JPH07227312A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器

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JPH07227312A
JPH07227312A JP2115994A JP2115994A JPH07227312A JP H07227312 A JPH07227312 A JP H07227312A JP 2115994 A JP2115994 A JP 2115994A JP 2115994 A JP2115994 A JP 2115994A JP H07227312 A JPH07227312 A JP H07227312A
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Yukitomo Yuzuhara
幸知 柚原
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YKK Corp
Yoshida Kogyo KK
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 容器本体と蓋体との係合を解除する構造に関
して、部品点数を少なくし、かつ低コストで組付工程を
容易にしてなる化粧料容器を提供する。 【構成】 蓋体10の前端縁に爪片13を垂設し、爪片
13に第1の係合突起14を設ける。容器本体20内に
中皿30を前後方向に移動自在に装着する。中皿30の
前端部に開口部36を形成するとともに開口部36を画
成する後壁38内面に第2の係合突起40を一体的に設
ける。中皿30の前端縁部に押圧部41を一体的に形成
する。中皿30の後端壁外面と容器本体20の後端壁内
面との間に弾性片を形成する。中皿30の開口部36の
内面に押し上げ片を一体的に形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、化粧料容器に関するも
ので、より具体的には容器本体と蓋体とをそれぞれの後
端縁部で開閉自在に連結し、容器本体内に化粧料を収納
する中皿を装着してなる化粧料容器に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の化粧料容器においては、
蓋体の前端縁部に爪片を垂設し、爪片の内面に第1の係
合突起を設けている。一方、容器本体内には中皿を装着
し、また容器本体の前端縁部に凹所を形成し、この凹所
の奥面に爪片の第1の係合突起と係合可能な第2の係合
突起を設けている。さらに、容器本体の凹所内には、プ
ッシュピースを前後動自在に装着し、このプッシュピー
スを後方へ押圧することにより、蓋体の第1の係合突起
と容器本体の第2の係合突起の係合を解除するようにな
っているものが従来一般的な構造である。
【0003】また、プッシュピースに蓋体の閉止位置に
て蓋体の爪片が挿入可能な窓孔を形成し、この窓孔の下
方部にヒンジ部を介して弾性変形可能な押し上げ片を一
体的に形成し、プッシュピースを後方へ押圧することに
より、蓋体の第1の係合突起と容器本体の第2の係合突
起の係合を解除するとともに押し上げ片が弾性変形し、
その反発力によって蓋体の爪片を押し上げるようになっ
ているものが従来公知となっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、かかる
従来の成形品においては、第1の係合突起と第2の係合
突起の係合を解除するために、プッシュピースなどの部
品が別に必要であり、構造が複雑であるとともに、部品
点数が多く、組付工程も複雑で、コストも高くなるとい
った問題点があった。
【0005】本発明は係る従来の問題に鑑みてなされた
もので、その目的は、容器本体と蓋体との係合を解除す
るための構造の部品点数を少なくし、かつ低コストで組
付工程を容易にしてなる化粧料容器を提供することにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】かかる目的を達成するた
めに本発明に係る化粧料容器では、容器本体と蓋体とを
それらの後端縁部で開閉自在に連結し、該容器本体内に
化粧料を収納する中皿を装着してなる化粧料容器におい
て、上記蓋体の前端縁に爪片を垂設すると共に該爪片に
第1の係合突起を設け、上記容器本体内に上記中皿を前
後方向に移動自在に装着すると共に該中皿の後壁と該容
器本体の内面との間に弾性片を形成し、上記中皿の前端
部には上記蓋体の閉止時に上記爪片が挿通可能な開口部
を形成すると共に該開口部内に上記第1の係合突起と係
脱自在に係合する第2の係合突起を一体的に形成し、か
つ該中皿の前端縁部に該第1及び第2の係合突起の係合
を離脱させるべく該中皿を移動させるための押圧部を一
体的に形成して、該押圧部を上記容器本体の前面より露
出させてなることを特徴とする。
【0007】また、前記中皿の前記開口部内に、その移
動方向に前記蓋体の前記爪片と相対向させて押し上げ片
を一体的に形成し、これら押し上げ片と上記爪片のいず
れか一方を傾斜面としてなることを特徴とする。
【0008】さらに、前記中皿の前記開口部内に、弾性
を有する押し上げ片を一体的に形成し、該押し上げ片が
前記蓋体の前記爪片に当接してなり、かつ互いに当接す
る該押し上げ片と該爪片のいずれか一方を傾斜面として
なることを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成を有する本発明の化粧料容器によれ
ば、従来のプッシュピースと同様に機能する第2の係合
突起及び押圧部を中皿と一体化することにより、部品点
数を削減することができ、組付工程も簡単でコストも削
減することができる。
【0010】また、中皿の後壁と容器本体の内面との間
に形成された弾性片により、押圧部の操作で押し込まれ
た中皿を前方に自動的に復帰させることができる。
【0011】さらに、中皿の開口部内に一体的に形成し
た押し上げ片は、中皿が後方に押圧されて中皿の第2の
係合突起が爪片の第1の係合突起から離脱すると同時に
傾斜面を介して爪片を押し上げるので、蓋体を適切に開
放することができる。
【0012】さらに、中皿の開口部内に一体形成した弾
性を有する押し上げ片は、中皿を後方に押圧した際に爪
片に傾斜面を介して摺接しつつ弾性変形し、中皿の第2
の係合突起が爪片の第1の係合突起から離脱すると同時
にその反発力により爪片を押し上げるので、蓋体を適切
に開放することができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図に基づいて
詳細に説明する。図1ないし図5は、本発明の第1実施
例に係る化粧料容器を示す。本実施例は基本的には、容
器本体20と蓋体10とをそれらの後端縁部で開閉自在
に連結し、容器本体20内に化粧料を収納する中皿30
を装着してなる化粧料容器において、蓋体10の前端縁
に爪片13を垂設すると共に爪片13に第1の係合突起
14を設け、容器本体20内に中皿30を前後方向に移
動自在に装着すると共に中皿30の後壁と容器本体20
の内面との間に弾性片44を形成し、中皿30の前端部
には蓋体10の閉止時に爪片13が挿通可能な開口部3
6を形成すると共に開口部36内に第1の係合突起14
と係脱自在に係合する第2の係合突起40を一体的に形
成し、かつ中皿30の前端縁部に第1及び第2の係合突
起14,40の係合を離脱させるべく中皿30を移動さ
せるための押圧部41を一体的に形成して、押圧部41
を容器本体20の前面より露出させることで構成され
る。具体的には、本発明の化粧料容器は、図1に示され
るように蓋体10,容器本体20および中皿30より構
成されている。
【0014】蓋体10は、容器本体20とそれぞれの後
端部でピン11によって開閉自在に枢着されている。蓋
体10の内面には鏡12が接着され、前端縁部には爪片
13が垂下形成されている。また、爪片13の下端内面
には、第1の係合突起14が一体的に形成されている。
【0015】容器本体20は、上面に中皿30を収納す
る凹部21が形成されている。この凹部21を画成する
両側壁22,22の内面には、前後方向に延長する一対
の凹溝23,23が形成されている。また、容器本体2
0の前壁24の中央部には、矩形の貫通孔25が形成さ
れている。
【0016】中皿30は、容器本体20の凹部21内に
収納可能な幅で、前後方向の長さは凹部21より短く形
成され、上面に化粧料を収納する凹所31が形成されて
いる。この凹所31を画成する両側壁32,32の外面
には、前後方向に延長する一対の突条33,33が形成
されている。この突条33は、容器本体20の凹溝23
より短く形成されている。
【0017】また、凹所31の上端は水平な鍔部34と
一体的に接続されている。鍔部34の前方鍔部35の中
央部には、開口部36が形成されている。開口部36
は、蓋体10の閉止状態において爪片13が挿入可能な
形状で、前壁37,後壁38,両側壁39,39により
画成されている。そして、後壁38内面の上方中央部に
は、第2の係合突起40が蓋体10の爪片13の第1の
係合突起14と対応して、一体的に設けられている。さ
らに、前壁37外面の下端中央部は、前方鍔部35の前
端より突出して延長形成され、ここに押圧部41が一体
的に形成されている。なお、押圧部41が形成された前
壁37および両側壁39の下端面と容器本体10の貫通
孔25の内底面とは同一レベルに位置している。
【0018】さらにまた、鍔部34の後方鍔部42の下
方の凹所31後壁外面にはヒンジ部43を介して左右後
方へ向かって延長する一対の弾性片44,44が一体形
成されている。
【0019】上記のような構成の中皿30を容器本体2
0に組み付けると、図2に示されるように、開口部36
の前壁37は容器本体20の前壁24内面に当接し、押
圧部41は容器本体20の前壁24の貫通孔25より前
方へ突出している。また、弾性片44の先端部は、容器
本体20の後壁26内面に当接し、中皿30が前方に若
干付勢され、従って第2の係合突起40は前方に付勢さ
れた状態で第1の係合突起14に係合されている。さら
に、突条33は容器本体20の凹溝23の前方に位置し
ている。
【0020】上記のようにして中皿30を容器本体20
に組み付けた後、容器本体20と枢着された蓋体10を
閉じると、蓋体10の爪片13は中皿30の前方鍔部3
5に設けた開口部36内に挿入され、第1の係合突起1
4が第2の係合突起40と係合して、蓋体10は図3お
よび図4に示す閉止位置をしめる。
【0021】この閉止位置から図5に示すように、中皿
30の押圧部41を後方へ押圧すると、中皿30は、容
器本体20の凹溝23に案内されて、弾性片44を弾性
変形させつつ後方へ移動し、これにより第2の係合突起
40が蓋体10の第1の係合突起14より離脱し、蓋体
10が開放される。その後、中皿30の押圧部41に加
えていた力を除去すると、弾性片44の反発力によって
中皿30は前方へ移動復帰する。
【0022】図6および図7は、本発明の第2実施例に
係る化粧料容器を示す。この実施例では、容器本体20
aの前壁24aの中央部には切欠凹所27が形成され、
さらにその下部外面に切欠凹所28が形成されている。
また、中皿30aの前方鍔部35aは段部38を介して
下方に向かって延長形成され、ここに押圧部41aが形
成されている。この押圧部41aは、蓋体10aの閉止
位置では図7に示すように、その外面が容器本体20a
の前壁24aの切欠凹所28から露出した状態で、かつ
蓋体10aおよび容器本体20aの前端面とはほぼ面一
になっている。その他の構成並びに作用は上記第1実施
例の場合と同様である。
【0023】図8および図9は、本発明の第3実施例に
係る化粧料容器を示す。この実施例では、中皿30bの
開口部36b内に、その移動方向に蓋体10bの爪片1
3bと相対向させて押し上げ片45を一体的に形成し、
これら押し上げ片45と爪片13bのいずれか一方を傾
斜面として構成している。具体的には、中皿30bの前
方鍔部35bは段部38を介して下方に向かって延長形
成され、ここに押圧部41bが形成されている。また、
開口部36bの前壁37bの内面上方からは斜め後方に
向かって延長する押し上げ片45が一体形成されてい
る。押圧部41bは、蓋体10bの閉止位置では図8に
示すように、その外面が容器本体20bの前壁24bの
切欠凹所27bから若干突出した状態になっている。そ
して、この閉止位置から図9に示すように、中皿30b
の押圧部41bを後方へ押圧すると中皿30bは後方へ
移動し、第2の係合突起40bが蓋体10bの第1の係
合突起14bより離脱し、蓋体10bが開放される。同
時に、前壁37bの押し上げ片45の内面は、爪片13
bの下端部に当接しつつその傾斜面が爪片13bを斜め
上方に押し上げる。その他の構成並びに作用は上記第1
実施例の場合と同様である。
【0024】図10ないし図14は、本発明の第4実施
例に係る化粧料容器を示す。この実施例では、中皿30
cの開口部36c内に、弾性を有する押し上げ片47を
一体的に形成し、押し上げ片47が蓋体10cの爪片1
3cに当接してなり、かつ互いに当接する押し上げ片4
7と爪片13cのいずれか一方を傾斜面として構成して
いる。図10に示されるように、中皿30cの開口部3
6cの後壁38c内面に形成された第2の係合突起40
cの下方よりヒンジ部46を介して上部前方に折曲延長
する断面略「V」字状の弾性変形可能な押し上げ片47
が一体的に形成されている。押し上げ片47の先端部4
8は、傾斜面を形成している。
【0025】上記のような構成の中皿30cを容器本体
20cに組み付け、蓋体10cを閉止した状態では、図
12および図13に示されるように、爪片13cの第1
の係合突起14cと中皿30cの第2の係合突起40c
が係合するとともに、押し上げ片47は、その先端部4
8が爪片13cの外面に当接し、さらに先端は斜め上方
に向かって延長した状態になっている。
【0026】この閉止位置から図14に示すように、中
皿30cの押圧部41cを後方へ押圧すると、中皿30
cは、容器本体20cの凹溝23cに案内されて、弾性
片44cを弾性変形させつつ後方へ移動し、これにより
第2の係合突起40cが蓋体10cの第1の係合突起1
4cより離脱し、蓋体10cが開放される。一方、中皿
30cがさらに後方へ摺動すると、押し上げ片47は、
その先端部48が爪片13cの外面と圧接しつつ摺動
し、若干弾性変形する。そして、蓋体10cの止錠が解
除され、さらに、蓋体10cが開放される時に、押し上
げ片47の先端部48は爪片13cの下端部に当接し、
弾性変形した押し上げ片47の復元力により押し上げ片
47の先端部48が爪片13cの下端面を押し上げる。
その他の構成並びに作用は上記第1実施例の場合と同様
である。
【0027】図15および図16は、本発明の第5実施
例に係る化粧料容器を示す。この実施例では、中皿30
dの前方鍔部35dは段部38を介して下方に向かって
延長形成され、ここに押圧部41dが形成されている。
また、開口部36dの前壁37dの内面からは下方後方
に向かって斜めに延長する弾性変形可能な押し上げ片5
0が一体形成されている。さらにまた、押圧部41d
は、蓋体10dの閉止位置では図16に示すように、そ
の外面が容器本体20dの前壁24dから若干突出した
状態になっている。そして、この閉止位置から、中皿3
0dの押圧部41dを後方へ押圧すると、中皿30d
は、容器本体20dの凹溝23dに案内されて、後方へ
移動し、これにより第2の係合突起40dが蓋体10d
の第1の係合突起14dより離脱し、蓋体10dが開放
される。一方、中皿30dが後方へ摺動すると、押し上
げ片50は、その先端部51が下方前方に向かって弾性
変形しながら爪片13dの外面を摺接しつつ若干弾性変
形する。そして、蓋体10dの止錠が解除され、さら
に、蓋体10dが開放される時に、押し上げ片50の先
端部51は爪片13dの下端部に当接し、弾性変形した
押し上げ片50の復元力により押し上げ片50の先端部
51が爪片13dの下端面を押し上げる。その他の構成
並びに作用は上記第1実施例の場合と同様である。
【0028】なお、上記第1〜5実施例では押し上げ片
の先端部に傾斜面を形成しているが、押し上げ片に代え
て、蓋体の爪片の外面に傾斜面を形成してもよい。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る化粧料容器
では、容器本体と蓋体とをそれらの後端縁部で開閉自在
に連結し、該容器本体内に化粧料を収納する中皿を装着
してなる化粧料容器において、上記蓋体の前端縁に爪片
を垂設すると共に該爪片に第1の係合突起を設け、上記
容器本体内に上記中皿を前後方向に移動自在に装着する
と共に該中皿の後壁と該容器本体の内面との間に弾性片
を形成し、上記中皿の前端部には上記蓋体の閉止時に上
記爪片が挿通可能な開口部を形成すると共に該開口部内
に上記第1の係合突起と係脱自在に係合する第2の係合
突起を一体的に形成し、かつ該中皿の前端縁部に該第1
及び第2の係合突起の係合を離脱させるべく該中皿を移
動させるための押圧部を一体的に形成して、該押圧部を
上記容器本体の前面より露出させてなることを特徴とす
るので、従来のプッシュピースと同様に機能する第2の
係合突起及び押圧部を中皿と一体化することにより、部
品点数を削減することができ、組付工程も簡単でコスト
も削減することができる。
【0030】また、中皿の後壁と容器本体の内面との間
に形成された弾性片により、押圧部の操作で押し込まれ
た中皿を前方に自動的に復帰させることができる。
【0031】また、前記中皿の前記開口部内に、その移
動方向に前記蓋体の前記爪片と相対向させて押し上げ片
を一体的に形成し、これら押し上げ片と上記爪片のいず
れか一方を傾斜面としてなることを特徴とするので、中
皿の開口部内に一体的に形成した押し上げ片が、中皿が
後方に押圧されて中皿の第2の係合突起が爪片の第1の
係合突起から離脱すると同時に傾斜面を介して爪片を押
し上げるので、蓋体を適切に開放することができる。
【0032】さらに、前記中皿の前記開口部内に、弾性
を有する押し上げ片を一体的に形成し、該押し上げ片が
前記蓋体の前記爪片に当接してなり、かつ互いに当接す
る該押し上げ片と該爪片のいずれか一方を傾斜面として
なることを特徴とするので、中皿の開口部内に一体形成
した弾性を有する押し上げ片が、中皿を後方に押圧した
際に爪片に傾斜面を介して摺接しつつ弾性変形し、中皿
の第2の係合突起が爪片の第1の係合突起から離脱する
と同時にその反発力により爪片を押し上げるので、蓋体
を適切に開放することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例に係る化粧料容器の要部分
解斜視図である。
【図2】本発明の第1実施例に係る化粧料容器の上面図
である。
【図3】本発明の第1実施例に係る化粧料容器の断面図
である。
【図4】本発明の第1実施例に係る化粧料容器の要部断
面図である。
【図5】本発明の第1実施例に係る化粧料容器の要部断
面図である。
【図6】本発明の第2実施例に係る化粧料容器の要部分
解斜視図である。
【図7】本発明の第2実施例に係る化粧料容器の要部断
面図である。
【図8】本発明の第3実施例に係る化粧料容器の要部断
面図である。
【図9】本発明の第3実施例に係る化粧料容器の要部断
面図である。
【図10】本発明の第4実施例に係る化粧料容器の要部
分解斜視図である。
【図11】本発明の第4実施例に係る化粧料容器の上面
図である。
【図12】本発明の第4実施例に係る化粧料容器の断面
図である。
【図13】本発明の第4実施例に係る化粧料容器の要部
断面図である。
【図14】本発明の第4実施例に係る化粧料容器の要部
断面図である。
【図15】本発明の第5実施例に係る化粧料容器の要部
分解斜視図である。
【図16】本発明の第5実施例に係る化粧料容器の要部
断面図である。
【符号の説明】
10,10〜10d 蓋体 13,13a〜13d 爪片 14,14a〜14d 第1の係合突起 20,20a〜20d 容器本体 21 凹部 24,24a〜24d 前壁 25,25c 貫通孔 30,30a〜30d 中皿 31 凹所 35,35a〜35d 前方鍔部 36,36a〜36d 開口部 37,37a〜37d 開口部前壁 38 開口部後壁 40,40a〜40d 第2の係合突起 41,41a〜41d 押圧部 44 弾性片 46 ヒンジ部 45,47,50 押し上げ片 48,51 先端部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器本体と蓋体とをそれらの後端縁部で
    開閉自在に連結し、該容器本体内に化粧料を収納する中
    皿を装着してなる化粧料容器において、上記蓋体の前端
    縁に爪片を垂設すると共に該爪片に第1の係合突起を設
    け、上記容器本体内に上記中皿を前後方向に移動自在に
    装着すると共に該中皿の後壁と該容器本体の内面との間
    に弾性片を形成し、上記中皿の前端部には上記蓋体の閉
    止時に上記爪片が挿通可能な開口部を形成すると共に該
    開口部内に上記第1の係合突起と係脱自在に係合する第
    2の係合突起を一体的に形成し、かつ該中皿の前端縁部
    に該第1及び第2の係合突起の係合を離脱させるべく該
    中皿を移動させるための押圧部を一体的に形成して、該
    押圧部を上記容器本体の前面より露出させてなることを
    特徴とする化粧料容器。
  2. 【請求項2】 前記中皿の前記開口部内に、その移動方
    向に前記蓋体の前記爪片と相対向させて押し上げ片を一
    体的に形成し、これら押し上げ片と上記爪片のいずれか
    一方を傾斜面としてなることを特徴とする請求項1記載
    の化粧料容器。
  3. 【請求項3】 前記中皿の前記開口部内に、弾性を有す
    る押し上げ片を一体的に形成し、該押し上げ片が前記蓋
    体の前記爪片に当接してなり、かつ互いに当接する該押
    し上げ片と該爪片のいずれか一方を傾斜面としてなるこ
    とを特徴とする請求項1記載の化粧料容器。
JP02115994A 1994-02-18 1994-02-18 化粧料容器 Expired - Lifetime JP3513621B2 (ja)

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