JP6275461B2 - コンパクト容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ファンデーションやアイシャドウ等の化粧料を収納するコンパクト容器に関するものである。
ファンデーションやアイシャドウ等の化粧料を収納するコンパクト容器においては、粉末体を加圧して固形化したプレストパウダーの如きを内容物とする容器が知られている。このような容器では、落下等による衝撃に起因した固形内容物の割れを防止することが重要であり、例えば特許文献1には、固形内容物を充填した中皿に対し、部分的に突出する突出部を備える衝撃吸収体によって、下方及び側方から支持するように構成した、コンパクト容器が示されている。
実用新案登録第2536720号公報
ところで、このような衝撃吸収体を用いるコンパクト容器においては、部分的とはいえ突出部が中皿の外面に直接接触することになることから、この突出部を介して固形内容物に衝撃が伝播するおそれがある。特に、外部から加わる衝撃が比較的大きくなると、固形内容物に伝わる衝撃も大きくなるため、割れにつながるおそれがあった。
本発明は、このような点を解決することを課題とするものであり、その目的は、固形内容物の割れをより確実に防止することができる、新規のコンパクト容器を提案するところにある。
本発明は、底板から立ち上がる側板を有しその内側に化粧料等の固形内容物を収容する中皿と、該中皿をその内側に収める容器本体と、該容器本体に被着される蓋体とを備えたコンパクト容器であって、
前記容器本体は、底壁から立ち上がり前記中皿を連続あるいは間欠的に取り囲む起立壁を有し、
該中皿の側板と該容器本体の起立壁との相互間に架け渡され、該中皿の底板と該容器本体の底壁との間及び該側板と該起立壁との間に隙間をあけて該中皿を吊り下げ保持する弾性片を設け
該弾性片は、該側板に一体に連結する連結片と、該起立壁に支持される支持片と、該支持片の外端に一体に連結するとともに該支持片の側端から突出する突起とを有し、
該起立壁は、該支持片を下方から支持する上面壁と、該突起の内側で該上面壁から突出して該突起を係止し該支持片の該起立壁からの脱落を阻止する凸部とを有するコンパクト容器である。
前記弾性片は、前記連結片と前記支持片とを繋湾曲片を有することが好ましい。
前記湾曲片は、前記容器本体の底壁に向けて凸状となっていることが好ましい。
容器本体に、底壁から立ち上がって中皿を連続あるいは間欠的に取り囲む起立壁を設け、中皿の側板と容器本体の起立壁との相互間に架け渡され、中皿の底板と容器本体の底壁との間及び側板と起立壁との間に隙間をあけて中皿を吊り下げ保持する弾性片を設けたので、中皿は容器本体に対して変位することができる。このため、外部から衝撃が及んでも、中皿の変位によって固形内容物への衝撃の伝播を抑えることができるので、固形内容物の割れをより確実に防止することができる。
弾性片を、側板に一体に連結する連結片と、起立壁に支持される支持片と、連結片と支持片とを繋ぐとともに容器本体の底壁に向けて凸状となる湾曲片とによって構成する場合は、弾性片の延在長さを長くすることができるので、中皿の変位が妨げられにくくなり、固形内容物の割れの防止が一層確実になる。
弾性片は、側板に一体に連結する連結片と、起立壁に支持される支持片と、支持片の外端に一体に連結するとともに支持片の側端から突出する突起を有し、起立壁、支持片を下方から支持する上面壁と突起の内側で上面壁から突出して突起を係止し支持片の起立壁からの脱落を阻止する凸部とを有しているので、中皿が側方へ大きく変位する場合でも支持片は起立壁上で確実に支持される。
本発明に従うコンパクト容器の一実施形態を示す平面図である。 図1のA−Aに沿う断面図である。 図1のB−Bに沿う断面図である。 図1の中皿を示す、(a)は平面図であり、(b)は側面図であり、(c)は(a)のC−Cに沿う断面図である。 本発明に従うコンパクト容器の他の実施形態を示す、図3に準じた断面図である。
以下、図面を参照して、本発明をより具体的に説明する。なお、本明細書、特許請求の範囲、要約書、及び図面において、「上」とは、容器本体を水平面上に載置した際に、容器本体に対して蓋体が位置する側であり、「下」とは、その反対側である。また、「前」とは、蓋体を開くために指を差し込む凹みが設けられた側であり、「後」とは、蓋体が容器本体に揺動可能に支持される軸部が設けられた側である。また「左」、「右」とは、前から後に向かってコンパクト容器を見る際の左右方向である。
図1〜図3において、符号1は、本発明に従うコンパクト容器の一実施形態を示す。コンパクト容器1は、容器本体10、蓋体20、中皿30、枠体40とを備えている。
容器本体10は、底壁11と、底壁11から上方に向けて立ち上がる起立壁12とを備え、底壁11と起立壁12とで囲まれる空間内に中皿30を収容するものである。本実施形態で底壁11は、平面視で矩形状をなすものであるが、正方形状であっても円形状であってもよい。また、本実施形態の起立壁12は、底壁11の縁部に設けられるとともに、その縁部全体を連続的に取り囲んで容器本体10の外周壁をなしている。また、起立壁12の後方には、その中央部に切り欠き部12aが設けられ、切り欠き部12aの両側面には、蓋体20を揺動可能に保持する軸部12bが設けられている。また、起立壁12の前方には、蓋体20を開くために指を差し込む凹み12cが設けられている。更に起立壁12の天面12dには、底壁11に向けて凹となる段部12eが設けられ、段部12eの上面(上面壁)12fには、起立壁12の内周側において上方に向けて突出する凸部12gが設けられている。本実施形態で段部12eは、容器本体10の前方に2個、後方に1個、及び左右に各2個の合計7個設けられている。
蓋体20は、底壁11と同形状になる天板21と、該天板21の縁部を連続的に取り囲んで垂下される外周壁22とを備えている。また、外周壁22の後方には、切り欠き部12aに収まるとともにその側面に軸部12bに嵌まり込む穴22aを設けた揺動支持部22bが設けられている。外周壁22の前方側内周面には、蓋体20の閉塞姿勢を維持する爪部22cが設けられている。また、天板21の下面には、鏡23が設けられている。
中皿30は、図4に示すように、底板31と、底板31から上方に向けて立ち上がる側板32とを備え、底板31と側板32とで囲まれる空間内に化粧料等の固形内容物を収容するものである。なお、本実施形態では、図1〜図3に示すように固形内容物をレフィルタイプのドラムDに充填し、このドラムDを中皿30に収容するようにしているが、中皿30内に直接固形内容物を充填するようにしてもよい。また、中皿30内にはブラシB等を収納してもよい。
側板32の外周面には、側板32に一体に連結するとともに水平方向外側に向けて延在する連結片33aと、連結片33aの外端に一体に連結するとともに下方に向けて凸状となるU字状の湾曲片33bと、湾曲片33bの上端に一体に連結するとともに水平方向外側に向けて延在する支持片33cとからなる弾性片33が設けられている。また、本実施形態の弾性片33は、支持片33cの外端に一体に連結するとともに上方へ向けて延在し、更にこの支持片33cの両側端から突出する突起33dを備えている。本実施形態で弾性片33は、中皿30の前方に2個、後方に1個、及び左右に各2個の合計7個設けられている。
このように構成される中皿30を容器本体10に取り付けるに当たっては、弾性片33の突起33dが段部12eの凸部12gよりも外側に位置するようにして、支持片33cを上面壁12f上に載置する。これにより、図2、図3に示すように中皿30は、底板31と底壁11との間に隙間S1をあけて、また、側板32と起立壁12との間に隙間S2をあけて、容器本体10に吊り下げ保持される。
枠体40は、容器本体10の起立壁12上に設けられて段部12eを覆うものであり、平面視で全体が矩形状をなすとともに、中央部には矩形状の開口41が設けられている。また、枠体40の下面には、下方に向けて突出して容器本体10の起立壁12の内周面に嵌合保持される嵌合壁42を設けている。これにより、段部12eに収められる弾性片33の上方への抜け出しが阻止される。また、枠体40の前方には、蓋体20の爪部22cに係合する爪部43が一体に設けられている。更に、枠体40の下面において開口41と嵌合壁42との間には、開口41を取り囲むように設けられて中皿30の側板32に僅かに接触する軟質材44(ゴム、エラストマー、発泡シート等で形成される)が設けられている。
上記のように構成されるコンパクト容器1は、中皿30が、容器本体10との間に隙間S1、S2をあけて弾性片33によって吊り下げ保持されているので、外部から衝撃が及んでも、中皿30が容器本体10に対して変位することができる。これによって、中皿30に収めた固形内容物への衝撃の伝播が抑えられるので、固形内容物の割れが防止できる。なお、軟質材44は中皿30の側板32に僅かに接触しているだけなので、中皿30の変位量に大きな影響を及ぼすことはない。
また弾性片33は、側板32と起立壁12との間を直線的に繋ぐものでもよいが、本実施形態では、連結片33a、湾曲片33b、及び支持片33cによって構成しているので、弾性片33の延在長さが長くなる分、中皿30の変位が妨げられにくくなり、固形内容物の割れの防止が一層確実になる。また、上方へ向けて凸状になる湾曲片を設ける場合は、枠体40の嵌合壁42や軟質材44との接触を防止するべく、枠体40を本実施形態よりも更に上方に設ける必要があるが、本実施形態のように下方に向けて凸状となる湾曲片33bを設ける場合は、湾曲片33bの上部にスペースができる分、このスペースを利用して嵌合壁42や軟質材44を設けることができるので、サイズがよりコンパクトになる。
また弾性片33の突起33dは、これに係合する凸部12gによって起立壁12からの脱落が防止されるので、中皿30が前後、左右に変位する場合でも支持片33cは起立壁12上で確実に支持される。
図5は、本発明に従う他の実施形態のコンパクト容器1’である。なお、上述した実施形態と同一の機能を有する部位は、同一の符号を付して説明を省略する。
図5に示すコンパクト容器1’は、蓋体20’の高さを増して、中皿30の上方にパフP等を収納するスペースを設けたものである。この場合も中皿30は、容器本体10との間に隙間S1、S2をあけて弾性片33によって吊り下げ保持されているので、外部から衝撃が及んでも容器本体10に対して変位することができる。
本発明に従うコンパクト容器は、特許請求の範囲に従う範囲で種々の変更を行うことができる。例えば、中皿30を支持する容器本体10の起立壁12は、中皿30を連続的に取り囲んで容器本体10の外周壁をなすようにしたが、外周壁は別途設け、その外周壁の内側で中皿30を間欠的に取り囲むようにしてもよい。また、弾性片33は、中皿30の側板32に一体に連結するようにしたが、容器本体10の起立壁12に一体に連結させてもよい。また、弾性片33は、段部12eの上面壁12f上に載置されるようにしたが、段部12eを設けずに起立壁12の天面12d上に載置されるようにしてもよい。また、蓋体は、容器本体に対して揺動するものに限られず、ねじやアンダーカット等で保持されるようにしてもよい。
本発明によれば、固形内容物を収容する中皿を容器本体に対して隙間をあけて吊り下げ保持できるので、外部からの衝撃が及んでも固形内容物の割れがより確実に防止できる新たなコンパクト容器を提供できる。
1、1’ コンパクト容器
10 容器本体
11 底壁
12 起立壁
12a 切り欠き部
12b 軸部
12c 凹み
12d 天面
12e 段部
12f 上面壁
12g 凸部
20、20’ 蓋体
21 天板
22 外周壁
22a 穴
22b 揺動支持部
22c 爪部
23 鏡
30 中皿
31 底板
32 側板
33 弾性片
33a 連結片
33b 湾曲片
33c 支持片
33d 突起
40 枠体
41 開口
42 嵌合壁
43 爪部
44 軟質材
B ブラシ
D ドラム
P パフ
S1 隙間
S2 隙間

Claims (3)

  1. 底板から立ち上がる側板を有しその内側に化粧料等の固形内容物を収容する中皿と、該中皿をその内側に収める容器本体と、該容器本体に被着される蓋体とを備えたコンパクト容器であって、
    前記容器本体は、底壁から立ち上がり前記中皿を連続あるいは間欠的に取り囲む起立壁を有し、
    該中皿の側板と該容器本体の起立壁との相互間に架け渡され、該中皿の底板と該容器本体の底壁との間及び該側板と該起立壁との間に隙間をあけて該中皿を吊り下げ保持する弾性片を設け
    該弾性片は、該側板に一体に連結する連結片と、該起立壁に支持される支持片と、該支持片の外端に一体に連結するとともに該支持片の側端から突出する突起とを有し、
    該起立壁は、該支持片を下方から支持する上面壁と、該突起の内側で該上面壁から突出して該突起を係止し該支持片の該起立壁からの脱落を阻止する凸部とを有するコンパクト容器。
  2. 前記弾性片は、前記連結片と前記支持片とを繋湾曲片を有する請求項1に記載のコンパクト容器。
  3. 前記湾曲片は、前記容器本体の底壁に向けて凸状となっている請求項2に記載のコンパクト容器。
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