JP6302737B2 - コンパクト容器 - Google Patents
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Description
このようなコンパクト容器では、衝撃緩衝部材が容器本体から中皿に伝達する衝撃を分散させることによって、中皿内に収容されている内容物が中皿から飛び出したり飛散したりすることが抑制されると考えられる。
本発明に係るコンパクト容器は、内容物が収容される中皿と、前記中皿が収容される容器本体と、前記中皿の周壁部及び底部を取り囲む箱型とされ、前記容器本体内で前記中皿を支持する支持体と、前記容器本体内に保持されるとともに、前記支持体の周壁部及び底部を取り囲む箱型とされた囲繞体と、前記支持体と前記囲繞体とを連結する弾性変形可能な連結部と、前記支持体と前記囲繞体と前記連結部との間に画成された内部空間に配設された衝撃吸収材と、を備えていることを特徴としている。
しかも、支持体と囲繞体との間に衝撃吸収材が配設されているため、囲繞体に伝達された衝撃力が、衝撃吸収材によって吸収され、支持体に伝達される前に効率的に緩和されることになる。
その結果、中皿に収容される内容物の割れや飛散を抑制できる。
この構成によれば、囲繞体が弾性変形可能な係止部によって容器本体に係止されるため、容器本体に加えられる衝撃力により係止部が弾性変形することで、中皿が支持体とともに弾性変位することになる。これによっても、容器本体を介して中皿に伝達される衝撃力を緩和できる。
図1〜図3に示すように、本実施形態のコンパクト容器1は、例えば化粧料等の内容物を収容する携帯用の蓋付き容器であり、平面視矩形状の扁平容器である。このコンパクト容器1は、内容物が収容された中皿F及び塗布具Pをそれぞれ収容する容器本体2と、容器本体2にヒンジ部4を介して連結された開閉可能な蓋体3(図2参照)と、を備えている。また、コンパクト容器1のうち、ヒンジ部4の反対側の縁部に、蓋体3の容器本体2に対する閉状態を維持する係合部5が設けられている。
図1、図4に示すように、前壁部22aにおいて、左右方向の中間部には、下方に向けて窪む凹状の切欠部24(図1参照)が形成されている。
図1、図2に示すように、側壁部22c,22dのうち、左右方向の一方側に位置する側壁部22cの上端縁には、左右方向の他方側に向けて突出する庇部20が形成されている。
天壁部33は、容器本体2の底壁部21と同様に左右方向を長手方向とする平面視矩形状とされ、閉状態において底壁部21に上下方向で対向している。図2、図4に示すように、天壁部33のうち、第2収容凹部27に上下方向で対向する部分には、上方に向けて曲面状に窪む凹部31が形成されている。また、天壁部33の下面には、その全体に亘って鏡部36が配設されている。
ヒンジ軸壁部41は、容器本体2の後壁部22bに形成されたヒンジ凹部43内に収容されている。
軸部42は、左右方向に沿って延びるとともに、ヒンジ凹部43における左右方向の内側端部と、ヒンジ軸壁部41における左右方向の外側端部と、をそれぞれ連結している。これにより、容器本体2に対して蓋体3が回動可能に支持されている。
そして、ガイド壁部54の上端部には、第1爪部56が前方に向けて突設されている。また、ガイド壁部54の下端部には、前後方向に沿って延在するガイド穴部57(図3参照)が形成されている。
その後、皿枠70をさらに押し下げ、左右方向の他方側に位置する係止部82を、仕切壁23に形成された凹部83内に係止する。これにより、突片部81及び係止部82が庇部20及び凹部83内にそれぞれ係止され、皿枠70が容器本体2の第1収容凹部26内に取り付けられる。
その後、新たな内容物が充填された中皿Fを支持体71内に取り付けることで、中皿Fを交換できる。このように、コンパクト容器1の仕様変更を、中皿Fの交換作業のみで行うことができるので、使用コストを低減できる。この場合、中皿Fに充填される新たな内容物としては、取り外された中皿Fに充填された内容物と同じ種類でも異なる種類でも構わない。
しかも、皿枠70内における支持体71と囲繞体72との間に衝撃吸収材87が配設されているため、皿枠70の囲繞体72に伝達された衝撃力が、衝撃吸収材87によって吸収され、支持体71に伝達される前に効率的に緩和されることになる。
その結果、中皿Fに収容される内容物の割れや飛散を抑制できる。なお、上述したように皿枠70自体に衝撃力の緩和機能を持たせることで、皿枠70が容器本体2から取り外された状態で、落下等により皿枠70に衝撃力が加えられたとしても、皿枠70を介して中皿Fに伝達される衝撃力を緩和できる。
また、上述した実施形態では、容器本体2に中皿F及び塗布具Pを収容する構成について説明したが、少なくとも中皿Fが収容可能であれば構わない。
さらに、中皿F内に収容される内容物は、化粧料に限られない。
また、上述した実施形態では、衝撃吸収材87が内部空間S内に隙間なく充填されている構成について説明したが、これに限られない。例えば、内部空間S内の一部のみに衝撃吸収材87を配設しても構わない。
2…容器本体
71…支持体
72…囲繞体
73…連結部
82…係止部
87…衝撃吸収材
F…中皿
Claims (2)
- 内容物が収容される中皿と、
前記中皿が収容される容器本体と、
前記中皿の周壁部及び底部を取り囲む箱型とされ、前記容器本体内で前記中皿を支持する支持体と、
前記容器本体内に保持されるとともに、前記支持体の周壁部及び底部を取り囲む箱型とされた囲繞体と、
前記支持体と前記囲繞体とを連結する弾性変形可能な連結部と、
前記支持体と前記囲繞体と前記連結部との間に画成された内部空間に配設された衝撃吸収材と、を備えていることを特徴とするコンパクト容器。
- 前記囲繞体には、前記容器本体に係止される弾性変形可能な係止部が配設されていることを特徴とする請求項1記載のコンパクト容器。
Priority Applications (1)
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JP2014093999A JP6302737B2 (ja) | 2014-04-30 | 2014-04-30 | コンパクト容器 |
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JP2015208627A JP2015208627A (ja) | 2015-11-24 |
JP6302737B2 true JP6302737B2 (ja) | 2018-03-28 |
Family
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Family Applications (1)
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JP2014093999A Active JP6302737B2 (ja) | 2014-04-30 | 2014-04-30 | コンパクト容器 |
Country Status (1)
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