JP5080909B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料容器に関するものであり、化粧料が充填されたレフィル容器としての中皿を、容器の本体部分に形成された区画凹所で確実に保持するとともに、容器の落下等によりそれ自身に衝撃が加えられた場合にあってもその衝撃の中皿への影響を極力軽減しよとするものである。
コンパクトの如き化粧料容器は、一般にアイシャドーやアイライナー、ファンデーション等の内容物を塗布具(パフ等)とともに収納できる内部空間を有しており、とくに、内容物については容器の本体部分の継続的な使用を実現する観点から、それを使い切ったのちに新品の内容物を中皿ごと入れ替えすることができるようになっている。
通常、この種の容器に適用される中皿は、容器の本体部分に直接あるいは枠体を介してアンダーカットの如き係合手段にて連係保持されており、容器の本体部分の底壁に設けられた孔を通して中皿を押し上げることにより簡単に取り外すことができるが、落下等、容器そのものに衝撃が加えられた場合においてはその衝撃がそのまま中皿へも伝達されることとなり、中皿が容器の本体部分から外れてしまうことがあるうえ、内容物(ドライタイプの化粧料等)が割れてしまう不具合があった。
この点に関する先行技術としては、化粧皿と容器本体の相互間に縦方向弾性部材、横方向弾性部材をそれぞれ配置し化粧皿に作用する縦方向及び横方向からの衝撃を上記各弾性部材にて吸収するようにした化粧料容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-283386号公報
ところで、上記従来の化粧料容器にあっても化粧皿に対する衝撃の吸収機能は未だ十分なものとは言い難く、さらなる改善が求められていた。
本発明の課題は、衝撃吸収性能のより改善された化粧料容器を提案するところにある。
本発明は、化粧料を充填、保持する凹部を備えた中皿と、この中皿を収納する区画凹所を備えた本体部分と、この本体部分に開閉可能に合わさる蓋体とを備えた化粧料容器において、
前記中皿は、化粧料を充填、保持する凹部を密封する中蓋を有し、該中蓋に、中皿の開口部に当接しその当接部位で衝撃緩衝層を形成するシートを配設してなるとともに、
前記本体部分の区画凹所に、枢軸を介して傾動可能に支持され、中皿を複数個所において保持するレバーを設け、
前記レバーは、中蓋あるいは蓋体が閉じた状態で、中皿の底壁下面に当接して該中皿を押し上げることで当該中皿を前記シートとともに挟持する脚部と、この脚部につながり中蓋あるいは蓋体が開いた状態で、中皿の周壁に連係して区画凹所からの抜け出しを防止するアームからなることを特徴とする化粧料容器である。
上記の構成になる化粧料容器において、アームは、その背面に、本体部分の壁部に当接して中皿の周壁に対する連係力を付与する弾性片を設けることができる。
また、前記レバーにおいて、少なくとも中皿との接触部位は軟質材にて構成することができる。
中皿が密封状態にあるとき(中蓋が閉じた状態あるいは蓋体が閉じた状態)は、レバーの脚部によって中皿が押し上げられて本体部分の底壁から浮き上がっており、落下等により容器に衝撃が加えられても中皿に伝達される衝撃は極めて軽減されたものとなる。
中皿が開放状態にあるとき(中蓋が開いた状態あるいは蓋体が開いた状態)にあっては、脚部による押し上げは解除され、レバーのアームが枢軸を支点に倒れ込んで中皿の周壁に連係することとなり、これにより中皿の区画凹所からの抜け出しが確実に防止される。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1(a)〜(c)は本発明にしたがう化粧料容器(合成樹脂等によって構成される。)の実施の形態を示した図であり、図1(a)は平面図(蓋体は図示せず、中蓋を閉じた状態を示す。)、図1(b)は図1(a)のA-A断面(蓋体は図示せず、中蓋を開けた状態を示す。)、図1(c)は図1(a)のB-B断面図である(蓋体を閉じた状態を示す。)。また、図2は図1(b)において蓋体を閉じた状態の断面図であり、図3は図1(b)のC部の拡大図、図4は図2のD部拡大図、そして図5はレバーの外観斜視図(分解状態で表示)である。
図における符号1は化粧料を充填、保持する凹部Nを有する中皿である。この中皿1は周壁1aと、この周壁1aの下端に一体連結する底壁1bからなっており、周壁1aの外周における複数箇所にはアンダーカット係合用の凸部1cが設けられている。
また、2は容器の本体部分である。この本体部分2は、周壁2aと、この周壁2aの下端で一体連結する底壁2bからなっており、その内側には、中皿1を収納する区画凹所Mと、パフの如き塗布具を収納する区画凹所Mがそれぞれ形成されている。
3は本体部分2の周壁2aに枢軸Sを介して開閉可能に設置され、中皿1の開口部に合わさってその内部を密封状態に保持する中蓋である。この中蓋3は中皿1の開口部に合わさる天面壁3aと、この天面壁3aの縁部に一体成形され中皿1の周壁1aの外側に位置する側壁3bとからなる。
4は蓋体である(図1(c)参照)。この蓋体4の内面には鏡eが装着されており、容器の本体部分2に枢軸Sを介して開閉可能に支持されている。5は本体部分2の区画凹所Mの縁部(仕切り壁)の4個所に設けた例で示したL字状断面をなすレバーである。
レバー5は、その要部を拡大して図3、4に示すように、先端に上向きに突出する凸部tを有する脚部5a(水平配置、図4参照)と、この脚部5aの後端につながり中皿1の周壁1aに向けて突出する爪部Pを有するアーム5b(垂直配置、図4参照)からなっており、本体部分2の仕切り壁2c(図5参照)に設けられた枢軸Sを介して傾動可能に支持されている。
レバー5のアーム5bはその先端部5b′に中蓋3の下面に設けられた凸部3cに当接(傾斜部dで当接)する傾斜部が形成されていて、中蓋3が閉じる時にその凸部3cが中皿1とアーム5bの間へと入り込み(図4参照)、アーム5bの先端部5b′で滑動しつつ該アーム5bを、枢軸Sを支点に傾動(中皿1から離れる向きへの傾動を誘導する。)させるようになっていて、これにより爪部Pと中皿1の凸部1cとの係合が解除される(図4参照)。
6は本体部分2の隔壁2cの背面に一体的に形成された爪部である(図3、4、5参照)。この爪部6は中蓋3が閉じられたとき、側壁3bに設けられた垂下片3dの爪部3d′に係合して中皿1を密封状態に保持する。7はアーム5bの背面に任意に設けることができる弾性片である。中蓋3を開放した際、レバー5のアーム5bは枢軸Sを支点にして中皿1の周壁1aに向けて倒れ込むが、弾性片7をアーム5bの背面に設けることでその反発力を利用してアーム5bを中皿1の周壁1aに向けて強制的に傾倒させ、これにより中皿1の周壁1aに対する連係力を増強させることが可能となり、爪部Pを周壁1aの凸部1cに確実に係合させて中皿1の区画凹所Mからの抜け出しを防止する(図3参照)。
8は中蓋3の内面に配置され、中皿1の開口部に適合するシートである。このシート8は中皿1に当接して気密性を高めるとともにその当接部位に衝撃緩衝層を形成するものであり、ゴムやエラストマーあるいは発泡材等の軟質部材にて構成される。さらに、9は蓋体4、中蓋3の開放状態で中皿1の底壁下面に接触してその配置姿勢を安定化させるための突起である。
上記の構成になる化粧料容器は、中蓋3、蓋体4が閉じた状態(図2、図4参照)では、レバー5の脚部5aにより中皿1が押し上げられ、本体部分2の底壁2bから浮き上がっており、脚部5aとシート8により挟持された状態にあることから、落下等により容器に衝撃が加えられても中皿1に伝達される衝撃は極めて軽減されたものとなる。
中蓋3、蓋体4が開放された状態では、アーム5bが中皿1へ向けて倒れ込み、その爪部Pが中皿1の周壁1aに当接して凸部1cが爪部Pに係合することとなるので中皿1が区画凹所Mから簡単に抜け出すことがない。
中皿1における衝撃力の軽減を図るためレバー5の脚部5a、アーム5bはゴムやエラストマー等の軟質材にて構成することができるが、中皿1を押し上げるだけの剛性が確保できないことが懸念される場合にはその少なくとも一部分(とくに中皿1との接触部位(凸部t))を軟質材とすればよい。
レバー5の脚部5aについては、凸部tを含めたその幅寸法L(図5参照)を適宜変更することが可能であり、例えば幅寸法Lを中皿1の底壁1aの幅と略同等に設定すれば対向位置の2個所で中皿1を安定的に保持することができ、この場合、レバー5の設置個数は2つでよいことになる(構造の簡素化、構成部材の削減が可能)。また、中皿1として例えば円形のものを適用するときは、レバー5は等間隔で3箇所に設けるのが好ましく、これにより位置決め姿勢が安定化する。
本発明の実施の形態では、中皿1の凹部Nを密封する中蓋3を備えたタイプの化粧料容器につき、該中蓋3に凸部3cを設け、この凸部3cをアーム5bと中皿1の相互間に介在させることにより中皿1を脚部5aにて押し上げる場合を例として示したが、例えば、中皿1に蓋が取り付けられているレフィルタイプの容器を採用することもできる。また、中蓋3を備えない中皿1を本体部分2の区画凹所Mに配置するものにあっては、中蓋3に設けた凸部3cと同等の機能を有する凸部を蓋体4に直接設け、その凸部を利用してレバー5を傾動させればよく、この点については限定されない。
とくに、中蓋3を有しない中皿1を本体部分2の区画凹所Mに配置する場合、蓋体4に衝撃緩衝層を形成するシート8を配置する。
中皿に対する衝撃力の影響を極力軽減し得る化粧料容器が提供できる。
(a)〜(c)は本発明にしたがう噴出ヘッドの実施の形態を示した図であり、(a)は平面図、(b)はA-A断面図、(c)はB-B断面図である。 図1(b)において蓋体を閉じた状態の断面図である。 図1(b)のC部の拡大図である。 図2のD部拡大図である。 図3のC部、図4のD部における外観斜視図(分解状態)である。
符号の説明
1 中皿
2 本体部分
3 中蓋
4 蓋体
5 レバー
6 爪部
7 弾性片
8 シート
9 突起
M 区画凹所
N 凹部

Claims (3)

  1. 化粧料を充填、保持する凹部を備えた中皿と、この中皿を収納する区画凹所を備えた本体部分と、この本体部分に開閉可能に合わさる蓋体とを備えた化粧料容器において、
    前記中皿は、化粧料を充填、保持する凹部を密封する中蓋を有し、該中蓋に、中皿の開口部に当接しその当接部位で衝撃緩衝層を形成するシートを配設してなるとともに、
    前記本体部分の区画凹所に、枢軸を介して傾動可能に支持され、中皿を複数個所において保持するレバーを設け、
    前記レバーは、中蓋あるいは蓋体が閉じた状態で、中皿の底壁下面に当接して該中皿を押し上げることで当該中皿を前記シートとともに挟持する脚部と、この脚部につながり中蓋あるいは蓋体が開いた状態で、中皿の周壁に連係して区画凹所からの抜け出しを防止するアームからなることを特徴とする化粧料容器。
  2. 前記アームは、その背面に、本体部分の壁部に当接して中皿の周壁に対する連係力を付与する弾性片を有する請求項1記載の化粧料容器。
  3. 前記レバーの脚部は、少なくとも中皿との接触部位が軟質材からなる、請求項1又は2に記載の化粧料容器。
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