JPH04319442A - 輪転印刷機のブランケット巻込装置 - Google Patents
輪転印刷機のブランケット巻込装置Info
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- JPH04319442A JPH04319442A JP8876891A JP8876891A JPH04319442A JP H04319442 A JPH04319442 A JP H04319442A JP 8876891 A JP8876891 A JP 8876891A JP 8876891 A JP8876891 A JP 8876891A JP H04319442 A JPH04319442 A JP H04319442A
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、輪転印刷機に係わり、
特に、輪転印刷機のブランケット胴に内蔵されブランケ
ット胴の外周にブランケットを巻き付け固定するブラン
ケット巻込装置に関する。
特に、輪転印刷機のブランケット胴に内蔵されブランケ
ット胴の外周にブランケットを巻き付け固定するブラン
ケット巻込装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】輪転印刷機は、給紙部から連続的に巻き
出された走行紙を印刷ユニットで連続印刷するものであ
る。輪転印刷機における印刷法として、凸版印刷、凹版
印刷（グラビア）印刷およびオフセット印刷がある。こ
のオフセット印刷は、版に着肉したインキを一度ブラン
ケットに移して、ブランケットから被印刷体にインキを
転移させる間接印刷法である。
出された走行紙を印刷ユニットで連続印刷するものであ
る。輪転印刷機における印刷法として、凸版印刷、凹版
印刷（グラビア）印刷およびオフセット印刷がある。こ
のオフセット印刷は、版に着肉したインキを一度ブラン
ケットに移して、ブランケットから被印刷体にインキを
転移させる間接印刷法である。
【０００３】このブランケット胴の外周に巻き付けるブ
ランケットの巻込みは、従来、図７〜図１０に示す如き
構成に基づいて行われている。１はブランケット胴。２
はブランケットで、図１０に示す如く、ブランケット胴
１の外周に巻き付けられており、図示していない版胴に
接して回転し、版胴に刷付したインキの転移を受けるも
のである。３はベアラで、ブランケット胴１の両側面に
固定されている。４、５はブランケット金具で、ブラン
ケット２の両端部に圧着されている。６は巻込軸で、ブ
ランケット胴１の内部に形成される空間７に設けられて
いる。８、９は軸受で、ベアラ３に支持され、巻込軸６
および巻込軸１２をそれぞれ回転自在に支持している。 １０はウォームホイルで、巻込軸６および巻込軸１２の
一端に設けられている。１１および１３は装着溝で、そ
れぞれ、巻き込み軸６及び１２に形成され、ブランケッ
ト金具４を装着する。したがって、装着溝１１、１３の
幅Ｗは、ブランケット金具４の厚さのバラツキや長手方
向の曲り等があっても十分に装着できるようにブランケ
ット金具４の幅Ｔよりも十分広い距離を持たせてある。 このようにブランケット胴１の内部に形成される空間７
に回転自在に設けられている巻込軸６と巻込軸１２とに
よってブランケット巻込装置が構成されている。
ランケットの巻込みは、従来、図７〜図１０に示す如き
構成に基づいて行われている。１はブランケット胴。２
はブランケットで、図１０に示す如く、ブランケット胴
１の外周に巻き付けられており、図示していない版胴に
接して回転し、版胴に刷付したインキの転移を受けるも
のである。３はベアラで、ブランケット胴１の両側面に
固定されている。４、５はブランケット金具で、ブラン
ケット２の両端部に圧着されている。６は巻込軸で、ブ
ランケット胴１の内部に形成される空間７に設けられて
いる。８、９は軸受で、ベアラ３に支持され、巻込軸６
および巻込軸１２をそれぞれ回転自在に支持している。 １０はウォームホイルで、巻込軸６および巻込軸１２の
一端に設けられている。１１および１３は装着溝で、そ
れぞれ、巻き込み軸６及び１２に形成され、ブランケッ
ト金具４を装着する。したがって、装着溝１１、１３の
幅Ｗは、ブランケット金具４の厚さのバラツキや長手方
向の曲り等があっても十分に装着できるようにブランケ
ット金具４の幅Ｔよりも十分広い距離を持たせてある。 このようにブランケット胴１の内部に形成される空間７
に回転自在に設けられている巻込軸６と巻込軸１２とに
よってブランケット巻込装置が構成されている。
【０００４】ブランケット胴１の外周へのブランケット
２の巻き付けは、まず、ブランケット２の巻両端部に圧
着されているブランケット金具４、５のいずれか一方の
ブランケット金具、例えばブランケット金具４の先端を
図９に示す如く装着溝１１の底面１１Ａに当るまで挿着
してから、図１０に示す如く、ウォームホイル１０を介
して巻込軸６を矢印Ａに示す方向に回す。すると、ブラ
ンケット金具４は、ブランケット２の引張力によって傾
斜して引っ張られ、ブランケット金具４が斜めになり、
その上面の角４Ａと先端の角４Ｂが楔のようになってロ
ックされた状態となる。一方、ブランケット金具５の先
端をブランケット金具４同様、装着溝１３の底面に当た
るまで挿着してから、ウォームホイル１０を介して巻込
軸１２を回転させると、ブランケット金具５が楔のよう
になって装着溝１３内にロックされた状態となる。この
ようにして、ブランケット２をブラケット胴１の表面に
巻き付けることができる。
２の巻き付けは、まず、ブランケット２の巻両端部に圧
着されているブランケット金具４、５のいずれか一方の
ブランケット金具、例えばブランケット金具４の先端を
図９に示す如く装着溝１１の底面１１Ａに当るまで挿着
してから、図１０に示す如く、ウォームホイル１０を介
して巻込軸６を矢印Ａに示す方向に回す。すると、ブラ
ンケット金具４は、ブランケット２の引張力によって傾
斜して引っ張られ、ブランケット金具４が斜めになり、
その上面の角４Ａと先端の角４Ｂが楔のようになってロ
ックされた状態となる。一方、ブランケット金具５の先
端をブランケット金具４同様、装着溝１３の底面に当た
るまで挿着してから、ウォームホイル１０を介して巻込
軸１２を回転させると、ブランケット金具５が楔のよう
になって装着溝１３内にロックされた状態となる。この
ようにして、ブランケット２をブラケット胴１の表面に
巻き付けることができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このようなブランケッ
ト巻込装置で、ブランケット金具４の先端を巻込軸６の
装着溝１１の底面１１Ａにきちんと当てたまま巻き込む
には、ブランケット金具４を常に底面１１Ａに押し付け
ていないとできない。しかし、巻込軸６を回転させると
挿着溝１１の開口部の向きが変わるため、ブランケット
金具４を挿着溝１１の液面１１Ａに押し付けることがで
きなくなる。このため、巻き込み軸６の回転により、挿
着溝１１内でブランケット金具４が傾斜し、その上面の
角４Ａと先端の角４Ｂが引っ掛かるとき、ブランケット
金具４の一端が滑り、巻込軸６の軸心との平行がくずれ
た状態で引掛かったり、角４Ａ、４Ｂが装着溝１１の側
面に引掛からずに装着溝１１から抜ける等のトラブルが
発生し易く、数度やり直さなければならないことがあり
、甚だしく手間を要するという問題点を有している。 また、ブランケット金具４と巻込軸６の軸心との平行が
くずれた状態でブランケット２がブランケット胴１の表
面に張られると、長手方向の片側で強く、反対側は弱い
、いわゆる片張り状態となって印刷物にダブリやスラー
等、悪影響を与えるという問題点を有している。
ト巻込装置で、ブランケット金具４の先端を巻込軸６の
装着溝１１の底面１１Ａにきちんと当てたまま巻き込む
には、ブランケット金具４を常に底面１１Ａに押し付け
ていないとできない。しかし、巻込軸６を回転させると
挿着溝１１の開口部の向きが変わるため、ブランケット
金具４を挿着溝１１の液面１１Ａに押し付けることがで
きなくなる。このため、巻き込み軸６の回転により、挿
着溝１１内でブランケット金具４が傾斜し、その上面の
角４Ａと先端の角４Ｂが引っ掛かるとき、ブランケット
金具４の一端が滑り、巻込軸６の軸心との平行がくずれ
た状態で引掛かったり、角４Ａ、４Ｂが装着溝１１の側
面に引掛からずに装着溝１１から抜ける等のトラブルが
発生し易く、数度やり直さなければならないことがあり
、甚だしく手間を要するという問題点を有している。 また、ブランケット金具４と巻込軸６の軸心との平行が
くずれた状態でブランケット２がブランケット胴１の表
面に張られると、長手方向の片側で強く、反対側は弱い
、いわゆる片張り状態となって印刷物にダブリやスラー
等、悪影響を与えるという問題点を有している。
【０００６】本発明は、熟練を要することなく誰にでも
簡単にブランケットをブランケット胴に取り付けられる
ようにした輪転印刷機のブランケット巻込装置を提供す
ることを目的としている。
簡単にブランケットをブランケット胴に取り付けられる
ようにした輪転印刷機のブランケット巻込装置を提供す
ることを目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の輪転印刷機のブランケット巻込装置におい
ては、ブランケット胴の内部に該胴の中心軸と平行に、
軸方向にブランケット金具を装着する装着溝を形成した
２本の巻込軸を回転自在に設け、ブランケット金具の一
方を前記一方の巻込軸の装着溝に装着し、ブランケット
胴の外周にブランケットを巻き付けた後他方のブランケ
ット金具を前記他方の巻込軸の装着溝に装着し、２つの
巻込軸を相反する方向に回転させることによりブランケ
ットをブランケット胴の外周に締め付け固定するブラン
ケット巻込装置において、上記巻込軸に形成された装着
溝の開口部近傍に、該装着溝内方向に向かって突出し上
記ブランケット金具の角部と係合する突部を設けたもの
である。
に、本発明の輪転印刷機のブランケット巻込装置におい
ては、ブランケット胴の内部に該胴の中心軸と平行に、
軸方向にブランケット金具を装着する装着溝を形成した
２本の巻込軸を回転自在に設け、ブランケット金具の一
方を前記一方の巻込軸の装着溝に装着し、ブランケット
胴の外周にブランケットを巻き付けた後他方のブランケ
ット金具を前記他方の巻込軸の装着溝に装着し、２つの
巻込軸を相反する方向に回転させることによりブランケ
ットをブランケット胴の外周に締め付け固定するブラン
ケット巻込装置において、上記巻込軸に形成された装着
溝の開口部近傍に、該装着溝内方向に向かって突出し上
記ブランケット金具の角部と係合する突部を設けたもの
である。
【０００８】
【作用】ブランケットの両端部にそれぞれ圧着されてい
るブランケット金具の一方を一方の巻込軸の装着溝に装
着する。しかる後、ウォームホイルを介して巻込軸を回
す。すると、ブランケットが巻込軸に巻き込まれ、ブラ
ンケット金具は、ブランケットの引張力によって引っ張
られ、装着溝内で装着溝に対して傾斜する。この傾斜に
よってブランケット金具の上面の角が装着溝の内部方向
に向かって突出する突部又は突起部の係合部に係合する
。そして、ブランケット胴を１回転させ、ブランケット
をブランケット胴に巻き付ける。次いで、ブランケット
に圧着されている他方のブランケット金具を他方の巻込
軸の装着溝に装着する。しかる後、ウォームホイルを介
してブランケットを回していくと、ブランケット金具は
、ブランケットの引張力によって引っ張られて傾斜しブ
ランケット金具の上面の角が装着溝の内部方向に向かっ
て突出する突部又は突起部の係合部に係合する。さらに
ウォームホイルによって巻込軸を回していくと、ブラン
ケットがブランケット胴の表面に固く巻き付いていく。 そして、所定の固さに締め付けると、ウォームホイルに
よる回転を停止する。
るブランケット金具の一方を一方の巻込軸の装着溝に装
着する。しかる後、ウォームホイルを介して巻込軸を回
す。すると、ブランケットが巻込軸に巻き込まれ、ブラ
ンケット金具は、ブランケットの引張力によって引っ張
られ、装着溝内で装着溝に対して傾斜する。この傾斜に
よってブランケット金具の上面の角が装着溝の内部方向
に向かって突出する突部又は突起部の係合部に係合する
。そして、ブランケット胴を１回転させ、ブランケット
をブランケット胴に巻き付ける。次いで、ブランケット
に圧着されている他方のブランケット金具を他方の巻込
軸の装着溝に装着する。しかる後、ウォームホイルを介
してブランケットを回していくと、ブランケット金具は
、ブランケットの引張力によって引っ張られて傾斜しブ
ランケット金具の上面の角が装着溝の内部方向に向かっ
て突出する突部又は突起部の係合部に係合する。さらに
ウォームホイルによって巻込軸を回していくと、ブラン
ケットがブランケット胴の表面に固く巻き付いていく。 そして、所定の固さに締め付けると、ウォームホイルに
よる回転を停止する。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。図
１〜図３には、本願第１の発明に係る輪転印刷機のブラ
ンケット巻込装置の一実施例が示されている。
１〜図３には、本願第１の発明に係る輪転印刷機のブラ
ンケット巻込装置の一実施例が示されている。
【００１０】図において、１はブランケット胴、２はブ
ランケット、３はベアラ、４はブランケット金具、８、
９は軸受、１０はウォームホイルで、図７〜図１０にお
いて説明した部材と同様である。
ランケット、３はベアラ、４はブランケット金具、８、
９は軸受、１０はウォームホイルで、図７〜図１０にお
いて説明した部材と同様である。
【００１１】２０は巻込軸（２本で一対となっている）
で、ブランケット胴１の内部に形成される空間７に設け
られている。この巻込軸２０は図１に示す如く軸受８、
９を介してベアラ３に回転自在に支持されている。２１
は装着溝で、ブランケット金具４を装着するものである
。２２は突部で、装着溝２１に２個以上設けられている
。この突部２２の係合部２２Ａの幅Ｙは、ブランケット
金具４の上面の角４Ａが係合するに十分な幅となってい
る。また、この装着溝２１の突部２２の先端と装着溝２
１の他端との開口幅Ｘは、ブランケット金具４の有する
厚さの公差分や長手方向に於ける曲りを考慮したブラン
ケット金具４の厚さＴよりも大きく、且つ必要以上に広
くない幅となっている。したがって、装着溝２１の幅Ｗ
は、装着溝２１の突部２２の先端と装着溝２１の他端と
の開口幅Ｘと、ブランケット金具４の有する厚さの公差
分や長手方向に於ける曲りを考慮したブランケット金具
４の厚さＴとを合計した幅となっている。また、ブラン
ケット金具４の高さＨと、装着溝２１の突部２２の係合
部２２Ａから底面２１Ａまでの深さＺとは、Ｈ＜Ｚなる
関係を有している。
で、ブランケット胴１の内部に形成される空間７に設け
られている。この巻込軸２０は図１に示す如く軸受８、
９を介してベアラ３に回転自在に支持されている。２１
は装着溝で、ブランケット金具４を装着するものである
。２２は突部で、装着溝２１に２個以上設けられている
。この突部２２の係合部２２Ａの幅Ｙは、ブランケット
金具４の上面の角４Ａが係合するに十分な幅となってい
る。また、この装着溝２１の突部２２の先端と装着溝２
１の他端との開口幅Ｘは、ブランケット金具４の有する
厚さの公差分や長手方向に於ける曲りを考慮したブラン
ケット金具４の厚さＴよりも大きく、且つ必要以上に広
くない幅となっている。したがって、装着溝２１の幅Ｗ
は、装着溝２１の突部２２の先端と装着溝２１の他端と
の開口幅Ｘと、ブランケット金具４の有する厚さの公差
分や長手方向に於ける曲りを考慮したブランケット金具
４の厚さＴとを合計した幅となっている。また、ブラン
ケット金具４の高さＨと、装着溝２１の突部２２の係合
部２２Ａから底面２１Ａまでの深さＺとは、Ｈ＜Ｚなる
関係を有している。
【００１２】ブランケット２の両端部にそれぞれ圧着さ
れているブランケット金具４の一方を一方の巻込軸２０
の装着溝２１に装着する。しかる後、ウォームホイル１
０を介して巻込軸２０を回す。すると、ブランケット２
が巻込軸２０に巻き込まれ、ブランケット金具４は、ブ
ランケット２の引張力によって引っ張られ、装着溝２１
内で装着溝２１に対して傾斜する。この傾斜によってブ
ランケット金具４の上面の角４Ａが装着溝２１の内部方
向に向かって突出する突部２２の係合部２２Ａに係合す
る。そして、ブランケット胴１を１回転させ、ブランケ
ット２をブランケット胴１に巻き付ける。
れているブランケット金具４の一方を一方の巻込軸２０
の装着溝２１に装着する。しかる後、ウォームホイル１
０を介して巻込軸２０を回す。すると、ブランケット２
が巻込軸２０に巻き込まれ、ブランケット金具４は、ブ
ランケット２の引張力によって引っ張られ、装着溝２１
内で装着溝２１に対して傾斜する。この傾斜によってブ
ランケット金具４の上面の角４Ａが装着溝２１の内部方
向に向かって突出する突部２２の係合部２２Ａに係合す
る。そして、ブランケット胴１を１回転させ、ブランケ
ット２をブランケット胴１に巻き付ける。
【００１３】ついで、ブランケット２に圧着されている
他方のブランケット金具４を他方の巻込軸２０の装着溝
２１に装着する。しかる後、ウォームホイル１０を介し
て図３の図示矢印Ａに示す如く回していくと、ブランケ
ット金具４は、ブランケット２の引張力によって引っ張
られて傾斜しブランケット金具４の上面の角４Ａが装着
溝２１の内部方向に向かって突出する突部２２の係合部
２２Ａに係合する。さらにウォームホイル１０によって
巻込軸２０を回していくと、ブランケット２がブランケ
ット胴１の表面に固く巻き付いていく。そして、所定の
固さに締め付けると、ウォームホイル１０による回転を
停止する。
他方のブランケット金具４を他方の巻込軸２０の装着溝
２１に装着する。しかる後、ウォームホイル１０を介し
て図３の図示矢印Ａに示す如く回していくと、ブランケ
ット金具４は、ブランケット２の引張力によって引っ張
られて傾斜しブランケット金具４の上面の角４Ａが装着
溝２１の内部方向に向かって突出する突部２２の係合部
２２Ａに係合する。さらにウォームホイル１０によって
巻込軸２０を回していくと、ブランケット２がブランケ
ット胴１の表面に固く巻き付いていく。そして、所定の
固さに締め付けると、ウォームホイル１０による回転を
停止する。
【００１４】したがって、本実施例によれば、ブランケ
ット金具４を巻込軸２０の装着溝２１に嵌着し、ブラン
ケット２を引っ張るだけで、ブランケット金具４の上面
の角４Ａが複数の突部２２に係合し、巻込軸２１の軸心
と平行になる。
ット金具４を巻込軸２０の装着溝２１に嵌着し、ブラン
ケット２を引っ張るだけで、ブランケット金具４の上面
の角４Ａが複数の突部２２に係合し、巻込軸２１の軸心
と平行になる。
【００１５】図４には、本願第２の発明に係る輪転印刷
機のブランケット巻込装置の一実施例が示されている。
機のブランケット巻込装置の一実施例が示されている。
【００１６】図において、１はブランケット胴、２はブ
ランケット、３はベアラ、４はブランケット金具、８、
９は軸受、１０はウォームホイルで、図７〜図１０にお
いて説明した部材と同様である。
ランケット、３はベアラ、４はブランケット金具、８、
９は軸受、１０はウォームホイルで、図７〜図１０にお
いて説明した部材と同様である。
【００１７】３０は巻込軸（２本で一対となっている）
で、ブランケット胴１の内部に形成される空間７に設け
られている。この巻込軸３０は図１に示す如く軸受８、
９を介してベアラ３に回転自在に支持されている。３１
は装着溝で、ブランケット金具４を装着するものである
。３２は突起部で、装着溝３１に軸方向にブランケット
金具４の長さと等しいか、それより長く形成されている
。その他は図１に図示の前記実施例と同様である。この
ような構成としても、前記実施例と同じ作用効果を得る
ことができる。
で、ブランケット胴１の内部に形成される空間７に設け
られている。この巻込軸３０は図１に示す如く軸受８、
９を介してベアラ３に回転自在に支持されている。３１
は装着溝で、ブランケット金具４を装着するものである
。３２は突起部で、装着溝３１に軸方向にブランケット
金具４の長さと等しいか、それより長く形成されている
。その他は図１に図示の前記実施例と同様である。この
ような構成としても、前記実施例と同じ作用効果を得る
ことができる。
【００１８】図５〜図６には、本願第２の発明に係る輪
転印刷機のブランケット巻込装置の他の実施例が示され
ている。
転印刷機のブランケット巻込装置の他の実施例が示され
ている。
【００１９】図において、本実施例が図４に図示の実施
例と異なる点は、図４に図示の実施例が、突起部３２を
巻込軸３０と一体に構成しているのに対し、本実施例が
突起部を巻込軸とは別体に構成し、しかも、突起部を脱
着可能に構成している点である。他は図４に図示の実施
例と同様である。
例と異なる点は、図４に図示の実施例が、突起部３２を
巻込軸３０と一体に構成しているのに対し、本実施例が
突起部を巻込軸とは別体に構成し、しかも、突起部を脱
着可能に構成している点である。他は図４に図示の実施
例と同様である。
【００２０】すなわち、４０は巻込軸（２本で一対とな
っている）、４１は装着溝である。４２は突起部で、巻
込軸４０の軸心と平行に軸方向に所定長さ形成される突
出顎４２Ａを有する係合部材で構成され、ボルト４２Ｂ
によって着脱自在に巻込軸４０に取り付けられている。
っている）、４１は装着溝である。４２は突起部で、巻
込軸４０の軸心と平行に軸方向に所定長さ形成される突
出顎４２Ａを有する係合部材で構成され、ボルト４２Ｂ
によって着脱自在に巻込軸４０に取り付けられている。
【００２１】したがって、本実施例によれば、図４に図
示の実施例と同様の効果を得ることができる。
示の実施例と同様の効果を得ることができる。
【００２２】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、ブランケット金具を巻込軸の装着溝に嵌着
し、ブランケットを引っ張るだけで、ブランケット金具
の上面の角が段差部又は複数の突部に係合し、しかも、
この段差部又は複数の突部にブランケット金具の上面の
角を当接させるだけで、誰にでも簡単に、ブランケット
金具を巻込軸の軸心に平行に係合することができる。
ているので、ブランケット金具を巻込軸の装着溝に嵌着
し、ブランケットを引っ張るだけで、ブランケット金具
の上面の角が段差部又は複数の突部に係合し、しかも、
この段差部又は複数の突部にブランケット金具の上面の
角を当接させるだけで、誰にでも簡単に、ブランケット
金具を巻込軸の軸心に平行に係合することができる。
【００２３】また、本発明によれば、他方の巻込軸を用
いてブランケットをゴムブラケット胴の表面に固く巻き
付けるにも、他方のブランケット金具を巻込軸の装着溝
に嵌着し、巻込軸を回転させてブランケットを引っ張る
だけで、他方のブランケット金具の上面の角を段差部又
は複数の突部に係合させることができ、しかも、この段
差部又は複数の突部に他方のブランケット金具の上面の
角を当接させるだけで、誰にでも簡単に、ブランケット
金具を巻込軸の軸心に平行に係合することができる。し
たがって、他方のブランケット金具を巻込軸の装着溝に
嵌着して巻込軸を回転させるだけでブランケットをブラ
ンケット胴の表面に偏ること無く固く巻き付けることが
できる。
いてブランケットをゴムブラケット胴の表面に固く巻き
付けるにも、他方のブランケット金具を巻込軸の装着溝
に嵌着し、巻込軸を回転させてブランケットを引っ張る
だけで、他方のブランケット金具の上面の角を段差部又
は複数の突部に係合させることができ、しかも、この段
差部又は複数の突部に他方のブランケット金具の上面の
角を当接させるだけで、誰にでも簡単に、ブランケット
金具を巻込軸の軸心に平行に係合することができる。し
たがって、他方のブランケット金具を巻込軸の装着溝に
嵌着して巻込軸を回転させるだけでブランケットをブラ
ンケット胴の表面に偏ること無く固く巻き付けることが
できる。
【図１】本願第１の発明に係る輪転印刷機のブランケッ
ト巻込装置の実施例を示す全体構成図である。
ト巻込装置の実施例を示す全体構成図である。
【図２】図１の巻込軸の断面図である。
【図３】図２の巻込軸の動作状態を示す断面図である。
【図４】本願第２の発明に係る輪転印刷機のブランケッ
ト巻込装置の実施例を示す全体構成図である。
ト巻込装置の実施例を示す全体構成図である。
【図５】本願第２の発明に係る輪転印刷機のブランケッ
ト巻込装置の他の実施例を示す巻込軸の断面図である。
ト巻込装置の他の実施例を示す巻込軸の断面図である。
【図６】図５の巻込軸の動作状態を示す断面図である。
【図７】従来の輪転印刷機のブランケット巻込装置の全
体構成図である。
体構成図である。
【図８】図７のブランケット胴の断面図である。
【図９】図８の巻込軸の断面図である。
【図１０】図９の巻込軸の動作状態を示す断面図である
。
。
１………………………………ブランケット胴２…………
……………………ブランケット４…………………………
……ブランケット金具４Ａ……………………………ブラ
ンケット金具の上面の角 ２０，３０，４０……………巻込軸 ２１，３１，４１……………装着溝 ２２……………………………突部 ２２Ａ，３２Ａ………………係合部 ３２，４２……………………突起部 ４２Ａ…………………………突出顎 ４２Ｂ…………………………ボルト
……………………ブランケット４…………………………
……ブランケット金具４Ａ……………………………ブラ
ンケット金具の上面の角 ２０，３０，４０……………巻込軸 ２１，３１，４１……………装着溝 ２２……………………………突部 ２２Ａ，３２Ａ………………係合部 ３２，４２……………………突起部 ４２Ａ…………………………突出顎 ４２Ｂ…………………………ボルト
Claims (1)
- 【請求項１】 ブランケット胴の内部に該胴の中心軸
と平行に、軸方向にブランケット金具を装着する装着溝
を形成した２本の巻込軸を回転自在に設け、ブランケッ
ト金具の一方を前記一方の巻込軸の装着溝に装着し、ブ
ランケット胴の外周にブランケットを巻き付けた後他方
のブランケット金具を前記他方の巻込軸の装着溝に装着
し、２つの巻込軸を相反する方向に回転させることによ
りブランケットをブランケット胴の外周に締め付け固定
するブランケット巻込装置において、上記巻込軸に形成
された装着溝の開口部近傍に、該装着溝内方向に向かっ
て突出し上記ブランケット金具の角部と係合する突部を
設けたことを特徴とする輪転印刷機のブランケット巻込
装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8876891A JPH04319442A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 輪転印刷機のブランケット巻込装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8876891A JPH04319442A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 輪転印刷機のブランケット巻込装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04319442A true JPH04319442A (ja) | 1992-11-10 |
Family
ID=13952041
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8876891A Pending JPH04319442A (ja) | 1991-04-19 | 1991-04-19 | 輪転印刷機のブランケット巻込装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH04319442A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5487339A (en) * | 1994-02-02 | 1996-01-30 | Reeves Brothers, Inc. | Method for fastening a holding bar to a printing blanket |
| DE10224301B4 (de) | 2001-07-30 | 2022-06-15 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Vorrichtung zum Halten und Spannen eines Zylinderaufzugs |
-
1991
- 1991-04-19 JP JP8876891A patent/JPH04319442A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US5487339A (en) * | 1994-02-02 | 1996-01-30 | Reeves Brothers, Inc. | Method for fastening a holding bar to a printing blanket |
| DE10224301B4 (de) | 2001-07-30 | 2022-06-15 | Heidelberger Druckmaschinen Ag | Vorrichtung zum Halten und Spannen eines Zylinderaufzugs |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 19990518 |