JPH068775A - 容器の係止具の取付装置 - Google Patents

容器の係止具の取付装置

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JPH068775A
JPH068775A JP16795092A JP16795092A JPH068775A JP H068775 A JPH068775 A JP H068775A JP 16795092 A JP16795092 A JP 16795092A JP 16795092 A JP16795092 A JP 16795092A JP H068775 A JPH068775 A JP H068775A
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JP
Japan
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plate
cover plate
lid
support shaft
locking
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Pending
Application number
JP16795092A
Other languages
English (en)
Inventor
Shiyuuichi Maezuru
前鶴修一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Marelli Corp
Original Assignee
Kansei Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【目的】 表裏の二枚からなるコンソールボックス等の
蓋板に挾持される係止具の取付を容易にする。 【構成】 表蓋板4と、表蓋板4の裏側に固定される裏
蓋板5と、この表蓋板4と裏蓋板5とによって挾持され
るようにして固定される係止具とを有する取付装置にお
いて、上記表蓋板4の裏側に、係止具を定位置に仮保持
せしめるための係止構造を設けると共に、上記表蓋板4
と裏蓋板5とを超音波振動溶着せしめることにより、前
記係止具が表蓋板4と裏蓋板5との間に固定保持される
容器の係止具取付装置を提供することにある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば車両に設備され
るコンソールボックス、あるいはグローブボックス等の
身部開口部に被着される蓋部材に設けられていて、この
蓋部材と身部との係止を維持せしめるための係止具の取
付装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】この発明の出願人は、この種の係止具の
取付け装置に関して、例えば実公昭62−12042号
公報に示される出願を行なっている。この既に公知の係
止具取付装置は、図1乃至図3に示す構造である。
【0003】すなわち、1は自動車内に取付けられるコ
ンソールボックスであって、このコンソールボックス1
は身部2と、この身部2に被せられる蓋部3を有し、更
にその蓋部3は、表蓋板4と裏蓋板5とで構成されてい
る。表蓋板4に裏側には一対の受台6が突設されてお
り、この受台6の下端には逆V字型の切欠7が形成され
ている。8は本考案の要旨である係止具で、合成樹脂材
料で一体成形されたものであるが、この係止具8の形状
は図3において明示される如く、前記一対の切欠7内に
係合される一対の支軸部9と、この支軸部9より前方に
延出形成された操作部10と、前記支軸部9より下方向
に延長形成された係止爪11と、前記支持部9より斜め
上方に形成された立上り部12と、この立上り部12の
上端より略水平方向に延長された当接板13と、この当
接板13の両側辺より支出されかつ下方向に延出される
一対の弾性舌片14とからなっている。15は身部2に
形成した係止具係合用の透孔である。
【0004】次に上記係止具8を蓋部3に組付る手順に
ついて述べると、先ず係止具8の双方の支軸部9,9
を、双方の受台6の切欠7,7内に位置せしめ、次いで
裏蓋板5でその係止具8を押えるようにして、該裏蓋板
5を表蓋板4に、例えばビス等に固着すれば、係止具8
は表蓋板4と裏蓋板5との間で保持され、更に弾性舌片
14が、裏蓋板5にその弾性に抗して押えられるため、
係止具8は支軸部9を支点として反時計方向に付勢され
(図2参照)、これによって係止爪11は身部2の透孔
15の口縁に係止され、蓋部3の開放が阻止されてい
る。今その蓋部3を開きたい場合は、図2において、操
作部10を矢方向、即ち時計方向に押えると、この係止
具8は弾性舌片14の弾性に抗して回動され、これによ
って係止爪11と透孔15との係止力が解けて蓋部3を
身部2より開くことができるものである(図2鎖線参
照)。操作部10への押え力を解けば弾性舌辺14の復
元力により係止具8は図2の実線で示す位置に復元し、
係止爪11と透孔15との係止を再度行なうことができ
るものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の容器係止具の取付装置にあっては、前記表蓋
板4の裏側に、裏蓋板5を固定するための固定手段は、
その表蓋板4の裏側に螺着される取付ねじ(図示せず)
を用いて固定するものであり、また前記係止具8は、そ
の係止具8に設けられている支軸部9を表蓋板4と裏蓋
板5とによって挾持することによって保持せしめる構造
となっていることから、表蓋板4と裏蓋板5との結合時
には、その表蓋板4と裏蓋板5との間に係止具8を仮保
持せしめた状態でねじ止め作業を行なわなければならな
いことが、その組立作業に多大なる手間がかかるという
不具合があった。
【0006】また表蓋板4と裏蓋板5とを取付ねじ以外
の取付手段(例えば溶接手段)、によって結合する構造
のものにあっては、その溶接時の振動によって、仮保持
せしめている係止具8が移動して定位置に係止具8を固
定することが不可能であるという不具合もあった。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、かかる従来の
不具合に着目してなされたもので、表蓋板4と、表蓋板
4の裏側に固定される裏蓋板5と、この表蓋板4と裏蓋
板5とによって挾持されるようにして固定される係止具
とを有する取付装置において、上記表蓋板4の裏側に、
係止具を定位置に仮保持せしめるための係止構造を設け
ると共に、上記表蓋板4と裏蓋板5とを超音波振動溶着
せしめることにより、前記係止具が表蓋板4と裏蓋板5
との間に固定保持される容器の係止具取付装置を提供す
ることにある。
【0008】
【実施例】以下に本発明を図4乃至図8に示す実施例に
基いて詳細に説明するが、本実施例の構造と従来例で説
明した構造との同一部分は、従来例で使用した符号を付
して、その同一構造部分の説明は省略する。
【0009】すなわち、本実施例は、表蓋板4の裏側
に、裏蓋板5に形成されているリブ5’の端縁が、超音
波振動溶接手段によって、一体的に固定されるものであ
るが、その表裏両蓋板4と5との結合時において表裏両
蓋板4と5との間に位置される樹脂製係止具20の構造
は次の如くである。
【0010】図8で明示されるように、係止具20は、
左右方向に延びる一対の支軸部21と、この支軸部21
の略中央部より前方向に延出形成された操作部22と、
この操作部22の基部より下方向に延びかつ後方に向け
て爪部23を突設する係止片24と、前記支軸部21の
上部より前方向へ屈曲形成される弾性舌片25とからな
っている。
【0011】前記裏蓋板5の前端部には、上記構造の係
止具20を仮保持せしめるための仮保持機構26が設け
られているが、この仮保持機構26は、上記係止具20
の一対の支軸部21を受け止めるための略半円形状の受
け部27を有する起立片28と、この起立片28の近傍
に設けられ、かつ支軸部21の端部を受け止める左右一
対のストッパー片29と、該双方のストッパー片29,
29間に位置されかつこのストッパー片位置よりも上方
に設けられている係合突板30とからなっているもので
ある。
【0012】以上が本実施例の要旨とする構造であっ
て、その他の構造は従来例と変りない。
【0013】次にその組立手順について述べると、表蓋
板4と裏蓋板5とを超音波振動溶接する前に、裏蓋板5
の仮保持機構26に係止具20を仮保持せしめる。この
仮保持を行なうためには、係止具20の左右両側の支軸
部21を起立片28の受け部27内に係合させると共
に、弾性舌片25を、その弾圧力に抗して係合突板30
の裏側に当接させることにより、その係止具20は裏蓋
板5に対して上下前後方向に揺動されることなく仮保持
される。また上記係止具20の支軸部21の端面は、ス
トッパー片29により受け止められることから、係止具
20は左右方向の位置決めもなされている。
【0014】従って係止具20は裏蓋板5に対して上下
左右前後方向に揺動されることなく位置決め保持され
る。次にその係止具20を保持している裏蓋板5を表蓋
板4の裏側に嵌合させ、その状態で双方蓋板4,5を超
音波振動溶接機にかけることにより図4及び図5に示す
如く、リブ5’の端縁が表蓋板4の裏面に溶着結合され
るものである。
【0015】このように本実施例にあっては、裏蓋板5
に係止具の仮保持部(位置決め部)26を設けると共
に、この仮保持部26によって上下左右前後方向に位置
決めされる構造の係止具20を設けて、その裏蓋板5に
係止具20を仮保持させた後に、その裏蓋板5を表蓋板
4に超音波振動溶着せしめるものであるから、係止具2
0は、表蓋板4及び裏蓋板5の定位置に正確に位置決め
することができ、精度の高い容器が得られる。また表蓋
体4と裏蓋体5とは超音波振動溶着により結合されるも
のであるから、従来のねじ締めによる結合のものに対し
作業性、生産性が大幅に向上され経済性が高められる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明は、表蓋板4と裏蓋
板5とからなる蓋部3の端部において前記両蓋板4,5
間に挿入装着されて前記蓋部3を身部2に係止させる容
器の係止具であって、該係止具は、前記両蓋板4,5間
に回転可能に挾持される支軸部21、該支軸部21から
前記表蓋板4に沿って延びて前記両蓋板4,5間より外
部に突出する操作部22、該操作部22の前記支軸部2
1の附近から前記身部2に向かって伸び支軸部21の下
方において身部2に係止する係止片24、及び前記支軸
部21から延びる弾性舌片25を備え、この弾性舌片2
5の先端が係合する係合突板30を前記裏蓋板5に設
け、前記支軸部21を前記裏蓋5に装着したとき、前記
弾性舌片25の先端が係合突板30に係合するように付
勢して前記係止具を前記裏蓋板5に保持させる容器係止
具の取付装置であるから、これによれば、係止具20
は、表蓋板4及び裏蓋板5の定位置に正確に位置決めす
ることができ、精度の高い容器が得られる。また表蓋体
4と裏蓋体5とは超音波振動溶着により結合されるもの
であるから、従来のねじ締めによる結合のものに対し作
業性、生産性が大幅に向上され経済性が高められるとい
う効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来例の斜視図。
【図2】従来例の要部断面構造説明図。
【図3】従来例の係止具のみの斜視図。
【図4】本発明実施例の縦断面構造説明図。
【図5】本発明実施例の図4におけるA−A線断面図。
【図6】本発明実施例の正面半裁断面説明図。
【図7】本発明実施例の裏蓋板の要部斜視図。
【図8】本発明実施例の裏蓋板要部と係止具との関係斜
視図。
【符号の説明】
20…係止具 21…支軸部 22…操作部 23…爪部 24…係止片 25…弾性舌片 26…仮保持機構 27…受け部 28…起立片 29…ストッパー片 30…係合突片

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表蓋板(4)と裏蓋板(5)とからなる
    蓋部(3)の端部において前記両蓋板(4),(5)間
    に挿入装着されて前記蓋部(3)を身部(2)に係止さ
    せる容器の係止具であって、該係止具は、前記両蓋板
    (4),(5)間に回転可能に挾持される支軸部(2
    1)、該支軸部(21)から前記表蓋板(4)に沿って
    延びて前記両蓋板(4),(5)間より外部に突出する
    操作部(22)、該操作部(22)の前記支軸部(2
    1)の附近から前記身部(2)に向かって伸び支軸部
    (21)の下方において身部(2)に係止する係止片
    (24)、及び前記支軸部(21)から延びる弾性舌片
    (25)を備え、この弾性舌片(25)の先端が係合す
    る係合突板(30)を前記裏蓋板(5)に設け、前記支
    軸部(21)を前記裏蓋板(5)に装着したとき、前記
    弾性舌片(25)の先端が係合突板(30)に係合する
    ように付勢して前記係止具を前記裏蓋板(5)に保持さ
    せるようにしたことを特徴とする容器の係止具の取付装
    置。
  2. 【請求項2】 表蓋板(4)と裏蓋板(5)とからなる
    蓋部(3)の端部において前記両蓋板(4),(5)間
    に挿入装着されて前記蓋部(3)を身部(2)に係止さ
    せる容器の係止具(20)であって、該係止具(20)
    は、前記両蓋板(4),(5)間に回転可能に挾持され
    る支軸部(21)、該支軸部(21)から前記表蓋板
    (4)に沿って延びて前記両蓋板(4),(5)間より
    外部に突出する操作部(22)、該操作部(22)の前
    記支軸部(21)の附近から前記身部(2)に向かって
    伸び支軸部(21)の下方において身部(2)に係止す
    る係止片(24)、及び前記支軸部(21)から延びる
    弾性舌片(25)を備え、この弾性舌片(25)の先端
    が係合する係合突板(30)を前記裏蓋板(5)に設
    け、前記支軸部(21)を前記裏蓋板(5)に装着した
    とき、前記弾性舌片(25)の先端が係合突板(30)
    に係合するように付勢して前記係止具を前記裏蓋板
    (5)に保持するようにし、前記両板(4),(5)を
    振動溶着して両板(4),(5)間に前記係止具(2
    0)を固着したことを特徴とする容器の係止具の取付装
    置。
JP16795092A 1992-06-25 1992-06-25 容器の係止具の取付装置 Pending JPH068775A (ja)

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JP (1) JPH068775A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0662164U (ja) * 1993-02-10 1994-09-02 小島プレス工業株式会社 収納箱の蓋体ロック装置
JP2016180234A (ja) * 2015-03-24 2016-10-13 株式会社明工 留め具
JP2018002073A (ja) * 2016-07-07 2018-01-11 しげる工業株式会社 コンソールボックス
JPWO2021085595A1 (ja) * 2019-11-01 2021-05-06

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