JPH0687319B2 - 光学式デイスクレコ−ド - Google Patents

光学式デイスクレコ−ド

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JPH0687319B2
JPH0687319B2 JP59042928A JP4292884A JPH0687319B2 JP H0687319 B2 JPH0687319 B2 JP H0687319B2 JP 59042928 A JP59042928 A JP 59042928A JP 4292884 A JP4292884 A JP 4292884A JP H0687319 B2 JPH0687319 B2 JP H0687319B2
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JP
Japan
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optical disc
sheet
optical
disc record
thin film
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JP59042928A
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JPS60187951A (ja
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章裕 笠原
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B7/00Recording or reproducing by optical means, e.g. recording using a thermal beam of optical radiation by modifying optical properties or the physical structure, reproducing using an optical beam at lower power by sensing optical properties; Record carriers therefor
    • G11B7/24Record carriers characterised by shape, structure or physical properties, or by the selection of the material

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  • Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、光学式デイスクレコードの改良に関する。
〔従来技術とその問題点〕
近時、音響機器の分野では、可及的に高忠実度化を図る
ためPCM(パルスコートモジユーレーシヨン)技術を利
用したデジタル記録再生方式が出現し普及しつつある。
つまり、これはデジタルオーデイオ化と称されているも
ので、オーデイオ特性が記録媒体の特性に依存すること
なく在来のアナログ式によるものに比して格段にすぐれ
たものとすることが原理的に確立されているからであ
る。この場合、記録媒体として、デイスク(円盤)を対
象とするものは、DADシステムと称されており高度な性
能を満足し得るものであることが要求される。
それは、例えば光学式再生方式のうちでCD(コンパクト
デイスク)においては、透明樹脂円盤に対しデジタル
(PCM)化データに対応したビツト(反射率の異なる凹
凸)を形成する金属薄膜を被着してなる直径12cm、厚さ
1.2mmの光学式デイスクをCLV(線速度一定)方式により
約200〜500r・p・mの可変回転速度で駆動させる。こ
の場合、このデイスクはトラツクのピツチが1.6μmで
あつて片面でも約1時間のステレオ再生をなし得る膨大
な情報量が記録されている。
そして、上記光学式デイスクレコード再生装置において
要請されることは、いかなる使用状態においても正常に
動作することである。
ところで、このような要請の具体的な対象の一つとし
て、デイスクの構造が挙げられる。
従来のデイスクの構造は第1図に示すように透明基板1
に反射面となる金属薄膜2が蒸着されその上に保護膜と
なる樹脂層3をコーテイングしその上にラベル4を印刷
している。このような構造をした直径12cm、厚さ1.2mm
のデイスクのクランピングエリア5をクランプして回転
させることが通常の使用法であるがクランピングエリア
5をクランプして強制変位加振した場合のデイスク先端
の振動周波数特性を第2図の破線で示す。この図よりデ
イスクにはほとんど減衰がなく、各モードのQ値が大き
く共振しやすいことがわかる。このような共振は信号を
読みとるための光を常にデイスク面上のピツトに焦点を
結ばせるフオーカシングサーボ系に対して極めて有害
で、わずかな振動やシヨツクなどの外乱が加わるとフオ
ーカシングサーボがはずれる原因となる。特に周波数の
高い領域ではゲインマージンが少ないため高次の鋭い共
振はサーボがはずれる原因となる。
〔発明の目的〕
この発明は、かかる問題点に対処すべくなされたもので
あり、その目的とするところは外部からの衝撃、振動に
対して安定で常に安定したフオーカシングサーボを可能
とし、記録再生時のエラー率が低い高精度な光学的記録
再生が可能で、かつ、製作が容易な光学式デイスクレコ
ードを提供することにある。
〔発明の概要〕
すなわち、本発明は光学的反射面を形成する薄膜を備え
た光学式デイスクレコードにおいて、前記薄膜の光学的
反射面と反対側の表面に、常温で転移域にある粘弾性物
質を介してシートが設けられていることを特徴とするも
のである。ここで、粘弾性物質としては、例えば、アク
リル系やシリコン系の化合物等が用いられる。
〔発明の効果〕
本発明によれば、常温で転移域にある粘弾性物質をラベ
ルと透明基板及び金属薄膜ではさむ三層構造となつてい
るので、デイスクが振動するさい粘弾性物質が引張、圧
縮及びせん断で歪み、その時のエネルギロスにより大き
な減衰効果が生まれる。そのため各モード特に高次のモ
ードの共振を押えることができる。また、粘弾性物質に
シートが接した配置とすると、レコードに対してシート
が確実に固着する。そしてその一方で、レコードからシ
ートを容易に剥すこともできる。すなわち、光学的デイ
スクレコード表面の保護膜の形成を容易に行うことがで
きる。尚、本発明は、CDのほか光ディスク装置に用いら
れる光ディスク等の光学式ディスクレコード一般に適用
が可能である。
〔発明の実施例〕
以下、図面を参照して本発明の実施例について詳述す
る。
第3図は本発明の一実施例を示すデイスクの断面図であ
る。
透明基板6の上に反射面となる金属薄膜7が蒸着されそ
の上に常温で転移域にある粘弾性物質8を固着させ制振
材として使用する。その上にラベルが印刷されたシート
9を固着させている。ここで、粘弾性物質としては、例
えば、アクリル系やシリコン系の化合物等が用いられ
る。
このように制振材となる粘弾性物質8をシート9と透明
基板6及び金属薄膜7がはさむ三層構造になつているた
め強い制振効果が第4図は、本発明の変形例を示すディ
スクの断面図である。図に示すように、金属薄膜7と粘
弾性物質8の間に保護膜11が介在している。このような
構成によっても、上記実施例と同様に強い制振効果を得
ることができる。
直径12cm、厚さ1.2mmのディスクに、粘弾性物質8及び
シート9として、住友スリーエム株式会社製のVEM製品
(商品名)を貼付し、このディスクのクランピングエリ
ア10をクランプしてクランピングエリア10を強制変位加
振した場合のデイスク先端の振動周波数特性を第2図の
実線で示す。従来のデイスク(第2図の破線)と比較す
ると、明らかに高次の共振が押えられていることがわか
る。
又粘弾性物質8の上にシート9が固着されているため制
振材となる物質8がシート9により保護され空気中の酸
素及び光による劣化が妨げる。
【図面の簡単な説明】
第1図が従来提案されている光学式デイスクの断面図、
第2図は従来提案されている光学式デイスク及び本発明
による光学式デイスクの振動特性を示す線図、第3図は
本発明の実施例を示す光学式デイスクの断面図、第4図
は本発明の変形例を示す光学式デイスクの断面図であ
る。 1,6……透明基板、2,7……金属薄膜 3,11……膜保樹脂膜、4……ラベル 5,10……クランピングエリア 8……制振材となる物質、9……シート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光学的反射面を形成する薄膜を備えた光学
    式ディスクレコードにおいて、 前記薄膜の光学的反射面と反対側の表面に、常温で転移
    域にある粘弾性物質を介してシートが設けられているこ
    とを特徴とする光学式ディスクレコード。
  2. 【請求項2】前記シートにはラベルが印刷されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の光学式ディ
    クレコード。
  3. 【請求項3】前記粘弾性物質は前記シートと接している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項または第2項記
    載の光学式ディスクレコード。
  4. 【請求項4】内部に光学的反射面を形成する薄膜を備え
    た光学式ディスクレコードにおいて、 前記薄膜の光学的反射面と反対側の表面に、保護膜がコ
    ーティングされ、その上に常温で転移域にある粘弾性物
    質を介してシートが設けられていることを特徴とする光
    学式ディスクレコード。
  5. 【請求項5】前記シートにはラベルが印刷されているこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第4項記載の光学式ディ
    スクレコード。
  6. 【請求項6】前記粘弾性物質は前記シートと接している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第4項または第5項記
    載の光学式ディスクレコード。
JP59042928A 1984-03-08 1984-03-08 光学式デイスクレコ−ド Expired - Lifetime JPH0687319B2 (ja)

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JPS60187951A JPS60187951A (ja) 1985-09-25
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JPH0420622U (ja) * 1990-06-06 1992-02-20
US5538774A (en) * 1994-07-29 1996-07-23 Minnesota Mining And Manufacturing Company Internally damped rotatable storage article
CN1319061C (zh) 2002-08-30 2007-05-30 索尼株式会社 光盘

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