JP2536720Y2 - 化粧用コンパクト容器 - Google Patents

化粧用コンパクト容器

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JP2536720Y2
JP2536720Y2 JP1990075893U JP7589390U JP2536720Y2 JP 2536720 Y2 JP2536720 Y2 JP 2536720Y2 JP 1990075893 U JP1990075893 U JP 1990075893U JP 7589390 U JP7589390 U JP 7589390U JP 2536720 Y2 JP2536720 Y2 JP 2536720Y2
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JP
Japan
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bottom plate
plate
container body
shock absorber
container
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JP1990075893U
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JPH0436911U (ja
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和夫 鈴木
一男 鈴木
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Kose Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
Original Assignee
Kose Corp
Yoshino Kogyosho Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はコンパクトを床等に落下させた時、衝撃を緩
和して化粧料の損傷を防止する化粧用コンパクト容器に
関する。
〔従来の技術〕
従来、化粧用コンパクトを床等に落下させた時衝撃に
よる化粧料の損傷を防止する方法としては、容器の底板
と中皿の間に緩衝材シートを設けて衝撃を吸収させる方
法や容器の底板に弾性のあるスプリングを設けて衝撃を
吸収させる方法がある。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、最近は化粧用コンパクト容器が、体裁
や携帯性を重視して薄形に形成されるものが多くなり、
おのずと中皿に収容される固形化粧料も薄く形成される
ようになった為、前記した如く、緩衝材シート、もしく
は弾性のあるスプリングを単に設けるだけでは充分な効
果が得られないという問題点があった。
本考案は前記した従来の問題点を鑑みることによりな
されたものであり、衝撃吸収力に優れコンパクトを床等
に落下した時、衝撃による化粧料の損傷を防止すること
ができる化粧用コンパクト容器を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
本考案は、底板2に側壁3を立設して形成された容器
本体1と、この容器本体1の後端部に枢着され、前記容
器本体1の開放上面部を開閉する蓋体35と、底板状部11
の周囲に側壁状部12を立設して構成され、前記容器本体
1内の前記底板2上に配置された低硬度の粘弾性体から
なる衝撃吸収体10と、前記衝撃吸収体10の前記底板状部
11上面に配置され、前記容器本体1の前記底板2と協働
して前記衝撃吸収体10を挟み込む押え板20と、前記押え
板20に形成された複数の小孔24と、前記衝撃吸収体10に
一体的に形成され、前記押え板20の前記小孔24から突出
する突出部13とを備え、前記小孔24を介して前記押え板
20上方に突出する前記突出部13により前記容器本体1内
に配置される化粧料収容用の中皿30を支持することを特
徴とする化粧用コンパクト容器である。
〔作用〕
本考案では、押え板20と容器本体1とで衝撃吸収体10
を挟んだ構造により、化粧用コンパクト容器が床等に落
下して衝撃が加えられた際、容器本体1に加えられた衝
撃力は減衰され、衝撃吸収体10によって吸収される。
また、中皿30は突出部13により宙に浮かせて支持され
るため、周囲から衝撃が伝わらず、突出部13からのみわ
ずかな衝撃力が伝わるにすぎない。
また、突出部13は中皿30の重みや落下の際に加わる荷
重で縦方向に押圧され、横方向に変形しようとするが、
突出部13は押え板20の小孔24内に嵌合しているので、こ
の小孔壁部で突出部13の変形が抑えられ、中皿30の支持
が確実になされる。
以上の結果、衝撃力を充分吸収でき、床等に落下した
時の衝撃力による化粧料の損傷を防止することができ
る。
〔実施例〕
以下、本考案による化粧用コンパクト容器の一実施例
について図面を参照して詳細に説明する。
本考案の一実施例を示す第1図〜第3図において、容
器本体1と蓋体35を各後縁部で枢着して化粧用コンパク
ト容器が形成されている。
この容器本体1は、合成樹脂製で底板2に側壁3を立
設して形成してある。その内部には低硬度の粘弾性体で
形成した衝撃吸収体10が嵌入してある。
この衝撃吸収体10は容器本体1の底板2上に敷き詰め
られた底板状部11に、容器本体1の側壁3の内側に沿う
側壁状部12を立設して形成されている。衝撃吸収体10の
材質は具体的には、硬度がJIS A で63〜67にあるシリコ
ーンゲルで形成された二液型RTVゴムKE1052(A・B)
(信越化学工業株式会社製)などが挙げられる。
この衝撃吸収体10の内側に、押え板20を嵌入し、押え
板20は底板状部11上に敷き詰められる底部21に前記側壁
状部12の内側に沿う側壁部22を立設してある。
この側壁部22の上部にはフランジ23を設けてあり、底
部21と側壁部22には16個の小孔24を設けてある。そし
て、この小孔24より衝撃吸収体10の一部を突出させて突
出部13とし、押え板20内に化粧料収容用の中皿30を嵌入
した際、突出部13が中皿30を支持する。
さらに、前記シリコーンゲルで形成された衝撃吸収体
10は、底板状部11に側壁状部12を立設し、この底板状部
11と側壁状部12の内側に、突出部13を突設させたものを
直接成形して前記のように使用してよいが、この衝撃吸
収体10は、前記直接成形した衝撃吸収体10と同様の形状
に形成した袋内に、前記シリコーンゲルを充填して形成
し、袋にに収容した状態で使用してもよい。また、前記
袋と同様に形成した網袋内に、前記シリコーンゲルを充
填して形成し、網袋に収容した状態で使用してもよい。
また、前記実施例以外の衝撃吸収体10は、JIS A 5758
測定値 引張強度 0.133〜0.5775kg/cm2、伸び71.25〜
241.5%、1分後の応急緩和率2.565〜11.655%、2分後
の応急緩和率3.23〜13.23%のシリコーンゲルがあり、
具体的には、アルファゲル、ベータゲル、ガンマゲル
((株)ニッケーコー製)が挙げられる。
〔考案の効果〕
以上説明したように、本考案では前記構成としたこと
で、落下などにより容器本体1に加えられた衝撃力が減
衰され、衝撃吸収体10によって吸収され、また、中皿30
が突出部13により宙に浮かせて支持されてたことで周囲
から衝撃が中皿30に伝わらず、しかも、突出部13が押え
板20の小孔壁部で保形され中皿30の支持が確実になされ
るので、従来の容器より中皿30に伝わる衝撃力がより緩
和され化粧料の損傷を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第3図は本考案の一実施例を示すものであ
り、第1図は断面図、第2図はその要部の分解断面図、
第3図はその要部の平面図である。 1……容器本体、2……底板、3……側壁、10……衝撃
吸収体、13……突出部、20……押え板、24……小孔、30
……中皿、35……蓋体。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】底板2に側壁3を立設して形成された容器
    本体1と、この容器本体1の後端部に枢着され、前記容
    器本体1の開放上面部を開閉する蓋体35と、底板状部11
    の周囲に側壁状部12を立設して構成され、前記容器本体
    1内の前記底板2上に配置された低硬度の粘弾性体から
    なる衝撃吸収体10と、前記衝撃吸収体10の前記底板状部
    11上面に配置され、前記容器本体1の前記底板2と協働
    して前記衝撃吸収体10を挟み込む押え板20と、前記押え
    板20に形成された複数の小孔24と、前記衝撃吸収体10に
    一体的に形成され、前記押え板20の前記小孔24から突出
    する突出部13とを備え、前記小孔24を介して前記押え板
    20上方に突出する前記突出部13により前記容器本体1内
    に配置される化粧料収容用の中皿30を支持することを特
    徴とする化粧用コンパクト容器。
JP1990075893U 1990-07-17 1990-07-17 化粧用コンパクト容器 Expired - Lifetime JP2536720Y2 (ja)

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