JP5138462B2 - 化粧料容器 - Google Patents

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Description

本発明は、ファンデーションやアイシャドー等の化粧料を入れるのに適した化粧料容器に関するものであり、該化粧料容器の蓋体を開放する際に使用するプッシュピースのサイズのコンパクト化を図り化粧料容器を設計する際の自由度をより一層拡大しようとするものである。
コンパクトに代表される化粧料容器は、容器本体と蓋体とが枢軸を介して開閉可能に連結されており、蓋体に設けたフックを容器本体側のフック、あるいはプッシュピースに設けられたフックに連係させることによって容器本体を確実に密閉し、容器本体の側壁から露出するプッシュピースを押し込むことによりフックの相互連係を解除して蓋体の開放を可能としていた。
ところで、この種の容器に適用されるプッシュピースは、フックの連係の解除に際して該プッシュピースを初期姿勢に復元するために容器本体の内側に複数本の弾性部材(板状のばね)が組み込まれている(例えば特許文献1参照)ところ、該弾性部材は、プッシュピースを構成するベースの両側へ張り出した幅広がり構造になっていることから、これが内容物を収納した中皿の形状、サイズを変更する場合や容器そのものの形状、サイズ等を変更する場合の阻害要因になっていた。また、弾性部材がベースの両側に張り出した従来のプッシュピースは、偏った位置でプッシュピースを押し込んだ際に各弾性部材の変形挙動に違いが生じてフックの連係を解除することができない場合もしばしば見受けられた。
特開平10−108723号公報
本発明の課題は、フックの連係を確実に解除することが可能であり設計上の自由度を拡大できる新規な化粧料容器を提案するところにある。
本発明は、化粧料の収納空間を有する容器本体と、この容器本体に合わさって容器を密閉保持する蓋体と、この蓋体と容器本体との連係を解除して蓋体の開放を可能とするプッシュピースとを備えた化粧料容器であって、
前記プッシュピースは、後端部を容器本体より露出させてその部位を押圧部とするとともに容器本体の底壁に沿って往復移動可能なベースと、このベースの前側左右のそれぞれに一体的につながり該ベースを容器本体内にて弾性支持する一対の弾性部材とを備え、
前記各弾性部材は、先端を相互に近接させて該ベースに片持ち状態で固定保持されるアームからなることを特徴とする化粧料容器である。
上記の構成になる化粧料容器において、ベースには、容器本体の側壁に当接して容器本体からの抜け出しを防止するストッパーを設けておくことが好ましい。
弾性部材としてベースの前端部にアームを設け、その先端を相互に近接させて片持ち状態で固定保持したハの字状配置とすることにより、該弾性部材のベースからの両側への張り出しが抑制されるため、中皿の形状やサイズ、容器そのものの形状、サイズを比較的自由に変更することが可能となり設計上の自由度が拡大される。
プッシュピースの幅寸法は必要最小限に留めておくことできるので、プッシュピースの押し込みに必要な力を軽減することが可能になるとともに、押し込み部位に偏りがあってもフックの連係を確実に解除し得る。
以下、図面を用いて本発明をより具体的に説明する。
図1は本発明にしたがう合成樹脂製化粧料容器の実施の形態を示した外観斜視図であり、図2は図1に示した化粧料容器に組み込まれるプッシュピースの外観斜視図であり、図3(a)(b)は図2に示したプッシュピースの平面及び側面を示した図である。
図における1は容器本体である。この容器本体1には化粧料を収納したドラム1aと、パフ等の塗布具を装填する凹部1bが設けられている。また、2は容器本体1に合わさって容器を密閉保持する蓋体である。この蓋体2は容器本体1に枢軸を介して開閉可能に保持されており、該枢軸の対向側の長辺部中央には容器本体1のフック1cに連係するフック2aが配置されている。蓋体2の裏面には鏡2bと、ドラム1aに適合してその内側を気密状態に保持する環状シール体2cが設けられている。
3は蓋体2のフック2aと容器本体1のフック1cとの連係を解除して蓋体2の開放を可能とするプッシュピースである。このプッシュピース3は後端部を容器本体1の開口hより露出させてその部位を押圧部Pとするものであって、図2に示すように容器本体1の底壁に沿ってスライド可能なベース3aと、このベース3aに一体的に設けられ蓋体2のフック2aと容器本体1のフック1cとの連係を解除する凸部3bからなっている。凸部3bには蓋体2のフック2aに当接して押し上げ可能な傾斜部3bが形成されている。
4、5はベース3aを容器本体1内で弾性支持する一対の弾性部材である。この弾性部材4、5はベース3aの前側左右にそれぞれ片持ち状態で一体的に設けられたアーム(細長い板状部材を押圧部P側に向けて凸となるように湾曲させた形状になる板ばね等が適用される)からなっている。この弾性部材4、5の自由端となる先端は相互に近接しており平面視において八の字形状を呈している。
弾性部材4、5の先端は容器本体1の底部に設けられた起立壁6に当接するように組み込まれている(図4参照)。また、プッシュピース3は少なくとも容器本体内に押し込んだ際に、該ベース3aに容器本体1の開口hへ向かう復元力が生じるように配置されている。
7a、7bはベース3aの両側から突出するように設けられたストッパーである。このストッパー7a、7bは弾性部材4、5のそれぞれの末端部から延設させた場合を例として示してあり、容器本体1の側壁(開口hの両側の壁部)あるいは側壁に設けられた凹部に適合させることにより該ベース3aを側壁と起立壁6の相互間で位置決めしベース3aの開口hからの抜き出しを防止するようになっている。
蓋体2が容器本体1に合わさった図4(a)に示す状態では蓋体2のフック2aが容器本体1のフック1cに連係しており、容器内は確実に密閉保持されている。プッシュピース3のベース3aの押圧部Pを容器本体1の内部へ向けて押し込むと、凸部3bの傾斜部3bにて蓋体2のフック2aが押し上げられて図4(b)に示すように蓋体2のフック2aと容器本体1のフック1cの連係が解除されて蓋体2の開放が可能となる。
本発明にしたがう化粧料容器は、プッシュピース3を弾性保持する弾性部材4、5の先端がベース3aの幅方向の中心へ向かうようなハの字形状を呈する取り付け姿勢を有しているため、従来のプッシュピースのような幅広になることがなく、設計上の自由度が拡大されることになる。
また、かかるプッシュピース3は弾性部材4、5の起立壁6に対する接触位置が近接しているため多少の偏りをもってフックピース3を押圧しても蓋体2のフック2aと容器本体1のフック1cとの連係を確実に解除することができるうえ、フックの連係を解除するのに必要な力も従来のプッシュピースで必要とする力よりも小さくできる利点がある。
弾性部材4、5については細長い板状部材を例として示したが円形断面を有する棒状部材であってもかまわず、また、弾性部材4、5を容器本体1の起立壁6に向けて凸となるように湾曲させた形状でもよいし直線状であってもよく、この点に関しては容器の形状やサイズに応じて適宜変更される。
また、前記実施の形態では、容器本体1に蓋体2のフック2aと係合するフックを設けたが、図5に示すようにプッシュピース3にフック3cを形成してもよい。
フックの連係を確実に解除して蓋体を開放することが可能であり、かつ設計上の自由度が拡大された化粧料容器が提供できる。
本発明にしたがう化粧料容器の外観斜視図である。 図1に示した化粧料容器に組み込まれたプッシュピースの外観斜視図である。 図2に示したプッシュピースの平面を示した図である。 (a)(b)は蓋体の開閉状況の説明図である。 本発明にしたがう化粧料容器の他の実施の形態を要部について示した図である。
符号の説明
1 容器本体
1a ドラム
1b 中皿
1c フック
2 蓋体
2a フック
3 プッシュピース
3a ベース
3b 凸部
3c フック
4 アーム
5 アーム
6 起立壁
7a ストッパー
7b ストッパー

Claims (2)

  1. 化粧料の収納空間を有する容器本体と、この容器本体に合わさって容器を密閉保持する蓋体と、この蓋体と容器本体との連係を解除して蓋体の開放を可能とするプッシュピースとを備えた化粧料容器であって、
    前記プッシュピースは、後端部を容器本体より露出させてその部位を押圧部とするとともに容器本体の底壁に沿って往復移動可能なベースと、このベースの前側左右のそれぞれに一体的につながり該ベースを容器本体内にて弾性支持する一対の弾性部材とを備え、
    前記各弾性部材は、先端を相互に近接させて該ベースに片持ち状態で固定保持されるアームからなることを特徴とする化粧料容器。
  2. 前記ベースは、容器本体の側壁に当接して容器本体からの抜け出しを防止するストッパーを有する請求項1記載の化粧料容器。
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