JPH0685573B2 - 記録装置 - Google Patents

記録装置

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JPH0685573B2
JPH0685573B2 JP61144230A JP14423086A JPH0685573B2 JP H0685573 B2 JPH0685573 B2 JP H0685573B2 JP 61144230 A JP61144230 A JP 61144230A JP 14423086 A JP14423086 A JP 14423086A JP H0685573 B2 JPH0685573 B2 JP H0685573B2
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Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序で本発明を説明する。
A.産業上の利用分野 B.発明の概要 C.従来の技術 D.発明が解決しようとする問題点 E.問題点を解決するための手段 F.作用 G.実施例 G−1記録装置の一実施例 G−2再生装置の一例 H.発明の効果 A.産業上の利用分野 本発明は、音声信号記録トラックと映像信号記録トラッ
クとを同一記録媒体上に混在させて記録形成可能な記録
装置に関する。
B.発明の概要 本発明は、音声信号と映像信号とを同一記録媒体の複数
本の各記録トラックに記録可能な記録装置において、時
間的に連続する一連の音声信号を複数トラックに跨がっ
て記録可能となし、少なくとも音声トラックには該一連
の音声信号についての記録トラック番号および対応する
映像信号が記録された映像トラック番号を含む情報信号
を記録し、上記一連の音声信号と映像信号のブロックの
送出順序を予めプログラムして指定するシーケンスデー
タをテーブル用メモリに書き込み、この書き込まれたシ
ーケンスデータを記録媒体上の所定記録トラックに記録
することにより、再生時に、上記シーケンスデータにて
指定される所定の順序で一連の音声信号や対応する映像
信号の再生を円滑かつ迅速に行い得るようにしたもので
ある。
C.従来の技術 本件出願人は、先に例えば特開昭58-218004号等におい
て、静止画像記録用の所謂電子スチルカメラにより音声
も記録できるようにしたものを提案している。このよう
な音声記録機能付きの電子スチルカメラにより記録され
たディスク上には、映像信号トラックと音声信号トラッ
クとが混在している。音声信号の記録形態としては、単
トラックで終了するものと、複数トラックに跨がって記
録されるものとがあり、また、音声信号に対応する映像
信号が存在する場合と存在しない場合とがあり、これら
の情報は、音声信号トラック内のコントロールデータ記
録領域内に記録されるようになっている。すなわち、一
連の音声信号が複数トラックに跨がって記録される場合
には、先頭トラックの番号(あるいは番地)と後続する
トラック番号(番地)とが上記コントロールデータ記録
領域内に記録され、また、対応映像信号が存在している
場合には、その映像トラックの番号(番地)が上記コン
トロールデータ記録領域内に記録される。
D.発明が解決しようとする問題点 ところで、上述ように音声記録機能付きの電子スチルカ
メラにて映像信号と音声信号を記録したディスクについ
て、記録の順序とは無関係に、任意に指定する所望の順
序で一連の音声信号とこの音声信号に対応する映像信号
の再生やダビング等を行う場合には、上記一連の音声信
号とこの音声信号に対応する映像信号を逐一指定する操
作を必要とし、上記一連の信号の送出順序を指定するた
めの操作に手間と時間を要していた。
そこで、本発明は、このような従来の実情に鑑みてなさ
れたものであり、ディスクに記録されている一連の音声
信号や対応する映像信号の送出順序を任意にプログラム
指定して、円滑かつ迅速に再生し得るように、シーケン
スデータを記録媒体上に記録するようにした新規な構成
の記録装置を提供することを目的とする。
E.問題点を解決するための手段 本発明は、上述の問題点を解決するために、同一記録媒
体上に少なくとも音声信号記録トラックと映像信号記録
トラックとを混在させて記録形成可能な記録装置におい
て、少なくとも上記音声信号記録トラックには、複数ト
ラックに跨がって記録される時間的に連続した音声信号
についての記録トラック番号と、音声信号に対応する映
像信号の記録トラック番号とを含む情報信号を記録し、
この情報信号の上記各トラック番号データおよび一連の
音声信号と映像信号のブロックの送出順序を予めプログ
ラムして指定するシーケンスデータを記憶するテーブル
用メモリを有し、このテーブル用メモリ内の上記シーケ
ンスデータを上記記録媒体上の所定記録トラックに記録
することを特徴としている。
F.作用 本発明に係る記録装置では、記録媒体に記録した一連の
音声信号とこの音声信号に対応する映像信号のブロック
の再生順序を指定するシーケンスデータによるデータテ
ーブルをテーブル用メモリ上に形成して、上記シーケン
スデータを上記記録媒体上の所定記録トラックに記録す
る。
G.実施例 G−1.記録装置の一実施例 第1図は本発明の一実施例として、音声信号記録トラッ
ク(音声トラック)と映像信号記録トラック(映像トラ
ック)とを記録媒体としての一枚のディスク上に混在さ
せて記録可能な記録装置を示すブロック図である。
この第1図において、記録しようとする1画面分(例え
ば1フィールド分)の映像信号は、入力端子1に供給さ
れ、記録回路2で所定の記録信号とされた後、ノンリニ
ア特性のプリエンファシス回路3、切換スイッチ4を介
してFM変調回路5に送られる。そして、このFM変調回路
5でFM信号とされて磁気ヘッド6に送られ、例えば3600
rpmでモータMにより回転駆動されるディスクDに映像
トラックVTとして記録される。
これに対して音声信号は、入力端子11に供給され、ノイ
ズリダクション用のエンコーダ12を介してA/D(アナロ
グ/デジタル)変換回路13に送られる。このA/D変換回
路13でデジタル量に変換された信号がメモリ14に書き込
まれる。そして、メモリ14から読み出された信号はD/A
(デジタル/アナログ)変換回路15に送られアナログ量
に変換される。この時、例えば5KHzの帯域の音声信号を
サンプリングするための周波数fcのクロック信号が発振
器21から上記A/D変換回路13に供給されているととも
に、上記メモリ14を駆動制御するアドレスカウンタ22に
供給されている。また、本実施例においては、上記サン
プリングクロック信号の周波数fcの例えば640倍の周波
数fo(=640fc)のクロック信号が発振器23から上記D/A
変換回路15に供給されているとともに、上記アドレスカ
ウンタ22に供給されている。さらに、ディスクDの所定
部(例えばディスク回転駆動軸)に設けられた磁性片G
によるディスクの回転位相に関連した1/60秒毎のパルス
信号がピックアップヘッド24にて検出されタイミング信
号発生回路25に供給されており、このパルス信号に基づ
いて該タイミング信号発生回路25で発生されたタイミン
グ信号が上記アドレスカウンタ22に供給されている。な
お、タイミング信号発生回路25からのタイミング信号
は、後述する識別信号発生回路26およびエンコーダ33に
も供給されている。また、上記タイミング信号発生回路
25には、図示しないシャッター釦操作信号が端子27より
供給されるようになっている。
すなわち、発振器21からのサンプリング信号に応じてA/
D変換回路13でデジタル量に変換された音声信号は、該
サンプリング信号を書き込みクロックとしてメモリ14に
書き込まれる。この時、上記音声信号は、例えば10秒間
を4等分した2.5秒(1セクタあるいは1セグメント
分)毎にメモリ14に書き込まれる。そして、書き込まれ
た信号は、発振器23からの信号に応じて、本実施例では
書き込み時の640倍の速さでメモリ14から読み出され
る。換言すると、2.5秒間の音声信号が1/650(2.5/640
≒3.9ミリ秒間)に時間軸圧縮されたことになる。この
時間軸圧縮された音声信号が後述する第2図の音声信号
ASに対応する。また、この読み出し時において、後述す
る第3図のディスクD上の各セクタSA,SB,SC,SDに対
応する各音声信号は、ピックアップヘッド24からの1/60
秒周期のパルス信号に基づき、それぞれ2.5秒間で1/4周
期(1/240秒)ずつ順次位相のずれたタイミングで読み
出される。
このメモリ14から読み出された音声信号は、前述したよ
うに、D/A変換回路15でアナログ量に変換され、混合回
路16に供給される。また、上記混合回路16には、タイミ
ング信号発生回路25からのタイミング信号に基づいてス
タート識別信号SIDおよびエンド識別信号EIDが供給され
る。さらに、上記混合回路16には、システムコントロー
ラ31からの制御信号に基づいて情報信号作成回路32にて
発生された音声信号の再生動作を制御するためのコント
ロールコードよりなる情報信号APIが、エンコーダ33を
介して供給される。そして、上記混合回路16で各信号が
形成され、第2図に示すような形態の信号が形成され
る。この第2図は1セクタ分の信号を示しており、時間
軸圧縮された音声信号ASの前方にスタート識別信号SID
が、後方にエンド識別信号EIDがそれぞれ配されてい
る。
ここで、情報信号APIのコントロールコードデータに
は、少なくとも現在のトラック番号Nt、連続音声のとき
の先頭トラック番号Nfと後続トラック番号Nn、さらに、
対応する映像信号が記録された映像トラックの番号(対
応トラック番号)Ncとが含まれており、この他必要に応
じて、時間圧縮モードやセクタの使用状態に関するデー
タ等が含まれている。上記トラック番号NfおよびNnは、
時間的に連続する一連の音声信号が複数トラックに跨が
って記録される場合において、該一連の音声信号の先頭
部分が記録されたトラック番号Nfおよび現在記録中の音
声信号に連続する部分が記録されるトラック番号Nnをそ
れぞれ表すものである。
第1図の混合回路16からは、上述の第2図に示すような
セクタフォーマットの信号が出力され、この信号はリニ
ア特性のプリエンファシス回路17、切換スイッチ4を介
してFM変調回路5に送られる。FM変調回路5からの信号
は、磁気ヘッド6に送られ、第3図に示すように、ディ
スクD上の1トラックに対して4セクタの割合で記録さ
れる。すなわち、ディスクD上の1本の音声トラックAT
には、4つのセクタSA,SB,SC,SDが記録形成されてい
る。
次に、上述したような映像信号や音声信号の記録時に
は、システムコントローラ31からのヘッド位置制御信号
がヘッド駆動回路35を介してヘッド駆動モータ36に供給
されており、このヘッド駆動モータ36にて磁気ヘッド6
が駆動制御されることにより、例えば上記現在のトラッ
ク番号Ntに対応するディスクD上のトラック位置に磁気
ヘッド6が位置制御される。また、このときの上記先頭
トラック番号Nf、後続トラック番号Nnおよび対応トラッ
ク番号Nc等は、テーブル用メモリ38に送られて記憶さ
れ、例えば第4図Aに示すようなコントロールデータテ
ーブルを作成するようになっている。
すなわち、コントロールデータテーブルの一例を示す第
4図Aにおいて、1トラック分のメモリブロックはビッ
トb0〜b25の26ビットで構成され、ビットb0〜b5の6ビ
ットを自分自身のトラック番号Ntに割り当て、ビットb6
で音声(オーディオ)信号記録トラックATか否かを、ビ
ットb7で映像(ビデオ)信号記録トラックVTか否かをそ
れぞれ示すようにしている。また、ビットb8〜b13の6
ビットを上記先頭トラック番号Nfに、ビットb14〜b19
6ビットを上記後続トラック番号Nnに割り当て、ビット
b20〜b25を上記対応トラック番号Ncに割り当てている。
このような1トラックにつき26ビットのメモリブロック
を、ディスク上の全トラック(ただし上記コントロール
トラックを除く)に応じた数、例えば50トラック分用い
てテーブル用メモリ31が構成されており、これらの50ブ
ロックには例えば0〜49のアドレスが付されている。
映像信号あるいは音声信号の記録時には、上記アドレス
の若い方のブロックから順に、1ブロックに対して現在
記録中のトラック番号Nt、ATかVTかの指示ビット、先頭
トラック番号Nf、後続トラック番号Nnおよび対応トラッ
ク番号Ncがそれぞれ対応するビット位置に書き込まれ
る。
ここで、ディスクD上の記録トラックに対して、例えば
第5図に示すような順序で記録が行われた場合のテーブ
ル内容を第4図Aに示している。すなわち、これらの第
4図Aおよび第5図において、先ず第5番目のトラック
に単独の映像信号が記録されることに対して、アドレス
「0」のブロックのNtのビット領域b0〜b5に「5」が書
き込まれ、ATのビットb6が「0」でVTのビットb7
「1」となり、Nf,NnおよびNcには全て「0」が書き込
まれる。次に、映像信号が第6番目のトラックに、対応
する音声信号が第7番目のトラックに記録されることに
対応して、アドレス「2」のブロックにNt=7のトラッ
クに関するデータがそれぞれ書き込まれる。このように
して、ディスクDへの第5図に示す記録の順序に応じて
第4図Aのテーブルが順次作成される。
ここで、上述のようにして作成された第4図Aのテーブ
ル内容は、上記テーブル用メモリ38からシステムコント
ローラ31を介して読み出され、CRTディスプレイ装置等
のモニタ出力装置60にて表示されるようになっている。
そして、この実施例では、上記モニタ出力装置60に表示
されるコントロールデータテーブルを参照しながら、使
用者あるいはオペレータがキーボード入力装置50を操作
することにより、このディスクDの再生時に各音声信号
および映像信号のブロックを送出する順序を指定するシ
ーケンスデータを入力して上記テーブル用メモリ38に書
き込んで、例えば第5図中に示すプログラム送出順序に
対応する第4図Bに示すようなシーケンスデータテーブ
ルを形成することができるようになっている。
シーケンスデータテーブルの一例を示す第4図Bにおい
て、1シーケンス分のメモリブロックはビットb26〜b39
の14ビットで構成され、ビットb26〜b31をシーケンス番
号Nsに割り当て、ビットb32で音声(オーディオ)信号
記録トラックATか否かを、ビットb33で映像(ビデオ)
信号記録トラックVTか否かをそれぞれ示し、さらに、ビ
ットb34〜b39の6ビットを上記再生トラック番号Npに割
り当てている。そして、このように1シーケンスにつき
14ビットのメモリブロックにて、上記ディスクDの最大
シーケンス数すなわち全トラック(ただし上記コントロ
ールトッラクを除く)に応じた50トラック分のシーケン
スデータテーブルが上記テーブル用メモリ31上に作成さ
れる。なお、上記シーケンスデータには、例えば上記コ
ントロールデータに続く50〜99のアドレスが付されてい
る。
そして、上述のようにして上記テーブル用メモリ14上に
作成された上記コントロールデータテーブルおよびシー
ケンスデータテーブルの各データは、例えばディスクD
を装置から取り出す直前あるいはパワーオフ直前等に上
記テーブル用メモリ14から読み出されて、シーケンスコ
ントロールデータとして第3図に示すように上記ディス
クD上の所定位置(例えば最外周側あるいは最内周側)
の少なくとも1本のトラック(コントロールトラック)
CTに記録される。
ここで、上記コントロールトラックCTは、第6図に示す
ように、ディスクDの全トラック(50トラック)の2倍
に対応する100のセグメントSG0〜SG99に分割されてお
り、SG0〜SG49の50セグメントには上記コントロールデ
ータが記録され、続くSG50〜SG99の50セグメントには上
記シーケンスデータが記録されるようになっている。上
記コントロールデータが記録される各セグメントSG0〜S
G49には、同期信号領域を先頭に、上記コントロールデ
ータテーブルの1データブロック分に対応するNt,AT,V
T,Nf,Nn,Nc,のデータの記録領域が順次設けられてい
る。また、上記シーケンスデータが記録される各セグメ
ントSG50〜SG99には、同期信号領域を先頭に、上記シー
ケンスデータテーブルの1データブロック分に対応する
Ns,AT,VT,Npのデータの記録領域が順次設けられてい
る。なお、この場合、k番地にセグメントSGkが上記テ
ーブル用メモリ38のアドレス「k」のブロックに対応
し、該ブロック内のデータがセグメントSGkに記録され
るものと考えればよい。
このコントロールトラックCTへのテーブルデータの記録
時には、テーブル用メモリ38内のデータがシステムコン
トローラ31および情報信号作成回路32により読み出さ
れ、第6図のフォーマットの信号(コントロールデータ
信号)となってエンコーダ33および混合回路16を介して
プリエンファシス回路17に送られ、プリエンファシス回
路17からのシステムコントローラ信号は切換スイッチ4
を介してFM変調回路5に送られる。同時に、システムコ
ントローラ31からのヘッド位置制御信号がヘッド駆動回
路35を介してヘッド駆動モータ36に送られることによっ
て、磁気ヘッド6はディスクD上の上記コントロールト
ラックCTの位置(例えば最外周トラック位置)に移動制
御され、FM変調回路5からの信号が磁気ヘッド6に供給
されてコントロールトラックCTの記録が行われる。
なお、部分的に記録済のディスクDの空きトラック(未
記録トラック)に記録を行う場合には、例えばディスク
Dを電子スチルカメラ等の記録装置に装着したとき、あ
るいはパワーオフ状態から記録のためのスタンバイ状態
に切り換えたとき等に、再生ブロック40により少なくと
も上記コントロールトラックCTを再生し、情報信号検出
回路45により上記各トラック番号等のコントロールデー
タを読み取って、システムコントローラ13を介してテー
ブル用メモリ38に読み取ったデータを書き込むようにし
ている。
ここで、再生ブロック40は、例えば第7図のような構成
を有しており、再生用の磁気ヘッド41(磁気ヘッド6と
兼用してもよい)からの再生信号は、FM復調器42でFM復
調され上記音声記録系のプリエンファシス回路17の逆の
特性を有するディエンファシス回路43を介し、上記エン
コーダ33の逆特性のデコーダ44に送られている。このデ
コーダ44からの出力信号が、第1図の情報信号検出回路
45に供給されるわけである。
これは、ディスクDに対して部分的に記録が行われた状
態でディスク着脱が可能なタイプや、パワーオフ時にテ
ーブル用メモリ38内の記録データが消去されてしまうタ
イプ等の電子スチルカメラに有用なものであり、信号記
録前には常にディスクD上の全記録トラックの使用状態
あるいは記録状態がテーブル用メモリ38内に書き込まれ
ていることになるため、トラック管理が容易となり、記
録済みのトラックに誤って新たな信号を記録するような
不都合が回避される。
G−2.再生装置の一例 次に、このような記録が行われたディスクDを再生する
際には、例えば第8図に示すような再生装置を用いれば
よい。
この第8図において、音声信号や映像信号の再生に先立
って、システムコントローラ124はヘッド駆動回路108お
よびヘッド駆動モータ109を介して磁気ヘッド101を上記
コントロールトラックCTの位置に移動制御し、このトラ
ックCTに記録された上記シーケンスコントロールデータ
を再生する。すなわち、コントロールトラックCTを走査
して得られた磁気ヘッド101からの再生信号は、FM復調
回路102、ディエンファシス回路111を介して情報信号検
出回路122により上記テーブル内の各トラックNt,Nf,N
n,Nc,Ns,Np等を示すデータ信号とされて、システム
コントローラ124を介してテーブル用メモリ131の該当位
置に順次書き込まれる。上記テーブル用メモリ131に
は、上記コントロールトラックCTから再生される上述の
コントロールデータおよびシーケンスデータを書き込む
ことによって、上記第4図Aに示したコントロールデー
タテーブルと上記第4図Bに示したシーケンスデータテ
ーブルが作成される。
そして、システムコントローラ124は、上記テーブル用
メモリ131上のシーケンスデータテーブルを参照するこ
とにより、上述の記録装置により予めプログラム設定し
た送出順序で上記ディスクDから音声信号と映像信号を
自動的に再生するように、ヘッド駆動回路108の動作制
御を行う。
なお、この実施例では、上記テーブル用メモリ131の内
容は、システムコントローラ124を介して読み出され、C
RTディスプレイ装置等のモニタ出力装置132にて表示さ
れるようになっている。そして、この再生装置側でも、
上記テーブル表示等を参照しながら、使用者あるいはオ
ペレータがキーボード入力装置133等を選択して入力操
作するとにより、上記テーブル用メモリ131の内容を変
更して、音声および映像の再生順序を任意に指定するこ
とができるようにしてある。
ここで、第8図の再生装置の他の構成は、前述した第1
図の記録装置の逆の処理を行って元の(記録前の)映像
信号や音声信号を復元するために設けられているもので
ある。
すなわち、第8図において、ディスクDから磁気ヘッド
101にて再生された信号はFM復調回路102に供給される。
磁気ヘッド101が映像信号の記録された映像トラックVT
上を走査している時には、復調された信号はノンリニア
特性のディエンファシス回路103、再生回路104を介して
出力端子105から映像信号として取り出される。
磁気ヘッド101が音声信号の記録されたトラック上を走
査している時には、復調された信号は、リニア特性のデ
ィエンファシス回路111を介してA/D変換回路112に供給
されるとともに、識別信号検出回路121および情報信号
検出回路122に供給される。識別信号検出回路121で検出
されたスタート識別信号SIDおよびエンド識別信号EID
は、タイミング信号発生回路123に送られる。スタート
識別信号SIDは上記情報信号検出回路122にも送られ、該
情報信号検出回路122にて検出された音声信号の再生動
作を制御するための情報信号APIも上記タイミング信号
発生回路123に送られる。さらに、情報信号APIおよび同
期分離回路106からの映像同期信号はシステムコントロ
ーラ124にて装置全体の制御が行われる。
A/D変換回路112でデジタル量に変換された音声信号はメ
モリ113に書き込まれる。そして、メモリ113から読み出
された信号はD/A変換回路114に送られアナログ量に変換
される。ここで、前述した発振器23と等しい周波数foの
信号が発振器125から上記A/D変換回路112に供給されて
いるとともに、上記メモリ113を駆動制御するアドレス
カウンタ126に供給されている。また、前述した発振器2
1と等しい周波数fcの信号すなわち上記発振器125から出
力される信号の1/640の周波数の信号が発振器127から上
記D/A変換回路114に供給されているとともに、上記アド
レスカウンタ126に供給されている。さらに、ピックア
ップヘッド128からの1/60秒周期のパルス信号に基づく
タイミング信号が、タイミング信号発生回路123で発生
され上記アドレスカウンタ126に供給されている。そし
て、発振器127からの信号に応じて書き込みが行われ、
読み出しは、発振器127からの信号に応じて書き込み時
の1640の速さで行われる。換言すれと、記録時とは全く
逆の動作が行われ、音声信号は640倍に時間軸方向に伸
長され元の長さに戻されたことになる。このようにして
時間軸伸長されたD/A変換回路114からの信号は、ノイズ
リダクション用のデコーダ115を介して出力端子116から
連続的な音声信号として取り出される。
H.発明の効果 上述の実施例の説明から明らかなように、本発明に係る
記録装置では、記録媒体に記録した一連の音声信号とこ
の音声信号に対応する映像信号の再生順序を指定するシ
ーケンスデータによるシーケンスデータテーブルをテー
ブル用メモリ上の形成して、上記シーケンスデータを上
記記録媒体上の所定記録トラックに記録するので、この
シーケンスデータを再生に先立って読み出すことによ
り、再生時に上記シーケンスデータに従う所定の送出順
序で一連の音声信号や対応する映像信号の再生を円滑か
つ迅速に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例となる記録装置の概略構成を
示すブロック図、第2図は1セクタ分の音声信号記録フ
ォーマットを示す図、第3図はディスク上の音声トラッ
クおよびコントロールトラックを概略的に示す平面図、
第4図Aはテーブル用メモリ内部のコントロールデータ
テーブルの一例を示す模式図、第4図Bはテーブル用メ
モリ内部のシーケンスデータテーブルの一例を示す模式
図、第5図はディスク上の記録トラックの記録内容の一
例を概略的に示す模式図、第6図はコントロールトラッ
クの記録フォーマットの一例を示す模式図、第7図は第
1図中の再生ブロックの一例を示すブロック図、第8図
は上記記録装置により記録されたディスクを再生するた
めの再生装置の一例を示すブロック図である。 6…磁気ヘッド 31…システムコントローラ 32…情報信号作成回路 35…ヘッド駆動回路 36…ヘッド駆動モータ 38…テーブル用メモリ 45…情報信号検出回路 D…ディスク AT…音声トラック CT…コントロールトラック

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】同一記録媒体上に少なくとも音声信号記録
    トラックと映像信号記録トラックとを混在させて記録形
    成可能な記録装置において、 少なくとも上記音声信号記録トラックには、複数トラッ
    クに跨がって記録される時間的に連続した音声信号につ
    いての記録トラック番号と、音声信号に対応する映像信
    号の記録トラック番号とを含む情報信号を記録し、 この情報信号の上記各トラック番号データおよび一連の
    音声信号と映像信号のブロックの送出順序を予めプログ
    ラムして指定するシーケンスデータを記憶するテーブル
    用メモリを有し、 このテーブル用メモリ内の上記シーケンスデータを上記
    記録媒体上の所定記録トラックに記録することを特徴と
    する記録装置。
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