JP2007175340A - コンパクト容器およびそれに用いる中皿保護容器 - Google Patents

コンパクト容器およびそれに用いる中皿保護容器 Download PDF

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【課題】 緩衝効果を有し、かつ、化粧料保護シートまたは仕切シートが一体となった中皿保護容器をそのまま装着したときに美観を損なわないコンパクト容器の提供すること。
【解決手段】 凹状の受皿部を有する容器本体と外蓋を有し、化粧料を充填した中皿を収納した中皿保護容器を、前記受皿部に装着して使用されるコンパクト容器であって、前記受皿部はその側面に設けられた横溝と前記中皿保護容器を挿入する挿入口を有するものであり、前記中皿保護容器は凹状の中皿収納部と、中皿収納部の側面上端部の少なくとも一部から外側方向に設けられた外向フランジ部を有するものであり、前記外向フランジ部を前記受皿部の横溝に嵌入しながら、前記中皿保護容器を前記挿入口から前記受皿部に挿入し、装着することを特徴とするコンパクト容器。
【選択図】 図3

Description

本発明はコンパクト容器およびそれに用いる中皿保護容器に関し、さらに詳しくは、緩衝効果を有し、かつ、化粧料保護シートや仕切シートとして作用する内蓋が一体となった中皿保護容器と、前記中皿保護容器をそのまま装着することができるコンパクト容器に関する。
従来、コンパクト化粧料は、固型粉末化粧料等の化粧料が充填された中皿がコンパクト容器の収納部に入れられており、この中皿から化粧料を少量ずつぬぐい取り、皮膚に塗布することが一般的な使用方法であった。
ところが、固型粉末化粧料を充填した従来のコンパクト容器では、以下のような問題が生じていた。すなわち、中皿に充填されている固型粉末化粧料は少量ずつぬぐい取れる程度の比較的もろい固形物であり、外部よりの衝撃に弱いため、誤って落とした場合など衝撃を受けた時には、化粧料にひび割れが生じたり、化粧料が中皿から脱落するなどのおそれがあった。
かかる問題解決のため、緩衝機能を有する部材を、コンパクト容器および中皿との間に介在させることも従来から提案されているが、このような新規な部材を追加することは、製造工程および原価コストの増加につながるという問題があった。
また、従来のコンパクト容器では、コンパクト容器を使用しない時に化粧料を保護するためや、化粧料の粉末が容器内の他の部分を汚さないようにするために、保護シートや仕切シートが設けられることが多いが、これは使用時にその都度取り外さなければならないため、不便であり、またこの保護シートや仕切シートを紛失するおそれもあった。
ところで、コンパクト容器に入れて使用する中皿を、化粧料がなくなった後に交換するためのレフィル用化粧料が市販されている。このものは、化粧料を充填した中皿を、簡易な熱可塑性薄肉樹脂シート等の保護容器に入れたものであり、コンパクト容器に化粧料をレフィルする際は、かかる中皿保護容器から中皿のみ取り出し、コンパクト容器に装着することが一般的に行われている。この中皿保護容器は、運送中の衝撃から化粧料を充填した中皿を守るため、柔軟性、可撓性を有するものであるから、これをそのままコンパクト容器に装着して、緩衝材として利用することができれば簡便であるし、また経済的でもある。
しかしながら、この中皿保護容器は、商品を保護するための梱包材・包装材としての機能が優先された使い捨ての部材であるため、単純にコンパクト容器にそのまま装着しうるというものではなく、また、実際にそのように使用するためには、克服すべき問題も多い上、熱可塑性樹脂が表面に出ると、コンパクト容器の美観を損ない、商品価値を低下させてしまうおそれがあり、実際の使用は困難であると考えられていた。
特開2004−298257 特開2002−223843
このように、従来のコンパクト容器の衝撃に弱いという欠点を克服した、緩衝効果を有し、かつ、経済性の高いコンパクト容器が求められており、本発明はこのようなコンパクト容器およびそれに用いる中皿保護容器の提供をその課題とするものである。
本発明者らは、上記課題を解決すべく、レフィル用化粧料の保護容器の利用可能性について検討を行った結果、中皿を収納する保護容器と、これを装着する側のコンパクト容器の双方において工夫することにより、保護容器をコンパクト容器の一部とすることが可能であり、緩衝性の高いコンパクト容器が得られることを見出し、本発明を完成した。
すなわち本発明は、凹状の受皿部を有する容器本体と外蓋を有し、化粧料を充填した中皿を、中皿保護容器に収納した状態で前記受皿部に装着して使用するコンパクト容器であって、前記受皿部の側面には横溝と前記中皿保護容器を挿入する挿入口をそれぞれ設け、前記中皿保護容器は、側面上端部の少なくとも一部に、外側方向に突出した外向きフランジ部を有する凹状の中皿収納部を有するものであり、前記中皿を収納した中皿保護容器は、前記挿入口からその外向フランジ部を前記受皿部の横溝に嵌入しながら、前記受皿部に挿入し、装着するコンパクト容器である。
また、本発明は、前記中皿保護容器が、さらに中皿収納部の側面上端の一部に設けられた連結部によって連結された内蓋を有し、当該内蓋は、前記受皿部の横溝に嵌入しない大きさであり、前記連結部には折り曲げ線と、当該折り曲げ線より内蓋寄りの部分に、前記コンパクト容器への装着時に前記内蓋を開閉可能とする開蓋線を有するコンパクト容器である。
更に、本発明は、側面上端部の少なくとも一部に、外側方向に突出した外向フランジ部を有する凹状の中皿収納部と、その側面上端の一部に設けられた連結部によって連結された内蓋を有する中皿保護容器であって、当該内蓋は、前記外向フランジ部より小さく、前記連結部には折り曲げ線と、当該折り曲げ線より内蓋寄りの部分に、前記コンパクト容器への装着時に前記内蓋を開閉するための開蓋線を有する中皿保護容器である。
本発明のコンパクト容器は、熱可塑性薄肉樹脂シート素材による耐衝撃性のある中皿保護容器を介して中皿を保持するものであるため、耐衝撃性が高いものであり、かつ、コンパクト容器に装填された状態でも中皿保護容器自体は目立たず、美観も良好である。
しかも中皿保護容器に内蓋が設けられた場合は、これが中皿収納部と一体的になって化粧料保護シートや仕切シートとして作用するため、従来の保護シートや仕切シートのように紛失するおそれもないものである。
以下、本発明のコンパクト容器およびそれに用いる中皿保護容器のいくつかの実施態様を、図面に基づいて具体的に説明する。なお、本発明はこれら実施態様に何ら制約されるものではない。
図1は本発明に係る中皿保護容器の一態様を示す平面図であり、図2はその側面図である。図中、1は中皿保護容器、11は中皿収納部、12は外向フランジ部、13は係止用凸部、14は底面突出部、15は折り曲げ線、16は開蓋線、17は内蓋、18は内蓋フランジ部、19は内蓋係止手段をそれぞれ示し、x1は内蓋幅、x2は外向フランジ部幅を示す。
図1および図2に示すように、本発明の中皿保護容器1は化粧料を充填した後出の中皿3を収納できる中皿収納部11および、中皿収納部11の側面上部一端に開閉自在に設けられ、化粧料表面と直接接触しないように段差を設けて、わずかに化粧料表面との離間部を形成した内蓋17からなる。化粧料を充填した中皿3は、接着剤や両面テープ等適当な固定手段の使用により前記中皿収納部11内に固定される。
内蓋17は折り曲げ線15を基部として開閉可能であるとともに、開蓋線16を基部として開閉も可能である。該折り曲げ線15および開蓋線16はいずれも、点線もしくは鎖線のミシン目あるいはハーフカットに形成されている。このうち、折り曲げ線15は、中皿3を中皿保護容器1に収納した際に折り曲げ、内蓋17で覆うためのものであり、開蓋線16は、中皿を収納した中皿保護容器1を後出のコンパクト容器2に装着した後に内蓋17のみを開閉するために使用されるものである。また、内蓋17が閉じられた状態で内蓋係止手段19aおよび内蓋係止手段19bを互いに交差係合させることにより、内蓋17の閉じられた状態を維持することができる。
前記中皿収納部11の側面上端部には、外側方向に突出した外向フランジ部12が形成され、同左右側面には中皿保護容器1をコンパクト容器2の中皿収納用の受皿部23内に係止するための係止用凸部13が形成され、更に、同底面には底面突出部14が形成されている。また、外向フランジ部幅x2は内蓋幅x1よりも広く形成されているため、内蓋17を閉じた状態では、外向フランジ部12が内蓋17よりも中皿保護容器1の左右に張り出す形となる。この結果、内蓋は、後出のコンパクト容器2の受皿部に設けられた横溝25に嵌入しない大きさとなり、後記するようにこの横溝25に、外向フランジ部12のみが嵌入することになって、内蓋17は開閉可能となる。
中皿保護容器1は再生樹脂であってもよいポリスチレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリカーボネート等の熱可撓性樹脂シートを真空成型した薄肉成型品が好ましいが、これに限られるものではなく材質、成形方法は特に限定されない。また、色も無色〜有色の透明〜半透明〜不透明の何れであっても良い。
次に、上記中皿保護容器のコンパクト容器本体への取り付けを、図3の斜視図、図4の部分平面図および図5の一部断面図(図4のA−A'方向)により説明する。これらの図において、2はコンパクト容器、21は外蓋、22は容器本体、23は受皿部、24はパフ収納部、25は横溝、26は係止用凹部、27は挿入口、3は中皿を、また、y1は受皿部開口幅、y2はパフ収納部開口幅を示す(内蓋係止手段19の図示を省略する)。
中皿保護容器1を収納するコンパクト容器2は、図3に示すように、外蓋21および容器本体22よりなる。容器本体22には連続的に受皿部23およびパフ収納部24を形成する窪みが設けられている。前記受皿部23の三方の側面には図4、図5に示すように横溝25が形成され、前記パフ収納部24側から見て左右二方の同部側面には係止用凹部26が形成されている。さらに、前記パフ収納部24側の同部側面には挿入口27が形成されている。また、図4に示すように、パフ収納部開口幅y2は受皿部開口幅y1よりも広く形成されている。なお、上記内蓋幅x1、外向フランジ部幅x2との関係では、x1≦y1<x2≦y2の寸法で形成されている。
上記中皿保護容器1のコンパクト容器2へ収納された状態を図5の断面図に示す。まず、中皿収納部11のフランジ部12が受皿23の側面の横溝25に嵌入されることにより、中皿保護容器1の上方向への脱落が防止される。また、中皿収納部11の係止用凸部13が受皿23の側面の係止用凹部26に係合されていることにより、中皿保護容器1の水平方向への脱落が防止され、安定に保持される。なお、本実施態様では中皿収納部11に底面突出部14が形成されているため、中皿保護容器1が上方にわずかに付勢されると共に、図5に示すように、中皿3とレフィル収納部23との間には中皿保護容器1を介して一定の空間が形成される。かかる空間の存在、および中皿保護容器1自体がもつ柔軟性、可撓性が外部からの衝撃を吸収する緩衝材の役割を果たすため、コンパクト容器中の化粧料を効果的に保護することができる。
本発明の中皿保護容器1をコンパクト容器2に取り付ける手順を、図6ないし図8の斜視図を用いて説明する。まず、化粧料を充填した中皿3を収納した中皿保護容器1をコンパクト容器2のパフ収納部24に載置する(図6)。次いで、前記中皿保護容器1を、折り曲げ線15にて内蓋17を閉めた状態でそのまま受皿部23方向へ移動させ、挿入口27より前記受皿部23内へと挿入する。その際、中皿収納部11のフランジ部12を前記受皿部23の横溝25に嵌入しながら挿入し(図7〜8)、最終的に前記中皿収納部11の係止用凸部13を前記受皿部23側面の係止用凹部26に係合させて装着が完了する(図3)。
本実施態様のコンパクト容器は、図3に示すように、内蓋17を開いた状態で使用する。内蓋幅x1は受皿部開口幅y1と同じかあるいはそれよりも小さく形成されているので、内蓋17の自在な開閉が可能となる。また、中皿保護容器1をコンパクト容器2に装着された状態では、折り曲げ線15部分は横溝25に嵌入されているため、使用時の内蓋17の開閉は、横溝25に嵌入されていない開蓋線16を基部として行われる。
本発明において使用される中皿保護容器1は、レフィル用化粧料販売時の梱包材としても使用されるものである。通常は、これをそのままコンパクト容器に装着したのでは、商品としての美観が損なわれてしまうが、本発明では上述のとおり、内蓋17以外の中皿収納部11については、少なくともその三辺が横溝25に嵌入されて外見上ほとんど目立たないので、商品の美観を損うおそれがない。
また、内蓋17は従来の化粧料保護シートや、化粧料の粉末が外蓋21裏の鏡(図示せず)に付着しないようにする仕切シートとしての役割を果たすものであるが、上述のように、使用時においていちいち取り外す必要がないので、使用時のわずらわしさが軽減し、また化粧料保護シートや仕切シートを紛失するおそれもない。
本発明の中皿保護容器には、金属製や樹脂製をはじめ、何れの材質の中皿も使用可能であるが、薄い材質のものがコンパクト容器への装着時に美観を損なうことが少ないことから、アルミニウム等の金属製の中皿が好ましい。
次に、本発明に係る中皿保護容器の別の態様を図9の平面図および図10の側面図により説明する。本態様の中皿保護容器では、中皿収納部11の側面に形成されるジャバラ構造20により、中皿保護容器1の緩衝効果はより強化するものである。
また、本発明に係る中皿保護容器の別の態様を図11の平面図および図12の側面図により説明する。図中、19は内蓋係止手段を示す。本実施態様の中皿保護容器では、フック式の内蓋係止手段19aが設けられている。そして、中皿収納部11側に設けられた内蓋係止手段19bに、内蓋17側に設けられた内蓋係止手段19aの凹みを引っかけることにより係合され、内蓋17の閉じられた状態を維持することができるものである。
なお、本発明において、コンパクト容器における中皿保護容器の挿入口は必ずしもパフ収納部側に設ける必要はなく、例えば、コンパクト容器の側面に開閉自在な挿入口用蓋を設けて、ここから中皿保護容器を嵌入させても良い。
また、本発明の実施態様では、中皿保護容器の受皿部への係合保持は、中皿保護容器の外向フランジ部、底面突出部および側面の係止用凸部によりなされているが、これに限らず、例えば、外向フランジ部と横溝の密な係合によって保持されるような構造としても良い。
さらに、本発明実施態様では、中皿保護容器の内蓋は、化粧料の表面と直接接触しないように、わずかに段差を設けて、化粧料表面との間に離間部を形成しているが、この離間部が不要であれば、内蓋は平面状であっても良い。加えて、開蓋線がミシン目であれば、装着後に内蓋が不要となった場合には、使用者がこれを取り去ることも可能である。
以上説明したように、本発明のコンパクト容器は、熱可撓性樹脂シート等で成型された中皿保護容器を用い、固型粉末化粧料等の化粧料が充填された中皿を安定に、かつ高い耐衝撃性をもって保持することが可能なものである。また、中皿保護容器に設けられた内蓋は、従来の化粧料保護シートや仕切シートの役割を果たし、しかも紛失のおそれのないものである。
従って本発明のコンパクト容器は、衝撃に強く、しかも化粧料のレフィル製品に使用可能なものとして広く利用可能である。
本発明に係る中皿保護容器の一態様を示す平面図。 本発明に係る中皿保護容器の一態様を示す側面図。 中皿保護容器が容器本体に取り付けられた状態を示す斜視図。 容器本体の部分平面図。 中皿保護容器が容器本体に取り付けられた状態のA-A’断面図。 中皿保護容器が容器本体に取り付けられる一連の様子を示す斜視図。 中皿保護容器が容器本体に取り付けられる一連の様子を示す斜視図。 中皿保護容器が容器本体に取り付けられる一連の様子を示す斜視図。 本発明に係る中皿保護容器の別の態様を示す平面図。 図9に示す中皿保護容器の側面図。 本発明に係る中皿保護容器の一態様を示す平面図。 図11に示す中皿保護容器の側面図。
符号の説明
1 … … 中皿保護容器
11 … … 中皿収納部
12 … … 外向フランジ部
13 … … 係止用凸部
14 … … 底面突出部
15 … … 折り曲げ線
16 … … 開蓋線
17 … … 内蓋
18 … … 内蓋フランジ部
19 … … 内蓋係止手段
20 … … ジャバラ構造
2 … … コンパクト容器
21 … … 外蓋
22 … … 容器本体
23 … … 受皿部
24 … … パフ収納部
25 … … 横溝
26 … … 係止用凹部
27 … … 挿入口
3 … … 中皿
x1 … … 内蓋幅
x2 … … 外向フランジ部幅
y1 … … 受皿部開口幅
y2 … … パフ収納部開口幅
以 上

Claims (10)

  1. 凹状の受皿部を有する容器本体と外蓋を有し、化粧料を充填した中皿を、中皿保護容器に収納した状態で前記受皿部に装着して使用するコンパクト容器であって、前記受皿部の側面には横溝と前記中皿保護容器を挿入する挿入口をそれぞれ設け、前記中皿保護容器は、側面上端部の少なくとも一部に、外側方向に突出した外向フランジ部を有する凹状の中皿収納部を有するものであり、前記中皿を収納した中皿保護容器は、前記挿入口からその外向フランジ部を前記受皿部の横溝に嵌入しながら、前記受皿部に挿入し、装着することを特徴とするコンパクト容器。
  2. 前記中皿保護容器が、さらに中皿収納部の側面上端の一部に設けられた連結部によって連結された内蓋を有し、当該内蓋は、前記受皿部の横溝に嵌入しない大きさであり、前記連結部には折り曲げ線と、当該折り曲げ線より内蓋寄りの部分に、前記コンパクト容器への装着時に前記内蓋を開閉可能とする開蓋線を有する請求項第1項記載のコンパクト容器。
  3. 前記中皿保護容器において、前記内蓋および前記中皿収納部の、前記連結部と対向するそれぞれの端部に、前記内蓋を閉止するための内蓋係止手段を設けた請求項第2項に記載のコンパクト容器。
  4. さらに、前記受皿部の側面の一部に凹部または凸部を設けると共に、これに対応する前記中皿保護容器の側面の一部に凸部または凹部を設け、互いの凹部と凸部を係合させることにより、前記受皿部中における前記中皿保護容器を安定に保持可能とする請求項第1項ないし第3項の何れかの項に記載のコンパクト容器。
  5. 凹状の受皿部を有する容器本体と外蓋を有し、化粧料を充填した中皿を収納した中皿保護容器を、前記受皿部に装着して使用されるコンパクト容器であって、前記受皿部および中皿保護容器は共に略四角形であり、前記受皿部は略四角形の三側面に設けられた横溝と、残りの一側面に設けられた前記中皿保護容器を挿入する挿入口を有し、前記中皿保護容器は凹状の中皿収納部と、中皿収納部の側面上端部から少なくとも前記受皿部の三側面の横溝に対応して外側方向に設けられた外向フランジ部と、前記外向フランジ部の一部に折り曲げ線およびそれより内蓋側に開蓋線を有する連結部によって連結された内蓋を有し、前記外向フランジ部が前記受皿部の横溝に嵌入する状態で前記中皿保護容器を前記挿入口から前記受皿部に挿入し、装着することを特徴とするコンパクト容器。
  6. 前記中皿保護容器において、前記内蓋および前記中皿収納部の、前記連結部と対向するそれぞれの端部に、前記内蓋を閉止するための内蓋係止手段を設けたことを特徴とする請求項第5項記載のコンパクト容器。
  7. さらに、前記受皿部の側面の一部に凹部または凸部を設けると共に、これに対応する前記中皿保護容器の側面の一部に凸部または凹部を設け、互いの凹部と凸部を係合させることにより、前記受皿部中における前記中皿保護容器を安定に保持可能とする請求項第6項記載のコンパクト容器。
  8. 側面上端部の少なくとも一部に、外側方向に突出した外向フランジ部を有する凹状の中皿収納部と、その側面上端の一部に設けられた連結部によって連結された内蓋を有する中皿保護容器であって、当該内蓋は、前記外向フランジ部より小さく、前記連結部には折り曲げ線と、当該折り曲げ線より内蓋寄りの部分に、前記コンパクト容器への装着時に前記内蓋を開閉可能とする開蓋線を有することを特徴とする中皿保護容器。
  9. 更に、前記内蓋および前記中皿収納部の、前記連結部と対向するそれぞれの端部に、前記内蓋を閉止するための内蓋係止手段を設けた請求項第8項記載の中皿保護容器。
  10. 更に、中皿保護容器の側面の一部に、前記コンパクト容器の受皿部の側面の一部に設けられた凹部または凸部に対応する前記凸部または凹部を設けた請求項第8項または第9項記載の中皿保護容器。




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