38によって取付基板31に対してサンドペーパー36が着脱可能に取付られ ている。
【0026】 以上のように構成される本実施例では、取付基板31の断面形状を楕円型に形成 することにより、取付基板31の左右両側部に押圧凸部34となる湾曲状縁部32,33 が形成され、前記第3実施例と同様、掏り具30の構造を簡略化することができる 。また、取付基板31とサンドペーパー36とに面ファスナ38を取り付け、この面フ ァスナ38によってサンドペーパー36を必要に応じて着脱することができ、サンド ペーパー36が摩耗した場合、あるいは粗さの異なるサンドペーパー36に簡単に交 換することができる。
【0027】 以上、本考案の実施例について詳述したが、本考案は前記各実施例に限定され るものではなく、本考案の要旨の範囲内で種々の変形実施が可能である。例えば 、第1、第2実施例に示した垢擦り具1の取付基板2にも第3実施例と同様、粗 さの異なるサンドペーパーを取り付けたり、あるいは第4実施例のように面ファ スナーによってサンドペーパーを着脱自在に取り付けてもよい。また、擦り部は 必ずしもサンドペーパーに限らず微細な凹凸部を有する構造であればよく、例え ば、基板自体に微細な凹凸部を一体形成した構造であってもよい。さらに、取付 基板や凹凸部を構成する半球面体あるいは棒材の材質等は木材製に限らず合成樹 脂であってもよく、また、その形状も前記実施例に限るものではない。
【0028】
【考案の効果】
本考案の請求項1のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、取付基板に微 細な凹凸部を有する擦り部とツボを刺激するマッサージ用の押圧凸部とを設けた ものであるから、擦り部の凹凸部で肘,踵,膝等の硬い角質層を擦ることによっ てざらついた肘,踵,膝が滑らとなり、また、押圧凸部でツボを刺激することに より、押圧凸部によるマッサージも行うことができ、入浴による温浴効果と押圧 凸部による指圧効果とあいまって優れたマッサージ効果が得られる。
【0029】 本考案の請求項2のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、請求項1記載 のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、前記押圧凸部が半球面体であるか ら、取付基板に取り付けた半球面体をツボに押し当てることにより、ツボを刺激 してマッサージ効果が得られる。
【0030】 本考案の請求項3のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、請求項1記載 のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、前記押圧凸部が断面ほぼ半円状の 棒材であり、かつ、この棒材が互いに平行して前記取付基板に取り付けられてい るから、例えば取付基板に取り付けた棒材を踏んで足の裏のツボを刺激し、主に 足の疲れを軽減することができる。
【0031】 本考案の請求項4のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、請求項2記載 のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、曲率半径が異なる複数の半球面体 を設け、これら各半球面体をそれぞれ前記取付基板に着脱自在として取付基板に 取り付ける半球面体の大きさを変更可能としたものであるから、ツボに適した曲 率半径の半球面体を取付基板に取り付け、効果的なマッサージを行うことができ る。
【0032】 本考案の請求項5のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、請求項3記載 のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、曲率半径の異なる複数の棒材を有 し、これら各棒材をそれぞれ前記取付基板に着脱自在として取付基板に取り付け る棒材の大きさを変更可能とするとともに、曲率半径の異なる棒材を組み合わせ て取付基板に取り付け可能としたものであるから、取付基板に並設する複数の棒 材を踏むことで足の裏をツボを刺激して主に足も疲れを軽減することができると ともに、異なる棒材を交互に組み合わせる等、曲率半径の異なる各棒材のバリエ ーションによって効果的なマッサージを行うことができる。
【0033】 本考案の請求項6のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、請求項1記載 のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、前記取付基板の外形形状を概ね楕 円型に形成し、この取付基板の角部に湾曲状の押圧凸部を形成したものであるか ら、別体の押圧凸部を取付基板に取り付けるといった手間もかからない。また、 垢掏り具を一体形成できるので垢掏り具の構造を簡略化することができる。
【0034】 本考案の請求項7のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、請求項1記載 のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、前記取付基板の断面形状を概ね楕 円型に形成し、この取付基板の縁部に湾曲状の押圧凸部を形成したものであるか ら、取付基板の縁部に形成する湾曲状の押圧凸部でツボを刺激することから、別 体の押圧凸部を取付基板に取り付けるといった手間もかからない。また、垢掏り 具を一体形成できるので垢掏り具の構造を簡略化することができる。
【0035】 本考案の請求項8のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、請求項1〜7 のいずれか1項に記載のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、擦り部が耐 水性を備えたサンドペーパーであるから、取付基板にサンドペーパーを取り付け るだけで肘,踵,膝等の硬い角質層を擦る擦り部を取付基板に形成することがで きる。
【0036】 本考案の請求項9のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、請求項8に記 載のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、前記取付基板に粗さ異なるサン ドペーパーを取り付けたものであるから、踵,膝等の硬い角質層を擦る際、荒研 磨と仕上げ等のように目的に応じてサンドペーパーを使い分けることができる。
【0037】 本考案の請求項10のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、請求項8又 は9記載のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、前記サンドペーパーを前 記取付基板に着脱自在に取り付けたものであるから、サンドペーパーが摩耗した 場合やサンドペーパーの粗さを変える場合等において、サンドペーパーを簡単に 交換することができる。
【0038】 請求項11のマッサージ機能を備えた垢擦り具によれば、請求項1〜10のい ずれか1項に記載のマッサージ機能を備えた垢擦り具において、前記取付基板が 木材製であるから、取付基板の加工が容易である。また、木特有に香りによって 心理的にリラックスするため、マッサージ効果も高まる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す垢取り具の斜視図で
ある。
【図2】同上図1のA−A線断面図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す垢取り具の斜視図で
ある。
【図4】同上図3のB−B線断面図である。
【図5】本考案の第3実施例を示す垢取り具の正面図で
ある。
【図6】同上図5のC−C線断面図である。
【図7】同上垢取り具の斜視図である。
【図8】本考案の第4実施例を示す垢取り具の正面図で
ある。
【図9】同上図8のD−D線断面図である。
【図10】同上垢取り具の斜視図である。
【符号の説明】
1,15,20,30 垢取り具 2,21,31 取付基板 3 擦り部 4,26,27,36 サンドペーパー 5,24,34 押圧凸部 9,9A,9B 半球面体 16A,16B 棒材 22,23 湾曲角部 32,33 湾曲縁部

Claims (11)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 取付基板に微細な凹凸部を有する擦り部
    とツボを刺激するマッサージ用の押圧凸部とを設けたこ
    とを特徴とするマッサージ機能を備えた垢擦り具。
  2. 【請求項2】 前記押圧凸部が半球面体であることを特
    徴とする請求項1記載のマッサージ機能を備えた垢擦り
    具。
  3. 【請求項3】 前記押圧凸部が断面ほぼ半円状の棒材で
    あり、かつ、この棒材が互いに平行して前記取付基板に
    取り付けられていることを特徴とする請求項1記載のマ
    ッサージ機能を備えた垢擦り具。
  4. 【請求項4】 曲率半径が異なる複数の半球面体を設
    け、これら各半球面体をそれぞれ前記取付基板に着脱自
    在として取付基板に取り付ける半球面体の大きさを変更
    可能としたことを特徴とする請求項2記載の垢擦り具。
  5. 【請求項5】 曲率半径の異なる複数の棒材を設け、こ
    れら各棒材をそれぞれ前記取付基板に着脱自在として取
    付基板に取り付ける棒材の大きさを変更可能とするとと
    もに、曲率半径の異なる棒材を組み合わせて取付基板に
    取り付け可能としたことを特徴とする請求項3記載の垢
    擦り具。
  6. 【請求項6】 前記取付基板の外形形状を概ね楕円型に
    形成し、この取付基板の角部に湾曲状の押圧凸部を形成
    したことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機能を
    備えた垢擦り具。
  7. 【請求項7】 前記取付基板の断面形状を概ね楕円型に
    形成し、この取付基板の縁部に湾曲状の押圧凸部を形成
    したことを特徴とする請求項1記載のマッサージ機能を
    備えた垢擦り具。
  8. 【請求項8】 擦り部が耐水性を備えたサンドペーパー
    であることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に
    記載のマッサージ機能を備えた垢擦り具。
  9. 【請求項9】 前記取付基板に粗さが異なる複数のサン
    ドペーパーを取り付けたことを特徴とする請求項8記載
    のマッサージ機能を備えた垢擦り具。
  10. 【請求項10】 前記サンドペーパーを前記取付基板に
    着脱自在に取り付けたことを特徴とする請求項8又は9
    記載のマッサージ機能を備えた垢擦り具。
  11. 【請求項11】 前記取付基板が木材製であることを特
    徴とする請求項1〜10のいずれか1項に記載のマッサ
    ージ機能を備えた垢擦り具。
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