JPH081864Y2 - 刷版巻込軸 - Google Patents
刷版巻込軸Info
- Publication number
- JPH081864Y2 JPH081864Y2 JP9867288U JP9867288U JPH081864Y2 JP H081864 Y2 JPH081864 Y2 JP H081864Y2 JP 9867288 U JP9867288 U JP 9867288U JP 9867288 U JP9867288 U JP 9867288U JP H081864 Y2 JPH081864 Y2 JP H081864Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- plate
- winding shaft
- axial direction
- slit
- plate winding
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Supply, Installation And Extraction Of Printed Sheets Or Plates (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本考案は輪転印刷機において刷版を版胴に緊締する刷
版巻込軸の構造に関する。
版巻込軸の構造に関する。
［従来の技術］ 従来、輪転印刷機において刷版を版胴に緊締おする刷
版巻込軸は特開昭58-22172に開示するように、刷版の咥
え頭を刷版巻込軸の切欠き部に予め装着後、刷版を版胴
に巻き付け咥え尻を前記刷版巻込軸のスリットに挿入
し、前記刷版巻込軸を巻き上げて刷版を緊締していた。
版巻込軸は特開昭58-22172に開示するように、刷版の咥
え頭を刷版巻込軸の切欠き部に予め装着後、刷版を版胴
に巻き付け咥え尻を前記刷版巻込軸のスリットに挿入
し、前記刷版巻込軸を巻き上げて刷版を緊締していた。
［考案が解決しようとする課題］ このような従来の技術においては次のような技術的課
題がある。
題がある。
従来の刷版巻込軸の構造は、構造上刷版を着脱する場
合に、咥え頭または咥え尻を自動的に着脱するのが困難
な構造であった。さらに、刷版巻込軸を回転して刷版を
引き込むと同刷版巻込軸の捩じれによって刷版には不均
一な引張力が生じた。このため前記刷版によって印刷を
すると印刷品質に悪影響を及ぼすことがあった。
合に、咥え頭または咥え尻を自動的に着脱するのが困難
な構造であった。さらに、刷版巻込軸を回転して刷版を
引き込むと同刷版巻込軸の捩じれによって刷版には不均
一な引張力が生じた。このため前記刷版によって印刷を
すると印刷品質に悪影響を及ぼすことがあった。
考案は上述した問題に鑑みて成されたものでその目的
とするところは、刷版を版胴に短時間に確実に緊締する
ことのできる刷版巻込軸を提供することにある。
とするところは、刷版を版胴に短時間に確実に緊締する
ことのできる刷版巻込軸を提供することにある。
［課題を解決するための手段］ 本考案は課題を解決するため、下記の手段を有する 版胴の軸線方向に沿って斜めにスリットを形成し、同
スリットに一部重複しかつ版胴の軸線方向に沿って貫通
穴を形成し、同貫通穴に回転可能に支持された刷版巻込
軸を備え、前記刷版巻込軸の両端を回転し，回転方向に
よって前記刷版の咥え頭および咥え尻を緊締、解除する
ように構成した刷版緊締装置において、 前記刷版巻込軸の軸方向一線に複数の駒を該刷版巻込
軸の軸芯に対する直角断面の外径方向に調整自在に装着
し、前記刷版巻込軸の軸方向において前記複数の駒は中
央部の駒の偏心量を大きく該刷版巻込軸の軸方向の端に
近づくにしたがって偏心量を少なくなるように成形し、
前記スリットに刷版の咥え頭および咥え尻を挿入し、前
記駒によって前記刷版の緊締を行うようにした。
スリットに一部重複しかつ版胴の軸線方向に沿って貫通
穴を形成し、同貫通穴に回転可能に支持された刷版巻込
軸を備え、前記刷版巻込軸の両端を回転し，回転方向に
よって前記刷版の咥え頭および咥え尻を緊締、解除する
ように構成した刷版緊締装置において、 前記刷版巻込軸の軸方向一線に複数の駒を該刷版巻込
軸の軸芯に対する直角断面の外径方向に調整自在に装着
し、前記刷版巻込軸の軸方向において前記複数の駒は中
央部の駒の偏心量を大きく該刷版巻込軸の軸方向の端に
近づくにしたがって偏心量を少なくなるように成形し、
前記スリットに刷版の咥え頭および咥え尻を挿入し、前
記駒によって前記刷版の緊締を行うようにした。
［作用］ 本考案の刷版巻込軸は、次のように作用する。
版胴のスリットに対し、刷版の咥え頭および咥え尻を
重ねて挿入し、刷版巻込軸を回転することにより、軸方
向一線に複数の駒が刷版の咥え頭および咥え尻に対して
押圧し、刷版を版胴内に巻き込む。前記複数の駒は中央
部の駒の偏心量を大きく、端に近づくにしたがって偏心
量が少なくなっているので、刷版巻込軸に捩じれが生じ
ても、刷版を均一な力で引張ることができる。
重ねて挿入し、刷版巻込軸を回転することにより、軸方
向一線に複数の駒が刷版の咥え頭および咥え尻に対して
押圧し、刷版を版胴内に巻き込む。前記複数の駒は中央
部の駒の偏心量を大きく、端に近づくにしたがって偏心
量が少なくなっているので、刷版巻込軸に捩じれが生じ
ても、刷版を均一な力で引張ることができる。
［実施例］ 本考案の一実施例について図面、第１図、第２図を参
照して説明する。第１図は版胴の断面図で、第２図は刷
版巻込軸の断面図示す。
照して説明する。第１図は版胴の断面図で、第２図は刷
版巻込軸の断面図示す。
両図において、１は版胴で、版胴１には版胴の軸線方
向に沿って斜めにスリット２を形成し、かつ同スリット
に一部重複した貫通穴７を版胴１と平行に形成してい
る。そして、貫通穴７内には刷版巻込軸３を配設してい
る。
向に沿って斜めにスリット２を形成し、かつ同スリット
に一部重複した貫通穴７を版胴１と平行に形成してい
る。そして、貫通穴７内には刷版巻込軸３を配設してい
る。
刷版巻込軸３の径方向にはボルト穴５を穴開けし、軸方
向一線に複数の駒４を配設し、複数の駒４はボルト６に
より固定している。第１図において、版巻込軸３の径Ｒ
は中心Ｏ1を中心とした円で、駒４の円弧面はＯ2を中心
とする半径Ｒ1の円弧であり、駒４の外周面は版巻込軸
３の外周面より突出している。また、駒４は刷版巻込軸
の軸芯に対する直角断面の外径方向に調整自在とするた
め、スペーサ4aを敷いて版巻込軸３に固定されている。
そして、複数の駒４は中央部の駒４の偏心量を大きく、
端に近づくにしたがって偏心量を少なくするように成形
している。
向一線に複数の駒４を配設し、複数の駒４はボルト６に
より固定している。第１図において、版巻込軸３の径Ｒ
は中心Ｏ1を中心とした円で、駒４の円弧面はＯ2を中心
とする半径Ｒ1の円弧であり、駒４の外周面は版巻込軸
３の外周面より突出している。また、駒４は刷版巻込軸
の軸芯に対する直角断面の外径方向に調整自在とするた
め、スペーサ4aを敷いて版巻込軸３に固定されている。
そして、複数の駒４は中央部の駒４の偏心量を大きく、
端に近づくにしたがって偏心量を少なくするように成形
している。
次に実施例の動作について述べる。
版胴１のスリット２に対し、刷版10の咥え頭10aおよ
び咥え尻10bを挿入し、刷版巻込軸３の両端を回転する
ことにより、軸方向一線に複数の駒４が刷版10の咥え頭
10a咥え尻10bに対して押圧し、刷版10を版胴１内に巻き
込み、刷版10を均一な力で引張ることができる。
び咥え尻10bを挿入し、刷版巻込軸３の両端を回転する
ことにより、軸方向一線に複数の駒４が刷版10の咥え頭
10a咥え尻10bに対して押圧し、刷版10を版胴１内に巻き
込み、刷版10を均一な力で引張ることができる。
［考案の効果］ 考案の刷版巻込軸は刷版を版胴に短時間に確実に緊締
することができると共に、複数の駒は中央部の駒の偏心
量を大きく、端に近づくにしたがって偏心量が少なくな
っているので、刷版巻込軸に捩じれが生じても、刷版を
均一な力で引張ることができる。
することができると共に、複数の駒は中央部の駒の偏心
量を大きく、端に近づくにしたがって偏心量が少なくな
っているので、刷版巻込軸に捩じれが生じても、刷版を
均一な力で引張ることができる。
図は、本考案の刷版巻込軸の一実施例を示す。第１図は
版胴の断面図で、第２図は刷版巻込軸の断面図示す。 1:版胴、2:スリット 3:刷版巻込軸、4:駒 5:ボルト穴、6:ボルト 7:貫通穴、10:刷版
版胴の断面図で、第２図は刷版巻込軸の断面図示す。 1:版胴、2:スリット 3:刷版巻込軸、4:駒 5:ボルト穴、6:ボルト 7:貫通穴、10:刷版
Claims (1)
- 【請求項１】版胴の軸線方向に沿って斜めにスリットを
形成し、同スリットに一部重複しかつ版胴の軸線方向に
沿って貫通穴を形成し、同貫通穴に回転可能に支持され
た刷版巻込軸を備え、前記刷版巻込軸の両端を回転し、
回転方向によって前記刷版の咥え頭および咥え尻を緊
締、解除するように構成した刷版緊締装置において、 前記刷版巻込軸の軸方向一線に複数の駒を該刷版巻込軸
の軸芯に対する直角断面の外径方向に調整自在に装着
し、 前記刷版巻込軸の軸方向において前記複数の駒は中央部
の駒の偏心量を大きく該刷版巻込軸の軸方向の端に近づ
くにしたがって偏心量を少なくなるように成形し、前記
スリットに刷版の咥え頭および咥え尻を挿入し、前記駒
によって前記刷版の緊締を行うことを特徴とする刷版巻
込軸。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9867288U JPH081864Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 刷版巻込軸 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9867288U JPH081864Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 刷版巻込軸 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0219534U JPH0219534U (ja) | 1990-02-08 |
| JPH081864Y2 true JPH081864Y2 (ja) | 1996-01-24 |
Family
ID=31325153
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9867288U Expired - Lifetime JPH081864Y2 (ja) | 1988-07-26 | 1988-07-26 | 刷版巻込軸 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH081864Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-07-26 JP JP9867288U patent/JPH081864Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0219534U (ja) | 1990-02-08 |
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