JPH0454570Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0454570Y2 JPH0454570Y2 JP1987168564U JP16856487U JPH0454570Y2 JP H0454570 Y2 JPH0454570 Y2 JP H0454570Y2 JP 1987168564 U JP1987168564 U JP 1987168564U JP 16856487 U JP16856487 U JP 16856487U JP H0454570 Y2 JPH0454570 Y2 JP H0454570Y2
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- Japan
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- disc
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- protective film
- optical
- ink layer
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- Expired
Links
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- 239000003381 stabilizer Substances 0.000 description 11
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Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この考案は、コンパクトデイスク、ビデオデイ
スク、追記型光デイスク、光磁気デイスクなどの
光学式デイスクの構造に関するものである。
スク、追記型光デイスク、光磁気デイスクなどの
光学式デイスクの構造に関するものである。
[従来の技術]及び[考案が解決しようとする問
題点] 現在市販されているコンパクトデイスク、ビデ
オデイスク、追記型光デイスク、光磁気デイスク
などの光学式デイスクの代表的なコンパクトデイ
スクCの構造は第2図に断面図に示すようなもの
である。
題点] 現在市販されているコンパクトデイスク、ビデ
オデイスク、追記型光デイスク、光磁気デイスク
などの光学式デイスクの代表的なコンパクトデイ
スクCの構造は第2図に断面図に示すようなもの
である。
すなわち、透明ポリカーボネート樹脂による基
板1はその円盤状をなし、その一側面にインジエ
クシヨン法などにより記録される信号に対応する
ピツトを形成してなるもので、このピツトにアル
ミニウムまたは金の蒸着による反射層2を、さら
にこの反射層2の上に保護膜3を被覆し、この上
にレーベル4を印刷ないし貼付してなるものであ
つた。
板1はその円盤状をなし、その一側面にインジエ
クシヨン法などにより記録される信号に対応する
ピツトを形成してなるもので、このピツトにアル
ミニウムまたは金の蒸着による反射層2を、さら
にこの反射層2の上に保護膜3を被覆し、この上
にレーベル4を印刷ないし貼付してなるものであ
つた。
保護膜3は紫外線硬化型のプラスチツクの塗料
からなるものでスピンナーコーテイング法などに
より被覆するのであるが、保護膜3の厚みが30μ
mしかなく、そのため微小な傷に弱く、傷がアル
ミなどからなる反射層2にまで達したときはエラ
ー発生に原因となつていた。
からなるものでスピンナーコーテイング法などに
より被覆するのであるが、保護膜3の厚みが30μ
mしかなく、そのため微小な傷に弱く、傷がアル
ミなどからなる反射層2にまで達したときはエラ
ー発生に原因となつていた。
また、現在では反射膜2にピンホールの発生し
た光学式デイスクをときに見かけることがある。
このような場合に対応するように、エラー訂正の
機能、すなわち、プレーヤーを水平に設置して外
部振動を受けないような状態として再生すれば、
光学式デイスクのピツト信号読み取りに多少のエ
ラーが発生してもエラー訂正回路の働きによりほ
とんど問題が生じないような設計となつている。
しかし、エラー訂正回数が多くなればなるほど音
質が劣化することとなるのは避けられないことで
ある。
た光学式デイスクをときに見かけることがある。
このような場合に対応するように、エラー訂正の
機能、すなわち、プレーヤーを水平に設置して外
部振動を受けないような状態として再生すれば、
光学式デイスクのピツト信号読み取りに多少のエ
ラーが発生してもエラー訂正回路の働きによりほ
とんど問題が生じないような設計となつている。
しかし、エラー訂正回数が多くなればなるほど音
質が劣化することとなるのは避けられないことで
ある。
以上のような問題点を解決するために、黄銅、
セラミツクなどからなるスタビライザーがある。
セラミツクなどからなるスタビライザーがある。
しかし、これらは重量が14グラムから80グラム
もあるため再生時に光学式デイスクの上に乗せる
ことにより軸受けの負担が増し、回転モーメント
の増加によりCLVサーボ(線速度一定で回転さ
せるサーボ機構)のフイードバツク量が不足して
規定回転に達する時間が遅れることになり、ま
た、スタビライザーが重すぎれば回転が停止する
こともある。
もあるため再生時に光学式デイスクの上に乗せる
ことにより軸受けの負担が増し、回転モーメント
の増加によりCLVサーボ(線速度一定で回転さ
せるサーボ機構)のフイードバツク量が不足して
規定回転に達する時間が遅れることになり、ま
た、スタビライザーが重すぎれば回転が停止する
こともある。
トラツキングサーボ(所定のピツト列を追いか
けるサーボ機構)の場合、光学式デイスクと重ね
合わせたスタビライザーは、中心部をクランパー
で固定される。そのときスタビライザーの円盤が
正確に真円であつても15ミリの中心穴とスピンド
ルの間には必ずトリアランスがあるために偏心を
起してしまう。スタビライザーの偏心によりデイ
スクが横にゆさぶられることになりトラツキング
サーボの作動回数が増えることになる。
けるサーボ機構)の場合、光学式デイスクと重ね
合わせたスタビライザーは、中心部をクランパー
で固定される。そのときスタビライザーの円盤が
正確に真円であつても15ミリの中心穴とスピンド
ルの間には必ずトリアランスがあるために偏心を
起してしまう。スタビライザーの偏心によりデイ
スクが横にゆさぶられることになりトラツキング
サーボの作動回数が増えることになる。
このような理由からCDプレーヤの機種により
スタビライザーが全く使用できないものもあり、
またスタビライザーの重量が20グラムを超過する
ようなものは一般的にCDプレーヤーのドライブ
メカニズムの寿命を縮める可能性が高い欠点があ
つた。
スタビライザーが全く使用できないものもあり、
またスタビライザーの重量が20グラムを超過する
ようなものは一般的にCDプレーヤーのドライブ
メカニズムの寿命を縮める可能性が高い欠点があ
つた。
そのためレーベル面を隠すのを避けるように透
明なプラスチツクシートからなるスタビライザー
もあり、これをレーベル面に貼着するようにする
ものもあるが、貼着するのに失敗して剥したりす
るとエラー発生に原因ともなるものであつた。
明なプラスチツクシートからなるスタビライザー
もあり、これをレーベル面に貼着するようにする
ものもあるが、貼着するのに失敗して剥したりす
るとエラー発生に原因ともなるものであつた。
[問題点を解決するための手段]
このような問題点を解決するためのこの考案の
要旨とするのは、光学式デイスクの反射膜とレー
ベルの間に略0.1ミリの厚みの紫外線硬化型イン
ク層を設けるようにしたことを特徴とするもので
ある。
要旨とするのは、光学式デイスクの反射膜とレー
ベルの間に略0.1ミリの厚みの紫外線硬化型イン
ク層を設けるようにしたことを特徴とするもので
ある。
[実施例]
以下、図面に示す実施例により説明する。
第1図に示すのは、コンパクトデイスクに関す
るものでガラス、透明ポリカーボネート樹脂など
からなる基板1に反射層2を蒸着し、この反射層
の上にスピンナーコーテイング法により紫外線硬
化型のプラスチツクの塗料からなる保護膜3を
30μm被覆するようにする。ここまでは従来のコ
ンパクトデイスクと同様であるがこの保護膜3の
上にスクリーン印刷などにより略0.1mm厚のイン
ク層5を設けるようにしたものである。
るものでガラス、透明ポリカーボネート樹脂など
からなる基板1に反射層2を蒸着し、この反射層
の上にスピンナーコーテイング法により紫外線硬
化型のプラスチツクの塗料からなる保護膜3を
30μm被覆するようにする。ここまでは従来のコ
ンパクトデイスクと同様であるがこの保護膜3の
上にスクリーン印刷などにより略0.1mm厚のイン
ク層5を設けるようにしたものである。
このインク層5の上に曲目、演奏者、製作者、
などを示すレーベル4を更に印刷するか或はラベ
ルを貼付するのである。
などを示すレーベル4を更に印刷するか或はラベ
ルを貼付するのである。
図示の例では従来と同様に保護膜3を形成した
後にインク層5を更に印刷するようにしたが、保
護膜3とインク層5を同様の紫外線硬化型のイン
クにより一度に形成することもできる。
後にインク層5を更に印刷するようにしたが、保
護膜3とインク層5を同様の紫外線硬化型のイン
クにより一度に形成することもできる。
更には、第2図に示す現在製造販売されている
コンパクトデイスクCのレーベル面に紫外線硬化
型のインクをスクリーン印刷などの手段で塗布し
てインク層5を形成し、この上に更にレーベルを
印刷するようにしてもよい。
コンパクトデイスクCのレーベル面に紫外線硬化
型のインクをスクリーン印刷などの手段で塗布し
てインク層5を形成し、この上に更にレーベルを
印刷するようにしてもよい。
[考案の効果]
この考案は以上のような構造からなるもので、
光学式デイスクの反射膜とレーベルの間に略0.1
ミリの厚みの紫外線硬化型インク層を設けるよう
にしたので、現状の30μm厚の保護膜より更に強
化され傷が付きにくくなり、また、厚く印刷する
ことになるので、アルミニウムなどの蒸着により
形成する反射膜に生じるピンホールによるピツト
信号読み取り用レーザー光線の透過を防ぎ、信号
読み取りの欠落を減少させ音質を向上させること
ができることになる。
光学式デイスクの反射膜とレーベルの間に略0.1
ミリの厚みの紫外線硬化型インク層を設けるよう
にしたので、現状の30μm厚の保護膜より更に強
化され傷が付きにくくなり、また、厚く印刷する
ことになるので、アルミニウムなどの蒸着により
形成する反射膜に生じるピンホールによるピツト
信号読み取り用レーザー光線の透過を防ぎ、信号
読み取りの欠落を減少させ音質を向上させること
ができることになる。
次に、0.1mm厚に印刷したことにより従来のコ
ンパクトデイスクの上に乗せたり或は貼着するス
タビライザーとは異なり、いわば、スタビライザ
ーをデイスクと一体化させたと同じことになり、
回転時(1分間にデイスクの中心部で約500回転、
最外周で約200回転)に発生する微振動を押える
ことになり、CLVサーボ、フオーカスサーボ、
トラツキングサーボ(ピツト列を追いかけるサー
ボ)の作動を安定化させることになり、エラー訂
正回数を減少させ音質の向上に資することにな
る。
ンパクトデイスクの上に乗せたり或は貼着するス
タビライザーとは異なり、いわば、スタビライザ
ーをデイスクと一体化させたと同じことになり、
回転時(1分間にデイスクの中心部で約500回転、
最外周で約200回転)に発生する微振動を押える
ことになり、CLVサーボ、フオーカスサーボ、
トラツキングサーボ(ピツト列を追いかけるサー
ボ)の作動を安定化させることになり、エラー訂
正回数を減少させ音質の向上に資することにな
る。
このような、この発明による効果は減少ピツト
信号による2時間の映像が収録可能なデイスクに
好適なものである。
信号による2時間の映像が収録可能なデイスクに
好適なものである。
第1図はこの考案に係るコンパクトデイスクの
要部断面図、第2図は従来のコンパクトデイスク
の要部断面図である。 C……コンパクトデイスク、1……基板、2…
…反射層、3……保護膜、4……レーベル、5…
…インク層。
要部断面図、第2図は従来のコンパクトデイスク
の要部断面図である。 C……コンパクトデイスク、1……基板、2…
…反射層、3……保護膜、4……レーベル、5…
…インク層。
Claims (1)
- 光学式デイスクの反射膜とレーベルの間に略
0.1ミリの厚みの紫外線硬化型インク層を設ける
ようにしたことを特徴とする光学式デイスクの構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987168564U JPH0454570Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987168564U JPH0454570Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0175321U JPH0175321U (ja) | 1989-05-22 |
JPH0454570Y2 true JPH0454570Y2 (ja) | 1992-12-22 |
Family
ID=31457851
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987168564U Expired JPH0454570Y2 (ja) | 1987-11-05 | 1987-11-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0454570Y2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58175151A (ja) * | 1982-04-05 | 1983-10-14 | Victor Co Of Japan Ltd | 記録媒体 |
JPS5977647A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学式円盤 |
JPS60187951A (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-25 | Toshiba Corp | 光学式デイスクレコ−ド |
JPS6119395A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-28 | Ricoh Co Ltd | 光情報記録媒体 |
JPS61246944A (ja) * | 1985-04-23 | 1986-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光デイスクの製造方法およびその装置 |
-
1987
- 1987-11-05 JP JP1987168564U patent/JPH0454570Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58175151A (ja) * | 1982-04-05 | 1983-10-14 | Victor Co Of Japan Ltd | 記録媒体 |
JPS5977647A (ja) * | 1982-10-26 | 1984-05-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光学式円盤 |
JPS60187951A (ja) * | 1984-03-08 | 1985-09-25 | Toshiba Corp | 光学式デイスクレコ−ド |
JPS6119395A (ja) * | 1984-07-05 | 1986-01-28 | Ricoh Co Ltd | 光情報記録媒体 |
JPS61246944A (ja) * | 1985-04-23 | 1986-11-04 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 光デイスクの製造方法およびその装置 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0175321U (ja) | 1989-05-22 |
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