JPH0687891A - ブラジキニン−アンタゴニスト活性を有するペプチド化合物 - Google Patents

ブラジキニン−アンタゴニスト活性を有するペプチド化合物

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JPH0687891A
JPH0687891A JP5145942A JP14594293A JPH0687891A JP H0687891 A JPH0687891 A JP H0687891A JP 5145942 A JP5145942 A JP 5145942A JP 14594293 A JP14594293 A JP 14594293A JP H0687891 A JPH0687891 A JP H0687891A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【構成】 一般式I 一般式Iの化合物の具体例には次のものがある:Gba
−Arg−dhPro−Hyp−Gly−Thi−Se
r−Tic−Oic−Arg−OHヘキサフルオロ酢酸
塩(Gba:4−グアニジノベンゾイル;Thi:β−
(2−チエニル)アラニン残基;Tic:テトラヒドロ
イソキノリン−3−カルボニル残基;Oic:オクタヒ
ドロインドール−2−カルボニル残基)の化合物、およ
び一般式Iの化合物を含有する医薬組成物。 【効果】 ブラジキニンアンタゴニスト作用を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】本発明は、ブラジキニン−アンタゴニスト
活性を有する新規なペプチド化合物、それらの製造方法
およびそれらを含有する医薬組成物に関する。
【0002】ブラジキニンは天然のノナペプチドであ
り、炎症および疼痛の、また低血圧状態におけるメディ
エーターとして知られている。
【0003】ブラジキニンはさらに、平滑筋、とくに気
管、子宮または腸の平滑筋の収縮作用を有する。臨床医
学的には、ブラジキニンは、ショック状態、炎症反応、
喘息および気管支過敏症、アレルギー性もしくはウイル
ス性鼻炎、膵炎、関節炎、胃切除ダンピング症候群、乾
癬、遺伝性血管神経性浮腫および片頭痛の病態生理に関
連があるとされている。
【0004】ブラジキニンアンタゴニストはブラジキニ
ンの高濃度が明らかにされた生理病理状態たとえば敗血
症ショック(Robinsonら、Am.J.Med.
59−61,1975)、関節炎(Shavuraら、
Arch.Int.Pharmacodyn.262−
279,1983)、喘息、アレルギー性鼻炎ならびに
多くの他の炎症性およびアレルギー性反応(Brady
kinin Antagonists:Basic a
nd Clinical Research(199
1),R.Burch編,Marcel Dekker
Inc.,N.York)の処置に関して文献に報告
されてきた。
【0005】これは、Stewart & Vavre
kにより特許WO 86/07,263およびWO 8
9/01,781に記載された化合物についても当ては
まる。彼らは、ブラジキニンの位置7におけるプロリン
をD−フェニルアラニンに置換するとアンタゴニストが
得られることを明らかにした。特許EP0,370,4
53およびEP0,413,277には、位置7のプロ
リンのD−フェニルアラニンまたはテトラヒドロイソキ
ノリン−3−カルボニル基による置換ならびにそのペプ
チドのC−およびN−末端機能の修飾によってブラジキ
ニンアンタゴニストが得られる旨記載されている。
【0006】本発明は、ブラジキニンの位置A7 の新規
な修飾および異なる位置の他のアミノ酸置換に関しての
みでなく、ペプチドのN−およびC−末端機能に対する
置換の導入の点でも新しいブラジキニンアンタゴニスト
に関するものである。これらの様々な修飾により、本発
明の化合物にはとくに強力な薬理学的活性が付与され
る。
【0007】さらに詳しくは、本発明は、一般式(I)
【化7】 {式中、XおよびX′は、式(I)のペプチドの末端ア
ミノ基の置換基であって、互いに同種でも異種でもよ
く、 −水素原子、 −フェニル環は非置換であるか、1個もしくは2個以上
のハロゲン原子、ヒドロキシル基、メルカプト基、直鎖
状もしくは分岐状の(C1 〜C6 )アルキル基、直鎖状
もしくは分岐状の(C1 〜C6 )アルキルチオ基、また
は直鎖状もしくは分岐状の(C1 〜C6 )アルコキシ基
で置換された4−グアニジノベンゾイル基、 −直鎖状または分岐状の(C1 〜C6 )アルキル基、 −(C6 〜C12)アリール基、 −直鎖状または分岐状の(C1 〜C6 )アルコキシカル
ボニル基、 −直鎖状または分岐状の(C1 〜C6 )アルキルスルホ
ニル基、 −9−フルオレニルメチルオキシカルボニル基、 −非置換またはアミノ基で置換された直鎖状または分岐
状の(C1 〜C6 )グアニジノアシル基、または −式
【化8】 (式中、nは1〜6である)で示される基を表し、A1
およびA9 は互いに同種でも異種でもよく、 −結合、 −式
【化9】 (式中、nは1〜6であり、R1 はアミノまたはグアニ
ジノ基である)で示される基を表すか、または −側鎖は非置換または置換されている任意の塩基性アミ
ノ酸であり、A2 およびA3 は互いに同種でも異種でも
よく、 −結合、 −プロリン(Pro)、ヒドロキシプロリン(Hy
p)、2−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタン−3−
カルボニル(Abo)、2−アザビシクロ〔2.2.
1〕ヘプタン−3−カルボニル(Abh)、ホモプロリ
ン(hPro)、3,4−デヒドロプロリン(dhPr
o)、ザルコシン(Sar)、N−メチルフェニルグリ
シン(NMePgl)、アゼチジン−2−カルボニル
(Azt)またはアラニン(Ala)残基であり、A4
は、結合、グリシン(Gly)もしくはザルコシン(S
ar)残基、または式
【化10】−NH−(CH2 m −CO− (式中、mは2〜8の整数である)で示される残基であ
り、A5 は、結合、あるいはフェニルアラニン(Ph
e)、β−(2−チエニル)アラニン(Thi)、β−
シクロヘキシルアラニン(Cha)、β−ナフチルアラ
ニン(Nal)、β−フリルアラニン(Fur)、β−
ピラニルアラニン(Pra)またはβ−ピリジルアラニ
ン(Pyr)基であり、A6 は、結合、または任意のア
ミノ酸残基であり、A7 は、以下の式
【化11】 〔式中、Rは直鎖状または分岐状の(C1 〜C6 )基で
ある〕のいずれかで示される基であるか、またはA
7 は、Xがp−グアニジノベンゾイル基でX′が水素原
子であることを条件に、メチルフェニルアラニン残基
(MePhe)またはテトラヒドロイソキノリン−3−
カルボニル基(Tic)であり、A8 は、結合、オクタ
ヒドロインドール−2−カルボニル(Oic)、プロリ
ン(Pro)、ヒドロキシプロリン(Hyp)、2−ア
ザビシクロ〔2.2.2〕オクタン−3−カルボニル
(Abo)、2−アザビシクロ〔2.2.1〕ヘプタン
−3−カルボニル(Abh)、ホモプロリン(hPr
o)、3,4−デヒドロプロリン(dhPro)、ザル
コシン(Sar)、N−メチルフェニルグリシン(NM
ePgl)、アゼチジン−2−カルボニル(Azt)も
しくはアラニン(Ala)残基、またはA7 について定
義した任意の残基A〜Rであり、Yは、式(I)のペプ
チドの末端カルボニル基の置換基であって、ヒドロキシ
ル基、直鎖状もしくは分岐状の(C1 〜C6 )アルキル
基、またはアミノ基〔非置換または、1個もしくは2個
の直鎖状もしくは分岐状の(C1 〜C6 )アルキル基も
しくはフェニル基で置換されていてもよい。また、各ア
ルキルまたはフェニル基自体がアミノ、グアニジノまた
はウレイド基で置換されていてもよい〕を表し、あるい
は式(I)のペプチドの末端カルボニル基は相当するア
ルコール(ol)に還元されていることを示す}で示さ
れる化合物、ならびにその医薬的に許容される酸または
塩基との付加塩である。ただし、 −Xが、p−グアニジノベンゾイル基、X′が水素原
子、A1 がアルギニン残基(Arg)、A2 がプロリン
残基(Pro)、A3 がヒドロキシプロリン残基(Hy
p)、A4 がグリシン残基(Gly)、A5 がβ−(2
−チエニル)アラニン残基(Thi)、A6 がセリン残
基(Ser)、A8 がオクタヒドロインドール−2−カ
ルボニル(Oic)、A9 がアルギニン残基(Ar
g)、Yがヒドロキシル基である場合には、A7 は、そ
のα炭素に関してDまたはLコンフィギュレーションの
テトラヒドロイソキノリン−3−カルボニル残基(Ti
c)以外の基であり、 −式(I)のペプチドのペプチド結合−CO−NH−
は、−CH2 −NH−、−CH2 −S−、−CH2 −S
O−、−CH2 −SO2 −、−NH−CO−、−CH=
CH−から選択される偽ペプチド結合によって任意に置
換することが可能であり、 −このペプチド配列の各アミノ酸は光学的に純粋で、各
アミノ酸のα炭素はDまたはLコンフィギュレーション
を有する。
【0008】医薬的に許容される酸としては、塩酸、臭
化水素酸、硫酸、リン酸、酢酸、トリフルオロ酢酸、乳
酸、ピルビン酸、マロン酸、コハク酸、グルタール酸、
フマール酸、酒石酸、マレイン酸、クエン酸、アスコル
ビン酸、メタンスルホン酸およびショウノウ酸等を挙げ
ることができる。
【0009】医薬的に許容される塩基としては、水酸化
ナトリウム、水酸化カリウム、トリエチルアミン、te
rt−ブチルアミン等を挙げることができる。
【0010】本願において用いられる「任意のアミノ
酸」の表現には、天然のアミノ酸、および天然ペプチド
の合成類縁体の合成に本技術分野の熟練者によって一般
的に使用されるいわゆる非蛋白性アミノ酸の両者が包含
される。
【0011】天然のアミノ酸としては、グリシン、アラ
ニン、バリン、ロイシン、イソロイシン、セリン、メチ
オニン、スレオニン、フェニルアラニン、チロシン、ト
リプトファン、システイン、プロリン、ヒスチジン、ア
スパラギン酸、アスパラギン、グルタミン、グルタミン
酸、アルギニン、オルニチンおよびリジンを挙げること
ができる。
【0012】非蛋白性アミノ酸としては、ノルロイシ
ン、ノルバリン、アロイソロイシン、ホモアルギニン、
チアプロリン、デヒドロプロリン、ヒドロキシプロリ
ン、ホモセリン、シクロヘキシルグリシン、フェニルグ
リシン、アミノ−n−酪酸、シクロヘキシルアラニン、
アミノフェニル酪酸、フェニル基のオルト、メタもしく
はパラ位置が(C1 〜C6 )アルキル、(C1 〜C6
アルコキシ、ハロゲン、トリフルオロメチル、ニトロ、
アミノ、モノもしくはジ(C1 〜C6 アルキル)アミノ
もしくはメチレンジオキシ基でモノ、ジもしくはトリ置
換されたフェニルアラニン、β−(2−および3−チエ
ニル)アラニン、β−(2−および3−フリル)アラニ
ン、β−(2−,3−および4−ピリジル)アラニン、
β−(2−および3−ベンゾチエニル)アラニン、β−
(2−および3−ナフチル)アラニン、セリン、スレオ
ニンおよびチロシンのO−アルキル誘導体、S−アルキ
ルシステイン、Dコンフィギュレーションのすべてのア
ミノ酸、Lコンフィギュレーションの天然アミノ酸のア
イソマー等を挙げることができる。
【0013】本発明はまた、式(I)の化合物の製造方
法も包含する。これらの化合物は、様々な方法、たとえ
ば逐次固相合成、溶液中でのペプチドフラグメントの合
成およびそれらのカップリング、酵素合成、ならびに遺
伝子の形質転換細菌におけるクローニングおよび発現、
またはこれら技術の様々な組合せによって製造すること
ができる。
【0014】固相ペプチド合成の一般的方法は、B.
W.EricksonおよびR.B.Merrifie
ld(The Proteins,Solid−Pha
sePeptide Synthesis,3版,25
7−527頁,1976)によって記載されている。
【0015】固相合成は、アミノ酸のペプチド鎖への逐
次導入に必要な脱保護、カップリングおよび洗浄サイク
ルを、反復かつプログラム可能な様式で行う自動装置に
よって実施することができる。アミノ酸、好ましくはC
−末端を、ポリペプチドの製造に慣用される樹脂、好ま
しくは0.5〜3.0%のジビニルベンゼンを用いて架
橋し、最初のアミノ酸の樹脂への共有結合を可能にする
クロロメチレンまたはヒドロキシメチレンのような活性
化残基を付したポリスチレンに付着させる。樹脂の適当
な選択により、合成後に、C−末端カルボン酸、アミド
またはアルコール機能の形成が可能になる。
【0016】アミノ酸はついで、1つずつ、オペレータ
ーにより定められた順序に導入される。1個のアミノ酸
の導入に相当する各合成サイクルは、ペプチド鎖、好ま
しくはN−末端の脱保護、反応試薬の除去または樹脂の
膨潤のための連続的洗浄、活性化アミノ酸とのカップリ
ングおよびさらに洗浄を包含する。これらの各操作に続
いて、合成が行われる反応器中に組込まれたガラスシン
ターの存在によって、濾過が行われる。
【0017】使用されるカップリング試薬はペプチド合
成の標準的試薬であり、たとえば、ジシクロヘキシルカ
ルボジイミド(DCC)およびヒドロキシベンゾトリア
ゾール(HOBT)もしくはベンゾトリアゾール−1−
イルオキシトリス(ジメチルアミノ)ホスホニウムヘキ
サフルオロホスフェート(BOP)またはジフェニルホ
スホリルアジド(DPPA)である。
【0018】混合無水物形成による活性化も可能であ
る。各アミノ酸を、樹脂の置換度に関して約4倍過剰、
カップリング試薬に関してほぼ当量、反応器に導入す
る。カップリング反応は、合成の各ステップ毎に、E.
Kaiserら(Analyt.Biochem.,3
4,595,1970)によって記載されたニンヒドリ
ン反応試験を用いてチェックできる。
【0019】ペプチド鎖が樹脂上に組立てられたなら
ば、アニソール、エタンジチオールまたは2−メチルイ
ンドールの存在下強酸たとえばトリフルオリ酢酸または
フッ化水素酸で処理して、ペプチドを樹脂から分離し、
またペプチドをその保護基から適宜遊離させる。この化
合物をついで標準的な精製方法、とくにクロマトグラフ
法によって精製する。
【0020】本発明のペプチドはまた、固相上または溶
液中で製造できる選択的に保護されたペプチドフラグメ
ントの溶液中カップリングによっても得られる。保護基
の使用およびそれらの異なる安定性の利用方法は、ペプ
チド鎖の樹脂への結合を除いて、固相法の場合と同じで
ある。C−末端カルボキシ基は、たとえば、メチルエス
テルまたはアミド機能によって保護される。カップリン
グ時の活性化方法もまた、固相合成において使用される
方法と同じである。偽ペプチド結合、たとえば−CH2
−NH−、−CH2 −S−、CH2 −SO−、−CH2
−SO2 −、−NH−CO−または−CH=CH−を含
有するペプチドの合成は、有機化学の標準方法を使用し
て、溶液法または固相合成との混合操作で実施される。
すなわち、−CH2 −NH−結合の導入はたとえば、F
ehrentz & Castro(Synthesi
s,676−678,1983)によって記載された方
法に従い溶液中でアルデヒドFmoc−NH−CHR−
CHOを調製し、これを、Sasaki & Coy
(Peptides,8,119−121,1988)
によって記載された方法により固相上で、または溶液中
で、成長するペプチド鎖に縮合させることによって行わ
れる。
【0021】式(I)の化合物はきわめて有利な薬理学
的作用、とくにブラジキニン−アンタゴニスト作用を有
する。これに基づき、これらの化合物は、多くの適用
症、たとえば外傷、擦過傷、火傷、皮膚発疹、湿疹、紅
班、浮腫、咽頭痛、関節炎、喘息、アレルギー、鼻炎、
アナフィラキシーショック、炎症、動脈性低血圧、疼
痛、皮膚掻痒症および精子運動性不全の治療に有効に使
用できる。
【0022】本発明はまた、活性成分として一般式
(I)の化合物またはその医薬的に許容される酸もしく
は塩基との付加塩少なくとも1種を、単独でまたは1種
もしくは2種以上の非毒性、不活性賦形剤もしくはビヒ
クルとともに含有する医薬組成物を包含する。
【0023】本発明の医薬組成物としては、さらに詳し
くは、経口、非経口または経鼻投与に適当な、裸錠もし
くは糖衣錠、舌下錠、分包剤、パッケット、硬質ゼラチ
ンカプセル、坐剤、クリーム、軟膏、スキンゲル、エア
ゾル、嚥下用または注射用製剤を含有するアンプルを挙
げることができる。
【0024】服用量は、患者の年齢および体重、疾患の
性質および重篤度、また投与経路によって変動する。投
与経路は、経口(吸入および舌下投与を含む)、経鼻、
経直腸、非経口または経皮投与とすることができる。一
般的には、0.1μg/kg〜5mg/kgの投与量範
囲が1日1ないし数回、治療用に投与される。
【0025】以下の実施例は、本発明を例示するもので
あって、いかなる意味でも本発明を限定するものではな
い。以下の実施例中、大文字で始まるアミノ酸の略号は
そのLコンフィギュレーションを示す。小文字で始まる
アミノ酸の略号はそのDコンフィギュレーションを示
す。実施例中に用いられる略号は以下の通りである。 Gba 4−グアニジノベンゾイル Arg アルギニン残基 Pro プロリン残基 dhPro 3,4−デヒドロプロリン Hyp ヒドロキシプロリン残基 Gly グリシン残基 Thi β−(2−チエニル)アラニン
残基 Ser セリン残基 Tic テトラヒドロイソキノリン−3
−カルボニル残基 Oic オクタヒドロインドール−2−
カルボニル残基 〔3,2−c〕ttp (6R)−4,5,6,7−テ
トラヒドロチエノ〔3,2−C〕ピリジン−6−カルボ
ン酸残基 Dpr 2,3−ジアミノプロピオン酸
残基 Gpr 2−アミノ−3−グアニジノプ
ロピオン酸残基 Dbu 2,4−ジアミノ酪酸残基 Sar ザルコシン残基 Aoc 8−アミノオクタン酸残基 〔3,4−c〕ttp (6R)−4,5,6,7−テ
トラヒドロチエノ〔3,4−c〕ピリジン−6−カルボ
ン酸残基 〔2,3−c〕ttp (6R)−4,5,6,7−テ
トラヒドロチエノ〔2,3−c〕ピリジン−6−カルボ
ン酸残基 〔2,3−c〕tfp (6R)−4,5,6,7−テ
トラヒドロフロ〔2,3−c〕ピリジン−6−カルボン
酸残基 〔3,4−c〕tfp (6R)−4,5,6,7−テ
トラヒドロフロ〔3,4−c〕ピリジン−6−カルボン
酸残基 〔3,2−c〕tfp (6R)−4,5,6,7−テ
トラヒドロフロ〔3,2−c〕ピリジン−6−カルボン
酸残基 〔2,3−c〕tpp (6R)−4,5,6,7−テ
トラヒドロ−3H−ピロロ〔2,3−c〕ピリジン−6
−カルボン酸残基 〔3,4−c〕tpp (6R)−4,5,6,7−テ
トラヒドロ−2H−ピロロ〔3,4−c〕ピリジン−6
−カルボン酸残基 〔3,2−c〕tpp (6R)−4,5,6,7−テ
トラヒドロ−1H−ピロロ〔3,2−c〕ピリジン−6
−カルボン酸残基 〔2m〕tpp (6R)−2−メチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−2H−ピロロ〔3,4−
c〕ピリジン−6−カルボン酸残基 〔1m〕tpp (6R)−1−メチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−1H−ピロロ〔3,2−
c〕ピリジン−6−カルボン酸残基 〔3m〕tpp (6R)−3−メチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−3H−ピロロ〔3,4−
c〕ピリジン−6−カルボン酸残基 〔3m〕tip (6R)−3−メチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−3H−イミダゾ〔5,4−
c〕ピリジン−6−カルボン酸残基 〔1m〕tip (6R)−1−メチル−4,
5,6,7−テトラヒドロ−3H−イミダゾ〔4,5−
c〕ピリジン−6−カルボン酸残基 〔1,7〕tna (6R)−5,6,7,8−テ
トラヒド−1,7−ナフチリジン−6−カルボン酸残基 〔2,7〕tna (6R)−5,6,7,8−テ
トラヒド−2,7−ナフチリジン−6−カルボン酸残基 〔3,7〕tna (6R)−5,6,7,8−テ
トラヒド−3,7−ナフチリジン−6−カルボン酸残基 〔4,7〕tna (6R)−5,6,7,8−テ
トラヒド−4,7−ナフチリジン−6−カルボン酸残基 epc 5−エトキシピペリジン−2−
カルボン酸残基 Gbu 2−アミノ−4−グアニジノ酪
酸残基
【0026】例1:Gba−Arg−dhPro−Hy
p−Gly−Thi−Ser−tic−Oic−Arg
−OHヘキサフルオロ酢酸塩 例1の化合物は0.33mmol/gのFmoc−Ar
g−(Pmc)−OHで置換された樹脂2gから、以下
の反復プロトコールに従って合成される。 操作番号 機能 溶媒/反応試薬 反復/時間 1 洗浄 DMF 2×2分 2 脱保護 20%ピペリジン/DMF 1×5分 3 脱保護 20%ピペリジン/DMF 1×15分 4 洗浄 DMF 3×2分 5 洗浄 ジクロロメタン 3×2分 6 カップリング 活性化保護アミノ酸 1×90分 7 洗浄 DMF 3×2分 8 洗浄 イソプロピルアルコール 3×2分 9 洗浄 ジクロロメタン 3×2分
【0027】これらの各操作は、30mlの溶媒中、室
温で攪拌しながら行われ、ついで、合成が進行するガラ
スセル(反応器)内に導入されたガラスシンターを通し
て濾過される。フィルターは、成長するペプチド鎖が付
着している樹脂を保持する。
【0028】選ばれた保護アミノ酸を以下の順序、すな
わち、Fmoc−Oic−OH、Fmoc−tic−O
H、Fmoc−Ser(tBu)−OH、Fmoc−T
hi−OH、Fmoc−Gly−OH、Fmoc−Hy
p(tBu)−OH、Fmoc−dhPro−OHおよ
びFmoc−Arg(Pmc)−OHの順序に導入す
る。
【0029】カップリングの目的での活性化(操作6)
は、各サイクルにおいて、保護アミノ酸4当量(2.6
4mmol)を360mgのHOBtとともに30ml
のDMFに溶解し、ついで室温に30分間置いたのち、
618mgのDCCを加えて行われる。この溶液をつい
で、直ちに、10mlのジクロロメタンとともに反応セ
ル中に導入する。
【0030】8個のアミノ酸の逐次結合に相当する8サ
イクルの終了後、C−末端アルギニンを含めてノナペプ
チドが、側鎖に保護基を有し、樹脂に結合した形で得ら
れる。4−グアニジノ安息香酸との前述のサイクルにつ
いて記載したのと同じ条件で処理したのち、次に樹脂を
トリフルオロ酢酸(18ml)、ジクロロメタン(1m
l)およびアニソール(1ml)の混合物と、室温で9
0分間処理する。濾液と樹脂の洗浄に使用した溶媒(3
×20ml)を合わせて、蒸発乾固する。生成物をエー
テルに懸濁し、濾過し、乾燥し、ついでC18カラム(内
径:47mm、長さ:300mm)上製造用HPLCで
精製し、凍結乾燥する。
【0031】得られた生成物の分析は、これを6N塩酸
により110℃で18時間加水分解してアミノ酸に分解
したのち、得られたアミノ酸をHPLCで定量的にアッ
セイした。この分析は通常要求される基準に従って行わ
れる。 分析結果 Arg Hyp Ser Gly dhPro Oic tic 計算値 2 1 1 1 1 1 1 分析値 1.99 0.94 0.93 1.1 1.1 0.96 1.00 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1307
【0032】以下の実施例においては、例1に記載の操
作を使用した。例2 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−Th
i−Ser−〔3,2−c〕tpp−Oic−Argト
リフルオロ酢酸塩 Fmoc−Oic−Arg(Pmc)−OHで置換され
た樹脂を、脱保護後、例1と同様にしてピペリジンを用
い、Fmoc−tpp−OHと縮合させる。この中間体
はThi−OHから3工程で得られる。 −チエニルアラニン塩酸塩はHClで飽和したメタノー
ル溶液中で得る; −チエニルアラニン塩酸塩を、40%HCHO水溶液、
110℃で2時間ついで60℃で15時間攪拌して環化
する; −Na位置をフルオレニルメトキシカルボニル基(Fm
oc)で保護する。 分析結果 Arg Hyp Ser Gly Pro Oic Thi 計算値 2 1 1 1 1 1 1 分析値 2.09 1.01 0.97 0.99 1.01 1.00 0.96 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1315
【0033】例3:arg−Arg−Pro−Hyp−
Gly−Thi−Ser−〔3,2−c〕ttp−Oi
c−Argトリフルオロ酢酸塩 分析結果 Arg Hyp Ser Gly Pro Oic Tic [3,2-c]ttp 計算値 3 1 1 1 1 1 1 1 分析値 2.79 1.02 1.00 1.05 1.06 1.03 0.99 1.04 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1309
【0034】例4:Gba−Arg−Pro−Hyp−
Gly−Thi−Ser−tic−Oic−Dpr−O
H 分析結果 Arg Hyp Ser Gly Pro Oic tic Thi 計算値 1 1 1 1 1 1 1 1 分析値 0.99 1.07 0.95 0.97 1.03 1.08 0.92 1.00 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1239
【0035】例5:Gba−Arg−Pro−Hyp−
Gly−Thi−Ser−tic−Oic−Gpr−O
H 分析結果 Arg Hyp Tic Oic Pro Gly Sec 計算値 1 1 1 1 1 1 1 分析値 0.97 0.93 1.02 1.00 1.06 1.03 0.99 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1281
【0036】例6:Gba−Dbu−Pro−Hyp−
Gly−Thi−Ser−tic−Oic−Dbu−O
H 分析結果 Dbu Oic Tic Ser Gly Hyp Pro 計算値 2 1 1 1 1 1 1 分析値 2.03 1.01 0.99 0.91 1.07 1.02 1.03 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1196
【0037】例7:Gba−Arg−Pro−Hyp−
Gly−Thi−Ser−〔3,4−c〕ttp−Oi
c−Arg−OH例8 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−Th
i−Ser−〔2,3−c〕ttp−Oic−Arg−
OH例9 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−Th
i−Ser−〔2,3−c〕tfp−Oic−Arg−
OH例10 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,4−c〕tfp−Oic−Arg
−OH例11 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,2−c〕tfp−Oic−Arg
−OH例12 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔2,3−c〕tpp−Oic−Arg
−OH例13 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,4−c〕tpp−Oic−Arg
−OH例14 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,2−c〕tpp−Oic−Arg
−OH例15 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3m〕tpp−Oic−Arg−OH例16 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔2m〕tpp−Oic−Arg−OH例17 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔1m〕tpp−Oic−Arg−OH例18 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3m〕tip−Oic−Arg−OH例19 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔1m〕tip−Oic−Arg−OH例20 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔1,7〕tna−Oic−Arg−O
例21 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔2,7〕tna−Oic−Arg−O
例22 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,7〕tna−Oic−Arg−O
例23 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔4,7〕tna−Oic−Arg−O
例24 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−epc−Oic−Arg−OH例25 :arg−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,2−c〕tfp−Oic−Arg
−OH例26 :arg−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,4−c〕tpp−Oic−Arg
−OH例27 :arg−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔2,3−c〕tpp−Oic−Arg
−OH例28 :arg−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3m〕tpp−Oic−Arg−OH例29 :arg−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔2m〕tpp−Oic−Arg−OH例30 :arg−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔1m〕tip−Oic−Arg−OH例31 :arg−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,4−c〕ttp−Oic−Arg
−OH例32 :arg−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔2,3−c〕ttp−Oic−Arg
−OH例33 :Gba−Arg−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,2−c〕ttp−Oic−Gpr
−OH例34 :Gba−Gpr−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,2−c〕ttp−Oic−Gpr
−OH例35 :Gba−Dbu−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,2−c〕ttp−Oic−Gpr
−OH例36 :Gba−Gbu−Pro−Hyp−Gly−T
hi−Ser−〔3,2−c〕ttp−Oic−Arg
−OH例37 :arg−Arg−Pro−Hyp−Gly−P
he−Ser−〔3,2−c〕ttp−Oic−Arg
−OH
【0038】例38:arg−Arg−Pro−Hyp
−Gly−Thi−Ser−Mephe−Oic−Ar
g−OHテトラフルオロ酢酸塩 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1307
【0039】例39:Gba−Arg−Pro−Hyp
−GlyΨ〔CH2 S〕Phe−−Ser−tic−O
ic−Arg−OHペンタフルオロ酢酸塩 分析結果 Arg Hyp Ser Pro tic Oic 計算値 2 1 1 1 1 1 分析値 2.14 1.02 0.93 0.93 1.00 0.98 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1306例40 :Gba−Arg−Pro−Hyp−GlyΨ
〔CH2 S〕phe−Ser−tic−Oic−Arg
−OHペンタフルオロ酢酸塩
【0040】例41:Gba−Dpr−Pro−Hyp
−Gly−Thi−Ser−tic−Oic−Dbu−
OHトリフルオロ酢酸塩 分析結果 Dbu Oic tic Ser Gly Hyp Pro Dpr 計算値 1 1 1 1 1 1 1 1 分析値 0.98 1.08 0.98 0.94 1.02 0.94 0.98 1.08 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1183
【0041】例42:Gba−Arg−Pro−Hyp
−Sar−Thi−Ser−tic−Oic−Arg−
OHヘキサフルオロ酢酸塩 分析結果 Arg Hyp Ser Sar Pro Oic tic 計算値 2 1 1 1 1 1 1 分析値 2.09 0.95 1.02 0.98 0.97 0.95 1.04 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1323
【0042】例43:Gba−Arg−Pro−Hyp
−Aoc−tic−Oic−Arg−OHトリフルオロ
酢酸塩 マススペクトル(FAB):MH+ ,m/z=1153
【0043】本発明の化合物の薬理学的研究 例44 :ウサギ頸静脈の平滑筋のブラジキニン誘発収縮
応答に関する本発明化合物の作用のインビトロ測定 本試験はD.Regoli & J.Barabe(B
2 Receptor−Pharmacology o
f Bradykinin and Related
Kinins,Pharm.Rev.,32,1,1−
46,1980)によって記載されたプロトコールに従
って実施した。頸静脈のリングを、37℃の恒温に保持
し、95%O2 /5%CO2 を絶えず通じて酸素供給を
行ったオーガンチャンバーに懸垂する。リングに発生す
る等長性収縮力を測定し、記録する。ベースラインの張
力は約2gである。この水槽に本発明の化合物を所定の
濃度で(10-8M〜10-5M)加え、一方対照の水槽に
は溶媒を加える。濃度対ブラジキニンへの応答の曲線を
10-10 Mから10-5Mまで半対数グラフにプロットす
る。ブラジキニンアンタゴニストの強さは、log用量
−作用曲線から求めることができる。すなわち、pA2
の値(同じ作用を得るためにはブラジキニン濃度を2倍
にする必要がある本発明の化合物のモル濃度の負対数)
の決定が可能である。この試験において、本発明の化合
物は9〜10のpA2 を示した。たとえばpA2 値は、
例2の化合物で9.0±0.1、例3の化合物で9.4
±0.1、例5の化合物で9.3±0.1である。
【0044】例45:本発明の化合物の抗炎症活性のイ
ンビボ測定 本発明の化合物の抗炎症活性は、カラゲナンの注射によ
って誘発されるラット下肢浮腫モデル(Winter
G.A.ら、Proc.Soc.Exp.Biol.M
ed.,3,544−547,1960)を用いて測定
した。この試験は体重180〜210gの雄性ラット、
1群8匹を用いて実施する。本発明の化合物は、ラット
後肢足蹠へのカラゲナンの注射直前、時間0に静脈内注
射する(N型ラムダカラゲナン、Sigma、1%溶
液、注射容量0.1ml)。実験の各時点での後肢容量
計で測定する。3時間における浮腫の阻害を、ビヒクル
のみを投与された対照群に対して計算し、阻害百分率で
表す。これらの条件下に、例2および例3の化合物は用
量0.1mg/kg、1時間の時点で36%の阻害を示
し、例5の化合物は同じ用量、1時間の時点において5
5%の阻害を生じる。
【0045】例46:医薬組成物、例1のペプチド5μ
g/mlを含有する軟膏 Gba−Arg−dhPro−Hyp−Gly− Thi−Ser−tic−Oic−Arg−OH 50mg ポリエチレングリコール 全量100mlとする
【0046】例47:注射用溶液 Gba−Arg−dhPro−Hyp−Gly− Thi−Ser−tic−Oic−Arg−OH 0.5mg 注射用蒸留水 25ml
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 A61K 37/02 ADD AEB 8314−4C // C07K 99:18 (72)発明者 ナタリー クシャルクジク フランス国パリ,リュ ボビリョ 19 (72)発明者 エマニュエル カネ フランス国パリ,リュ デ アレネ 3

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 式(I) 【化1】 {式中、XおよびX′は、式(I)のペプチドの末端ア
    ミノ基の置換基であって、互いに同種でも異種でもよ
    く、 −水素原子、 −フェニル環は非置換であるか、1個もしくは2個以上
    のハロゲン原子、ヒドロキシル基、メルカプト基、直鎖
    状もしくは分岐状の(C1 〜C6 )アルキル基、直鎖状
    もしくは分岐状の(C1 〜C6 )アルキルチオ基、また
    は直鎖状もしくは分岐状の(C1 〜C6 )アルコキシ基
    で置換された4−グアニジノベンゾイル基、 −直鎖状または分岐状の(C1 〜C6 )アルキル基、 −(C6 〜C12)アリール基、 −直鎖状または分岐状の(C1 〜C6 )アルコキシカル
    ボニル基、 −直鎖状または分岐状の(C1 〜C6 )アルキルスルホ
    ニル基、 −9−フルオレニルメチルオキシカルボニル基、 −非置換またはアミノ基で置換された直鎖状または分岐
    状の(C1 〜C6 )グアニジノアシル基、または −式 【化2】 (式中、nは1〜6である)で示される基を表し、A1
    およびA9 は互いに同種でも異種でもよく、 −結合、 −式 【化3】 (式中、nは1〜6であり、R1 はアミノまたはグアニ
    ジノ基である)で示される基を表すか、または −側鎖は非置換または置換されている任意の塩基性アミ
    ノ酸であり、A2 およびA3 は互いに同種でも異種でも
    よく、 −結合、 −プロリン(Pro)、ヒドロキシプロリン(Hy
    p)、2−アザビシクロ〔2.2.2〕オクタン−3−
    カルボニル(Abo)、2−アザビシクロ〔2.2.
    1〕ヘプタン−3−カルボニル(Abh)、ホモプロリ
    ン(hPro)、3,4−デヒドロプロリン(dhPr
    o)、ザルコシン(Sar)、N−メチルフェニルグリ
    シン(NMePgl)、アゼチジン−2−カルボニル
    (Azt)またはアラニン(Ala)残基であり、A4
    は、結合、グリシン(Gly)もしくはザルコシン(S
    ar)残基、または式 【化4】−NH−(CH2 m −CO− (式中、mは2〜8の整数である)で示される残基であ
    り、A5 は、結合、あるいはフェニルアラニン(Ph
    e)、β−(2−チエニル)アラニン(Thi)、β−
    シクロヘキシルアラニン(Cha)、β−ナフチルアラ
    ニン(Nal)、β−フリルアラニン(Fur)、β−
    ピラニルアラニン(Pra)またはβ−ピリジルアラニ
    ン(Pyr)基であり、A6 は、結合、または任意のア
    ミノ酸残基であり、A7 は、以下の式 【化5】 〔式中、Rは直鎖状または分岐状の(C1 〜C6 )基で
    ある〕のいずれかで示される基であるか、またはA
    7 は、Xがp−グアニジノベンゾイル基でX′が水素原
    子であることを条件に、メチルフェニルアラニン残基
    (MePhe)またはテトラヒドロイソキノリン−3−
    カルボニル基(Tic)であり、A8 は、結合、オクタ
    ヒドロインドール−2−カルボニル(Oic)、プロリ
    ン(Pro)、ヒドロキシプロリン(Hyp)、2−ア
    ザビシクロ〔2.2.2〕オクタン−3−カルボニル
    (Abo)、2−アザビシクロ〔2.2.1〕ヘプタン
    −3−カルボニル(Abh)、ホモプロリン(hPr
    o)、3,4−デヒドロプロリン(dhPro)、ザル
    コシン(Sar)、N−メチルフェニルグリシン(NM
    ePgl)、アゼチジン−2−カルボニル(Azt)も
    しくはアラニン(Ala)残基、またはA7 について定
    義した任意の残基A〜Rであり、Yは、式(I)のペプ
    チドの末端カルボニル基の置換基であって、ヒドロキシ
    ル基、直鎖状もしくは分岐状の(C1 〜C6 )アルキル
    基、またはアミノ基〔非置換または、1個もしくは2個
    の直鎖状もしくは分岐状の(C1 〜C6 )アルキル基も
    しくはフェニル基で置換されていてもよい。また、各ア
    ルキルまたはフェニル基自体がアミノ、グアニジノまた
    はウレイド基で置換されていてもよい〕を表し、あるい
    は式(I)のペプチドの末端カルボニル基は相当するア
    ルコール(ol)に還元されていることを示す}で示さ
    れる化合物、ならびにその医薬的に許容される酸または
    塩基との付加塩、ただし、 −Xが、p−グアニジノベンゾイル基、X′が水素原
    子、A1 がアルギニン残基(Arg)、A2 がプロリン
    残基(Pro)、A3 がヒドロキシプロリン残基(Hy
    p)、A4 がグリシン残基(Gly)、A5 がβ−(2
    −チエニル)アラニン残基(Thi)、A6 がセリン残
    基(Ser)、A8 がオクタヒドロインドール−2−カ
    ルボニル(Oic)、A9 がアルギニン残基(Ar
    g)、Yがヒドロキシル基である場合には、A7 は、そ
    のα炭素に関してDまたはLコンフィギュレーションの
    テトラヒドロイソキノリン−3−カルボニル残基(Ti
    c)以外の基であり、 −式(I)のペプチドのペプチド結合−CO−NH−
    は、−CH2 −NH−、−CH2 −S−、−CH2 −S
    O−、−CH2 −SO2 −、−NH−CO−、−CH=
    CH−から選択される偽ペプチド結合によって任意に置
    換することが可能であり、 −このペプチド配列の各アミノ酸は光学的に純粋で、各
    アミノ酸のα炭素はDまたはLコンフィギュレーション
    を有する
  2. 【請求項2】 Xは4−グアニジノベンゾイル基(Gb
    a)であり、X′は水素原子である「請求項1」記載の
    式(I)の化合物
  3. 【請求項3】 A7 は、以下の式 【化6】 〔式中、Rは直鎖状または分岐状の(C1 〜C6 )基で
    ある〕のいずれかで示される基である「請求項1」記載
    の式(I)の化合物
  4. 【請求項4】 Xは4−グアニジノベンゾイル基(Gb
    a)であり、X′は水素原子である「請求項3」記載の
    式(I)の化合物
  5. 【請求項5】 Xはアルギニル基であり、X′は水素原
    子である「請求項3記載の式(I)の化合物
  6. 【請求項6】 「請求項1」記載の式(I)の化合物を
    製造するにあたり、この化合物を保護アミノ酸からの逐
    次固相合成、溶液中でのペプチドフラグメントからの合
    成、またはこれらの2つの方法の適当な組合せによって
    製造し、所望により、このペプチド配列の合成時におけ
    る任意の適当な時点で偽ペプチド結合を有機化学の標準
    的方法によって導入し、必要に応じて、式(I)の化合
    物をその医薬的に許容される酸または塩基の付加塩に変
    換する方法
  7. 【請求項7】 「請求項1〜5」のいずれかに記載の化
    合物少なくとも1種を活性成分として、単独でまたは1
    種もしくは2種以上の医薬的に許容される賦形剤もしく
    はビヒクルとともに含有する医薬組成物
  8. 【請求項8】 「請求項1〜6」のいずれかに記載の少
    なくとも1種の活性成分を含有し、様々な起源の外傷、
    炎症性疾患、痛み、ショック状態、アレルギー疾患およ
    び精子運動性不全の処置に有用な「請求項7」記載の医
    薬組成物
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