JPH0339247Y2 - - Google Patents

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JPH0339247Y2
JPH0339247Y2 JP17685384U JP17685384U JPH0339247Y2 JP H0339247 Y2 JPH0339247 Y2 JP H0339247Y2 JP 17685384 U JP17685384 U JP 17685384U JP 17685384 U JP17685384 U JP 17685384U JP H0339247 Y2 JPH0339247 Y2 JP H0339247Y2
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impression cylinder
steel plate
cylinder
sewing machine
bent
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JP17685384U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は枚葉印刷機の印刷圧胴,ミシン圧胴,
ナンバー圧胴等に巻き付ける金属帯板を圧胴の周
面に完全に圧接密着させる装置に関するものであ
る。印刷された枚葉紙に縦、或は横のミシン目を
入れるには、普通圧胴の後方に渡し胴を介してミ
シン圧胴を設け、このミシン圧胴上に縦、或は横
ミシン刃を押圧回転させていわゆるミシン掛けを
行つているが、繰り返しミシン掛けによつて圧胴
表面が損傷するのを防止するため薄い金属板例え
ば鋼板を巻きつけている。ミシン圧胴を設けない
場合は前記印刷圧胴,ナンバー圧胴等でミシン掛
けをすることもあり、ミシン掛けする部分にだけ
鋼板を巻きつけて圧銅板表面を保護している。従
来のミシン圧胴に金属板を巻き付ける装置は第1
図の様に圧胴21の切欠端面22aの角部23a
に、鋼板24の一端を折り曲げて係合させ、胴張
板25で締め付けると共に、鋼板の他端はそのま
ま或は軽く折り曲げて他方の切欠端面22bの角
部23bに当て、端片24aを介して張り軸26
に巻き付けられ、張り軸26に固定したウオーム
ホイール27を圧胴に固定されたウオーム28で
廻すことにより、鋼板を圧胴上に張る機構になつ
ている。然し比の装置では鋼板を完全に圧胴表面
に沿わせて張ることが難しく、例えば角部23a
に係合させる鋼板の折り曲げ角度が丁度角部23
aの角度に一致しないと、鋼板を張つたときその
折り曲げ部分に近い位置で鋼板が圧胴表面から浮
き上り、鋼板表面に僅かな凹凸が生ずる。又角部
23bに於ても鋼板端の折り曲げ角度が一致しな
い時には同様な現象が生ずる。或は張り軸26を
巻いたとき、前記鋼板の折り曲げ部分の位置が角
部23bに一致しなかつたときも同様である。鋼
板24に前もつて曲げ部分を与えないで真直ぐの
状態で引張つたときも、浮きを生ずることは勿論
である。この様に圧胴に巻き付けた鋼板表面上に
僅かな凹凸が生じても横ミシン目入れの場合ミシ
ン刃先は直線状であるから凹部にはミシン目が入
らない。縦ミシンの場合は、円板形状のミシン刃
を圧胴軸に直角に押し付けるため、少々の凹凸が
あつても押圧力を大きくすれば、ミシン刃は鋼板
表面に沿つて回転接触しミシン目を入れることも
できるが、強い押圧力はミシン刃の損傷を早める
ことになる。前記横ミシンの場合は押圧力を大に
しても凹部にミシン刃を接触させることは困難
で、その調整に手間がかかり機械騒音が激しくて
徒らにミシン刃先の損傷を招くばかりである。以
上の理由で圧胴に巻かれた金属板は圧胴表面に密
着し、その表面は完全な円筒面でなければならな
い。本考案はこの目的を達するための金属板端の
固定装置に関するもので、特殊な金具を用いて金
属板の固定位置を圧胴切欠端面の角部から適宜の
距離をおくことにより、角部における金属板を圧
胴円周の接線方向に張る様にしたものである。以
下本考案の構成作用効果を第2〜4図の実施例に
よつて説明する。この実施例は印刷圧胴,渡し胴
等に対して、2倍の胴径を有するミシン圧胴にお
けるものであるが、普通径のミシン圧胴にも適用
できること勿論である。第2図において倍胴径の
ミシン圧胴1の2個の切欠部2の端面を各々2
a,2bとし、2aは胴爪3側の端面、2bは反
対側の端面とする。鋼板4は前記端面2a,2b
間のミシン圧胴表面に張設され、その一端折曲げ
部分4aは取付金具5の角部で係合され、押え板
6aを介して締付ボルト7aで取付金具5に固定
されている。取付金具5aはその両端においてミ
シン圧胴に固定され、その位置に切欠部端面2a
の角部10aより可なりの距離離れており、この
実施例では切欠部2の略々中央に位置している。
又この巻き付けられた鋼板の他端の折り曲げ部分
4bは張り金具8の角部で係合され、押え板6b
を介して締付ボルト7bで張り金具8に固定され
ている。又張り金具8は切欠部の端面2bに形成
された段部2c上を円周方向にスライドすること
ができ、張りボルト9によつて段部2c上の位置
を変えることができる。張りボルト9の雄ねじは
張り金具8の雌ねじに螺合し、その先端は前記段
部の端面2dに当接押圧している。張りボルト9
の回転により張り金具8の位置を変え鋼板4の張
力を増減させることができる。図の様に取付金具
5と張り金具8に係合した鋼板4の折り曲げ部分
4a,4bは、何れもミシン圧胴切欠部の端面角
部10a,10bより可なりの距離離れているの
で、端面角部10a,10bに於ける鋼板4の張
られる方向はミシン圧胴円周の接線方向に近く、
折り曲げ部分の影響はミシン圧胴上に張られた鋼
板には及ばない。即ち前述の鋼板の折り曲げ部分
4a,4bの影響による鋼板表面の微小な凹凸の
発生は、切欠部端面角部と折り曲げ部分間に生
じ、ミシン圧胴と密着する鋼板には及ばない。又
切欠部2b側においては張り金具自身が鋼板と係
合したままで張力調整時に移動するから、折り曲
げ部分4bと張り金具8の角部がずれて位置が異
なる様なことは起らず、ずれによる鋼板の凹凸は
生じない。切欠部胴爪側における鋼板4の端面2
aよりの突出した部分は、胴爪3、渡爪11の作
動の邪魔になり、その揺動運動を妨げるから、そ
の作動位置に対応して第3図の様に胴爪3の出入
する長孔12a,12b,12c…,渡爪11の
出入する短孔13a,13b,13c…を交互に
一列に設けて、爪の作動に差支えのない様にして
ある。本考案は上記実施例で示した様な構成作用
を有するものであつて、ミシン圧胴に張設する鋼
板の取付装置の改良により、ミシン目入れ、特に
横ミシン目入れの不良発生を完全になくし得るも
のである。又本考案は実施例のミシン圧胴のみな
らず前述の様に印刷機の改圧胴に金属帯板その他
の硬板を巻き付けるときも適用される。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のミシン圧胴に鋼板を巻き付けた
状態を示す断面図、第2〜4図は本考案の実施例
を示し、第2図は2倍胴のミシン圧胴に鋼板を巻
き付けた状態の一部断面略図、第3図は鋼板の展
開平面図、第4図は同側面図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 枚葉印刷機の圧胴に巻き付ける金属帯板の両端
    を折り曲げ、その一端の折曲げ部分近傍部に胴爪
    の出入りする長孔と渡爪の出入りする短孔を交互
    に一列に設け、圧胴切欠部の胴爪側の爪後方位置
    には、前記金属帯板の一端折り曲げ部分を係合固
    定する取付金具を設け、又圧胴切欠部の他端側に
    は、前記金属帯板の他端折り曲げ部分を係合固定
    すると共に圧胴円周方向にスライドして、鋼板の
    張力を調節できる張り金具を設けて、前記金属帯
    板をこの両金具を介して圧胴周面に圧接密着して
    巻き付けるようにした枚葉印刷機の圧胴における
    金属帯板巻付け装置。
JP17685384U 1984-11-21 1984-11-21 Expired JPH0339247Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS6193243U JPS6193243U (ja) 1986-06-16
JPH0339247Y2 true JPH0339247Y2 (ja) 1991-08-19

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