JPH0510732Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0510732Y2 JPH0510732Y2 JP1987119198U JP11919887U JPH0510732Y2 JP H0510732 Y2 JPH0510732 Y2 JP H0510732Y2 JP 1987119198 U JP1987119198 U JP 1987119198U JP 11919887 U JP11919887 U JP 11919887U JP H0510732 Y2 JPH0510732 Y2 JP H0510732Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- container body
- container
- cosmetic
- cushion material
- cosmetics
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 239000002537 cosmetic Substances 0.000 claims description 39
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 24
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 8
- 229920001971 elastomer Polymers 0.000 claims description 4
- 239000005060 rubber Substances 0.000 claims description 4
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 3
- 230000035939 shock Effects 0.000 description 3
- 230000002238 attenuated effect Effects 0.000 description 2
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- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
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- Closures For Containers (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
《産業上の利用分野》
本考案は容器本体内に化粧料を充填した化粧皿
を収容し、この容器本体に蓋体を開閉自在に被着
してなる化粧料容器に関するもので、より具体的
にはレフイル用の化粧皿を収納するに適した化粧
料容器に関するものである。
を収容し、この容器本体に蓋体を開閉自在に被着
してなる化粧料容器に関するもので、より具体的
にはレフイル用の化粧皿を収納するに適した化粧
料容器に関するものである。
《従来の技術》
従来のレフイル用の化粧皿を収納してなる化粧
料容器では容器本体内に化粧皿を密着嵌合し、内
部の化粧料を外部の衝撃から保護するための特別
の工夫がなされていない。これは、化粧皿が比較
的短期間のうちに容器本体から取り出されて他の
コンパクト容器に移し替えられるため、化粧料保
護の必要性が少なかつたためと考えられる。
料容器では容器本体内に化粧皿を密着嵌合し、内
部の化粧料を外部の衝撃から保護するための特別
の工夫がなされていない。これは、化粧皿が比較
的短期間のうちに容器本体から取り出されて他の
コンパクト容器に移し替えられるため、化粧料保
護の必要性が少なかつたためと考えられる。
ところが、最近多種多様の化粧料が開発され、
外部からの小さな衝撃によつてもひび割れを発生
することが多くなり、化粧料の外部衝撃によるひ
び割れを防止することのできる化粧料容器を低コ
ストで提供することが望まれている。
外部からの小さな衝撃によつてもひび割れを発生
することが多くなり、化粧料の外部衝撃によるひ
び割れを防止することのできる化粧料容器を低コ
ストで提供することが望まれている。
そこで、化粧料の外部衝撃によるひび割れを防
止し得るものとして、例えば実開昭58−167607号
公報に『固型化粧料用中皿保持体』の提案がなさ
れている。すなわち、当該提案のものは、化粧料
容器の化粧皿保持部を形成する合成樹脂の縦壁
に、内方に一体的に突出形成されて弾性を付与さ
れた薄片板状の衝撃吸収部を設け、この衝撃吸収
部を化粧皿の外周に当接させて当該化粧皿を弾性
保持するようにしている。
止し得るものとして、例えば実開昭58−167607号
公報に『固型化粧料用中皿保持体』の提案がなさ
れている。すなわち、当該提案のものは、化粧料
容器の化粧皿保持部を形成する合成樹脂の縦壁
に、内方に一体的に突出形成されて弾性を付与さ
れた薄片板状の衝撃吸収部を設け、この衝撃吸収
部を化粧皿の外周に当接させて当該化粧皿を弾性
保持するようにしている。
《考案が解決しようとする問題点》
しかしながら、上記提案のものでは、衝撃吸収
部には素材として比較的剛性の高い合成樹脂が使
用され、これを薄片板状に形成することによつて
弾性を付与するようにしているので、その衝撃吸
収性は未だ不十分で改善の余地があつた。また、
形状が複雑になることから、成型金型の開発費用
が嵩みコスト高になるといつた問題もあつた。
部には素材として比較的剛性の高い合成樹脂が使
用され、これを薄片板状に形成することによつて
弾性を付与するようにしているので、その衝撃吸
収性は未だ不十分で改善の余地があつた。また、
形状が複雑になることから、成型金型の開発費用
が嵩みコスト高になるといつた問題もあつた。
本考案は上記のような事情に鑑みてなされたも
ので、その目的は極めて構造簡単にして低コスト
で内部の化粧料を外部からの衝撃に対して有効に
保護することのできる化粧料容器を提供すること
にある。
ので、その目的は極めて構造簡単にして低コスト
で内部の化粧料を外部からの衝撃に対して有効に
保護することのできる化粧料容器を提供すること
にある。
《問題点を解決するための手段》
上記の目的を達成するため、本考案では、容器
本体内に化粧料を充填した化粧皿を収容し、該容
器本体に蓋体を開閉自在に被着してなる化粧料容
器において、該容器本体の周縁部にゴム系素材の
軟質クツシヨン材を配設するとともに、該クツシ
ヨン材にその一部が該容器本体を貫通して内方に
突出する複数の弾性突片を形成し、該容器本体内
に収容した該化粧皿の外周部を該クツシヨン材の
該弾性突片にて保持することを特徴とする。
本体内に化粧料を充填した化粧皿を収容し、該容
器本体に蓋体を開閉自在に被着してなる化粧料容
器において、該容器本体の周縁部にゴム系素材の
軟質クツシヨン材を配設するとともに、該クツシ
ヨン材にその一部が該容器本体を貫通して内方に
突出する複数の弾性突片を形成し、該容器本体内
に収容した該化粧皿の外周部を該クツシヨン材の
該弾性突片にて保持することを特徴とする。
《作用》
上記構成の本考案に係わる化粧料容器では、携
帯時などに容器全体に加わる振動は、ゴム系素材
でなる弾性突片に吸収されて化粧皿に伝わるので
衝撃力は十分に減衰され、もつて化粧料にひび割
れ等が生じることが可及的に防止される。また、
化粧料容器を誤つて落下させて局部的に衝撃力を
加えてしまつたような場合には、その衝撃力は容
器本体周縁部のクツシヨン材で緩衝されると供に
容器本体に分散されて、化粧皿には弾性突片を介
してその衝撃力のごく一部が伝わるだけとなり、
化粧料の可及的な保護を図り得る。
帯時などに容器全体に加わる振動は、ゴム系素材
でなる弾性突片に吸収されて化粧皿に伝わるので
衝撃力は十分に減衰され、もつて化粧料にひび割
れ等が生じることが可及的に防止される。また、
化粧料容器を誤つて落下させて局部的に衝撃力を
加えてしまつたような場合には、その衝撃力は容
器本体周縁部のクツシヨン材で緩衝されると供に
容器本体に分散されて、化粧皿には弾性突片を介
してその衝撃力のごく一部が伝わるだけとなり、
化粧料の可及的な保護を図り得る。
《実施例》
以下に本考案の好適な実施例について添附図面
を参照にして説明する。
を参照にして説明する。
第１図において、１は平面円形の容器本体を示
し、この容器本体１は肉厚な上方周壁部２と肉薄
な下方周壁部３と底板４とからなり、これらは比
較的硬質な樹脂から成形されている。この容器本
体１の肉薄な下方周壁部３の外周には軟質な樹脂
または合成ゴム等からなる弾性クツシヨン材５が
環状に配設され、このクツシヨン材５の外周面は
上方周壁部２と上下に面一に連続している。クツ
シヨン材５の内周部には容器本体の肉薄な下方周
壁部３を所定間隔毎に貫通して内方に突出する数
個の弾性突片６が一体的に形成されている。尚、
この容器本体１と弾性クツシヨン材５との組付け
構造体は両者を金型内で成形する時に二重成形す
ることによつて一体的に成形される。
し、この容器本体１は肉厚な上方周壁部２と肉薄
な下方周壁部３と底板４とからなり、これらは比
較的硬質な樹脂から成形されている。この容器本
体１の肉薄な下方周壁部３の外周には軟質な樹脂
または合成ゴム等からなる弾性クツシヨン材５が
環状に配設され、このクツシヨン材５の外周面は
上方周壁部２と上下に面一に連続している。クツ
シヨン材５の内周部には容器本体の肉薄な下方周
壁部３を所定間隔毎に貫通して内方に突出する数
個の弾性突片６が一体的に形成されている。尚、
この容器本体１と弾性クツシヨン材５との組付け
構造体は両者を金型内で成形する時に二重成形す
ることによつて一体的に成形される。
容器本体１及びクツシヨン材５の前端部には凹
状切欠部７が形成され、この切欠部７における容
器本体側の奥面には第１の係合突起８が突設され
ている。また、容器本体１の後端部には、蝶番片
９を介して蓋体１０が取付けられ、これらの容器
本体１と蝶番片９と蓋体１０とは一体的に形成さ
れている。
状切欠部７が形成され、この切欠部７における容
器本体側の奥面には第１の係合突起８が突設され
ている。また、容器本体１の後端部には、蝶番片
９を介して蓋体１０が取付けられ、これらの容器
本体１と蝶番片９と蓋体１０とは一体的に形成さ
れている。
蓋体１０の前端部には爪片１１が垂設され、爪
片１１の内面には第２の係合突起１２が一体成形
されており、蓋体１０を閉じると、その爪片１１
が容器本体１の凹状切欠部７内に入り、第１の係
合突起８と第２の係合突起１２とが係止して容器
本体１は蓋体１０にて閉止される。
片１１の内面には第２の係合突起１２が一体成形
されており、蓋体１０を閉じると、その爪片１１
が容器本体１の凹状切欠部７内に入り、第１の係
合突起８と第２の係合突起１２とが係止して容器
本体１は蓋体１０にて閉止される。
容器本体１内には、第１図に示すように、化粧
料１３を充填した金皿等の化粧皿１４が収容さ
れ、化粧皿１４の外周面は容器本体１の下方周壁
部３を貫通して内方に突出するクツシヨン材５の
弾性突片６に圧着して弾性的に保持される。尚、
好ましくは、化粧皿１４の外底面と容器本体１の
内底面との間に接着剤１５を設けることである。
料１３を充填した金皿等の化粧皿１４が収容さ
れ、化粧皿１４の外周面は容器本体１の下方周壁
部３を貫通して内方に突出するクツシヨン材５の
弾性突片６に圧着して弾性的に保持される。尚、
好ましくは、化粧皿１４の外底面と容器本体１の
内底面との間に接着剤１５を設けることである。
この実施例では化粧皿１４としてはレフイル用
の化粧皿を用いることで、この化粧皿１４を容器
本体から取出し自在とするため容器本体１の底部
には小透孔１６が穿設され、ピン等を容器本体１
の外部から差し込むことによつてこの化粧皿１４
を上方に突き上げることを可能にしている。
の化粧皿を用いることで、この化粧皿１４を容器
本体から取出し自在とするため容器本体１の底部
には小透孔１６が穿設され、ピン等を容器本体１
の外部から差し込むことによつてこの化粧皿１４
を上方に突き上げることを可能にしている。
従つて、上述のようにしてなる化粧料容器で
は、携帯時などに全体に加わる振動は、ゴム系素
材でなる弾性クツシヨン材５の弾性突片６に吸収
されて内部に収容した化粧皿１４に伝わるのでそ
の衝撃力は十分に減衰され、もつて化粧料１３に
ひび割れ等が生じることが可及的に防止される。
また、化粧料容器を誤つて落下させて局部的に衝
撃力を加えてしまつたような場合には、その衝撃
力は容器本体１の周縁部に配設したクツシヨン材
５で緩衝されると供に容器本体１に分散され、化
粧皿１４には弾性突片６を介してその衝撃力のご
く一部が伝わるだけとなり、化粧料１３の可及的
な保護を図り得る。
は、携帯時などに全体に加わる振動は、ゴム系素
材でなる弾性クツシヨン材５の弾性突片６に吸収
されて内部に収容した化粧皿１４に伝わるのでそ
の衝撃力は十分に減衰され、もつて化粧料１３に
ひび割れ等が生じることが可及的に防止される。
また、化粧料容器を誤つて落下させて局部的に衝
撃力を加えてしまつたような場合には、その衝撃
力は容器本体１の周縁部に配設したクツシヨン材
５で緩衝されると供に容器本体１に分散され、化
粧皿１４には弾性突片６を介してその衝撃力のご
く一部が伝わるだけとなり、化粧料１３の可及的
な保護を図り得る。
尚、本考案は上記実施例以外に種々の変更が可
能であつて、例えば容器本体１の内方に突出する
クツシヨン材５の弾性突片６を帯状としたり或い
は容器本体１の略全周に亘つて設けることができ
る。
能であつて、例えば容器本体１の内方に突出する
クツシヨン材５の弾性突片６を帯状としたり或い
は容器本体１の略全周に亘つて設けることができ
る。
更にまた、上記実施例では容器本体１に対して
蓋体１０が蝶番片９によつて開閉自在に取付けら
れているが、蝶番片を除去し、容器本体に対して
蓋体１０を螺着するようにした化粧料容器に本考
案を適用できることは言うまでもない。
蓋体１０が蝶番片９によつて開閉自在に取付けら
れているが、蝶番片を除去し、容器本体に対して
蓋体１０を螺着するようにした化粧料容器に本考
案を適用できることは言うまでもない。
《効果》
以上のように、本考案に係る化粧料容器は構造
簡単にして安価に製造することができ、しかも化
粧皿を外部の衝撃に対して有効に保護することが
できるから、特にレフイル用化粧皿の容器として
好適なものとなる。
簡単にして安価に製造することができ、しかも化
粧皿を外部の衝撃に対して有効に保護することが
できるから、特にレフイル用化粧皿の容器として
好適なものとなる。
図は本考案の好適な実施例に係る化粧料容器を
示し、第１図は化粧皿を分離して示す分解斜視
図、第２図は蓋体を開放した状態における前後方
向縦断面図、第３図は第２図の状態から蓋体を閉
じた状態における縦断面図、第４図は第１図にお
いて化粧皿を組立てた後に蓋体を閉じた状態にお
ける左右方向縦断面図である。 １……容器本体、５……クツシヨン材、６……
弾性突片、１０……蓋体、１３……化粧料、１４
……化粧皿。
示し、第１図は化粧皿を分離して示す分解斜視
図、第２図は蓋体を開放した状態における前後方
向縦断面図、第３図は第２図の状態から蓋体を閉
じた状態における縦断面図、第４図は第１図にお
いて化粧皿を組立てた後に蓋体を閉じた状態にお
ける左右方向縦断面図である。 １……容器本体、５……クツシヨン材、６……
弾性突片、１０……蓋体、１３……化粧料、１４
……化粧皿。
Claims (1)
- 容器本体内に化粧料を充填した化粧皿を収容
し、該容器本体に蓋体を開閉自在に被着してなる
化粧料容器において、該容器本体の周縁部にゴム
系素材の軟質クツシヨン材を配設するとともに、
該クツシヨン材にその一部が該容器本体を貫通し
て内方に突出する弾性突片を複数個所に形成し、
該容器本体内に収容した該化粧皿の外周部を該ク
ツシヨン材の該弾性突片にて保持してなることを
特徴とする化粧料容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987119198U JPH0510732Y2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1987119198U JPH0510732Y2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6425010U JPS6425010U (ja) | 1989-02-10 |
| JPH0510732Y2 true JPH0510732Y2 (ja) | 1993-03-16 |
Family
ID=31364221
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1987119198U Expired - Lifetime JPH0510732Y2 (ja) | 1987-08-05 | 1987-08-05 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0510732Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0725132Y2 (ja) * | 1989-08-04 | 1995-06-07 | 株式会社資生堂 | 中皿を交換自在なコンパクト容器 |
| JPH0725133Y2 (ja) * | 1989-09-05 | 1995-06-07 | 株式会社資生堂 | 中皿を交換自在としたコンパクト容器 |
| JP2536720Y2 (ja) * | 1990-07-17 | 1997-05-28 | 株式会社コーセー | 化粧用コンパクト容器 |
| JP4536414B2 (ja) * | 2004-04-22 | 2010-09-01 | 株式会社吉野工業所 | 化粧料容器 |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS58167607U (ja) * | 1982-04-30 | 1983-11-08 | 株式会社小林コ−セ− | 固型化粧料用中皿保持体 |
-
1987
- 1987-08-05 JP JP1987119198U patent/JPH0510732Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6425010U (ja) | 1989-02-10 |
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