JPH068135Y2 - リール組立体の緊締装置 - Google Patents

リール組立体の緊締装置

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JPH068135Y2
JPH068135Y2 JP1988123636U JP12363688U JPH068135Y2 JP H068135 Y2 JPH068135 Y2 JP H068135Y2 JP 1988123636 U JP1988123636 U JP 1988123636U JP 12363688 U JP12363688 U JP 12363688U JP H068135 Y2 JPH068135 Y2 JP H068135Y2
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JP
Japan
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reel
taper
tightening
reel assembly
tightening device
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JP1988123636U
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JPH0246783U (ja
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勝 桜井
喜夫 佐藤
憲雄 阿部
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Sato Corp
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Sato Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は特に、テープ状ラベル或はカーボンリボン等の
帯状体を巻回して、これより繰り出される供給リール又
はこれに巻取られる巻取リール等のリール組立体の緊締
装置に関する。
(従来の技術) 従来、この種のリール組立体の緊締装置のリール側板に
設けられた取付部は螺子軸又は管軸に対して平行で、か
つこの軸方向にスリットがない上、締付ナットも平行で
ある為、その締付作用が不充分である。
(考案が解決しようとする課題) 上記従来構成の取付手段では、気密な締付が望めず、こ
の締付ナットが緩んだ場合、リール組立体が左右に振れ
て回転する。従ってテープ状ラベルの場合はテープ状台
紙上に粘着剤付のラベルの側縁がリール内側縁に接触し
て糊溜りとなし、スムーズなラベル繰出し又はラベル巻
取りができ得ない。更にカーボンリボンの場合にはカー
ボンの側縁がリール内側縁に接触して、リボンの側端に
不必要なしわが発生し、適正な印字が望めない等の課題
を解決するものである。
(課題を解決するための手段) 本考案のリール組立体の緊締装置は、一対のリール側板
1,2間にスペーサ12を介在し、片方のリール側板1
のその管軸方向に形成された複数のテーパースリット5
付のテーパー取付部3に、テーパー締付ナット8にて螺
着して構成したものである。
(作用) リール側板1の管軸方向に突設したテーパー取付部3
に、テーパー締付ナット8を螺着することにより、その
管軸方向に形成された複数のテーパースリット5の間隙
を軸方向に狭める。そしてリール組立体14はシャフト
11に対してテーパー取付部3の内周面に圧着される。
従ってその締付が確実でテープ状ラベル或いはカーボン
リボンの繰出し時、巻取り時に、その緊締が緩むことが
ないので、リール内側縁への接触が回避でき、スムーズ
な繰出し、巻取りができ得る。
(実施例) リール組立体14は例えばラベル印刷、自動貼付機に備
えられるテープ状ラベルから成る帯状体15が巻回され
ていて、これにより繰り出される供給リールまたは巻取
られる巻取リールに好適なものである。
第1図および第2図を参照して、テープ状ラベルから成
る帯状体15が巻回されるリール組立体14は一対の対
設されたリール側板1,2から構成される。詳しくは装
置本体16に取り付けられるリール側板2はシャフト1
1に嵌装され、次いで、このシャフト11に、各相異す
るラベルの幅員に対応した長さを有する円筒状のスペー
サ12を嵌着して、このシャフト11の端に、締付ナッ
ト8にて緊締される。
ここで対設されたリール側板1,2のリール中心部分の
幅寸法bは前記スペーサ12にて、テープ状ラベルの幅
員に対応する長さであるが、この円周方向の幅寸法aは
その幅寸法bに比較して幅広となるように形成される。
すなわち、一対のリール側板1,2の外周は互に外側方
向に反り返った形態を呈している。
従ってこの様なリール組立体14から繰り出されるテー
プ状ラベル等から成る帯状体15は多少、その繰出方向
が変位していても、リール外方の内側縁13への接触が
回避される。かくしてこの様な粘着性のラベルを仮着さ
れたテープ状ラベルに於ける帯状体15の場合、リール
内側縁13への糊付着が防止され、スムーズなラベル繰
り出しが約束される。
次に本考案のリール組立体14には第1図および第2図
に示すような一方のリール側板1のテーパー取付部3に
対し、テーパー螺子部を有する締付ナット8との組合せ
による緊締装置が備えられている。具体的に説明すれば
一方のリール側板1の中央にはシャフト取付孔6が穿設
され、この周辺に三分割されたテーパー取付部3が設け
られ、この外周には外螺子4が刻設されている。この三
分割のテーパー取付部3の間には三つのテーパースリッ
ト5が設けられている。この様な外螺子4付のテーパー
取付部3に、テーパー内螺子9付の締付ナット8を螺着
するが、この締付ナット8の頭部はリール側板1のテー
パー取付部3を被覆する冠部を備え、シャフト11を貫
通する貫通孔10が穿設されている。
尚、第1図に示す7はリール側板1の外周4ケ所に穿設
された切欠窓で、供給リール組立体14に巻回されたテ
ープ状ラベルの残量の確認窓である。
かくしてこのテーパー付の緊締装置は、テーパー形状で
ある故、この内部にシャフト11を嵌着して締付ナット
8のその締付作用は確実である効果を有する。尚、この
緊締装置の締付方向はテープ状ラベル或はカーボンリボ
ン等から成る帯状体15を巻回したリール組立体14の
帯状体15の繰り出し時に起る繰出回転の方向とは逆方
向に、または巻取方向とは逆方向に夫々設定されてい
て、このリール組立体14の繰出回転または巻取回転の
作用にて、緩まないように構成されている。
尚、本実施例のリール組立体14にはテープ状ラベルを
セットした場合を説明したが、これに限定されずカーボ
ンリボンをセットしても有効である。
(考案の効果) 本考案は叙述は構成から成るリール組立体の緊締装置な
ので、テープ状ラベル或はカーボンリボン等の帯状体の
繰出し時、巻取り時においても、その緊締が緩むことが
ない。従ってリール内側縁への帯状体の接触が回避で
き、ラベル接触で起る糊溜りの防止、カーボンリボンの
接触によるしわ発生が防止され、適正な印字が望めるも
のである。
【図面の簡単な説明】
図面は何れも本考案のリール組立体を示し、第1図は一
方のリール側板と締付ナットとの分解斜視図、第2図は
一対のリール側板の組立状態の断側面図、第3図はリー
ル組立体の緊締装置部分の断面図である。 図中、 1…リール側板、2…リール側板 3…テーパー取付部 5…テーパースリット、8…締付ナット 11…螺子付シャフト、12…スペーサ 14…リール組立体、15…帯状体

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一対のリール側板(1,2)から構成され
    るリール組立体(14)の緊締装置において、 前記一対のリール側板(1,2)の中央にシャフト(1
    1)の貫通孔(10)が穿設され、この片方のリール側
    板(1)のみに、テーパー取付部(3)を形成し、該テ
    ーパー取付部(3)の管軸方向に複数のスリット(5)
    が設けられ、前記一対のリール側板(1,2)に穿設さ
    れた前記貫通孔(10)に挿通したシャフト(11)の
    外周上に、スペーサ(12)を介在させ、前記テーパー
    取付部(3)に、前記シャフト(11)を挿通する貫通
    孔(10)を備えたテーパー締付ナット(8)を螺着し
    て成るリール組立体の緊締装置。
JP1988123636U 1988-09-21 1988-09-21 リール組立体の緊締装置 Expired - Lifetime JPH068135Y2 (ja)

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JPH0246783U JPH0246783U (ja) 1990-03-30
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JPS6343293A (ja) * 1986-08-08 1988-02-24 オリンパス光学工業株式会社 薄膜el素子

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