JP2018002073A - コンソールボックス - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 コンソールボックス1は、コンソールリッド4を閉位置でロックするロック機構5を備える。ロック機構は、支持軸31と、これを介してリッド4に回動可能に連結されたロック部材30と、ロック部材を回動付勢するバネ40とを有し、ロック部材がバネの力でボックス本体3のロック受部3aに係合されることにより、リッド4が閉じ位置でロックされ、ロック部材がバネに抗してロック受部3aから離れる方向に回動されることにより、リッド4が開き方向に回動可能となる。リッド4が、互いに連結された上側リッド部材20と下側リッド部材10とを有し、上側リッド部材20には円弧形状の上側軸受部24aが一体に形成され、下側リッド部材10には円弧形状の下側軸受部14aが一体に形成され、上側軸受部24aと下側軸受部14aが、支持軸31を挟んで支持している。
【選択図】 図5
Description
上記コンソールリッドは、互いに連結された上側リッド部材と下側リッド部材とを有し、下側リッド部材には、上記支持軸の両端を支持するための軸受穴が形成されている。
上記構成によれば、ロック機構の部品点数を少なくすることができるとともに、ロック機構の組み付け作業をより一層簡略化することができる。
上記構成によれば、ロック部材を安定して回動させることができる。
上記構成によれば、支持軸部が下側軸受部から回動軸線方向に脱落するのを防止することができる。
図1に示すように、コンソールボックス1は、自動車の運転席と助手席とを隔てるセンターコンソール2に設けられており、ボックス本体3と、コンソールリッド4と、ロック機構5とを備えている。ボックス本体3は上部が開口しており小物類を収容できる。
ロック部材30は一対の支持軸31,31の間に、バネ受部32を一体に有し、このバネ受部32の下方には後方に突出する係合爪部33を一体に有している。
さらにロック部材30は、上記支持軸31、バネ受部32の前方に操作部34を一体に有している。この操作部34は平面視円弧形状の板部からなり、略水平に延びている。
上記一対の巻回部41が上記ロック部材30の支持軸31の内端部に嵌ることにより、ねじりコイルバネ40はロック部材30に取り付けられる。
図5に示すように、下側リッド部材10の上面には、上方に突出する一対の凸部14が車幅方向に離れて下側リッド部材10と一体に形成され、これら凸部14の上端には、円弧形状の下側軸受部14aがそれぞれ形成されている。
下側リッド部材10は、上記下側軸受部14aに載置された支持軸31の上方に位置する仮押さえ部18を有している。この仮押さえ部18と下側軸受部14aの前端との間の間隙は、支持軸31の径と同じか若干小さくなっており、支持軸31はこの間隙を通って下側軸受部14aにセットされるため、支持軸31の下側軸受部14aからの脱落を防止できる。
図3、図5に示すように、上側リッド部材20の下面には、下方に突出する一対の凸部24が車幅方向に離れて上側リッド20と一体に形成され、これら凸部24の下端には、円弧形状の上側軸受部24aがそれぞれ形成されている。
他方、下側リッド部材10には、上記起立部35に対応して円弧形状の凹部19aが形成されており、上記緩衝材37に対応して受け部材19bが固定されている。
ロック部材30は、緩衝部材37が受け部材19bに当たることにより、ねじりコイルバネ40による回動を規制されている。
上述したようにロック部材30の操作部34を手で押し上げてロックを解除した時に、起立部35は下側リッド部材10の凹部19aに逃がされ、操作部34は下側リッド部材10の下面に設けられた図示しない緩衝部材に当たる。したがって、操作部34を持ったままコンソールリッド1を押し上げると、コンソールリッド1を開くことができる。
上記実施形態では、支持軸をロック部材と一体に設けているが、別体をなす支持軸をロック部材に貫通してもよい。
ストッパを上側リッド部材に形成してもよい。
コンソールリッドを開閉させるための機構は、スライド機構等、他の構造であってもよい。
3 ボックス本体
3a ロック受部
4 コンソールリッド
5 ロック機構
10 下側リッド部材
14a 下側軸受部
17 ストッパ
20 上側リッド部材
24a 上側軸受部
30 ロック部材
31 支持軸
40 ねじりコイルバネ(バネ)
Claims (4)
- 開口を有するボックス本体と、上記ボックス本体に回動可能に連結され上記開口を開閉するコンソールリッドと、このコンソールリッドを閉じ位置でロックするロック機構とを備え、
上記ロック機構は、支持軸と、この支持軸を介して上記コンソールリッドに回動可能に連結されたロック部材と、このロック部材を回動付勢するバネとを有し、上記ロック部材が上記バネの力で上記ボックス本体のロック受部に係合されることにより、上記コンソールリッドが閉じ位置でロックされ、上記ロック部材が上記バネに抗して上記ロック受部から離れる方向に回動されることにより、上記コンソールリッドが開き方向に回動可能となるコンソールボックスにおいて、
上記コンソールリッドが、互いに連結された上側リッド部材と下側リッド部材とを有し、上記上側リッド部材には円弧形状の上側軸受部が一体に形成され、上記下側リッド部材には円弧形状の下側軸受部が一体に形成され、上記上側軸受部と下側軸受部が、上記支持軸を挟んで支持していることを特徴とするコンソールボックス。 - 上記ロック部材は、上記支持軸を一体に有していることを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載のコンソールボックス。
- 上記支持軸は上記ロック部材の回動軸線方向に離れて一対設けられ、上記上側軸受部と上記下側軸受部もそれぞれ一対設けられていることを特徴とする請求項2に記載のコンソールボックス。
- 上記上側リッド部材と下側リッド部材の一方には、上記支持軸が上記回動軸線方向へ移動するのを阻止するストッパが一体に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のコンソールボックス。
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Family Applications (1)
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS55113630U (ja) * | 1979-02-06 | 1980-08-11 | ||
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JP2001098830A (ja) * | 1999-09-29 | 2001-04-10 | Toyoda Gosei Co Ltd | ロック装置 |
JP2008254483A (ja) * | 2007-04-02 | 2008-10-23 | Calsonic Kansei Corp | 二重ロックレバー構造 |
-
2016
- 2016-07-07 JP JP2016134805A patent/JP6524031B2/ja active Active
Patent Citations (5)
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JP6524031B2 (ja) | 2019-06-05 |
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