JP5090086B2 - パウダーケース - Google Patents

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本発明は、パウダーケースに関するものであり、パフに対するパウダーの均一な付着を誘導するメッシュ張設体のより柔軟でスムーズな作動を実現しようとするものである。
ファンデーション等の化粧料は、近年、パウダー状にしたものが商品として多数流通してきており、かかる内容物を充填するケース(容器)としては、内容物の飛散を防止するとともに、パフに対して内容物を均一に付着させることを目的として内容物を収納したドラムの上部開放端にメッシュ張設体が配置されている。
メッシュ張設体は、所定のサイズになる開孔を有するメッシュシートと、このメッシュシートをその縁部で固定する枠体にて構成されているのが普通であり、シート部分をパフによりドラムの内部へ向けて押し込み、その際にメッシュを通過して表面に浮き出たパウダーをパフにより捕捉するものであるところ(例えば特許文献1参照)、従来のこの種のケースにあっては、メッシュ張設体をよりスムーズに移動させるとともに、メッシュ張設体を弾性支持する部材の耐久性のさらなる改善が求められていた。
特許第3761936号明細書
本発明の課題は、柔軟でスムーズな作動を実現することができる耐久性の高いメッシュ張設体を備えたパウダーケースを提案するところにある。
本発明は、周壁によってその内側に区画凹所を形成するケース本体と、上部開放端を有しケース本体の区画凹所に着脱自在に設置されるパウダー収納ドラムと、パウダー収納ドラムの上部開端に設置されパフに対するパウダー付着を誘導するメッシュ張設体と、ケース本体の口部に合わり該ケース本体を密封するとともに、パウダー収納ドラムの上部においてパフの収納空間を形成する蓋体とを備えたパウダーケースであって、
前記パウダー収納ドラムの上部開放端に環状枠体を固定保持し、この環状枠体に、メッシュ張設体の縁部の少なくとも2箇所でそれぞれつながり該メッシュ張設体をパウダー収納ドラムの上部開放端から底部へ向けて往復移動可能に吊り下げ支持するアームを設け、
該アームは、メッシュ張設体の縁部に沿って伸延する扁平湾曲片からなる、ことを特徴とするパウダーケースである。
環状枠体と、メッシュ張設体との間に、扁平湾曲片からなるアームを設け、このアームによりメッシュ張設体を環状枠体に吊り下げ保持することで、該メッシュ張設体の上下における移動が非常にスムーズになり、アームに損傷を与えるような負荷を最小限に留めることができる。また、メッシュ張設体は内容物から常に離れた位置にあるので、内容物の飛散防止効果が極めて高い。
以下、図面を参照して本発明を具体的に説明する。
図1(a)(b)は本発明にしたがうパウダーケースの実施の形態を、その平面、側面について示した図(図1(a)は蓋体、固定カバーを取り外した状態で表示)であり、図2はそのケースを構成する部材の外観斜視図である。
図における番号1はケース本体である。このケース本体1は、下向きに開放された溝dを有する二重周壁1aと、この二重周壁1aの内側壁1aの下端部に一体連結する底壁1bからなり、その内側には区画凹所Mが形成されている。
また、2はケース本体1の区画凹所dに配置された状態で示したパウダー収納ドラムである。このパウダー収納ドラム2はその外周壁に、ケース本体1の内壁に当接して区画凹所M内における位置決めを行うフランジ2aと、フランジ2aの下側でケース本体1の底壁1bに設けられた係止片1cに着脱自在に連係(アンダーカット係合等)する突起2bを有する。
また、3はパウダー収納ドラム2の上部開放端2′の内側に配置されるメッシュ張設体である。このメッシュ張設体3はパウダー収納ドラム2の内径よりも小さい外径を有するリング状のベース3aと、メッシュSをその縁部で固定するとともにベース3aに着脱自在に組み合わさるディスク3bからなる。4はケース本体1の口部(二重周壁1aの外側壁1a)に合わさり該ケース本体1を密封する蓋体である。蓋体4はケース本体1を密封した状態でパウダー収納ドラム2の上部にパフfの収納空間Mを形成する(図1(b)参照)。
さらに、5はパウダー収納ドラム2の上部開放端2′に固定保持される環状枠体である。この環状枠体5は上部開放端2′に嵌合する凹部tを有する本体部分5aと、この本体部分5aに一体連結し該上部開放端2′の外壁との間でアンダーカットの如き手段にて係止される周壁5bからなる。
また、6はメッシュ張設体3の縁部に沿って伸延する扁平湾曲片からなるアームである。このアーム6は一端が環状枠体5につながっており、他端がメッシュ張設体3のベース3aの縁部につながっており、該メッシュ張設体3を環状枠体5に吊り下げ支持し、パフfによる押し込みとその押し込み解除によりパウダー収納ドラム2の上部開放端2′から底部へ向けて往復移動させることができるようになっている。
7は環状枠体5をパウダー収納ドラム2の上部開放端2′に固定する固定カバーであり、この固定カバー7は、環状枠体5、アーム6及びメッシュ張設体3の縁部を覆うカバー壁7aと、このカバー壁7aの外縁に一体連結し環状枠体5の周壁5b及びケース本体1の内壁との相互間の隙間に差し込んで環状枠体5をパウダー収納ドラム2の上部開放端2′に強固に固定する差込壁7bからなる。固定カバー7が配置された状態では、カバー壁7aの裏面に設けたれた凸部7aが環状枠体5の本体部分5aの天面に設けられた周溝(あるいは断続的に設けた凹部でもよい。)5aに適合して位置決めがなされる。
そして、8はパフfを載置する凹部を有しケース本体1を密封する際にパウダー収納ドラム3の上に設置することができるシート部材である。
上記の構成になるパウダーケースは、何らの力も付加されていない状態では、図1、図2に示したように、メッシュ張設体3はパウダー収納ドラム2の上部開放端2′に吊り下げ支持された状態にあるが、パフfを介して該メッシュ張設体3をパウダー収納ドラム2の底部へ向けて押し込むと、図1(b)の仮想線にて示すようにアーム6の弾性変位により該メッシュ張設体3はスムーズに下降する一方、押し込み力を解除することにより初期位置へと復元する。
アーム6は環状枠体5とメッシュ張設体3との間でその弾性変位を容易とするため環状枠体5、メッシュ張設体3のベース3aを含めその全部をエラストマーの如き軟質部材あるいは合成樹脂にて構成することができる。
アーム6、環状枠体5、メッシュ張設体3のベース3aはとくに合成樹脂で一体的に構成するのがよい。
図3(a)(b)は本発明にしたがうパウダーケースの他の実施の形態を示した図である。かかるパウダーケースは、アーム6の両端を環状枠体5に一体連結し、その中央部分をメッシュ張設体3の縁部につなげた構成としたものである。この場合、アーム6の長さL(環状枠体5の接続部位からメッシュ張設体3の連結部位に至るまでの長さ)が短縮されるので、アーム6の反発力が増加する。
パウダー収納ドラムの上部開放端において確実に吊り下げ支持することが可能で上下における移動がスムーズなメッシュ張設体を備えたパウダーケースが提供できる。
(a)(b)は本発明にしたがうパウダーケースの実施の形態を示した図である。 図1に示したパウダーケースの外観斜視図である。 (a)(b)は本発明にしたがうパウダーケースの他の実施の形態を示した図である。
符号の説明
1 ケース本体
1a 二重周壁
1b 底壁
2 パウダー収納ドラム
2′ 上部開放端
2a フランジ
2b 突起
3 メッシュ張設体
3a ベース
3b ディスク
4 蓋体
5 環状枠体
5a 本体部分
5b 周壁
6 アーム
7 固定カバー
7a カバー壁
7b 差込壁
8 皿状部材
M 区画凹所
S メッシュ

Claims (2)

  1. 周壁によってその内側に区画凹所を形成するケース本体と、上部開放端を有しケース本体の区画凹所に着脱自在に設置されるパウダー収納ドラムと、パウダー収納ドラムの上部開端に設置されパフに対するパウダー付着を誘導するメッシュ張設体と、ケース本体の口部に合わり該ケース本体を密封するとともに、パウダー収納ドラムの上部においてパフの収納空間を形成する蓋体とを備えたパウダーケースであって、
    前記パウダー収納ドラムの上部開放端に環状枠体を固定保持し、この環状枠体に、メッシュ張設体の縁部の少なくとも2箇所でそれぞれつながり該メッシュ張設体をパウダー収納ドラムの上部開放端から底部へ向けて往復移動可能に吊り下げ支持するアームを設け、
    該アームはメッシュ張設体の縁部に沿って伸延する扁平湾曲片からなる、ことを特徴とするパウダーケース。
  2. 前記環状枠体を前記パウダー収納ドラムの上部開放端に固定する固定カバーを備え、この固定カバーに、前記環状枠体、前記アーム及び前記メッシュ張設体の縁部を覆うカバー壁を設けた、請求項1に記載のパウダーケース。
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