JP4657592B2 - コンパクト容器 - Google Patents

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本発明はコンパクト容器に関する。
コンパクト容器として、内部に化粧品等を収納する皿状の容器本体と、該本体に開閉可能に連結した蓋体とを備え、蓋体の容器本体への係合維持を、容器本体に設けた押釦の押し込みにより解除する如く構成したものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
上記コンパクト容器は、容器本体と蓋体とを、各後縁部で枢着するとともに、容器本体前部に設けた係合突条下面へ蓋体前部から垂設したフックを係合させて蓋体閉塞状態を維持可能に構成したものであって、枠状でかつ後方枠板の前面に上記係合突条を有するとともに、後方枠板から左右両後方へ拡開突設する左右一対の板バネの先端後面に係合突子を付設した押釦を、上記板バネの弾性に抗して後方押し込みするとフックから係合突条が離脱する如く構成したものである。
特開平08−308631号公報
上記容器は、簡単な操作でフックの係合を解除することができ、しかも、板バネは左右両後方へ拡開突設しているため、操作時に柔軟で違和感のない感触を得られる優れたものである。反面上記板バネの存在で横幅が広くなり、容器の形状,大きさ等に制限が生じる。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、同様に簡単な操作で係合を解除できるとともに、操作時に柔軟で違和感ないの感触を得られ、しかも、容器の形状、大きさ等の制限が少ないコンパクト容器を提案するものである。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、容器体2の縁部に外方付勢力に抗しての押し込みが可能に装着するとともに、外表面に押圧部12を露出し、且つ、蓋体3のフック10を係合させた係止突起13を有する押釦4を備え、上記押釦4の押し込みによりフック10の係合を解除する如く構成したコンパクト容器に於いて、上記押釦4が頂面を開口した函型をなし、上記外方付勢力を、上記押釦4とその押し込み方向離間位置との間に掛け渡し連繋させ、且つ、押釦4両側後端部より一体に突設するとともに、側方へ突出した両側がそれぞれ平面視半環状をなす板バネSにより発生させ、上記各半環状部が開放部分を対向させるとともに、それぞれ全体的に後方へ湾曲させた平面視横U字状をなす
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、上記板バネSが、上記押釦4両側後端部よりそれぞれ一体に突設した一対の板バネS1,S1である。
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、上記板バネSが、上記押釦4両側後端部に両端部を一体に連結した全体として環状をなす。
の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段乃至第の手段のいずれかの手段に於いて、上記容器体2に、上記板バネSの上面を係止する係止手段を設けてなる。
本発明のコンパクト容器は、押釦4とその押し込み方向離間位置との間に掛け渡し連繋させ、且つ、側方へ突出した両側がそれぞれ平面視半環状をなす板バネSを備えているので、押釦の押し込みの際には柔軟で,円滑な違和感のない感触での係合解除操作を行えるとともに、板バネSは横方向にそれ程突出させないで済むため、従来品の様な容器の横幅の制限が少なく、また、その形状,大きさも比較的自由に選択できるものである。更に、上記各半環状部が開放部分を対向させた平面視横U字状をなす場合にはその形状からさらに柔軟な押釦4の押し込みが可能となる。
本発明のコンパクト容器1は、容器体2と、蓋体3と、押釦4とを備えている。
容器体2は、内部に化粧品等を収納するためのもので、図示例に於いて皿状の容器体2内に嵌着した枠体5により収納部6を画成している。枠体5は、容器体2に嵌合させた容器体周壁より小径の周壁部8上端縁より、容器体周壁上に至るフランジ部9を延設しており、周壁部8の内方を収納部6として構成している。
蓋体3は、容器体2上面を開閉可能に設けたもので、例えば、後部を容器体2後部に回転可能に連結して容器体2上を開閉可能に設けたものが挙げられる。また、蓋体3には押釦4の後述する係止突起と係合するフック10を垂設している。このフック10は押釦4の設置位置に対応させた適宜位置に垂設する。図示例では、蓋体3の前部より後面下端部に係合突起10a を突設したフック10を、上記枠体5のフランジ部9前部に開口した窓孔11を介してその下方へ垂設している。
押釦4は、容器体2の縁部に外方付勢力に抗しての押し込みが可能に装着するとともに、外表面に押圧部12を露出し、且つ、蓋体3のフック10と係合させた係止突起13を有する。そして、上記押圧部12を押圧しての押釦4の押し込みによりフック10の係合を解除する如く構成している。押釦4の設置位置は縁部であれば特に限定はないが、蓋体3の開閉の容易さ等を考慮して蓋体との枢着位置と対向する位置、例えば、前縁部に設けるのが一般的である。
図示例では、頂面を開口した函型をなし、後壁内面所定位置には上記係止突起13を突設している。また、底壁には切欠窓14を穿設している。そして、容器体周壁の前部に穿設した開口15より先端部下部を突出し、また、容器体底壁に凹設した案内溝16に下端部を嵌合させて押し込み可能に装着している。上記案内溝16は押釦4の横幅と同じかやや広い横幅を備え、上記フック10と係止突起13との係合が確実に外れる位置までの移行が可能な奥行きを有しており、押釦4の横ブレのない安定したスライドが可能に構成している。尚、図中17は押釦4が案内溝16から外れるのを防止する突起を示す。また、19は上記板バネSの上面を係止する係止手段としての係止突部であり、上記フランジ部9の下面所定位置に突設しており、押釦4を押し込んで板バネSを弾性変形させた際に板バネが上方へズレて押釦の良好な移動を行えなくする等の不都合を防止する。上記係止手段は上記した係止突部19に限らず、上記要件を満たせば種々の形態を採用できる。
本発明では、上記外方付勢力が、上記押釦4とその押し込み方向離間位置との間に掛け渡し連繋させるとともに、側方へ突出した両側がそれぞれ平面視半環状をなす板バネSにより発生する如く構成している。側方へ突出しない場合には破断の虞があり好ましくない。この様な板バネSを用いることにより、操作時に柔軟で違和感のない感触で開蓋することができ、しかも、容器体に対して大きさ,形状等に不必要な制限を与えることなく行えるものである。
上記板バネSは、押釦4と一体に形成したものであっても、或いは、容器体2に固定したものであっても良い。図1の実施例では、上記板バネSが、上記押釦4両側後端部よりそれぞれ一体に突設するとともに、それぞれ開放側を対向させた平面視横U字状をなすそれぞれ独立した一対の板バネS1,S1として構成している。各板バネS1は、上記案内溝16の奥方に起立した支持壁18にそれぞれ先端部を当接係止している。
上記の如く構成したコンパクト容器1は、図1の状態から押圧部12を押圧して押釦4を押し込むと、押釦4は各半環状部分を弾性変形しつつ押し込まれ、それに伴って係止突起13が押し込まれるため、フック10との係合が外れる。次いで、蓋を開いて収納物を使用する。この際、押圧部12の押圧を解除するため押釦4は各板バネS1の弾性復元力によりもとの状態に戻る。使用後は蓋体3を閉じれば、フック10の係合突起10a が係止突起13を乗り越えて係合する。
図4は他の例を示し、本実施例では、板バネSが、上記押釦4両側部に両端部を一体に連結した全体として環状に構成している。その他の構成は図1の実施例と同様であり、その作用も基本的に同様である。
尚、上記した各実施例に於いて各部材は合成樹脂により形成すると良い。
本発明コンパクト容器の要部縦断面図である。(実施例1) 同容器のA−A線に沿う横断面図である。(実施例1) 同容器の押釦を示す斜視図である。(実施例1) 本発明コンパクト容器の要部横断面図である。(実施例2)
符号の説明
2…容器体,3…蓋体,4…押釦,10…フック,12…押圧部,13…係止突起,
S,S1…板バネ

Claims (4)

  1. 容器体(2)の縁部に外方付勢力に抗しての押し込みが可能に装着するとともに、外表面に押圧部(12)を露出し、且つ、蓋体(3)のフック(10)を係合させた係止突起(13)を有する押釦(4)を備え、上記押釦(4)の押し込みによりフック(10)の係合を解除する如く構成したコンパクト容器に於いて、上記押釦(4)が頂面を開口した函型をなし、上記外方付勢力を、上記押釦(4)とその押し込み方向離間位置との間に掛け渡し連繋させ、且つ、押釦(4)両側後端部より一体に突設するとともに、側方へ突出した両側がそれぞれ平面視半環状をなす板バネ(S)により発生させ、上記各半環状部が開放部分を対向させるとともに、それぞれ全体的に後方へ湾曲させた平面視横U字状をなすことを特徴とするコンパクト容器。
  2. 上記板バネ(S)が、上記押釦(4)両側後端部よりそれぞれ一体に突設した一対の板バネ(S1),(S1)である請求項1記載のコンパクト容器。
  3. 上記板バネ(S)が、上記押釦(4)両側後端部に両端部を一体に連結した全体として環状をなす請求項1記載のコンパクト容器。
  4. 上記容器体(2)に、上記板バネ(S)の上面を係止する係止手段を設けてなる請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載のコンパクト容器。
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