JPH0446667Y2 - - Google Patents

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JPH0446667Y2
JPH0446667Y2 JP11919787U JP11919787U JPH0446667Y2 JP H0446667 Y2 JPH0446667 Y2 JP H0446667Y2 JP 11919787 U JP11919787 U JP 11919787U JP 11919787 U JP11919787 U JP 11919787U JP H0446667 Y2 JPH0446667 Y2 JP H0446667Y2
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container body
frame
cushion material
convex portion
dish
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JP11919787U
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Description

【考案の詳細な説明】 《産業上の利用分野》 本考案は容器本体内に皿枠を介して化粧料を充
填した化粧皿を収容し、この容器本体に蓋体を開
閉自在に蝶着してなるコンパクト容器に関するも
ので、より具体的には化粧皿内の化粧料を外部の
クツシヨン等の衝撃から保護するコンパクト容器
に関するものである。
《従来の技術》 従来のこの種のコンパクト容器としては実公昭
61−25686及び61−31694公報に係るものが公知と
なつている。
この前者のコンパクト容器は化粧料を充填した
化粧皿を保持する皿枠の下面に複数の弾性薄片板
を形設して、コンパクトの容器本体に加えられた
衝撃を上記弾性薄片板で吸収して化粧皿に伝達さ
れないようにするものである。
一方、後者のコンパクト容器では化粧皿を保持
する皿枠の周壁を弾性的に曲設するとともにその
底面を容器本体の内底面から浮かせて保持するよ
うにしたものである。
《考案が解決しようとする問題点》 しかしながら、上記の両コンパクト容器では皿
枠自体に弾力性を持たせるものであるため皿枠を
成形する樹脂材料に選択上の制限があるだけでな
く、蓋体を開放した時に化粧皿の外周部にあつて
人手に触れる皿枠の周縁部が弾性を有する樹脂か
ら形成されているため、指先に加えた僅かの圧力
で凹んだりしてコンパクト容器の高級感を著しく
損う虞れがあつた。
本考案は上記のような問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は皿枠自体を高級感のある硬質
な樹脂から成形することができる一方、化粧皿を
容器本体に対して弾性的に保持することのできる
コンパクト容器を提供するある。
《問題点を解決するための手段》 上記の目的を達成するため、本考案では、容器
本体内に皿枠を介して化粧料を充填した化粧皿を
収容し、該容器本体に蓋体を開閉自在に蝶着して
なるコンパクト容器において、該皿枠の周縁下面
に凸部または凹部を形成し、該皿枠の周縁下方に
軟質クツシヨン材を配設するとともに該クツシヨ
ン材の上面に該凸部または該凹部に密嵌する凹部
または凸部を形成し、該クツシヨン材が該皿枠の
該底面及び周端部下面をそれぞれ該容器本体の凹
部内底面及び周壁上端面から離間して保持するに
充分な高さを有してなるのである。
《実施例》 以下に本考案の好適な実施例について添附図面
を参照にして説明する。
図において、1は平面矩形に形成した容器本体
を示し、この容器本体1の前端縁部には凹状切欠
部2が形成され、この凹部切欠部2の奥面には第
1の係合突起3が突設されている。また、容器本
体1の後端縁部には蝶番片4を介して蓋体5が取
付けられ、蓋体5の内面には鏡6が接着されてい
る。蓋体5の前端部には爪片7が垂設され、爪片
7の内面には第2の係合突起8が形成され、蓋体
5を閉じた時に爪片7が容器本体1の凹状切欠部
2内に入り、上記第1の係合突起3に第2の係合
突起8が係合して蓋体5は閉止されることにな
る。
容器本体1には外周壁部9を残して凹所10が
形成され、この凹所10内には硬質な樹脂からな
る皿枠11が収納されるものである。この皿枠1
1は中央部に円形凹陥部12を有し、その外周上
端はフランジプレート部13に連接している。こ
のフランジプレート部13の外周縁部下面には凸
部14が所定間隔毎に形成され、そしてこの外周
縁部の下方には軟質な樹脂または合成ゴム等から
環状のクツシヨン材15が配設されている。この
クツシヨン材15の上面には凹溝16が上記凸部
14の間隔と等間隔で形成され、この凹溝16に
上記フランジプレート部13の凸部14が密嵌し
ており、好ましくは皿枠11とクツシヨン材15
とを上記のように密嵌した状態で金型内において
二重成形することである。そして更に好ましく
は、クツシヨン材15の内側面と皿枠11の円形
状凹陥部の外側部の外側面とが直接接触しないよ
うにすることである。また、クツシヨン材15の
第1図における左右の外側面には凸条17が形成
され、この凸条17は容器本体の外周壁部9の内
側に形成された凹溝18と、第5図に詳細に示す
ように、アンダーカツトによつて係合され、これ
によつてクツシヨン材15が容器本体1の凹所1
0から離脱しないようになつている。そしてこの
ようにしてクツシヨン材15を容器本体1の凹所
10内に組付けた状態において、皿枠11の外底
面は容器本体1の内底面から離間され、更に皿枠
11のフランジプレート部13の周端部下面も容
器本体1の外周壁部9の上端面から上方に離間す
るようにクツシヨン材15の高さが設定されてい
る。
皿枠11の円形凹陥部12内には化粧料19を
充填したドラム等の化粧皿20が収納され、この
化粧皿20はこの円形凹陥部12に図示を省略し
た両面接着テープまたは接着剤等によつて接着さ
れる。
容器本体1の底面と皿枠11の底面とには上下
に連通した透孔21と22がそれぞれ穿設され、
これらの透孔21,22に容器本体1の下方から
ピン等を差し込むことによつて化粧皿20を押し
上げて交換可能としている。
尚、本考案は上記実施例以外にも種々の変形例
が考えられ、例えば皿枠11の周縁下方には上記
凸部14の代りに凹部を形成し、クツシヨン材1
5の上面には上記凹溝の代りに凸部を形成し、こ
の凹部と凸部とが密嵌するようにしても良い。更
に、凸部、凹溝は環状に連続したものでも良い。
《効果》 以上のように本考案に係るコンパクト容器では
化粧料を充填した化粧皿に対する水平方向の衝撃
並びに垂直方向の衝撃はクツシヨン材によつて吸
収されるため、化粧皿内の化粧料は外部の衝撃に
対して充分に保護されることになる。
そして本考案では皿枠は硬質な高級感のある樹
脂から形成し、クツシヨン材を外部の指等に触れ
ないようにすることができるため上記高級感を損
なうことがない。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の好適な実施例に係るコンパクト容
器を示し、第1図は化粧皿を除去して容器本体の
一部を切断して示す蓋体開放状態における斜視
図、第2図は化粧皿と皿枠とを分離して示す斜視
図、第3図は蓋体閉止状態における前後方向断面
図、第4図は容器本体の前方端部を切断拡大して
示す断面図、第5図は容器本体の側方端部を切断
拡大して示す断面図である。 1……容器本体、4……蝶番片、5……蓋体、
11……皿枠、14……凸部、15……クツシヨ
ン材、16……凹溝、19……化粧料、20……
化粧皿。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 容器本体1内に皿枠11を介して化粧料19を
    充填した化粧皿20を収容し、該容器本体に蓋体
    5を開閉自在に蝶着してなるコンパクト容器にお
    いて、該皿枠の周縁下面に凸部14または凹部を
    形成し、該皿枠の周縁下方に軟質クツシヨン材1
    5を配設するとともに該クツシヨン材の上面に該
    凸部または該凹部に密嵌する凹部16または凸部
    を形成し、該クツシヨン材が該皿枠の外底面及び
    周端部下面をそれぞれ該容器本体の凹部内底面及
    び周壁上端面から離間して保持するに充分な高さ
    を有してなることを特徴とするコンパクト容器。
JP11919787U 1987-08-05 1987-08-05 Expired JPH0446667Y2 (ja)

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JP11919787U JPH0446667Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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JP11919787U JPH0446667Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6425009U JPS6425009U (ja) 1989-02-10
JPH0446667Y2 true JPH0446667Y2 (ja) 1992-11-04

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JP11919787U Expired JPH0446667Y2 (ja) 1987-08-05 1987-08-05

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JP5774511B2 (ja) * 2012-01-30 2015-09-09 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

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JPS6425009U (ja) 1989-02-10

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