JPH068816Y2 - コンパクト容器 - Google Patents
コンパクト容器Info
- Publication number
- JPH068816Y2 JPH068816Y2 JP2693789U JP2693789U JPH068816Y2 JP H068816 Y2 JPH068816 Y2 JP H068816Y2 JP 2693789 U JP2693789 U JP 2693789U JP 2693789 U JP2693789 U JP 2693789U JP H068816 Y2 JPH068816 Y2 JP H068816Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container
- inner plate
- annular body
- peripheral edge
- peripheral wall
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- Packages (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
- Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、化粧用コンパクト容器に関し、特には化粧
料を収納する中皿の脱着が容易で、化粧料が破損しない
コンパクト容器に関する。
料を収納する中皿の脱着が容易で、化粧料が破損しない
コンパクト容器に関する。
(従来技術) 第5図は従来のコンパクト容器の一例を示す断面図であ
る。この図に示すように、コンパクト容器は、容器本体
10の中央凹部12に、化粧料を収納する中皿14が取り付け
られて、その容器本体10に蓋体16が開閉可能に軸支され
たものが多用されている。
る。この図に示すように、コンパクト容器は、容器本体
10の中央凹部12に、化粧料を収納する中皿14が取り付け
られて、その容器本体10に蓋体16が開閉可能に軸支され
たものが多用されている。
ところで、上記中皿14は、化粧料を使い切った後に、新
しい化粧料の収納された中皿と交換できるようにする必
要がある。
しい化粧料の収納された中皿と交換できるようにする必
要がある。
そのため、従来においては、該中皿の裏面にホットメル
ト接着剤を塗布して、そのホットメルト接着剤の冷却固
化および加熱溶融を利用することにより、該中皿を容器
内底面に脱着可能に取り付けるようにしたコンパクト容
器、あるいは、中皿の周縁と容器の凹部内周面とに係合
凸部と係合凹部を設け、その係合凹凸部により該中皿を
容器本体に脱着可能に取り付けたコンパクト容器が提案
されている。
ト接着剤を塗布して、そのホットメルト接着剤の冷却固
化および加熱溶融を利用することにより、該中皿を容器
内底面に脱着可能に取り付けるようにしたコンパクト容
器、あるいは、中皿の周縁と容器の凹部内周面とに係合
凸部と係合凹部を設け、その係合凹凸部により該中皿を
容器本体に脱着可能に取り付けたコンパクト容器が提案
されている。
しかし前者のコンパクト容器にあっては、コンパクト容
器の取り扱い時等の際に、コンパクトに加わった衝撃が
そのまま中皿に伝わり、中皿内の化粧料(通常半固形
状)が損傷する虞れがあった。また、中皿は脱着を可能
とするために容器本体の凹部内径より小とされるので、
中皿を該凹部に接着する際に中皿の位置が偏って、中皿
と容器本体凹部内周との隙間が不均一となりやすく、見
苦しい場合がある。更に、中皿交換時にホットメルト接
着剤が手に付着するなどの問題もある。
器の取り扱い時等の際に、コンパクトに加わった衝撃が
そのまま中皿に伝わり、中皿内の化粧料(通常半固形
状)が損傷する虞れがあった。また、中皿は脱着を可能
とするために容器本体の凹部内径より小とされるので、
中皿を該凹部に接着する際に中皿の位置が偏って、中皿
と容器本体凹部内周との隙間が不均一となりやすく、見
苦しい場合がある。更に、中皿交換時にホットメルト接
着剤が手に付着するなどの問題もある。
一方後者のコンパクト容器にあっては、中皿および容器
本体に係合用の凹凸を設ける必要があるため、その成形
型が複雑になる問題があり、しかも中皿と容器本体の係
合および係合解除が必ずしも容易とは言い難い問題もあ
る。
本体に係合用の凹凸を設ける必要があるため、その成形
型が複雑になる問題があり、しかも中皿と容器本体の係
合および係合解除が必ずしも容易とは言い難い問題もあ
る。
(考案が解決しようとする課題) そこでこの考案は、前記の点に鑑み、化粧料が破損しに
くく、また中皿の交換が容易でしかもその中皿外周と容
器本体の凹部内周との間隔が一定なコンパクト容器を提
供せんとするものである。
くく、また中皿の交換が容易でしかもその中皿外周と容
器本体の凹部内周との間隔が一定なコンパクト容器を提
供せんとするものである。
(課題を解決するための手段) この発明は前記目的を達成するため、底面の周縁から周
壁を起立させた容器本体の中央凹部に、化粧料が収納さ
れる中皿を着脱自在に配設し、該容器本体に蓋体を開閉
自在に取り付けたコンパクト容器において、容器本体の
周壁上端を内方へ鈎状に屈曲して内周縁を形成すると共
に、該内周縁から僅かに離れた容器中央側に中皿の周壁
を位置させ、その中皿の周壁外周に嵌着させた形状記憶
樹脂製環状体の周縁部を、容器本体の内周縁と容器本体
の底面間に嵌着したのである。
壁を起立させた容器本体の中央凹部に、化粧料が収納さ
れる中皿を着脱自在に配設し、該容器本体に蓋体を開閉
自在に取り付けたコンパクト容器において、容器本体の
周壁上端を内方へ鈎状に屈曲して内周縁を形成すると共
に、該内周縁から僅かに離れた容器中央側に中皿の周壁
を位置させ、その中皿の周壁外周に嵌着させた形状記憶
樹脂製環状体の周縁部を、容器本体の内周縁と容器本体
の底面間に嵌着したのである。
また、中皿を環状体に確実に固定するために、その中皿
底面の周縁を中皿周壁の外面よりも外側へ突出させたコ
ンパクト容器、あるいは環状体の周壁上端を内方へ鈎状
に屈曲させて内周縁を形成し、該環状体内周縁の下に中
皿の周壁上端を位置させたコンパクト容器としたのであ
る。
底面の周縁を中皿周壁の外面よりも外側へ突出させたコ
ンパクト容器、あるいは環状体の周壁上端を内方へ鈎状
に屈曲させて内周縁を形成し、該環状体内周縁の下に中
皿の周壁上端を位置させたコンパクト容器としたのであ
る。
さらに、外部の衝撃を一層中皿に伝わりにくくするため
に、その環状体の周壁下部を中皿底面と容器本体底面と
の間に潜り込ませたコンパクト容器としたのである。
に、その環状体の周壁下部を中皿底面と容器本体底面と
の間に潜り込ませたコンパクト容器としたのである。
(作用) このコンパクト容器は、容器本体と中皿との間にある形
状記憶樹脂からなる環状体により、外部の衝撃が吸収緩
和されるため、外部衝撃により中皿内の化粧料が破損し
にくい。更に、環状体の周壁下部が中皿と容器本体の内
底面間に潜り込んだコンパクト容器にあっては、より一
層外部衝撃が中皿に伝わりにくくなる。
状記憶樹脂からなる環状体により、外部の衝撃が吸収緩
和されるため、外部衝撃により中皿内の化粧料が破損し
にくい。更に、環状体の周壁下部が中皿と容器本体の内
底面間に潜り込んだコンパクト容器にあっては、より一
層外部衝撃が中皿に伝わりにくくなる。
また、容器中央凹部への中皿の固定は次のようにして行
われる。まず、形状記憶樹脂製環状体を常温で外方へ広
げて、その内径を中皿の外周縁より大にする。そして、
その環状体の周縁部を容器本体の周壁上部内縁と内底面
間に挿入した後、該環状体の周壁内に中皿を装置する。
その状態で環状体を所定温度に加熱して、該環状体を元
の形状に収縮させ、環状体周壁を中皿の外周縁に密着さ
せる。それによって該中皿が環状体を介して容器本体凹
部の中央位置に偏ることなく固定される。
われる。まず、形状記憶樹脂製環状体を常温で外方へ広
げて、その内径を中皿の外周縁より大にする。そして、
その環状体の周縁部を容器本体の周壁上部内縁と内底面
間に挿入した後、該環状体の周壁内に中皿を装置する。
その状態で環状体を所定温度に加熱して、該環状体を元
の形状に収縮させ、環状体周壁を中皿の外周縁に密着さ
せる。それによって該中皿が環状体を介して容器本体凹
部の中央位置に偏ることなく固定される。
しかも、その中皿は中皿底面の突出した外周縁により、
あるいは環状体周壁上部の屈曲した内周縁により該環状
体に確実に固定され、脱落環状体から脱落することがな
い。
あるいは環状体周壁上部の屈曲した内周縁により該環状
体に確実に固定され、脱落環状体から脱落することがな
い。
なお、該中皿を交換する場合は、中皿に大きめの力を加
えてその中皿を容器外周側へ押しやって環状体の周壁を
外方へ広げ、それにより環状体の周壁と中皿外周縁との
間に隙間を形成した後、中皿を環状体から外せばよい。
えてその中皿を容器外周側へ押しやって環状体の周壁を
外方へ広げ、それにより環状体の周壁と中皿外周縁との
間に隙間を形成した後、中皿を環状体から外せばよい。
(実施例) 以下この考案の実施例について説明する。
第1図は、この考案の一実施例に係るコンパクト容器18
の断面図である。
の断面図である。
このコンパクト容器18は、容器本体20と中皿22と環状体
24および蓋体26からなる。
24および蓋体26からなる。
容器本体20は、底面28の周縁が起立して周壁30をなし、
その周壁30の上端が鈎状に内方へ屈曲して内周縁32を構
成し、その周壁30および周壁上端の内周縁32により、中
央に凹部34が形成されている。
その周壁30の上端が鈎状に内方へ屈曲して内周縁32を構
成し、その周壁30および周壁上端の内周縁32により、中
央に凹部34が形成されている。
中皿22は、合成樹脂製からなり、底面36とその底面周縁
より所定量内側(通常1〜3mm)に立設された周壁38と
からなる。底面36は、その周縁が容器本体の内周縁32よ
りも内側となるような大きさとされる。この中皿22内に
は化粧料(図示せず)が収容される。
より所定量内側(通常1〜3mm)に立設された周壁38と
からなる。底面36は、その周縁が容器本体の内周縁32よ
りも内側となるような大きさとされる。この中皿22内に
は化粧料(図示せず)が収容される。
環状体24は、形状記憶樹脂からなり、外形が、容器本体
20の上部内周縁32と容器本体底面28との間に嵌着される
形状、また内形が、前記中皿22の外周(底面36周縁およ
び周壁38外面)形状と同じ内径あるいはそれより僅かに
小の内径として、形状記憶されたものである。環状体24
の内周下端には、前記中皿22の底面36周縁が嵌合する溝
25が形成されている。この環状体24内に前記中皿22が嵌
着され、該環状体の周縁部40が容器本体20の上部内周縁
32と容器本体底面28と間に挟着されて、該中皿22が容器
本体20の中央凹部34に偏りなく固定されている。
20の上部内周縁32と容器本体底面28との間に嵌着される
形状、また内形が、前記中皿22の外周(底面36周縁およ
び周壁38外面)形状と同じ内径あるいはそれより僅かに
小の内径として、形状記憶されたものである。環状体24
の内周下端には、前記中皿22の底面36周縁が嵌合する溝
25が形成されている。この環状体24内に前記中皿22が嵌
着され、該環状体の周縁部40が容器本体20の上部内周縁
32と容器本体底面28と間に挟着されて、該中皿22が容器
本体20の中央凹部34に偏りなく固定されている。
なお、環状体24を構成する形状記憶樹脂としては、ガラ
ス転移点が60℃付近に設定されたもの、例えば、アスマ
ー(旭化成工業(株)製)が好適である。所定形状に加
硫成形された形状記憶樹脂は、ガラス転移点以上の温度
では容易に変形させることができ、その変形を維持した
ままガラス転移点以下に冷却すると結晶し、応力を解放
してもその形状を維持し、再びガラス転移点以上の温度
にすることにより、結晶部分が非結晶化して加硫成形時
点の形状に復元する性質を有する。
ス転移点が60℃付近に設定されたもの、例えば、アスマ
ー(旭化成工業(株)製)が好適である。所定形状に加
硫成形された形状記憶樹脂は、ガラス転移点以上の温度
では容易に変形させることができ、その変形を維持した
ままガラス転移点以下に冷却すると結晶し、応力を解放
してもその形状を維持し、再びガラス転移点以上の温度
にすることにより、結晶部分が非結晶化して加硫成形時
点の形状に復元する性質を有する。
蓋体26は、容器の開閉が可能なように、容器本体20の一
端に軸支されている。なお、蓋体26内面には鏡42が固定
されている。
端に軸支されている。なお、蓋体26内面には鏡42が固定
されている。
第2図は前記中皿22および環状体24を容器本体凹部34に
固定する際の容器18の断面図であり、その固定は次のよ
うにして行われる。まず、前記環状体24をガラス転移点
温度以上に加温して、その環状体24に外方向への力を加
えて環状体24の内径を中皿22の外周径よりも拡大し、該
環状体24の周縁部40を容器本体20の内周縁32と底面28間
に挿入する。次に、その環状体24内に中皿22を装置す
る。この時、中皿22外周と環状体24内周壁との間には隙
間27があり、前記中皿24の装置は容易にできる。
固定する際の容器18の断面図であり、その固定は次のよ
うにして行われる。まず、前記環状体24をガラス転移点
温度以上に加温して、その環状体24に外方向への力を加
えて環状体24の内径を中皿22の外周径よりも拡大し、該
環状体24の周縁部40を容器本体20の内周縁32と底面28間
に挿入する。次に、その環状体24内に中皿22を装置す
る。この時、中皿22外周と環状体24内周壁との間には隙
間27があり、前記中皿24の装置は容易にできる。
その後、容器本体20、環状体24および中皿22を加熱し
て、該環状体24をガラス転位温度以上の温度とする。こ
れにより、環状体24が再び元の形状に収縮し環状体24の
周壁内面が中皿22外周に密着し、第1図のように該環状
体24に中皿22が嵌着されるとともに、環状体24の周縁部
40が容器本体20の内周縁32と底面28間に挟着されて、中
皿22が容器本体20内に固定される。
て、該環状体24をガラス転位温度以上の温度とする。こ
れにより、環状体24が再び元の形状に収縮し環状体24の
周壁内面が中皿22外周に密着し、第1図のように該環状
体24に中皿22が嵌着されるとともに、環状体24の周縁部
40が容器本体20の内周縁32と底面28間に挟着されて、中
皿22が容器本体20内に固定される。
また、中皿22を取り替える際は前記と同様にして環状体
24の径を大にして、中皿を取り替え、その後再び環状体
を加熱して元の形状に復元させればよい。
24の径を大にして、中皿を取り替え、その後再び環状体
を加熱して元の形状に復元させればよい。
第3図および第4図は、この考案に係るコンパクト容器
の他の実施例について、その一部分を示す断面図であ
る。
の他の実施例について、その一部分を示す断面図であ
る。
第3図に示したコンパクト容器は、中皿44を中皿底面46
の周縁47が中皿周壁48より外方へ突出してないものと
し、また環状体50を、環状体周壁52の上端が内方へ屈曲
して内周縁54をなし、その環状体の内周縁54が中皿周壁
48上端49上に位置するようにしたものである。このコン
パクト容器は、環状体の内周縁54が中皿周壁48上に位置
するため、中皿44がより確実に環状体50およびコンパク
ト容器本体51に固定される利点があり、また、中皿44の
底面46が周壁48よりも外方へ突出してないため、金属製
のものとできる利点がある。
の周縁47が中皿周壁48より外方へ突出してないものと
し、また環状体50を、環状体周壁52の上端が内方へ屈曲
して内周縁54をなし、その環状体の内周縁54が中皿周壁
48上端49上に位置するようにしたものである。このコン
パクト容器は、環状体の内周縁54が中皿周壁48上に位置
するため、中皿44がより確実に環状体50およびコンパク
ト容器本体51に固定される利点があり、また、中皿44の
底面46が周壁48よりも外方へ突出してないため、金属製
のものとできる利点がある。
第4図に示したコンパクト容器は、環状体56の周壁58下
端が内方へ屈曲して中皿60の底面61と容器本体62の底面
64間に位置するようにしたものである。このコンパクト
容器は、前記中皿底面61と容器本体底面64間に位置する
環状体56の一部により、衝撃吸収性が一層向上するた
め、中皿60内の化粧料(図示せず)が破損する虞れのな
いものである。
端が内方へ屈曲して中皿60の底面61と容器本体62の底面
64間に位置するようにしたものである。このコンパクト
容器は、前記中皿底面61と容器本体底面64間に位置する
環状体56の一部により、衝撃吸収性が一層向上するた
め、中皿60内の化粧料(図示せず)が破損する虞れのな
いものである。
なお、第3図および第4図に示したコンパクト容器も、
第1図および第2図に示したコンパクト容器と同様にし
て、中皿の脱着がなされる。
第1図および第2図に示したコンパクト容器と同様にし
て、中皿の脱着がなされる。
(効果) この考案は、前記のようにしてコンパクト容器を構成し
たため、次の効果を奏する。すなわち、コンパクト容器
に加わる衝撃が環状体により緩和され、中皿内の化粧料
が破損する虞れがない。また、環状体が復元収縮して中
皿を環状体内に固定するため、該中皿を一定の位置に固
定することができ、しかも、中皿の脱着を容易に行うこ
とができ、その際手を接着剤によって汚すこともない。
たため、次の効果を奏する。すなわち、コンパクト容器
に加わる衝撃が環状体により緩和され、中皿内の化粧料
が破損する虞れがない。また、環状体が復元収縮して中
皿を環状体内に固定するため、該中皿を一定の位置に固
定することができ、しかも、中皿の脱着を容易に行うこ
とができ、その際手を接着剤によって汚すこともない。
さらに、容器本体および中皿に係合凹凸を設ける必要が
ないため、成形型の構造が簡単になる効果もある。
ないため、成形型の構造が簡単になる効果もある。
第1図はこの考案の一実施例に係るコンパクト容器の断
面図、第2図は第1図に示したコンパクト容器における
中皿取り付け時を示す断面図、第3図および第4図はこ
の考案の他の実施例に係るコンパクト容器の部分断面図
である。また、第5図は従来のコンパクト容器の断面図
である。 20,62:容器本体、22,44,60:中皿、 24,50,56:環状体、26:蓋体、 28,64:容器本体底面、34:凹部、 36:中皿底面、40:環状体周縁部、 52,58:環状体周壁、54:環状体内周縁
面図、第2図は第1図に示したコンパクト容器における
中皿取り付け時を示す断面図、第3図および第4図はこ
の考案の他の実施例に係るコンパクト容器の部分断面図
である。また、第5図は従来のコンパクト容器の断面図
である。 20,62:容器本体、22,44,60:中皿、 24,50,56:環状体、26:蓋体、 28,64:容器本体底面、34:凹部、 36:中皿底面、40:環状体周縁部、 52,58:環状体周壁、54:環状体内周縁
Claims (4)
- 【請求項1】底面の周縁から周壁を起立させた容器本体
の中央凹部に、化粧料が収納される中皿を着脱自在に配
設し、該容器本体に蓋体を開閉自在に取り付けたコンパ
クト容器において、容器本体の周壁上端を内方へ鈎状に
屈曲して内周縁を形成すると共に、該内周縁から僅かに
離れた容器中央側に中皿の周壁を位置させ、その中皿の
周壁外周に嵌着させた形状記憶樹脂製環状体の周縁部
を、容器本体の内周縁と容器本体の底面間に嵌着したこ
とを特徴とするコンパクト容器。 - 【請求項2】請求項1において、中皿底面の周縁がその
中皿周壁の外面よりも外側へ突出しているコンパクト容
器。 - 【請求項3】請求項1において、環状体の周壁上端が内
方へ鈎状に屈曲して内周縁を形成し、該環状体の内周縁
の下に中皿の周壁上端を位置させたコンパクト容器。 - 【請求項4】請求項1ないし請求項3のいずれかに記載
されたコンパクト容器において、環状体の周壁下部が内
方へ屈曲して中皿底面と容器本体底面との間に潜り込ん
だコンパクト容器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2693789U JPH068816Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | コンパクト容器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2693789U JPH068816Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | コンパクト容器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02119104U JPH02119104U (ja) | 1990-09-26 |
JPH068816Y2 true JPH068816Y2 (ja) | 1994-03-09 |
Family
ID=31249008
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2693789U Expired - Lifetime JPH068816Y2 (ja) | 1989-03-09 | 1989-03-09 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH068816Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4690673B2 (ja) * | 2004-07-27 | 2011-06-01 | 紀伊産業株式会社 | 化粧料容器 |
US20130193147A1 (en) | 2012-01-30 | 2013-08-01 | Herve F. Bouix | Compact Case With Cake Retention Pan |
JP7190954B2 (ja) * | 2019-03-29 | 2022-12-16 | 株式会社吉野工業所 | コンパクト容器 |
-
1989
- 1989-03-09 JP JP2693789U patent/JPH068816Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02119104U (ja) | 1990-09-26 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |