JPH0682838U - 漏洩型電磁装置 - Google Patents

漏洩型電磁装置

Info

Publication number
JPH0682838U
JPH0682838U JP2404093U JP2404093U JPH0682838U JP H0682838 U JPH0682838 U JP H0682838U JP 2404093 U JP2404093 U JP 2404093U JP 2404093 U JP2404093 U JP 2404093U JP H0682838 U JPH0682838 U JP H0682838U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
iron core
leakage
pair
coil bobbins
flange portions
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2404093U
Other languages
English (en)
Inventor
英男 福元
Original Assignee
池田電機株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 池田電機株式会社 filed Critical 池田電機株式会社
Priority to JP2404093U priority Critical patent/JPH0682838U/ja
Publication of JPH0682838U publication Critical patent/JPH0682838U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulating Of Coils (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 リケージ鉄心を対向する鍔部間に容易に挿入
できると共に、簡単かつ確実に固定することができ、電
気特性の調整も容易で作業性も良くなるようにする。 【構成】 鉄心に、一対のコイルボビン7,8が互いに
間隔をおいて外嵌され、この一対のコイルボビン7,8
の対向する鍔部12,13間に、リケージ鉄心が挿入保
持された漏洩型電磁装置において、前記一対のコイルボ
ビン7,8の対向する鍔部12,13に、リケージ鉄心
を挟持固定する固定用リブ22がリケージ鉄心の挿入方
向に設けられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば放電灯用安定器として用いられる漏洩型電磁装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
例えば放電灯用安定器として用いられる漏洩型電磁装置には、図4乃至図6に 示すように一対の外鉄心51と内鉄心52とを日字形に組み合わせて成る積層鉄 心53の内鉄心52に、両端に鍔部54,55,56,57を有する一対のコイ ルボビン58,59が互いに間隔をおいて外嵌され、この一対のコイルボビン5 8,59に一次コイル61と二次コイル62とが夫々巻装され、一対のコイルボ ビン58,59の対向する鍔部55,56間の外鉄心51と内鉄心52との間に 、幅方向一対のリケージ鉄心63が挿入保持されたものがある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、従来の場合、積層鉄心53、一対のコイルボビン58,59、一次コ イル61及び二次コイル62を組み合わせた後に、単にリケージ鉄心63を一対 のコイルボビン58,59の対向する鍔部55,56間に挿入保持するようにし ていたので、リケージ鉄心63とコイルボビン58,59側との接触面積は図4 に斜線で示すように大きくなって、対向する鍔部55,56間にリケージ鉄心6 3を挿入する際のリケージ鉄心63とコイルボビン58,59側との接触抵抗が 相当大になるため、リケージ鉄心63を容易に挿入できるようにするために、対 向する鍔部55,56の反りを考慮してリケージ鉄心63収納部分にクリアラン スを取る必要があった。このため、リケージ鉄心63を対向する鍔部55,56 間に挿入しただけではリケージ鉄心63を固定することができない。従って、リ ケージ鉄心63の振動防止(騒音防止)のためにリケージ鉄心63を挿入後に接 着剤で固定する必要があった。しかも、電気特性調整後から接着剤が固まるまで の間に、リケージ鉄心63が動くことがあり、電気特性のばらつきが生じやすく 、また電気特性の調整が困難であるため作業性も悪かった。
【0004】 本考案は、上記問題点に鑑み、リケージ鉄心を対向する鍔部間に容易に挿入で きると共に、簡単かつ確実に固定することができ、電気特性の調整も容易で作業 性も良くなるようにしたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
この技術的課題を解決する本考案の技術的手段は、鉄心4に、一対のコイルボ ビン7,8が互いに間隔をおいて外嵌され、この一対のコイルボビン7,8の対 向する鍔部12,13間に、リケージ鉄心17が挿入保持された漏洩型電磁装置 において、 前記一対のコイルボビン7,8の対向する鍔部12,13に、リケージ鉄心1 7を挟持固定する固定用リブ22がリケージ鉄心17の挿入方向に設けられてい る点にある。
【0006】
【作用】
積層鉄心1、一対のコイルボビン7,8、一次コイル5及び二次コイル6を組 み合わせた後に、図2に示すようにリケージ鉄心17を一対のコイルボビン7, 8の対向する鍔部12,13間に挿入する場合、図3に示すようにリケージ鉄心 17を一対のコイルボビン7,8の対向する鍔部12,13間に挿入して行けば よい。このとき、リケージ鉄心17とコイルボビン7,8側との接触面積は図1 に斜線で示すように固定用リブ22の突出端面のみとなって、リケージ鉄心17 とコイルボビン7,8側との接触抵抗が非常に小さくなるため、対向する鍔部1 2,13間にリケージ鉄心17を容易に挿入することができる。しかも、リケー ジ鉄心17を容易に挿入できるために、対向する鍔部12,13の反りを考慮し てリケージ鉄心17収納部分にクリアランスを取る必要がなくなり、この為リケ ージ鉄心17を対向する鍔部12,13間に挿入しただけでリケージ鉄心17を 比較的強固に固定することができる。
【0007】 なお、リケージ鉄心17を対向する鍔部12,13間に挿入する場合、従来で は図7に示すように、鍔部12,13に対してリケージ鉄心17を斜めに傾斜さ せて挿入していくと、リケージ鉄心17が対向する鍔部12,13間にうまく挿 入できなくなる恐れがあったが、本考案の場合、鍔部12,13に対してリケー ジ鉄心17を傾斜させて挿入しても、図3に示すようにリケージ鉄心17が固定 用リブ22の案内傾斜部23で導かれて固定用リブ22間にスムーズに入り込む ことができるようになる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案を図示の実施例に従って説明すると、図2において、1は積層鉄 心で、一対の外鉄心2と内鉄心4とを日字型に組み合わせて成る。5は一次コイ ル、6は二次コイルであり、これらは積層鉄心1の内鉄心4にコイルボビン7, 8を介して内鉄心4の中央部を残すように巻装されている。コイルボビン7,8 は互いに間隔をおいて内鉄心4に外嵌したもので、夫々両端に鍔部11,12, 13,14を有している。17は幅方向一対のリケージ鉄心で、一対のコイルボ ビン7,8の対向する鍔部12,13間の外鉄心2,3と内鉄心4との間に挿入 保持されている。
【0009】 図1に示すように、前記一対のコイルボビン7,8の対向する鍔部12,13 の内方側端部に、一対のギャップ形成片21が内鉄心4の積層端面に添うように 突出されている。また、前記一対のコイルボビン7,8の対向する鍔部12,1 3に、リケージ鉄心17を挟持固定する固定用リブ22が対向して一対ずつ設け られている。この各固定用リブ22はリケージ鉄心17の挿入方向にあって、固 定用リブ22のリケージ鉄心17挿入方向側の端部は、先端に向かうに従って徐 々に突出高さが低くなるように傾斜した案内傾斜部23とされている。
【0010】
【考案の効果】
本考案によれば、一対のコイルボビン7,8の対向する鍔部12,13に、リ ケージ鉄心17を挟持固定する固定用リブ22がリケージ鉄心17の挿入方向に 設けられているので、リケージ鉄心17とコイルボビン7,8側との接触面積は 図4に斜線で示すように固定用リブ22の突出端面のみとなるため、対向する鍔 部12,13間にリケージ鉄心17を挿入する際に、リケージ鉄心17とコイル ボビン7,8側との接触抵抗が非常に小さくなり、対向する鍔部12,13間に リケージ鉄心17を容易に挿入することができる。しかも、リケージ鉄心17を 容易に挿入できるために、対向する鍔部12,13の反りを考慮してリケージ鉄 心17収納部分にクリアランスを取る必要がなくなり、この為リケージ鉄心17 を対向する鍔部12,13間に挿入しただけでリケージ鉄心17を比較的強固に 固定することができ、従って、リケージ鉄心17の振動防止(騒音防止)のため にリケージ鉄心17を挿入後に接着剤で固定する必要が少なくなった。しかも、 接着剤で固定する場合でも、電気特性調整後から接着剤が固まるまでの間に、リ ケージ鉄心17が動くようなことがなくなり、電気特性のばらつきが生じなくな り、リケージ鉄心17を対向する鍔部12,13間に容易に挿入できると共に、 簡単かつ確実に固定することができ、電気特性の調整も容易で作業性も良くなる 。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すコイルボビンの斜視図
である。
【図2】全体の斜視図である。
【図3】リケージ鉄心の挿入工程を示す正面図である。
【図4】従来例を示すコイルボビンの斜視図である。
【図5】従来例を示す全体の斜視図である。
【図6】従来例のリケージ鉄心の挿入工程を示す正面図
である。
【符号の説明】
4 内鉄心 7 コイルボビン 8 コイルボビン 12 鍔部 13 鍔部 17 リケージ鉄心 22 固定用リブ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鉄心(4)に、一対のコイルボビン
    (7),(8)が互いに間隔をおいて外嵌され、この一
    対のコイルボビン(7),(8)の対向する鍔部(1
    2),(13)間に、リケージ鉄心(17)が挿入保持
    された漏洩型電磁装置において、 前記一対のコイルボビン(7),(8)の対向する鍔部
    (12),(13)に、リケージ鉄心(17)を挟持固
    定する固定用リブ(22)がリケージ鉄心(17)の挿
    入方向に設けられていることを特徴とする漏洩型電磁装
    置。
JP2404093U 1993-05-10 1993-05-10 漏洩型電磁装置 Pending JPH0682838U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2404093U JPH0682838U (ja) 1993-05-10 1993-05-10 漏洩型電磁装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2404093U JPH0682838U (ja) 1993-05-10 1993-05-10 漏洩型電磁装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0682838U true JPH0682838U (ja) 1994-11-25

Family

ID=12127384

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2404093U Pending JPH0682838U (ja) 1993-05-10 1993-05-10 漏洩型電磁装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0682838U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010092986A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Shindengen Electric Mfg Co Ltd チョークコイル及びトランス
CN113963919A (zh) * 2021-11-22 2022-01-21 无锡晶磊电子有限公司 一种三相交流电抗器的自带垫片骨架

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010092986A (ja) * 2008-10-06 2010-04-22 Shindengen Electric Mfg Co Ltd チョークコイル及びトランス
CN113963919A (zh) * 2021-11-22 2022-01-21 无锡晶磊电子有限公司 一种三相交流电抗器的自带垫片骨架
CN113963919B (zh) * 2021-11-22 2023-06-02 无锡晶磊电子有限公司 一种三相交流电抗器的自带垫片骨架

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007194364A (ja) 内燃機関用点火コイル
JPH0682838U (ja) 漏洩型電磁装置
JP2905186B1 (ja) リアクトル
JPH08237897A (ja) 誘導電動機の固定子
JPS5994323A (ja) 電磁継電器
JPH10144537A (ja) 小型トランス
JPS5895804A (ja) 小型トランスの鉄心
JP2020096010A (ja) リアクトルの製造方法
JPS6339953Y2 (ja)
JPH0340927B2 (ja)
JP3438201B2 (ja) コイルボビン
JPH0546251Y2 (ja)
JPH0864435A (ja) 小型トランス
JPS583281Y2 (ja) 低周波トランス
JPS5918653Y2 (ja) 二重ボビン型トランス
JPS5945910U (ja) トランス
JPS6042376Y2 (ja) 電力量計
JPS6044454U (ja) 電動機のステ−タ
JP2601327Y2 (ja) 電磁コイルの自動巻き構造
JPH039297Y2 (ja)
JP3063396U (ja) 内燃機関用点火コイルの閉磁路鉄心体
JPH0754975Y2 (ja) 小形トランス
JP2500715Y2 (ja) 電磁装置
JPS6050908A (ja) 電磁装置
JPS5812362Y2 (ja) 偏向ヨ−ク

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000509