JP2515566Y2 - 電子カメラの画像記録再生装置 - Google Patents
電子カメラの画像記録再生装置Info
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- JP2515566Y2 JP2515566Y2 JP1986094529U JP9452986U JP2515566Y2 JP 2515566 Y2 JP2515566 Y2 JP 2515566Y2 JP 1986094529 U JP1986094529 U JP 1986094529U JP 9452986 U JP9452986 U JP 9452986U JP 2515566 Y2 JP2515566 Y2 JP 2515566Y2
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Description
【考案の詳細な説明】 [考案の技術分野] この考案は電子カメラの画像記録再生装置に関する。
[従来技術とその問題点] 従来、電子スチルカメラを使用して記録した画像を再
生するには、画像再生装置に設けられているこま送りス
イッチ等を操作してフロッピーディスクに記録されてい
る画像を順番に読み出しているが、かかるスイッチによ
るこま送り操作では、1つの画像再生が終るたびにこま
送りしなければならず不便であった。また、テレビジョ
ン受像機などに写し出された画像を見ながら音楽を演奏
したり、あるいは画像の説明を口頭でする場合など、現
状では手間がかかって忙がしく、時には不可能である等
の問題点があった。また、記録されている画像の中から
選択的にのみ再生すれば良い場合でも不必要なものの再
生表示を飛ばすことができず、時間的にかなりの無駄が
あった。
生するには、画像再生装置に設けられているこま送りス
イッチ等を操作してフロッピーディスクに記録されてい
る画像を順番に読み出しているが、かかるスイッチによ
るこま送り操作では、1つの画像再生が終るたびにこま
送りしなければならず不便であった。また、テレビジョ
ン受像機などに写し出された画像を見ながら音楽を演奏
したり、あるいは画像の説明を口頭でする場合など、現
状では手間がかかって忙がしく、時には不可能である等
の問題点があった。また、記録されている画像の中から
選択的にのみ再生すれば良い場合でも不必要なものの再
生表示を飛ばすことができず、時間的にかなりの無駄が
あった。
[考案の目的] この考案は上述した事情に鑑みてなされたもので、そ
の目的とするところは、所望の画像のみを所望の時間だ
け順次自動的に再生できる電子カメラの画像記録再生装
置を提供することにある。
の目的とするところは、所望の画像のみを所望の時間だ
け順次自動的に再生できる電子カメラの画像記録再生装
置を提供することにある。
[考案の要点] この考案は上述した目的を達成するために、再生すべ
き画像とその画像に対応して予め再生すべきこまナンバ
ー情報(例えば画像を記録した順番を示すナンバー)及
び表示時間を順番に同一の記録媒体に記録しておき、そ
の順番に各こまに対して予め設定した時間毎に自動的に
こま送りするようにしたことを要点としている。
き画像とその画像に対応して予め再生すべきこまナンバ
ー情報(例えば画像を記録した順番を示すナンバー)及
び表示時間を順番に同一の記録媒体に記録しておき、そ
の順番に各こまに対して予め設定した時間毎に自動的に
こま送りするようにしたことを要点としている。
[実施例] 以下、この考案の一実施例につき添付図面を参照して
詳細に説明する。
詳細に説明する。
[電子カメラの外観構成] 第1図は、この考案を適用した、撮像時に用いられる
電子スチルカメラの前面斜視図であり、図中1はカメラ
のケース本体で、このケース本体1の外部には撮像レン
ズ2、距離リング3、絞りリング4、シャッタスイッチ
5及びシャッタ速度ダイヤル6が設けられており、そし
てケース本体1の内部には撮像レンズ2から入る被写体
についての画像を記録する記録手段としてのビデオフロ
ッピー7が収容され、このビデオフロッピー7には、銀
鉛フィルムでの50こまに担当する画像が書込み可能で、
1トラックが1こまに対応している。
電子スチルカメラの前面斜視図であり、図中1はカメラ
のケース本体で、このケース本体1の外部には撮像レン
ズ2、距離リング3、絞りリング4、シャッタスイッチ
5及びシャッタ速度ダイヤル6が設けられており、そし
てケース本体1の内部には撮像レンズ2から入る被写体
についての画像を記録する記録手段としてのビデオフロ
ッピー7が収容され、このビデオフロッピー7には、銀
鉛フィルムでの50こまに担当する画像が書込み可能で、
1トラックが1こまに対応している。
第2図は第1図での電子スチルカメラの背面を示し、
図中8は被写体を覗くファインダ、9は裏蓋を示し、裏
蓋9には撮影しようとする被写体の内容を確認するため
のモニタLCD10が設けられている。モニタLCD10は例えば
120×160のドットマトリックス表示方式で駆動されるも
ので、1被写体分の画像が表示可能である。
図中8は被写体を覗くファインダ、9は裏蓋を示し、裏
蓋9には撮影しようとする被写体の内容を確認するため
のモニタLCD10が設けられている。モニタLCD10は例えば
120×160のドットマトリックス表示方式で駆動されるも
ので、1被写体分の画像が表示可能である。
[画像記録部の回路構成] 第3図は電子カメラの全体回路を示しており、電子シ
ャッタ18は常時開放されているため、被写体からの光は
撮像レンズ2によって、CCD19上に結像されて写し込ま
れる。本実施例でのCCD19はマトリクス状に配列された
アレイであって、1度に1シーン分の被写体像が写し込
まれ、その被写体像の濃度分布を検出することにより、
そこに結像されている画像が電気信号に変換されるよう
になっている。つまり、CCD19に写し込まれた被写体像
の映像信号は水平及び垂直データを読み取るためのCCD
ドライバ24からのクロック信号によって取り出されて、
信号処理部20及びLCDドライバ17を介してモニタLCD10に
表示されている。この場合、信号処理部20はCCDドライ
バ24からの信号によって駆動制御される。
ャッタ18は常時開放されているため、被写体からの光は
撮像レンズ2によって、CCD19上に結像されて写し込ま
れる。本実施例でのCCD19はマトリクス状に配列された
アレイであって、1度に1シーン分の被写体像が写し込
まれ、その被写体像の濃度分布を検出することにより、
そこに結像されている画像が電気信号に変換されるよう
になっている。つまり、CCD19に写し込まれた被写体像
の映像信号は水平及び垂直データを読み取るためのCCD
ドライバ24からのクロック信号によって取り出されて、
信号処理部20及びLCDドライバ17を介してモニタLCD10に
表示されている。この場合、信号処理部20はCCDドライ
バ24からの信号によって駆動制御される。
上記シャッタスイッチ5のオン操作により、制御回路
部25から電子シャッタ18に記録制御信号が与えられて電
子シャッタ18が閉じられ、記録しようとする被写体像が
変化しないように一時的に固定すなわち蓄積される。こ
れと同時に、CPU15は制御回路部25からのシャッタスイ
ッチ5のオン操作に基づく記録制御信号に応答して回路
全体をモニタLCD10への表示モードからビデオフロッピ
ー7への記録モードに切換えて、画像データの記録動作
を進める。
部25から電子シャッタ18に記録制御信号が与えられて電
子シャッタ18が閉じられ、記録しようとする被写体像が
変化しないように一時的に固定すなわち蓄積される。こ
れと同時に、CPU15は制御回路部25からのシャッタスイ
ッチ5のオン操作に基づく記録制御信号に応答して回路
全体をモニタLCD10への表示モードからビデオフロッピ
ー7への記録モードに切換えて、画像データの記録動作
を進める。
CCDドライバ24からのクロック信号によってCCD19から
取り出された被写体像の映像信号は、信号処理部20にお
いてY(輝度)信号とR−Y、B−Yのクロマ(色差)
信号とに振り分けられて記録信号処理部21へ供給され、
そこで周波数変調などの処理を受けた後、記録アンプ22
に送られる。この記録アンプ22では、輝度信号と色差信
号とが加え合わされ、その出力はヘッド部23によりビデ
オフロッピー7に記録される。ここで、信号処理部20及
び記録信号処理部21におけるデータ処理の切換え及び同
期は制御回路部25からの制御信号により行われる。
取り出された被写体像の映像信号は、信号処理部20にお
いてY(輝度)信号とR−Y、B−Yのクロマ(色差)
信号とに振り分けられて記録信号処理部21へ供給され、
そこで周波数変調などの処理を受けた後、記録アンプ22
に送られる。この記録アンプ22では、輝度信号と色差信
号とが加え合わされ、その出力はヘッド部23によりビデ
オフロッピー7に記録される。ここで、信号処理部20及
び記録信号処理部21におけるデータ処理の切換え及び同
期は制御回路部25からの制御信号により行われる。
また、上記記録に際してビデオフロッピー7を回転さ
せるモータ27の駆動及びヘッド部23のスライドはCPU15
からの指令に従って動作するサーボコントローラ26によ
って制御される。
せるモータ27の駆動及びヘッド部23のスライドはCPU15
からの指令に従って動作するサーボコントローラ26によ
って制御される。
[画像再生部の外観構成] 第4図は電子スチルカメラを用いてビデオフロッピー
7に記録した画像データを視覚を通じて認識できるよう
にする画像再生部の構成を示している図で、ビデオフロ
ッピー7から画像データを再生するための再生装置30
と、その画像データを可視像として表示するCRT表示装
置31とで構成され、再生装置30の正面パネル上には、こ
まナンバーを指定したり、その表示時間の長さを指定し
たりする入力装置としてのテンキー32及び時間スイッチ
33と、その入力された情報を表示する表示装置34とが設
けられ、正面から見て左側側面には、ビデオフロッピー
7を再生装置30に装着するためのビデオフロッピー挿入
口35が設けられている。
7に記録した画像データを視覚を通じて認識できるよう
にする画像再生部の構成を示している図で、ビデオフロ
ッピー7から画像データを再生するための再生装置30
と、その画像データを可視像として表示するCRT表示装
置31とで構成され、再生装置30の正面パネル上には、こ
まナンバーを指定したり、その表示時間の長さを指定し
たりする入力装置としてのテンキー32及び時間スイッチ
33と、その入力された情報を表示する表示装置34とが設
けられ、正面から見て左側側面には、ビデオフロッピー
7を再生装置30に装着するためのビデオフロッピー挿入
口35が設けられている。
[画像再生部の回路構成] 第5図は再生装置30の全体回路を示し、41は回路全体
を制御するCPUであり、上述した再生装置30のテンキー3
2及び時間スイッチ33により入力されたこまナンバー及
び表示時間の長さに関する情報はCPU41を介して表示装
置34上に順番に表示されて行く。この入力動作の終了
後、入力した情報を確認してから確認釦(図示されてい
ない)を操作すると、その情報は入力されたのと同じ順
序において記録アンプ42及びスイッチ43を通してヘッド
部44に供給されて、ビデオフロッピー7の中央部におけ
るトラックに記録される。この記録に際してビデオフロ
ッピー7を回転させるモータ40の駆動及びヘッド部44の
スライドは、CPU41からの指令に従って動作するサーボ
コントローラ39によって制御される。
を制御するCPUであり、上述した再生装置30のテンキー3
2及び時間スイッチ33により入力されたこまナンバー及
び表示時間の長さに関する情報はCPU41を介して表示装
置34上に順番に表示されて行く。この入力動作の終了
後、入力した情報を確認してから確認釦(図示されてい
ない)を操作すると、その情報は入力されたのと同じ順
序において記録アンプ42及びスイッチ43を通してヘッド
部44に供給されて、ビデオフロッピー7の中央部におけ
るトラックに記録される。この記録に際してビデオフロ
ッピー7を回転させるモータ40の駆動及びヘッド部44の
スライドは、CPU41からの指令に従って動作するサーボ
コントローラ39によって制御される。
まずヘッド部44が最初に再生すべきこまナンバーを示
すこま情報とその表示時間の長さを示す時間情報とをビ
デオフロッピー7から読み出す。それらの情報は再生ア
ンプ46で増幅された後、ラッチ機能を持つ再生回路47を
介して、こま情報はCPU41に、そして時間情報は一致検
出回路48にそれぞれ供給される。
すこま情報とその表示時間の長さを示す時間情報とをビ
デオフロッピー7から読み出す。それらの情報は再生ア
ンプ46で増幅された後、ラッチ機能を持つ再生回路47を
介して、こま情報はCPU41に、そして時間情報は一致検
出回路48にそれぞれ供給される。
そこで、CPU41はサーボコントローラ39にサーボ制御
信号を与えて上記再生回路47より与えられるこま情報に
対応したトラックへヘッド部44をスライドさせ、モータ
40を駆動してビデオフロッピー7を回転させて、そこに
記録されている画像を読み出させる一方、タイマー49に
動作信号を送出してそれを始動させる。ヘッド部44によ
り読み出された画像はスイッチ45及び再生アンプ46を介
して映像信号出力回路50に送られる。そこで、映像信号
出力回路50は入力された信号をY信号とR−Y、B−Y
のクロマ信号とに分離し、それぞれをY復調、色復調
し、ノイズリダクション、検波等の処理をしてR
(赤)、G(緑)、B(青)の各映像信号に分離してCR
T表示装置31へ送出する。
信号を与えて上記再生回路47より与えられるこま情報に
対応したトラックへヘッド部44をスライドさせ、モータ
40を駆動してビデオフロッピー7を回転させて、そこに
記録されている画像を読み出させる一方、タイマー49に
動作信号を送出してそれを始動させる。ヘッド部44によ
り読み出された画像はスイッチ45及び再生アンプ46を介
して映像信号出力回路50に送られる。そこで、映像信号
出力回路50は入力された信号をY信号とR−Y、B−Y
のクロマ信号とに分離し、それぞれをY復調、色復調
し、ノイズリダクション、検波等の処理をしてR
(赤)、G(緑)、B(青)の各映像信号に分離してCR
T表示装置31へ送出する。
上記CRT表示装置31への画像データの表示開始に同期
して、一致検出回路48においてはタイマー49からのタイ
ムカウントデータと再生回路47より与えられている時間
情報と一致した時点で表示時間終了信号をCPU41に送出
する。ここでCPU41は、CRT表示装置31に対する画像デー
タの送出を停止させると同時にサーボコントローラ39に
指令してヘッド部44を中央部でのトラックヘスライドさ
せ、モータ40を駆動してビデオフロッピー7を回転させ
て次のこま情報及び時間情報を読み出してから、引続い
てそのこま情報に対応するトラックからの画像データの
読み出しと、時間情報に基づいた時間の間、CRT表示装
置31への表示を実施する。
して、一致検出回路48においてはタイマー49からのタイ
ムカウントデータと再生回路47より与えられている時間
情報と一致した時点で表示時間終了信号をCPU41に送出
する。ここでCPU41は、CRT表示装置31に対する画像デー
タの送出を停止させると同時にサーボコントローラ39に
指令してヘッド部44を中央部でのトラックヘスライドさ
せ、モータ40を駆動してビデオフロッピー7を回転させ
て次のこま情報及び時間情報を読み出してから、引続い
てそのこま情報に対応するトラックからの画像データの
読み出しと、時間情報に基づいた時間の間、CRT表示装
置31への表示を実施する。
上記スイッチ43にはCPU41からのオン指令信号がその
まま与えられるとともに、スイッチ45にはインバータ38
を介して反転して与えられ、記録時にはスイッチ43がオ
ンされ、再生時にはスイッチ45がオンされるようになっ
ている。
まま与えられるとともに、スイッチ45にはインバータ38
を介して反転して与えられ、記録時にはスイッチ43がオ
ンされ、再生時にはスイッチ45がオンされるようになっ
ている。
[画像記録部の動作] 次に上記画像記録部の動作について述べる。
まず、撮影者は、カメラの被写体に向けると、その被
写体像がモニタLCD10上表示されるので、シャッタチャ
ンスをねらってシャッタスイッチ5を操作する。する
と、電子シャッタ18が閉じて記録される画像が変化しな
いように一時的にCCD19に蓄積されると同時に、CPU15が
回路全体をモニタLCD10への表示モードからビデオフロ
ッピー7への記録モードに切換えて、画像データの記録
動作を進める。
写体像がモニタLCD10上表示されるので、シャッタチャ
ンスをねらってシャッタスイッチ5を操作する。する
と、電子シャッタ18が閉じて記録される画像が変化しな
いように一時的にCCD19に蓄積されると同時に、CPU15が
回路全体をモニタLCD10への表示モードからビデオフロ
ッピー7への記録モードに切換えて、画像データの記録
動作を進める。
CCD19から読み出された被写体像の映像信号は信号処
理部20、記録信号処理部21及び記録アンプ22で所定の処
理を受けてヘッド部23へと転送され、1被写体分の画像
としてビデオフロッピー7の所定のトラックに記録され
る。
理部20、記録信号処理部21及び記録アンプ22で所定の処
理を受けてヘッド部23へと転送され、1被写体分の画像
としてビデオフロッピー7の所定のトラックに記録され
る。
記録動作の完了に際して、CPU15は制御回路部25に記
録完了信号を送出して電子シャッタ18を開放させると同
時に、回路全体を表示モードに切換える。
録完了信号を送出して電子シャッタ18を開放させると同
時に、回路全体を表示モードに切換える。
このようにして、各トラックへの画像データの記録が
行われて行く。
行われて行く。
[画像再生部の動作] 第6図は、再生すべき順序において指定されたこまナ
ンバーと、それら各こまの表示時間とを示す図で、テン
キー32及び時間スイッチ33を操作することで表示装置34
に表示され、オペレータはその一覧表を確認してからビ
デオフロッピー7への記録を指示する。つまり、第6図
の例は、始めに、トラック3に記録されている画像デー
タを30秒間表示し、次にトラック5に記録されている画
像データを10秒間、……、第5番目には、トラック1の
画像データを6秒間、……と云うように終りまで順次自
動的に再生表示するものである。
ンバーと、それら各こまの表示時間とを示す図で、テン
キー32及び時間スイッチ33を操作することで表示装置34
に表示され、オペレータはその一覧表を確認してからビ
デオフロッピー7への記録を指示する。つまり、第6図
の例は、始めに、トラック3に記録されている画像デー
タを30秒間表示し、次にトラック5に記録されている画
像データを10秒間、……、第5番目には、トラック1の
画像データを6秒間、……と云うように終りまで順次自
動的に再生表示するものである。
さて第7図は再生動作のフローチャートを示し、動作
は図示されていない再生スタートスイッチのオンにより
スタートし、CPU41は、ステップS1において、ヘッド部4
4に指示してこまナンバーを示すこま情報とその表示時
間の長さを示す時間情報とをビデオフロッピー7から読
み出させてステップS2に進む。ステップS2では、終りか
どうか、つまり、ヘッド部44がステップS1においてこま
情報や時間情報に代って、終了を示す情報を読み出した
かどうかを判断し、終りでなければ、ステップS3に進ん
で、そのこまナンバーに対応するトラックへヘッド部44
をスライドさせるようにサーボコントローラ39に指令し
て、ステップS4に進む。ステップS4では、ヘッド部44に
よりビデオフロッピー7から読み出した画像をCRT表示
装置31に表示させると同時に一致検出回路48にその表示
についての経過時間を計数させて、ステップS5に進む。
ステップS5では、ステップS1で読み出した時間情報と一
致検出回路48がタイマー49からのクロック信号に基づい
て計数した経過時間との一致が得られるまでCRT表示装
置31に画像の表示を継続させ、一致が得られた時、つま
り、指定された時間が経過した時点で表示を停止させ
て、ステップS1に戻り、次のこま情報と時間情報とを読
み出すようにヘッド部44を制御する。上記ステップS1〜
S5は、こま情報と時間情報とが読み出される限り繰り返
され、かかる情報に代って、終了情報を読み出したと
き、ステップS2からステップS6に進んで再生動作を終了
する。
は図示されていない再生スタートスイッチのオンにより
スタートし、CPU41は、ステップS1において、ヘッド部4
4に指示してこまナンバーを示すこま情報とその表示時
間の長さを示す時間情報とをビデオフロッピー7から読
み出させてステップS2に進む。ステップS2では、終りか
どうか、つまり、ヘッド部44がステップS1においてこま
情報や時間情報に代って、終了を示す情報を読み出した
かどうかを判断し、終りでなければ、ステップS3に進ん
で、そのこまナンバーに対応するトラックへヘッド部44
をスライドさせるようにサーボコントローラ39に指令し
て、ステップS4に進む。ステップS4では、ヘッド部44に
よりビデオフロッピー7から読み出した画像をCRT表示
装置31に表示させると同時に一致検出回路48にその表示
についての経過時間を計数させて、ステップS5に進む。
ステップS5では、ステップS1で読み出した時間情報と一
致検出回路48がタイマー49からのクロック信号に基づい
て計数した経過時間との一致が得られるまでCRT表示装
置31に画像の表示を継続させ、一致が得られた時、つま
り、指定された時間が経過した時点で表示を停止させ
て、ステップS1に戻り、次のこま情報と時間情報とを読
み出すようにヘッド部44を制御する。上記ステップS1〜
S5は、こま情報と時間情報とが読み出される限り繰り返
され、かかる情報に代って、終了情報を読み出したと
き、ステップS2からステップS6に進んで再生動作を終了
する。
このように、この実施例では、再生時に、所望のこま
ナンバーとそれらに対する表示時間とを前以って指定す
ることにより、それ以後は、その指定した順序で自動的
に再生されることになる。
ナンバーとそれらに対する表示時間とを前以って指定す
ることにより、それ以後は、その指定した順序で自動的
に再生されることになる。
なお、こま情報及び時間情報は各画像と対応していれ
ば良いので、その記録場所は中央部のトラックに限定さ
れず最内周トラックをキュートラックとしてそこに記憶
させてもよく、また別な空き領域を利用することもでき
るし、例えばCPUの内部に設けられたRAM等に別途に記憶
しておいても良い。また、こまの表示時間を一律にし
て、各こまに対する時間設定作業を省略して操作を筒略
化しても良い。更に、再生装置をカメラに内蔵させて、
一体型とすることもできる。また、記憶媒体としてはビ
デオフロッピーのほか、ICカードやレーザーディスク等
種々のものも用いることができ、記憶の方式もアナログ
的なもの、デジタル的なもの種々とり得る。
ば良いので、その記録場所は中央部のトラックに限定さ
れず最内周トラックをキュートラックとしてそこに記憶
させてもよく、また別な空き領域を利用することもでき
るし、例えばCPUの内部に設けられたRAM等に別途に記憶
しておいても良い。また、こまの表示時間を一律にし
て、各こまに対する時間設定作業を省略して操作を筒略
化しても良い。更に、再生装置をカメラに内蔵させて、
一体型とすることもできる。また、記憶媒体としてはビ
デオフロッピーのほか、ICカードやレーザーディスク等
種々のものも用いることができ、記憶の方式もアナログ
的なもの、デジタル的なもの種々とり得る。
[考案の効果] この考案は以上詳細に説明したように、再生すべき画
像とその画像に対応するこまナンバー情報及び表示時間
を所望の順序で同一の記録媒体に記録しておき、各こま
に対して予め設定した表示時間の経過後に、次のこまナ
ンバーに対応する画像を自動的に読み出すようにしたた
め、1つの画像再生終了時におけるこま送り作業が全く
なくなり、画像表示に並行した音楽演奏あるいはナレー
ションの導入が楽になる。また、必要な画像のみを所望
の順序で所望の時間だけ取り出すことで、無駄な時間が
なくなり、しかも編集に楽しみがあり、さらに、1つの
記録媒体に画像とその画像に対応するこまナンバー情報
及び表示時間を記録しているので、それぞれの画像に対
応する制御データを一括して扱うことができるという効
果を奏する。
像とその画像に対応するこまナンバー情報及び表示時間
を所望の順序で同一の記録媒体に記録しておき、各こま
に対して予め設定した表示時間の経過後に、次のこまナ
ンバーに対応する画像を自動的に読み出すようにしたた
め、1つの画像再生終了時におけるこま送り作業が全く
なくなり、画像表示に並行した音楽演奏あるいはナレー
ションの導入が楽になる。また、必要な画像のみを所望
の順序で所望の時間だけ取り出すことで、無駄な時間が
なくなり、しかも編集に楽しみがあり、さらに、1つの
記録媒体に画像とその画像に対応するこまナンバー情報
及び表示時間を記録しているので、それぞれの画像に対
応する制御データを一括して扱うことができるという効
果を奏する。
第1図はこの考案を適用した、被写体像の記録時に用い
られる電子スチルカメラの前面斜視図、第2図は第1図
の電子スチルカメラの背面図、第3図は電子スチルカメ
ラの全体回路図、第4図は画像再生時に用いられる装置
の構成図、第5図は再生装置の全体回路図、第6図は所
望の順序で指定したこまナンバーとその表示時間とを示
している図、第7図は第5図の回路の動作フローチャー
トを示している図である。 1……ケース本体、5……シャッタスイッチ、7……ビ
デオフロッピー、15、41……CPU、19……CCD、20……信
号処理部、21……記録信号処理部、23、44……ヘッド
部、24……CCDドライバ、25……制御回路部、26、39…
…サーボコントローラ、27、40……モータ、30……再生
装置、31……CRT表示装置、32……テンキー、33……時
間スイッチ、34……表示装置、47……再生回路、48……
一致検出回路、49……タイマー。
られる電子スチルカメラの前面斜視図、第2図は第1図
の電子スチルカメラの背面図、第3図は電子スチルカメ
ラの全体回路図、第4図は画像再生時に用いられる装置
の構成図、第5図は再生装置の全体回路図、第6図は所
望の順序で指定したこまナンバーとその表示時間とを示
している図、第7図は第5図の回路の動作フローチャー
トを示している図である。 1……ケース本体、5……シャッタスイッチ、7……ビ
デオフロッピー、15、41……CPU、19……CCD、20……信
号処理部、21……記録信号処理部、23、44……ヘッド
部、24……CCDドライバ、25……制御回路部、26、39…
…サーボコントローラ、27、40……モータ、30……再生
装置、31……CRT表示装置、32……テンキー、33……時
間スイッチ、34……表示装置、47……再生回路、48……
一致検出回路、49……タイマー。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭58−12182(JP,A) 特開 昭59−8182(JP,A) 特開 昭60−257685(JP,A) 特開 昭60−69863(JP,A) 実開 昭60−9382(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】被写体についての画像を複数記録する画像
エリアと該画像を制御する制御情報を記録する制御情報
エリアとを有する着脱可能な記録媒体と、その記録媒体
から画像を再生する再生手段とを有する電子カメラの画
像記録再生装置において、 再生すべき画像を示すこまナンバー情報及びその再生す
べき画像の表示時間の長さを示す任意の時間情報を各こ
ま毎に上記記録媒体の制御情報エリアに入力する入力手
段と、 上記入力手段によって入力されたこまナンバー情報の順
序に従って上記記録媒体より画像を選択的に読み出して
上記再生手段に与える読出手段と、 この読出手段によって読み出されて再生されている画像
のこまナンバー情報に応じて設定されている任意の表示
時間情報分の時間の経過を検出する再生表示時間検出手
段と、 この再生表示時間検出手段の検出結果に基づいて、次の
こまナンバー情報に応じた画像の読み出しを上記読出手
段に指示する表示切換指示手段と、 を備えていることを特徴とする電子カメラの画像記録再
生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986094529U JP2515566Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 電子カメラの画像記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1986094529U JP2515566Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 電子カメラの画像記録再生装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS633682U JPS633682U (ja) | 1988-01-11 |
JP2515566Y2 true JP2515566Y2 (ja) | 1996-10-30 |
Family
ID=30958095
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1986094529U Expired - Lifetime JP2515566Y2 (ja) | 1986-06-23 | 1986-06-23 | 電子カメラの画像記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2515566Y2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03276983A (ja) * | 1990-03-27 | 1991-12-09 | Sony Corp | 番組制作方法及び番組制作システム |
JPH11275414A (ja) * | 1998-03-20 | 1999-10-08 | Minolta Co Ltd | デジタルカメラ |
US7027086B1 (en) * | 1999-04-15 | 2006-04-11 | Sony Corporation | Photographing apparatus and signal processing method that allow data of still pictures to be converted into a moving picture file |
Family Cites Families (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0632198B2 (ja) * | 1982-07-07 | 1994-04-27 | オリンパス光学工業株式会社 | 情報再記録システム |
JPS609382U (ja) * | 1983-06-29 | 1985-01-22 | 日本ビクター株式会社 | 記録媒体再生装置 |
JPS6025685A (ja) * | 1983-07-25 | 1985-02-08 | 株式会社日立製作所 | 自動ハンド交換装置 |
JPS6069863A (ja) * | 1983-09-22 | 1985-04-20 | Sharp Corp | 磁気デイスク記録再生装置 |
JPS60257685A (ja) * | 1984-06-04 | 1985-12-19 | Canon Inc | 静止画再生装置 |
JPH0666933B2 (ja) * | 1985-10-21 | 1994-08-24 | ソニー株式会社 | 再生装置 |
JPS62233984A (ja) * | 1986-04-03 | 1987-10-14 | Canon Inc | 記録装置 |
JPH0685573B2 (ja) * | 1986-06-20 | 1994-10-26 | ソニー株式会社 | 記録装置 |
-
1986
- 1986-06-23 JP JP1986094529U patent/JP2515566Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS633682U (ja) | 1988-01-11 |
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