JPH0258742A - 光ディスク - Google Patents
光ディスクInfo
- Publication number
- JPH0258742A JPH0258742A JP63209285A JP20928588A JPH0258742A JP H0258742 A JPH0258742 A JP H0258742A JP 63209285 A JP63209285 A JP 63209285A JP 20928588 A JP20928588 A JP 20928588A JP H0258742 A JPH0258742 A JP H0258742A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reflective film
- optical disc
- corrosion resistance
- alloy
- atomic
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000003287 optical effect Effects 0.000 title claims abstract description 47
- 239000000758 substrate Substances 0.000 claims abstract description 22
- 229910000838 Al alloy Inorganic materials 0.000 claims abstract description 13
- 229910052703 rhodium Inorganic materials 0.000 claims abstract description 3
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 claims description 13
- 239000000956 alloy Substances 0.000 claims description 13
- 230000007797 corrosion Effects 0.000 abstract description 18
- 238000005260 corrosion Methods 0.000 abstract description 18
- 230000007774 longterm Effects 0.000 abstract description 4
- 230000015556 catabolic process Effects 0.000 abstract 1
- 238000006731 degradation reaction Methods 0.000 abstract 1
- 238000002310 reflectometry Methods 0.000 abstract 1
- PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N nickel Substances [Ni] PXHVJJICTQNCMI-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 12
- 238000000034 method Methods 0.000 description 11
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 9
- 229910052759 nickel Inorganic materials 0.000 description 7
- 239000004417 polycarbonate Substances 0.000 description 4
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 4
- 238000004544 sputter deposition Methods 0.000 description 4
- 230000001133 acceleration Effects 0.000 description 3
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 3
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 230000006866 deterioration Effects 0.000 description 3
- 230000007613 environmental effect Effects 0.000 description 3
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 3
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 2
- 239000003822 epoxy resin Substances 0.000 description 2
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 2
- 150000002500 ions Chemical class 0.000 description 2
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 2
- 229920005668 polycarbonate resin Polymers 0.000 description 2
- 239000004431 polycarbonate resin Substances 0.000 description 2
- 229920000647 polyepoxide Polymers 0.000 description 2
- 238000005477 sputtering target Methods 0.000 description 2
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
- ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N Chlorine atom Chemical compound [Cl] ZAMOUSCENKQFHK-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000003848 UV Light-Curing Methods 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000460 chlorine Substances 0.000 description 1
- 229910052801 chlorine Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 1
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 1
- 238000005323 electroforming Methods 0.000 description 1
- LNEPOXFFQSENCJ-UHFFFAOYSA-N haloperidol Chemical compound C1CC(O)(C=2C=CC(Cl)=CC=2)CCN1CCCC(=O)C1=CC=C(F)C=C1 LNEPOXFFQSENCJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 229910052747 lanthanoid Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000001755 magnetron sputter deposition Methods 0.000 description 1
- 229910052751 metal Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 125000005395 methacrylic acid group Chemical group 0.000 description 1
- 150000002815 nickel Chemical class 0.000 description 1
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 1
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052763 palladium Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920002120 photoresistant polymer Polymers 0.000 description 1
- 229910052697 platinum Inorganic materials 0.000 description 1
- 229920000193 polymethacrylate Polymers 0.000 description 1
- 229920000098 polyolefin Polymers 0.000 description 1
- 229920005672 polyolefin resin Polymers 0.000 description 1
- 229920000915 polyvinyl chloride Polymers 0.000 description 1
- 239000004800 polyvinyl chloride Substances 0.000 description 1
- 230000000699 topical effect Effects 0.000 description 1
- 238000009281 ultraviolet germicidal irradiation Methods 0.000 description 1
- 238000001771 vacuum deposition Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Optical Record Carriers And Manufacture Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
九胛ム狡■列■
本発明は、情報信号をレーザー光などにより再生する光
ディスクに関する。さらに詳しくは、本発明は、耐腐蝕
性に優れた反射膜を有する光ディスクに関する。
ディスクに関する。さらに詳しくは、本発明は、耐腐蝕
性に優れた反射膜を有する光ディスクに関する。
発明の技術的 景ならびにその問題
光ディスクとしては、片面に情報記録に対応した記録ピ
ットか形成された記録面をもつ透明基板層と、その記録
面上に形成された反射膜層と、反射膜層上に形成された
保護膜層とからなる単板構造の光ディスクか知られてお
り、また上記のような2枚のディスクを記録面が内側に
くるようにして接着した張り合わせ構造の光ディスク類
られている。
ットか形成された記録面をもつ透明基板層と、その記録
面上に形成された反射膜層と、反射膜層上に形成された
保護膜層とからなる単板構造の光ディスクか知られてお
り、また上記のような2枚のディスクを記録面が内側に
くるようにして接着した張り合わせ構造の光ディスク類
られている。
このような光ディスクの透明基板としては、通常、ポリ
カーボネート樹脂、メタクリル樹脂、エポキシ樹脂、非
晶質ポリオレフィン樹脂などが用いられている。
カーボネート樹脂、メタクリル樹脂、エポキシ樹脂、非
晶質ポリオレフィン樹脂などが用いられている。
また、光ディスクの反射膜としては通常、+1が用いら
れているか、このようなA1反射膜は、透明基板あるい
は保護膜層を透過してくる酸素、水分などによって腐蝕
したり、あるいはポリカーボネート樹脂など基板に残存
する塩素等により腐蝕したりすることかあった。
れているか、このようなA1反射膜は、透明基板あるい
は保護膜層を透過してくる酸素、水分などによって腐蝕
したり、あるいはポリカーボネート樹脂など基板に残存
する塩素等により腐蝕したりすることかあった。
このようにもし反射膜に腐蝕か生ずると、再生時におけ
る記録情報の読み取り誤りなどの不良原因となる。
る記録情報の読み取り誤りなどの不良原因となる。
従来、上記のような光ディスクにおりる反射膜の腐蝕を
改善するため、種々の方法が提案されている。たとえは
特開昭57−186244号公報には、光ディスクの反
射膜としてA、Q −Cr 、A、Q −Cu、Aj
−B、A、Q −Mn 、A、ll−ランタニドなとの
Al合金を用いることにより、反射膜の安定性を高める
とともに基板との接着性を改善する方法が開示されてお
り、また特開昭61−131250号公報には、光ディ
スクの反射膜にNi 、Pd 、Ptから選ばれる少な
くとも1種の金属を含有するAl合金を用いることによ
り反射膜の耐腐蝕性を改善する方法が開示されている。
改善するため、種々の方法が提案されている。たとえは
特開昭57−186244号公報には、光ディスクの反
射膜としてA、Q −Cr 、A、Q −Cu、Aj
−B、A、Q −Mn 、A、ll−ランタニドなとの
Al合金を用いることにより、反射膜の安定性を高める
とともに基板との接着性を改善する方法が開示されてお
り、また特開昭61−131250号公報には、光ディ
スクの反射膜にNi 、Pd 、Ptから選ばれる少な
くとも1種の金属を含有するAl合金を用いることによ
り反射膜の耐腐蝕性を改善する方法が開示されている。
しかしながら、上記のような従来提案されている反射膜
は、耐腐蝕性などの点で充分に満足しうるちのとは言え
ず、さらに優れた耐腐蝕性を有する反射膜の出現が望ま
れている。
は、耐腐蝕性などの点で充分に満足しうるちのとは言え
ず、さらに優れた耐腐蝕性を有する反射膜の出現が望ま
れている。
光]し11的
本発明は、上記のような従来技術におりる問題点を解決
しようとするものであって、耐腐蝕性に優れた反射膜を
有し、長期信頼性の高い光ディスクを提供することを目
的としている。
しようとするものであって、耐腐蝕性に優れた反射膜を
有し、長期信頼性の高い光ディスクを提供することを目
的としている。
九肌左且贋
本発明に係る光ディスクは、表面に記録ピッ1〜か形成
された透明基板と、該表面上に設けられた反射膜とを有
する光ディスクにおいて、反射膜かTiおよび/または
Rhを含有するAl合金からなることを特徴としている
。
された透明基板と、該表面上に設けられた反射膜とを有
する光ディスクにおいて、反射膜かTiおよび/または
Rhを含有するAl合金からなることを特徴としている
。
本発明に係る光ディスクにおける反射膜は、0.1〜1
5原子%のT1を含有するAl合金または0.1〜30
原子%の’Rhを含有するAl合金からなることが好ま
しい。
5原子%のT1を含有するAl合金または0.1〜30
原子%の’Rhを含有するAl合金からなることが好ま
しい。
上記のような本発明に係る光ディスクは、優れた耐腐蝕
性を有し、高度の長期信頼性を有する。
性を有し、高度の長期信頼性を有する。
日の旦 自長−日
以下本発明に係る光ディスクについて具体的に説明する
。
。
本発明に係る光ディスクは、第1図に示すように、透明
基板1と、この表面上に設けられた反射M2とから形成
されている。この透明基板1の表面には記録ピット3か
情報に対応して形成されている。
基板1と、この表面上に設けられた反射M2とから形成
されている。この透明基板1の表面には記録ピット3か
情報に対応して形成されている。
透明基板1としては、従来光デイスク基板として用いら
れている透明基板を広く用いることかでき、具体的には
、たとえばポリカーボネート、ポリ(メタ)アクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、非晶質ポリオレフ
ィンなどが用いられる。
れている透明基板を広く用いることかでき、具体的には
、たとえばポリカーボネート、ポリ(メタ)アクリレー
ト、ポリ塩化ビニル、エポキシ樹脂、非晶質ポリオレフ
ィンなどが用いられる。
本発明に係る光ディスクの反射膜は、TiまなはRhあ
るいはこの両者を含有するAl合金用いて形成される。
るいはこの両者を含有するAl合金用いて形成される。
本発明に係る光ディスクの反射膜がT1を含有するA層
合金から形成されている場合には、Tの含有量は、0.
1〜15原子%好ましくは0.5〜10原子%さらに好
ましくは1〜5原子%であることが望ましい。Tiの含
有量が0.1原子%未満であると、反射膜の耐腐蝕性が
充分ではなく、一方15原子%を超えると反射率の低下
か大きくなる傾向がある。
合金から形成されている場合には、Tの含有量は、0.
1〜15原子%好ましくは0.5〜10原子%さらに好
ましくは1〜5原子%であることが望ましい。Tiの含
有量が0.1原子%未満であると、反射膜の耐腐蝕性が
充分ではなく、一方15原子%を超えると反射率の低下
か大きくなる傾向がある。
また本発明に係る光ディスクの反射膜かRhを含有する
Al合金から形成されている場合には、Rhの含有量は
0.1〜30原子%好ましくは1〜20原子%さらに好
ましくは2〜10原子%であることが望ましい。Rhの
含有量が0.1原子%未満であると、反射膜の耐腐蝕性
か充分ではなく、一方30原子%を超えると反射率の低
下か大きくなる傾向がある。
Al合金から形成されている場合には、Rhの含有量は
0.1〜30原子%好ましくは1〜20原子%さらに好
ましくは2〜10原子%であることが望ましい。Rhの
含有量が0.1原子%未満であると、反射膜の耐腐蝕性
か充分ではなく、一方30原子%を超えると反射率の低
下か大きくなる傾向がある。
また本発明に係る光ディスクの反射膜か、TおよびRh
を含有するTi−Rh−A、Q合金から形成されている
場合には、TiおよびRhの含有量は0.1〜30原子
%好ましくは0.5〜20原子%さらに好ましくは1〜
10原子%であることか望ましい。また反射膜中のTi
/Rh(原子比)は、0.2〜10程度であることが望
ましい。
を含有するTi−Rh−A、Q合金から形成されている
場合には、TiおよびRhの含有量は0.1〜30原子
%好ましくは0.5〜20原子%さらに好ましくは1〜
10原子%であることか望ましい。また反射膜中のTi
/Rh(原子比)は、0.2〜10程度であることが望
ましい。
TiおよびRhの含有量か0.1原子%未満であると、
反射膜の耐腐蝕性が充分ではなく、一方30原子%を超
えると反射率の低下か大きくなる傾向がある。
反射膜の耐腐蝕性が充分ではなく、一方30原子%を超
えると反射率の低下か大きくなる傾向がある。
このような反射膜の膜厚は、通常250〜2500人て
′あり、好ましくは350〜1100人程度である。
′あり、好ましくは350〜1100人程度である。
本発明に係る光ディスクは、さらにこの反射膜上に保護
膜(図示せず)を有していてもよい。また本発明に係る
光ディスクは、上記のような2枚のディスクを記録面が
内側にくるように張り合わされた構造を有していてもよ
い。
膜(図示せず)を有していてもよい。また本発明に係る
光ディスクは、上記のような2枚のディスクを記録面が
内側にくるように張り合わされた構造を有していてもよ
い。
なお保護膜は、通常、アクリル樹脂系などの紫外線硬化
型樹脂塗料により形成されることが好ましい。
型樹脂塗料により形成されることが好ましい。
次に本発明に係る光ディスクの製造方法について説明す
る。
る。
記録ピットが形成された透明基板1は、従来公知の方法
によって製造することができるが、具体的には、たとえ
ばまずカラス盤上にホトレジストを塗布し、記録情報に
応じてホ1〜レジストをレーザーカッティングし、この
上にニッケル電鋳を行なってニッケル原盤を作成する。
によって製造することができるが、具体的には、たとえ
ばまずカラス盤上にホトレジストを塗布し、記録情報に
応じてホ1〜レジストをレーザーカッティングし、この
上にニッケル電鋳を行なってニッケル原盤を作成する。
ここでさらにこのニッケル原盤からニッケルスタンパ−
を作成することもある。次いでこのニッケル原盤または
ニッケルスタンパ−になとえばポリカーボネートなどの
基板形成用樹脂を射出成形することによって、表面に記
録ピットが形成された透明基板を製造することかてきる
。
を作成することもある。次いでこのニッケル原盤または
ニッケルスタンパ−になとえばポリカーボネートなどの
基板形成用樹脂を射出成形することによって、表面に記
録ピットが形成された透明基板を製造することかてきる
。
このようにして得られた表面に記録ピットか形成された
透明基板上に、上記のような反射膜をイオンプレーテイ
ンク法、スパッタリング法あるいは真空蒸着法などによ
り被着させれば、本発明に係る光ディスクが得られる。
透明基板上に、上記のような反射膜をイオンプレーテイ
ンク法、スパッタリング法あるいは真空蒸着法などによ
り被着させれば、本発明に係る光ディスクが得られる。
これらのうちイオンプレーテインク法およびスパッタリ
ング法が、得られる反射膜の耐腐蝕性か優れているため
好ましい。この際ターゲットとしては、アルミニウムと
Tiおよび/またはRhとの合金ターゲットを用いても
よく、またアルミニウムとT1および/またはRhとを
別々のターゲットとして用いてもよい。上記のような透
明基板上に反射膜を設ける際の条件は、従来公知の条件
を採用しろる。
ング法が、得られる反射膜の耐腐蝕性か優れているため
好ましい。この際ターゲットとしては、アルミニウムと
Tiおよび/またはRhとの合金ターゲットを用いても
よく、またアルミニウムとT1および/またはRhとを
別々のターゲットとして用いてもよい。上記のような透
明基板上に反射膜を設ける際の条件は、従来公知の条件
を採用しろる。
このようにして製造された本発明に係る光ディスクは、
Tiおよび/またはRhを含むA、Q合金からなる反射
膜を有しているため、たとえば、11合金からなる反射
膜を有する光ディスクと比較して、耐腐蝕性が優れてい
る。具体的には、たとえばT1を2原子%含むTi−A
、Q合金からなる反射膜を有する光ディスクは、温度8
0℃、相対湿度90%の条件下に350時間放置しても
、その反射率は低下しないのに対し1.lのみからなる
反射膜を有する光ディスクは、温度80℃、相対湿度9
0%の条件下に175時間放置すると反射率は57%か
ら0%に低下してしまう。
Tiおよび/またはRhを含むA、Q合金からなる反射
膜を有しているため、たとえば、11合金からなる反射
膜を有する光ディスクと比較して、耐腐蝕性が優れてい
る。具体的には、たとえばT1を2原子%含むTi−A
、Q合金からなる反射膜を有する光ディスクは、温度8
0℃、相対湿度90%の条件下に350時間放置しても
、その反射率は低下しないのに対し1.lのみからなる
反射膜を有する光ディスクは、温度80℃、相対湿度9
0%の条件下に175時間放置すると反射率は57%か
ら0%に低下してしまう。
丸班例ガ】
本発明に係る光ディスクは、反射膜がTiおよび/また
はRhを含有するAl合金ら形成されているため、優れ
た耐腐蝕性を示し、従来品に比較して長期信頼性が高い
。
はRhを含有するAl合金ら形成されているため、優れ
た耐腐蝕性を示し、従来品に比較して長期信頼性が高い
。
以下実施例により本発明を説明するが、本発明はこれら
実施例に限定されるものではない。
実施例に限定されるものではない。
夫東叢上ご玉
(光ディスクの製造)
表面に記録ピットが形成された直径12cm、厚さ1.
2州のポリカーボネート製基板上に、Ti−A、Q合金
反射膜を、マグネトロンスパッタ装置を用いて800人
の膜厚で被着させた。この際スパッタ・ターゲットとし
て、直径8インチ、純度99.99%のAlターゲット
上に、厚さl nmのTiチップ(Tiシート)を、反
射膜中に含まれるTi含有量に応じて適当数乗せたもの
を用い、投入パワー3KIA、アルゴン圧5 X 10
−”torrとしてスパッタを行なった。
2州のポリカーボネート製基板上に、Ti−A、Q合金
反射膜を、マグネトロンスパッタ装置を用いて800人
の膜厚で被着させた。この際スパッタ・ターゲットとし
て、直径8インチ、純度99.99%のAlターゲット
上に、厚さl nmのTiチップ(Tiシート)を、反
射膜中に含まれるTi含有量に応じて適当数乗せたもの
を用い、投入パワー3KIA、アルゴン圧5 X 10
−”torrとしてスパッタを行なった。
このようにしてポリカーボネート製基板上に、T1含有
量かそれぞれ1原子%(実施例1)、2原子%(実施例
2)、3原子%(実施例3)、5原子%(実施例4)、
10原子%(実施例5)および15原子%(実施例6)
であるTi−A、l)合金からなる反射膜を形成した。
量かそれぞれ1原子%(実施例1)、2原子%(実施例
2)、3原子%(実施例3)、5原子%(実施例4)、
10原子%(実施例5)および15原子%(実施例6)
であるTi−A、l)合金からなる反射膜を形成した。
次に、この反射膜上にUV硬化塗布剤(大日本インキ■
ダイキュアクリア■5l)−17)をスピンコード法
で塗布した後、紫外線照射により硬化させ、厚さ6μm
の保護膜を反射膜上に形成し、光ディスクを得た。
ダイキュアクリア■5l)−17)をスピンコード法
で塗布した後、紫外線照射により硬化させ、厚さ6μm
の保護膜を反射膜上に形成し、光ディスクを得た。
(光ディスクの環境劣化促進テスト)
上記のようにして得られたTi含有量の異なるTi−A
、Q合金からなる反射膜および保護膜が形成された光デ
ィスクを、温度80°C5相対湿度90%の恒温性湿槽
内に所定時間放置し、反射率の経時変化を780cm−
1のレーザー光を透明基板側から入射して測定しな。
、Q合金からなる反射膜および保護膜が形成された光デ
ィスクを、温度80°C5相対湿度90%の恒温性湿槽
内に所定時間放置し、反射率の経時変化を780cm−
1のレーザー光を透明基板側から入射して測定しな。
結果を表1および第2図に示す。
ル救■ニ
スパッタ・ターゲットとしてAIツタ−ットを用いてス
パッタリングを行なった以外は、実施例1〜6と同様に
して光ディスクの作製およびその環境劣化促進テストを
行なった。
パッタリングを行なった以外は、実施例1〜6と同様に
して光ディスクの作製およびその環境劣化促進テストを
行なった。
結果を表1および第2図に示す。
実j目吐ヱニニL旦
スパッタ・ターゲットとして、Alターゲット上に、R
hチップ(シート)を乗せたものを用いた以外は、実施
例1〜6と同様にして光ディスクを作製し、環境劣化促
進テストを行なった。
hチップ(シート)を乗せたものを用いた以外は、実施
例1〜6と同様にして光ディスクを作製し、環境劣化促
進テストを行なった。
結果を表2および第3図に示す。
表1−
実施例16
反射膜側なりでなく、全面に保護膜を形成した以外は、
実施例2と同様にした。
実施例2と同様にした。
結果を表3に示す。
火差1」ユ
反射膜側たけでなく、全面に保護膜を形成した以外は、
実施例8と同様にした。
実施例8と同様にした。
結果を表3に示す。
ル秋冊ス
反射Wi、側たけでなく、全面に保護膜を形成した以外
は、比較例1と同様にした。
は、比較例1と同様にした。
以上の結果より、T1および/またはRhを含有するA
、Q合金からなる反射膜を有する光ディスクは、A、Q
単独よりなる反射膜を有する光ディスクより、経過時間
に対する反射率の低下か小さく、耐腐蝕性に優れている
ことがわかる。
、Q合金からなる反射膜を有する光ディスクは、A、Q
単独よりなる反射膜を有する光ディスクより、経過時間
に対する反射率の低下か小さく、耐腐蝕性に優れている
ことがわかる。
第1図は、本発明に係る光ディスクの断面図である。
第2図は、反射膜中のTi含有量と反射率の経時変化と
の関係を示す。 第3図は、反射膜中のRh含有量と反射率の経時変化と
の関係を示す。 1・・・透明基板 2・・・反射膜3・・・記録
ピット
の関係を示す。 第3図は、反射膜中のRh含有量と反射率の経時変化と
の関係を示す。 1・・・透明基板 2・・・反射膜3・・・記録
ピット
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1)表面に記録ピットが形成された透明基板と、該表面
上に設けられた反射膜とを有する光ディスクにおいて、
反射膜がTiおよび/またはRhを含有するAl合金か
らなることを特徴とする光ディスク。 2)反射膜が0.1〜15原子%のTiを含有するAl
合金からなることを特徴とする請求項第1項に記載の光
ディスク。 3)反射膜が0.1〜30原子%のRhを含有するAl
合金からなることを特徴とする請求項第1項に記載の光
ディスク。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63209285A JPH0258742A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 光ディスク |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP63209285A JPH0258742A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 光ディスク |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0258742A true JPH0258742A (ja) | 1990-02-27 |
Family
ID=16570415
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP63209285A Pending JPH0258742A (ja) | 1988-08-23 | 1988-08-23 | 光ディスク |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0258742A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0417670A (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-22 | Kobe Steel Ltd | 光メディア用スパッタリングターゲット溶製材 |
JPH05334727A (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-17 | Victor Co Of Japan Ltd | 光学式情報記録円盤の反射膜 |
US5976641A (en) * | 1991-03-07 | 1999-11-02 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | A1 alloy films and melting A1 alloy sputtering targets for depositing A1 alloy films |
EP1146509A2 (en) * | 1997-03-27 | 2001-10-17 | Mitsubishi Chemical Corporation | Optical information recording medium |
WO2010030004A1 (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 読み出し専用の光情報記録媒体および該光情報記録媒体の反射膜形成用スパッタリングターゲット |
-
1988
- 1988-08-23 JP JP63209285A patent/JPH0258742A/ja active Pending
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0417670A (ja) * | 1990-05-11 | 1992-01-22 | Kobe Steel Ltd | 光メディア用スパッタリングターゲット溶製材 |
US5976641A (en) * | 1991-03-07 | 1999-11-02 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | A1 alloy films and melting A1 alloy sputtering targets for depositing A1 alloy films |
US6206985B1 (en) | 1991-03-07 | 2001-03-27 | Kabushiki Kaisha Kobe Seiko Sho | A1 alloy films and melting A1 alloy sputtering targets for depositing A1 alloy films |
JPH05334727A (ja) * | 1992-05-28 | 1993-12-17 | Victor Co Of Japan Ltd | 光学式情報記録円盤の反射膜 |
EP1146509A2 (en) * | 1997-03-27 | 2001-10-17 | Mitsubishi Chemical Corporation | Optical information recording medium |
EP1146509A3 (en) * | 1997-03-27 | 2002-05-02 | Mitsubishi Chemical Corporation | Optical information recording medium |
EP1396851A2 (en) * | 1997-03-27 | 2004-03-10 | Mitsubishi Chemical Corporation | Optical information recording medium |
EP1396851A3 (en) * | 1997-03-27 | 2004-03-17 | Mitsubishi Chemical Corporation | Optical information recording medium |
WO2010030004A1 (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-18 | 株式会社神戸製鋼所 | 読み出し専用の光情報記録媒体および該光情報記録媒体の反射膜形成用スパッタリングターゲット |
JP2010067320A (ja) * | 2008-09-11 | 2010-03-25 | Kobe Steel Ltd | 読み出し専用の光情報記録媒体および該光情報記録媒体の反射膜形成用スパッタリングターゲット |
US8470426B2 (en) | 2008-09-11 | 2013-06-25 | Kobe Steel, Ltd. | Read-only optical information recording medium and sputtering target for depositing reflective film for the optical information recording medium |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5325351A (en) | Optical recording medium having a reflective layer made of Cu-Ag or Cu-Au alloy | |
US4725502A (en) | Information recording medium having Al-Ti alloy reflective layer | |
US20080075910A1 (en) | Optical information recording media with excellent durability | |
JP2010153036A (ja) | 光情報媒体及びその製造方法 | |
JPH0589517A (ja) | 光デイスク | |
JPH0258742A (ja) | 光ディスク | |
JPH0714221A (ja) | 光記録媒体の製造方法 | |
JPS59188856A (ja) | レ−ザ−記録媒体 | |
JP4150514B2 (ja) | 光情報媒体 | |
JPH02267752A (ja) | 光記録媒体 | |
JPS6057552A (ja) | レ−ザ−記録媒体 | |
JPH0258743A (ja) | 光学式ディスク | |
JPH03156753A (ja) | 光記録媒体 | |
JP3072906B2 (ja) | 光ディスク | |
JP3368608B2 (ja) | 記録可能光ディスク | |
JPS5987633A (ja) | 情報記録媒体 | |
JPH06223412A (ja) | 情報記録媒体 | |
JPH04364240A (ja) | 光記録媒体 | |
JP2940215B2 (ja) | 光磁気記録媒体 | |
JP2543835B2 (ja) | 光記録媒体 | |
JPH03290835A (ja) | 光学的記録媒体円盤 | |
JPH03263625A (ja) | 情報記録用媒体 | |
JPH0292683A (ja) | 光学記録媒体 | |
JPH01191352A (ja) | 情報記録媒体の製造方法 | |
JPS60115035A (ja) | 情報記録担体 |