JP7190954B2 - コンパクト容器 - Google Patents
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Description
また、例えば外側凸部および内側凸部が、周壁の上下方向における同じ側の端部に形成されている場合と比較して、外側凸部と内側凸部との間の間隔を大きくして、外側凸部および内側凸部の一方の弾性変形が他方に影響することを抑制することができる。
一方、中皿および介在部材を収容部内に収容すると、一対のスリット同士の間の部分が収容部の内面に押されて径方向内側に向けて復元変位する。したがって、中皿および介在部材が収容部内に収容されている状態においては、外側凸部および内側凸部の弾性力を安定して発生させることができる。したがって、当該弾性力による中皿および介在部材の収容部への取り付けの強度を安定させることができる。
以下、第1実施形態のコンパクト容器について図面に基づいて説明する。
図1に示すように、コンパクト容器1Aは、内容物が収容される中皿30と、中皿30が収容される収容部10aを有する容器本体10と、収容部10aを開放可能に閉塞する蓋体20と、中皿30とともに収容部10aに収容される薄肉の介在部材40と、を備えている。容器本体10、中皿30、および介在部材40は有底筒状に形成され、蓋体20は有頂筒状に形成されている。
なお、中皿30は、金属材料に限らず例えば、合成樹脂材料等の他の材質で形成されていてもよい。
本実施形態では、容器本体10、蓋体20、中皿30、および介在部材40は、それぞれの中心軸線が共通軸上に配置されている。以下、この共通軸を容器軸Oといい、容器軸Oに沿う方向を上下方向という。
上下方向において、容器本体10の底壁11側を下方といい、開口部側を上方という。上下方向から見た平面視において、容器軸Oに交差する方向を径方向といい、容器軸O回りに周回する方向を周方向という。
蓋操作突片23の一部は下方に向けて突出しており、当該突出した部分に、蓋側係止部23aが形成されている。蓋側係止部23aは径方向内側に向けて突出している。
外側凸部43は、容器本体10の周壁12の内周面(収容部10aの内面)に接している。内側凸部44は、中皿30の周壁32の外周面に接している。
各内側凸部44は、周壁42の下端部から上方に向けて延びている。各内側凸部44の上端は、周壁42の上下方向における中間部に位置している。周壁42の外周面のうち、内側凸部44が設けられた部分は、下方に向けて開口している。
外側凸部43の下端の上下方向における位置は、内側凸部44の上端よりも下方に位置している。ただし、外側凸部43の下端は、上下方向において、内側凸部44の上端より上方に位置していてもよい。
次に、本発明に係る第2実施形態について説明するが、第1実施形態と基本的な構成は同様である。このため、同様の構成には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
本実施形態では、1つの内側凸部44を間に挟むように一対のスリット42aが形成されている。なお、スリット42aの数および位置は適宜変更可能である。
また、外側凸部43の数は1つであってもよく、内側凸部44の数は1つであってもよい。
Claims (8)
- 内容物が収容される中皿と、
前記中皿が収容される収容部を有する容器本体と、
前記収容部を開放可能に閉塞する蓋体と、
前記中皿を径方向外側から覆う周壁を有し、前記中皿とともに前記収容部に収容される薄肉の介在部材と、を備え、
前記周壁には、径方向外側に向けて突出して前記収容部の内面に接する外側凸部と、径方向内側に向けて突出して前記中皿に接する内側凸部と、が形成され、
前記介在部材は、フィルムを加工することで形成されている、コンパクト容器。 - 前記外側凸部および前記内側凸部は前記周壁に周方向に間隔を空けて複数形成されている、請求項1に記載のコンパクト容器。
- 前記外側凸部および前記内側凸部の周方向における位置は互いに異なっている、請求項1または2に記載のコンパクト容器。
- 前記外側凸部は、前記周壁の上下方向における一方側の端部から前記周壁の上下方向における中間部にかけて形成され、
前記内側凸部は、前記周壁の上下方向における他方側の端部から前記周壁の上下方向における中間部にかけて形成されている、請求項1から3のいずれか1項に記載のコンパクト容器。 - 前記介在部材は、前記周壁の下端部を閉塞する底壁を有する、請求項1から4のいずれか1項に記載のコンパクト容器。
- 前記周壁には、少なくとも一対の上下方向に延びるスリットが形成されており、
前記一対のスリットは周方向に間隔を空けて配置されている、請求項1から5のいずれか1項に記載のコンパクト容器。 - 前記容器本体には、径方向内側に向けて突出し、前記介在部材の前記容器本体に対する上昇を規制する第1規制突起が形成されている、請求項1から6のいずれか1項に記載のコンパクト容器。
- 前記介在部材には、径方向内側に向けて突出し、前記中皿の前記介在部材に対する上昇を規制する第2規制突起が形成されている、請求項1から7のいずれか1項に記載のコンパクト容器。
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JP2019068864A JP7190954B2 (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | コンパクト容器 |
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JP2020163019A JP2020163019A (ja) | 2020-10-08 |
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Family Applications (1)
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JP2019068864A Active JP7190954B2 (ja) | 2019-03-29 | 2019-03-29 | コンパクト容器 |
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JP2564250Y2 (ja) * | 1992-07-30 | 1998-03-04 | 紀伊産業株式会社 | レフィル容器 |
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2019
- 2019-03-29 JP JP2019068864A patent/JP7190954B2/ja active Active
Patent Citations (3)
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CN208354873U (zh) | 2018-04-17 | 2019-01-11 | 宁波弘泰包装制品有限公司 | 旋转气密湿粉化妆盒 |
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JP2020163019A (ja) | 2020-10-08 |
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