JP2016064123A - 化粧料容器 - Google Patents

化粧料容器 Download PDF

Info

Publication number
JP2016064123A
JP2016064123A JP2015181941A JP2015181941A JP2016064123A JP 2016064123 A JP2016064123 A JP 2016064123A JP 2015181941 A JP2015181941 A JP 2015181941A JP 2015181941 A JP2015181941 A JP 2015181941A JP 2016064123 A JP2016064123 A JP 2016064123A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
inner tray
housing case
case
dish
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2015181941A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6677471B2 (ja
Inventor
宏哲 百合
Hiroaki Yuri
宏哲 百合
啓 寺内
Hiroshi Terauchi
啓 寺内
大塚 昭彦
Akihiko Otsuka
昭彦 大塚
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Key Trading Co Ltd
Original Assignee
Key Trading Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Key Trading Co Ltd filed Critical Key Trading Co Ltd
Publication of JP2016064123A publication Critical patent/JP2016064123A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6677471B2 publication Critical patent/JP6677471B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Packages (AREA)

Abstract

【課題】中皿に対する耐衝撃性に優れ、しかも構成が簡単で容器全体がコンパクトである、優れた化粧料容器を提供する。
【解決手段】凹部25を有する容器本体20と、上記容器本体20の凹部25に嵌入される浅皿状の中皿収容ケース21と、上記中皿収容ケース21内に収容される浅皿状の中皿22とが、互いに係合して着脱自在に一体化されている。そして、上記中皿収容ケース21が、係合に用いられる凹凸部分以外の厚みが0.4〜1mmに設定された樹脂製の射出成形品からなり、上記中皿収容ケース21の周壁31内周面と中皿22の周壁44外周面との間に形成される隙間幅Aを1とすると、上記容器本体20と中皿収容ケース21の係合部における重なり幅Bが1.2〜3.5に設定されている。
【選択図】図2

Description

本発明は、耐衝撃性に優れた中皿収容ケースを介して中皿が収容されるようになっている化粧料容器に関するものである。
従来、ファンデーションやアイカラー、リップカラー等を収容した、いわゆるコンパクトタイプの化粧料容器では、運搬時や陳列販売時、あるいは顧客の使用時に、誤って落としたり他の物に当てたりした場合に、その衝撃で内部の化粧料が割れたり砕けたりする等のトラブルが発生しやすい。そこで、そのようなトラブルが生じないように、容器の耐衝撃性を高めた構造のものが、各種提案されている。
例えば、本出願人は、図8に示すような化粧料容器を提案し、すでに実用化している(特許文献1を参照)。この容器は、化粧料1が充填された中皿2を収容する容器本体3と、これを蓋する蓋体4とを備え、上記容器本体3を、外側周壁5と、中皿2を収容する浅皿状の内箱6と、上記外側周壁5の上端部と内箱6の上面開口部とを連結する連結壁部7とで構成し、この連結壁部7の一部7aを薄肉にして湾曲状に折り曲げて弾性変形可能にすることにより、中皿2を容器内側に、いわば宙づりにして、中皿2内の化粧料1に、周囲からの衝撃が殆ど伝達されないようにしたものである。なお、図において、8は、中皿2を内箱6の底に固定するための粘着剤層であり、9は、この中皿2を粘着剤層8から外して取り出すための、棒挿入用の穴である。
しかしながら、上記内箱6は薄肉に形成されており、全体として簡易な印象で、容器本体3を裏返すと、内箱6の外側周壁5と内箱6の底部との間に隙間があいていることと相俟って、見栄えが悪いという問題がある。また、内箱6の周壁面に、アンダーカットによる凹凸部を設けていないため、この内箱6と中皿2とを、側面を利用した凹凸によって係合することができず、内箱6の底面にいちいち接着剤層8を用いて中皿2を固定しなければならないという問題がある。
一方、上記のように内箱6を用いて中皿2を宙づりにするのではなく、例えば、図9に示すように、枠状の中枠10に、凹状の軟質材11をインサート成形等によって一体的に取り付け、この軟質材11を利用して、容器本体12内に中皿2を、いわば宙づり状態で収容するようにしたものも提案されている(特許文献2を参照)。このものは、インサート成形時に、軟質材11の内周面に、中皿2との係合用の凸条11aを形成することができるため、係合用の凹部2aを備えた中皿2を用いることができる。
また、中皿を収容する中枠の周囲に、外側に延出する棒状の弾性部材を設置し、この中枠を、容器本体の凹部周壁面から内側に向かって弾力的に支持することによって、中皿をフローティング状態で容器内に保持するようにしたものも提案されている(特許文献3)。
特許第4601929号公報 特開2005−304850号公報 特許第5322134号公報
しかしながら、これらのものは、構造が複雑で、製造コストがかかる上、周方向に余分なスペースを必要とするため、コンパクト容器が大型化して携帯や保管に好ましくないという問題がある。
本発明は、このような事情に鑑みなされたもので、中皿に対する耐衝撃性に優れ、しかも構成が簡単で容器全体がコンパクトである、優れた化粧料容器の提供をその目的とする。
上記の目的を達成するため、本発明は、凹部もしくは開口部を有する容器本体と、上記容器本体の凹部もしくは開口部に上から嵌入される浅皿状もしくは枠状の中皿収容ケースと、上記中皿収容ケース内に収容される浅皿状の中皿とを備え、上記容器本体には、その凹部もしくは開口部の内周面に、上記中皿収容ケースを着脱自在に係合するための第1の係合部が設けられ、上記中皿収容ケースには、その浅皿状もしくは枠状の周壁外周面に、上記容器本体の第1の係合部と係合しうる第1の被係合部が設けられ、同じくその周壁内周面に、上記中皿を着脱自在に係合するための第2の係合部が設けられ、上記中皿には、その周壁外周面に、上記中皿収容ケースの第2の係合部と係合しうる第2の被係合部が設けられており、上記中皿収容ケースが、第1の被係合部および第2の係合部が設けられた部分以外の厚みが0.4〜1mmに設定された樹脂製の射出成形品からなり、上記容器本体の凹部もしくは開口部に中皿収容ケースを嵌入し、上記中皿収容ケース内に中皿を収容した状態で、上記中皿収容ケースの周壁内周面と中皿の周壁外周面との間に形成される隙間幅Aを1とすると、上記容器本体の第1の係合部と中皿収容ケースの第1の被係合部との重なり幅Bが1.2〜3.5に設定されている化粧料容器を第1の要旨とする。
また、本発明は、そのなかでも、特に、上記中皿収容ケースの、全体の高さをHとすると、上記容器本体の第1の係合部と中皿収容ケースの第1の被係合部とが互いに係合する係合面の位置が、Hの2分の1の高さより上に配置されるようになっている化粧料容器を第2の要旨とする。
さらに、本発明は、それらのなかでも、特に、上記中皿収容ケースにおいて、その周壁の上端部から外向きにフランジ部が延設され、上記フランジ部の少なくともその下面が、水平面に対し5〜45°の角度をなす外向き上り傾斜のテーパ状に形成されているとともに、上記容器本体の凹部もしくは開口部の開口周縁部に、上記中皿収容ケースのフランジ部下面に当接するテーパ状の段差面が形成されている化粧料容器を第3の要旨とする。
そして、本発明は、それらのなかでも、特に、上記中皿収容ケースが、ポリエステル樹脂によって形成されている化粧料容器を第4の要旨とする。
また、本発明は、それらのなかでも、特に、上記中皿収容ケースが、底壁と周壁とを備えた浅皿状であって、上記底壁の周縁部と周壁が立ち上がる根元部分とにまたがる部分のうち、少なくとも2個所の部分に切欠き部が設けられている化粧料容器を第5の要旨とする。
そして、本発明は、そのなかでも、特に、上記中皿収容ケースが平面視略矩形状であり、上記底壁の周縁部と周壁が立ち上がる根元部分とにまたがる部分のうち、少なくともその四隅に切欠き部が設けられている化粧料容器を第6の要旨とし、それらのなかでも、特に、上記底壁の、周縁部以外の部分に切欠き部が設けられている化粧料容器を第7の要旨とする。
すなわち、従来の化粧料容器が、嵩張る衝撃吸収部材(軟質材)を介在させる等して容器本体と中皿の間に比較的大きな空間を設け、中皿をいわば宙づり状態にして耐衝撃性を得ようとしていたのに対し、本発明の化粧料容器は、中皿収容ケースとして浅皿状もしくは枠状の射出成形品を用い、この中皿収容ケースの周壁の外周面と内周面のそれぞれに、容器本体に係合する部分と、中皿に係合する部分とを設け、しかも中皿収容ケースの地の部分はごく薄肉にして、これを容器本体に嵌め込むときと、これに中皿を嵌め込むときの可撓性を確保しつつ、中皿を、容器本体との間に最小限の隙間を設けた状態で宙づりできるようにしたものである。
この構成によれば、中皿収容ケースの形状がシンプルで、しかも、容器本体、中皿収容ケース、中皿と、この順で重ねて係合した状態において、互いの係合部における隙間幅がごく狭くても、中皿に対する衝撃吸収性能が効果的に発揮されるため、全体形状がコンパクトで携帯しやすく、しかも中身である化粧料の損傷や剥離といったトラブルが発生しにくい、優れた化粧料容器となる。
なお、本発明のなかでも、特に、上記中皿収容ケースの、全体の高さをHとすると、上記容器本体の第1の係合部と中皿収容ケースの第1の被係合部とが互いに係合する係合面の位置が、Hの2分の1の高さより上に配置されるようになっているものは、容器本体の凹部もしくは開口部に中皿収容ケースを嵌入する際、中皿収容ケースの第1の被係合部が、より内側に撓みやすいため、中皿収容ケースを嵌め込みやすく、嵌め込んだ後、この内側に中皿を嵌め込んだ状態では、中皿の周壁が、この中皿収容ケースの第1の被係合部が内側に撓むのを阻止してこれを安定的に保持するため、容器本体に対し、中皿と中皿収容ケースとが脱落しにくいという優れた効果を奏する。
また、本発明のなかでも、特に、上記中皿収容ケースにおいて、その周壁の上端部から外向きにフランジ部が延設され、上記フランジ部の少なくともその下面が、水平面に対し5〜45°の角度をなす外向き上り傾斜のテーパ状に形成されているとともに、上記容器本体の凹部もしくは開口部の開口周縁部に、上記中皿収容ケースのフランジ部下面に当接するテーパ状の段差面が形成されているものは、衝撃を受けて容器本体内での中皿収容ケースの位置がずれても、上記フランジ部のテーパ面と容器本体のテーパ面とが、互いに接した状態のままずれて、そのずれがテーパ面に沿って即座に回復されるため、より優れた衝撃吸収性能を有するものとなる。
そして、本発明のなかでも、特に、上記中皿収容ケースが、ポリエステル樹脂によって形成されているものは、従来、改質ポリエステル樹脂等、ごく限られた材質のものでしか薄肉の射出成形品が提供されていなかったことから、その実用的価値が大きいという利点を有する。
さらに、本発明のなかでも、特に、上記中皿収容ケースが、底壁と周壁とを備えた浅皿状であって、上記底壁の周縁部と周壁が立ち上がる根元部分とにまたがる部分のうち、少なくとも2個所の部分に切欠き部が設けられているものは、上記切欠き部によって、中皿を保持する周壁部の自由度が高くなっている。したがって、このような切欠き部のないものに比べて、優れた衝撃吸収性能を発揮することができる。しかも、中皿収容ケースが枠状のものに比べてケースの耐久性に優れている。
また、このような、底壁の周縁部と周壁が立ち上がる根元部分とにまたがる部分に切欠き部が設けられた化粧料容器のなかでも、特に、上記中皿収容ケースが平面視矩形状であり、少なくともその四隅に切欠き部が設けられているものは、落下時等に強い衝撃を受けやすい四隅において、周壁部の自由度が高くなっているため、とりわけ優れた衝撃吸収性能を発揮することができる。
さらに、このような、底壁の周縁部と周壁が立ち上がる根元部分とにまたがる部分に切欠き部が設けられた化粧料容器のなかでも、特に、上記底壁の、周縁部以外の部分に切欠き部が設けられているものは、底壁の自由度が高くなり、より一層優れた衝撃吸収性能を発揮することができる。
本発明の一実施の形態を示す斜視図である。 上記実施の形態の部分的な分解斜視図である。 図1のX−X′断面の部分的な拡大図である。 図1のY−Y′断面の部分的な拡大図である。 本発明の他の実施の形態を示す部分的な説明図である。 (a)は本発明のさらに他の実施の形態に用いられる中皿収容ケースの平面図、(b)はそのA−A′矢視図、(c)は(a)のB−B′矢視図である。 (a)〜(d)は、いずれも上記中皿収容ケースの変形例を示す平面図である。 従来の化粧料容器の一例を示す縦断面図である。 従来の化粧料容器の他の例を示す縦断面図である。
つぎに、本発明の実施の形態を図面にもとづいて詳しく説明する。ただし、本発明は、以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の化粧料容器の一実施の形態を示す斜視図、図2は、これを分解して示す部分的な分解斜視図である。また、図3は図1のX−X′断面の部分的な拡大図、図4は図1のY−Y′断面の部分的な拡大図である。これらの図からわかるように、この化粧料容器は、容器本体20と、この容器本体20に上から嵌入される中皿収容ケース21と、さらにこの中皿収容ケース21の上から嵌入される中皿22と、上記容器本体20の上面を蓋する蓋体23とを備えている。24は鏡である。なお、上記蓋体23と容器本体20とは、互いの前端部に設けられたフック50と突起51とを係合させることによって閉じ合わされ、蓋体23を上に押し上げることによって開くことができるようになっている。
より詳しく説明すると、上記容器本体20のうち、向かって左側の部分には、中皿収容ケース21を上から嵌入するための、平面視略正方形状の開口を有する凹部25が設けられ、向かって右側の部分には、パフ等の化粧用具(図示せず)を収容するための、平面視略正方形状の化粧用具用凹部26が設けられている。なお、上記化粧用具用凹部26の底面には、通気性を高めるための透孔27が多数、分布形成されている。
そして、上記中皿収容ケース21嵌入用の凹部25の内周面のうち、四隅のコーナー部に、この部分に嵌入される中皿収容ケース21の周壁31に設けられる凸条32と係合するための凹溝28が、それぞれ設けられている。また、凹部25の開口周縁部の上端縁には、中皿収容ケース21の周壁31から延設されるフランジ部33と係合する段差部29が設けられている(図3を参照)。なお、上記フランジ部33は、外向き上り傾斜のテーパ状に形成されているため、これに合わせて、凹部25の段差部29の段差面29aも、外向き上り傾斜のテーパ状に形成されている。
つぎに、上記凹部25内に嵌入される中皿収容ケース21は、中皿22を収容するための凹部30を有する浅皿状で、すでに述べたように、その周壁31の、外周面四隅のコーナー部に、水平に延びる凸条32が設けられており、この凸条32が、容器本体20の、凹部25の内周面に設けられた四隅の凹溝28と係合することにより、中皿収容ケース21と容器本体20とが、着脱自在に係合一体化されるようになっている。
また、図2に示すように、上記中皿収容ケース21の周壁31のうち、容器本体20の化粧用具用凹部26に対峙する側の周壁31aは、この中皿収容ケース21の内側に嵌入される中皿22を取り出す際の作業性を考慮して、その中央部が一段低くなるよう切欠き部40が設けられている。そして、この切欠き部40が設けられた部分と反対側の周壁31bに、中皿22の外周面に設けられた環状溝41と係合しうる係合爪42が、左右2個並べて設けられている。また、上記切欠き部40が設けられた方の周壁31aの内側には、図4に示すように、上記係合爪42と対峙する配置で、中皿22を抜け止めするための係合突起42aが設けられている。
そして、周壁31b側に設けられた2個の係合爪42は、ともに、その内側に突出した部分の自由度が大きくなるよう、係合爪42の周囲の部分が、それぞれ上向きコ字状に切り欠かれている。
なお、容器本体20において、その凹部25の開口周縁部のうち、上記中皿収容ケース21の切欠き部40に対峙する部分にも、切欠き49が設けられており、この2つの切欠き部40、49が設けられた部分を利用して、中皿収容ケース21内に嵌入された中皿22を、その反対側に押しながら持ち上げることにより、中皿22の環状溝41と中皿収容ケース21の係合爪42および係合突起42aとの係合を簡単に外して中皿22を取り出すことができるようになっている。
つぎに、上記中皿収容ケース21の凹部30内に嵌入される中皿22は、平面視略正方形状の浅皿状で、その周壁44の外周面全周にわたって、水平に延びる環状溝41が設けられている。そして、その内側に化粧料が充填された状態で、中皿収容ケース21の凹部30内に嵌入され、上記環状溝41内に、中皿収容ケース21側の係合爪42および係合突起42aが入り込むことによって、中皿22と中皿収容ケース21とが、着脱自在に係合一体化されるようになっている(図4を参照)。
したがって、上記容器本体20の凹部25内に、中皿収容ケース21を上から嵌め込んで、容器本体20側の凹溝28と中皿収容ケース21側の凸条32とを係合して一体化した後、上記中皿収容ケース21の内側に、中皿22を上から嵌め込んで、中皿収容ケース21側の係合爪42および係合突起42aと、中皿22側の環状溝41とを係合して一体化することにより、目的とする化粧料容器を得ることができる。
このようにして得られた化粧料容器は、容器本体20、中皿収容ケース21、中皿22の三者が、この順で重なって係合した状態において、互いの係合部における隙間幅がごく狭く設定されているにもかかわらず、中皿22が、容器本体20に対して、あたかも宙づりされたような形で保持され、優れた衝撃吸収性能が効果的に発揮されるようになっている。
しかも、上記中皿収容ケース21の周壁31の上縁部からフランジ部33が外向き上り傾斜状に形成されており、このフランジ部33の下面が、同じく外向き上り傾斜状に形成された容器本体20の凹部25に設けられた段差面29aに当接した状態で係合しているため、衝撃を受けて容器本体20内での中皿収容ケース21の位置がずれても、上記フランジ部33の下面と容器本体20側の段差面29aとが、互いに接した状態のままずれて、そのずれがテーパ面に沿って即座に回復されるため、より一層優れた衝撃吸収性能が発揮されるようになっている。
なお、この化粧料容器において、中皿収容ケース21の周壁31の内周面と、中皿22の周壁44の外周面との間に形成される隙間幅A(図3を参照)を1とすると、容器本体20の第1の凹溝28(第1の係合部)と中皿収容ケース21の凸条32(第1の被係合部)との重なり幅Bが1.2〜3.5となるよう設定することが必要である。
すなわち、上記AとBの割合において、Aに対しBが上記の範囲よりも大きすぎると、容器本体20と中皿収容ケース21とが深く係合しすぎた状態となり、容器本体20に対する中皿収容ケース21の着脱がしにくくなり、使い勝手が悪いものとなる。また、外から衝撃を受けたときに中皿収容ケース21が水平方向にずれる幅が大きいため、中皿22との隙間幅A以上に大きく動きすぎて中皿22に影響を及ぼすおそれがある。逆に、Aに対しBが上記の範囲よりも小さすぎると、容器本体20と中皿収容ケース21との係合が、中皿収容ケース21と中皿22との係合に比べて浅すぎるため、外から衝撃を受けたときに容器本体20から中皿収容ケース21が脱落するおそれがあり、不適である。
また、上記AとBの割合が有効に作用して優れた耐衝撃性を奏するには、中皿収容ケース21が充分に可撓性を有するものでなければならず、そのためには、中皿収容ケース21が樹脂製で、その凸条32や係合爪42が設けられた部分以外の厚みが、0.4〜1mmに設定されていなければならない。ちなみに、上記の例では、上記厚みが0.6mmに設定されている。そして、凸条32や係合爪42は剛性の、厚みある形状であることが必要なため、その全体が射出成形品によって得られたものでなければならない。
なお、本発明において、容器本体20と中皿収容ケース21との係合、中皿収容ケース21と中皿22との係合は、上記の例に限らず、どのような係合構造になっていても差し支えない。ただし、それらの係合によって形成される、中皿収容ケース21と中皿22との隙間幅Aと、容器本体20と中皿収容ケース21の係合部における重なり幅Bとの割合が、前記の特定の範囲内となるよう設定されていなければならない。
また、本発明において、図3に示すように、中皿収容ケース21の全体の高さをHとすると、容器本体20の凹溝28(第1の係合部)と中皿収容ケース21の凸条32(第1の被係合部)とが互いに係合する係合面Pの位置は、Hの2分の1の高さより上に配置されていることが好ましい。すなわち、上記係合面Pの高さhが、Hを1としたときに、0.5より大きい値となるものは、容器本体20の凹部25に中皿収容ケース21を嵌入する際、中皿収容ケース21の凸条32が内側に、より撓みやすいため、中皿収容ケース21を嵌め込みやすい。そして、中皿収容ケース21を嵌め込んだ後、この内側に中皿22を嵌め込むと、中皿22の周壁44が、この中皿収容ケース21の周壁31が内側に撓むのを阻止してこれを安定的に保持するため、容器本体20に対し、中皿22と中皿収容ケース21とが脱落しにくいという優れた効果を奏する。
さらに、上記の例では、中皿収容ケース21の周壁31の上端縁から外側にフランジ部33を延設しているが、上記フランジ部33は、必ずしも必要ではない。ただし、すでに述べたように、上記の例のように、フランジ部33を設け、しかもこのフランジ部33を、外向き上り傾斜のテーパ状にして、これを受ける容器本体20の段差面29aも、これに当接するテーパ状に設定すると、前述のとおり、とりわけ優れた衝撃吸収性能を発揮するため、好適である。
なお、上記フランジ部33を外向き上り傾斜のテーパ状にするときの角度θ(図3を参照)は、水平面に対し5〜45°に設定することが好適である。すなわち、θが5°未満では、衝撃の分散効率が下がり、衝撃吸収性能が不充分になるおそれがあり、逆に、θが45°を超えると、衝撃を受けた場合や化粧用パフで化粧料をすくい取った場合等に、中皿収容ケース21が容器本体20の凹部25内に深く嵌まり込んで使い勝手が悪くなるおそれがあるからである。そして、この角度θは、上記の例のように、フランジ部33全体に付与されていてもよいし、フランジ部33の下面だけが、外向き上り傾斜のテーパ状になっていてもよい。
また、上記の例では、容器本体20において、中皿収容ケース21を収容するスペースを、凹部25として設けているが、中皿収容ケース21を収容するスペースには、必ずしも底壁は必要ない。したがって、例えば図5に示すように、中皿収容ケース21を収容するスペースとして、容器本体20に、完全に貫通した開口部60を設け、この開口部60内に中皿収容ケース21を係合保持するようにしても差し支えない。この構成によれば、開口部60の下方から中皿収容ケース21の底面を押し上げることによって、中皿収容ケース21を簡単に取り出すことができる。また、化粧料容器全体の軽量化を図ることができる。ただし、裏返してみたときに、容器本体20の裏面開口から、中皿収容ケース21の底面が見えて見栄えがやや劣るという問題がある。
そして、上記の例では、中皿収容ケース21を嵌入するための凹部25の、向かって右側に、化粧用具用凹部26を設けたが、これは必ずしも必要ではなく、容器本体20が、単一の凹部25(もしくはそれに変わる開口部60)のみを有する構成であっても差し支えない。
さらに、上記の例では、容器本体20と蓋体23の係合を、両者の前端部に設けたフック50と突起51によって行うようにしたが、係合手段は、これに限らず、左右いずれかの側面部分で着脱する方式のものや、蓋体23を前後にスライドして開閉するもの、蓋体23を単に上から冠着するもの、ねじ係合によって開閉するもの等であってもよい。
また、容器本体20と同様、中皿収容ケース21も、必ずしも浅皿状である必要はなく、例えば底壁のない、中皿22を係合するための開口部を有する枠状体であっても差し支えない。ただし、この構成によれば、中皿収容ケース21の自由度が高く、衝撃吸収性能が高いが、繰り返し使用する場合の耐久性がやや劣るため、底壁は設けておくことが好ましい。
なお、底壁と周壁31とを備えた浅皿状の中皿収容ケース21は、安定した形で中皿22を保持することができ、枠状体に比べて耐久性に優れている。しかし、それ自体の可撓性に由来する自由度は有するものの、周壁31の立ち上がり部が底壁と一体的に形成されているため、自由度が制限されており、衝撃吸収性能がやや劣る。そこで、このような浅皿状の中皿収容ケース21において、特定の配置で切欠き部を設けることにより、周壁31の自由度を高め、衝撃吸収性能を高めることができる。その一例を図6に示す。
この中皿収容ケース21′は、底壁61と周壁62とを備えており、その平面図である図6(a)に示すように、平面視形状が、四隅にアールの付いた長方形状になっている。そして、その基本構成は、図6(a)のA−A′矢視図である図6(b)、同じく図6(a)のB−B′矢視図である図6(c)に示すように、図1〜図5に示す例に用いられている中皿収容ケース21と同じであり、同一部分に同一符号を付して、その説明を省略する。
この中皿収容ケース21′の、底壁61の周縁部と周壁62が立ち上がる根元部分とにまたがる部分のうち、そのアールのついた四隅の角部部分が、略1/4円弧状に切り欠かれて四つの切欠き部70(細かい斜線を付けた部分、以下同じ)が形成されている。これらの切欠き部70によって、底壁61の周縁部だけでなく、周壁62の根元部分である下端部も、周方向に沿って切り欠かかれているため、これらの切欠き部70が形成された周壁62の部分は、自由度が高くなっている。
そして、底壁61自体も、これらの切欠き部70によって、自由度の高くなった周壁62の動きに影響されにくく、また、底壁61に無理な力がかかってもこれを吸収しやすくなっている。
したがって、この中皿収容ケース21′を組み込んだ化粧料容器が落下する等して、角部に強い衝撃を受けても、中皿収容ケース21′による衝撃吸収性能が高く、中皿22への影響が及びにくいものとなる。
なお、周壁62の自由度を高めるための切欠き部70は、上記の例に限るものではない。すなわち、上記切欠き部70は、底壁の周縁部と周壁が立ち上がる根元部分とにまたがる部分のうち、少なくとも2個所の部分に設けられていればよい。そして、その配置は、中皿収容ケース21′の平面視形状が、上記の例のように長方形状や正方形状といった略矩形状である場合、少なくともその四隅に設けられていることが望ましい。このような、切欠き部70の変形例をいくつか、図面とともに以下に示す。
例えば、図7(a)に示すように、互いに隣り合う二つの角部を含む一続きの切欠き部70を、左右両側に形成して、二つの切欠き部70とすることができる。この構成によれば、周壁62の左右の部分が長い距離にわたって底壁61と離れたものとなるため、互いの自由度がさらに高いものとなり、より一層優れた衝撃吸収性能を発揮することができる。
また、図7(b)に示すように、図6に示す例と同様、その四隅の角部部分に切欠き部70を設けるとともに、底壁61の中央部にも切欠き部71を設けることができる。この構成によれば、図6に示す構成のものに比べて、さらに底壁61の自由度が高くなり、より一層優れた衝撃吸収性能を発揮することができる。
さらに、図7(c)に示すように、底壁61の周縁部に沿って形成する切欠き部70を、四隅の角部だけでなく、角部と角部の間にも形成するようにしてもよい。そして、底壁61の中央部にも切欠き部71を設けることにより、底壁61を格子状のリブのようにして、周壁62を支えるようにすることができる。この構成によれば、底壁61、周壁62ともに、さらに自由度が高くなり、より一層優れた衝撃吸収性能を得ることができる。
あるいは、図7(d)に示すように、切欠き部70の幅をより狭くして、周壁62の立ち上がり部に沿った湾曲形状にすることもできる。この構成によれば、周壁62に対して、高い自由度を得るとともに、底壁61の面積を広く残して、中皿収容ケース21′の耐久性を充分に確保することができる。もちろん、この例において、底壁61の中央部に切欠き部71を設けることもできる。
なお、中皿収容ケース21′に、このような切欠き部70(71を含む)を設ける場合,切欠き部70も含めた底壁61全体の面積をSとし、底壁61に開口する切欠き部70の面積の総和をS′とすると、Sに対するS′の割合は、10〜90%であることが好ましく、なかでも、30〜80%であることがより好ましい。S′の割合が小さすぎると、切欠き部70による耐衝撃性向上効果が充分に得られないおそれがあり、逆に、S′の割合が大きすぎると、わざわざ切欠き部70を設けるより中皿収容ケース21′を枠状体にする方が経済的だからである。
また、上記一連の例では、中皿収容ケース21(21′を含む)の形状が、平面視略矩形状であるが、中皿収容ケース21、ひいては化粧料容器全体の平面視形状は、矩形状に限らず、その機能やデザインに応じて、円形であったり楕円形であったり、任意の形状に設定することができる。例えば、その平面視形状が多角形状の中皿収容ケース21において、図6等に示すような切欠き部70を設ける場合、その配置は、衝撃吸収性能を高める点から、多角形の各角部に設けることが好ましい。また、その平面視形状が円形や楕円形のように角部を有しない形状の中皿収容ケース21において、切欠き部70を設ける場合は、できるだけその周縁に沿って均等な配置となるように、複数の切欠き部70を設けることが好ましい。
そして、本発明を構成する容器本体20、中皿収容ケース21、中皿22の材質は、特に限定されるものではなく、目的とする形状に賦形できる樹脂材料であればどのようなものであっても差し支えない。また、その成形方法についても、容器本体20と中皿22については、特に限定するものではないが、中皿収容ケース21については、薄肉の「地」を有し、かつ容器本体20および中皿22のそれぞれに係合するための係合部・被係合部となる凹凸形状を付与する必要から、射出成形品に限定される。しかも、本発明の中皿収容ケース21は、わざわざ射出成形に適するよう改質したポリエステル樹脂に限らず、改質されていないポリエステル樹脂であっても成形可能な形状であることから、ポリエステル樹脂(例えばポリエチレンテレフタレート等)の射出成形品を用いると、安価で耐久性に優れたものとなり、好適である。
つぎに、本発明の実施例について、比較例と併せて説明する。ただし、本発明は、以下の実施例に限定されるものではない。
まず、以下に示す実施例、比較例の構成となるコンパクトタイプの化粧料容器を準備した。なお、各化粧料容器の中皿には、同一種類の固形化粧料(ファンデーション)を、それぞれ同一条件で充填して中皿収容ケースに収容した。
〔供試品〕
〈実施例1〜6〉図1〜図4に示す構成の化粧料容器を準備した。ただし、容器本体、蓋体は、ABS樹脂製、中皿収容ケースおよび中皿はポリエステル樹脂製で、いずれも射出成形品である。そして、それぞれの構成の特徴は、後記の表1、表2に示すとおりである。
〈実施例7〉図6に示す中皿収容ケースを用いた以外は、実施例1と同様の化粧料容器を準備した。構成の特徴は、後記の表2に示すとおりである。
〈比較例1〉容器本体の凹部の内側形状が、上記実施例1の中皿収容ケースの内側形状に一致するものを作製し、この容器本体内に、中皿収容ケースを介することなく、直接中皿を収容した。それ以外は、実施例1と同様である。
〈比較例2〉中皿収容ケースの「地」の厚みが1.5mmのものを作製した。そして、その分だけ容器本体の凹部形状を大きくして、中皿収容ケースが容器本体に納まるようにした。それ以外は、実施例2と同様である。
これらの実施例品、比較例品について、以下のとおり落下衝撃試験を行い、その結果を、後記の表1、表2に併せて示した。
〔落下衝撃試験〕
試験は、各実施例品、比較例品を、平坦な塩化ビニル樹脂板の上に、以下の落下条件で落下させることによって行い、その結果を、後記の評価基準に従って評価した。
〈落下条件〉
試験1.水平落下:容器底面を下にして水平状態のまま底側から落下させる。
落下距離は40cmである。
試験2.側面(縦)落下:フック側の容器手前面またはヒンジ側の容器奥側面を下にして
そのまま落下させる。落下距離は20cmである。
試験3.側面(横)落下:容器の左側の側面もしくは右側の側面を下にしてそのまま落下
させる。落下距離は20cmである。
試験4.自由落下:容器をその都度自由な形で手で持ち、そのまま落下させる。落下距離
は40cmである。
〈評価〉
落下は、試験回数の上限を80回までとして、同じサンプルで連続して行い、その1回ごとに、中皿内の化粧料に「ひび割れ」や「欠け」等の損傷が生じていないか、蓋を開けて確認して、損傷に至るまでの落下回数を数えた。なお、中皿は、一つの落下試験ごとに、化粧料の損傷の有無に関わらず、新品に交換している。そして、試験1においては、落下回数が60回を超えたものを「適」、60回までのものを「不適」とした。試験2、3においては、落下回数が5回を超えたものを「適」、5回までのものを「不適」とした。また、試験4においては、落下回数が4回を超えたものを「適」、4回までのものを「不適」とした。
Figure 2016064123
Figure 2016064123
上記の結果から、実施例1〜6品は、いずれも、どの方向への落下に対しても、設定した評価基準は「適」であり、優れた耐衝撃性を備えていることがわかる。また、自由落下による試験4では、化粧料容器の角部が大きな衝撃を受けやすいが、中皿収容ケースに切欠き部を設けた実施例7品では、その影響が小さく、とりわけ優れた耐衝撃性を備えていることがわかる。これに対して、中皿収容ケースを用いない比較例1品は、設定した評価基準をクリアできず、特に、縦、横への側面方向への落下により化粧料が損傷しやすいことがわかる。また、中皿収容ケースの「地」の厚みが1.5mmの比較例2品は、中皿収容ケースに可撓性が殆どなく、耐衝撃性が低く、比較例1と同様、化粧料が損傷しやすいことがわかる。
本発明は、耐衝撃性に優れた中皿収容ケースを介して中皿が収容されるようになっている化粧料容器に利用することができる。
20 容器本体
21 中皿収容ケース
22 中皿
25 凹部
28 凹溝
31、44 周壁
32 凸条
42 係合爪

Claims (7)

  1. 凹部もしくは開口部を有する容器本体と、上記容器本体の凹部もしくは開口部に上から嵌入される浅皿状もしくは枠状の中皿収容ケースと、上記中皿収容ケース内に収容される浅皿状の中皿とを備え、上記容器本体には、その凹部もしくは開口部の内周面に、上記中皿収容ケースを着脱自在に係合するための第1の係合部が設けられ、上記中皿収容ケースには、その浅皿状もしくは枠状の周壁外周面に、上記容器本体の第1の係合部と係合しうる第1の被係合部が設けられ、同じくその周壁内周面に、上記中皿を着脱自在に係合するための第2の係合部が設けられ、上記中皿には、その周壁外周面に、上記中皿収容ケースの第2の係合部と係合しうる第2の被係合部が設けられており、上記中皿収容ケースが、第1の被係合部および第2の係合部が設けられた部分以外の厚みが0.4〜1mmに設定された樹脂製の射出成形品からなり、上記容器本体の凹部もしくは開口部に中皿収容ケースを嵌入し、上記中皿収容ケース内に中皿を収容した状態で、上記中皿収容ケースの周壁内周面と中皿の周壁外周面との間に形成される隙間幅Aを1とすると、上記容器本体の第1の係合部と中皿収容ケースの第1の被係合部との重なり幅Bが1.2〜3.5に設定されていることを特徴とする化粧料容器。
  2. 上記中皿収容ケースの、全体の高さをHとすると、上記容器本体の第1の係合部と中皿収容ケースの第1の被係合部とが互いに係合する係合面の位置が、Hの2分の1の高さより上に配置されるようになっている請求項1記載の化粧料容器。
  3. 上記中皿収容ケースにおいて、その周壁の上端部から外向きにフランジ部が延設され、上記フランジ部の少なくともその下面が、水平面に対し5〜45°の角度をなす外向き上り傾斜のテーパ状に形成されているとともに、上記容器本体の凹部もしくは開口部の開口周縁部に、上記中皿収容ケースのフランジ部下面に当接するテーパ状の段差面が形成されている請求項1または2記載の化粧料容器。
  4. 上記中皿収容ケースが、ポリエステル樹脂によって形成されている請求項1〜3のいずれか一項に記載の化粧料容器。
  5. 上記中皿収容ケースが、底壁と周壁とを備えた浅皿状であって、上記底壁の周縁部と周壁が立ち上がる根元部分とにまたがる部分のうち、少なくとも2個所の部分に切欠き部が設けられている請求項1〜4のいずれか一項に記載の化粧料容器。
  6. 上記中皿収容ケースが平面視略矩形状であり、上記底壁の周縁部と周壁が立ち上がる根元部分とにまたがる部分のうち、少なくともその四隅に切欠き部が設けられている請求項5記載の化粧料容器。
  7. 上記底壁の、周縁部以外の部分に切欠き部が設けられている請求項5または6記載の化粧料容器。
JP2015181941A 2014-09-24 2015-09-15 化粧料容器 Active JP6677471B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014193856 2014-09-24
JP2014193856 2014-09-24

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016064123A true JP2016064123A (ja) 2016-04-28
JP6677471B2 JP6677471B2 (ja) 2020-04-08

Family

ID=55804404

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015181941A Active JP6677471B2 (ja) 2014-09-24 2015-09-15 化粧料容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6677471B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020163019A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020163019A (ja) * 2019-03-29 2020-10-08 株式会社吉野工業所 コンパクト容器
JP7190954B2 (ja) 2019-03-29 2022-12-16 株式会社吉野工業所 コンパクト容器

Also Published As

Publication number Publication date
JP6677471B2 (ja) 2020-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20150223583A1 (en) Compact assembly for protecting a product contained therein
US11583047B2 (en) Lunch box container
US20160194115A1 (en) Customizable Caddy
US6923327B1 (en) Injection molded container
AU2018234796B2 (en) Retail packaging and transport box for small parts, tools, machines or such objects
KR200485912Y1 (ko) 화장품 용기
JP2016064123A (ja) 化粧料容器
JP2013129449A (ja) 中仕切り容器
JP6198387B2 (ja) 化粧料容器
JP3200813U (ja) 食品包装用容器
JP2005118298A (ja) 中皿装置
JP7149559B2 (ja) 食品包装用容器
KR101426898B1 (ko) 표시패널 운반용 트레이조립체
JP2019059488A (ja) 収納容器
JP2009029486A (ja) レンズ容器及びこれを用いるレンズ収納容器
JP5037894B2 (ja) 化粧料容器
KR20200136897A (ko) 가정용 박엽지 수납 용기
JP6598181B1 (ja) 包装用容器
JP6593832B1 (ja) 包装用容器
JP6560810B1 (ja) 包装用容器
JP6598180B1 (ja) 包装用容器
JP6073009B2 (ja) 化粧料容器
KR200463330Y1 (ko) 반지케이스
KR200440264Y1 (ko) 보관함
JP2007175340A (ja) コンパクト容器およびそれに用いる中皿保護容器

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20150915

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180802

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190625

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190626

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20190823

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190823

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191112

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20200110

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200110

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200303

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200313

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6677471

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150