JP2019151387A - 家庭用薄葉紙収納容器 - Google Patents
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Abstract
Description
そして、このような家庭用薄葉紙収納容器においては、開閉蓋を付勢するための機構として、容器本体及び開閉蓋とは別体の金属製や樹脂製のバネを用い、これを容器本体及び開閉蓋にそれぞれ設けられたヒンジ部にセットして用いる(例えば、特許文献1参照)。
内部に家庭用薄葉紙が収納され、当該家庭用薄葉紙を取り出す取出孔を有する容器本体と、
前記容器本体に回動自在に取り付けられ、前記取出孔を閉塞する開閉蓋と、
を備えた家庭用薄葉紙収納容器であって、
前記容器本体は、少なくとも一部が弾性材料によって形成され、前記開閉蓋を閉塞状態で係止すると共に、これを解除して前記開閉蓋を開放させることができる係止手段を備え、
前記弾性材料によって、前記容器本体の前記弾性材料によって形成された部分と一体的に形成され、前記開閉蓋を開放方向に付勢する付勢手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、開閉蓋の開放動作を容易としつつ、生産性の低下を抑制することができる。
前記開閉蓋は、少なくとも一部が前記弾性材料によって形成され、前記付勢手段は、前記開閉蓋の前記弾性材料によって形成された部分と一体的に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、開閉蓋の開放動作を容易としつつ、さらに生産性の低下を抑制することができる。
前記弾性材料は、硬度が20以上、90以下であることを特徴とする。
本発明によれば、開閉蓋の開放動作をさらに容易にすることができる。
前記付勢手段は、前記容器本体及び前記開閉蓋に埋め込まれていることを特徴とする。
本発明によれば、開閉蓋の開放動作を容易としつつ、生産性の低下を抑制することができる。
前記付勢手段は、一端部のみが前記容器本体の前記弾性材料によって形成された部分に接続され、他端部のみが前記開閉蓋の前記弾性材料によって形成された部分に接続されていることを特徴とする。
本発明によれば、開閉蓋の開放動作を容易としつつ、生産性の低下を抑制することができる。
前記容器本体には、前記弾性材料によって、前記取出孔を囲むように環状に上方へと突出する凸部である本体側密閉環部が形成され、
前記開閉蓋には、前記弾性材料によって、当該開閉蓋の閉塞時において環状に下方へと突出する凸部である開閉蓋側密閉環部が形成され、
前記本体側密閉環部と、前記開閉蓋側密閉環部とは、前記開閉蓋の閉塞時において嵌合することを特徴とする。
本発明によれば、容器本体内部の密閉性を改善することができる。
前記容器本体は、前記開閉蓋との接続部分の近傍に、前記弾性材料によって形成された滑り止め部を備えることを特徴とする。
本発明によれば、開放時の開閉蓋の安定性を改善することができる。
なお、以下においては、図1に示すように、X軸、Y軸及びZ軸並びに前後方向、左右方向及び上下方向を定めて説明する。すなわち、家庭用薄葉紙収納容器100の開閉蓋2が備えられた側を「上」、その反対側を「下」、容器本体1と開閉蓋2とが接続されている側を「後」、その反対側を「前」、後側を向いた状態における右手側を「右」、後側を向いた状態における左手側を「左」とし、前後方向に沿った軸をX軸、左右方向に沿った軸をY軸、上下方向の沿った軸をZ軸とする。
{全体構成}
家庭用薄葉紙収納容器100は、図1に示すように、内部の家庭用薄葉紙を取り出す取出孔112を備えた容器本体1と、取出孔112を覆うように開閉自在に容器本体1に接続された開閉蓋2と、容器本体1から開閉蓋2へと延在し、開閉蓋2を開放方向に付勢する付勢手段3とを備え、容器本体1の内部に家庭用薄葉紙Pが収納される収納空間Sが形成されている。
また、容器本体1と、開閉蓋2とは、射出成形(2色成形)によって一体的に形成することができる。
家庭用薄葉紙Pとしては、例えば、小型のウェットシート、ウェットティッシュ等が交互に折り重ねられた状態で積層され、1枚のウェットシート、ウェットティッシュ等を引き出した際に次のウェットシート、ウェットティッシュ等も引き出されるように形成された、所謂ポップアップ式のシートが用いられる。その他には、例えば、長さ方向に一定の間隔でミシン目が施された長大なウェットシート、ウェットティッシュ等がロール状に巻かれ、ミシン目に沿って切り離して使用するロールシートを用いることもできる。
容器本体1は、図1に示すように、全体として、X方向及びZ方向に比してY方向に長い略直方体状に形成され、これがZ方向中央部付近において上下に二分され、容器本体1の上側を構成する容器本体上部11と、容器本体1の下側を構成する容器本体下部12と、が形成されている。容器本体上部11と、容器本体下部12とは容器本体1の後側において接続されている。
容器本体1と、開閉蓋2とは、射出成形(2色成形)によって一体的に形成することができる。
この大きさ及び厚みであれば、成形効率が高く、かつ実使用に問題ない強度を達成することができる。
容器本体1後側の、容器本体上部11と容器本体下部12との接続部分が、図2から図4に示すように、容器本体1の他の部分と比較して薄くなるように形成されていることによって、当該接続部分において容器本体の後面を容易に曲げることができ、容器本体上部11を、当該接続部分を支点として、容器本体下部12に対して回動させ易くなる。
また、容器本体1が容器本体上部11と容器本体下部12とに二分される位置は、図においては、Z方向中央部付近とした場合につき図示したが、Z方向中央部よりも上部であれば、さらに好ましい。この場合、収納された家庭用薄葉紙Pが所定の包装体によって覆われた状態で、容器本体1内に収納される場合において、容器の閉塞時に包装体のエンドシール部等を挟み込んでしまうおそれを低減することができ、家庭用薄葉紙Pをさらに詰め替え易くなる。
容器本体上部11は、図1から図4に示すように、下面が開口部となった略直方体状に形成され、上部に下方に凹状となる凹部111が形成されている。凹部111には、中央部に収納空間Sの家庭用薄葉紙Pを取り出す取出孔112が備えられ、取出孔112を囲むようにして、本体側密閉環部113が形成されている。
また、上面の前側には、開閉蓋2を開閉するための係止手段114が形成され、後ろ側には開放時の開閉蓋2を安定させるための上部滑り止め部115が形成されている。
また、下面の開口部の周囲には、後述の容器本体下部12の下部嵌合部121と嵌合する上部嵌合部116が形成されている。
取出孔112は、容器本体上部の上面略中央に形成された、収納空間Sにつながる孔部である。
図1においては、十字型に2本の切り込みを入れることにより形成されている場合につき図示したが、これに限られず、切り込みの本数はこれより多数でもよく、また、例えば、直角三角形の重心点と各頂点とを結ぶように、3本の切り込みを形成するようにしてもよい。
この取出孔112は、後述のようにその周囲が弾性を有する材料によって形成されており、家庭用薄葉紙Pに対して適切な抵抗を掛けることで、収納空間Sに収納された家庭用薄葉紙Pが引き出された後に、次の家庭用薄葉紙Pを保持する機能を果たす。また、家庭用薄葉紙Pがロールシートである場合において、家庭用薄葉紙Pに設けられている切断用のミシン目で、これを切断することを可能とする。
本体側密閉環部113は、図1に示すように、取出孔112を囲むように環状に上方へと突出する凸部であり、図3及び図4に示すように、その外周側の面が後述の開閉蓋2に形成された開閉蓋側密閉環部22の内周側の面と嵌合するように形成されている。
係止手段114は、図1に示すように、本体側爪部1141を備えるボタン状に形成され、本体側爪部1141が後述の開閉蓋2に形成される開閉蓋側爪部21と係合することによって、これを閉塞状態で係止するとともに、使用者が係止手段114を押圧した際には、本体側爪部1141と開閉蓋側爪部21との係合が外れ、開閉蓋2が開放状態となるように形成されている。
上部滑り止め部115は、図1に示すように、容器本体上部11上面の、開閉蓋2との接続部分後方に形成された、開放時の開閉蓋2を滑り難くするための部分であり、後述のように弾性部材によって形成されていることによって、蓋体との間の摩擦抵抗を高め、その揺れを防止する。
上部嵌合部116は、図1から図4に示すように、容器本体上部11下部の開口部の周囲に、容器本体上部11と容器本体下部12とが接続された後側を除いて形成され、図2から図4に示すように、下端部が外周側のみ突出し、上部突出部1161が形成されており、上部突出部1161の内周側の面が、後述の容器本体下部12に形成される下部嵌合部121の下部突出部1211の外周側の面と嵌合するように形成されている。
上部嵌合部116は、上部突出部1161が、上下方向に好ましくは0.5mmから5mm、さらに好ましくは1mmから3mmの長さを有するように形成される。
容器本体上部は、図1に示すように、上面の本体側密閉環部113及び凹部111内における本体側密閉環部113によって囲まれた部分が、例えば、シリコンゴムや、スチレン−ブタジエン系、ポリエステル系、ポリエチレン系、ウレタン系等の熱可塑性エラストマー等の弾性を有する材料(以下、「弾性材料」という。)によって形成されている。弾性材料の性質としては、硬度が20から90であることが望ましい。なお、上記硬度は、JIS K 6253(タイプAデュロメータ)によって測定されたものである。
また、容器本体上部11のうち、後述の付勢手段3を形成する部分、上部滑り止め部115、上部嵌合部116も、同様の弾性材料によって形成されている。
容器本体上部のその他の部分は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等によって形成されている。
これらは、射出成形(2色成形)によって一体的に形成されている。
なお、弾性材料の硬度が上記よりも低くなると、柔らか過ぎて成形が難しく、成形効率が悪くなる。さらに、付勢手段3が開閉蓋2を開放方向へと付勢する力が十分でなくなる。また、硬度が上記よりも高くなると、取出孔112周辺が硬くなり、抵抗が掛かり過ぎて、シートが一枚ずつ取り出しにくくなり、かつ、シートを引っ張り出す際に容器内部まで指を入れ難くなる。さらに、付勢手段3が開閉蓋2を開放方向へと付勢する力が強くなり過ぎる。
したがって、弾性材料の硬度は、上記範囲とすることが望ましい。
容器本体下部12は、図1から図4に示すように、上面が開口部となった略直方体状に形成され、上面の開口部の周囲には、容器本体上部11の上部嵌合部116と嵌合する下部嵌合部121が形成されている。また、下面には、下部滑り止め部122が形成されている。
下部嵌合部121は、図1から図4に示すように、容器本体下部12上部の開口部の周囲に、容器本体下部12と容器本体上部11とが接続された後側を除いて形成され、図2から図4に示すように、上端部が内周側のみ突出し、下部突出部1211が形成されており、下部突出部1211の外周側の面が、容器本体上部11に形成される上部嵌合部116の上部突出部1161の内周側の面と嵌合するように形成されている。
下部嵌合部121は、下部突出部1211が、上下方向に好ましくは0.5mmから5mm、さらに好ましくは1mmから3mmの長さを有するように形成される。
また、上部突出部が、内周側と外周側の間の中央部が突出するように形成され、下部突出部が、内周側と外周側の両側において突出し、間に凹部が生じるように形成され、上部突出部と、下部突出部の間の凹部とが嵌合するようにしてもよい。反対に、上部突出部が、内周側と外周側の両側において突出し、間に凹部が生じるように形成され、下部突出部が、内周側と外周側の間の中央部が突出するように形成され、下部突出部と、上部突出部の間の凹部とが嵌合するようにしてもよい。
下部滑り止め部122は、家庭用薄葉紙収納容器100を載置した際にこれを滑りにくくするための部分であり、容器本体下部12の下面に、弾性材料によって形成された部分を、他の部分と一体的に設けることにより形成されている。
容器本体下部12は、下部嵌合部121及び下部滑り止め部122が、容器本体上部11において用いられるのと同様の弾性材料によって形成され、その他の部分は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等によって形成されている。
これらは、射出成形(2色成形)によって一体的に形成されている。
開閉蓋2は、図1から図4に示すように、容器本体上部11の凹部111後方に回動自在に接続された扁平な略矩形状の部材であり、前側に開閉蓋側爪部21を備え、下面側に開閉蓋側密閉環部22を備える。
開閉蓋2は、図1から図4に示すように、閉塞時の平面視における形状が容器本体上部11の凹部111の平面視における形状と略同一となるように形成されており、閉塞時において、凹部111に嵌め込むことができるように形成されている。
開閉蓋側爪部21は、図1から図4に示すように、開閉蓋2の前方に突出する爪部であり、容器本体上部11の係止手段114に形成される本体側爪部1141と係合することによって、開閉蓋を閉塞状態で係止するとともに、使用者が係止手段114を押圧した際には、本体側爪部1141と開閉蓋側爪部21との係合が外れ、後述の付勢手段3によって、開閉蓋2が開放状態となるように形成されている。
開閉蓋側密閉環部22は、図1に示すように、開閉蓋2の閉塞時における下面側中央部に形成された、下方へと環状に突出する凸部であり、図3及び図4に示すように、その内周側の面が、容器本体上部11に形成された本体側密閉環部113の外周側の面と嵌合するように形成されている。
開閉蓋2は、図1に示すように、開閉蓋側密閉環部22及び開閉蓋側密閉環部22に囲まれた部分が、容器本体上部11等において用いられるのと同様の弾性材料によって形成され、その他の部分は、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン等によって形成されている。
これらは、射出成形(2色成形)によって一体的に形成されている。
付勢手段3は、開閉蓋2を開放方向へと付勢し、使用者が係止手段114を押圧し、本体側爪部1141と、開閉蓋側爪部21との係合が外れた際に、開閉蓋2を後方の容器本体上部11との接続部分を回転軸として回転するようにして開放させるための部材である。
付勢手段3は、幅が好ましくは2mm〜30mm、さらに好ましくは8mm〜10mm、厚みが好ましくは0.5mm〜3mm、さらに好ましくは1mm〜2mmの帯状となるように、容器本体上部11及び開閉蓋2に形成される。
付勢手段3がこのような大きさに形成されていることによって、開閉蓋2を無理なく押し上げることが可能であり、かつ、開閉蓋2の閉塞時において、凹部111内において付勢手段3を容易に折り畳むことができる。
また、使用者が開閉蓋2を閉塞する際には、開閉蓋を上方から押せば、付勢手段3が折り畳まれ、図3に示す状態となる。
実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器100によれば、使用者が係止手段114を操作し、開閉蓋2の係止が外れると、付勢手段3によって、開閉蓋2が自動的に跳ね上げられることから、家庭用薄葉紙使用時の開閉蓋の開放が容易となる。
また、付勢手段3は、容器本体上部11及び開閉蓋2において、取出孔112周辺等の、他の弾性部材によって形成された部分と同一の弾性材料によって形成され、容器本体1及び開閉蓋2と一体的に形成することができる。したがって、異なる材料を用いる必要がなく、部品点数も増加しないことから、付勢手段3を備えることによって、生産性の低下を招くこともない。
したがって、家庭用薄葉紙Pの詰め替えの際に、家庭用薄葉紙収納容器100を持ち上げることを要せず、テーブル等に載置した状態のままで、詰め替え作業を行うことができる。
実施形態に係る家庭用薄葉紙収納容器100においては、容器本体上部11と開閉蓋2とが一体的に形成され、付勢手段3もこれらの双方と一体的に形成された場合につき説明したが、容器本体上部11と開閉蓋2とが別体として形成され、これらがヒンジ等によって接続されるようにしてもよい。
この場合、例えば、付勢手段3を容器本体上部11から突出するようにして形成すると共に、開閉蓋2にこれを嵌め込むための間隙を形成しておき、当該間隙に付勢手段3の突出部分を嵌め込む等の方法によって、付勢手段3を開閉蓋2に対して接続する。
この場合においても、付勢手段3は、少なくとも容器本体上部11とは一体的に形成されることから、両者と別体として形成される場合と比較すれば、生産性を改善することができる。
例えば、図5及び図6に示す付勢手段3Aのように、一端部のみが容器本体上部11上面の弾性部材によって形成された部分に接続され、他端部のみが開閉蓋2の弾性部材によって形成された部分に接続され、容器本体上部11と開閉蓋2とを橋渡しするようにして、これらと一体的に形成されていてもよい。なお、容器本体上部11とのみ一体的に形成され、開閉蓋2とは、例えば、窪みに嵌るようにしたり、ヒンジを用いたりといった方法によって接続されるようにしてもよい。
また、使用者が、開閉蓋2を閉塞する際には、使用者が開閉蓋を上方から押せば、自動的に付勢手段3Aが折り畳まれ、図6に示す状態となる。
このような付勢手段3Aによれば、上記実施形態に係る付勢手段3と比較すると、構造が複雑になるものの、付勢手段による付勢力を高めることができる。
図5においては2つの付勢手段3Aを備えた場合について図示したが、中央に一つのみ備えてもよいし、3つ以上備えてもよい。
また、図5及び図6においては、付勢手段3Aが本体側密閉環部113の内側と、開閉蓋側密閉環部22の内側とに接続される場合につき図示したが、弾性材料によって形成される部分をこれらの外側まで拡張した上で、付勢手段3Aが本体側密閉環部113の外側と、開閉蓋側密閉環部22の外側とに接続されるようにしてもよい。
この場合、上部嵌合部と下部嵌合部とを強固に嵌合させることができ、家庭用薄葉紙収納容器の使用中に容器本体上部と、容器本体下部とが外れてしまい難くなる。
1 容器本体
112 取出孔
113 本体側密閉環部
114 係止手段
115 上部滑り止め部(滑り止め部)
2 開閉蓋
22 開閉蓋側密閉環部
3、3A 付勢手段
P 家庭用薄葉紙
Claims (7)
- 内部に家庭用薄葉紙が収納され、当該家庭用薄葉紙を取り出す取出孔を有する容器本体と、
前記容器本体に回動自在に取り付けられ、前記取出孔を閉塞する開閉蓋と、
を備えた家庭用薄葉紙収納容器であって、
前記容器本体は、少なくとも一部が弾性材料によって形成され、前記開閉蓋を閉塞状態で係止すると共に、これを解除して前記開閉蓋を開放させることができる係止手段を備え、
前記弾性材料によって、前記容器本体の前記弾性材料によって形成された部分と一体的に形成され、前記開閉蓋を開放方向に付勢する付勢手段を備えることを特徴とする家庭用薄葉紙収納容器。 - 前記開閉蓋は、少なくとも一部が前記弾性材料によって形成され、前記付勢手段は、前記開閉蓋の前記弾性材料によって形成された部分と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
- 前記弾性材料は、硬度が20以上、90以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
- 前記付勢手段は、前記容器本体及び前記開閉蓋に埋め込まれていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
- 前記付勢手段は、一端部のみが前記容器本体の前記弾性材料によって形成された部分に接続され、他端部のみが前記開閉蓋の前記弾性材料によって形成された部分に接続されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
- 前記容器本体には、前記弾性材料によって、前記取出孔を囲むように環状に上方へと突出する凸部である本体側密閉環部が形成され、
前記開閉蓋には、前記弾性材料によって、当該開閉蓋の閉塞時において環状に下方へと突出する凸部である開閉蓋側密閉環部が形成され、
前記本体側密閉環部と、前記開閉蓋側密閉環部とは、前記開閉蓋の閉塞時において嵌合することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。 - 前記容器本体は、前記開閉蓋との接続部分の近傍に、前記弾性材料によって形成された滑り止め部を備えることを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の家庭用薄葉紙収納容器。
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