JP2004166741A - 化粧料容器 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】弾性部材30は、枠体31、フランジ32、連結部33および取付部34を有している。連結部33は、枠体31の下部と取付部34の縁部との間を連結している。それぞれの連結部33は、同一の形状を有するとともに、取付部34を中心として対称に配置されている。それぞれの連結部33は、同一の延在長を有する一対の連結片33a,33bを含んでいる。連結片33a,33bの一端は、取付部34側において互いに連結されている。連結片33a,33bの他端は、枠体31側の異なる取付部位に取り付けられている。
【選択図】図3
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、化粧料容器に係り、特に、容器本体内に化粧料を収納したコンパクト容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
化粧皿に固形粉末化粧料等を加圧充填し、この化粧皿を容器本体内に収納した小型かつコンパクトな化粧料容器が知られている。このような化粧料容器では、落下時の衝撃によって化粧料がひび割れたり、飛散したりすることが問題となる。そのため、従来より、耐衝撃性の向上を意図した化粧料容器が提案されている。
【0003】
例えば、特許文献1には、容器本体の収納スペースの底部に、発泡シート等の弾性板を載置して、その上に化粧皿を固定した化粧料容器が開示されている。この収納スペースの底部の一部には、凹部が形成されており、弾性板は、収納スペースの内周よりも小さく凹部の内周よりも大きなサイズを有する。したがって、載置された弾性板と収納スペースの底部との間には、凹部相当の底部空間が形成される。また、収納スペースの内周壁は、弾性板のずれを許容する枠体と嵌合している。この枠体の内周は化粧皿の外周よりも大きいため、化粧皿と枠体との間には側部空間が形成される。容器本体に衝撃が加わった場合、載置された弾性板がずれることにより、容器本体から化粧皿に伝達される衝撃力が吸収される。
【0004】
また、特許文献2には、化粧料が収容された化粧料装着部を、平板枠状の弾性収縮部を介して、容器本体内に収納したコンパクト容器が開示されている。この化粧料装着部の略全周には、フランジが形成されているとともに、容器本体の外周には、その底部より上方向に向かって起立した縁壁部が設けられている。容器本体側の縁壁部が、弾性収縮部を介して、化粧料装着部側のフランジを支持することによって、化粧料装着部は、持ち上げられた状態で容器本体内に収納される。容器本体に衝撃が加わった場合、縁壁部とフランジとの間に介装された弾性収縮部の弾性変形によって衝撃が吸収される。
【0005】
【特許文献1】
実開平7−20108号公報
【特許文献2】
実開平6−11606号公報
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、耐衝撃性に優れた新規な構造を有する化粧料容器を提供することである。
【0007】
また、本発明の別の目的は、化粧料容器内に収納された化粧料を衝撃から保護し、化粧料のひび割れや飛散等を有効に防止することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる課題を解決するために、本発明は、容器本体と化粧料収容体と弾性部材とを有する化粧料容器を提供する。化粧料収容体は、容器本体内に収納されているとともに、化粧料を収容している。弾性部材は、容器本体と化粧料収容体との間に設けられ、容器本体に取り付けられているとともに、枠体と、取付部と、連結部とが一体的に形成されている。枠体は、化粧料収容体の側部に沿った形状を有する。取付部は枠体と離間しているとともに、この取付部の取付面上に、化粧料収容体の底部が取り付けられる。連結部は、枠体の下部と取付部の縁部との間を連結している。
【0009】
ここで、本発明において、弾性部材は、同一の形状を有する複数の連結部を有することが好ましい。また、連結部のそれぞれは、取付部を中心として対称に配置されていることがより好ましい。さらに、連結部は、枠体側の取付部位における延在方向と取付部側の取付部位における延在方向とが相違していることが望ましい。
【0010】
また、本発明において、連結部は少なくとも一対の連結片を含んでいてもよい。連結片のそれぞれの一端は互いに連結されており、連結片のそれぞれの他端は枠体側の異なる取付部位に取り付けられていることが好ましい。一対の連結片は同一の延在長を有することが望ましい。また、一対の連結片は、円弧状に湾曲した形状を有し、連結片の一端同士が滑らかに繋がっていることが望ましい。さらに、枠体は、それぞれが長手方向に直線状に延在する複数のストレート状の壁部によって囲まれた形状を有し、連結片の他端のそれぞれは、異なるストレート状の壁部に取り付けられることが望ましい。
【0011】
さらに、本発明において、弾性部材には、フランジがさらに一体形成されていてもよい。このフランジは、枠体の縁部から枠体の外側に向かって、湾曲しながら突出しているとともに、容器本体と当接することによって、枠体と容器本体とを水平方向に離間させる。また、弾性部材を容器本体に係止すべく、容器本体の縁部に、容器本体の内側に突出した爪部を設けてもよい。この爪部は、フランジの先端部と係合可能な形状を有する。
【0012】
【発明の実施の形態】
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態に係る小型かつコンパクトな化粧料容器の外観斜視図である。化粧料容器1は、容器本体10、化粧料収容体20および弾性部材30で構成されている。容器本体10には、開閉可能な蓋部10aが取り付けられている。この蓋部10aを開くと容器本体10の上部が開口して、容器本体10の内部に弾性部材30を介して収納された化粧料収容体20が露出する。
【0013】
図2は、化粧料容器1の展開斜視図である。容器本体10は、透明なプラスチック製の容器であり、その内部には、凹状に窪んだ収納部11が形成されている。収納部11は、底部11aと内側壁11bとを有する。収納部11の縁部(本実施形態では上縁部)には、収納部11の内側に向かって突出した爪部12が一体形成されている。爪部12は、収納部11に収納される弾性部材30(具体的には、後述するフランジ32の先端部32c)と係合可能な形状を有する。この爪部12は、収納部11の上縁部の全周に亘って連続的に設けてもよいが、その一部が切り欠かれていてもよい。弾性部材30は、爪部12との係合によって容器本体10に係止されるため、容器本体10を逆さまにしたとしても、容器本体10より脱落することはない。
【0014】
化粧料を収容する化粧料収容体20は、例えばアルミニウム製、合成樹脂製またはアルミニウム合金製等の化粧皿20aを含む。この化粧皿20aには、例えば、アイシャドウといった化粧料の粉末を加圧圧縮工程を経て固形化したものが収容されている。この化粧料収容体20は、貼付材40によって、弾性部材30に取り付けられている。貼付材40としては、例えば、接着剤や両面接着テープ等を用いることができるが、外部からの衝撃に対する化粧料保護の観点より、弾性を有する接着テープや接着剤を用いることが好ましい。
【0015】
弾性部材30は、容器本体10と化粧料収容体20との間に設けられている。振動や落下等により外部から化粧料容器1に衝撃が加わった場合、弾性部材30は、自身の変形(弾性体固有の弾性変形と形状的な変形との双方を含む)によって、化粧料収容体20に伝わる衝撃を有効に吸収する。弾性部材30としては、適度な弾力性を有する材質のものを広く用いることができるが、例えば、熱可塑性樹脂を用いてもよい。熱可塑性樹脂としては、例えば、ポリエチレン、ポリエステル、ポリウレタン、ポリプロピレン、ポリアミド樹脂、およびそれらの変性樹脂等が挙げられる。また、熱可塑性樹脂の代わりに、合成ゴム、シリコーンゴム等の圧縮成型用樹脂を用いてもよい。
【0016】
図3は弾性部材30の上方斜視図であり、図4はその下方斜視図である。弾性部材30は、枠体31、フランジ32、連結部33および取付部34を有し、これらの部位31〜34は一体形成されている。枠体31は、枠体31の内部スペースに化粧皿20aが収容される関係上、化粧皿20aの側部に沿った形状を有する。本実施形態では、化粧皿20aが上面視で四角形状を有しているため、枠体31も4つのストレート状の壁部31aで囲まれた四角形状を有している。壁部31aのそれぞれは、長手方向に直線状に延在しているとともに、ほぼ垂直方向に平面的に起立し、かつ、均一な肉厚を有する。また、枠体31自体の変形を許容すべく、枠体31の頂部が開口している。なお、化粧料収容体20の収納を容易に行うことができるように、枠体31の内壁にはテーパが設けられており、頂部側から底部側に向けて徐々に窄まっている。
【0017】
枠体31の上縁部には、この上縁部から枠体31の外側に向かって湾曲しながら突出したフランジ32が設けられている。このフランジ32は、枠体31側の壁部31aに沿って直線状に延在するストレート部32aと、隣接したストレート部32aの間を連結するコーナー部32bとを有する。これらの部位32a,32bは、枠体31の上縁部より外側に向かって湾曲した後、さらに枠体31の底部側に向かって延在している。これにより、略逆U字状のフランジ32の内部には、フランジ32の潰れ変形を許容する中空部が形成されることになる。また、ストレート部32aの先端は、枠体31の略底部位置に留まるが、コーナー部32bでは、そこからさらに上方へと折り返されて、上向きの先端部32cが形成されている。この先端部32cは容器本体10側の爪部12と係合しており、これによって、弾性部材30が容器本体10に係止される。
【0018】
また、枠体31の下部には、複数の連結部33と、取付部34とが一体形成されている。略四角形状の取付部34は、枠体31の略中央において、枠体31と離間して配置されている。ここで、「離間して」とは、取付部34の縁部全周が枠体31と完全に分離されているという意味ではなく、取付部34の一部の縁部が枠体31と離間していれば足りる。また、この取付部34の取付面(上面)には、上述した貼付材40によって、化粧料収容体20の底部が取り付けられている。
【0019】
連結部33は、枠体31の下部と取付部34の縁部との間を連結している。また、それぞれの連結部33は、衝撃の吸収バランスを考慮して、或いは、全方位において良好な衝撃吸収性を発揮すべく、同一の形状を有するとともに、取付部34を中心として対称に配置されている。さらに、それぞれの連結部33は、同一の延在長を有する一対の連結片33a,33bを含んでいる。これらの連結片33a,33bの一端は、取付部34側において互いに連結されている。これに対して、連結片33a,33bの他端は、枠体31側の異なる取付部位に取り付けられている。具体的には、一方の連結片33aは、一のストレート状の壁部31aに取り付けられており、他方の連結片33bは、これと隣接した他のストレート状の壁部31aに取り付けられている。また、連結片33a,33bは、円弧状に湾曲した形状を有し、これらの一端同士が滑らかに繋がっている。このような形状にすることにより、水平方向の衝撃が加わった際に、連結片33a,33bの形状的な変形が連続的になるため、衝撃吸収性が高まる。このように、連結部33は、互いに隣接した一対の壁部31aの間を円弧状に湾曲しながら連結しているとともに、その中間部位において取付部34が連結されている。
【0020】
図5は、化粧料容器1の断面図である。水平方向において、化粧料収容体20と収納部11の内側壁11bとの間には、枠体31とフランジ32とが介在している。そして、フランジ32側の先端部32cが内側壁11bと当接することによって、枠体31と内側壁11bとが水平方向に離間している。換言すれば、枠体31の外側壁と内側壁11bとの間には所定の側部空間が形成されている。この側部空間は、フランジ32によって、水平方向において複数の空間a,bに分割されている。これにより、フランジ32の先端部32cから枠体31に至るまでの間には、フランジ32によって分割される複数の空間a,bが存在することになる。これらの分割された空間a,bは、フランジ32の中空部に相当し、フランジ32が潰れ変形した際に、フランジ32の縮みを許容する逃げ部として作用する。水平方向の衝撃が化粧料容器1に加わった場合、容器本体10から化粧料収容体20への衝撃の伝達経路には、取付部34と枠体31との間を連結し、形状的な変形が容易な連結部33が介在することになる。それととともに、この伝達経路には、潰れ変形が容易なフランジ32および弾性変形が可能な枠体31も介在する。
【0021】
一方、垂直方向において、化粧料収容体20と収納部11の底部11aとの間には、取付部34が介在している。これによって、底部11aと化粧料収容体20とは直接接触することなく、垂直方向に離間することになる。そのため、垂直方向の衝撃が化粧料容器1に加わった場合、容器本体10から化粧料収容体20への衝撃の伝達経路には、弾性変形が可能な取付部34が介在することになる。
【0022】
本実施形態によれば、弾性部材30の一部位である連結部33の形状的な変形によって、化粧料容器1に加わる水平方向の衝撃を有効に吸収することが可能となる。ここで、図6のケースを参照しながら、連結部33による衝撃吸収効果について説明する。上面視で示した同図において、容器本体10に水平方向成分の衝撃G1が加わった場合、化粧料収容体20の慣性力によって、枠体31の中央からコーナー部分に向かって、水平方向Xに移動する。これに伴い、化粧料収容体20が取り付けられている取付部34も、化粧料収容体20と同一方向Xに変位する。この取付部34の変位により、一対の連結片33a,33bによって構成される連結部33は、点線で図示した形状に曲げ変形するため、水平方向の衝撃G1を吸収する。
【0023】
具体的には、連結片33a,33bの一端(取付部34側)は、枠体31のコーナー部分に向かって撓むが、連結片33a,33bの他端は、枠体31に取り付けられているために変位が規制される。このため、連結片33a,33bは、他端側の取付部位を支点として曲げ変形する。このような曲げ変形による連結片33a,33bの変位量は、取付部34側ほど大きくなる。連結片33a,33bの撓みは、枠体31側の取付部位における連結部33の延在方向と、取付部34側の取付部位における連結部33の延在方向とが相違するために発生する。また、連結片33a,33bが同一の延在長を有するために、連結片33a,33bの変位量に偏りが生じにくい。その結果、連結片33a,33bは、バランスよく衝撃を吸収する。
【0024】
また、枠体31およびフランジ32においても、水平方向の衝撃G1が吸収される。具体的には、慣性力によって化粧料収容体20が水平方向Xに移動すると、化粧料収容体20の側部が枠体31に押し付けられている。これにより、枠体31は弾性変形し、フランジ32は潰れ変形する。その結果、連結部33の形状的な変形と相俟って、水平方向の衝撃G1を一層効果的に吸収する。なお、枠体31とフランジ32とによる水平方向の衝撃吸収効果に関しては、本出願人の先願である特願2001−362764号および特願2002−38229号に詳述されているので、必要ならば参照されたい。
【0025】
つぎに、図5を参照しつつ、垂直方向の衝撃G2が化粧料容器1に加わった場合について説明する。この場合、化粧料収容体20は慣性力によって垂直方向Zに移動する。化粧料収容体20が垂直方向に移動することで、弾力性を有する取付部34が、垂直方向に押し潰される。このような取付部34の弾性変形によって、垂直方向の衝撃G2が有効に吸収され、化粧料収容体20に衝撃が伝達されることを抑制する。なお、貼付材40として粘性の高いものや弾性を有するものを用いた場合には、貼付材40自身による衝撃吸収効果も発揮される。
【0026】
このように、本実施形態では、弾性部材30に一体形成された連結部33と取付部34とによって衝撃吸収効果が発揮される。連結部33は、形状的な変形である曲げ変形によって水平方向の衝撃G1を吸収し、取付部34は、弾性変形によって垂直方向の衝撃G2を吸収する。また、連結部33のそれぞれは、同一の形状を有しており、取付部34を中心として対称に(換言すれば、放射状に)延在しているので、水平方向のあらゆる方位からの衝撃を吸収する。その結果、化粧料収容体20に収容された化粧料のひび割れや飛散を効果的に防止できる。
【0027】
なお、本発明は、図3に示した弾性部材30の形状に限定されるものではなく、以下に述べるような変形例も含めて様々な形状に広く適用可能である。図7は、弾性部材30の変形例を示す上面図である。この弾性部材30の連結部33は、円弧状の連結片33a,33bと棒状の連結片33cとから構成される略Y字形状を有する。具体的には、一対の連結片33a,33bの一端は、取付部34側で互いに連結されており、これらの他端は、隣接したストレート状の壁部31aにそれぞれ連結されている。一方、連結片33cは、連結片33a,33bの連結部位と取付部34との間を連結している。図8は、弾性部材30の別の変形例を示す上面図である。取付部34は、中央に所定径の孔が設けられた円形状を有する。
【0028】
(第2の実施形態)
図9は、第2の実施形態に係る化粧料容器を構成する弾性部材の形状を示す上面図である。この弾性部材50が上述した弾性部材30と相違する点は、連結部53の形状である。なお、第1の実施形態で説明した部材と同一の部材については、同一の符号を付して、ここでの説明を省略する。
【0029】
弾性部材50は、枠体51、同一形状を有する4つの連結部53a〜53d、および四角形状の取付部54とが一体形成されているほか、上述したフランジも一体形成されている。連結部53a〜53dは、直線状に延在しており、取付部54と枠体との間を直線的に連結している。図9に示すような水平方向の衝撃G1が加わった場合、これらの連結部53a〜53dの曲げ変形によって、衝撃G1が吸収される。
【0030】
このように、本実施形態においても、連結部53a〜53dの曲げ変形によって、水平方向の衝撃G1を吸収できるため、化粧料のひび割れや飛散を有効に防止できる。ただし、本実施形態では、連結部53a〜53dが直線形状であるため、枠体51側の取付部位における延在方向と取付部54側の取付部位における延在方向とがほぼ一致する。そのため、水平方向の衝撃G1が枠体51の対角線方向より加わった場合、上述した第1の実施形態よりも、衝撃吸収効果が低くなる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、弾性部材に連結部と取付部とを一体形成することによって、外部からの衝撃を効果的に吸収することができる。その結果、化粧料容器に収容された化粧料を衝撃より保護し、化粧料のひび割れや飛散を有効に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態に係る化粧料容器の外観斜視図
【図2】第1の実施形態に係る化粧料容器の展開斜視図
【図3】第1の実施形態に係る弾性部材の上方斜視図
【図4】第1の実施形態に係る弾性部材の下方斜視図
【図5】第1の実施形態に係る化粧料容器の断面図
【図6】第1の実施形態に係る水平方向における衝撃吸収効果の説明図
【図7】第1の実施形態に係る弾性部材の変形例を示す上面図
【図8】第1の実施形態に係る弾性部材の別の変形例を示す上面図
【図9】第2の実施形態に係る弾性部材の上面図
【符号の説明】
1 化粧料容器
10 容器本体
11 収納部
12 爪部
20 化粧料収容体
30 弾性部材
31 枠体
32 フランジ
33 連結部
33a,33b,33c 連結片
34 取付部
40 貼付材
50 弾性部材
51 枠体
53a〜53d 連結部
54 取付部
Claims (10)
- 化粧料容器において、
容器本体と、
前記容器本体内に収納されているとともに、化粧料を収容した化粧料収容体と、
前記容器本体と前記化粧料収容体との間に設けられ、前記容器本体に取り付けられているとともに、枠体と、取付部と、連結部とが一体的に形成された弾性部材とを有し、
前記枠体は、前記化粧料収容体の側部に沿った形状を有し、
前記取付部は、前記枠体と離間しているとともに、前記取付部の取付面上に、前記化粧料収容体の底部が取り付けられ、
前記連結部は、前記枠体の下部と前記取付部の縁部との間を連結していることを特徴とする化粧料容器。 - 前記弾性部材は、同一の形状を有する複数の前記連結部を有することを特徴とする請求項1に記載された化粧料容器。
- 前記連結部のそれぞれは、前記取付部を中心として対称に配置されていることを特徴とする請求項2に記載された化粧料容器。
- 前記連結部は、前記枠体側の取付部位における延在方向と前記取付部側の取付部位における延在方向とが相違することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載された化粧料容器。
- 前記連結部は、少なくとも一対の連結片を含み、
前記連結片のそれぞれの一端は、互いに連結されており、
前記連結片のそれぞれの他端は、前記枠体側の異なる取付部位に取り付けられていることを特徴とする請求項4に記載された化粧料容器。 - 前記枠体は、それぞれが長手方向に直線状に延在する複数のストレート状の壁部によって囲まれた形状を有し、
前記連結片の他端のそれぞれは、異なる前記ストレート状の壁部に取り付けられることを特徴とする請求項5に記載された化粧料容器。 - 前記一対の連結片は、同一の延在長を有することを特徴とする請求項5または6に記載された化粧料容器。
- 前記一対の連結片は、円弧状に湾曲した形状を有し、前記連結片の一端同士が滑らかに繋がっていることを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載された化粧料容器。
- 前記弾性部材には、フランジがさらに一体形成されており、
前記フランジは、前記枠体の縁部から前記枠体の外側に向かって、湾曲しながら突出しているとともに、前記容器本体と当接することによって、前記枠体と前記容器本体とを水平方向に離間させることを特徴とする請求項1から7のいずれかに記載された化粧料容器。 - 前記容器本体の縁部には、前記容器本体の内側に突出しているとともに、前記フランジの先端部と係合可能な爪部が設けられていることを特徴とする請求項9に記載された化粧料容器。
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