JP4531412B2 - コンパクト - Google Patents

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Description

本発明は、化粧料を収納するに使用されるコンパクトに関するものであり、化粧料が充填されたレフィル容器としてのドラムをコンパクトの本体部分に確実に保持するとともに、簡単な着脱を実現しようとするものである。
コンパクトは一般にアイシャドーやアイライナー、ファンデーション等の化粧料をパフ等の塗布具とともに収納できる内部空間を有しており、とくに、化粧料については容器本体の継続的な使用を実現する観点から、それを使い切ったのちに新しい化粧料のみを入れ替えすることができるように該内部空間に適合する着脱式の化粧料充填ドラムが組み込まれている(例えば特許文献1参照)。
実用新案登録第2517071号公報
通常、この種の化粧料充填ドラムは、コンパクト容器の本体部分に直接あるいは中枠に垂下又は上方へ向けて突設するように設けられた複数本の脚部でアンダーカット嵌合させて固定保持するのが普通であって、その取り替えを簡単に行うことができるようになっている。
ところで、一定のRによって形成されたコーナー部を有する角型の平面形状を有するドラムや丸型の平面形状を有するドラムにおいて、該ドラムをコーナー部や湾曲面で支える構造のものでは、脚部についてもドラムのコーナー部あるいは湾曲面と同等のRや湾曲が付与された断面形状を採用するのが普通であるところ、このような形状になる脚部はそれ自体が弾性変形しにくい(幅寸法が大きくなるほど変形しにくい)ことからドラムの着脱に大きな力が必要となる不具合があり、また、不用意な落下等によってコンパクトに衝撃力が加えられた場合にその衝撃が脚部を通して直接ドラムに伝達されるためドラムが内部空間から簡単に抜け落ちてしまうおそれがあった。
本発明の課題は、上述したような従来の問題を解消できる新規なコンパクトを提案するところにある。
本発明は、化粧料を充填、保持するドラムと、開閉自在な蓋体を有しその内部に直接又は中枠を介して該ドラムを着脱自在に収納する容器本体からなるコンパクトであって、
前記容器本体又は中枠の何れか一方に両端支持にて一体連結されドラムの側壁部に接触して該ドラムを挟圧支持する複数の弾性片を設け、
前記ドラムのコーナー部もしくは湾曲部に位置する弾性片は、該コーナー部もしくは湾曲部に沿うR形状を有しドラムに設けられた溝部又は突部にアンダーカット嵌合する嵌合リブ又は嵌合溝部を有することを特徴とするコンパクトである。
上記の構成になるコンパクトにおいて、嵌合リブ又は嵌合溝部を有する弾性片の少なくとも1つに、該弾性片を強制的に後退移動させてアンダーカット嵌合を解除する操作レバーを設けるのが好ましい。
また、上記ドラムは、略角型の平面形状あるいは丸型の平面形状を有するものを用いることができる。
両端を支持した弾性片はベンディングし易いのでその長さを延長してドラムの安定的な保持姿勢を確保するようにしても小さな力でもってドラムを着脱することができ、しかもドラムを支えた状態での弾性片のベンディングにより衝撃力を効果的に吸収することが可能となりドラムが簡単に抜け落ちることはない。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1(a)〜(c)、図2(a)(b)及び図3は本発明にしたがうコンパクトの実施の形態を示したものであり、図1(a)は蓋体を取り除いた状態で示した平面図、図1(b)は蓋体を取り付けた状態の正面を断面で示した図であり、図1(c)は蓋体を取り付けた状態の側面の断面を示した図、図2(a)(b)は図1(a)の要部拡大図(平面)とその断面図であり、図3は図1(b)の要部断面図である。
図1〜3における番号1は容器本体、2は容器本体1に枢支ピンを介して開閉自在に支持される蓋体、3は化粧料を充填、保持する略角型の平面形状を有する例で示したドラムである。
また、4は容器本体1の中枠に両端支持にて一体連結されドラム3の側壁部に接触する弾性片であり、この弾性片4のうちドラム3のコーナー部(丸型の場合には湾曲部)3a〜3dに位置する弾性片(4a〜4d)は、図4に示すようにコーナー部3a〜3dに沿うR形状を有しドラム3の溝部5(図2(b)参照)にアンダーカット嵌合する嵌合リブ6が設けられており、対向する弾性片同士でドラム3を挟圧支持できるようになっている一方、ドラム3の直線壁部に位置する弾性片(4e〜4h)については図5に外観斜視図を示すように、該壁部に密着するフラット面を有していて、ドラム3をその前後、左右から相互に挟み込んで挟圧支持できるようになっている。また、7はドラム3の下面と容器本体1の上面間に配置されたパッキンであり、このパッキン7はドラム3に加わる衝撃を吸収する機能を有する。なお、弾性片(4a〜4d)とドラム3のコーナー部3a〜3dとの関係は、図2(b)に示すように嵌合リブ6のみの接触にてドラム3を保持することができるが、嵌合リブ6及び弾性片(4a〜4d)内壁面とでドラム3を押圧保持するようにしてもよい。
上記弾性片4a〜4dの少なくとも1つには、図6に示すように該弾性片4と一体成形することができる操作レバー8を設けることが可能で、容器本体1の底部に設けられた開口を通して図2(b)に示す矢印にしたがい弾性片4を後退移動させることでアンダーカット嵌合の解除が可能になる(一カ所でアンダーカット嵌合を解除すればドラム3は容易に抜き取ることができる)。
図7は従来型のコンパクトに設けられた脚部の外観斜視図であり、とくに脚部がドラムのコーナー部や湾曲部に沿わせた断面形状になっている場合には、その剛性が高くなるため固定端を支点とする変形が困難で、これはドラムの支持強度を高めるべく脚部の幅寸法wを大きくした場合にとくに顕著となってドラムの着脱に支障をきたすだけでなくコンパクトに衝撃が加えられた場合にその際の衝撃力が脚部を通して直接的に伝達されることが懸念され該脚部から簡単に脱落してしまう不利がある。
本発明にしたがうコンパクトは、弾性片(4a〜4d)の両端が支持されているもののその連結部位(弾性連結された部位)を基点にしてベンディングすることができるので、ドラム3を確実かつ安定的に支持すべく弾性片の長さL(図4参照)を長くしてもアンダーカット嵌合の際の嵌合強度に変化はなく、ドラムの着脱が簡単に行える。また、コーナー部3a〜3dに位置する弾性片(4a〜4d)は、コーナー部3a〜3dに沿うR形状を有しているので、嵌合リブ6の長さを長くしても弾性変形を許容する空隙を確保することが可能になる。
また、アンダーカット嵌合させた状態で衝撃が加えられたときには弾性片4のベンディングにより衝撃力が効果的に吸収される。
本発明の実施の形態では、弾性片(4a〜4d)に嵌合リブ6を設けてアンダーカット嵌合させる例について示したが、ドラム3のコーナー部3a〜3dにリブ状の突部が設けられている場合には弾性片(4a〜4d)にこの突部に適合する嵌合溝部を設け、この嵌合溝部をリブ状の突部にアンダーカット嵌合させることでドラム3を支える。
また、上掲の実施の形態では、弾性片(4a〜4d)を中枠に設けた場合について示したが、容器本体1が中枠を有しないタイプのものでは容器本体1に直接設けるようにしてもよい。
ドラムを安定した姿勢で保持でき、衝撃によって簡単に抜け落ちることのないコンパクトを提供できる。
本発明の実施の形態を示したコンパクトの構成図であり、(a)は平面図、(b)は正面の断面図、(c)は側面の断面図である。 (a)(b)は図1(a)の要部拡大図とその断面図である。 図1(b)の要部断面図である。 弾性片の外観斜視図である。 弾性片の外観斜視図である。 本発明にしたがうコンパクトの弾性片の外観斜視図である。 従来型コンパクトに設けられた脚部の外観斜視図である。
符号の説明
1 容器本体
2 蓋体
3 ドラム
3a〜3d コーナー部
4 弾性片
5 溝部
6 嵌合リブ
7 パッキン
8 操作レバー

Claims (3)

  1. 化粧料を充填、保持するドラムと、開閉自在な蓋体を有しその内部に直接又は中枠を介して該ドラムを着脱自在に収納する容器本体からなるコンパクトであって、
    前記容器本体又は中枠の何れか一方に両端支持にて一体連結されドラムの側壁部に接触して該ドラムを挟圧支持する複数の弾性片を設け、
    前記ドラムのコーナー部もしくは湾曲部に位置する弾性片は、該コーナー部もしくは湾曲部に沿うR形状を有しドラムに設けられた溝部又は突部にアンダーカット嵌合する嵌合リブ又は嵌合溝部を有することを特徴とするコンパクト。
  2. 嵌合リブ又は嵌合溝部を有する弾性片の少なくとも1つに、該弾性片を強制的に後退移動させてアンダーカット嵌合を解除する操作レバーを設け請求項1記載のコンパクト。
  3. ドラムは、略角型の平面形状あるいは丸型の平面形状である、請求項1又は2に記載のコンパクト。
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