JP2009056031A - 化粧料容器 - Google Patents

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【課題】中皿に対する衝撃力の影響を極力軽減し得る化粧料容器を提案する。
【解決手段】化粧料を充填、保持する中皿1と、この中皿1を収納する区画凹所Mを備えた本体部分2と、この本体部分2に開閉可能に支持された蓋体4とを備えた化粧料容器において、前記本体部分2に、区画凹所Mの縁部に連係する枠体5を設け、該枠体5に、中皿1の周囲及び底部を囲撓する衝撃緩衝層を形成するとともに該中皿1を着脱自在に保持するケース6を配設する。そして、該ケース6に、ケース6の底壁下面に、本体部分2の底壁2bに形成された曲面凹部7に適合して中皿1の区画凹所Mにおける位置決めを行う少なくとも3つの球状脚部8を設ける。
【選択図】図4

Description

本発明は、化粧料容器に関するものであり、化粧料が充填されたレフィル容器としての中皿を、容器の本体部分に形成された区画凹所で確実に保持するとともに、容器の落下等によりそれ自身に衝撃が加えられた場合にあってもその衝撃の中皿への影響を極力軽減しよとするものである。
コンパクトの如き化粧料容器は、一般にアイシャドーやアイライナー、ファンデーション等の内容物を塗布具(パフ等)とともに収納できる内部空間を有しており、とくに、内容物については容器の本体部分の継続的な使用を実現する観点から、それを使い切ったのちに新品の内容物を中皿ごと入れ替えすることができるようになっている。
通常、この種の容器に適用される中皿は、容器の本体部分に直接あるいは枠体を介してアンダーカットの如き係合手段にて連係保持されており、容器の本体部分の底壁に設けられた孔を通して中皿を押し上げることにより簡単に取り外すことができるが、落下等、容器そのものに衝撃が加えられた場合においてはその衝撃がそのまま中皿へも伝達されることとなり、中皿が容器の本体部分から外れてしまうことがあるうえ、内容物(ドライタイプの化粧料等)が割れてしまう不具合があった。
この点に関する先行技術としては、化粧皿に作用する縦方向及び横方向の衝撃を吸収すべく化粧皿と容器本体の相互間に縦方向弾性部材、横方向弾性部材をそれぞれ配置した化粧料容器が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2004-283386号公報
ところで、上記従来の化粧料容器にあっても化粧皿に対する衝撃の吸収機能は未だ十分なものとは言い難く、さらなる改善が求められていた。
本発明の課題は、衝撃吸収性能がより改善された化粧料容器を提案するところにある。
本発明は、化粧料を充填、保持する中皿と、この中皿を収納する区画凹所を備えた本体部分と、この本体部分に開閉可能に支持された蓋体とを備えた化粧料容器において、
前記本体部分に、区画凹所の縁部に連係する枠体を設け、
該枠体に、中皿の周囲及び底部を囲撓する衝撃緩衝層を形成するとともに該中皿を着脱自在に保持するケースを配設してなり、
該ケースは、ケースの底壁下面に、本体部分の底壁に形成された曲面凹部に適合して中皿の区画凹所における位置決めを行う少なくとも3つの球状脚部を有する、ことを特徴とする化粧料容器であり、ケースは、ゴムやエラストマーの如き軟質材にて構成することができる。
中皿を、衝撃緩衝層を形成するケースにて密着状態で囲撓するとともに、このケースを、球状脚部を介して本体部分の区画凹所に配置したので、落下等により容器に衝撃が加えられても球状脚部により衝撃力が分散されて中皿の脱落や内容物の割れにつながる衝撃力の伝達が抑制される。
以下、図面を参照して本発明をより具体的に説明する。
図1〜3は本発明にしたがう合成樹脂からなる化粧料容器の実施の形態を示したものであり、図1は平面図(蓋体は図示せず、枠体を一部取り除いて球状脚部(断面表示)と曲面凹部の配置関係を模式的に表示している。)、図2は図1のA-A断面図、図3は図1のB-B断面図である。また、図4(a)(b)は図1のC-C断面図及びD視図である。
図における番号1は化粧料を充填、保持する凹部Nを有する中皿である。この中皿1は周壁1aと、この周壁1aの下端に一体連結する底壁1bからなっており、周壁1aの外周における複数箇所にはアンダーカット係合用の凹部1c(図2、3参照)が設けられている。
また、2は容器の本体部分である。この本体部分2は周壁2aと、この周壁2aの下端で一体連結する底壁2bからなり、その内側には、中皿1と、パフの如き塗布具を収納する内カップ3を配置する区画凹所Mが形成されている。
4は内面に鏡eが装着され、容器の本体部分2に枢軸Sを介して開閉可能に支持される蓋体、5は区画凹所Mの縁部(周壁2aの上端)に沿って配置された枠体、6は枠体5にインサート成形あるいは接着剤等による接着により一体的に設けられたケースである。ケース6は周壁6a、底壁6bがゴムやエラストマーの如き軟質材からなっており、中皿1の周囲及び底部を密着状態で囲撓する衝撃緩衝層を形成するものであって、その周壁6aの内面には中皿1の凹部1cに適合するアンダーカット係合用の凸部6cが設けられている。ここに、上記枠体5と内カップ3とは一体成形されたものとして、同一断面にて例示してある。
7は本体部分2の底壁2bの4箇所(角部の対向位置に2つ、幅方向中央部の対向位置に2つ)に設けた例で示した曲面凹部、8はケース6の底壁6bの四隅に一体的に設けられた球状脚部である。この球状脚部8はケース6と同材質にて形成され、曲面凹部7に適合して中皿1の区画凹所Mでの位置決めを行う機能を有するものであり、曲面凹部7に適合することでケース6の底壁6bと本体部分2の底壁2bとの相互間に微小隙間d(図2、3参照)を形成する。
さらに、9は本体部分2の底壁2bに設けられ、そこを通してケース6を押圧して中皿1の取り外しを行う開孔であり、10はケース6の底壁6bに球状脚部8とは別途に設けられた狭幅の凸部である。凸部10は図1にその平面形状を仮想線で示した如く矩形状の環状体を構成しており、ケース6の底壁6bと本体部分2の底壁2bとの相互間に形成された微小隙間dをその全域にわたって維持する(ケース6の中弛みが生じることがない場合には凸部10は省略することができる)。
上記の構成になる化粧料容器は、中皿1が衝撃緩衝層を形成するケース6に保持されており、このケース6と本体部分2とは凸部10を除き球状脚部8と曲面凹部7においてのみ接触しており、しかもその接触形態が球状面によるものなので、容器に衝撃力が加えられてもその衝撃力は球状脚部8により効果的に分散され、中皿1に伝達される衝撃は極めて軽減されたものとなる。
上掲図1では、中皿1は矩形状のものを適用した場合につき、ケース6の四隅に球状脚部8を設けたが、中皿1として例えば円形のものを適用するときには球状脚部8は等間隔で少なくとも3箇所に設けておけばよく、これにより中皿1の配置姿勢が安定化する。
枠体5と区画凹所Mにおける連係は、図示はしないが何れか一方に設けられた凸部と、もう一方に設けられた凹部とを係合させるアンダーカットの如き係合手段を適用することが可能であり、この点については限定されない。
中皿に対する衝撃力の影響を極力軽減し得る化粧料容器が提供できる。
本発明にしたがう化粧料容器の実施の形態を示した図(平面図)である。 本発明にしたがう化粧料容器の実施の形態を示した図(図1のA-A断面図)である 本発明にしたがう化粧料容器の実施の形態を示した図(図1のB-B断面図)である (a)は図1のC-C断面図であり、(b)は図1のD視図である。
符号の説明
1 中皿
2 本体部分
3 カップ
4 蓋体
5 枠体
6 ケース
7 曲面凹部
8 球状脚部
9 開孔
10 凸部
M 区画凹所

Claims (2)

  1. 化粧料を充填、保持する中皿と、この中皿を収納する区画凹所を備えた本体部分と、この本体部分に開閉可能に支持された蓋体とを備えた化粧料容器において、
    前記本体部分に、区画凹所の縁部に連係する枠体を設け、
    該枠体に、中皿の周囲及び底部を囲撓する衝撃緩衝層を形成するとともに該中皿を着脱自在に保持するケースを配設してなり、
    該ケースは、ケースの底壁下面に、本体部分の底壁に形成された曲面凹部に適合して中皿の区画凹所における位置決めを行う少なくとも3つの球状脚部を有することを特徴とする化粧料容器。
  2. 前記ケースは、軟質材からなる請求項1記載の化粧料容器。
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